JP2012153210A - 車両用シート - Google Patents

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秀隆 永安
啓 ▲高▼面
Hiroshi Takaomo
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Abstract

【課題】リアシートの乗員において、電子機器の使用の利便性を高めることができる車両用シートであっても、電子機器を装着していないときには、シートバックの見栄えを向上させることができること。
【解決手段】車両用シート1は、そのシートバック3の背面側に電子機器30を装着可能なアタッチメントAを備えている。このアタッチメントAは、自身をシートバック3に格納した格納状態と、電子機器30を装着可能な展開状態とに切り替え可能となっている。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両用シートに関し、詳しくは、シートバックの背面側に電子機器を装着可能なアタッチメントを備えた車両用シートに関する。
従来、シートバックの背面側に電子機器を装着可能なアタッチメントを備えた車両用シートが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、ヘッドレストのステーから吊るされる格好を成すアタッチメントを備えた車両用シートが開示されている。これにより、例えば、運転席の背面側のうち、リアシートの乗員の目線と略同じ高さ位置に電子機器を装着できるため、リアシートの乗員が電子機器を使用するとき、この電子機器を手に持つことなく使用できる。したがって、リアシートの乗員において、電子機器の使用の利便性を高めることができる。
実用新案登録第3074881号
しかしながら、上述した従来技術では、電子機器を装着していないとき、アタッチメントは剥き出し状態となるため、シートバックの背面側の見栄えが悪化することがあった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、リアシートの乗員において、電子機器の使用の利便性を高めることができる車両用シートであっても、電子機器を装着していないときには、シートバックの見栄えを向上させることができることを課題とする。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートバックの背面側に電子機器を装着可能なアタッチメントを備えた車両用シートであって、アタッチメントは、自身をシートバックに格納した格納状態と、電子機器を装着可能な展開状態とに切り替え可能となっていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、アタッチメントを展開状態にすると、従来技術と同様に、リアシートの乗員の目線と略同じ高さ位置に電子機器を装着できるため、リアシートの乗員が電子機器を使用するとき、この電子機器を手に持つことなく使用できる。したがって、リアシートの乗員において、電子機器の使用の利便性を高めることができる。これとは逆に、アタッチメントを格納状態にすると、このアタッチメントを覆うことができるため、シートバックの背面側の見栄えが悪化することがない。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の車両用シートであって、アタッチメントは、シートバックに対して、その幅方向にスライド可能な一対のスライダを備えており、この一対のスライダは、電子機器の両縁を挟み込み可能に形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、アタッチメントをシートバックに対してその幅方向にスライドできるため、各種サイズの電子機器を装着できる。
図1は、本発明の実施例に係る運転席を背面側から見た斜視図である。 図2は、図1の運転席のバックボードに設けられているカバーを展開した状態を示す図である。 図3は、図2において、カバーに設けられているホルダに電子機器を装着させた状態を示す図である。 図4は、図3において、装着させた電子機器を左にスライドさせた状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜4を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『車両用シート』の例として、『運転席1』を例に説明することとし、また、『電子機器』の例として、『表示モニタ等のディスプレイ30』を例に説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、運転席1を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
まず、図1〜2を参照して、本発明の実施例に係る運転席1の概略構成を説明する。この運転席1は、公知のシートクッション2と、公知のシートバック3とから構成されている。
このシートバック3の背面には、略パネル状に形成されたバックボード10が組み付けられている(図1参照)。このバックボード10は、その上端部が幅方向に沿って凹み状(以下、「凹部12」と記す)に形成されている。この凹みの深さが、後述するアタッチメントA(スライダ22、22と、ホルダ24、24)の深さに相当する。
また、このバックボード10には、その凹部12を覆うカバー16がヒンジ14、14を介して組み付けられている。これにより、カバー16をバックボード10の幅方向を軸方向とする軸回りに開閉することができる。そのため、カバー16を閉じると(図1参照)、アタッチメントAを格納できると共に、カバー16を開けると(図2参照)、ディスプレイ30を装着可能にアタッチメントAを展開できる。
この記載が、特許請求の範囲に記載の「アタッチメントは、自身をシートバックに格納した格納状態と、電子機器を装着可能な展開状態とに切り替え可能となっている」に相当する。なお、このヒンジ14、14はフリクション(摩擦保持)となっているため、カバー16を開けると、このカバー16の自重に抗して開け状態に保持できる。
ここで、カバー16の内面について詳述すると、カバー16の内面には、その幅方向に沿ってガイド状に形成されたロアレール20が固着されている。このロアレール20には、左右に対を成すスライダ22、22が個々にスライド可能に組み付けられている。
このロアレール20におけるスライダ22、22との接触面には、その幅方向に沿って上下に突起部20a、20aが形成されている(図2の一部拡大図参照)。これにより、ロアレール20に対するスライダ22、22のスライド抵抗を減少させることができるため、スライダ22、22を滑らかにスライドさせることができる。
このスライダ22、22には、後述するリアシートに着座した乗員が所持しているディスプレイ30の両縁(左右の縁)を挟み込み可能に、さらに、このディスプレイ30の下縁を支持可能な略L字状に形成されたホルダ24、24が固着されている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「一対のスライダは、電子機器の両縁を挟み込み可能に形成されている」に相当する。これにより、カバー16の内面にディスプレイ30を装着できる。
なお、ロアレール20の両端には、ストッパ26、26が固着されている。これにより、スライダ22、22がロアレール20から脱落することを防止できる。カバー16の内面は、このように構成されている。これらシートクッション2と、シートバック3とから運転席1は構成されている。
次に、図1〜4を参照して、この運転席1の作用を説明する。この説明をするにあたって、カバー16が閉じ状態(アタッチメントAの格納状態)にあるときから説明することとする(図1参照)。また、この説明をするにあたって、運転席1の後方位置には、公知のリアシート(図示しない)が存在することとする。
まず、リアシートに着座した乗員は、運転席1のバックボード10に組み付けられているカバー16を開ける作業を行う(図2参照)。すると、既に説明したように、両ヒンジ14、14がフリクションとなっているため、この開けられたカバー16は、その開け状態に保持される。これにより、アタッチメントAが現れる(アタッチメントAの展開状態)。
次に、リアシートに着座した乗員は、この現れたアタッチメントのスライダ22、22を調節して(スライドさせて)自身が所持しているディスプレイ30をホルダ24、24によって挟み込む作業を行う(図3参照)。これにより、カバー16の内面にディスプレイ30を装着できる。
なお、スライダ22、22を左にスライドさせると、左位置にディスプレイ30を装着できる(図4参照)。もちろん、この逆も可能である。そして、ディスプレイ30の使用を終えると、リアシートに着座した乗員は、このディスプレイ30をホルダ24、24から取り外して、カバー16を閉じる作業を行えば良い(図1参照)。
本発明の実施例に係る運転席1は、上述したように構成されている。この構成によれば、カバー16を開け状態にすると、従来技術と同様に、リアシートの乗員の目線と略同じ高さ位置にディスプレイ30を装着できるため、リアシートの乗員がディスプレイ30を使用するとき、このディスプレイ30を手に持つことなく使用できる。したがって、リアシートの乗員において、ディスプレイ30の使用の利便性を高めることができる。これとは逆に、カバー16の内面からディスプレイ30を取り外してカバー16を閉じ状態にすると、アタッチメントAはカバー16の内側に格納された状態となる。これにより、アタッチメントAにディスプレイ30を装着していないとき、このアタッチメントAをカバー16で覆うことができるため、シートバック3の背面側の見栄えが悪化することがない。
また、この構成によれば、アタッチメントAをカバー16に対してその幅方向にスライドできるため、各種サイズのディスプレイ30を装着できる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、『車両用シート』の例として、『運転席1』を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『助手席』および『3列目シートが後方にある2列目シート』であっても構わない。
また、実施例では、ホルダ24、24は、ディスプレイ30の両縁(左右の縁)を挟み込み可能に、さらに、このディスプレイ30の下縁を支持可能に略L字状に形成されている例を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、ホルダ24、24は、ディスプレイ30の両縁(左右の縁)のみを挟み込み可能に形成されていても構わない。その場合、ホルダ24、24は、ディスプレイ30の両縁(左右の縁)の挟み込みに生じる摩擦力によってディスプレイ30を支持することとなる。このように支持できると、大きな高さのディスプレイ30を装着できる。
1 運転席(車両用シート)
2 シートバック
3 シートバック
22 スライダ
24 ホルダ
30 ディスプレイ(電子機器)
A アタッチメント



Claims (2)

  1. シートバックの背面側に電子機器を装着可能なアタッチメントを備えた車両用シートであって、
    アタッチメントは、自身をシートバックに格納した格納状態と、電子機器を装着可能な展開状態とに切り替え可能となっていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    アタッチメントは、シートバックに対して、その幅方向にスライド可能な一対のスライダを備えており、
    この一対のスライダは、電子機器の両縁を挟み込み可能に形成されていることを特徴とする車両用シート。






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