JP5679595B2 - 電子機器及び座標判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タッチパネルを搭載した電子機器及び座標判定方法に関する。
周知の如く、タッチパネルとは、液晶パネルのような表示装置とタッチパッド(位置入力装置)とを組み合わせたものである。
タッチパネルには、パネル面に指示体(ユーザの指やペン等)が接触することなく所定の範囲の高さでの操作(以下、この近接操作のことを“ホバー操作”と呼ぶ)が可能な静電容量方式のものがある。図18は、静電容量方式のタッチパネルの基本構成を示す図である。同図において、板状の誘電体100の下面に離間して送信電極101と受信電極102が配置されており、送信電極101には、駆動バッファ103から駆動パルスが印加される。駆動パルスが印加されたときに電界が発生し、この電界中に指を入れると、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少する。この電気力線の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。受信電極102における電荷の変化から指のタッチパネルへの接近を検出する。実際のタッチパネルは、送信電極101及び受信電極102をそれぞれ複数有し、平面的に指を検出する。
図19は、タッチパネルに指を徐々に近づけたときの指の検出状態を示す図である。同図において、(a)は、指が電界から離れているときの状態、(b)は指が電界内に入ったときの指ホバー検出状態、(c)は指が電界内に完全に入ってタッチパネルに触れている指タッチ検出状態である。
ホバー操作はタッチパネルに触らなくても反応するため、ユーザの意図しない操作にも反応している可能性がある。例えば、筐体を手で持ったときに、少なくとも1つの指が近接することによる反応や、親指による片手操作を行ったときに、親指の付け根が近接することによる反応がある。このような誤動作が起こる可能性は、筐体の狭額縁化や、筐体の側面と背面との間の角を丸くするラウンド形状化によって顕著になる。
ユーザの意図しない操作に反応しないようにした技術として、例えば特許文献1に記載された指先タッチ判定装置及び指先タッチ判定方法がある。この特許文献1には、タッチパネルのセンサ値のデータ分布の頂点となるセンサ周辺のセンサ値とセンサ位置に基づいて、尖度を評価することにより、指先がタッチしているか否かの判定を高精度に行える点が記載されている。
特開2012−164060号公報
しかしながら、特許文献1に記載の指先タッチ判定装置及び指先タッチ判定方法にあっては、タッチパネルの周縁部とその他の部分とでは、センサ値のデータ分布が異なるため、タッチパネルの周縁部において、タッチパネルに接近又は接触しているのが、指先であるか、手の側面や手の平の一部分であるか否かの判定を精度良く行えない虞があり、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することは難しい。
本発明は、係る事情に鑑みてなされたものであり、タッチパネルから離れた位置での操作を可能とするホバー操作が可能なタッチパネルを備えた電子機器において、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することができる電子機器及び座標判定方法を提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、表示面を備える表示部と、前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の第1の幅と、前記第1の幅と直交する第2の幅を検出可能なタッチパネルと、を備え、前記第1の幅と前記第2の幅に基づく前記領域の扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とする。
上記構成によれば、表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の扁平率が所定値より小さい場合、該領域に対応する点を有効座標とするので、ホバー操作において、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することが可能となる。例えば、指示体を親指とし、所定値を親指の先の扁平率を判別できる値とすると、親指操作した場合に親指の指先と親指の付け根を判別することができ、親指の付け根を検出することによる誤動作を防止することができる。
また、所定の面を指示体が占める領域の扁平率を基に該領域に対応する点が有効か否かを判定することから、タッチパネルの周縁部においても、タッチパネルに接近又は接触しているのが、指先であるか、手の側面や手の平の一部分であるか否かの判定を精度良く行うことができる。
上記構成において、前記扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、少なくとも前記扁平率が前記所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはしない。
上記構成において、前記扁平率が所定値より小さい場合、前記領域の中心点を有効座標とする。
上記構成において、前記有効座標は、少なくとも前記表示面に沿った二次元座標である。
上記構成において、前記所定の距離は、0より大きい値である。
上記構成において、前記表示面は所定の形状を有し、前記所定値は、少なくとも前記表示面の前記所定の形状における中心に向かって小さくなる。
上記構成によれば、所定値を長方形状の表示面の中心に向かって小さくなるようにすることで、タッチパネルの中心部から周縁部に亘って均一な判定が可能となる。
上記構成において、前記所定値は、2段階で切り替わる。
上記構成において、前記2段階で切り替わる境は、前記表示面の前記所定の形状において外周から中心に向かって所定の距離である。
上記構成において、前記外周から中心に向かっての所定の距離は、8mmである。
上記構成において、前記扁平率が前記所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、少なくとも前記扁平率が前記所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはせず、前記扁平率が前記所定値より小さい場合で、かつ前記領域に対応する点を有効座標とした場合、その後、前記扁平率が前記所定値より大きくなった場合でも、前記領域に対応する点を有効座標とする。
上記構成において、前記所定値を第1の所定値とし、前記扁平率が前記第1の所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、少なくとも前記扁平率が前記第1の所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはせず、前記扁平率が前記第1の所定値より小さい場合で、かつ前記領域に対応する点を有効座標とした場合、その後、前記扁平率が前記第1の所定値より大きく、前記第1の所定値より大きい第2の所定値より小さくなった場合、前記領域に対応する点を有効座標とし続け、前記扁平率が前記第2の所定値より大きくなった場合、前記領域に対応する点を有効座標としない。
本発明の電子機器は、表示面を備える表示部と、前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域を少なくとも2つ検出可能なタッチパネルと、を備え、検出可能な前記2つの領域の内、一方を第1の領域、他方を第2の領域とし、前記第1の領域の第1の扁平率が、前記第2の領域の第2の扁平率より小さい場合、前記第1の領域に対応する点を有効座標とする。
上記構成において、前記指示体が占める第1の領域の第1の扁平率が、前記指示体が占める第2の領域の第2の扁平率より小さい場合、前記第1の領域に対応する点を有効座標とし、前記第2の領域に対応する点を有効座標としない。
上記構成において、前記有効座標は、少なくとも前記表示部に表示可能である。
上記構成において、前記タッチパネルは、静電容量方式である。
本発明の座標判定方法は、表示面を備える表示部と、前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の第1の幅と、前記第1の幅と直交する第2の幅を検出可能なタッチパネルと、を備える電子機器で利用可能な座標判定方法であって、前記第1の幅と前記第2の幅に基づく前記領域の扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とする。
上記方法によれば、表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の扁平率が所定値より小さい場合、該領域に対応する点を有効座標とするので、ホバー操作において、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することが可能となる。例えば、指示体を親指とし、所定値を親指の先の扁平率を判別できる値とすると、親指操作した場合に親指の指先と親指の付け根を判別することができ、親指の付け根を検出することによる誤動作を防止することができる。
また、所定の面を指示体が占める領域の扁平率を基に該領域に対応する点が有効か否かを判定することから、タッチパネルの周縁部においても、タッチパネルに接近又は接触しているのが、指先であるか、手の側面や手の平の一部分であるか否かの判定を精度良く行うことができる。
本発明によれば、タッチパネルから離れた位置での操作を可能とするホバー操作において、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することができる。
本発明の一実施の形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図 図1の電子機器の外観を示す斜視図 図1の電子機器におけるタッチパネルと所定の面を示す斜視図 図3のA−A線に沿う矢示断面図 図1の電子機器において、親指の付け根がタッチパネルの端に近接したときの反応領域を示す図 図1の電子機器において、人差し指の指先がタッチパネルの端から中央寄りの位置に近接したときの反応領域を示す図 図1の電子機器の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 図1の電子機器の応用例1に用いられる閾値マップを示す図 図1の電子機器の応用例1に用いられる閾値曲線を示す図 図1の電子機器の応用例1の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 図1の電子機器の応用例2に用いられる2段階の閾値と、その閾値のタッチパネルに対する設定領域を示す図 図1の電子機器の応用例2の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 図1の電子機器の応用例3において、親指の付け根に反応した反応領域と親指の指先に反応した反応領域の扁平率の違いを示す図 図1の電子機器の応用例3の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 図1の電子機器の応用例5において、タッチパネルの中央部付近で指を検出した座標(x,y)がタッチパネルの端の座標(x,y)に移動して反応領域の扁平率が大きくなった場合を示す図 図1の電子機器の応用例5の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 図1の電子機器の応用例6の制御部による座標有効・無効判定処理を示すフローチャート 静電容量方式のタッチパネルの概略構成を示す図 タッチパネルに手を徐々に近づけたときの指の検出状態を示す図
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子機器の概略構成を示すブロック図である。図2は、図1の電子機器の外観を示す斜視図である。なお、本実施の形態に係る電子機器1は、例えばスマートフォンと呼ばれる携帯無線機に本発明を適用したものであり、図1のブロック図では、無線機として機能する部分を省略している。
図1において、本実施の形態に係る電子機器1は、タッチパネル2、表示部3、記憶部5及び制御部6を有する。また、図2に示すように、本実施の形態に係る電子機器1は、縦長長方形状の筐体7を有しており、この筐体7の前面側にタッチパネル2及び表示部3が配置される。タッチパネル2及び表示部3は、筐体7の前面の面積より僅かに小さい面積を有する面状で、かつ平面視において縦長長方形状に形成されている。この場合、表示部3の面積はタッチパネル2の面積より僅かに小さくなっている。また、タッチパネル2は表示部3の表示面側に重ねて配置される。なお、当然ながら、タッチパネル2が表示部3の表示面側に重ねて配置されることから、タッチパネル2のパネル面は表示部3の表示面と略平行となる。
タッチパネル2は、そのパネル面に指示体(ユーザの指やペン等)が触れることなく所定の範囲の高さでの操作(これを“ホバー操作”と呼ぶ)を可能とした静電容量方式を採用したものである。タッチパネル2は、図18に示したように、送信電極101と受信電極102を備え、これらが板状の誘電体100の下面に離間して配置される。送信電極101には送信信号に基づく駆動パルスが印加される。送信電極101に駆動パルスが印加されることで送信電極101から電界が発生し、この電界中に指示体が入った場合、送信電極101と受信電極102の間の電気力線の数が減少し、その数の変化が受信電極102における電荷の変化として現れる。タッチパネル2は、送信電極101及び受信電極102をそれぞれ複数有し、平面的に指示体を検出する。タッチパネル2は、指示体を検出することで、表示部3の表示面に沿った指示体の中心の座標(x,y)と、該指示体とタッチパネル2のパネル面との垂直距離(z)を制御部6に出力する。また、タッチパネル2は、表示部3の表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域に応じた反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを制御部6に出力する。
図3は、タッチパネル2と所定の面70を示す斜視図である。また、図4は、図3のA−A線に沿う矢示断面図である。図3及び図4において、タッチパネル2のパネル面の上方にはタッチパネル2による検出領域60が存在し、この検出領域60内に所定の面70が仮想設定される。検出領域60の外側は非検出領域61となる。なお、図4では検出領域60の最も外側の位置に所定の面70を仮想設定しているが、所定の面70の設定位置は表示部3の表示面からの距離が0(ゼロ)より大きければどの位置に設定しても構わない。タッチパネル2の厚み分だけ表示部3の表示面からの距離が0より大きくなるが、タッチパネル2の厚みは無視するものとする。
指示体である指10が検出領域60に入ると、タッチパネル2は、所定の面70を指10が占める領域71に応じた反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを制御部6に出力する。領域71に応じた反応領域は、送信電極101と受信電極102の関係から、タッチパネル2の周縁部を除けば略円形となり、タッチパネル2の周縁部では縦長あるいは横長の楕円形となる。これは、タッチパネル2の周縁部ではタッチパネル2の端にある電極のみが反応するので、反応領域は縦長あるいは横長の楕円形となる。図5は、親指の付け根10aがタッチパネル2の端に近接したときの反応領域80を示す図である。図6は、人差し指の指先10cがタッチパネル2の端から中央寄りの位置に近接したときの反応領域81を示す図である。図5及び図6に示すように、親指の付け根10aに反応した反応領域80は縦長の楕円形となり、人差し指の指先10cに反応した反応領域81は略円形となる。
図1及び図2に戻り、表示部3は、長方形状を成し、電子機器1を操作するための表示や画像等の表示に使用される。表示部3には、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)又は電子ペーパー等の表示デバイスが用いられる。記憶部5は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリを有し、ユーザが電子機器1を使用するうえでの設定を行った際にその設定を記憶する。
制御部6は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及びインタフェース回路で構成され、ROMにはCPUを制御するためのプログラムが記憶されており、RAMはCPUの動作において使用される。
制御部6は、例えば、ポインタモード時には、タッチパネル2から出力された座標(x,y)に対応した表示部3の画面上の位置にポインタ(図示略)を表示する。また、このときポインタが表示部3に表示されたアイコン(図示略)上に来ていれば、当該アイコンをユーザが選択したものと判断し、ユーザの指がタッチパネル2に触れるか、直近までタッチパネル2に近づいたときに、当該アイコンに対応する機能を起動させる。
また、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyより扁平率を計算する。この場合、反応領域の扁平率を以下の式(1)により求める。
扁平率f=1−(min(Wx,Wy)/max(Wx,Wy)) …(1)
但し、min(Wx,Wy)は楕円の短径であり、max(Wx,Wy)は楕円の長径である。
制御部6は、反応領域の扁平率を計算した後、計算した反応領域の扁平率を閾値(所定値)と比較し、反応領域の扁平率が閾値より大きい場合は、反応領域の中心の座標(x,y)を無効と判断し、反応領域の扁平率が閾値より小さい場合は、反応領域の中心の座標(x,y)を有効と判断する。例えば、図5に示す親指の付け根10aを検出した反応領域80は誤操作の対象となる扁平率であることから、制御部6は、この反応領域80の中心の座標(x,y)を無効とする。他方、図6に示す人差し指の指先10cを検出した反応領域81は誤操作の対象とならない扁平率であることから、制御部6はこの反応領域81の中心の座標(x,y)を有効とする。
図7は、制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域の中心の座標(x,y)及び該反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを取得する(ステップS1)。次いで、扁平率を求める式(1)を用いて、反応領域の扁平率を計算する(ステップS2)。反応領域の扁平率を求めた後、所定の閾値と比較し(ステップS3)、閾値を超える場合(ステップS3で「Yes」と判断した場合)、当該反応領域の中心の座標(x,y)を無効とし(ステップS4)、本処理を終える。他方、当該扁平率が閾値以下の場合(ステップS3で「No」と判断した場合)、当該反応領域の中心の座標(x,y)を有効とし(ステップS5)、本処理を終える。制御部6は、タッチパネル2から定期的に座標(x,y)を取得するので、座標(x,y)を1回取得する毎に上記処理を実行する。
このように本実施の形態に係る電子機器1によれば、表示面を備える表示部3と、表示部3に重ねて配置され、表示部3の表示面に略平行であり、該表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域を検出可能なタッチパネル2と、を備え、表示部3の表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の扁平率が閾値より小さい場合、該領域の中心の座標(x,y)を有効とし、該扁平率が閾値より大きい場合、該領域の中心の座標(x,y)を無効とするので、ホバー操作において、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することが可能となる。例えば、指示体を親指とし、所定値を親指の先の扁平率を判別できる値とすると、親指操作した場合に親指の指先と親指の付け根を判別することができ、親指の付け根を検出することによる誤動作を防止することができる。
また、所定の面を指示体が占める領域の扁平率を基に該領域に対応する点が有効か否かを判定することから、タッチパネル2の端においても、タッチパネルに接近又は接触しているのが、指先であるか、手の側面や手の平の一部分であるか否かの判定を精度良く行うことができる。
なお、本実施の形態に係る電子機器1では、図7のフローチャートで示す処理を記述したプログラムをROMに記憶させることになるが、当該プログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等のネットワーク上のサーバ(図示略)に保存するようにして、電気通信回線を利用してダウンロードできるようにしたりすることも可能である。
また、本実施の形態に係る電子機器1は、スマートフォンと呼ばれる携帯無線機に本発明を適用したものであったが、携帯無線機に限らず、電子レンジ等の家電や、自動車等のナビゲーション等の操作パネルでも適用可能である。
次に、本実施の形態に係る電子機器1の応用例を説明する。
(応用例1)
本実施の形態に係る電子機器1では、誤反応と判定する閾値を一定の値としたが、反応位置に応じて変えるようにしてもよい。図8は、タッチパネル2上の座標(x,y)に応じた閾値f1,f2,f3,…fn-1,fnのマップを示す図である。同図に示す閾値マップを用いて座標(x,y)に応じた閾値を取得する。図9は、タッチパネル2上の座標(x,y)のx値に応じた閾値曲線とy値に応じた閾値曲線を示す図である。同図に示す閾値曲線は表示部3の表示面の形状を長方形にした場合である。x値とy値は共に中心Cx,Cyに向って小さくなっている。これらの閾値曲線を用いて座標(x,y)から閾値を計算する。
図10は、応用例1の制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域の中心の座標(x,y)及び該反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを取得する(ステップS10)。次いで、扁平率を求める式(1)を用いて、反応領域の扁平率を計算する(ステップS11)。反応領域の扁平率を求めた後、該反応領域の中心の座標(x,y)から閾値を計算する(ステップS12)。そして、求めた閾値と扁平率を比較し(ステップS13)、扁平率が閾値より大きい場合(ステップS13で「Yes」と判定した場合)、反応領域の中心の座標(x,y)を無効とし(ステップS14)、本処理を終える。他方、扁平率が閾値以下の場合(ステップS13で「No」と判定した場合)、反応領域の中心の座標(x,y)を有効とし(ステップS15)、本処理を終える。
(応用例2)
上記応用例1と同様に閾値を変えるようにしたものであるが、2段階で切り替わるようにしたものである。図11は、2段階の閾値と、その閾値のタッチパネル2に対する設定領域を示す図である。閾値が2段階で切り替わる境は、表示部3の表示面の所定の形状において外周から中心に向かって所定の距離(例えば8mm)である。これは、タッチパネル2の端部85に相当している。
図12は、応用例2の制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域の中心の座標(x,y)及び該反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを取得する(ステップS20)。次いで、反応領域の中心の座標(x,y)が画面の端にあるかどうか判定する(ステップS21)。反応領域の中心の座標(x,y)が画面の端にある場合(ステップS21で「Yes」と判定した場合)、扁平率を求める式(1)を用いて、反応領域の扁平率を計算する(ステップS22)。反応領域の扁平率を求めた後、求めた扁平率と閾値を比較し(ステップS23)、扁平率が閾値より大きい場合(ステップS23で「Yes」と判定した場合)、反応領域の中心の座標(x,y)を無効とし(ステップS24)、本処理を終える。他方、扁平率が閾値以下の場合(ステップS23で「No」と判定した場合)、反応領域の中心の座標(x,y)を有効とし(ステップS25)、本処理を終える。一方、上記ステップS21の判定において、反応領域の中心の座標(x,y)が画面の端にない場合(ステップS21で「No」と判定した場合)、座標(x,y)を有効とし(ステップS25)、本処理を終える。
(応用例3)
応用例3は、タッチパネル2上の複数の座標(x,y)の中から1つを選択する際に扁平率が小さいものを優先するようにしたものである。複数の座標(x,y)は、例えば親指の指先の座標(x,y)と、親指の付け根の座標(x,y)の2つの座標である。図13は、親指10Pの付け根10aに反応した反応領域(第2の領域)80と親指10Pの指先10bに反応した反応領域(第1の領域)82の扁平率の違いを示す図である。同図に示すように、親指10Pの付け根10aに反応した反応領域の扁平率が大きくなり、親指10Pの指先10bに反応した反応領域の扁平率が小さくなる。反応領域の扁平率の大きい親指10Pの付け根10aでの操作は誤操作となることから、扁平率の小さい方を選択することで誤操作を防止できる。
図14は、応用例3の制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された2つの反応領域の中心の座標C1(x,y)、座標C2(x,y)及び座標C1のX軸方向の幅Wx、Y軸方向の幅Wy、座標C2のX軸方向の幅Wx、Y軸方向の幅Wyを取得する(ステップS30)。次いで、扁平率を求める式(1)を用いて、座標C1の反応領域の扁平率と座標C2の反応領域の扁平率を計算する(ステップS31)。座標C1及び座標C2それぞれの反応領域の扁平率を求めた後、座標C1の反応領域の扁平率と座標C2の反応領域の扁平率を比較し(ステップS32)、座標C1の反応領域の扁平率が座標C2の反応領域の扁平率より大きい場合(ステップS32で「Yes」と判定した場合)、座標C1は無効、座標C2は有効とし(ステップS33)、本処理を終える。他方、座標C1の反応領域の扁平率が座標C2の反応領域の扁平率以下の場合(ステップS32で「No」と判定した場合)、座標C1及び座標C2は共に有効とし(ステップS34)、本処理を終える。
(応用例4)
応用例4は、タッチパネル2の端に扁平率の大きい反応領域がある場合、閾値を大きくするようにしたものである。タッチパネル2の端の反応領域を基準にして、タッチパネル2の端における座標(x,y)を検出不能とすることで、誤検出を防止できる。
(応用例5)
応用例5は、タッチパネル2の中央部を含むその付近で検出した座標(x,y)がタッチパネル2の端に移動して反応領域の扁平率が大きくなった場合、誤反応判定から除外するようにしたものである。このようにする理由は、ユーザの操作がタッチパネル2の中央部から端に至った場合、誤反応でなくても反応領域の扁平率が大きくなる可能性があるからである。図15は、タッチパネル2の中央部付近で指を検出した座標(x,y)がタッチパネル2の端の座標(x,y)に移動して反応領域82の扁平率が大きくなった場合を示す図である。同図に示すように、タッチパネル2の中央部付近にある反応領域82の扁平率は小さく円に近い形をしているが、タッチパネル2の端に移動すると、反応領域の右側には電極が無いことから、扁平率の大きい楕円になってしまう。この場合、反応領域82がタッチパネル2の中央部付近にあったときは有効であったので、端に到達して扁平率が大きくなっても無効化せず有効のままとする。
図16は、応用例5の制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域の中心の座標(x,y)及び該反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを取得する(ステップS40)。次いで、前回の座標が有効か否かを判定する(ステップS41)。この場合、座標判定結果の初期値は“無効”とする。ステップS41の判定において、前回の座標が有効でない場合(「No」と判定した場合)、扁平率を求める式(1)を用いて、今回の座標の反応領域の扁平率を計算する(ステップS42)。今回の座標の反応領域の扁平率を求めた後、閾値と比較し(ステップS43)、今回の座標の反応領域の扁平率が閾値より大きい場合(ステップS43で「Yes」と判定した場合)、今回の座標は無効とする(ステップS44)。そして、その結果即ち座標判定結果を保存して本処理を終える(ステップS46)。他方、今回の座標の反応領域の扁平率が閾値以下の場合(ステップS43で「No」と判定した場合)、今回の座標は有効とする(ステップS45)。そして、その結果即ち座標判定結果を保存して本処理を終える(ステップS46)。一方、上記ステップS41の判定において、前回の座標が有効である場合(ステップS41で「Yes」と判定した場合)、今回の座標は有効とする(ステップS45)。そして、その結果即ち座標判定結果を保存して本処理を終える(ステップS46)。本処理は、指単位で行われ、マルチタッチの場合は、指毎に座標判定結果を保存して、指単位で前回が有効かどうかを調べる。
(応用例6)
応用例6は、上述した応用例5の変形例であり、一度座標を有効と判定した場合でも、反応領域の扁平率が極端に大きくなった場合は誤反応と判定して無効化するようにしたものである。
図17は、応用例6の制御部6による座標有効・無効判定処理を示すフローチャートである。同図において、制御部6は、タッチパネル2から出力された反応領域の中心の座標(x,y)及び該反応領域のX軸方向の幅WxとY軸方向の幅Wyを取得する(ステップS50)。次いで、扁平率を求める式(1)を用いて、今回の座標の反応領域の扁平率を計算する(ステップS51)。今回の座標の反応領域の扁平率を求めた後、前回の座標が有効か否かを判定する(ステップS52)。ステップS52の判定において、前回の座標が有効でない場合(「No」と判定した場合)、閾値を閾値TH1(閾値TH1:普通の扁平率の閾値、第1の所定値)とする(ステップS53)。他方、前回の座標が有効である場合(「Yes」と判定した場合)、閾値を、閾値TH1より大きい閾値TH2(閾値TH2:座標有効判定後の扁平率の閾値、第2の所定値)とする(ステップS54)。
閾値を閾値TH1又は閾値TH2とした後、今回の座標の反応領域の扁平率と閾値を比較し(ステップS55)、今回の座標の反応領域の扁平率が閾値より大きい場合(ステップS55で「Yes」と判定した場合)、今回の座標は無効とする(ステップS56)。そして、その結果即ち座標判定結果を保存し(ステップS58)、本処理を終える。他方、今回の座標の反応領域の扁平率が閾値以下の場合(ステップS55で「No」と判定した場合)、今回の座標は有効とする(ステップS57)。そして、その結果即ち座標判定結果を保存し(ステップS58)、本処理を終える。
なお、応用例1,2,3,5,6それぞれにおけるフローチャート(図10,図12,図14,図16,図17)も、それらの処理を記述したプログラムをROMに記憶させることになるが、当該プログラムを、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等の記憶媒体に格納して配布したり、インターネット等のネットワーク上のサーバ(図示略)に保存するようにして、電気通信回線を利用してダウンロードできるようにしたりすることも可能である。
本発明は、ユーザの意図しない操作による動作を十分に防止することができるといった効果を有し、スマートフォン等の静電容量方式のタッチパネルを用いた電子機器への適用が可能である。
1 電子機器
2 タッチパネル
3 表示部
5 記憶部
6 制御部
7 筐体
10 指
10P 親指
10a 親指の付け根
10b 親指の指先
10c 人指し指の指先
60 検出領域
61 非検出領域
70 所定の面
71 指が占める領域(指が占める形状)
80,81,82 反応領域
85 タッチパネルの端部
101 送信電極
102 受信電極

Claims (13)

  1. 所定の形状を有する表示面を備える表示部と、
    前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の第1の幅と、前記第1の幅と直交する第2の幅を検出可能なタッチパネルと、を備え、
    前記第1の幅と前記第2の幅に基づく前記領域の扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とする、電子機器であって、
    前記所定値は、少なくとも前記表示面の前記所定の形状における中心に向かって小さくなる、
    電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、
    少なくとも前記扁平率が前記所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはしない、
    電子機器。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電子機器であって、
    前記扁平率が所定値より小さい場合、前記領域の中心点を有効座標とする、
    電子機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記有効座標は、少なくとも前記表示面に沿った二次元座標である、
    電子機器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記所定の距離は、0より大きい値である、
    電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記所定値は、2段階で切り替わる、
    電子機器。
  7. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記2段階で切り替わる境は、前記表示面の前記所定の形状において外周から中心に向かって所定の距離である、
    電子機器。
  8. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記外周から中心に向かっての所定の距離は、8mmである、
    電子機器。
  9. 表示面を備える表示部と、
    前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の第1の幅と、前記第1の幅と直交する第2の幅を検出可能なタッチパネルと、を備える電子機器であって、
    前記第1の幅と前記第2の幅に基づく前記領域の扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、
    少なくとも前記扁平率が前記所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはせず、
    前記扁平率が前記所定値より小さい場合で、かつ前記領域に対応する点を有効座標とした場合、
    その後、前記扁平率が前記所定値より大きくなった場合でも、前記領域に対応する点を有効座標とする、
    電子機器。
  10. 請求項に記載の電子機器であって、
    前記所定値を第1の所定値とし、
    前記扁平率が前記第1の所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、
    少なくとも前記扁平率が前記第1の所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはせず、
    前記扁平率が前記第1の所定値より小さい場合で、かつ前記領域に対応する点を有効座標とした場合、
    その後、
    前記扁平率が前記第1の所定値より大きく、前記第1の所定値より大きい第2の所定値より小さくなった場合、前記領域に対応する点を有効座標とし続け、
    前記扁平率が前記第2の所定値より大きくなった場合、前記領域に対応する点を有効座標としない、
    電子機器。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記有効座標は、少なくとも前記表示部に表示可能である、
    電子機器。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記タッチパネルは、静電容量方式である、
    電子機器。
  13. 表示面を備える表示部と、
    前記表示部に重ねて配置され、前記表示面に略平行であり前記表示面より所定の距離離れた所定の面を指示体が占める領域の第1の幅と、前記第1の幅と直交する第2の幅を検出可能なタッチパネルと、を備える電子機器で利用可能な座標判定方法であって、
    前記第1の幅と前記第2の幅に基づく前記領域の扁平率が所定値より小さい場合、前記領域に対応する点を有効座標とし、
    少なくとも前記扁平率が前記所定値より大きい場合、前記領域に対応する点を有効座標とはせず、
    前記扁平率が前記所定値より小さい場合で、かつ前記領域に対応する点を有効座標とした場合、
    その後、前記扁平率が前記所定値より大きくなった場合でも、前記領域に対応する点を有効座標とする、
    座標判定方法。
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