JP2019074677A - 波長変換素子、波長変換装置、光源装置およびプロジェクター - Google Patents
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Abstract
【課題】波長変換効率を低下させることなく、射出光の色味の調整が可能な波長変換素子を提供する。【解決手段】本発明の波長変換素子は、第1面を有する基板と、第1波長の励起光が入射する第1励起光入射面を有し、第1面に対向して設けられ、励起光を第2波長の光に波長変換する第1蛍光体層と、第1励起光入射面の一部に当接して設けられ、励起光を第3波長の光に波長変換する第2蛍光体層と、第1蛍光体層と基板との間に設けられ、第2波長の光と第3波長の光とを反射する反射層と、を備え、第1蛍光体層は、励起光の入射方向から見て、環状であり、励起光の入射方向から見た第2蛍光体層の面積は、励起光の入射方向から見た第1蛍光体層の面積よりも小さく、第2蛍光体層の厚さは、第1蛍光体層の厚さよりも薄い。【選択図】図3
Description
本発明は、波長変換素子、波長変換装置、光源装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターに用いられる光源装置として、半導体レーザー等の発光素子から射出された励起光を蛍光体に照射した際に、蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。
下記の特許文献1に、紫外光を発光する固体光源と、紫外光を可視光に変換する波長変換層を有するカラーホイールと、空間光変調器と、投射レンズと、を備えた「投射型表示装置」が開示されている。特許文献1には、円形の基板が3つの領域に分割され、3つの領域のそれぞれに青色光用蛍光体層、緑色光用蛍光体層、赤色光用蛍光体層のいずれかが設けられたカラーホイールが例示されている。
下記の特許文献2に、所定波長域の蛍光を発する正面側蛍光体層と、正面側蛍光体層から発せられる蛍光の波長域とは異なる波長域の蛍光を発する背面側蛍光体層と、正面側蛍光体層と背面側蛍光体層との間に設けられたダイクロイックフィルターと、を備えた蛍光板と、励起光源と、を備えた「光源装置」が開示されている。特許文献2には、緑色蛍光体を含む正面側蛍光体層とシアン色蛍光体を含む背面側蛍光体層とに励起光を照射することにより、シアン色により色味が調整された緑色の蛍光が蛍光板の正面側に射出され、シアン色により色味が調整された青色光(励起光)が蛍光板の背面側に射出されることが記載されている。
蛍光体を備えた光源装置において、射出光の色は基本的には蛍光体材料の特性で決まるが、さらに射出光の色味を調整したいという要求がある。その場合、上記の特許文献1、2には、以下のような問題点があった。
特許文献1のカラーホイールでは、カラーホイールの回転方向に沿って3つの領域が設けられ、3つの領域の各々に互いに異なる色の蛍光体層が設けられている。ところが、異なる蛍光体材料からなる蛍光体層を基板上に隙間無く形成することは難しく、隣り合う2つの蛍光体層の間に隙間が生じた場合には波長変換効率が低下する、という問題がある。その上、各領域から射出される色光の色味は当該領域で用いられる蛍光体材料の特性で決まるため、色味を細かく調整することが難しい、という問題がある。
また、特許文献2の光源装置は、シアン色光を用いて緑色光と青色光の色味の調整を行っているが、緑色光と青色光が蛍光板の両面から互いに逆向きに射出される構成を有しており、緑色光と青色光は同じ方向には射出されない。そのため、この光源装置をプロジェクターに用いる場合、プロジェクターの光学系の構成に制約がある、という問題がある。
本発明の一つの態様は、上記の課題を解決するためになされたものであって、波長変換効率を低下させることなく、射出光の色味の調整が可能な波長変換素子を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一つの態様は、上記の波長変換素子を備えた波長変換装置を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一つの態様は、上記の波長変換装置を備えた光源装置を提供することを目的の一つとする。また、本発明の一つの態様は、上記の光源装置を備えたプロジェクターを提供することを目的の一つとする。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの態様の波長変換素子は、第1面を有する基板と、第1波長の励起光が入射する第1励起光入射面を有し、前記第1面に対向して設けられ、前記励起光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に波長変換する第1蛍光体層と、前記第1励起光入射面の一部に当接して設けられ、前記励起光を前記第1波長および前記第2波長とは異なる第3波長の光に波長変換する第2蛍光体層と、前記第1蛍光体層と前記基板との間に設けられ、前記第2波長の光と前記第3波長の光とを反射する反射層と、を備え、前記第1蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、環状であり、前記励起光の入射方向から見た前記第2蛍光体層の面積は、前記励起光の入射方向から見た前記第1蛍光体層の面積よりも小さく、前記第2蛍光体層の厚さは、前記第1蛍光体層の厚さよりも薄いことを特徴とする。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、第2蛍光体層は第1蛍光体層の第1励起光入射面の一部に当接して設けられているため、第1蛍光体層の第1励起光入射面には、第2蛍光体層が設けられている領域と第2蛍光体層が設けられていない領域とが存在する。第2蛍光体層が設けられている領域では、第2蛍光体層の厚さが第1蛍光体層の厚さよりも薄いため、励起光の一部が第2蛍光体層において第3波長の光に波長変換されるとともに、励起光の他の一部が第2蛍光体層を透過して第1蛍光体層に到達し、第1蛍光体層において第2波長の光に波長変換される。また、第2蛍光体層が設けられていない領域では、励起光が第1蛍光体層において第2波長の光に波長変換される。
各蛍光体層で生成された第2波長の光および第3波長の光は、反射層でともに反射され、各蛍光体層から互いに同じ方向に射出される。このように、本発明の一つの態様の波長変換素子において、第1蛍光体層と第2蛍光体層とは各蛍光体層の厚さ方向に積層されており、周方向に並んで配置されていない。そのため、第1蛍光体層と第2蛍光体層との間に隙間が生じることがなく、隣り合う蛍光体層間の隙間に起因した波長変換効率の低下が生じることがない。また、第1蛍光体層の面積や厚さに対する第2蛍光体層の面積や厚さの比を変更することにより、射出光の色味の調整が可能である。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記第1蛍光体層の前記第1励起光入射面の第1の位置および前記第1の位置とは異なる第2位置に、それぞれ前記第2蛍光体層が設けられていてもよい。
本発明の一つの態様において、第2蛍光体層は第1蛍光体層の第1励起光入射面の一部に設けられているため、励起光の照射位置が第1蛍光体層の周方向に移動する構成の波長変換装置に用いる場合、第2波長の光のみが射出される期間と、第2波長の光と第3波長の光とが混ざった光が射出される期間と、が切り替わる。その際、本発明の一つの態様の構成によれば、第1励起光入射面の第1の位置および第2位置に、それぞれ第2蛍光体層が設けられているため、一つの第2蛍光体層が設けられた場合と比べて、励起光の照射位置が第1蛍光体層を1周する間の色光の切り替わり回数が増え、色光の切り替わり周期が短くなる。これにより、射出光の色割れを生じにくくすることができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記第1蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、円環状であり、前記第2蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、略矩形であってもよい。
この構成によれば、第2蛍光体層を円弧状に加工する必要がなく、作製しやすい。また、第2蛍光体層を第1蛍光体層の第1面の一部に設ける際、第2蛍光体層が円弧状である場合に比べて位置合わせマージンを大きくしやすいため、位置合わせ作業を容易に行うことができる。
本発明の一つの態様の波長変換素子において、前記第2蛍光体層は、前記励起光が入射する第2励起光入射面を有し、前記第1励起光入射面と、前記第2励起光入射面とは略同一平面上にあってもよい。
この構成によれば、第2蛍光体層が設けられている領域と第2蛍光体層が設けられていない領域との間で段差が生じないため、蛍光体層を全体として薄型化することができる。
本発明の一つの態様の波長変換装置は、本発明の一つの態様の波長変換素子と、前記波長変換素子を、前記基板の前記第1面に垂直な回転軸を中心として回転させる回転駆動装置と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、波長変換素子を回転させることにより各蛍光体層の温度上昇を抑制できるため、波長変換効率を高めることができる。
本発明の一つの態様の光源装置は、本発明の一つの態様の波長変換素子と、前記励起光を射出する励起光源と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一つの態様の光源装置は、本発明の一つの態様の波長変換素子を備えているため、高い強度の光を得られる光源装置を実現することができる。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、前記画像光を投射する投射光学装置と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置を備えているため、高光束のプロジェクターを実現することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
以下、本発明の第1実施形態について、図面を用いて説明する。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
第1実施形態に係るプロジェクターの一例について説明する。
第1実施形態のプロジェクターは、スクリーン(被投射面)上にカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクターは、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの液晶光変調装置を備えている。プロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザーを備えている。
第1実施形態のプロジェクターは、スクリーン(被投射面)上にカラー画像を表示する投射型画像表示装置である。プロジェクターは、赤色光、緑色光、青色光の各色光に対応した3つの液晶光変調装置を備えている。プロジェクターは、照明装置の光源として、高輝度・高出力な光が得られる半導体レーザーを備えている。
図1は、本実施形態に係るプロジェクターの光学系を示す概略構成図である。
図1に示すように、プロジェクター1は、第1光源装置100と、第2光源装置102と、色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400Rと、液晶光変調装置400Gと、液晶光変調装置400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投射光学装置600と、を備えている。
本実施形態の第1光源装置100は、特許請求の範囲の光源装置に対応する。
図1に示すように、プロジェクター1は、第1光源装置100と、第2光源装置102と、色分離導光光学系200と、液晶光変調装置400Rと、液晶光変調装置400Gと、液晶光変調装置400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投射光学装置600と、を備えている。
本実施形態の第1光源装置100は、特許請求の範囲の光源装置に対応する。
第1光源装置100は、第1光源10と、コリメート光学系70と、ダイクロイックミラー80と、コリメート集光光学系90と、波長変換装置30と、第1レンズアレイ120と、第2レンズアレイ130と、偏光変換素子140と、重畳レンズ150と、を備える。
本実施形態の第1光源10は、特許請求の範囲の励起光源に対応する。
本実施形態の第1光源10は、特許請求の範囲の励起光源に対応する。
第1光源10は、波長が445nmの青色の励起光E(第1波長の励起光)を射出する半導体レーザーから構成されている。第1光源10は、一つの半導体レーザーで構成されていてもよいし、複数の半導体レーザーで構成されていてもよい。第1光源10は、445nm以外のピーク波長、例えば波長が460nmの青色の励起光を射出する半導体レーザーを用いることもできる。第1光源10は、第1光源10から射出される励起光Eの光軸200axが照明光軸100axと直交するように配置されている。なお、本明細書において、波長とは、発光強度がピーク値を示す波長を意味する。
コリメート光学系70は、第1レンズ72と、第2レンズ74と、を備えている。コリメート光学系70は、第1光源10から射出された光を略平行化する。第1レンズ72および第2レンズ74は、ともに凸レンズで構成されている。
ダイクロイックミラー80は、コリメート光学系70からコリメート集光光学系90に至る光路中に、光軸200axと照明光軸100axとのそれぞれに対して45°の角度で交わるように配置されている。ダイクロイックミラー80は、第1光源10から射出された青色の励起光Eを反射させ、後述する波長変換装置30から射出された黄色の蛍光YAを透過させる。
コリメート集光光学系90は、ダイクロイックミラー80で反射した励起光Eを集束させ、後述する波長変換素子40に入射させる機能と、波長変換素子40から射出された蛍光YAを略平行化し、ダイクロイックミラー80に入射させる機能と、を有している。コリメート集光光学系90は、第1レンズ92と、第2レンズ94と、を備えている。第1レンズ92および第2レンズ94は、ともに凸レンズで構成されている。
第2光源装置102は、第2光源710と、集光光学系760と、拡散板732と、コリメート光学系770と、を備える。
第2光源710は、第1光源10と同一の半導体レーザーから構成されている。もしくは、第1光源10が発光ピーク波長445nmの光を射出する半導体レーザーで構成されている場合、第2光源710は、発光ピーク波長460nmの光を射出する半導体レーザーで構成されていてもよい。第2光源710は、一つの半導体レーザーで構成されていてもよいし、複数の半導体レーザーで構成されていてもよい。
集光光学系760は、第1レンズ762と、第2レンズ764と、を備えている。集光光学系760は、第2光源710から射出された青色光Bを拡散板732上もしくは拡散板732の近傍に集光させる。第1レンズ762および第2レンズ764は、ともに凸レンズで構成されている。
拡散板732は、第2光源710からの青色光Bを拡散させ、波長変換装置30から射出された蛍光YAの配光分布に近い配光分布を有する青色光Bを生成する。拡散板732として、例えば光学ガラスからなる磨りガラスを用いることができる。
コリメート光学系770は、第1レンズ772と、第2レンズ774と、を備えている。コリメート光学系770は、拡散板732から射出された拡散光を略平行化する。第1レンズ772および第2レンズ774は、ともに凸レンズで構成されている。
第2光源装置102から射出された青色光Bは、ダイクロイックミラー80で反射され、ダイクロイックミラー80を透過した蛍光YAと合成されて白色光Wとなる。白色光Wは、第1レンズアレイ120に入射する。
第1レンズアレイ120は、ダイクロイックミラー80からの光を複数の部分光束に分割するための複数の第1レンズ122を有する。複数の第1レンズ122は、照明光軸100axと直交する面内にマトリクス状に配列されている。
第2レンズアレイ130は、第1レンズアレイ120の複数の第1レンズ122に対応する複数の第2レンズ132を有する。第2レンズアレイ130は、後段の重畳レンズ150とともに、第1レンズアレイ120の各第1レンズ122の像を液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bのそれぞれの画像形成領域近傍に結像させる。複数の第2レンズ132は、照明光軸100axに直交する面内にマトリクス状に配列されている。
偏光変換素子140は、第1レンズアレイ120により分割された各部分光束を、偏光方向が揃った直線偏光光に変換する。図示を省略するが、偏光変換素子140は、偏光分離層と反射層と位相差層とを備えている。
重畳レンズ150は、偏光変換素子140から射出された各部分光束を集光し、液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bのそれぞれの画像形成領域の近傍で互いに重畳させる。第1レンズアレイ120、第2レンズアレイ130、および重畳レンズ150は、波長変換装置30からの光の面内光強度分布を均一にするインテグレーター光学系を構成する。
色分離導光光学系200は、ダイクロイックミラー210と、ダイクロイックミラー220と、反射ミラー230と、反射ミラー240と、反射ミラー250と、リレーレンズ260と、リレーレンズ270と、を備えている。色分離導光光学系200は、第1光源装置100と第2光源装置102とから得られた白色光Wを赤色光Rと緑色光Gと青色光Bとに分離し、赤色光R、緑色光G、および青色光Bを、対応する液晶光変調装置400R,液晶光変調装置400G,液晶光変調装置400Bに導く。
フィールドレンズ300Rは、色分離導光光学系200と液晶光変調装置400Rとの間に配置されている。フィールドレンズ300Gは、色分離導光光学系200と液晶光変調装置400Gとの間に配置されている。フィールドレンズ300Bは、色分離導光光学系200と液晶光変調装置400Bとの間に配置されている。
ダイクロイックミラー210は、赤色光成分を透過させ、緑色光成分および青色光成分を反射するダイクロイックミラーである。ダイクロイックミラー220は、緑色光成分を反射して、青色光成分を透過させるダイクロイックミラーである。反射ミラー230は、赤色光成分を反射する反射ミラーである。反射ミラー240および反射ミラー250は、青色光成分を反射する反射ミラーである。
ダイクロイックミラー210を透過した赤色光Rは、反射ミラー230で反射され、フィールドレンズ300Rを透過して、液晶光変調装置400Rの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー210で反射された緑色光Gは、ダイクロイックミラー220で反射され、フィールドレンズ300Gを透過して、液晶光変調装置400Gの画像形成領域に入射する。ダイクロイックミラー220を透過した青色光Bは、リレーレンズ260、入射側の反射ミラー240、リレーレンズ270、射出側の反射ミラー250、およびフィールドレンズ300Bを経て、液晶光変調装置400Bの画像形成領域に入射する。
液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bは、入射された色光を画像情報に応じて変調し、各色光に対応するカラー画像を形成する。図示を省略するが、液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bの光入射側に、入射側偏光板が配置されている。液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bの光射出側に、射出側偏光板が配置されている。
クロスダイクロイックプリズム500は、液晶光変調装置400R、液晶光変調装置400G、および液晶光変調装置400Bから射出された各画像光を合成してカラー画像を形成する。クロスダイクロイックプリズム500は、4つの直角プリズムが貼り合わされた構成を有し、直角プリズム同士が貼り合わされた略X字状の界面には、誘電体多層膜が設けられている。
クロスダイクロイックプリズム500から射出されたカラー画像は、投射光学装置600によって拡大投射され、スクリーンSCR上で画像を形成する。投射光学装置600は、複数の投射レンズで構成されている。
以下、波長変換装置30について詳細に説明する。
図2は、波長変換素子40の斜視図である。図3は、図2のIII−III線に沿う波長変換素子40の断面図である。
図2は、波長変換素子40の斜視図である。図3は、図2のIII−III線に沿う波長変換素子40の断面図である。
図1〜図3に示すように、波長変換装置30は、波長変換素子40と、モーター60(回転駆動装置)と、を備えている。波長変換素子40は、基板44と、第1蛍光体層51と、第2蛍光体層52と、反射層54と、を備えている。詳細は後述するが、波長変換素子40は、励起光Eが入射する側と同じ側に蛍光YAを射出する。すなわち、本実施形態の波長変換素子40は、反射型の波長変換素子である。なお、以下の説明では、第1蛍光体層51と第2蛍光体層52とを含む蛍光体層の全体を、波長変換部50と称することもある。
基板44は、例えばアルミニウム、銅等の熱伝導率が高い材料からなる円板状部材で構成されている。これにより、基板44は、高い放熱性を確保することができる。本明細書においては、基板44の2つの面のうち、励起光が入射する側の面を第1面44aと称し、第1面44aに対向する面を第2面44bと称する。
第1蛍光体層51は、基板44の第1面44aに対向し、後述する反射層54を介して、基板44の周縁部に沿って円環状に設けられている。このように、第1蛍光体層51の形状は、円形の基板44の周縁部に沿った円環状であることが望ましいが、必ずしも円環状でなくてもよく、例えば多角形環状などであってもよい。第1蛍光体層51は、励起光Eが入射する側の第1面51aと、第1面51aに対向する第2面51bと、を有している。第1蛍光体層51は、所定の波長を有する励起光Eを励起光Eの波長とは異なる波長の蛍光Yに波長変換する。
本実施形態の第1面51aは、特許請求の範囲の第1励起光反射面に対応する。
本実施形態の第1面51aは、特許請求の範囲の第1励起光反射面に対応する。
具体的には、第1蛍光体層51は、賦活剤としてCeが分散された(Y1−x,Gdx)3(Al,Ga)5O12(0≦x≦1)からなるYAG系蛍光体(Ce:YAG)から構成されている。本実施形態では、第1蛍光体層51は、Ce:YAG蛍光体のバルク体から構成されている。ただし、第1蛍光体層51は、Ce:YAG蛍光体からなる蛍光体粒子とバインダーとから構成されていてもよい。また、第1蛍光体層51は、後述する第2蛍光体層52で用いられる賦活剤と同じ賦活剤を含んでいてもよい。
例えば、Ce:YAG蛍光体からなる第1蛍光体層51は、ピーク波長が約460nmの励起光Eを吸収し、ピーク波長が約540nmで波長域が約480〜700nmの黄色の蛍光Yを生成する。
本実施形態の励起光Eは、特許請求の範囲の第1波長の励起光に対応する。本実施形態の蛍光Yは、特許請求の範囲の第2波長の光に対応する。
なお、説明の便宜上、第1蛍光体層51から射出された黄色の蛍光Yを第1の蛍光Yと称する。
本実施形態の励起光Eは、特許請求の範囲の第1波長の励起光に対応する。本実施形態の蛍光Yは、特許請求の範囲の第2波長の光に対応する。
なお、説明の便宜上、第1蛍光体層51から射出された黄色の蛍光Yを第1の蛍光Yと称する。
図2および図3に示すように、第2蛍光体層52は、第1蛍光体層51の第1面51aの一部に当接して設けられている。励起光Eの入射方向から見て、第2蛍光体層52は、円弧状に形成されている。本実施形態において、基板44の半径方向における第2蛍光体層52の幅W2は、基板44の半径方向における第1蛍光体層51の幅W1と等しく、基板44の周方向に沿った第2蛍光体層52の長さは、基板44の周方向に沿った第1蛍光体層51の幅よりも短い。したがって、励起光Eの入射方向から見た第2蛍光体層52の面積は、励起光Eの入射方向から見た第1蛍光体層51の面積よりも小さい。第2蛍光体層52は、励起光Eを励起光Eの波長および第1の蛍光Yの波長とは異なる波長の蛍光Rに波長変換する。
本実施形態の蛍光Rは、特許請求の範囲の第3波長の光に対応する。なお、説明の便宜上、第2蛍光体層52から射出された赤色の蛍光Rを第2の蛍光Rと称する。
本実施形態の蛍光Rは、特許請求の範囲の第3波長の光に対応する。なお、説明の便宜上、第2蛍光体層52から射出された赤色の蛍光Rを第2の蛍光Rと称する。
具体的には、第2蛍光体層52は、賦活剤としてPr、Eu、Crのいずれかが分散された(Y1−x,Gdx)3(Al,Ga)5O12からなるYAG系蛍光体(Pr:YAG,Eu:YAG,Cr:YAGのいずれか)から構成されている。なお、賦活剤は、Pr、Eu、Crから選ばれる一種が含まれていてもよいし、Pr、Eu、Crから選ばれる複数種が含まれた共賦活の賦活剤であってもよい。第1蛍光体層51と同様、本実施形態では、第2蛍光体層52は、上記の蛍光体のバルク体から構成されているが、上記の蛍光体からなる蛍光体粒子とバインダーとから構成されていてもよい。
例えば、第2蛍光体層52がPr:YAG蛍光体からなる場合、第2蛍光体層52は、ピーク波長が約460nmの励起光Eを吸収し、ピーク波長が約610nmで波長域が約500以下〜800nmの赤色の蛍光Rを生成する。
例えば、第2蛍光体層52がEu:YAG蛍光体からなる場合、第2蛍光体層52は、ピーク波長が約400nmの励起光Eを吸収し、ピーク波長が約590nmで波長域が約500以下〜750nmの赤色の蛍光Rを生成する。
例えば、第2蛍光体層52がCr:YAG蛍光体からなる場合、第2蛍光体層52は、ピーク波長が約450nmの励起光Eを吸収し、ピーク波長が約710nmで波長域が約600〜800nmの赤色の蛍光Rを生成する。
図3に示すように、反射層54は、第1蛍光体層51(第1蛍光体層51の第2面51b)と基板44(基板44の第1面44a)との間に設けられている。反射層54は、例えば銀、アルミニウム等の反射率が高い金属膜から構成されている。反射層54は、第1蛍光体層51および第2蛍光体層52で生成された第1の蛍光Yと第2の蛍光Rとを反射する。
図2および図3に示すように、波長変換部50において、第2蛍光体層52が存在しない領域を第1領域50Aと称し、第2蛍光体層52が存在する領域を第2領域50Bと称する。本実施形態では、波長変換部50の全体の面積の約80%が第1領域50Aであり、約20%が第2領域50Bであるが、第1領域50Aの面積と第2領域50Bの面積との割合は、要求される射出光(蛍光YA)の色味に応じて適宜変更が可能である。
図3に示すように、波長変換部50の第1領域50Aは、第1蛍光体層51からなる1層の蛍光体層で構成され、第2領域50Bは、第1蛍光体層51と第2蛍光体層52とからなる2層の蛍光体層で構成されている。また、第1蛍光体層51の厚さt1は、第1領域50Aと第2領域50Bとにわたって同一である。したがって、波長変換部50は、第1領域50Aと第2領域50Bとの間に段差を有している。第2領域50Bにおいて、第2蛍光体層52の厚さt2は、第1蛍光体層51の厚さt1よりも薄い。
モーター60は、波長変換素子40を、基板44の第1面44aもしくは第2面44bに垂直な回転軸を中心として回転させる。本実施形態では、波長変換素子40を回転させることによって、波長変換部50上での励起光Eの照射位置P(図2参照)を時間的に変化させている。これにより、波長変換部50の同じ箇所に励起光Eが常に照射され、波長変換素子40(波長変換部50)が局所的に加熱されて劣化することを抑制している。
上記構成の波長変換素子40は、以下に示す工程により作製する。
まず、基板44の第1面44aに、第1蛍光体層51となるCe:YAG蛍光体材料を円環状に塗布した後、当該蛍光体材料の上層に、第2蛍光体層52となるPr:YAG蛍光体材料、Eu:YAG蛍光体材料、Cr:YAG蛍光体材料のいずれかを円弧状に塗布する(塗布工程)。
まず、基板44の第1面44aに、第1蛍光体層51となるCe:YAG蛍光体材料を円環状に塗布した後、当該蛍光体材料の上層に、第2蛍光体層52となるPr:YAG蛍光体材料、Eu:YAG蛍光体材料、Cr:YAG蛍光体材料のいずれかを円弧状に塗布する(塗布工程)。
次に、前工程で作製した2層構成の蛍光体材料を焼成して2層の蛍光体材料を一体化し、波長変換部50を形成する(焼成工程)。2種類の蛍光体材料は、賦活剤が異なるだけであり、蛍光体材料本体を構成するYAGが共通であるため、焼成を一括して行うことができる。
以上の工程により、本実施形態の波長変換素子40が完成する。
以上の工程により、本実施形態の波長変換素子40が完成する。
本実施形態の波長変換装置30を用いる際には、波長変換素子40に励起光Eを照射すると同時に、波長変換素子40を高速に回転させる。ここで、波長変換部50上での励起光Eの照射位置Pが第1領域50Aにあるときには、励起光Eが第1蛍光体層51に照射され、第1蛍光体層51から第1の蛍光Y(黄色の蛍光Y)が射出される。
励起光Eの照射位置Pが第2領域50Bにあるときには、励起光Eが第2蛍光体層52に照射される。第2領域50Bにおいては、第2蛍光体層52の厚さt2が第1蛍光体層51の厚さt1よりも薄いため、第2蛍光体層52の厚さt2を適切に設定することにより、励起光Eの一部が第2蛍光体層52において第2の蛍光R(赤色の蛍光R)に波長変換されるとともに、励起光Eの他の一部が第2蛍光体層52を透過して第1蛍光体層51に到達し、第1蛍光体層51において第1の蛍光Yに波長変換される。これらの第1の蛍光Yおよび第2の蛍光Rのうち、基板44に向かって進んだ光は、反射層54でともに反射され、波長変換部50から互いに同じ方向に射出される。このとき、黄色の第1の蛍光Yに赤色の第2の蛍光Rが混ざった光となることにより、第1の蛍光Y単独の場合よりも赤味が増した黄色の蛍光YRが得られる。
第1蛍光体層51の材料として例示したCe:YAGは、一般的に良く用いられるが、赤色光成分が不足する傾向にある。この観点から、本実施形態の波長変換素子40によれば、赤味が増した黄色の蛍光YRが得られるため、好適である。
また、波長変換素子40が高速に回転していることにより、第1の蛍光Yが射出される期間と、第1の蛍光Yと第2の蛍光Rとが混ざった蛍光YRが射出される期間と、が高速に切り替わる。これにより、第1の蛍光Yと、第1の蛍光Yと第2の蛍光Rとが混ざった蛍光YRと、が人間の目において時間的に混ざり合い、赤味が増した黄色の蛍光YAが得られる。
すなわち、蛍光YAは、波長変換部50の第1領域50A(第1蛍光体層51)から射出される蛍光Yと、波長変換部50の第2領域50B(第1蛍光体層51+第2蛍光体層52)から射出される蛍光YRと、が時間的に合成された光である。また、蛍光YRは、波長変換部50の第2領域50Bにおいて、黄色の第1の蛍光Yと赤色の第2の蛍光Rとが合成された光である。また、白色光Wは、青色光Bと蛍光YAとが合成された光である。
このように、本実施形態の波長変換素子40において、波長変換部50を構成する第1蛍光体層51と第2蛍光体層52とは基板44の厚さ方向に積層されており、基板44の周方向には並んで配置されていない。そのため、本実施形態の波長変換素子40では、第1蛍光体層51と第2蛍光体層52との間に隙間が生じることがなく、2つの蛍光体層間の隙間に起因した波長変換効率の低下が生じることがない。また、第1蛍光体層51の面積に対する第2蛍光体層52の面積の比、もしくは第1蛍光体層51の厚さに対する第2蛍光体層52の厚さの比を変更することによって、射出光の色味の調整が可能である。
本実施形態の第1光源装置100は、上記の波長変換素子40を備えているため、高い強度の出力光(白色光W)を得ることができる。
本実施形態のプロジェクター1は、上記の第1光源装置100を備えているため、高光束のプロジェクターを実現することができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクター、光源装置および波長変換装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクター、光源装置および波長変換装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図4は、第2実施形態の波長変換素子41の平面図である。
図4において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
以下、本発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクター、光源装置および波長変換装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクター、光源装置および波長変換装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図4は、第2実施形態の波長変換素子41の平面図である。
図4において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4に示すように、第2実施形態の波長変換素子41は、基板44と、第1蛍光体層51と、2つの第2蛍光体層52と、反射層(図示せず)と、を備えている。第1蛍光体層51の第1面51aの周方向に沿った第1の位置および第1の位置とは異なる第2の位置に、それぞれ第2蛍光体層52が設けられている。本実施形態では、2つの第2蛍光体層52が設けられているが、第2蛍光体層52の数は2つに限ることなく、適宜変更が可能である。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、波長変換効率を低下させることなく、射出光の色味の調整が可能な波長変換素子41が得られる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態の波長変換素子41によれば、第1蛍光体層51上に2つの第2蛍光体層52が設けられているため、第1実施形態の波長変換素子40と比べて、波長変換素子41が1回転する間の第1の蛍光が射出される第1期間と、第1の蛍光と第2の蛍光とが混ざった光が射出される第2期間と、の切り替わり周期が短くなる。これにより、射出光の色割れを生じにくくすることができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。
第3実施形態のプロジェクター、光源装置および波長変換装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクター、光源装置および波長変換装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図5は、第3実施形態の波長変換素子42の平面図である。図6は、図5のVI−VI線に沿う波長変換素子42の断面図である。
図5および図6において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
以下、本発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。
第3実施形態のプロジェクター、光源装置および波長変換装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、波長変換素子の構成が第1実施形態と異なる。そのため、プロジェクター、光源装置および波長変換装置の全体の説明は省略し、波長変換素子についてのみ説明する。
図5は、第3実施形態の波長変換素子42の平面図である。図6は、図5のVI−VI線に沿う波長変換素子42の断面図である。
図5および図6において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図5および図6に示すように、第3実施形態の波長変換素子42は、基板44と、第1蛍光体層55と、4つの第2蛍光体層56と、反射層54と、を備えている。第1蛍光体層55の第1面55aの周方向に沿った互いに異なる箇所に、4つの第2蛍光体層56が設けられている。本実施形態では、4つの第2蛍光体層56が設けられているが、第2蛍光体層56の数は4つに限ることなく、適宜変更が可能である。
励起光Eの入射方向から見て、第1蛍光体層55の形状は略円環状であり、第2蛍光体層56の形状は略矩形である。基板44の半径方向における第2蛍光体層56の幅W2は、基板44の半径方向における第1蛍光体層55の幅W1よりも小さい。
図6に示すように、第1蛍光体層55は、波長変換部57の第2領域57B(第2蛍光体層56が設けられている領域)において凹部を有しており、第2蛍光体層56は、励起光Eが入射する第1面56aを有し、第1蛍光体層55の凹部の内部に設けられている。すなわち、第2蛍光体層56は、第1蛍光体層55の凹部の内部に埋め込まれている。これにより、第2蛍光体層56の第1面56aと第1領域57A(第2蛍光体層56が設けられていない領域)における第1蛍光体層55の第1面55aとは、同一平面F上にある。すなわち、波長変換部57の励起光Eが入射する側の面に段差が存在しない。その他の構成は、第1実施形態と同様である。本実施形態の第1面56aは、特許請求の範囲の第2励起光入射面に対応する。
本実施形態においても、波長変換効率を低下させることなく、射出光の色味の調整が可能な波長変換素子42が得られる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態の場合、第1蛍光体層55の形状が略円環状であり、第2蛍光体層56の形状が略矩形であり、第2蛍光体層56の幅W2が第1蛍光体層55の幅W1よりも小さいため、第2蛍光体層56を第1蛍光体層55の第1面55aの一部に設ける際、位置合わせ作業を行いやすくなる。
本実施形態の波長変換部57を作製する場合、第1蛍光体層55の凹部を埋め込むように第2蛍光体層56の材料を塗布し、全体を一括して焼結すればよい。あるいは、矩形状の第2蛍光体層56を予め作製しておき、第2蛍光体層56を第1蛍光体層55の凹部に嵌め込んで接合してもよい。後者の場合、例えば大判の第2蛍光体層材料をダイシング等の方法で分割して第2蛍光体層56を作製する場合、第2蛍光体層56の形状が矩形であれば、第2蛍光体層56を円弧状に加工する必要がなく、分割作業が容易になる。
また、本実施形態の場合、波長変換部57の第1領域57Aと第2領域57Bとの間で段差が生じないため、波長変換部57の薄型化が図れる。
[第4実施形態]
以下、本発明の第4実施形態について、図7を用いて説明する。
上記実施形態の波長変換素子が反射型の波長変換素子であったのに対し、本実施形態の波長変換素子は透過型の波長変換素子である点が異なる。
図7は、第4実施形態の波長変換素子43の断面図である。
図7において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
以下、本発明の第4実施形態について、図7を用いて説明する。
上記実施形態の波長変換素子が反射型の波長変換素子であったのに対し、本実施形態の波長変換素子は透過型の波長変換素子である点が異なる。
図7は、第4実施形態の波長変換素子43の断面図である。
図7において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図7に示すように、第4実施形態の波長変換素子43は、基板46と、第1蛍光体層51と、第2蛍光体層52と、ダイクロイックミラー58(反射層)と、を備えている。本実施形態において、基板46は、例えばガラス等からなる透明基板で構成されている。励起光Eは、基板46の第1面46aから入射し、基板46の第2面46bに設けられた波長変換部59から射出される。すなわち、本実施形態の波長変換素子43は、透過型の波長変換素子である。
基板46の第2面46bに、第1領域59Aと第2領域59Bとを有する波長変換部59が設けられている。波長変換部59は、第1領域59Aにおいて、第1蛍光体層51を備えており、第2領域59Bにおいて、基板46の第2面46bの側から順に設けられた第2蛍光体層52と、第1蛍光体層51と、を備えている。第2領域59Bにおいて、第2蛍光体層52の厚さt2は、第1蛍光体層51の厚さt1よりも薄い。
ダイクロイックミラー58は、基板46と波長変換部59との間に設けられた誘電体多層膜で構成されている。ダイクロイックミラー58は、青色光に対応する波長域の光を透過させ、緑色光および赤色光に対応する波長域の光を反射させる特性を有する。
本実施形態の波長変換素子43においては、基板46の第1面46aから入射した励起光Eは、ダイクロイックミラー58を透過する。第2領域59Bにおいて、励起光Eの一部は、第2蛍光体層52において第2の蛍光R(赤色の蛍光R)に波長変換されるとともに、励起光Eの他の一部は、第2蛍光体層52を透過して第1蛍光体層51に到達し、第1蛍光体層51において第1の蛍光Y(黄色の蛍光Y)に波長変換される。第1の蛍光Yおよび第2の蛍光Rのうち、基板46に向かって進んだ光は、ダイクロイックミラー58でともに反射され、波長変換部59から互いに同じ方向に射出される。
本実施形態においても、波長変換効率を低下させることなく、射出光の色味の調整が可能な波長変換素子43が得られる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
なお、波長変換部59は、基板46の第1面46aに設けられていてもよい。その場合、励起光Eの進行方向に沿って、ダイクロイックミラー58、第2蛍光体層52、第1蛍光体層51、および基板46がこの順に配置されていればよい。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば励起光源として、青色の励起光を発する半導体レーザーに代えて、青色の励起光を発する発光ダイオード(LED)が用いられてもよい。
例えば励起光源として、青色の励起光を発する半導体レーザーに代えて、青色の励起光を発する発光ダイオード(LED)が用いられてもよい。
その他、波長変換素子および光源装置を構成する各構成要素の数、形状、材料、配置等については、適宜変更が可能である。
その他、プロジェクターの各種構成要素の形状、数、配置、材料等については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。
上記実施形態では、3つの光変調装置を備えるプロジェクターを例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに本発明を適用することも可能である。さらに、光変調装置としては、上述した液晶パネルに限らず、例えばデジタルミラーデバイスなどを用いることもできる。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
上記実施形態では、3つの光変調装置を備えるプロジェクターを例示したが、1つの光変調装置でカラー映像を表示するプロジェクターに本発明を適用することも可能である。さらに、光変調装置としては、上述した液晶パネルに限らず、例えばデジタルミラーデバイスなどを用いることもできる。
また、上記実施形態では本発明による光源装置をプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
1…プロジェクター、10…第1光源(励起光源)、30…波長変換装置、40,41,42,43…波長変換素子、44,46…基板、44a,46a…(基板の)第1面、51,55…第1蛍光体層、52,56…第2蛍光体層、54…反射層、55a…(第1蛍光体層の)第1面、56a…(第2蛍光体層の)第1面、58…ダイクロイックミラー(反射層)、60…モーター(回転駆動装置)、100…第1光源装置(光源装置)、400B,400G,400R…液晶光変調装置(光変調装置)、600…投射光学装置。
Claims (7)
- 第1面を有する基板と、
第1波長の励起光が入射する第1励起光入射面を有し、前記第1面に対向して設けられ、前記励起光を前記第1波長とは異なる第2波長の光に波長変換する第1蛍光体層と、
前記第1励起光入射面の一部に当接して設けられ、前記励起光を前記第1波長および前記第2波長とは異なる第3波長の光に波長変換する第2蛍光体層と、
前記第1蛍光体層と前記基板との間に設けられ、前記第2波長の光と前記第3波長の光とを反射する反射層と、を備え、
前記第1蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、環状であり、
前記励起光の入射方向から見た前記第2蛍光体層の面積は、前記励起光の入射方向から見た前記第1蛍光体層の面積よりも小さく、
前記第2蛍光体層の厚さは、前記第1蛍光体層の厚さよりも薄いことを特徴とする波長変換素子。 - 前記第1蛍光体層の前記第1励起光入射面の第1の位置および前記第1の位置とは異なる第2の位置に、それぞれ前記第2蛍光体層が設けられたことを特徴とする請求項1に記載の波長変換素子。
- 前記第1蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、円環状であり、
前記第2蛍光体層は、前記励起光の入射方向から見て、略矩形であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の波長変換素子。 - 前記第2蛍光体層は、前記励起光が入射する第2励起光入射面を有し、
前記第1励起光入射面と、前記第2励起光入射面とは略同一平面上にあることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の波長変換素子。 - 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の波長変換素子と、
前記波長変換素子を、前記基板の前記第1面に垂直な回転軸を中心として回転させる回転駆動装置と、
を備えたことを特徴とする波長変換装置。 - 請求項5に記載の波長変換装置と、
前記励起光を射出する励起光源と、を備えたことを特徴とする光源装置。 - 請求項6に記載の光源装置と、
前記光源装置からの光を画像情報に応じて変調することにより画像光を形成する光変調装置と、
前記画像光を投射する投射光学装置と、を備えたことを特徴とするプロジェクター。
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