JP5125431B2 - 端子金具 - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具に関する。
従来、端子金具をキャビティ内に挿入する動作の案内を行うスタビライザを備えた端子金具として、例えば下記特許文献1に記載の端子金具が知られている。この端子金具は、角筒状をなして前後方向に延びる本体部を有している。スタビライザは本体部の外面から膨出する形態をなし、本体部を構成する一壁部の端縁を基端部として片持ち状に延出されている。このような構成によると、スタビライザに力がかかったときに、その基端部で支持することにより、スタビライザの変形等を規制することができる。
特開2003−68385公報
しかしながら、上記した端子金具では、スタビライザが片持ち状となっているため、スタビライザに対してさらに強い力がかかると、スタビライザの基端部側が座屈して変形する等のおそれがある。例えば、スタビライザの後端にランスを係止させて端子金具の抜止を行うような場合には、十分な係止力を得ることができない等の問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、例えばスタビライザの後端にランスを係止させても十分な係止力を得ることができるように、剛性の高いスタビライザを形成することを目的とする。
本発明は、角筒状をなして前後方向に延びる本体部と、この本体部がコネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されると、同キャビティの内面に設けられた挿通溝に挿通することにより本体部の挿入動作を案内可能とされているとともに、キャビティ内における正規の挿入位置まで挿入されると、キャビティの内面に設けられたランスが係止することにより本体部を後方へ抜止するスタビライザとを備え、スタビライザは、本体部を構成する周壁部のうち一壁部の一端縁を基端部として他端縁側に向けて片持ち状に折り曲げることにより本体部の外面に配され、その延出端部と基端部との間において外面側に膨出する形態をなしている端子金具であって、スタビライザの延出端には係止部が設けられ、一壁部の他端縁には係止部と前後方向に係止可能な被係止部が設けられ、スタビライザの延出端部は、係止部の前端が被係止部と係止することによって前方への移動が規制されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、係止部の前端が被係止部と係止することによって、スタビライザの延出端部が前方へ移動することが規制される。すなわち、スタビライザを基端部と延出端部の双方で支持することができるから、スタビライザの剛性を高めることができる。よって、例えばスタビライザの後端にランスを係止させて端子金具の抜止を行う場合に、十分な係止力を得ることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
スタビライザの延出端部は、係止部の後端が被係止部と係止することによって後方への移動が規制されている構成としてもよい。
このような構成によると、係止部の後端が被係止部と係止することによって、スタビライザの延出端部が後方へ移動することが規制される。この結果、例えば端子金具を上下反転した姿勢でキャビティ内に後方から挿入し、スタビライザの前端がキャビティの後端開口縁に接触する等した場合に、スタビライザが座屈し変形することを規制可能である。
係止部は、その後端を切り欠くことによって形成された切り欠き部を有し、被係止部は、切り欠き部に嵌り込んでスタビライザの延出端部が後方へ移動することを規制する突部を有し、その突部の後端がスタビライザの後端よりも前方とされている構成としてもよい。
また、本発明は、角筒状をなして前後方向に延びる本体部と、この本体部がコネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されると、同キャビティの内面に設けられた挿通溝に挿通することにより本体部の挿入動作を案内可能なスタビライザとを備え、スタビライザは、本体部を構成する周壁部のうち一壁部の外面から膨出する形態をなし、かつ、一壁部において前後方向に沿う一端縁側を基端部として他端縁側に向けて片持ち状に延出されている端子金具であって、スタビライザの延出端には係止部が設けられ、一壁部の他端縁には係止部と前後方向に係止可能な被係止部が設けられ、スタビライザの延出端部は、係止部の前端が被係止部と係止することによって前方への移動が規制されており、スタビライザの延出端部は、係止部の後端が被係止部と係止することによって後方への移動が規制されており、係止部は、その後端を切り欠くことによって形成された切り欠き部を有し、被係止部は、切り欠き部に嵌り込んでスタビライザの延出端部が後方へ移動することを規制する突部を有し、その突部の後端がスタビライザの後端よりも前方とされている構成としてもよい。
このような構成によると、突部の後端がスタビライザの後端よりも前方とされているから、スタビライザの後端にランスを係止させる場合に、ランスと突部が干渉することを規制可能である。すなわち、突部との干渉を回避するためにランスを小さめに形成する必要がなく、大きなランスをスタビライザの後端に係止させることでより大きな係止力を得ることができる。
一壁部の他端縁には長孔が貫通形成されているものにおいて、被係止部は、長孔の開口縁により構成してもよい。
このようにすると、スタビライザの延出端部を長孔に嵌合させることにより、係止部と被係止部とを係止させることができる。
スタビライザの延出方向を左右方向と定義したときに、スタビライザは一壁部における左右方向中央に位置する折り返し部を頂点として略三角形状をなしている構成としてもよい。
このような構成によると、本体部の内部において前後方向に通過する軸心からスタビライザの折り返し部までの距離を最小にすることができる。したがって、例えば端子金具を円孔に挿入する際に折り返し部と円孔の内周面との干渉を最小にすることができる。
本発明によれば、剛性の高いスタビライザを形成することができる。
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。本実施形態の端子金具1は、角筒状をなして前後方向に延びる形態の本体部10と、その本体部10の後方に連なるバレル部20と、本体部10の外面から膨出する形態をなすスタビライザ30とを備えている。この端子金具1は、本体部10がコネクタハウジング(図示せず)に設けられたキャビティ(図示せず)内に後方から挿入されると、スタビライザ30が同キャビティの内面に設けられた挿通溝(図示せず)に挿通することにより本体部10の挿入動作を案内可能となっている。尚、以下の説明において上下方向及び左右方向とは図1の上下方向及び左右方向を基準とする。
図1は端子金具1を前方から見た正面図を示しており、図2は端子金具1を上方から見た平面図を示しており、図3は端子金具1を側方から見た側面図を示しており、図4はスタビライザ30を前方から見た断面図を示しており、図5は端子金具1を折り曲げ形成する前の展開状態を上方から見た平面図を示している。
バレル部20は、電線端末(図示せず)の芯線をかしめ付けるワイヤバレル部21と、電線端末の被覆部分をかしめ付けるインシュレーションバレル部22とを備えている。インシュレーションバレル部22はワイヤバレル部21の後方に配され、一対のかしめ片がそれぞれ前後に位置ずれして設けられている。
本体部10は、図1に示すように、下壁部11と、下壁部11の左端から垂直に立ち上がる左壁部12と、下壁部11の右端から垂直に立ち上がる右壁部13と、左壁部12の上端と右壁部13の上端との間に配され下壁部11と対向配置された上壁部14とから構成されている。また、上壁部14は二重壁状をなしており、本体部10の内面側に配された内壁部(本発明の「一壁部」の一例)14Aと、その内壁部14Aの後端における外面側に積層された外壁部14Bとから構成されている。尚、外壁部14Bは、内壁部14Aが外方に開き変形することを規制可能である。
本体部10の内部には、内壁部14Aの後端から前方に延出された弾性接触片15が設けられている。弾性接触片15は、上下方向に弾性撓み可能に設けられている。弾性接触片15は、本体部10の前端開口から内部に進入した相手側端子金具の雄タブ(図示せず)に対して弾性的に接触可能である。つまり、雄タブは、弾性接触片15に摺接してこれを下壁部11側に押し下げつつ、本体部10の内部に進入し弾性接触片15と内壁部14Aとの間に挟持される。これにより、相手側端子金具と端子金具1とが導通可能に接続される。
内壁部14Aの右端縁(本発明の「他端縁」の一例)14R、すなわち右壁部13の上端には、図5に示すように、金型等で打ち抜かれることにより前後方向に長い長孔14Hが貫通形成されている。内壁部14Aは、長孔14Hが設けられることで右壁部13に対して前端側と後端側の2箇所で接続された形態となっている。内壁部14Aのうち長孔14Hの前縁より後方部分は、叩き出されることにより本体部10の内面側に板厚一枚分だけ低く形成されている。また、長孔14Hの開口縁における右壁部13側には、突部16が突出して形成されている。この突部16の後端は、スタビライザ30の後端よりも前方とされている。このため、例えばスタビライザ30の後端にランスを係止させたい場合に、突部16との干渉を回避してランスを幅狭に形成する必要がなく、大きなランスを形成して十分な係止力を得ることができる。
尚、端子金具1は、防水マットシール(図示せず)に挿入されるようになっており、このとき、防水マットシールの傷付き防止のため、本体部10の前面における外周縁部が全て面取りされている。本体部10に連なるスタビライザ30についても、本体部10と同様に、外周縁部が面取りされており、さらに折り曲げによってRが付けられた状態に形成されている。この点については、次述する。
ところで、本実施形態の端子金具1は、キャビティ内における正規の挿入位置まで挿入されると、キャビティの内面に設けられたランス(図示せず)がスタビライザ30の後端に係止することにより後方へ抜止されるようになっている。
スタビライザ30は、図4に示すように、左壁部12の上端縁から右斜め上方に延出され、その延出端部で右斜め下方に折り返されて右壁部13の上端縁側に延出されている。換言すると、スタビライザ30は、内壁部14Aの左端縁(本発明の「一端縁」の一例)14L側を基端部30Aとして上方に膨出する形態をなし、右端縁(本発明の「他端縁」の一例)14R側に延出端部30Bが配置された片持ち状をなしている。また、スタビライザ30は、その上端(本発明の「折り返し部」の一例)30Cが内壁部14Aの左右方向中央に位置しており、その上端30Cを頂点とした略三角形状をなしている。これにより、端子金具1を防水マットシールの円孔(図示せず)に挿入する際に円孔の変形が最小にすることができる。
スタビライザ30の延出端部30Bには係止部31が形成されており、この係止部31にはその後端が一部切り欠かれることにより切り欠き部32が形成されている。係止部31は、長孔14Hの開口縁における前縁(以下「長孔14Hの前縁」という)17と突部16の前縁18との間に嵌り込むようになっている。詳細には、係止部31の前縁は長孔14Hの前縁17と略当接した状態となり、係止部31の後縁、すなわち切り欠き部32を構成する前縁は突部16の前縁18と略当接した状態となる。尚、長孔14Hの前縁17及び突部16の前縁18は本発明の「被係止部」を構成している。
このような構成によると、正規の挿入位置にある端子金具1に接続された電線が後方に引っ張られる等してスタビライザ30の後端がランスによって強い力を受けた場合に、スタビライザ30の延出端部30Bが前方に移動することを規制することができる。したがって、ランスに対する係止力を高めることが可能である。また、端子金具1を上下反転した姿勢でキャビティ内に後方から挿入し、スタビライザ30の前端がキャビティの後端開口縁に接触する等した場合に、スタビライザ30が座屈し変形することを規制することができる。
次に、端子金具1を折り曲げ形成する前の展開状態について図5を参照しながら説明する。下壁部11の図示上方には、左壁部12、スタビライザ30、及び上壁部14の外壁部14Bが連なり、下壁部11の図示下方には、右壁部13、及び上壁部14の内壁部14Aが連なっている。そして、内壁部14Aの図示右方(本発明における後方)に弾性接触片15が配置されている。また、内壁部14Aの左端縁14Lには、前後方向に長い張り出し部14Fが形成されている。この張り出し部14は、スタビライザ30の基端部30A側後縁と上壁部14Bの基端部側前縁との間に嵌り込み、内壁部14Aの左端縁14Lが前後方向に移動することを規制可能である。
また、本実施形態における端子金具1は、展開状態において側方(図示上下方向)に並んで配置されている。ここで、弾性接触片15は、ワイヤバレル部21及ぶインシュレーションバレル部22との干渉を回避しつつ斜め後方に延びる形態で内壁部14Aの後方(図示右方)に配置されているから、弾性接触片15を内壁部14Aの側方(図示下方)に配置した場合よりも、端子金具1間ピッチを小さくすることができる。
本実施形態は以上のような構造であって、続いてその作用を説明する。
まず、展開状態から端子金具1を折り曲げ形成する方法を説明する。展開状態において弾性接触片15を前方に折り返しつつ下壁部11の左右両側縁を上方に折り曲げることにより左壁部12及び右壁部13を形成する。右壁部13の上端縁を左壁部12側に折り曲げることにより上壁部14の内壁部14Aを形成する。左壁部12の上端縁を右壁部13側に折り曲げることにより上壁部14の外壁部14Bを形成すると共に、スタビライザ30を形成する。スタビライザ30は、内壁部14Aの左端縁14L側から右斜め上方に延出し、内壁部14Aの左右方向中央で右斜め下方に折り返して内壁部14Aの右端縁14R側に延出することにより略三角形状となるように形成する。
次に、端子金具1をキャビティ内に挿入する。このとき、スタビライザ30をキャビティ内の挿通溝に挿通することにより本体部10の挿入動作が案内される。そして、端子金具1が正規の挿入位置に至ると、スタビライザ30の後端にランスが係止して端子金具1がキャビティ内で後方に抜け止めされた状態に保持される。一方、端子金具1を上下反転した姿勢でキャビティ内に挿入し、スタビライザ30の前端がキャビティの後端開口縁に接触する等した場合に、係止部31の後縁が突部16の前縁18に当接することにより、スタビライザ30の延出端部30Bが後方へ移動することが規制されると共に、スタビライザ30が座屈し変形することが規制される。
また、正規の挿入位置において端子金具1に接続された電線が後方に引っ張られる等してスタビライザ30の後端がランスに押し当てられて強い力がかかったとしても、係止部31の前縁が長孔14Hの前縁17に当接することによりスタビライザ30の延出端部30Bが前方へ移動することが規制される。また、係止部31の後端に切り欠き部32を設け、この切り欠き部32に突部16が収容されるようにし、この突部16の後縁がスタビライザ30の後端よりも前方となるようにしたから、突部16との干渉を回避すべくランスを小さめに形成しなくてもよく、大きなランスを形成することができる。これらによって、スタビライザ30の後端のランスに対する係止力を十分確保することができ、もって端子金具1がキャビティ内から後方へ抜けることが規制される。このように、本実施形態のスタビライザ30は、端子金具1の案内機能と抜止機能を兼ね備えていることから、これらを別々に設けなくてもよく、全体として簡素な構成とすることができる。
以上のように本実施形態では、係止部31の前縁が長孔14Hの前縁17と係止することによって、スタビライザ30の延出端部30Bが前方へ移動することが規制される。すなわち、スタビライザ30を基端部30Aと延出端部30Bの双方で支持することができるから、スタビライザ30の剛性を高めることができる。よって、スタビライザ30の後端にランスを係止させて端子金具1の抜止を行う場合に、十分な係止力を得ることができる。
また、係止部31の後縁が突部16の前縁18と係止することによって、スタビライザ30の係止部31側が後方へ移動することが規制される。例えば、端子金具1を上下反転した姿勢でキャビティ内に後方から挿入し、スタビライザ30の前端がキャビティの後端開口縁に接触する等した場合に、スタビライザ30が座屈し変形することも規制可能である。
さらに、突部16の後縁がスタビライザ30の後端よりも前方とされているから、スタビライザ30の後端にランスを係止させる場合に、ランスと突部16が干渉することを規制可能である。すなわち、突部16との干渉を回避するためにランスを小さめに形成する必要がなく、大きなランスをスタビライザ30の後端に係止させることでより大きな係止力を得ることができる。
これらに加えて、展開状態で弾性接触片15を内壁部14Aの後方に配置したから、内壁部14Aの側方に配置した場合よりも、端子金具1間ピッチを小さくすることができ、端子金具1の取数が増加し歩留まりを向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態ではスタビライザ30を内壁部14Aの外面に形成しているものの、本発明によると、スタビライザ30を本体部10を構成する周壁部のいずれの外面に形成してもよく、例えば右壁部13の外面に形成してもよい
(3)本実施形態では係止部31が長孔14Hに嵌り込むことで端子金具1の前後方向の移動を規制しているものの、本発明によると、係止部31に開口を設け、この開口に嵌り込む突部を右壁部13の上端縁に設けてもよい。
(4)本実施形態では左壁部12の上端縁を基端部としてスタビライザ30を形成しているものの、本発明によると、右壁部13の上端縁を基端部として左壁部12の上端縁に向けて片持ち状に延出することによりスタビライザ30を形成してもよい。
本実施形態における端子金具を前方から見た正面図 その端子金具を上方から見た平面図 その端子金具を側方から見た側面図 図2のIV−IV線断面図 本実施形態における端子金具を折り曲げ形成する前の展開状態を上方から見た平面図
符号の説明
1…端子金具
10…本体部
14…上壁部
14A…内壁部(一壁部)
14L…左端縁(一端縁)
14R…右端縁(他端縁)
14H…長孔
16…突部
17…長孔の前縁(被係止部)
18…突部の前縁(被係止部)
30…スタビライザ
30A…スタビライザの基端部
30B…スタビライザの延出端部
30C…スタビライザの上端(折り返し部)
31…係止部
32…切り欠き部

Claims (6)

  1. 角筒状をなして前後方向に延びる本体部と、
    この本体部がコネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されると、同キャビティの内面に設けられた挿通溝に挿通することにより前記本体部の挿入動作を案内可能とされているとともに、前記キャビティ内における正規の挿入位置まで挿入されると、前記キャビティの内面に設けられたランスが係止することにより前記本体部を後方へ抜止するスタビライザとを備え、
    前記スタビライザは、前記本体部を構成する周壁部のうち一壁部の一端縁を基端部として他端縁側に向けて片持ち状に折り曲げることにより前記本体部の外面に配され、その延出端部と前記基端部との間において外面側に膨出する形態をなしている端子金具であって、
    前記スタビライザの延出端には係止部が設けられ、前記一壁部の他端縁には前記係止部と前後方向に係止可能な被係止部が設けられ、前記スタビライザの延出端部は、前記係止部の前端が前記被係止部と係止することによって前方への移動が規制されている端子金具。
  2. 前記スタビライザの延出端部は、前記係止部の後端が前記被係止部と係止することによって後方への移動が規制されている請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記係止部は、その後端を切り欠くことによって形成された切り欠き部を有し、前記被係止部は、前記切り欠き部に嵌り込んで前記スタビライザの延出端部が後方へ移動することを規制する突部を有し、その突部の後端が前記スタビライザの後端よりも前方とされている請求項2に記載の端子金具。
  4. 角筒状をなして前後方向に延びる本体部と、
    この本体部がコネクタハウジングに設けられたキャビティ内に後方から挿入されると、同キャビティの内面に設けられた挿通溝に挿通することにより前記本体部の挿入動作を案内可能なスタビライザとを備え、
    前記スタビライザは、前記本体部を構成する周壁部のうち一壁部の外面から膨出する形態をなし、かつ、前記一壁部において前後方向に沿う一端縁側を基端部として他端縁側に向けて片持ち状に延出されている端子金具であって、
    前記スタビライザの延出端には係止部が設けられ、前記一壁部の他端縁には前記係止部と前後方向に係止可能な被係止部が設けられ、前記スタビライザの延出端部は、前記係止部の前端が前記被係止部と係止することによって前方への移動が規制されており、
    前記スタビライザの延出端部は、前記係止部の後端が前記被係止部と係止することによって後方への移動が規制されており、
    前記係止部は、その後端を切り欠くことによって形成された切り欠き部を有し、前記被係止部は、前記切り欠き部に嵌り込んで前記スタビライザの延出端部が後方へ移動することを規制する突部を有し、その突部の後端が前記スタビライザの後端よりも前方とされている端子金具。
  5. 前記一壁部の他端縁には長孔が貫通形成されているものにおいて、前記被係止部は、前記長孔の開口縁により構成されている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具。
  6. 前記スタビライザの延出方向を左右方向と定義したときに、前記スタビライザは前記一壁部における前記左右方向中央に位置する折り返し部を頂点として略三角形状をなしている請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の端子金具。
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