JP2012153472A - 乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置、乗客コンベアのオイルパン清掃方法 - Google Patents
乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置、乗客コンベアのオイルパン清掃方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ステップ1を予め定められた所定の速度で走行させるように制御し、清掃板31が乗降口の近傍に到達したことが検知された場合に、ステップ1の走行方向を逆転させるようにステップ1の走行を制御し、ステップ1の走行速度の検知結果に基づき、ステップ1の走行速度が予め定められた所定の速度となるようにステップ1の環状走行のトルクを指定するトルク指定値を出力し、清掃板31がオイルパン2を清掃する方向に走行している際に出力されるトルク指定値と所定のしきい値との比較結果に基づいてステップ1の走行を停止させることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。本実施形態においては、乗客コンベアの一例であるエスカレーターを実現する機械的構成及びその機械的構成を制御する制御装置とを含むエスカレーターシステムを例として説明する。尚、以下の実施形態においては、高所と低所との間で乗客を乗せるためのステップが環状走行するエスカレーターを例として説明するが、本実施形態に係る要旨は、ベルトコンベアーのような平坦な乗客コンベアであっても適用可能である。
実施の形態1においては、ステップ枚数格納部35及びステップ移動距離計算部34の機能により、清掃板が下部水平部2、上部水平部21に夫々到達したことを判断して、清掃板31の往復移動を実現する場合を例として説明した。本実施形態においては、異なる態様により、清掃板31の往復移動を実現する態様について説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については同一、または相当を示すものとし、詳細な説明を省略する。また、以下の実施形態においては、高所と低所との間で乗客を乗せるためのステップが環状走行するエスカレーターを例として説明するが、本実施形態に係る要旨は、ベルトコンベアーのような平坦な乗客コンベアであっても適用可能である。
本実施形態においては、トルク指令比較部37が参照するためにしきい値格納部38に格納されるしきい値を最適化する例について説明する。尚、実施の形態1と同様の符号を付す構成については同一、若しくは相当部を示すものとし、詳細な説明を省略する。
2 オイルパン
3 ステップチェーン
4 ターミナルギャ
5 減速機
6 モータ
7 速度検出器
9 ステップ速度計算部
10 平常運転速度指令部
11 トルク指令手段
21 上部水平部
22 下部水平部
23 埃
31、31a 清掃板
31b 紐
32、32a 清掃運転速度指令部
33 清掃運転モード切り替え部
34 ステップ移動距離計算部
35 ステップ枚数格納部
36 清掃運転指示入力部
37、37a トルク指令比較部
38、38a しきい値格納部
39 停止部
42 下部機械室
51 CPU
52 RAM
53 ROM
54 HDD
55 I/F
56 LCD
57 操作部
58 バス
Claims (7)
- 無端状に連結されて乗降口間で環状走行する複数のステップ及び前記複数のステップの下部に設けられたオイルパンによって構成される乗客コンベアにおいて、一端がオイルパンに接触して前記複数のステップと同様に走行する清掃板を設け、前記清掃板が一方向に走行する際に前記清掃板によって前記オイルパンを清掃する清掃動作を制御する乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置であって、
前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことを検知する清掃板位置検知部と、
前記ステップを予め定められた所定の速度で走行させると共に、前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことが検知された場合に、前記ステップの走行方向を逆転させる走行制御部と、
前記ステップの走行速度の検知結果に基づき、前記ステップの走行速度が予め定められた所定の速度となるように前記ステップの環状走行のトルクを指定するトルク指定値を出力するトルク制御部と、
前記清掃板が前記オイルパンを清掃する方向に走行している際に出力される前記トルク指定値と前記トルク指定値に対して定められたしきい値とを比較して比較結果を出力するトルク指令比較部と、
前記比較結果に基づいて前記ステップの走行を停止させる停止部とを含むことを特徴とする乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。 - 前記清掃板位置検知部は、前記ステップの走行速度の検知結果に基づいて前記清掃板の移動距離を算出すると共に、前記複数のステップの数に基づいて前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことを検知することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。
- 前記清掃板位置検知部は、前記トルク指定値に基づいて前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことを検知することを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。
- 前記清掃板位置検知部は、前記トルク指定値が所定期間以内に所定値以上低下した場合に前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことを検知することを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。
- 前記ステップの走行速度の検知結果に基づいて前記清掃板の走行位置を算出する清掃板位置算出部を含み、
前記トルク指定値に対して定められたしきい値は、前記清掃板の走行位置に応じて定められており、
前記トルク指令比較部は、前記清掃板が前記オイルパンを清掃する方向に走行している際に出力される前記トルク指定値と前記清掃板の走行位置に応じて定められた前記しきい値とを比較して比較結果を出力することを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。 - 前記乗客コンベアは、高所と低所との間で前記ステップが環状走行するエスカレーターであり、
前記オイルパンは前記高所における底部である上部水平部と、前記低所における底部である下部水平部と、前記上部水平部と下部水平部との間の底部である傾斜部とを含み、
前記清掃板は、前記上部水平部から前記下部水平部に向かって進む際に前記オイルパンを清掃し、
前記清掃板の走行位置に応じ、前記トルク指定値に対して定められたしきい値は、前記上部水平部と前記傾斜部との間において基準値よりも低くなり、前記傾斜部と前記下部水平部との間において基準値よりも高くなるように定められていることを特徴とする請求項5に記載の乗客コンベアのオイルパン清掃制御装置。 - 無端状に連結されて乗降口間で環状走行する複数のステップ及び前記複数のステップの下部に設けられたオイルパンによって構成される乗客コンベアにおいて、一端がオイルパンに接触して前記複数のステップと同様に走行するように清掃板を設け、前記清掃板が一方向に走行する際に前記清掃板によって前記オイルパンを清掃する清掃動作を制御する乗客コンベアのオイルパン清掃方法であって、
前記ステップを予め定められた所定の速度で走行させるように前記ステップの走行を制御し、
前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことを検知し、
前記清掃板が前記乗降口の近傍に到達したことが検知された場合に、前記ステップの走行方向を逆転させるように前記ステップの走行を制御し、
前記ステップの走行速度の検知結果に基づき、前記ステップの走行速度が予め定められた所定の速度となるように前記ステップの環状走行のトルクを指定するトルク指定値を出力し、
前記清掃板が前記オイルパンを清掃する方向に走行している際に出力される前記トルク指定値と前記トルク指定値に対して定められたしきい値とを比較して比較結果を出力し、
前記比較結果に基づいて前記ステップの走行を停止させることを特徴とする乗客コンベアのオイルパン清掃方法。
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