JP2012150938A - ジョイントコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】タブ片と雌端子金具との芯ずれに起因するどつきを回避する。
【解決手段】雌端子金具2を挿通可能な複数のキャビティ3を有するコネクタハウジング1と、コネクタハウジング1内に装着され、かつ各雌端子金具2と接続する複数のタブ片6を有し雌端子金具2同士を短絡させるバスバー5とを備えてなり、バスバー5は、コネクタハウジング1への装着のためのベース部15を有しかつタブ片6はこのベース部15から片持ち状に突出して形成されるとともに、このベース部15にはタブ片6をその長手方向と交差する方向への変位を許容する弾性脚17が設けられている。このような構成とすれば、弾性脚17の変位によってタブ片6を変位させることができるため、タブ片6と雌端子金具2との間の芯ずれを吸収することができる。
【選択図】図6

Description

本発明はジョイントコネクタに関するものである。
従来より、ジョイントコネクタとして下記特許文献1のものが知られている。このジョイントコネクタのハウジングの内部にはそれぞれ雌端子金具を挿入可能な複数のキャビティが並列して形成されている。また、ハウジングには各キャビティ内に突出する複数のタブ片を有したバスバーが圧入によって装着されている。各雌端子金具がキャビティ内へ正規深さまで挿入されると、各タブ片と接続され、このことによって各雌端子金具同士を短絡させることができるようになっている。
特開2009−16292号公報
ところで、バスバーの取り付け位置のばらつきや、雌端子金具の製造上のばらつき等が原因で、雌端子金具とタブ片との芯ずれを生じ得る。すると、タブ片の先端が雌端子金具の天板(弾性舌片と対向する面)の内面に形成された突部に突き当たってしまう可能性が生じる。そのような場合に、雌端子金具とキャビティの内面との間にクリアランスが確保されているのであれば、雌端子金具全体の変位によって上記した突き当たりの事態を未然に回避することができる。
しかし、最近では端子金具の小型化が進み、これに伴ってハウジング自体も小型化が強く要求されるようになり、雌端子金具とキャビティの内壁面との間のクリアランスが殆どとれない状況になってきている。このため、最近では突き当ての懸念が高まり、その有効な対策が待たれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、タブ片による突き当ての事態を有効に回避することができるジョイントコネクタの提供を目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雌端子金具を挿通可能な複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、このコネクタハウジング内に装着され、かつ前記各雌端子金具と接続する複数のタブ片を有し前記雌端子金具同士を短絡させるバスバーとを備えてなるジョイントコネクタであって、
前記バスバーは、前記コネクタハウジングへの装着のためのベース部を有しかつ前記タブ片はこのベース部から片持ち状に突出して形成されるとともに、このベース部には前記タブ片をその長手方向と交差する方向への変位を許容するばね部が設けられている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ばね部は前記各タブ片毎に設けられているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ばね部は、前記各タブ片に対しその軸線の延長線を幅方向に挟んで配置されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記ばね部は、前記ベース部の長手方向両側縁であって、前記各タブ片の軸線の延長線を挟んだ両側において片側一対ずつが配された弾性脚によって構成され、対をなす弾性脚は前記タブ片の軸線方向に沿いつつ相互に反対方向へ撓み可能に延出して形成される一方、前記コネクタハウジング内には前記バスバーを装着するためのバスバー装着部が形成されるとともに、前記ベース部は前記弾性脚によって前記バスバー装着部から浮いた状態で支持されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌端子金具をキャビティへ挿入した場合に、タブ片との間で芯ずれを生じている可能性がある。その場合に、請求項1の発明によれば、バスバーはばね部の変位によってタブ片を変位させうるため、タブ片と雌端子金具との間の芯ずれを吸収して円滑な接続が可能になる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、タブ片はそれぞれにばね部が設けられているため、個別に芯ずれの吸収が可能である。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、ばね部はタブ片の軸線を挟んだ両側に配置されるため、タブ片をねじれなくバランスした姿勢で変位させうる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、ベース部は各弾性脚によってバスバー装着部から浮いた状態で支持されているから、各弾性脚の撓みによってベース部及びベース部から延出するタブ片を変位させてタブ片と雌端子金具との間の芯ずれを吸収することができる。
コネクタハウジングの平面図 ジョイントコネクタの平断面図 コネクタハウジングをバスバー挿入側から見た背面図 同じくバスバーを装着した状態での背面図 雌端子金具を挿入する前の状態を示す図2のA−A線断面図 雌端子金具を挿入した後の状態を示す側断面図 弾性脚が自然状態にあるときの状況を拡大して示す断面図 弾性脚が撓み状態にあるときの状況を拡大して示す断面図 コネクタハウジングを成形するための型構造を示す断面図
<実施形態1>
以下、本発明のジョイントコネクタを具体化した実施形態を図面にしたがって詳細に説明する。図において、1は合成樹脂製のコネクタハウジングであり、上面の一側縁には誤嵌合と嵌合ガイドを行なう突縁1Aが全長に亘って突出形成されている。コネクタハウジング1の内部には雌端子金具2を挿通可能な複数のキャビティ3が並列して形成されている。各キャビティ3はコネクタハウジング1の正面側(図2における左側)に開口し、ここから各雌端子金具2を挿入可能としている。各キャビティ3の奥端部には前止まり面4が形成され、雌端子金具2が挿入されたときの前端位置を規制可能である。また、各前止まり面4には後述するバスバー5のタブ片6を貫通させるための貫通窓7が開口している。
また、各キャビティ3における底面の前端部寄り部分にはランス8が配されている。ランス8はコネクタハウジング1の外面に露出し、周囲がスリット8Aで取り囲まれることによって内外方向へ撓み可能となっている。ランス8は、雌端子金具2がキャビティ3の正規深さまで挿入されると、雌端子金具2の端子接続部9に開口するランスホール10へ弾性的に係止して雌端子金具2を抜け止めすることができる。
各キャビティの底面であってランス8の前方は一段低くなっており、ここには端子接続部9の前端部を支持するための支持突部22が左右に間隔をおいて分かれて配置されている。
各キャビティ3の底面は雌端子金具2の入口側の端部からランス8に至るまでの間は同一高さをもった平坦面に形成されている。一方、各キャビティ3の天井面及び両側面のうち雌端子金具2の入口側は拡張され、端子接続部9周りに充分なクリアランスが確保される導入部11が形成されている。キャビティ3にはこの導入部11に連続してガイド部12が形成されている。ガイド部12は雌端子金具2に対するクリアランスを徐々に減じるよう先細り状に形成されている。キャビティ3のうちガイド部12より奥側には端子接続部9を収容する収容部13が形成されている。この収容部13は、角筒状に形成された端子接続部9とほぼ整合する形状に形成され、かつ端子接続部9の全体をほぼクリアランスのない状態で収容する大きさに形成されている。
コネクタハウジング1の内部であって各キャビティ3の前止まり面4より奥部にはバスバー5を装着するためのバスバー装着部14が設けられている。まず、バスバー5について説明すると、バスバー5は導電金属製の板材をプレス加工して形成されている。バスバー5は、コネクタハウジング1への取り付けのためのベース部15と、各雌端子金具2との接続を行う複数のタブ片6と、タブ片6の変位を可能にする弾性脚17とを備えて構成されている。
各タブ片6はバスバー5全体がバスバー装着部14に装着された状態で、貫通窓7を通してキャビティ3内に突出可能である。各タブ片6は雌端子金具2が挿入される前の状態では、各貫通窓7の開口縁のうち上縁及び左右両側縁に対してはほぼ隙間なく臨んでいるが、貫通窓7の下縁はバスバー装着部14の底面の高さに揃えてあるため、タブ片6と貫通窓7の下縁との間には所定のクリアランスが保有されている。つまり、タブ片6は貫通窓7に対し下方への変位が許容された状態で貫通している。
ベース部15はバスバー装着部14の長手方向に沿う帯状に形成され、ベース部15における長手方向の両側縁のうちの一方に複数のタブ片6を等ピッチ間隔で並列して配している。また、ベース部15には複数の装着孔16が長手方向に沿って並列して設けられている。各装着孔16は方形状に形成されるとともに、各タブ片6とは位相がずらしてあり、隣接するタブ片6同士の中間に位置するように配されている。
また、ベース部15の前後縁(長手方向の両側縁)には、各タブ片6をその伸び方向と直交する方向(ベース部15の高さ方向)へ変位させるためのばね部が設けられている。このばね部はベース部15の前後縁であって、ベース部15において各装着孔16を幅方向に挟んだ両側縁に配された各一対ずつの弾性脚17によって構成されている。換言すれば、弾性脚17はベース部の15前後縁であってタブ片6の延長線を挟んだ両側に、片側一対ずつが設けられている。前後で対をなす弾性脚17はベース部15の前後縁から前方あるいは後方へ片持ち状に突出し、共に自由端側へ向けて斜め下向きに形成されている。このことによって、ベース部15及び各タブ片6はバスバー装着部14の底面から浮いた状態に保持されるが、対をなす弾性脚17の自由端がバスバー装着部14の底面を外方へ摺接しつつ変位することで、ベース部15及び各タブ片6を高さ方向下方へ平行に変位させることができる。
なお、本実施形態においては、バスバー5の幅方向両端は装着孔16及び両弾性脚17をほぼ二分割する位置で切断されている。
さて、バスバー装着部14はコネクタハウジング1のほぼ全幅に亘って形成され、長手方向の一面は全幅範囲に亘って外方へ開口し、バスバー5はこの開口を通じてバスバー装着部14内へ組み込み可能となっている。バスバー装着部14の底面14Aにはバスバー5を装着するための係止突起18が三箇所に配されている。各係止突起18はバスバー装着部14の前後方向に関しては中央部に位置し、幅方向に関しては各キャビティ3の仕切壁19のうち最も両端部寄りに位置するものにおける延長線上、および仕切壁19のうち幅方向中央に位置するものにおける延長線上にそれぞれ配されている。各係止突起18はバスバー5側において対応する装着孔16へ嵌り込んでバスバー5全体の抜け止めを行なう。より具体的には、各係止突起18の外面においてバスバー装着部14の開口側から頂部にかけての範囲は上り勾配の傾斜面18Aが形成され、反対側の面は切り立った鉛直面18Bが形成されている。なお、各係止突起18の鉛直面18Bを成形するために、コネクタハウジング1の外面における対応位置には型抜き孔20が三箇所に開口している。
コネクタハウジング1の内部であってバスバー装着部14の下方には、支持突部22を成形するための型抜き空間21が形成されている。この型抜き空間21は各キャビティに対応して配置されているが、図3に示すように、各係止突起18を通る鉛直軸線を左右から挟む位置に配置された型抜き空間21は相互に合体されることで広幅の型抜き空間21となっている。かくして、各係止突起18の下方に広幅の型抜き空間21が形成される結果、同空間21はバスバー装着部14の底面14Aのうち係止突起18の周辺部を下方へ撓み変形させるための撓み空間として機能する。
なお、上記したコネクタハウジング1の成形は、図9に示すように、4つの成形型23〜26によって行なわれる。すなわち、コネクタハウジング1は各キャビティ3全体を成形するための第1成形型23、ランス8の前端面及び両側面を成形するための第2成形型24、バスバー装着部14と支持突部22等を成形するための第3成形型25、及び係止突起18の鉛直面18Bを成形するための第4成形型26とによって成形がなされる。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を説明する。まず、コネクタハウジング1にバスバー5を組み込む作業について説明すると、バスバー装着部14の開口に対し各タブ片6の先端側を向けた状態でバスバー5全体を横向き姿勢にして対向させる。そのままの姿勢でバスバー5を押し込むと、各タブ片6は貫通窓7を通してキャビティ3内に突っ込まれて行く。これと同時に、各係止突起18と対向して位置する弾性脚17が係止突起18の傾斜面18Aを通過する過程で、バスバー装着部14の底面14Aのうち係止突起18を含みその周辺部分が型抜き空間21側へ撓み変形するため、弾性脚17は係止突起18の傾斜面18Aを乗り越えることができる。そして弾性脚17が係止突起18を乗り越えた時点で各係止突起18は一斉に復帰して装着孔16に同時に嵌り込んで係止する。かくして、バスバー5全体がバスバー装着部14内に抜け止めされた状態で組み込まれる。この状態では、前記した通り、ベース部15及び各タブ片6はバスバー装着部14の底面14Aから浮いた状態に保持されている。
上記のようにして構成されたジョイントコネクタの各キャビティ3に雌端子金具2を挿入すると、雌端子金具2はまず各キャビティ3の導入部11へと差し込まれる。導入部11は雌端子金具2の端子接続部9との間に大きなクリアランスを有しているため、キャビティ3への初期差し込みは容易になされる。その後、雌端子金具2はクリアランスが徐々に小さくなるガイド部12を経て収容部13へと前進する。その過程で、雌端子金具2はランス8を撓み変形させる。そして、雌端子金具2が各キャビティ3に対して正規深さまで挿入されると、ランス8は弾性復帰して雌端子金具2のランスホール10に係止する。これにより、雌端子金具2は各キャビティ3に対して抜け止め状態に保持されるとともに、タブ片6が端子接続部9内に進入して電気的な接続状態が得られる。
ところで、雌端子金具2と対応するタブ片6との接続動作が行われるとき、バスバー5の組付け誤差等の要因により、タブ片6と端子接続部9との軸芯が一致しない不整合状態となっていることが起り得る。その場合には、例えばタブ片6の先端が端子接続部9内の天井壁の一部に突き当たることとなる。前述したように、雌端子金具2の端子接続部9周りにはキャビティ3の内壁との間のクリアランスが殆どないため、雌端子金具2側でこうした位置ずれの吸収は生じ得ない。しかし、本実施形態においては、タブ片6の突き当りが生じると、タブ片6の先端には押し下げの力が作用する。これに伴い、当該タブ片6に対応して前後で対をなす弾性脚17が撓み変形する。すなわち、両弾性脚17の先端がバスバー装着部14の底面14A上を前方及び後方へ摺接しつつ変位することにより、ベース部15が下方へ変位するとともにタブ片6も下方へ平行に変位する。かくして、雌端子金具2とタブ片6とは接続の進行にしたがって合芯状態に矯正されて正規の接続状態となる。
以上のように、本実施形態によれば、タブ片6と端子接続部9との間で高さ方向に芯ずれを生じていたとしても、前後の弾性脚17のばね作用によってタブ片6を合芯可能な高さ位置へと矯正することができる。したがって、タブ片6と雌端子金具2とを円滑に接続させることができる。また、本実施形態では弾性脚17の前後対を各タブ片6毎に設けたため、タブ片6と雌端子金具2との芯ずれ状況に合わせて個別に対応することができ、かつ前後の弾性脚17による支持によってタブ片6が変位するときの姿勢を安定させることができる、という効果も得られる。また、芯ずれ矯正の際に、タブ片6は付け根部を中心とした揺動変位を行なうのではなく、高さ方向への平行な変位を行なわせるようにしているため、端子同士の接続部位が面当たりとなり、良好な導通状況を確保することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態ではバスバー5のばね部(弾性脚17)をベース部15に一体に形成したが、別体のばね部としてもよい。
(2)上記実施形態ではバスバー5をコネクタハウジング1の側方から押し込んで組み込む形式のコネクタを示したが、バスバー装着部14の全面が上方へ開放するような形式のコネクタハウジング1であれば、バスバー5をバスバー装着部14の上方から簡単に組み込むことができる。そのようなコネクタハウジング1は各キャビティ3も上方へ開放し、これらハウジングをブロック式に積み上げて行く形式であればよい。
(3)上記実施形態では、タブ片6をベース部15の片側へのみ突出するようにしたバスバー5を示したが、ベース部15の両側へ突出するバスバー5としてもよい。つまり、本発明は中継式のジョイントコネクタに適用することも可能であることを意味している。
1…コネクタハウジング
2…雌端子金具
3…キャビティ
5…バスバー
6…タブ片
14…バスバー装着部
15…ベース部
17…弾性脚

Claims (4)

  1. 雌端子金具を挿通可能な複数のキャビティを有するコネクタハウジングと、
    このコネクタハウジング内に装着され、かつ前記各雌端子金具と接続する複数のタブ片を有し前記雌端子金具同士を短絡させるバスバーとを備えてなるジョイントコネクタであって、
    前記バスバーは、前記コネクタハウジングへの装着のためのベース部を有しかつ前記タブ片はこのベース部から片持ち状に突出して形成されるとともに、このベース部には前記タブ片をその長手方向と交差する方向への変位を許容するばね部が設けられていることを特徴とするジョイントコネクタ。
  2. 前記ばね部は前記各タブ片毎に設けられていることを特徴とする請求項1記載のジョイントコネクタ。
  3. 前記ばね部は、前記各タブ片に対しその軸線の延長線を幅方向に挟んで配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のジョイントコネクタ。
  4. 前記ばね部は、前記ベース部の長手方向両側縁であって、前記各タブ片の軸線の延長線を挟んだ両側において片側一対ずつが配された弾性脚によって構成され、対をなす弾性脚は前記タブ片の軸線方向に沿いつつ相互に反対方向へ撓み可能に延出して形成される一方、
    前記コネクタハウジング内には前記バスバーを装着するためのバスバー装着部が形成されるとともに、前記ベース部は前記弾性脚によって前記バスバー装着部から浮いた状態で支持されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のジョイントコネクタ。
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