JP2012150212A - 光源装置及びプロジェクター - Google Patents

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Abstract

【課題】励起光の利用効率を向上させるとともに、エテンデュの小さい光源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基板41と、基板41上に設けられ、励起光によって励起されて励起光とは異なる波長の蛍光を射出する蛍光体層45と、励起光を射出する光源10と、蛍光体層45から蛍光を射出する側に、蛍光体層45に面して設けられ、励起光のピーク波長にあたる光を蛍光体層45に向けて反射するとともに、蛍光の波長帯域にあたる光を透過する波長選択ミラー60と、波長選択ミラー60と蛍光体層45との間に設けられたピックアップレンズ50と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置及びプロジェクターに関するものである。
近年、レーザー光源を用いた光源装置として、レーザー光を直接照明光として用いるのではなく、蛍光体に照射して得られる蛍光を照明光として利用する光源装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1の光源装置は、励起光(青色光)を射出する光源と、モーターにより回転される円板上に2種類の蛍光体の層(赤色蛍光体の層と緑色蛍光体の層)を形成してなる蛍光板と、を備えている。円板上には、回転方向に沿って3つのセグメント領域が形成されている。3つのセグメント領域のうち2つには、互いに異なる色光(赤色光と緑色光)を放射する2種類の蛍光体の層が形成され、残りのセグメント領域には、励起光(青色光)を散乱する散乱体が形成されている。
このような光源装置によれば、励起光と2種類の蛍光体の層とを用いて時間分割で3つの色光を順次放射するため、時間積分することにより白色光を得ることを可能とする光源装置となる。
また、特許文献1の図6では、蛍光体の層の射出面に面して、蛍光体の層で波長変換されずに透過した励起光を選択的に反射し蛍光体の層に再度導く励起光反射層を備える構成が提案されている。このような構成によれば、波長変換されなかった励起光を再度蛍光体の層での発光に利用できるため、変換効率(入射する励起光の光量に対する、得られる蛍光の光量の割合)が向上する。
特開2009−277516号公報
上記特許文献の光源装置では、蛍光体の層から射出される励起光は、蛍光体で拡散した拡散光となっている。そのため、励起光反射層で反射された励起光によって蛍光体の層が照射される領域の面積は、蛍光体の層が励起光源から射出された励起光によって直接照射される領域の面積よりも大きくなる。すると、蛍光の発光面積が大きくなることになり、蛍光のエテンデュ(Etendue:光線束の断面積と光源からの放射立体角の積)が増大することになる。
エテンデュが大きい光源では、射出される光が光路内を伝播する際に、光学系の飲み込み角を超えてしまい損失する成分が増加しやすい。そのため、結果として励起光反射層で反射させた励起光の再利用の効果が低下してしまう。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであって、励起光の利用効率を向上させるとともに、エテンデュの小さい光源装置を提供することを目的とする。また、このような光源装置を有し、高品質な画像表示が可能なプロジェクターを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の光源装置は、基板と、前記基板上に設けられた蛍光体層と、前記蛍光体を励起する第1の光を含む光を射出する光源と、前記蛍光体層から射出される蛍光の波長帯域にあたる光を透過するとともに、前記第1の光のうち前記蛍光体層を透過した透過光のピーク波長にあたる光を反射する波長選択ミラーと、前記波長選択ミラーと前記蛍光体層との間の前記透過光の光路上に設けられた集光光学系と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、蛍光体層を透過した励起光を波長選択ミラーで反射し、再度蛍光体層に照射して蛍光に変換することができるため、励起光の利用効率を向上させることができる。また、波長選択ミラーで反射した励起光を、集光光学系により集光した後に照射することとなるため、励起光の照射面積の増大を低減することができ、蛍光の発光面積の増大を抑制することができる。したがって、エテンデュの小さい蛍光光源とすることができる。
本発明においては、前記基板は、少なくとも前記第1の光のピーク波長にあたる光を透過させる材料で形成され、前記蛍光体層は、前記基板に対して前記第1の光が入射する側とは反対側の面に設けられていることが望ましい。
蛍光体層では、励起光が入射する側で多く蛍光を発し、且つ励起光及び蛍光発光による発熱を生じる。しかし、この構成によれば、蛍光体層で生じた熱を、効率的に基板を介して放熱することができ、蛍光体層の温度上昇を防ぎ、蛍光体層の形成材料の温度消光を抑制することができる。
本発明においては、前記基板は、所定の回転軸の周りを回転可能に設けられ、前記蛍光体層は、前記基板上において、前記回転軸の周りの環状領域に設けられていることが望ましい。
この構成によれば、励起光が蛍光体層上の同一の位置を照射し続けることがないため、蛍光体層の熱劣化を防止し、装置を長寿命化することができる。
本発明においては、前記光源から射出される光から前記第1の光と第2の光とを分割する導光光学系を有し、前記蛍光と前記第2の光とを射出することが望ましい。
この構成によれば、同一の光源から射出される光を用いて蛍光と第2の光とを形成することができる。そのため、光源の装置構成を簡略化することができる。
本発明においては、前記蛍光と前記第2の光とを合成する合成光学系を有していることが望ましい。
この構成によれば、同一の光路から幅広い波長帯域の光を射出することができる。
本発明においては、前記第1の光は、前記蛍光の補色の色光であることが望ましい。
この構成によれば、白色光を射出する光源装置とすることができる。
本発明においては、前記蛍光体層と、前記基板の前記第1の光が入射する側の表面と、の間において、前記蛍光体層と平面視で重なり、前記第1の光のピーク波長にあたる光を透過させるとともに、前記蛍光の波長帯域にあたる光を反射する波長選択膜が設けられていることが望ましい。
この構成によれば、蛍光体層で生じた蛍光が、励起光の入射側に戻ることを防ぎ、効果的に射出方向に向かわせることが可能となる。
本発明においては、前記光源は、前記第1の光として青色の波長帯域の光を射出することが望ましい。
この構成によれば、カラー表示における青色領域において明るい表示が可能となる。
本発明においては、前記光源は、固体光源であることが望ましい。
この構成によれば、光源装置を小型化し、光源の長寿命化が可能となる。
本発明においては、前記光源は、半導体レーザーであることが望ましい。
この構成によれば、高出力の励起光を射出することができる。
また、本発明のプロジェクターは、上述の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えることを特徴とする。
この構成によれば、上述の光源装置を有するため、高品質な画像表示が可能となる。
本実施形態の光源装置の構成を示す模式図である。 光源装置および蛍光体層の発光特性を示すグラフである。 本実施形態の光源装置が備える発光素子を示す模式図である。 発光素子が備える蛍光体層の構成を示す模式図である。 蛍光体層を透過する励起光の挙動を示す模式図である。 光拡散部材の構成を示す模式図である。 本実施形態のプロジェクターを示す模式図である。 偏光変換素子の説明図である。
以下、図1〜図8を参照しながら、本発明の実施形態に係る光源装置およびプロジェクターについて説明する。なお、以下の全ての図面においては、図面を見やすくするため、各構成要素の寸法や比率などは適宜異ならせてある。
図1は、本実施形態の光源装置100の構成を示す模式図である。図1に示すように、光源装置100は、光源部(光源)10、コリメート光学系20、導光光学系30、発光素子40、ピックアップレンズ(集光光学系)50、ダイクロイックミラー(波長選択ミラー)60、光拡散部材70、合成光学系80を有している。
光源装置100では、光源部10から射出されるレーザー光Bの一部を第1の光として発光素子40に照射することにより、発光素子40で黄色の蛍光を生じさせる。レーザー光は青色光であり、蛍光とは補色の関係にある。また、レーザー光Bの残部は第2の光として光拡散部材70に入射し、拡散される。光源装置100は、蛍光と、光拡散部材70を透過して拡散された青色のレーザー光と、を合成することにより、白色光Lを射出する。
本実施形態の光源装置100は、プロジェクターの照明光として好適に用いることができる。以下、光源装置100の構成を順に説明する。
光源部10は、複数(図では3つ)のレーザー光源11を有し、青色(発光強度のピーク:約445nm、図2(a)参照)のレーザー光Bを射出するレーザー光源アレイである。光源部10では、例えば、半導体レーザー光源(固体光源)11を2次元状に配列することにより、高出力の励起光源とすることができる。図2(a)において、符号Bで示すのは、光源部10が射出する色光(青色光)成分である。
なお、光源部10は、レーザー光源アレイではなく、1つのレーザー光源だけを用いることとしてもよい。また、レーザー光源ではなくLED等の他の固体光源を用いることも可能である。さらには、後述する蛍光物質を励起させることができる波長の光であれば、445nm以外のピーク波長を有する色光を射出する固体光源以外の光源であっても構わない。
コリメート光学系20では、コリメーターレンズアレイ21と、集光レンズ23と、平行化レンズ25と、が光路上にこの順で配置されている。光源部10から出射されたレーザー光Bは、光源部10のレーザー光源に1体1で対応して設けられたコリメーターレンズアレイ21の小レンズに入射して平行化され、集光レンズ23で集光された後に平行化レンズ25を透過することにより、レーザー光全体として光線束が細められる。
導光光学系30は、第1ミラー31、第2ミラー32を含んでいる。これらのうち、第1ミラー31は、入射するレーザー光Bの一部を反射するとともに、残部を透過させるビームスプリッターである。また第2ミラー32は、レーザー光Bを反射する反射ミラーである。
第1ミラー31は、透明基板上に誘電体多層膜のような光分離膜が形成された構成を有している。用いる第1ミラー31の反射光と透過光との比率は、光分離膜の構成(屈折率、厚さ等)を制御することにより任意に制御可能である。
コリメート光学系20から射出されたレーザー光Bは、第1ミラー31に入射し、一部が透過して第1励起光B1として射出される。また、第1ミラー31で反射するレーザー光Bの残部は、第2ミラー32で反射し、第2励起光B2として発光素子40に入射する。このようにして、レーザー光Bは、第1励起光B1,第2励起光B2の2つの光線束に分割される。ただし、第1励起光B1は、光拡散部材70を励起させる光ではない。第1励起光B1は光拡散部材70によって拡散され、配光性が変更された青色光として光拡散部材70から射出される。第2励起光B2が本発明における第1の光であり、第1励起光B1が本発明における第2の光である。
発光素子40は、発光素子40に設けられた蛍光体層45を用いて、第2励起光B2を第2励起光B2とは異なる波長の蛍光に変換する。
発光素子40については、図1、3、4を合わせて参照しながら説明する。図3は、発光素子40の平面図、図4は、発光素子40に設けられた蛍光体層45の一部断面図である。
図1および図3に示すように、発光素子40は、平面視円形の基板41と、基板41の第1主面41a上において設定された環状領域ARに設けられた蛍光体層45と、を有している。発光素子40は、基板41の中心を通る第1主面41aの法線と平行に設けられた回転軸48がモーター49に接続され、回転可能に設けられている。蛍光体層45は、図3に示すように、基板41の回転中心(すなわち回転軸48と基板41との交点)に対して略同心に設けられている。
このような発光素子40では、蛍光体層45が形成されていない第2主面41bが導光光学系30側に面し、第2主面41b側から第2励起光B2が入射するように配置されている。
蛍光体層45は、蛍光を発する蛍光体粒子を有しており、第2励起光B2(青色光)を吸収し黄色(発光強度のピーク:約550nm、図2(b)参照)の蛍光に変換する機能を有する。図2(b)において符号Rで示した成分は、蛍光体層45が射出する黄色光のうち赤色光として利用可能な色光成分であり、符号Gで示した成分は、同様に緑色光として利用可能な色光成分である。図1では、赤色光Rと緑色光Gとを含む蛍光を符号RGで示している。蛍光体層45の構成については、後に詳述する。
通常、蛍光体層45では、励起光が入射する側で多く蛍光を発すると共に発熱も生じる。そのため、第2主面41b側から蛍光体層45に励起光を照射すると、蛍光体層45においては、基板41に近い側での発熱量が多くなる。しかしこのとき、蛍光体層45で生じた熱は、効率的に基板41を介して放熱されるため、蛍光体層45の温度上昇を防ぎ、蛍光体層45の形成材料の温度消光を抑制することができる。
基板41は、基板本体42と、基板本体42と蛍光体層45との間に設けられた波長選択膜43と、基板本体42の波長選択膜43とは反対側の面に設けられた反射防止膜44と、を有している。
基板本体42は、励起光である青色光を透過させる物質を形成材料としており、例えば、石英ガラス、水晶、サファイア(単結晶コランダム)、透明樹脂などを用いることができる。これらの中では、励起光による加熱で変形しないように無機物である石英ガラス、水晶、サファイアが好適に用いられる。さらには、基板41に、蛍光体層45において発光する際に生じる発熱を放熱させる場合には、伝熱性等を考慮して水晶を形成材料として用いることが好ましい。
波長選択膜43は、基板本体42の表面に積層された誘電体多層膜のような光分離膜である。波長選択膜43は、第2励起光B2の波長帯域の色光を選択的に透過させ、それ以外の波長帯域の色光を反射させる波長選択性を有している。具体的には、波長選択膜43は青色光(例えば、波長が約445nmの光)を透過させ、青色光よりも長波長の光(例えば、480nmよりも長波長の光)を反射させる。これにより、青色光である第2励起光B2は波長選択膜43を透過し、蛍光体層45に入射する。また、蛍光体層45で生じる蛍光RGが導光光学系30の方向に戻ることを防ぎ、射出方向(合成光学系80の方向)に向かわせることが可能となる。
反射防止膜44は、通常知られた誘電体多層膜で構成されるものを用いることができる。反射防止膜44を構成する複数の層は、それぞれ第2励起光B2の反射を防止するように屈折率が調整されている。これにより、第2主面41bにおける第2励起光B2の損失を抑えることができる。
図4に示すように、蛍光体層45は、蛍光を発する複数の蛍光体粒子451と、光透過性を有する基材452と、を有している。第2励起光B2は、蛍光体層45に入射して、一部が蛍光RGに変換される。また、第2励起光B2のうち蛍光体層45で蛍光RGに変換されなかった成分は、蛍光体粒子451で屈折し拡散しながら射出される。
蛍光体粒子451は、第2励起光B2を吸収し、蛍光RGを発する粒子状の蛍光物質である。例えば、蛍光体粒子451には、波長が約445nmの青色光によって励起されて蛍光を発する物質が含まれており、第2励起光B2の一部を、赤色の波長帯域から緑色の波長帯域までを含む光に変換して射出する。このような蛍光体粒子451として、平均粒径が1μmから数十μm程度のものが高い発光効率を示すことが知られている。
蛍光体粒子451としては、通常知られたYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を用いることができる。例えば、平均粒径が10μmの(Y,Gd)(Al,Ga)12:Ceで示される組成のYAG系蛍光体(屈折率:約1.8)を用いることができる。
なお、蛍光体粒子451の形成材料は、1種であっても良く、2種以上の形成材料を用いて形成されている粒子を混合したものを蛍光体粒子451として用いることとしてもよい。例えば、赤色の蛍光を発する(Sr,Ca)AlSiN:Euで示される組成の蛍光体等の材料と、緑色の蛍光を発する(YGd)Al12:Ceで示される組成の蛍光体等の材料と、を混合して、用いることで、蛍光RGが得られる蛍光体粒子を調整することとしてもかまわない。
ここで、蛍光体粒子451の平均粒径は、レーザー回折散乱方式を測定原理とした粒度分布測定装置(例えば、SALD2200(島津製作所社製))を用いて測定することができる。本実施形態では、平均粒径としてメジアン粒径(Median Size:粒径分布の中央値)を採用した。
基材452は、蛍光体粒子451のバインダーとして機能する。基材452の形成材料としては、光透過性を有する樹脂材料を用いることができ、中でも高い耐熱性を有するシリコーン樹脂を好適に用いることができる。
モーター49は、発光素子40を使用時において例えば7500rpmで回転させる。この場合、発光素子40において第2励起光B2が照射される領域(ビームスポット)は、周方向に移動する。すなわち、モーター49は、発光素子40におけるビームスポットの位置を変位させる位置変位手段として機能する。これにより、励起光が発光素子40上の同一の位置を照射し続けないため、照射位置の熱劣化を防止し、装置を長寿命化することができる。また、蛍光体45が基板41の回転中心に対して略同心に設けられているため、第2励起光B2のビームスポットが描く軌跡と、蛍光体層45の形状とを一致させることができ、蛍光体層45を最小限の幅で形成することができる。そのため、材料の無駄を抑制することができる。
ピックアップレンズ50は、蛍光体層45と後述するダイクロイックミラー60との間の、第2励起光B2の残部(蛍光体層45を透過した光)の光路上に設けられている。蛍光体層45から射出される蛍光RG、および蛍光体層45で蛍光RGに変換されなかった第2励起光B2の残部は、蛍光体層45に面して設けられているピックアップレンズ50に入射する。ピックアップレンズ50では、蛍光体層45から拡散しながら射出される光を平行化する。
ピックアップレンズ50を透過した光は、ダイクロイックミラー(波長選択ミラー)60に入射する。ダイクロイックミラー60は、第2励起光B2の波長帯域の色光を選択的に反射させ、それ以外の波長帯域の色光を透過させる波長選択性を有している。具体的には、青色光(例えば、波長が約445nmの光)を反射させ、青色光よりも長波長の光(例えば、480nmよりも長波長の光)を透過させる。ダイクロイックミラー60は、誘電体多層膜を有して構成されている。
そのため、このようなダイクロイックミラー60では、青色光よりも長波長の光である黄色の蛍光RGは透過し、色純度が高い蛍光となって合成光学系80の方向に射出される。一方で、青色光である第2励起光B2は蛍光体層45に向けて反射される。
この際、ダイクロイックミラー60から蛍光体層45に向かう第2励起光B2は、集光レンズとして機能するピックアップレンズ50を透過することで、蛍光体層45上に集光する。これにより、以下のような効果を奏する。
ここで、図5を用いて本発明の効果を説明する。ただし、図5では、第1主面41aから射出される第2励起光B2の射出領域を点に近似している。図5は、蛍光体層45から射出される第2励起光B2の挙動を示す説明図である。図5(a)は従来のようにピックアップレンズ50が無い場合、図5(b)は本実施例のようにピックアップレンズ50がある場合を示す。
従来技術では、図5(a)に示すように、蛍光体層45から射出される第2励起光B2は、拡散したままダイクロイックミラー60で反射される。そのため、第2励起光B2のうち、一部の成分(図では、符号B2aで示す)は反射しても蛍光体層45に向かうことなく迷光となり、蛍光発光に利用することができない。
また、蛍光体層45に入射する成分(図では、符号B2bで示す)は、第2励起光B2の射出領域よりも広い照射領域を形成する。図5(a)では、ダイクロイックミラー60で反射した第2励起光B2bの照射領域の幅を符号Wとして示している。このように、ダイクロイックミラー60で反射された第2励起光B2による照射領域は、第1主面41a側から照射される第2励起光B2による照射領域よりも広くなる。すなわち、第2励起光B2のうち蛍光の生成に寄与せずに蛍光体層45を透過した成分を再利用しようとすると、蛍光の発光面積が広がることになり、蛍光のエテンデュが増大してしまう。
対して、本発明によれば、図5(b)に示すように、蛍光体層45からダイクロイックミラー60に向かう第2励起光B2はピックアップレンズ50によって平行化される。また、ピックアップレンズ50は、ダイクロイックミラー60で反射して蛍光体層45に向かう第2励起光B2に対しては集光レンズとして働く。そのためダイクロイックミラー60で反射した第2励起光B2は蛍光体層45上に集光され、図5(a)と比べて照射領域が狭くなる。そのため、ダイクロイックミラー60で反射した第2励起光B2による蛍光の発光面積の増大を抑制し、蛍光のエテンデュを小さく保つことができる。
このようにして、蛍光体層45から射出された第2励起光B2は、蛍光体層45に再度入射し、効果的に蛍光発光に用いられることとなる。
図6には、光拡散部材70の構成を例示した一部断面図を示している。
まず、図6(a)に示すように、光拡散部材70Aは、TiO等の高屈折な透光性を有するフィラー701を、光透過性を有する基材702に分散させた構成を採用することができる。基材702としては、上述の基材452と同様の樹脂材料を用いることができる。このような光拡散部材70Aは、フィラー701を分散した基材702の前駆体を塗布し、硬化することにより形成することができる。
図6(a)に示すように、このような光拡散部材70Aでは、第1励起光B1は、光拡散部材70Aに入射し、フィラー701で屈折・散乱することにより、配光性が変更された青色拡散光として射出される。
また他にも、図6(b)に示すように、光拡散部材70Bは、光透過性を有する基材703の表面に、複数の凹凸を設けた構成を採用することができる。図6(b)では、基材703の表面に複数の凹部704を設けることとして図示している。このような光拡散部材70Bは、基材703の前駆体を塗布した後、凹部704に対応する凸型を用いて型押しした状態で基材703を硬化させ、硬化後に凸型を取り除くことにより形成することができる。
図6(b)に示すように、このような光拡散部材70Bでは、第1励起光B1は、光拡散部材70に入射し、凹部704で屈折・散乱することにより、配光性が変更された青色拡散光として射出される。
また、本実施形態の光源装置100をプロジェクターの光源として採用した場合、第1励起光B1はレーザー光であるため、第1励起光B1によって形成される画像にはスペックルノイズが発生する。しかし、光拡散部材70をたとえば所定の回転軸の周りに回転させる等によって、第1励起光B1が光拡散部材70に入射する位置を時間的に変化させれば、スペックルノイズを低減することができる。
合成光学系80は、第1合成ミラー81、第2合成ミラー82を含んでいる。これらのうち、第1合成ミラー81は、光を反射する反射ミラーである。また、第2合成ミラー82は、青色光(例えば、波長が約445nmの光)を透過させ、青色光よりも長波長の光(例えば、480nmよりも長波長の光)を反射させるダイクロイックミラーである。第2合成ミラー82は、透明基板上に誘電体多層膜のような光分離膜が形成された構成を有している。
発光素子40から射出される蛍光RGは、第1合成ミラー81で反射され、第2合成ミラー82で反射され、外部に射出される。また、光散乱部材70から射出される第1励起光B1は、光散乱部材70の光射出面に対向して設けられたピックアップレンズ51を透過して平行化された後、第2合成ミラー82を透過し、外部に射出される。
このようにして、蛍光RG、第1励起光B1は、光路上で合成され混色され、黄色、青色の幅広い波長帯域の光(すなわち白色光L)として射出される。
本実施形態の光源装置100は、以上のようにして機能する。
図7は、本実施形態のプロジェクターPJを示す模式図である。図に示すようにプロジェクターPJは、光源装置100、色分離光学系200、液晶ライトバルブ(光変調素子)400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400B、色合成素子500、投写光学系600を含んでいる。
プロジェクターPJは、概略すると以下のように動作する。光源装置100から射出された光は、色分離光学系200により複数の色光に分離される。色分離光学系200により分離された複数の色光は、それぞれ対応する液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bに入射して変調される。液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bにより変調された複数の色光は、色合成素子500に入射して合成される。色合成素子500により合成された光は、投写光学系600により壁やスクリーン等のスクリーンSCRに拡大投写され、フルカラーの投写画像が表示される。
以下、プロジェクターPJの各構成要素について説明する。
コリメート光学系110は、光源装置100から射出された光の広がりを抑える第1レンズ112と、第1レンズ112から入射される光を略平行化する第2レンズ114とを備え、全体として光源装置100から射出された光を平行化するものである。本実施形態においては、第1レンズ112と第2レンズ114とは凸レンズで構成されている。
レンズアレイ120,レンズアレイ130は、コリメート光学系110から射出された光の輝度分布を均一化するものである。レンズアレイ120は、複数の第1小レンズ122を含んでおり、レンズアレイ130は複数の第2小レンズ132を含んでいる。第1小レンズ122は、第2小レンズ132と1対1で対応している。コリメート光学系110から射出された光は、複数の第1小レンズ122に空間的に分かれて入射する。第1小レンズ122は、入射した光を対応する第2小レンズ132に結像させる。これにより、複数の第2小レンズ132の各々に、二次光源像が形成される。なお、第1小レンズ122,第2小レンズ132の外形形状は、液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bの画像形成領域の外形形状と略相似形となっている。
偏光変換素子140は、レンズアレイ120,レンズアレイ130から射出された光Lの偏光状態を揃えるものである。図8に示すように、偏光変換素子140は、複数の偏光変換セル141を含んでいる。偏光変換セル141は、第2小レンズ132と1対1で対応している。第2小レンズ132に形成された二次光源像からの光Lは、この第2小レンズ132に対応する偏光変換セル141の入射領域142に入射する。
偏光変換セル141の各々には、入射領域142に対応させて、偏光ビームスプリッター膜143(以下、PBS膜143と称する)及び位相差板145が設けられている。入射領域142に入射した光Lは、PBS膜143によりPBS膜143に対するP偏光L1とS偏光L2とに分離される。P偏光L1、S偏光L2の一方の偏光(ここではS偏光L2)は、反射部材144で反射した後、位相差板145に入射する。位相差板145に入射したS偏光L2は、位相差板145により偏光状態が他方の偏光(ここではP偏光L1)の偏光状態に変換されてP偏光L3になり、P偏光L1とともに射出される。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140から射出された光を被照明領域にて重畳させるものである。光源装置100から射出された光は、空間的に分割された後、重畳されることにより輝度分布が均一化されて光線軸100ax周りの軸対称性が高められる。
色分離光学系200は、ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220、ミラー230、ミラー240、ミラー250、フィールドレンズ300R、フィールドレンズ300G,フィールドレンズ300B、リレーレンズ260、リレーレンズ270を含んでいる。ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220は、例えばガラス表面に誘電体多層膜を積層したものである。ダイクロイックミラー210、ダイクロイックミラー220は、所定の波長帯域の色光を選択的に反射させ、それ以外の波長帯域の色光を透過させる特性を有している。ここでは、ダイクロイックミラー210が緑色光と青色光とを反射させ、ダイクロイックミラー220が緑色光を反射させる。
光源装置100から射出された光Lは、ダイクロイックミラー210に入射する。光Lのうちの赤色光Rは、ダイクロイックミラー210を通ってミラー230に入射し、ミラー230で反射してフィールドレンズ300Rに入射する。赤色光Rは、フィールドレンズ300Rにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Rに入射する。
光Lのうちの緑色光Gと青色光Bとは、ダイクロイックミラー210で反射して、ダイクロイックミラー220に入射する。緑色光Gは、ダイクロイックミラー220で反射してフィールドレンズ300Gに入射する。緑色光Gは、フィールドレンズ300Gにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Gに入射する。
ダイクロイックミラー220を通った青色光Bは、リレーレンズ260を通りミラー240で反射した後、リレーレンズ270を通りミラー250で反射してフィールドレンズ300Bに入射する。青色光Bは、フィールドレンズ300Bにより平行化された後に、液晶ライトバルブ400Bに入射する。
液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bは、例えば透過型の液晶ライトバルブ等の光変調装置により構成される。液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bは、画像情報を含んだ画像信号を供給するPC等の信号源(図示略)と電気的に接続されている。液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bは、供給された画像信号に基づいて、入射光を画素ごとに変調して画像を形成する。液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bは、それぞれ赤色画像、緑色画像、青色画像を形成する。液晶ライトバルブ400R,液晶ライトバルブ400G,液晶ライトバルブ400Bにより変調された光(形成された画像)は、色合成素子500に入射する。
色合成素子500は、ダイクロイックプリズム等により構成される。ダイクロイックプリズムは、4つの三角柱プリズムが互いに貼り合わされた構造になっている。三角柱プリズムにおいて貼り合わされる面は、ダイクロイックプリズムの内面になる。ダイクロイックプリズムの内面に、赤色光が反射し緑色光が透過するミラー面と、青色光が反射し緑色光が透過するミラー面とが互いに直交して形成されている。ダイクロイックプリズムに入射した緑色光は、ミラー面を通ってそのまま射出される。ダイクロイックプリズムに入射した赤色光、青色光は、ミラー面で選択的に反射あるいは透過して、緑色光の射出方向と同じ方向に射出される。このようにして3つの色光(画像)が重ね合わされて合成され、合成された色光が投写光学系600によってスクリーンSCRに拡大投写される。
本実施形態のプロジェクターPJは、以上のような構成となっている。
以上のような構成の光源装置100によれば、励起光の利用効率が向上するとともに、エテンデュが小さい光源装置能とすることができる。
また、以上のような構成のプロジェクターPJによれば、高品質な画像表示が可能となる。
また、本実施形態においては、波長選択膜43は、基板本体42の一面に全面に設けることとしたが、蛍光体層45が設けられる環状領域ARに重なって設けられていれば、他の領域にはなくてもよい。
また、本実施形態においては、蛍光体層45から励起光の補色である黄色の蛍光を射出することとし、光源装置100全体として白色光を射出する構成であることとしたが、これに限らず、任意の色の蛍光を射出する蛍光体層を用いることが可能である。
また、本実施形態においては、光源装置100から射出する光が、合成光学系80で合成することとしたが、これに限らず、第1励起光B1と蛍光RGとを別々に射出することとしても構わない。
また、本実施形態においては、第1合成ミラー81とピックアップレンズ50との間にダイクロイックミラー60を設けているが、これに限らず、第1合成ミラー81と第2合成ミラー82との間にダイクロイックミラー60を設けてもよい。
また、本実施形態においては、光源部10から射出するレーザー光Bを導光光学系30で分離することとしたが、光源部10から発光素子40を励起する光のみを射出することとしてもよい。その場合、プロジェクターPJでフルカラー表示を行うためには、別途青色光源を用意するとよい。
また、本実施形態においては、基板41が回転軸周りを回転する構成の発光素子40を用いることとしたが、発光素子を固定式とすることもできる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施の形態例について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
10…光源、11…半導体レーザー光源(固体光源)、30…導光光学系、41…基板、43…波長選択膜、45…蛍光体層、50…ピックアップレンズ(集光光学系)、60…ダイクロイックミラー(波長選択ミラー)、70…光拡散部材、80…合成光学系、100…光源装置、400R,400G,400B…液晶ライトバルブ(光変調素子)、600…投写光学系、AR…環状領域、PJ…プロジェクター、RG…蛍光、

Claims (11)

  1. 基板と、
    前記基板上に設けられた蛍光体層と、
    前記蛍光体を励起する第1の光を含む光を射出する光源と、
    前記蛍光体層から射出される蛍光の波長帯域にあたる光を透過するとともに、前記第1の光のうち前記蛍光体層を透過した透過光のピーク波長にあたる光を反射する波長選択ミラーと、
    前記波長選択ミラーと前記蛍光体層との間の前記透過光の光路上に設けられた集光光学系と、を備えることを特徴とする光源装置。
  2. 前記基板は、少なくとも前記第1の光のピーク波長にあたる光を透過させる材料で形成され、
    前記蛍光体層は、前記基板に対して前記第1の光が入射する側とは反対側の面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記基板は、所定の回転軸の周りを回転可能に設けられ、
    前記蛍光体層は、前記基板上において、前記回転軸の周りの環状領域に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光源装置。
  4. 前記光源から射出される光から前記第1の光と第2の光とを分割する導光光学系を有し、
    前記蛍光と前記第2の光とを射出することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の光源装置。
  5. 前記蛍光と前記第2の光とを合成する合成光学系を有していることを特徴とする請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記第1の光は、前記蛍光の補色の色光であることを特徴とする請求項4または5に記載の光源装置。
  7. 前記蛍光体層と、前記基板の前記第1の光が入射する側の表面と、の間において、前記蛍光体層と平面視で重なり、前記第1の光のピーク波長にあたる光を透過させるとともに、前記蛍光の波長帯域にあたる光を反射する波長選択膜が設けられていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の光源装置。
  8. 前記光源は、前記第1の光として青色の波長帯域の光を射出することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の光源装置。
  9. 前記光源は、固体光源であることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の光源装置。
  10. 前記光源は、半導体レーザーであることを特徴とする請求項9に記載の光源装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項の光源装置と、前記光源装置から射出される光を変調する光変調素子と、前記光変調素子によって変調された光を投写する投写光学系と、を備えることを特徴とするプロジェクター。
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