JP2012141388A - 帯電装置および放電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放電電極に対向する対向電極の強度を確保しつつ、軽量化を図ることができる、帯電装置および放電装置を提供する。
【解決手段】放電ワイヤ61は、感光ドラムの表面に対して間隔を空けて、感光ドラムの表面の移動方向である第1方向と直交かつ感光ドラムの表面と平行をなす左右方向(第2方向)に延びている。シールド電極62およびグリッド電極63は、放電ワイヤ61に対して間隔を空けて対向し、左右方向に沿って延びている。シールド電極62およびグリッド電極63には、それぞれ左右方向に延びる突条71,72が形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置に備えられる帯電装置および放電装置に関する。
レーザプリンタなどの画像形成装置の一例では、プロセスカートリッジが本体内に着脱可能に設けられている。
プロセスカートリッジには、感光ドラム、帯電器および現像器が備えられている。画像形成時には、感光ドラムが一定の回転速度で回転される。この回転に伴って、帯電器により、感光ドラムの表面が一様に帯電される。そして、その一様に帯電した部分が選択的に露光されることにより、感光ドラムの表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像器に対向すると、現像器から静電潜像にトナーが供給され、静電潜像がトナー像に現像される。トナー像は、感光ドラムから用紙に転写される。これにより、用紙への画像の形成が達成される。
たとえば、スコロトロン型の帯電器は、感光ドラムの回転軸線と平行な方向に延びる放電ワイヤと、感光ドラムと放電ワイヤとの間に介在されるグリッド電極と、放電ワイヤを挟んで互いに対向し、放電ワイヤと平行に延びる金属板からなるシールド電極とを備えている。放電ワイヤに高電圧が印加されることにより、放電ワイヤからコロナ放電が生じる。グリッド電極に適当な電圧が印加されることにより、感光ドラムの表面に到達する電荷(イオン)の量が一定量に制御される。
特開2010−224109号公報
近年、プロセスカートリッジの軽量化が望まれている。
プロセスカートリッジの軽量化のために、グリッド電極およびシールド電極の厚さを小さくすることが考えられる。しかしながら、グリッド電極およびシールド電極を薄くすると、それに伴い、グリッド電極およびシールド電極の強度が小さくなる。その結果、グリッド電極およびシールド電極の強度不足により、グリッド電極に撓み変形が生じ、グリッド電極と感光ドラムとの接触などの問題が生じる。
本発明の目的は、放電電極に対向する対向電極の強度を確保しつつ、軽量化を図ることができる、帯電装置および放電装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、第1の発明は、第1方向に移動する像担持体の表面を帯電させる帯電装置であって、前記像担持体の前記表面に対して間隔を空けて、前記第1方向と直交かつ前記像担持体の前記表面と平行をなす第2方向に延びる放電電極と、前記放電電極に対して間隔を空けて対向し、前記第2方向に沿って延びる対向電極とを備え、前記対向電極には、前記第2方向に延びる突条が形成されており、前記突条は、前記第2方向と直交する断面において、前記放電電極の放電部分を中心とし、前記放電部分と前記対向電極との間の最短直線距離を半径とする仮想円を描いたときに、前記仮想円の外側に位置していることを特徴としている。
また、第2の発明は、第1方向に移動する像担持体の表面に向けて放電する放電装置であって、前記像担持体の前記表面に対して間隔を空けて、前記第1方向と直交かつ前記像担持体の前記表面と平行をなす第2方向に延びる放電電極と、前記放電電極に対して間隔を空けて対向し、前記第2方向に沿って延びる対向電極とを備え、前記対向電極には、前記第2方向に延びる突条が形成されており、前記突条は、前記第2方向と直交する断面において、前記放電電極の放電部分を中心とし、前記放電部分と前記対向電極との間の最短直線距離を半径とする仮想円を描いたときに、前記仮想円の外側に位置していることを特徴としている。
第1および第2の発明によれば、放電電極は、像担持体の表面に対して間隔を空けて、像担持体の表面の移動方向である第1方向と直交かつ像担持体の表面と平行をなす第2方向に延びている。対向電極は、放電電極に対して間隔を空けて対向し、第2方向に沿って延びている。
対向電極には、第2方向に延びる突条が形成されている。これにより、対向電極の強度が向上する。そのため、対向電極の厚さが小さくされても、それによる対向電極の強度の低下を突条の形成により補うことができる。その結果、対向電極の強度を確保しつつ、帯電装置/放電装置の軽量化を図ることができる。
第2方向と直交する断面において、放電電極の放電部分を中心とし、放電部分と対向電極との間の最短直線距離を半径とする仮想円を描いたときに、突条は、その仮想円の外側に位置している。そのため、放電電極の放電部分からの放電が突条に集中することを防止できる。その結果、像担持体の表面の良好な帯電を達成できる。
図1は、本発明の実施形態に係る帯電装置が備えられるレーザプリンタの模式的な断面図である。 図2は、図1に示されるプロセスカートリッジの斜視図である。 図3は、図2に示される上壁および帯電器の後上方から見た図である。 図4は、図3に示される切断線A−Aにおける上壁および帯電器の断面図である。 図5は、図4に示されるシールド電極の斜視図である。 図6は、図4に示されるグリッド電極の斜視図である。 図7は、シールド電極およびグリッド電極の突条と感光ドラムの像形成領域との位置関係を示す図である。 図8は、図4に示される帯電器による放電の様子を図解的に示す図である。 図9は、突条を有していないシールド電極およびグリッド電極を備える帯電器において、感光ドラムとグリッド電極との間から電荷が逃げる様子を図解的に示す図である。 図10は、本発明の第2実施形態に係るシールド電極およびグリッド電極の斜視図である。 図11は、図10に示されるシールド電極およびグリッド電極を備える帯電器ならびに上壁の断面図である。 図12は、本発明の第3実施形態に係るシールド電極およびグリッド電極の斜視図である。 図13は、図12に示されるシールド電極およびグリッド電極を備える帯電器ならびに上壁の断面図である。 図14は、本発明の第4実施形態に係る上壁および帯電器の断面図である。 図15Aは、図14に示されるシールド電極およびグリッド電極が上壁に取り付けられる際の初期の状態を示す図である。 図15Bは、図14に示されるシールド電極およびグリッド電極が上壁に取り付けられる際の途中の状態を示す図である。 図15Cは、図14に示されるシールド電極およびグリッド電極が上壁に取り付けられた状態を示す図である。 図16は、図4に示される突条の他の断面形状(略U字状)を示す断面図である。 図17は、図4に示される突条のさらに他の断面形状(略V字状)を示す断面図である。 図18は、他の構成に係るプロセスカートリッジの斜視図である。 図19は、図18に示されるプロセスカートリッジの断面図である。 図20は、突条および位置決め部にかかる他の構成を示す断面図である。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
1.レーザプリンタ
図1に示されるように、レーザプリンタ1は、本体ケーシング2を備えている。本体ケーシング2の正面側の側壁には、カートリッジ着脱口3が形成され、このカートリッジ着脱口3を開閉するフロントカバー4が設けられている。
なお、レーザプリンタ1の正面側は、前後方向における前側である。また、レーザプリンタ1が平面上に載置された状態で、その平面に直交する方向が上下方向である。そして、平面上に載置されたレーザプリンタ1を前側から見て、レーザプリンタ1の左右を規定する。
本体ケーシング2内の中央より少し前側の位置には、プロセスカートリッジ5が装着されている。プロセスカートリッジ5は、フロントカバー4を開いた状態で、カートリッジ着脱口3を介して、本体ケーシング2内に装着され、また、本体ケーシング2内から離脱される。
プロセスカートリッジ5は、ドラムカートリッジ6と、そのドラムカートリッジ6に着脱自在に装着される現像カートリッジ7とからなる。
ドラムカートリッジ6は、ドラムフレーム8を備えている。ドラムフレーム8の後端部には、像担持体の一例としての感光ドラム9が回転可能に保持されている。また、ドラムフレーム8には、帯電器10および転写ローラ11が保持されている。帯電器10および転写ローラ11は、それぞれ感光ドラム9の後方および下方に配置されている。
ドラムフレーム8における感光ドラム9よりも前側の部分は、カートリッジ装着部12とされている。現像カートリッジ7は、カートリッジ装着部12に装着される。
現像カートリッジ7は、トナーを収容する筐体13を備えている。筐体13の内部には、互いに連通するホッパ14および現像室15が前後に隣接して形成されている。
ホッパ14は、トナーを収容するための空間である。ホッパ14には、樹脂フィルムからなるアジテータ16が左右方向に延びるアジテータ軸17を中心に回転可能に設けられている。アジテータ16の回転により、ホッパ14内に収容されているトナーが攪拌されつつ、ホッパ14から現像室15へ送られる。
現像室15には、現像ローラ18および供給ローラ19がそれぞれ左右方向に延びる現像ローラ軸20および供給ローラ軸21を中心に回転可能に設けられている。現像ローラ18は、その表面(周面)の一部が筐体13の後端部から露出するように配置されている。現像カートリッジ7は、現像ローラ18の表面が感光ドラム9の表面(周面)と接触するように、ドラムカートリッジ6に装着される。供給ローラ19は、その表面(周面)が現像ローラ18の表面に対して前下方から接触するように配置されている。現像室15内のトナーは、供給ローラ19により現像ローラ18の表面に供給され、現像ローラ18の表面上に薄層となって担持される。
また、本体ケーシング2内には、プロセスカートリッジ5の上方に、レーザなどを備える露光器22が配置されている。
画像形成時には、感光ドラム9が左側から見て時計回りに一定速度で回転される。感光ドラム9の回転に伴って、感光ドラム9の表面は、帯電器10からの放電により、一様に帯電される。一方、レーザプリンタ1に接続されたパーソナルコンピュータ(図示せず)から受信する画像データに基づいて、露光器22からレーザビームが出射される。レーザビームは、帯電器10と現像カートリッジ7との間を通り、一様に正帯電された感光ドラム9の表面に照射され、感光ドラム9の表面を選択的に露光する。これにより、感光ドラム9の露光された部分から電荷が選択的に除去され、感光ドラム9の表面に静電潜像が形成される。感光ドラム9の回転により、静電潜像が現像ローラ18に対向すると、現像ローラ18から静電潜像にトナーが供給される。これによって、感光ドラム9の表面にトナー像が形成される。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット23が配置されている。給紙カセット23の上方には、給紙カセット23から用紙を送り出すためのピックアップローラ24が設けられている。
また、本体ケーシング2内には、側面視S字状の搬送路25が形成されている。この搬送路25は、給紙カセット23から感光ドラム9と転写ローラ11との間を経由して、本体ケーシング2の上面に形成された排紙トレイ26に至る。搬送路25上には、互いに対向配置される分離ローラ27および分離パッド28、1対の給紙ローラ29、1対のレジストローラ30ならびに1対の排紙ローラ31が用紙Pの搬送方向にこの順で設けられている。
給紙カセット23から送り出された用紙Pは、分離ローラ27と分離パッド28との間を通過し、その際に1枚ずつに捌かれる。その後、用紙Pは、給紙ローラ29により、レジストローラ30に向けて搬送される。そして、その用紙Pは、レジストローラ30によるレジスト後に、レジストローラ30により、感光ドラム9と転写ローラ11との間に向けて搬送される。
感光ドラム9の周面上のトナー像は、感光ドラム9の回転により、感光ドラム9と転写ローラ11との間を通過する用紙Pと対向したときに、転写ローラ11により電気的に引き寄せられて、用紙Pに転写される。
搬送路25上には、転写ローラ11に対して用紙Pの搬送方向の下流側に、定着器32が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、搬送路25を搬送されて、定着器32を通過する。定着器32では、加熱および加圧により、トナー像が画像となって用紙Pに定着される。
このレーザプリンタ1は、動作モードとして、用紙Pの片面に画像(トナー像)を形成する片面モードと、用紙Pの一方面に画像を形成した後、その用紙Pの一方面と反対の他方面に画像を形成する両面モードとを有している。
片面モードでは、一方面に画像が形成された用紙Pは、排紙ローラ31により、排紙トレイ26上に排出される。
両面モードを実現するための構成として、本体ケーシング2内には、反転搬送路33が形成されている。反転搬送路33は、排紙ローラ31の近傍から搬送路25と給紙カセット23との間を延び、搬送路25における給紙ローラ29とレジストローラ30との間の部分に接続されている。反転搬送路33上には、1対の第1反転搬送ローラ34および1対の第2反転搬送ローラ35が設けられている。
両面モードでは、用紙Pの一方面に画像が形成された後、その用紙Pは、排紙ローラ31により、排紙トレイ26に排出されずに、反転搬送路33に送り込まれる。そして、用紙Pは、第1反転搬送ローラ34および第2反転搬送ローラ35により、反転搬送路33を搬送され、その表裏が反転されて、画像が形成されていない他方面が感光ドラム9の周面と対向する姿勢で搬送路25に送り込まれる。そして、用紙Pの他方面に画像が形成されることにより、用紙Pの両面への画像の形成が達成される。両面に画像が形成された用紙Pは、排紙ローラ31により、排紙トレイ26上に排出される。
2.ドラムフレーム
ドラムカートリッジ6のドラムフレーム8は、樹脂からなる。ドラムフレーム8は、図2に示されるように、左側壁41および右側壁42を備えている。左側壁41および右側壁42は、前後方向に長く延びる板状をなし、左右方向に間隔を空けて対向している。
左側壁41および右側壁42の各前端部間には、前壁43が架設されている。左側壁41および右側壁42の各後端部間には、後壁44が架設されている。
左側壁41および右側壁42の各後端部間には、図2に示されるように、上壁45が上方から覆い被さるように架設されている。
左側壁41および右側壁42の各下端部間には、図1に示されるように、下壁46が架設されている。
図1に示されるように、上壁45と下壁46との間において、感光ドラム9および転写ローラ11が左側壁41および右側壁42に回転可能に支持されている。
上壁45には、帯電器10が保持されている。
また、左側壁41および右側壁42に挟まれる空間において、上壁45と対向せずに上方が開放されている部分がカートリッジ装着部12(図1参照)である。
3.帯電装置
(1)上壁
図2,3に示されるように、上壁45は、1対の左対向部51および右対向部52、被覆部53ならびにフレームの一例としての帯電器保持部54を一体的に備えている。帯電器10および帯電器保持部54により、帯電装置の一例が構成される。
左対向部51および右対向部52は、側面視で下方に凸となる略三角形状の同一形状をなしている。そして、左対向部51および右対向部52は、それぞれ左側壁41および右側壁42の各後端上部に対して左右方向の外側から対向している。
被覆部53は、左対向部51および右対向部52の上端縁間に架設されている。被覆部53は、格子状をなし、感光ドラム9(図1参照)に対して上方に間隔を空けて、感光ドラム9を上方から被覆するように形成されている。
帯電器保持部54は、被覆部53の後方に形成されている。帯電器保持部54は、図3,4に示されるように、1対の外支持部55、2対の内支持部56および1対のワイヤ支持部57を備えている。
1対の外支持部55は、後上がり(前下がり)および左右方向に延びる板状をなし、その後上がりに延びる方向と直交する方向に互いに間隔を空けて配置されている。
各対の内支持部56は、1対の外支持部55の内側に配置され、外支持部55の左端部および右端部に対向している。各内支持部56と外支持部55と間には、微小な間隔が空けられている。内支持部56の断面形状は、外支持部55の近傍から1対の外支持部55の対向方向の内側に延び、後上方に屈曲し、その対向方向の内側に屈曲し、さらに後上方に屈曲した形状をなしている。
1対のワイヤ支持部57は、図3に示されるように、左右方向に感光ドラム9の表面における静電潜像が形成される像形成領域9A(図7参照)の左右方向の幅よりも大きな間隔を空けて対向し、左右方向と直交する方向に延びる板状をなしている。各ワイヤ支持部57の後上端縁には、図4に示されるように、ワイヤ配置凹部58が形成されている。
(2)帯電器
帯電器10は、放電電極の一例としての放電ワイヤ61、対向電極の一例としての1対のシールド電極62および対向電極の一例としてのグリッド電極63を備えている。
放電ワイヤ61は、1対のワイヤ支持部57のワイヤ配置凹部58内に配置され、感光ドラム9の表面に対して間隔を空けて、感光ドラム9(図1参照)の表面における放電ワイヤ61と対向する部分の移動方向である第1方向(図4に矢印Dで示される方向)と直交かつ感光ドラム9の表面と平行をなす第2方向(すなわち、左右方向)に延びている。放電ワイヤ61に高電圧が印加されることにより、放電ワイヤ61からコロナ放電が生じる。
1対のシールド電極62は、図5に示されるように、それぞれ左右方向に延びる薄い金属板からなる。各シールド電極62の左端部および右端部には、係止爪64が形成されている。係止爪64は、シールド電極62の後上端縁から延びる細長い略三角形状の突出部65と、突出部65の左右方向の一方縁から1対のシールド電極62の対向方向の内側に延びる爪部66とを一体的に有している。各シールド電極62は、図4に示されるように、外支持部55とこれに対向する内支持部56との間に差し込まれた後、左右方向にスライドされて、図3,4に示されるように、係止爪64の爪部66が内支持部56に係止されることにより、帯電器保持部54に取り付けられている。この状態で、1対のシールド電極62は、それぞれ第1方向の上流側および下流側に配置されて、放電ワイヤ61と間隔を空けて、放電ワイヤ61と平行に延びている。1対のシールド電極62が設けられていることにより、放電ワイヤ61からの放電が第1方向の上流側および下流側に漏れることを防止できる。
グリッド電極63は、第1方向および左右方向に延びる薄い金属板からなる。帯電器保持部54には、図4に示されるように、左対向部51および右対向部52(図3参照)からそれぞれ左右方向の内側に突出するグリッド保持部69が形成されている。グリッド電極63は、その左右方向の両端部がグリッド保持部69に感光ドラム9側から支持されて、感光ドラム9の表面と放電ワイヤ61との間に配置されている。グリッド電極63には、図6に示されるように、その長手方向に延びる一定幅の複数の開口部67が長手方向と直交する方向に微小な一定間隔を空けて形成されている。これにより、グリッド電極63は、各開口部67の間に、左右方向(第2方向)に延びる細長い電極部68を有している。グリッド電極63に適当な電圧が印加されることにより、放電ワイヤ61から感光ドラム9の表面に到達する電荷(イオン)の量が一定量に制御される。
そして、各シールド電極62の前下端部には、図4,5に示されるように、その左端部および右端部を除いて、1対のシールド電極62の対向方向の外側に膨出する突条71が形成されている。突条71は、断面略四角形状をなし、図7に示されるように、感光ドラム9の像形成領域9Aの左右方向の幅よりも左右方向に長く連続して延びている。一方のシールド電極62の突条71と他方のシールド電極62の突条71とは、第1方向において互いに線対称をなしている。
また、グリッド電極63には、図4,6に示されるように、複数の電極部68に対して第1方向の上流側および下流側に間隔を空けた各位置に、前下方に膨出する突条72が形成されている。各突条72は、断面略半円弧形状をなし、図6に示されるように、左右方向に電極部68とほぼ同じ長さであり、図7に示されるように、感光ドラム9の像形成領域9Aの左右方向の幅よりも長く連続して延びている。また、2本の突条72は、第1方向において互いに線対称をなしている。
放電ワイヤ61は、左右方向と直交する断面において円形状をなしている。図8に示されるように、放電ワイヤ61の断面円形状の中心を放電ワイヤ61における放電を生じる点(放電部分)73とみなし、その点73とグリッド電極63との間の最短直線距離を半径Rとする仮想円Cを描いたときに、突条71,72は、少なくとも、その仮想円Cの外側に位置している。好ましくは、突条71,72は、放電ワイヤ61からの放射される電荷が到達可能な領域(放電領域)の外側に位置している。なお、放電ワイヤ61において、実際に放電を生じる部分は、放電ワイヤ61の周面である。
4.作用効果
(1)作用効果1
以上のように、放電ワイヤ61は、感光ドラム9の表面に対して間隔を空けて、感光ドラム9の表面の移動方向である第1方向と直交かつ感光ドラム9の表面と平行をなす左右方向(第2方向)に延びている。シールド電極62およびグリッド電極63は、放電ワイヤ61に対して間隔を空けて対向し、左右方向に沿って延びている。
シールド電極62およびグリッド電極63には、それぞれ左右方向に延びる突条71,72が形成されている。これにより、シールド電極62およびグリッド電極63の強度が向上する。そのため、シールド電極62およびグリッド電極63の厚さが小さくされても、それによるシールド電極62およびグリッド電極63の強度の低下を突条の形成により補うことができる。その結果、シールド電極62およびグリッド電極63の強度を確保しつつ、帯電器10の軽量化を図ることができる。
左右方向と直交する断面において、放電ワイヤ61における放電を生じる点73を中心とし、その点73とグリッド電極63との間の最短直線距離を半径Rとする仮想円Cを描いたときに、突条71,72は、少なくとも、その仮想円Cの外側に位置している。そのため、放電ワイヤ61の放電部分からの放電が突条に集中することを防止できる。その結果、感光ドラム9の表面の良好な(均一かつ効率的な)帯電を達成できる。
(2)作用効果2
図9に示されるように、グリッド電極63に突条72が形成されていない構成では、グリッド電極63の電極部68の間を通過した電荷(イオン)が感光ドラム9とグリッド電極63との間から第1方向の両側に逃げるおそれがある。
このような電荷の逃げが生じると、感光ドラム9におけるグリッド電極63と対向する部分に電荷を安定して供給できない。また、感光ドラム9の表面において、グリッド電極63と対向する部分に対して感光ドラム9の回転方向の下流側には、露光器22(図1参照)からのレーザビームが照射される露光ポイントが存在する。そのため、感光ドラム9とグリッド電極63との間から第1方向の下流側への電荷の逃げが生じると、その逃げた電荷が露光後の感光ドラム9の表面を再帯電させることにより、画像品質の低下(印字不良)を招くおそれがある。プロセスカートリッジ5が小型化するほど、感光ドラム9の表面におけるグリッド電極63と対向する部分と露光ポイントとが近接するので、電荷の逃げによる不具合を生じる可能性が高い。
図8に示されるように、グリッド電極63に突条72が形成され、その突条72が感光ドラム9側に突出しているので、電荷が感光ドラム9とグリッド電極63との間から第1方向の両側に逃げることを防止できる。よって、感光ドラム9の表面への電荷の安定した供給を達成でき、また、電荷の逃げによる不具合の発生を防止できる。
(3)作用効果3
グリッド電極63の強度が確保されているので、複数の電極部68を備える構成であっても、それらの電極部68が撓み変形することを防止できる。その結果、電極部68と感光ドラム9との接触を防止できる。
(4)作用効果4
突条71,72は、それぞれシールド電極62およびグリッド電極63の左右方向の全幅ではなく、その一部に形成されている。これにより、突条71,72は、その突出側と反対側の面のみが開放され、左端面および右端面が閉塞されている。よって、突条71,72の形状を一定に保持することができ、シールド電極62およびグリッド電極63の強度をより向上させることができる。
(5)作用効果5
突条71,72は、感光ドラム9の表面における像形成領域9Aの左右方向の幅よりも長く連続して延びている。これにより、シールド電極62およびグリッド電極63における像形成領域9Aと対向する部分の変形を防止できる。その結果、像形成領域9Aのより均一な帯電を達成できる。
(6)作用効果6
一方のシールド電極62の突条71と他方のシールド電極62の突条71とは、第1方向において互いに線対称をなしている。また、グリッド電極63の2本の突条72は、第1方向において互いに線対称をなしている。そのため、たとえ突条71,72が放電領域内に形成されていても、放電領域に描かれる電気力線が第1方向において線対称となる。よって、感光ドラム9の表面の均一な帯電を達成できる。
5.第2実施形態
(1)構成
図10に示されるシールド電極101およびグリッド電極102は、図11に示されるように、図4に示されるシールド電極62およびグリッド電極63に代えて用いることができる。
以下では、シールド電極101およびグリッド電極102の構成について、シールド電極62およびグリッド電極63との相違点についてのみ説明し、図10,11で図5,6に示される各部と同一の参照符号が付された部分については、その説明を省略する。また、図11に示される帯電器保持部54の構成について、図4に示される帯電器保持部54の構成との相違点についてのみ説明し、図11で図4に示される各部と同一の参照符号が付された部分については、その説明を省略する。
図10に示されるように、シールド電極101およびグリッド電極102は、一体に形成されている。グリッド電極102は、図6に示される突条72に相当する部分を有していない。
図11に示されるように、帯電器保持部54は、1対の外支持部55と、各外支持部55の後上端部から1対の外支持部55の対向方向の内側に延びる接続部103と、各接続部103の先端部から外支持部55に対して間隔を空けて平行に延びる内支持部104とを一体的に備えている。
そして、シールド電極101の突条71よりも後上方の部分が外支持部55と内支持部104との間に差し入れられて、当該部分が外支持部55に接した状態で、シールド電極101が帯電器保持部54に保持されている。
(2)作用効果
図10,11に示される構成によっても、前述の作用効果を奏することができる。
6.第3実施形態
(1)構成
図12に示されるシールド電極111およびグリッド電極112は、図13に示されるように、図11に示されるシールド電極101およびグリッド電極102に代えて用いることができる。
以下では、シールド電極111およびグリッド電極112の構成について、シールド電極101およびグリッド電極102との相違点についてのみ説明し、図12,13で図10,11に示される各部と同一の参照符号が付された部分については、その説明を省略する。なお、図13に示される帯電器保持部54の構成は、図11に示される帯電器保持部54の構成と同一である。
図12に示されるように、突条71は、シールド電極111の後上端部に形成され、1対のシールド電極111の対向方向の内側に膨出している。
そして、シールド電極111の突条71が挟持部の一例としての外支持部55と内支持部104との間に差し入れられて、当該部分が外支持部55および内支持部104に挟持されることにより、シールド電極111が外支持部55に接した状態で、シールド電極111が帯電器保持部54に保持されている。
(2)作用効果
図12,13に示される構成によっても、前述の作用効果を奏することができる。
また、突条71は、1対のシールド電極111の対向方向にある程度の厚さを有しているので、その突条71を挟持する外支持部55および内支持部104は、成形であっても、寸法精度よく形成することができる。そのため、外支持部55および内支持部104により突条71を安定して挟持することができる。また、シールド電極111の後上端部が挟持されるので、各シールド電極111が対向方向に倒れることを防止できる。その結果、グリッド電極112の電極部68の撓み変形を一層防止でき、電極部68と感光ドラム9との接触を防止できる。
7.第4実施形態
(1)構成
図14に示されるシールド電極121およびグリッド電極122は、図4に示されるシールド電極62およびグリッド電極63に代えて用いることができる。
以下では、シールド電極121およびグリッド電極122の構成について、シールド電極62およびグリッド電極63との相違点についてのみ説明し、図14で図4に示される各部と同一の参照符号が付された部分については、その説明を省略する。また、図14に示される帯電器保持部54の構成について、図4に示される帯電器保持部54の構成との相違点についてのみ説明し、図14で図4に示される各部と同一の参照符号が付された部分については、その説明を省略する。
図14に示されるように、シールド電極121およびグリッド電極122は、一体に形成されている。各シールド電極121の後上端部には、図15A〜15Cに示されるように、1対のシールド電極121の対向方向の内側に膨出する3つの突条123が形成されている。3つの突条123は、同一直線上に左右方向に互いに間隔を空けて配置され、それぞれ左右方向に延びている。左端の突条123と中央の突条123とは、左右方向の長さが同じである。右端の突条123は、左端および中央の突条123と比べて、左右方向の長さが短い。突条123は、断面略四角形状をなしている。図14に示されるように、グリッド電極122は、図6に示される突条72に相当する部分を有していない。
帯電器保持部54は、図15A〜15Cに示されるように、1対の外支持部55の内側に配置される3つの位置決め部124を備えている。3つの位置決め部124は、左右方向に左端および中央の突条123の左右方向の長さより少し大きい間隔を空けて整列している。各位置決め部124の左右方向の寸法は、各突条123間の左右方向の寸法より小さい。各位置決め部124と外支持部55と間には、微小な間隔が空けられている。各位置決め部124の断面形状は、外支持部55の近傍から1対の外支持部55の対向方向の内側に延び、後上方に屈曲し、その対向方向の内側に屈曲し、さらに後上方に屈曲した形状をなしている。
シールド電極121およびグリッド電極122は、図15A〜15Cに示すような手法により、帯電器保持部54に取り付けられる。すなわち、図15Aに示されるように、まず、シールド電極121の3つの突条123の各間に右端および中央の位置決め部124が対向するように、シールド電極121およびグリッド電極122が配置される。次に、図15Bに示されるように、シールド電極121の3つの突条123の各間を右端および中央の位置決め部124が通過するように、各シールド電極121が外支持部55と位置決め部124との間に差し込まれる。そして、シールド電極121およびグリッド電極122が左方にスライドされて、図15Cに示されるように、各突条123が位置決め部124に後上方(第1方向および第2方向に直交する第3方向)から当接して係止されることにより、シールド電極121およびグリッド電極122が帯電器保持部54に取り付けられる。
(2)作用効果
突条123が位置決め部124に後上方から当接することにより、シールド電極121およびグリッド電極122がその当接方向(第3方向)に位置決めされる。その結果、感光ドラム9(図1参照)の表面とグリッド電極122との間の間隔を精度よく一定間隔にすることができる。よって、感光ドラム9の表面のより均一な帯電を達成できる。
また、一方のシールド電極121の突条123と他方のシールド電極121の突条123とは、第1方向(図4参照)において互いに線対称をなしている。そのため、シールド電極121およびグリッド電極122を、第1方向においてアンバランスになることなく、高精度に位置決めすることができる。
8.変形例
(1)変形例1
突条71,123は、断面略四角形状をなしているとしたが、図16に示されるように、断面U字状をなしていてもよい。
(2)変形例2
突条71,123は、図17に示されるように、断面略V字状をなしていてもよい。
(3)変形例3
突条72は、断面略半円弧形状をなしているとしたが、断面略四角形状をなしていてもよいし、断面U字状をなしていてもよいし、断面略V字状をなしていてもよい。
(4)変形例4
像担持体の一例として、感光ドラム9を取り上げたが、感光ドラム9に代えて、感光ベルトが採用されてもよい。
(5)変形例5
図1に示されるプロセスカートリッジ5に代えて、図18,19に示されるプロセスカートリッジ201が採用されてもよい。
プロセスカートリッジ201は、ドラムフレーム202を備えている。ドラムフレーム202には、像担持体の一例としての感光ドラム203および帯電器204が保持されている。具体的には、ドラムフレーム202は、互いに対向する1対の側壁205,206と、側壁205,206の上端部間に架設される上壁207と、側壁205,206の下端部間に架設される下壁208とを備えている。感光ドラム203は、側壁205,206に回転可能に保持されている。上壁207には、フレームの一例としての帯電器保持部209が形成されており、帯電器204は、その帯電器保持部209に保持されている。帯電器10および帯電器保持部209により、帯電装置の一例が構成される。
また、プロセスカートリッジ201は、現像器210を備えている。現像器210は、トナーを収容する筐体211を備えている。筐体211には、アジテータ212、供給ローラ213および現像ローラ214などが保持されている。現像ローラ214は、その表面(周面)の一部が筐体211から露出するように配置されている。そして、現像ローラ214の表面が感光ドラム203の表面に対して接触/離間可能なように、筐体211が支軸215を支点としてドラムフレーム202に対して回動可能に結合されている。
このプロセスカートリッジ201において、帯電器204および帯電器保持部209の構成として、前述の帯電器10および帯電器保持部54の構成を採用することができる。
(6)変形例6
放電ワイヤ61に代えて、左右方向に整列して配置された複数の針状電極が採用されてもよい。この場合、各針状電極の先端点が放電部分となる。
(7)変形例7
第4実施形態の構成において、さらに多数の突条123および位置決め部124が設けられてもよい。たとえば、図20に示されるように、5つの突条123が左右方向に延びる同一直線上に間隔を空けて設けられるとともに、5つの位置決め部124が5つの突条123の各間に対応して設けられてもよい。
この場合、左右方向の両端部の位置決め部124が中央の3つの位置決め部124に対して後上方に一段高い位置に設けられることが好ましい。これにより、左右方向の両端部の突条123が位置決め部124に当接して係止され、中央の3つの突条123が位置決め部124に対して離間した状態となる。
突条123および位置決め部124の数が多い場合に、各突条123を各位置決め部124に当接させることは、各部の寸法誤差のために困難である。そのため、シールド電極121(図15C参照)ががたつくおそれがある。左右方向の両端部の突条123のみを位置決め部124に当接させる構成では、各部が多少の寸法誤差を有していても、突条123を位置決め部124に当接させることができる。よって、シールド電極121を安定して位置決めすることができる。さらに、左右方向の両端部の突条123が位置決め部124から脱落しても、中央の3つの突条123が位置決め部124に当接して係止されるので、シールド電極121の脱落を防止することができる。
(8)変形例8
本発明は、感光ドラム9,203を一様に帯電させるための帯電装置に限らず、感光ドラム9,203に向けての放電により、感光ドラム9,203に形成されたトナー像を用紙に転写するための転写装置など、コロナ放電を生じる放電装置の全般に適用することができる。
(9)変形例9
また、本発明の帯電装置(放電装置)が備えられる画像形成装置の一例として、モノクロのレーザプリンタ1を取り上げたが、本発明の帯電装置(放電装置)は、カラーレーザプリンタに備えられてもよい。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
9 感光ドラム
9A 像形成領域
10 帯電器
54 帯電器保持部
55 外支持部
61 放電ワイヤ
62 シールド電極
63 グリッド電極
68 電極部
71 突条
72 突条
73 点
101 シールド電極
102 グリッド電極
104 内支持部
111 シールド電極
112 グリッド電極
121 シールド電極
122 グリッド電極
123 突条
124 位置決め部
203 感光ドラム
204 帯電器
209 帯電器保持部

Claims (11)

  1. 第1方向に移動する像担持体の表面を帯電させる帯電装置であって、
    前記像担持体の前記表面に対して間隔を空けて、前記第1方向と直交かつ前記像担持体の前記表面と平行をなす第2方向に延びる放電電極と、
    前記放電電極に対して間隔を空けて対向し、前記第2方向に沿って延びる対向電極とを備え、
    前記対向電極には、前記第2方向に延びる突条が形成されており、
    前記突条は、前記第2方向と直交する断面において、前記放電電極の放電部分を中心とし、前記放電部分と前記対向電極との間の最短直線距離を半径とする仮想円を描いたときに、前記仮想円の外側に位置している、帯電装置。
  2. 前記対向電極は、前記放電電極に対して前記第1方向の上流側および下流側にそれぞれ設けられるシールド電極を含み、
    前記突条は、前記シールド電極に形成されている、請求項1に記載の帯電装置。
  3. 前記対向電極を支持するフレームを備え、
    前記フレームには、各前記シールド電極の前記突条を前記第1方向の上流側および下流側から挟持する挟持部が形成されている、請求項2に記載の帯電装置。
  4. 前記対向電極を支持するフレームを備え、
    前記フレームには、前記突条に対して前記第1方向および前記第2方向に直交する第3方向の少なくとも一方側から当接し、前記対向電極を前記第3方向において位置決めする位置決め部が形成されている、請求項2または3に記載の帯電装置。
  5. 前記対向電極は、前記放電電極と前記像担持体の前記表面との間に設けられるグリッド電極を含み、
    前記突条は、前記グリッド電極に形成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の帯電装置。
  6. 前記突条は、前記像担持体側に突出している、請求項5に記載の帯電装置。
  7. 前記グリッド電極は、互いに間隔を空けて前記第2方向に延びる複数の電極部を備えている、請求項5または6に記載の帯電装置。
  8. 前記突条は、前記対向電極における前記第2方向の一部に形成されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の帯電装置。
  9. 前記突条は、前記像担持体の表面における静電潜像が形成される領域の前記第2方向の幅よりも長く連続して延びている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の帯電装置。
  10. 前記突条は、前記対向電極における前記第1方向に互いに線対称をなすように2本形成されている、請求項1〜9のいずれか一項に記載の帯電装置。
  11. 第1方向に移動する像担持体の表面に向けて放電する放電装置であって、
    前記像担持体の前記表面に対して間隔を空けて、前記第1方向と直交かつ前記像担持体の前記表面と平行をなす第2方向に延びる放電電極と、
    前記放電電極に対して間隔を空けて対向し、前記第2方向に沿って延びる対向電極とを備え、
    前記対向電極には、前記第2方向に延びる突条が形成されており、
    前記突条は、前記第2方向と直交する断面において、前記放電電極の放電部分を中心とし、前記放電部分と前記対向電極との間の最短直線距離を半径とする仮想円を描いたときに、前記仮想円の外側に位置している、放電装置。
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