JP2012146026A - タッチパネル装置およびタッチパネル検出位置補正方法 - Google Patents

タッチパネル装置およびタッチパネル検出位置補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】タッチ直前の指の動きの方向と指の傾斜方向の一致・不一致によらず、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正できるようにする。
【解決手段】タッチパネルが電導物体によりタッチされた時に、最も発生容量の大きいセンサを特定する手段と、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量とその周囲にあるセンサの発生容量の大きさから補正すべきか否かを判定する補正判定手段と、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量と前記その周囲にあるセンサの発生容量の大きさから補正する方向を判定する補正方向判定手段と、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量と判定された方向にあるセンサの発生容量の大きさから傾斜角度を推定する推定手段と、前記推定された傾斜角度に応じて、前記判定された方向にあるセンサの発生容量の補正量を決定する補正量決定手段と、前記補正量決定手段により決定された補正量だけ補正する発生容量補正手段とを設ける。
【選択図】図2

Description

本発明はタッチパネル装置およびそれを備えたタッチパネル検出位置補正方法に関し、特に、静電容量方式のタッチパネル装置における検出位置の誤差を補正するために用いて好適な技術に関するものである。
近年、注目されている入力装置の一つにタッチパネル装置がある。タッチパネル装置によれば、入力対象と操作対象の一致による直感的な操作が可能となり、ユーザがより簡単に操作を行うことができる。
従来から、タッチパネル検出方式の一つとして静電容量方式が知られている。静電容量方式は、指などの電導物体による入力操作に対して静電容量の変化を検知し、タッチ検出を行う方式である。指などの電導物体がタッチパネルにタッチすることにより、複数のセンサ上で容量が発生する。そこで、その容量変化領域の重心を算出して、算出された重心位置をタッチ位置として判定している。
しかしながら、静電容量はタッチ部位以外でも発生するため、例えば入力時に指が傾いている場合、非タッチ部位である指の第二関節〜付け根部分の近接による発生容量の影響を受け、指の傾斜方向側へタッチ位置がずれて誤検出が発生するという問題があった。誤検出が発生すると誤動作が生じ、ユーザに必要以上の動作を強いることとなり、簡単な操作感の提供というタッチパネル装置本来の目的を満たせないという問題があった。
前述の課題に対して、例えば特許文献1では、タッチ直前の近接時とタッチ時の重心位置を算出し、これら2つの重心位置を比較することで、ユーザの指の動きを推定し、その方向へ動いた距離に応じて検出されたタッチ位置を補正する方法が開示されている。
特開2010−055510号公報
前述の特許文献1に開示された従来技術では、タッチ直前の指の動きの方向と指の傾斜方向が一致している場合、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正できる。しかしながら、タッチ直前の指の動きの方向と指の傾斜方向とが一致していない場合、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正できない可能性が高い。
本発明は前述の問題点に鑑み、タッチ直前の指の動きの方向と指の傾斜方向の一致・不一致によらず、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正できるようにすることを目的とする。
本発明のタッチパネル装置は、静電容量方式のタッチパネルを備えた表示装置を有するタッチパネル装置であって、前記タッチパネルが電導物体によりタッチされた時に、最も発生容量の大きいセンサを特定する手段と、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量とその周囲にあるセンサの発生容量の大きさから、当該電導物体の傾斜方向、および傾斜角度を推定する推定手段と、前記傾斜角度を推定する推定手段により推定された傾斜角度に応じてセンサの発生容量の補正量を決定する補正量決定手段と、前記最も発生容量の大きいセンサから、前記推定手段で推定した方向のセンサの発生容量を、前記補正量決定手段により決定された補正量で補正する発生容量補正手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、静電容量方式のタッチパネルにおけるタッチ位置のずれを補正することができ、誤動作を低減することが可能となる。
静電容量方式のタッチパネルの構成とタッチ検出状態を示す図である。 指の傾斜判定による検出位置補正処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態における指の傾斜判定の説明図である。 第1の実施形態における補正量決定の説明図である。 第2の実施形態における位置検出補正処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態における指の傾斜判定の説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかわる静電容量方式のタッチパネルの構造とタッチ検出状態を示す図である。
図1において、静電容量方式のタッチパネル100はタッチパネル部101、センサ部102、タッチ検出部103、座標算出部104、操作内容決定部108、表示部109から構成される。
タッチパネル部101はタッチセンサの機能を有し、表示部109の表示と重ねた位置を検出することで、位置や選択、決定等の操作入力を行うものである。センサ部102は、タッチに対し、電導物体である指110との間に容量111を発生させる部分であり、複数個設置されるものである。例えば、図1のように二次元平面状に設置される。なお、電導物体は指以外にペンタイプの物体でもよい。
タッチ検出部103は、センサ部102で発生した容量111に対し、タッチ検出を判定する部分であり、任意の閾値112を設定することでその判定を行う。座標算出部104は、指傾斜検出部105、補正量決定部106、発生容量補正部107から構成される。タッチ検出部103でタッチと判定された時のセンサ部102における発生容量領域の重心113を算出して、算出された重心113の位置をタッチ位置の座標とする。なお、センサ部102の配置が二次元以上の場合、軸毎に個別に重心113の算出を行う。
指傾斜検出部105は、タッチ検出部103でタッチと判定された時のセンサ部102における発生容量を基にタッチ時にパネル面に対して指が傾斜しているかどうかを検出する。補正量決定部106は、指傾斜検出部105で指が傾斜していると判定された場合、タッチ検出部103でタッチと判定された時のセンサ部102における発生容量を基に補正量を決定する。
発生容量補正部107は、指傾斜検出部105で指が傾斜していると判定された場合、補正量決定部106で決定された補正量を用いて、タッチ検出部103でタッチと判定された時のセンサ部102における発生容量を補正する。操作内容決定部108は、座標算出部104で算出されたタッチ位置の座標に応じて、表示部109に反映する動作を決定する。表示部109は、タッチパネル部101の下方のLCD等で画像を表示するものである。
(第1の実施形態)
以下、図2のフローチャートと図3、図4の説明図を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。本実施形態においては、センサ間の発生容量の大きさを基準として指の傾斜を判定し、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正することによるタッチパネル装置のタッチパネル検出位置補正方法について説明する。
S201では、タッチパネル部101に指110がタッチしたかどうかを判定する。センサ部102で発生した容量111が閾値112より大きければタッチとして判定する。タッチしたならばS202に進み、タッチしていないならばS201を繰り返す。
S202では、タッチ時に最も発生容量の大きいセンサ201を特定する。なお、以下のステップはセンサ部102の配置が二次元以上の場合、軸毎に個別に行う。
S203では、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があるかどうかを判定する指標として、最も発生容量の大きいセンサ201とその周囲にあるセンサ202、203との発生容量の差分値A(204、205)を計算する。なお、最も発生容量の大きいセンサ201が端のセンサである場合、一方のみの周囲にあるセンサとの発生容量の差分値を計算する。
S204では、最も発生容量の大きいセンサが端のセンサであるかどうかを判定する。端のセンサである場合はS207へ進み、端のセンサでない場合はS205へ進む。
S205では、掌等の面によるタッチであるかどうかを判定するために、S203で計算した発生容量の差分値204、205が両方とも第一の閾値206を下回っているかどうかを判定する。下回っている場合は、掌等の面によるタッチであると判定してS206へ進み、下回っていない場合は掌等の面によるタッチでないと判定してS207へ進む。
S206では、掌等の面によるタッチを入力から除外するためタッチの認識を解除し、S201へ戻る。
S207では、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があるかどうかを判定するために、前記発生容量の差分値204、205のうち一方のみが第一の閾値206を下回っているかどうかを判定する。下回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があると判定してS208へ進み、下回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS217へ進む。なお、以下のステップでは、第一の閾値206を下回ったセンサをセンサ202とする。
S208では、センサ202の周囲に最も発生容量の大きいセンサ201とは別のセンサ207が存在するかどうかを判定するために、第一の閾値206を下回ったセンサ202が端のセンサであるかどうかを判定する。端のセンサである場合はセンサ207が存在しないと判定してS211へ進み、端のセンサでない場合はセンサ207が存在すると判定してS209へ進む。
S209では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定する指標として、センサ202と、センサ207との発生容量の差分値B208を計算する。
S210では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、発生容量の差分値208が第二の閾値209を下回っているかどうかを判定する。下回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS214へ進み(図3(a)参照)、下回っていない場合は更なる判定を行うためにS211へ進む(図3(b)参照)。
S211では、最も発生容量の大きいセンサが端のセンサであるかどうかを判定する。端のセンサである場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS217へ進み、端のセンサでない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があると判定してS212、S213へ進む。なお、S212、S213へ進むに際し、S208から分岐した場合はS212へ進み、S210から分岐した場合はS213へ進む。
S212では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、センサ203の発生容量212が第三の閾値214を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS214へ進み(図3(c)参照)、上回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS217へ進む(図3(d)参照)。
S213では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、センサ203の発生容量212が第四の閾値215を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS214へ進み(図3(e)参照)、上回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS217へ進む(図3(f)参照)。
S214では、指110の傾斜方向を特定する。S210から進んできた場合は最も発生容量の大きいセンサ201を始点とし、センサ207の方向を終点とした直線方向を指の傾斜方向として特定する(図3(a)参照)。S212から進んできた場合は最も発生容量の大きいセンサ201を始点、センサ202の方向を終点とした直線方向を指の傾斜方向として特定する(図3(c)参照)。S213から進んできた場合は最も発生容量の大きいセンサ201を始点、センサ203の方向を終点とした直線方向を指の傾斜方向として特定する(図3(e)参照)。
S215では、最も発生容量の大きいセンサ201と指の傾斜方向側にあるセンサ301、302との発生容量の差分値303、304からパネル面に対する指の傾斜角度305を推定する。差分値303、304が大きい場合、傾斜角度305は大きくなる(図4(a)参照)。差分値303、304が小さい場合、傾斜角度305は小さくなる(図4(b)参照)。
S216では、まず、前述した傾斜角度305に応じて指の傾斜方向側にあるセンサの発生容量の補正量α1、α2、…αn(n:指の傾斜方向側にあるセンサ数)を決定する。傾斜角度305が大きい場合、補正量α1、α2、…αnを小さくする(図4(a)参照)。傾斜角度305が小さい場合、補正量α1、α2、…αnを大きくする(図4(b)参照)。次に、決定した補正量α1、α2、…αnを用いて、指の傾斜方向側センサの発生容量c1、c2、…cnを以下の式のように補正する。
Figure 2012146026
S217では、発生容量領域の重心113の算出による座標算出を行う。例えば、タッチ時におけるセンサ部102の発生容量c1、c2、…cm(m:一軸上のセンサ数)に対し、以下の式のように重みp1、p2、…pmを設定し、重み付け計算を行い、発生容量領域の重心113を算出する。
Figure 2012146026
本発明の第1の実施形態によれば、静電容量方式のタッチパネルのタッチ位置のずれを補正すべきか否かを判定する補正判定を行う。そして、タッチ位置のずれを補正すべきと判定した場合には、補正する方向を判定する補正方向判定処理、及び補正量決定処理を行って補正を行うようにしたので、誤動作を低減することが可能となる。また、指110の傾斜方向と逆方向にあるセンサの発生容量を補正する。
(第2の実施形態)
以下、図5のフローチャートと図6の説明図を参照して、本発明の第2の実施形態による、センサ間の発生容量の割合を基準として指の傾斜を判定し、指の傾斜によるタッチ位置のずれを補正することによるタッチパネル検出位置補正方法について説明する。
図5のフローチャートにおいて、S501〜S502、S504、S506、S514〜S517は第1の実施形態における図1のS201〜S202、S204、S206、S214〜S217と同様のため、説明を省略する。
S503では、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があるかどうかを判定するセンサの発生容量の割合を計算する。その指標として、最も発生容量の大きいセンサ201の発生容量210に対し、その周囲にあるセンサ202、203の発生容量211、212の割合211/210、212/210を計算する。なお、最も発生容量の大きいセンサ201が端のセンサである場合、一方のみの周囲にあるセンサの発生容量の割合を計算する。
S505では、掌等の面によるタッチであるかどうかを判定するために、発生容量の割合211/210、212/210が両方とも第一の閾値401を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、掌等の面によるタッチであると判定してS506へ進み、上回っていない場合は掌等の面によるタッチでないと判定してS507へ進む。
S507では、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があるかどうかを判定するために、前記発生容量の割合211/210、212/210のうち一方のみが第一の閾値401を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いている可能性があると判定してS508へ進み、上回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS517へ進む。なお、以下のステップでは、第一の閾値401を上回ったセンサを、センサ202とする。
S508では、センサ202の周囲に、最も発生容量の大きいセンサ201とは別のセンサ207が存在するかどうかを判定するために、センサ202が端のセンサであるかどうかを判定する。端のセンサである場合は、センサ207が存在しないと判定してS511へ進み、端のセンサでない場合は、センサ207が存在すると判定してS509へ進む。
S509では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定する指標として、センサ202の発生容量211に対するセンサ207の発生容量213の割合213/211を計算する。
S510では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、S509で計算した発生容量の割合213/211が第二の閾値402を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS514へ進み(図6(a)参照)、上回っていない場合は更なる判定を行うためにS511へ進む(図6(b)参照)。
S512では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、最も発生容量の大きいセンサ201の発生容量210に対するセンサ203の発生容量212の割合212/210が第三の閾値403を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS514へ進み(図6(c)参照)、上回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS517へ進む(図6(d)参照)。
S513では、位置ずれが発生するほど指110が傾いているかどうかを判定するために、最も発生容量の大きいセンサ201の発生容量210に対するセンサ203の発生容量212の割合212/210が第四の閾値404を上回っているかどうかを判定する。上回っている場合は、位置ずれが発生するほど指110が傾いていると判定してS514へ進み(図6(e)参照)、上回っていない場合は位置ずれが発生するほど指110が傾いていないと判定してS517へ進む(図6(f)参照)。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態によれば、割合を基準としているためユーザによるタッチ面積の違いや外部環境の変化などに対するセンサ部102の発生容量111のばらつきの影響を受けにくい。したがって、より精度良く静電容量方式のタッチパネル装置のタッチ位置のずれを補正し、誤動作を低減することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、図1におけるセンサ部102の形状は菱形以外でもよい。また、センサ部102の出力は一定時間におけるコンデンサの充放電回数のように、タッチによる発生容量111の変化に伴い変化するものであればよい。指110の傾斜判定の指標は差分値以外でもよく、発生容量111の大きさを基にしているものであればよい。
傾斜角度305に関しては、1つのセンサの発生容量の差分値から推定してもよく、指の傾斜方向側センサの数に応じて変化させてもよい。補正量α1、α2、…αnに関しては、事前に取得した垂直入力時の発生容量と、指傾斜入力時とを比較した結果、例えば差分値308、309を直接用いてもよい(図4(c)、(d)参照)。重心算出に関しては、式(2)以外でもよく、また、センサ部102の全てのセンサを用いなくてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 静電容量方式のタッチパネル装置、101 タッチパネル部、102 センサ部、103 タッチ検出部、104 座標算出部、105 指傾斜検出部、106 補正量決定部、107 発生容量補正部、108 操作内容決定部、109 表示部、110 (操作者の)指、111 (センサ−指間の)発生容量、112 タッチ検出判定閾値、113 発生容量領域の重心

Claims (8)

  1. 静電容量方式のタッチパネルを備えた表示装置を有するタッチパネル装置であって、
    前記タッチパネルが電導物体によりタッチされた時に、最も発生容量の大きいセンサを特定する手段と、
    前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量とその周囲にあるセンサの発生容量の大きさから、当該電導物体の傾斜方向、および傾斜角度を推定する推定手段と、
    前記傾斜角度を推定する推定手段により推定された傾斜角度に応じてセンサの発生容量の補正量を決定する補正量決定手段と、
    前記最も発生容量の大きいセンサから、前記推定手段で推定した方向のセンサの発生容量を、前記補正量決定手段により決定された補正量で補正する発生容量補正手段とを備えたことを特徴とするタッチパネル装置。
  2. さらに、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量と、前記その周囲にあるセンサの発生容量との差分、または、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量に対する前記その周囲にあるセンサの発生容量の割合から補正すべきか否かを判定する補正判定手段を有することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  3. さらに、前記推定手段は、前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量に対する前記その周囲にあるセンサの発生容量の割合から補正する方向を判定することを特徴とする請求項1に記載のタッチパネル装置。
  4. 前記補正量決定手段は、事前に取得したユーザの指による前記タッチパネルに対する垂直入力時の発生容量と指傾斜入力時の発生容量との差分値を前記補正判定手段により判定された方向にあるセンサの発生容量の補正量として決定することを特徴とする請求項2に記載のタッチパネル装置。
  5. 前記発生容量補正手段は、前記指の傾斜方向と逆方向にあるセンサの発生容量を補正することを特徴とする請求項4に記載のタッチパネル装置。
  6. 静電容量方式のタッチパネルを備えた表示装置を有するタッチパネル検出位置補正方法であって、
    前記タッチパネルが電導物体によりタッチされた時に、最も発生容量の大きいセンサを特定する工程と、
    前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量とその周囲にあるセンサの発生容量の大きさから、当該電導物体の傾斜方向、および傾斜角度を推定する推定工程と、
    前記傾斜角度を推定する推定工程において推定された傾斜角度に応じてセンサの発生容量の補正量を決定する補正量決定工程と、
    前記最も発生容量の大きいセンサから、前記推定工程で推定した方向のセンサの発生容量を、前記補正量決定工程において決定された補正量で補正する発生容量補正工程とを備えたことを特徴とするタッチパネル検出位置補正方法。
  7. 静電容量方式のタッチパネルを備えた表示装置を有するタッチパネル検出位置補正方法の各工程をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    前記タッチパネルが電導物体によりタッチされた時に、最も発生容量の大きいセンサを特定する工程と、
    前記最も発生容量の大きいセンサの発生容量とその周囲にあるセンサの発生容量の大きさから、当該電導物体の傾斜方向、および傾斜角度を推定する推定工程と、
    前記傾斜角度を推定する推定工程において推定された傾斜角度に応じてセンサの発生容量の補正量を決定する補正量決定工程と、
    前記最も発生容量の大きいセンサから、前記推定工程で推定した方向のセンサの発生容量を、前記補正量決定工程において決定された補正量で補正する発生容量補正工程とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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