JP2012156516A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012156516A
JP2012156516A JP2012047134A JP2012047134A JP2012156516A JP 2012156516 A JP2012156516 A JP 2012156516A JP 2012047134 A JP2012047134 A JP 2012047134A JP 2012047134 A JP2012047134 A JP 2012047134A JP 2012156516 A JP2012156516 A JP 2012156516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
semiconductor device
substrate
unit
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012047134A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kuraguchi
雅彦 蔵口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012047134A priority Critical patent/JP2012156516A/ja
Publication of JP2012156516A publication Critical patent/JP2012156516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Junction Field-Effect Transistors (AREA)

Abstract

【課題】素子温度の上昇を抑制する半導体装置を提供する。
【解決手段】動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、熱拡散率Dの基板と、基板上に形成され、ワイドギャップ半導体素子で横型素子の第1のトランジスタで構成される第1の素子ユニット12と、基板上に第1の素子ユニット12に隣接して形成され、第1のトランジスタと異なるタイミングで動作するワイドギャップ半導体素子で横型素子の第2のトランジスタで構成される第2の素子ユニット14とを備え、第1の素子ユニット12の重心と、第2の素子ユニット14の重心との距離が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下であることを特徴とする半導体装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力変換用半導体装置に関する。
スイッチング素子などの電力変換用半導体装置は、トランジスタやダイオードなどの能動素子が複数並列に接続されて構成される。各々の能動素子は、電力損失により自己発熱し、素子温度の上昇を招く。素子温度の上昇は素子性能の低下や素子破壊を招く。このため、最大温度に達する素子の素子温度を抑制することが重要である。従来技術としては、チップ内に素子を形成しない領域を設けることで、チップ内での温度均一化を図ったり、最大素子温度の上昇を抑制したりする技術がある(例えば、特許文献1、2参照)。
そして、電力変換用半導体装置には、高い耐圧、低いオン抵抗が求められる。高い耐圧を得るためには、高い臨界電界を有する材料を用いるのが有効である。このことから、ワイドギャップ半導体で構成された半導体素子を用いることが電力用変換用装置にとって有効である。ワイドギャップ半導体である窒化物半導体を用いて、同一基板上に電力変換用素子としてトランジスタとダイオードを形成する技術が知られている(例えば、特許文献3、4参照)。
特開2008−182122号公報 特開2007−27440号公報 特開2003−229566号公報 特開2007−180454号公報
電力変換用半導体装置では、素子温度の最大値を抑制することが、素子性能の劣化や信頼性の確保にとって重要である。しかし、従来技術の空間的に熱源を分散させる方式では十分な素子温度の抑制を実現することは困難である。また、チップ上に素子を形成しない領域を設ける場合は、その分チップ面積の増加を招き、コストの上昇につながるという問題点もある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、素子温度の上昇を抑制する半導体装置を提供することにある。
本発明の第1の態様の半導体装置は、動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、熱拡散率Dの基板と、前記基板上に形成され、ワイドギャップ半導体素子で横型素子の第1のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第1の素子ユニットと、前記基板上に前記第1の素子ユニットに隣接して形成され、前記第1のトランジスタと異なるタイミングで動作するワイドギャップ半導体素子で横型素子の第2のトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が前記平面上に形成される第2の素子ユニットとを備え、前記第1の素子ユニットの重心と、前記第2の素子ユニットの重心との距離が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下であることを特徴とする。
本発明の第2の態様の半導体装置は、動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、熱拡散率Dの基板と、前記基板上に形成され、ワイドギャップ半導体素子で横型素子の第1のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第1の素子ユニットと、前記基板上に前記第1の素子ユニットに隣接して形成され、前記第1のトランジスタと異なるタイミングで動作するワイドギャップ半導体素子で横型素子の第2のトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第2の素子ユニットとを備え、前記第1の素子ユニットと前記第2の素子ユニットとが一定の周期で配置され、前記周期の半分が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下であることを特徴とする。
本発明によれば、素子温度の上昇を抑制する半導体装置を提供することが可能となる。
第1の実施の形態の半導体装置の上面図である。 図1のA−A断面図である。 第1の実施の形態の基板および半導体層の構造を示す断面図である。 第1の実施の形態の半導体装置の等価回路を示す図である。 図4の等価回路の外部に負荷を接続して動作させたときの電流値を示す図である。 第1の実施の形態の半導体装置のトランジスタの素子温度の時間変化を示す図である。 図6から動作時間を増やした場合のトランジスタの素子温度の時間変化を示す図である。 第1の実施の形態の半導体装置において、周波数を変化させた場合の素子温度上昇の抑制効果を示す図である。 第1の実施の形態の半導体装置において、素子温度上昇の抑制効果が得られる領域を示す図である。 第1の実施の形態の変形例の半導体装置の断面図である。 第1の実施の形態の変形例の半導体装置の等価回路を示す図である。 第2の実施の形態の半導体装置の上面図である。 第2の実施の形態の半導体装置の一部を示す斜視図である。 第2の実施の形態の変形例の半導体装置の上面図である。 第3の実施の形態の半導体装置の上面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
本明細書中「重心」とは2次元図形における幾何学的な重心を意味する。すなわち、ある2次元図形において、その周りでの一次モーメントが0である点のことを意味する。そして、本明細書中では、2次元図形形状を有する能動素子の位置および発熱位置を、その2次元図形の「重心」位置で代表させる。
また、本明細書中「素子ユニット」とは、同一機能を有する素子が固まって形成する集合体を意味し、単体素子の場合をも含む概念とする。
また、本明細書中、2個の素子が「異なるタイミングで動作する」とは、いずれか一方が動作、他方が非動作となる状態が必ず存在することを意味する。すなわち、2個の素子が同時に動作を開始し、同時に動作を終了することがないことを意味する。
また、本明細書中、「ワイドギャップ半導体」とは、Siよりもバンドギャップの広い半導体を意味するものとする。
また、本明細書中、「D」は基板の材料で決まる熱拡散率であり、熱伝導率kを密度と比熱容量で割った値である。
また、本明細書中、「素子温度」とは、半導体装置のチャネルやジャンクションの温度を意味するものとする。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態の半導体装置は、動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、熱拡散率Dの基板と、基板上に形成され、第1の能動素子で構成される第1の素子ユニットと、基板上に第1の素子ユニットに隣接して形成され、第1の能動素子と異なるタイミングで動作する第2の能動素子で構成される第2の素子ユニットとを備えている。そして、第1の素子ユニットの重心と、第2の素子ユニットの重心との距離が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下である。
図1は、本実施の形態の半導体装置の上面図である。また、図2は図1のA−A断面図である。
本実施の形態の半導体装置100は、動作周波数fで動作可能な電力変換用半導体装置である。すなわち、半導体装置100は、動作時に動作周波数fで動作する。半導体装置100は、熱拡散率Dの基板10を有する。そして、基板10上に、トランジスタ(第1の能動素子)単体で構成されるトランジスタユニット12(第1の素子ユニット)と、ダイオード(第2の能動素子)単体で構成されるダイオードユニット14(第2の素子ユニット)とが隣接して形成されている。
このトランジスタユニット12を構成するトランジスタと、ダイオードユニット14を構成するトランジスタはそれぞれ異なるタイミングで動作する。そして、トランジスタユニット12とダイオードユニット14とが一方向に一定の周期cで交互に分散配置される。さらに、トランジスタユニット12の重心gtと、ダイオードユニット14の重心gdとの距離dが熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下となっている。
全てのトランジスタユニット12は、第1の電極16と第2の電極18と制御電極20により構成されている。それぞれの電極は、第1の共通電極22と第2の共通電極24と共通制御電極26に電気的に接続されている。
また、全てのダイオードユニット14は、第1の電極16と第2の電極18により構成されている。それぞれの電極は、第1の共通電極22と第2の共通電極24と電気的に接続されている。
このように、トランジスタタユニット12とダイオードユニット14は並列接続されている。図1においては、トランジスタユニット12とダイオードユニット14は図の縦方向に周期的に配置されている。したがって、素子ユニット間の間隔は周期cの半分であるc/2、あるいはトランジスタユニット12の重心gtからダイオードユニット14の重心gd間の距離dである。半導体装置100では、周期cの半分であるc/2は距離dに等しい。したがって、c/2も熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下である。
また、図2に示される第1の電極16aと第2の電極18は半導体層30と電気的にオーミック接続されている。また、第1の電極16bと制御電極20は半導体層30と電気的にショットキー接続されている。
トランジスタユニット12は第1の電極16aと第2の電極18と制御電極20から構成される。ダイオードユニット14は第1の電極16bと第2の電極18から構成されている。
トランジスタユニット12では、第1の電極16aはソース電極として、第2の電極18はドレイン電極として、制御電極20は、ゲート電極として機能する。ダイオードユニット14では、第1の電極16bはアノード電極として、第2の電極18はカソード電極として機能する。また、第1の電極16aと第1の電極16bは電気的に接続されている。
図3は、本実施の形態の基板および半導体層の構造を示す断面図である。図2に示される基板10と半導体層30の詳細な層構造が示されている。例えば、Siの基板10上に、バッファー層30a、GaN層30bとAlGaN層30cとが積層されている。
AlGaN層30c上に電極と絶縁膜を形成することにより、窒化物半導体素子として、トランジスタやダイオードを形成することができる。また、本実施の形態において、層構造は必ずしもこの層構造に限定されることなく、同一基板上に電流を流すタイミングの異なる2種類以上の能動素子が形成可能であればよい。
図4は、本実施の形態の半導体装置の等価回路を示す図である。スイッチング素子としてのトランジスタに対して、並列にダイオードが接続されている。
図5は、図4の等価回路の外部に負荷を接続して動作させたときの電流値を示す図である。共通制御電極26に電圧を印加し、トランジスタのオン、オフを繰り返した場合の電流値を模式的に示している。トランジスタとダイオードでは流れる電流の向きが逆になるが、図5の縦軸は電流の絶対値を示している。
トランジスタがオンの状態のときは、電流はトランジスタを流れ、ダイオードには流れない。また、トランジスタがオフ状態のときは、電流は環電流としてダイオードを流れ、トランジスタには流れない。いいかえれば、トランジスタが動作状態にあるときは、ダイオードが必ず非動作状態になり、トランジスタが非動作状態にあるときは、ダイオードが必ず動作状態になる。
このように、半導体装置100は、トランジスタとダイオードに対して、電流が流れるタイミングが時間的に異なっている。トランジスタとダイオードは、電流が流れているときに自己発熱し、素子温度が上昇する。特に、窒化物半導体のようなワイドギャップ半導体では、動作速度が速いため、オンとオフ状態が入れ替わるときに発生するスイッチング損失はあまり大きくない。このため、全体の損失はオン状態での自己発熱による成分が大きい。
半導体装置100では、電力損失に伴う発熱は主にオン状態のトランジスタとダイオードにおいて発生する。しかし、発熱するタイミングは、図5に示される電流のタイミングと同様に、時間的に異なることになる。
以上のことから、半導体装置100では、動作タイミングの異なるトランジスタとダイオードという2種類の能動素子が同一基板上に形成され、複数のトランジスタとダイオードが各々分散されて配置されていることにより、空間的にも時間的にも発熱源を分散させることが可能となる。
図6は、本実施の形態の半導体装置のトランジスタの素子温度の時間変化を示す図である。半導体装置100のトランジスタの素子温度を動作開始時間から時間に対してシミュレーションしプロットした図である。
ここで、基板はSi、動作周波数は50kHz、素子ユニット間の間隔は15um、基板厚さ100umである。図6には、動作タイミングが同じ素子ユニットを並べた従来技術の場合もプロットしている。図6から分かるように、本実施の形態により、従来技術に対して、最大の素子温度が約20℃下げることができる。
図7は、図6からさらに動作時間を増やした場合のトランジスタの素子温度の時間変化を示す図である。図7に示すように約1m秒でほぼ素子温度は一定値に飽和する。
そして、飽和する温度は従来技術の234℃に対して、本実施の形態では221℃である。チャネルの飽和温度を抑制する点においても本実施の形態は効果があることがわかる。飽和温度を抑制することにより、素子特性の劣化の抑制や信頼性向上に効果がある。また、本実施の形態では、従来技術のように非動作領域を設ける必要がないため、無駄なくチップ面積を使える。これにより、半導体装置のコスト低減にも効果がある。
上述のように、本実施の形態においては、トランジスタユニット12の重心gtと、ダイオードユニット14の重心gdとの距離を熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下とする。あるいは、トランジスタユニット12とダイオードユニット14を交互に配置する周期cの半分の距離c/2を熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下とする。
この構成により、素子温度の上昇を効果的に抑制することが可能となる。熱伝導方程式は(数1)式で与えられ、温度勾配にそって熱が拡散する。(数1)式の左辺は温度の時間変化を、右辺は温度勾配の空間変化に比例する値を示す。Dは基板10の材料で決まる熱拡散率であり、熱伝導率kを密度と比熱容量で割った値である。熱伝導率kの大きい材料ほど熱拡散率Dが大きくなり、その材料中を熱は速やかに拡散する。
Figure 2012156516
図5に示されるような交流動作を行うと、電力損失に伴う発熱も時間に対して周期的に発生する。このような場合、発熱源から(数2)式で表現できる熱拡散長より距離が離れると、時間的に発熱が均一化されることが知られている。ここで、fは動作周波数である。
Figure 2012156516
(数2)式は周波数が小さいほど熱拡散長が長くなり、熱伝導率が高い材料ほど熱拡散長が長くなることを示している。
一つの発熱源より熱拡散長より距離が離れた地点では、流入する熱量は時間的に均一化される。二つの発熱源がある場合、お互いから熱拡散長より距離が離れた地点では流入する熱量は時間的に均一化される。そのため、時間的に発熱を分散させるという効果が得られるのは、本実施の形態のように、動作タイミングの異なる2つの素子ユニット間の距離が熱拡散長の2倍以下のときである。
図8は、本実施の形態の半導体装置において、動作周波数を変化させた場合の素子温度上昇の抑制効果を示す図である。横軸は周波数、縦軸は本実施の形態を用いた場合と従来技術を用いた場合の素子温度の差である。
図8のように、動作周波数を下げていくと、熱拡散長の2倍の距離と素子ユニット間の間隔、すなわち、素子ユニットの重心間の距離、または、素子ユニットの周期の半分が一致する点から素子温度抑制の効果が現れ始める。このシミュレーション結果からも、熱拡散長の2倍の距離以下の間隔で動作タイミングの異なる素子ユニットを分散して配置することにより、素子温度の上昇を抑制可能であることが明らかである。
図9は、本実施の形態の半導体装置において、素子温度抑制の効果が得られる領域を示している。上述のように、素子ユニット間の間隔が基板の熱拡散長の2倍の距離以下であれば効果が得られる。
表1は、各種材料における熱拡散長をいくつかの動作周波数に対して示している。表1のように、(数2)式における熱拡散率が材料により異なるため、熱拡散長は材料により異なる。このため、基板の材料に応じて、本実施の形態の素子温度上昇の抑制の効果が得られる範囲は異なる。しかし、基板の材料が特に限定されるものではない。
Figure 2012156516
また、半導体装置100において、基板の厚さが熱拡散長以下であることが好ましい。発熱源から熱拡散長以下の距離であれば、時間的に周期的な熱流入がある。このため、放熱材を発熱源より熱拡散長以下の距離に配置すれば、熱流入が時間的に均一になる前に放熱することが可能となり効果的である。このためには、基板表面に形成される動作タイミングの異なる2種類以上の素子から放熱材が設置される基板裏面までの距離が熱拡散長以下であることが必要である。すなわち、基板の厚さが熱拡散長以下である必要がある。
また、同じ熱拡散長であれば、破壊電界強度の大きい材料を用いることにより、より破壊電圧の大きな素子を形成することができる。このため、能動素子としてワイドギャップ半導体を用いたワイドギャップ半導体素子を用いることが好ましい。ワイドギャップ半導体材料としては、窒化物半導体、炭化珪素、ダイヤモンド等を用いることができる。
特に、窒化物半導体や炭化珪素は珪素や砒化ガリウムと比べて、約10倍の破壊電界強度を有する。このため、同じ熱拡散長の距離に、10倍高い破壊電圧を有する素子を形成することができたり、同じ耐圧で10倍多くの素子を形成することができたりするため好ましい。これにより、素子温度上昇を抑制しながら、高い耐圧を有する電力変換用半導体装置を提供することが可能となる。
(第1の実施の形態の変形例)
図10は、本発明の第1の実施の形態の変形例の半導体装置の断面図である。本変形例の半導体装置110は、半導体装置100に対し、第1の電極16a、16bが2層で形成されていたものが1層で形成されている点と、第2の電極18が1層で形成されていたものが第2の電極18a、18bの2層で形成されている点と、トランジスタユニット12とダイオードユニット14の間に素子分離領域32が形成されている点が異なる。素子分離領域32は、イオン注入やトレンチなどにより形成することができる。
図11は、本変形例の半導体装置の等価回路である。上記構成により、半導体装置110の等価回路は図11に示されるようになる。本変形例でも、トランジスタとダイオードの動作のタイミング、すなわち、電流が流れるタイミングが時間的に異なっている。このため、第1の実施の形態同様、時間的に発熱源を分散させることによる素子温度の上昇抑制効果が得られる。
このように、第1の実施の形態の効果を得る上で、動作するタイミングが異なる2種類以上の能動素子が適切な間隔で同一基板上に形成されていればよく、その能動素子同士がどのように配線されているかを限定するものではない。また、本変形例のように、能動素子の間に素子分離領域を形成してもよい。
また、上記の効果を考えると、2個の能動素子は動作タイミングが異なればよく、本実施の形態のようにトランジスタとダイオードの組み合わせに限られるわけではない。例えば、トランジスタ、ダイオード、IGBTなどを自由に組み合わせることができる。また、同じ種類の素子、つまり、動作タイミングが異なる2種類のトランジスタ同士、2種類のダイオード同士、2種類のIGBT同士でも本実施の形態と同様の効果が得られる。また、トランジスタは電界効果トランジスタ、接合型トランジスタのいずれにも限定されない。また、ダイオードもショットキーダイオード、電界効果型ダイオードのいずれにも限定されない。
また、2個の能動素子の動作タイミングは、図5に例示したように完全に異なっていることが、素子温度の上昇抑制の観点からは望ましい。しかしながら、完全に異なっていなくとも、動作タイミングがずれてさえいれば、一定の効果をえることが可能である。
(第2の実施の形態)
図12は、本発明の第2の実施の形態の半導体装置の上面図である。本実施の形態の半導体装置200は、電力変換用半導体装置である。半導体装置200は、同一基板上にトランジスタとダイオードが各々複数個あり、それぞれが分散されて配置されている。
図1、2に示される半導体装置100と異なる点は、図の縦方向にトランジスタとダイオードが配置され、これらのトランジスタとダイオードで構成されるトランジスタユニット12とダイオードユニット14が、図の横方向に交互に配置されている点である。
図12におけるトランジスタとダイオードは横方向に周期的に配置されているので、素子ユニット間の間隔はトランジスタユニット12の幅とダイオードユニット14の幅の和、すなわち周期cの半分のc/2である。また、別の定義による素子ユニット間の間隔であるトランジスタユニット12の重心gtと、ダイオードユニット14の重心gdとの距離はdである。そして、c/2およびdが、それぞれ、熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下となっている。
図13は、図12に示される本実施の形態の半導体装置の一部を示す斜視図である。一つのトランジスタユニット12の制御電極(ゲート電極)20が配線36を通じて、他のトランジスタユニット12の制御電極20と電気的に接続している。そして、半導体装置200のトランジスタユニット12は全て並列に電気的に接続されている。
また、ダイオードユニット14は半導体層とショットキー接続されている第1の電極16bと半導体層とオーミック接続されている第2の電極18により、ショットキーダイオードとして機能する。そして、半導体装置200は、全体として図4に示す等価回路であらわすことができる。
以上のことから、半導体装置200においても、第1の実施の形態の半導体装置100と同様に動作タイミングの異なるトランジスタとダイオードという2種類の能動素子が同一基板上に形成され、能動素子が各々複数に分散されて配置されていることにより、空間的にも時間的にも発熱源を分散させることが可能となる。
また、本実施の形態の半導体装置200も、第1の実施の形態の半導体装置100と同様に、素子ユニット間の間隔が熱拡散長の2倍以下であるため、素子温度の上昇を抑制する効果が得られる。
(第2の実施の形態の変形例)
図14は、本発明の第2の実施の形態の変形例の半導体装置の上面図である。本変形例の半導体装置210の、半導体装置200と異なる点は、トランジスタとダイオードが格子状に配置され、図の横方向にも縦方向にも、トランジスタユニット12とダイオードユニット14が交互に配置されている点である。このように、一方向でなく、複数の方向で交互に配置することにより、発熱源が一層分散され、さらに素子温度が効果的に抑制される。
トランジスタユニット12とダイオードユニット14は、図の横方向には周期cで、縦方向には周期cで配置されている。また、図14に示すように、トランジスタユニット12の重心gtとダイオードユニット14の重心gdとの、横方向の距離はdである。また、縦方向の距離はdである。
そして、c/2、c/2、d、およびdが、熱拡散長の2倍以下である。
以上のように、本発明の実施の形態では、タイミングが異なる2種類以上の能動素子を各々複数に分散させて配置すること、および、能動素子で構成される素子ユニットの間隔を規定することにより、素子温度抑制の効果を得る。素子ユニットの配置方法は、縦横斜め方向に分散して配置したり、格子状、六角格子状に分散して配置したりするなど種々考えられる。また、それぞれの分散配置させた素子ユニットをどのように配線して、電気回路として動作させるかは自由に組み合わせることができる。
また、第1の実施の形態および第2の実施の形態では、素子ユニットが周期的に配置される場合について説明した。設計の容易さ、あるいは、発熱の均熱化の観点からは、このような周期的な配置が望ましい。しかし、必ずしも周期的な配置でなくても、素子ユニットの重心間の距離が熱拡散長の2倍以下であれば、素子温度抑制の効果が得られることは、上記説明から自明である。
(第3の実施の形態)
図15は、本発明の第3の実施の形態の半導体装置の上面図である。本実施の形態の半導体装置300は、電力変換用半導体装置である。
半導体装置300は、トランジスタユニット42とダイオードユニット44が図の縦方向に交互に配置されている。各々のトランジスタユニット42は複数のトランジスタで構成され、各々のダイオードユニット44は、複数のダイオードで構成される。また、第1の共通電極52、第2の共通電極54、および共通制御電極56を備えている。
このとき、トランジスタユニット42の重心gtとダイオードユニットgdの重心からの距離dが素子ユニットの間隔である。また、トランジスタユニット42とダイオードユニット44は一定方向に周期cで配置されている。そして、dおよびc/2がそれぞれ、熱拡散長の2倍以下である。
本実施の形態の半導体装置300は、第1の実施の形態の半導体装置100とは、単体の能動素子からなる素子ユニットが交互に配置されているのでなく、複数の能動素子からなる素子ユニットが交互に配置されている点が異なる。
第1の実施の形態で説明したように、発熱するタイミングの異なる発熱源間の距離が、熱拡散長の2倍以下であれば、時間的空間的に発熱源を分散することができ、素子温度抑制の効果が得られる。このため、単体の素子で構成される素子ユニットが交互に配置されている場合のみでなく、本実施の形態のように、複数の能動素子で構成される素子ユニットが交互に配置されている場合であっても、素子ユニットの動作タイミングが異なれば、素子温度上昇を抑制する効果が得られる。
また、第1、第2の実施の形態の場合と同様に、素子ユニットの配置方法は、縦横斜め方向に分散して配置したり、格子状、六角格子状に分散して配置したりするなど種々考えられる。また、それぞれの分散配置させた素子ユニットをどのように配線して、電気回路として動作させるかは自由に組み合わせることができる。また、素子ユニットの配置は周期的でなくても、素子ユニットの間隔、すなわち重心間の間隔が熱拡散長の2倍以下であれば、素子温度上昇を抑制する効果が得られることも、上記説明から自明である。
また、同じ熱拡散長であれば、破壊電界強度の大きい材料を用いることにより、より破壊電圧の大きな素子ユニットを形成することができる。このため、ワイドギャップ半導体材料を用いることが好ましい。ワイドギャップ半導体材料としては、窒化物半導体や炭化珪素を用いることができる。
窒化物半導体や炭化珪素は珪素や砒化ガリウムと比べて、約10倍の破壊電界強度を有する。このため、同じ熱拡散長の距離に、10倍高い破壊電圧を有する素子ユニットを形成することができたり、同じ耐圧で10倍多くの素子ユニットを形成することができたりするため好ましい。これにより、素子温度上昇を抑制しながら、高い耐圧を有する電力変換用半導体装置を提供することが可能となる。
以上、具体例を参照しつつ本発明の実施の形態について説明した。上記、実施の形態はあくまで、例として挙げられているだけであり、本発明を限定するものではない。また、実施の形態の説明においては、半導体装置等で、本発明の説明に直接必要としない部分については記載を省略したが、必要とされる半導体装置等に関わる要素を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての半導体装置が、本発明の範囲に包含される。本発明の範囲は、特許請求の範囲およびその均等物の範囲によって定義されるものである。
10 基板
12 トランジスタユニット
14 ダイオードユニット
16、16a、16b 第1の電極
18、18a、18b 第2の電極
20 制御電極
22 第1の共通電極
24 第2の共通電極
26 共通制御電極
30 半導体層
30a バッファー層
30b GaN層
30c AlGaN層
32 素子分離領域
36 配線
42 トランジスタユニット
44 ダイオードユニット
52 第1の共通電極
54 第2の共通電極
56 共通制御電極
100 半導体装置
110 半導体装置
200 半導体装置
210 半導体装置
300 半導体装置

Claims (10)

  1. 動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、
    熱拡散率Dの基板と、
    前記基板上に形成され、ワイドギャップ半導体素子で横型素子の第1のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第1の素子ユニットと、
    前記基板上に前記第1の素子ユニットに隣接して形成され、前記第1のトランジスタと異なるタイミングで動作するワイドギャップ半導体素子で横型素子の第2のトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が前記平面上に形成される第2の素子ユニットとを備え、
    前記第1の素子ユニットの重心と、前記第2の素子ユニットの重心との距離が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下であることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記基板の裏面に放熱材が設置され、前記基板の厚さが前記熱拡散長以下であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタが格子状に配置されることを特徴とする請求項1または請求項2いずれか一項記載の半導体装置。
  4. 前記第1のトランジスタが動作状態にあるときは、前記第2のトランジスタが必ず非動作状態になることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記ワイドギャップ半導体素子が、窒化物半導体素子または炭化珪素素子であることを特徴とする請求項1ないし請求項4いずれか一項記載の半導体装置。
  6. 動作周波数fで動作可能な半導体装置であって、
    熱拡散率Dの基板と、
    前記基板上に形成され、ワイドギャップ半導体素子で横型素子の第1のトランジスタで構成され、前記第1のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第1の素子ユニットと、
    前記基板上に前記第1の素子ユニットに隣接して形成され、前記第1のトランジスタと異なるタイミングで動作するワイドギャップ半導体素子で横型素子の第2のトランジスタで構成され、前記第2のトランジスタのソース電極およびドレイン電極が同一の平面上に形成される第2の素子ユニットとを備え、
    前記第1の素子ユニットと前記第2の素子ユニットとが一定の周期で配置され、前記周期の半分が熱拡散長(D/πf)1/2の2倍以下であることを特徴とする半導体装置。
  7. 前記基板の裏面に放熱材が設置され、前記基板の厚さが前記熱拡散長以下であることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。
  8. 前記第1のトランジスタおよび第2のトランジスタが格子状に配置されることを特徴とする請求項6または請求項7記載の半導体装置。
  9. 前記第1のトランジスタが動作状態にあるときは、前記第2のトランジスタが必ず非動作状態になることを特徴とする請求項6ないし請求項8いずれか一項記載の半導体装置。
  10. 前記ワイドギャップ半導体素子が、窒化物半導体素子または炭化ケイ素素子であることを特徴とする請求項6ないし請求項9いずれか一項記載の半導体装置。
JP2012047134A 2012-03-02 2012-03-02 半導体装置 Pending JP2012156516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012047134A JP2012156516A (ja) 2012-03-02 2012-03-02 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012047134A JP2012156516A (ja) 2012-03-02 2012-03-02 半導体装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009073232A Division JP5017303B2 (ja) 2009-03-25 2009-03-25 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012156516A true JP2012156516A (ja) 2012-08-16

Family

ID=46837866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012047134A Pending JP2012156516A (ja) 2012-03-02 2012-03-02 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012156516A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017098511A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社豊田中央研究所 窒化物半導体装置及びその製造方法
JP2018198255A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352059A (en) * 1976-10-22 1978-05-12 Nec Corp Electrode production of semiconductor unit
JPH01179370A (ja) * 1988-01-06 1989-07-17 Toshiba Corp 電界効果トランジスタの製造方法
JPH04320368A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JP2001127663A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Ngk Spark Plug Co Ltd 静電気保護回路
JP2005175664A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナスイッチ回路およびそれを用いた携帯電話機
JP2005197481A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体スイッチ
JP2006269835A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2007173582A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 薄膜トランジスタ回路

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5352059A (en) * 1976-10-22 1978-05-12 Nec Corp Electrode production of semiconductor unit
JPH01179370A (ja) * 1988-01-06 1989-07-17 Toshiba Corp 電界効果トランジスタの製造方法
JPH04320368A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Sanyo Electric Co Ltd 半導体装置
JP2001127663A (ja) * 1999-10-29 2001-05-11 Ngk Spark Plug Co Ltd 静電気保護回路
JP2005175664A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd アンテナスイッチ回路およびそれを用いた携帯電話機
JP2005197481A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体スイッチ
JP2006269835A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Nec Electronics Corp 半導体装置
JP2007173582A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd 薄膜トランジスタ回路

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017098511A (ja) * 2015-11-27 2017-06-01 株式会社豊田中央研究所 窒化物半導体装置及びその製造方法
KR20170062393A (ko) * 2015-11-27 2017-06-07 도요타지도샤가부시키가이샤 질화물 반도체 장치 및 그 제조 방법
CN107017255A (zh) * 2015-11-27 2017-08-04 丰田自动车株式会社 氮化物半导体装置及其制造方法
KR101871599B1 (ko) * 2015-11-27 2018-06-26 도요타지도샤가부시키가이샤 질화물 반도체 장치 및 그 제조 방법
CN107017255B (zh) * 2015-11-27 2020-09-01 丰田自动车株式会社 氮化物半导体装置及其制造方法
JP2018198255A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法
JP7025622B2 (ja) 2017-05-23 2022-02-25 富士通株式会社 化合物半導体装置及びその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5017303B2 (ja) 半導体装置
JP2016167539A (ja) 半導体装置
JP6507609B2 (ja) 半導体装置
JP2013058640A (ja) 半導体装置
JP6323556B2 (ja) 半導体装置
JP2005136099A (ja) 半導体装置
JP6183550B2 (ja) 半導体装置
JP6399228B2 (ja) 半導体装置
JP2013115223A (ja) 半導体装置
JP2014204038A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007243018A (ja) 半導体装置のセル配置方法
JP2015056557A (ja) 半導体装置
JP5715604B2 (ja) 電力用半導体素子
JP2020047750A (ja) 半導体装置
JP2011086852A (ja) 半導体装置
JP2019527941A (ja) ハイパワートランジスタ
JP6584783B2 (ja) 半導体装置
JP6295012B2 (ja) 半導体装置および電力変換装置
JP2012156516A (ja) 半導体装置
JP6213562B2 (ja) 半導体装置
WO2019017104A1 (ja) 半導体装置
JP6540563B2 (ja) 半導体装置
JP6537711B2 (ja) 半導体装置
JP2012084915A (ja) 電界効果トランジスタ
JP6402813B2 (ja) 半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140624