JPH0830071A - 帯電装置 - Google Patents
帯電装置Info
- Publication number
- JPH0830071A JPH0830071A JP16402794A JP16402794A JPH0830071A JP H0830071 A JPH0830071 A JP H0830071A JP 16402794 A JP16402794 A JP 16402794A JP 16402794 A JP16402794 A JP 16402794A JP H0830071 A JPH0830071 A JP H0830071A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control grid
- electrifying
- square hole
- potential
- control
- Prior art date
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- Pending
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、電子写真装置の帯電装置に関する
ものである。その目的とするところは、帯電装置の感光
体と対向している部分が、グリッド電極のない部分と
（以後、角穴部とする）、グリッド電極のある部分（以
後、制御グリッド部とする）から構成せれる帯電装置に
関し、画像品質に必要な感光体表面の帯電電位の均一性
を維持したまま、帯電効率を向上させる方法を提供する
ことである。 【構成】 角穴部が形成する平面と感光体の間に制御グ
リッド部を設けることにより、制御グリッド部の全グリ
ッド電極を有効に感光体表面の帯電電位を制御するよう
に作用させることが出来る。その結果、制御グリッド部
を最小限に抑え、角穴部を大きくすることにより、上記
目的を可能とする。
ものである。その目的とするところは、帯電装置の感光
体と対向している部分が、グリッド電極のない部分と
（以後、角穴部とする）、グリッド電極のある部分（以
後、制御グリッド部とする）から構成せれる帯電装置に
関し、画像品質に必要な感光体表面の帯電電位の均一性
を維持したまま、帯電効率を向上させる方法を提供する
ことである。 【構成】 角穴部が形成する平面と感光体の間に制御グ
リッド部を設けることにより、制御グリッド部の全グリ
ッド電極を有効に感光体表面の帯電電位を制御するよう
に作用させることが出来る。その結果、制御グリッド部
を最小限に抑え、角穴部を大きくすることにより、上記
目的を可能とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真装置の帯電装
置に関するものである。
置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術を図３、４を用いて説明す
る。図３は、電子写真装置における帯電プロセス周辺の
感光体回転軸に垂直な断面を示している。図４は、角穴
部、制御グリッド部の形状を説明するための説明図であ
る。
る。図３は、電子写真装置における帯電プロセス周辺の
感光体回転軸に垂直な断面を示している。図４は、角穴
部、制御グリッド部の形状を説明するための説明図であ
る。
【０００３】図３中、１は感光体、２は帯電装置であ
る。帯電装置２はコロナ放電電極用ワイヤ２ａ、角穴部
２ｂ、制御グリッド部２ｃ、ハウスシ−ルド２ｄから構
成される。コロナ放電電極用ワイヤ２ａは感光体１表面
から一定の間隙をおいて設けられる。角穴部２ｂ、制御
グリッド部２ｃは図４に示すような形状をしており、エ
ッチングにより加工される。角穴部２ｂ、制御グリッド
部２ｃは同一平面上に構成され、感光体１表面とコロナ
放電電極用ワイヤ２ａとの間に一定の間隙をおいて設け
られる。また、感光体１の回転方向に対し、上流側が角
穴部２ｂに、下流側が制御グリッド部２ｃになっている
のが普通である。ハウスシ−ルド２ｄは、角穴部２ｂ、
制御グリッド部２ｃとによってコロナ放電電極用ワイヤ
２ａを取り囲むように設けられる。
る。帯電装置２はコロナ放電電極用ワイヤ２ａ、角穴部
２ｂ、制御グリッド部２ｃ、ハウスシ−ルド２ｄから構
成される。コロナ放電電極用ワイヤ２ａは感光体１表面
から一定の間隙をおいて設けられる。角穴部２ｂ、制御
グリッド部２ｃは図４に示すような形状をしており、エ
ッチングにより加工される。角穴部２ｂ、制御グリッド
部２ｃは同一平面上に構成され、感光体１表面とコロナ
放電電極用ワイヤ２ａとの間に一定の間隙をおいて設け
られる。また、感光体１の回転方向に対し、上流側が角
穴部２ｂに、下流側が制御グリッド部２ｃになっている
のが普通である。ハウスシ−ルド２ｄは、角穴部２ｂ、
制御グリッド部２ｃとによってコロナ放電電極用ワイヤ
２ａを取り囲むように設けられる。
【０００４】次に、帯電装置２の動作を説明する。ま
ず、コロナ放電電極用ワイヤ２ａに高電圧を印加すると
共に、制御グリッド部２ｃ、およびハウスシ−ルド２ｄ
に所定の電圧を印加する。この時、高電圧が印加された
ことによりコロナ放電電極用ワイヤ２ａではコロナ放電
によりコロナイオンが発生し、コロナ放電により発生し
たコロナイオンはコロナ放電電極用ワイヤ２ａ、制御グ
リッド部２ｃ、感光体１間に生じる電界により感光体１
表面に運ばれ、感光体１表面は帯電される。その際、感
光体１は、上流側では角穴部２ｂから直接的にコロナイ
オンを受けて帯電され、下流側では制御グリッド部２ｃ
を介して間接的にコロナイオンを受けて帯電される。
ず、コロナ放電電極用ワイヤ２ａに高電圧を印加すると
共に、制御グリッド部２ｃ、およびハウスシ−ルド２ｄ
に所定の電圧を印加する。この時、高電圧が印加された
ことによりコロナ放電電極用ワイヤ２ａではコロナ放電
によりコロナイオンが発生し、コロナ放電により発生し
たコロナイオンはコロナ放電電極用ワイヤ２ａ、制御グ
リッド部２ｃ、感光体１間に生じる電界により感光体１
表面に運ばれ、感光体１表面は帯電される。その際、感
光体１は、上流側では角穴部２ｂから直接的にコロナイ
オンを受けて帯電され、下流側では制御グリッド部２ｃ
を介して間接的にコロナイオンを受けて帯電される。
【０００５】即ち、この方式は、上流側ではグリッド電
極に流れ込むコロナ電流を無くし帯電効率を向上させ、
下流側ではグリッド電極により帯電電位の制御性を向上
させることを目的としている。具体的には、ハウスシ−
ルド２ｄ幅を固定した場合、角穴部２ｂを大きくすると
制御グリッド部２ｃは小さくなり、帯電効率は向上する
が帯電電位の制御性は低下する。逆に、制御グリッド部
２ｃを大きくすると角穴部２ｂは小さくなり、帯電電位
の制御性は向上するが帯電効率は低下するために、帯電
効率と帯電電位の制御性に問題がないように角穴部２ｂ
と制御グリッド部２ｃの割合を調整する必要がある。
最後に、帯電装置２における問題点は、制御グリッド部
２ｃのグリッド電極は下流に行くに従い感光体１表面か
ら離れ、その帯電電位の制御性は急激に小さくなり、下
流端周辺のグリッド電極は有効に帯電電位を制御してい
ない点である。
極に流れ込むコロナ電流を無くし帯電効率を向上させ、
下流側ではグリッド電極により帯電電位の制御性を向上
させることを目的としている。具体的には、ハウスシ−
ルド２ｄ幅を固定した場合、角穴部２ｂを大きくすると
制御グリッド部２ｃは小さくなり、帯電効率は向上する
が帯電電位の制御性は低下する。逆に、制御グリッド部
２ｃを大きくすると角穴部２ｂは小さくなり、帯電電位
の制御性は向上するが帯電効率は低下するために、帯電
効率と帯電電位の制御性に問題がないように角穴部２ｂ
と制御グリッド部２ｃの割合を調整する必要がある。
最後に、帯電装置２における問題点は、制御グリッド部
２ｃのグリッド電極は下流に行くに従い感光体１表面か
ら離れ、その帯電電位の制御性は急激に小さくなり、下
流端周辺のグリッド電極は有効に帯電電位を制御してい
ない点である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において、
制御グリッド部におけるグリッド電極は下流側に行くに
従い急激にその帯電電位の制御能力は小さくなり、下流
端周辺のグリッド電極は有効に帯電電位を制御していな
い。上記問題を鑑み、本発明は、制御グリッド部におけ
る全グリッドが有効に帯電電位を制御する帯電装置を提
供することが目的である。
制御グリッド部におけるグリッド電極は下流側に行くに
従い急激にその帯電電位の制御能力は小さくなり、下流
端周辺のグリッド電極は有効に帯電電位を制御していな
い。上記問題を鑑み、本発明は、制御グリッド部におけ
る全グリッドが有効に帯電電位を制御する帯電装置を提
供することが目的である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、角穴部が形成する平面と感光体との間に
制御グリッド部を設ける構成とし、制御グリッド部を感
光体に接近させることにより全グリッド電極が有効に帯
電電位を制御することを可能とした。
に、本発明は、角穴部が形成する平面と感光体との間に
制御グリッド部を設ける構成とし、制御グリッド部を感
光体に接近させることにより全グリッド電極が有効に帯
電電位を制御することを可能とした。
【０００８】
【作用】上記のように構成された帯電装置において、感
光体は、まず角穴部でコロナ放電電極により直接的に帯
電され、続いて制御グリッド部でグリッド電極を介して
間接的に帯電される。
光体は、まず角穴部でコロナ放電電極により直接的に帯
電され、続いて制御グリッド部でグリッド電極を介して
間接的に帯電される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１を用いて説明す
る。図１は、電子写真装置における帯電プロセス周辺の
感光体回転軸に垂直な断面を示している。但し、本発明
の構成は従来例と同じなので説明には同一の符号を用い
る。
る。図１は、電子写真装置における帯電プロセス周辺の
感光体回転軸に垂直な断面を示している。但し、本発明
の構成は従来例と同じなので説明には同一の符号を用い
る。
【００１０】要するに、本発明が主張するのは、従来
は、制御グリッド部２ｃと角穴部２ｂを同一平面上に設
けていたのに対し、本発明は、角穴部２ｂが形成する平
面と感光体１の間に制御グリッド部２ｃを設けている点
である。
は、制御グリッド部２ｃと角穴部２ｂを同一平面上に設
けていたのに対し、本発明は、角穴部２ｂが形成する平
面と感光体１の間に制御グリッド部２ｃを設けている点
である。
【００１１】本発明による効果を説明するために、ハウ
スシ−ルド２ｄ幅、角穴部２ｂの大きさを同じにして、
従来例と本実施例の感光体１表面の帯電電位を比較した
結果を図５に示す。図５（ａ）は従来例を、図５（ｂ）
は本実施例による結果を示している。図中、Ｖｏは制御
グリッド部２ｃに印可される電圧である。この結果、従
来例では、制御グリッド部２ｃのグリッド電極が有効に
帯電電位を制御していないために、感光体１軸方向の帯
電電位むらが大きいのに対し、本実施例では、制御グリ
ッド部２ｃの全グリッド電極が有効に帯電電位を制御し
ているために、感光体１軸方向の帯電電位むらが小さ
く、ほぼ均一な帯電電位が得られているのがわかる。結
局、従来例に比べ、本実施例では制御グリッド部２ｃの
全グリッド電極が有効に帯電電位を制御するので、制御
グリッド部２ｃの大きさを最小限にし、角穴部２ｂの大
きさを大きくし、画像品質確保に必要な帯電電位の均一
性を維持したまま、帯電効率を向上させることが可能で
ある。
スシ−ルド２ｄ幅、角穴部２ｂの大きさを同じにして、
従来例と本実施例の感光体１表面の帯電電位を比較した
結果を図５に示す。図５（ａ）は従来例を、図５（ｂ）
は本実施例による結果を示している。図中、Ｖｏは制御
グリッド部２ｃに印可される電圧である。この結果、従
来例では、制御グリッド部２ｃのグリッド電極が有効に
帯電電位を制御していないために、感光体１軸方向の帯
電電位むらが大きいのに対し、本実施例では、制御グリ
ッド部２ｃの全グリッド電極が有効に帯電電位を制御し
ているために、感光体１軸方向の帯電電位むらが小さ
く、ほぼ均一な帯電電位が得られているのがわかる。結
局、従来例に比べ、本実施例では制御グリッド部２ｃの
全グリッド電極が有効に帯電電位を制御するので、制御
グリッド部２ｃの大きさを最小限にし、角穴部２ｂの大
きさを大きくし、画像品質確保に必要な帯電電位の均一
性を維持したまま、帯電効率を向上させることが可能で
ある。
【００１２】他の実施例としては、図２に示したような
ものが考えられる。これは、制御グリッド部２ｃを感光
体１の同心円に沿って湾曲させることを特徴としてお
り、上記実施と比べ、更にグリッド電極を有効に作用さ
せることが出来る。
ものが考えられる。これは、制御グリッド部２ｃを感光
体１の同心円に沿って湾曲させることを特徴としてお
り、上記実施と比べ、更にグリッド電極を有効に作用さ
せることが出来る。
【００１３】なお、本実施例においては、コロナ放電電
極用ワイヤ２ａが１本の場合について説明したが、これ
はコロナ放電電極用ワイヤ２ａの本数を１本に限定する
ものではない。
極用ワイヤ２ａが１本の場合について説明したが、これ
はコロナ放電電極用ワイヤ２ａの本数を１本に限定する
ものではない。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の帯電装置
によれば制御グリッド部の全グリッドが有効に帯電電位
を制御するように働くために、制御グリッド部の大きさ
を最小限にし、角穴部を最大限に設定できる。その結
果、帯電電位の制御性を損なうことなく帯電効率を向上
させることが出来る。
によれば制御グリッド部の全グリッドが有効に帯電電位
を制御するように働くために、制御グリッド部の大きさ
を最小限にし、角穴部を最大限に設定できる。その結
果、帯電電位の制御性を損なうことなく帯電効率を向上
させることが出来る。
【図１】本発明の構成図
【図２】本発明の構成図
【図３】従来例の構成図
【図４】角穴部、制御グリッド部の形状を説明する説明
図
図
【図５】本発明の効果を説明する説明図
１ 感光体 ２ 帯電装置 ２ａ コロナ放電電極用ワイヤ ２ｂ 角穴部 ２ｃ 制御グリッド部 ２ｄ ハウスシ−ルド
フロントページの続き (72)発明者 横田 康夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井ノ上 裕人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 斎藤 進 東京都目黒区下目黒２丁目３番８号 松下 電送株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】帯電装置の感光体と対向している部分が、
グリッド電極のない部分（以後、角穴部とする）と、グ
リッド電極のある部分（以後、制御グリッド部とする）
から構成される帯電装置に関し、角穴部が形成する平面
と感光体との間に制御グリッド部を設けたことを特徴と
する帯電装置。 - 【請求項２】制御グリッド部が、感光体の同心円に沿っ
て湾曲することを特徴とする請求項１記載の帯電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16402794A JPH0830071A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 帯電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16402794A JPH0830071A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 帯電装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0830071A true JPH0830071A (ja) | 1996-02-02 |
Family
ID=15785417
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16402794A Pending JPH0830071A (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | 帯電装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0830071A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120107017A1 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
| US8811858B2 (en) | 2010-12-28 | 2014-08-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charging unit and discharging unit |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16402794A patent/JPH0830071A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20120107017A1 (en) * | 2010-10-29 | 2012-05-03 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image Forming Apparatus |
| US8977166B2 (en) * | 2010-10-29 | 2015-03-10 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
| US8811858B2 (en) | 2010-12-28 | 2014-08-19 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Charging unit and discharging unit |
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