JP2012140996A - エンドキャップ、油路ユニット、エンドキャップを備えた直動案内装置 - Google Patents

エンドキャップ、油路ユニット、エンドキャップを備えた直動案内装置 Download PDF

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Abstract

【課題】油路内における埋栓の移動を抑制することが可能な、エンドキャップ、油路ユニット、エンドキャップを備えた直動案内装置を提供する。
【解決手段】案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合され、且つ案内レールとスライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路4と、外周面に形成された給油孔6と方向転換路4とを連通する油路8を有するエンドキャップ1であって、油路8の経路上において油路6を閉塞する埋栓16を設置する位置に、凹部からなり、且つ埋栓16を固定可能な複数箇所の埋栓固定部14を形成し、埋栓固定部14に埋栓16を固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、直線運動する物体を案内する機械要素部品として、工作機械や半導体製造装置、搬送装置等で用いられる、エンドキャップ、油路ユニット、エンドキャップを備えた直動案内装置に関する。
従来から、工作機械等で使用されている直動案内装置としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
図10は、従来例の直動案内装置2を示す図である。
図10中に示すように、この直動案内装置2は、一般的なリニアガイドであり、軸方向に延びるレール側転動体転動溝38を外面に有する案内レール10と、案内レール10へ相対移動可能に跨架されるスライダ22を備えている。
スライダ22は、スライダ本体12と、スライダ本体12の移動方向両端面にそれぞれ接合されているエンドキャップ1から構成されている。
スライダ本体12は、断面略コ字形に形成されており、両袖部に、それぞれ、レール側転動体転動溝38と対向するスライダ側転動体転動溝(図示せず)を有するとともに、両袖部の肉厚部分をスライダ本体12の移動方向に貫通する転動体戻り路(図示せず)を有している。また、レール側転動体転動溝38とスライダ側転動体転動溝との間には、負荷転動路が形成されている。
図11は、従来例の直動案内装置2が備えるエンドキャップ1を示す図である。
図11中に示すように、エンドキャップ1は、スライダ本体12と同様、断面略コ字形に形成されており、両袖部に負荷転動路と転動体戻り路とを連通させる方向転換路4を有している。そして、負荷転動路、転動体戻り路及び方向転換路4によって、転動体転動路が形成されている。転動体転動路内には、例えば、鋼球からなる多数の転動体(図示せず)が装填されているとともに、潤滑剤(図示せず)が配置されている。
エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面以外の外周面には、複数の給油孔6が形成されている。また、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面には、給油孔6と方向転換路4とを連通する油路8が形成されている。
油路8のうち、給油孔6と方向転換路4との間の位置には、油路8を閉塞して遮断する油路遮断ピン40が挿入されている。
上述した構成の直動案内装置2においては、転動体転動路内へ潤滑剤を供給する際に、給油孔6から油路8を経由して方向転換路4内へ潤滑剤を供給することにより、転動体転動路内へ潤滑剤を供給している。
また、上述した構成の直動案内装置2においては、直動案内装置2を、例えば、横向きや斜め等の姿勢で使用する場合に、油路遮断ピン40を挿入して、油路8のうち任意の位置を閉塞して遮断することにより、潤滑剤の供給方向を、直動案内装置2の姿勢に応じて適切な方向に設定している。
特開2005‐221008号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている構成の直動案内装置では、エンドキャップに油路遮断ピンを挿入可能な挿入孔を設ける必要があるため、加工コストの増加や、製造効率の低下という問題が発生する。また、特許文献1に記載されている構成の直動案内装置では、エンドキャップの構成に油路遮断ピンが加わるため、部品点数が増加して、製造コストや質量が増加するという問題が発生する。
これらの問題に対し、エンドキャップの加工を行わずに、例えば、油路内に、油路の一部を閉塞して遮断する埋栓を配置した構成のエンドキャップが提案されている。この埋栓は、液体の移動を阻止可能な、十分なシール性を有する材料を用いて形成する。
しかしながら、油路内に埋栓を配置した構成のエンドキャップを備える直動案内装置では、例えば、潤滑剤を供給する際の供給圧が大きい場合等には、潤滑剤の供給時に油路内で埋栓が移動してしまい、潤滑剤の供給方向が設定した方向から変化するという問題が発生するおそれがある。また、油路内で埋栓が移動して、この移動した埋栓が油路内で傾くと、埋栓による油路の遮断性が減少するという問題が発生するおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたもので、油路内における埋栓の移動を抑制することが可能な、エンドキャップ及びそれを備える直動案内装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明のうち、請求項1に記載した発明は、案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合され、且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、外周面に形成された給油孔と前記方向転換路とを連通する油路と、を有するエンドキャップであって、
前記油路の経路上において油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によると、給油孔と方向転換路とを連通する油路の経路上において、油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部を形成する。
このため、埋栓固定部に埋栓を固定すると、油路内における埋栓の移動が、埋栓固定部または埋栓固定部の前後の部分のうち、油路の断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、油路内における埋栓の移動を抑制することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項2に記載した発明は、案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合され、且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、外周面に形成された給油孔と前記方向転換路とを連通する油路と、を有し、
前記方向転換路及び前記油路の一部を有するエンドキャップ本体と、前記油路の一部を有する油路ユニットと、を備えるエンドキャップであって、
前記エンドキャップ本体は、前記スライダ本体との接合面に形成され、且つ前記油路ユニットを嵌め込み可能なユニット嵌め込み部と、前記スライダ本体との接合面に形成され、且つ前記方向転換路と前記ユニット嵌め込み部とを連通する本体側油路と、を有し、
前記油路ユニットは、前記ユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で前記給油孔と前記本体側油路とを連通するユニット側油路を有し、
前記ユニット側油路の経路上においてユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によると、油路ユニットがユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で、給油孔と本体側油路とを連通するユニット側油路の経路上において、ユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部を形成する。
このため、埋栓固定部に埋栓を固定すると、ユニット側油路内における埋栓の移動が、埋栓固定部または埋栓固定部の前後の部分のうち、油路の断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、ユニット側油路内における埋栓の移動を抑制することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した発明であって、前記埋栓固定部に固定されている前記埋栓を備えることを特徴とするものである。
本発明によると、埋栓固定部に埋栓を固定して、エンドキャップを形成する。
このため、埋栓固定部と埋栓との相対移動を抑制することが可能なエンドキャップを形成することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項4に記載した発明は、案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合されるエンドキャップ本体の前記スライダ本体との接合面に形成されたユニット嵌め込み部に嵌め込み可能な油路ユニットであって、
前記油路ユニットが前記ユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で、前記スライダ本体との接合面に形成され且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路とスライダ本体の外周面に形成された給油孔とを連通するユニット側油路を有し、
前記ユニット側油路の経路上においてユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とするものである。
本発明によると、油路ユニットがユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で、給油孔と本体側油路とを連通するユニット側油路の経路上において、ユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部を形成する。
このため、埋栓固定部に埋栓を固定すると、ユニット側油路内における埋栓の移動が、埋栓固定部または埋栓固定部の前後の部分のうち、油路の断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、ユニット側油路内における埋栓の移動を抑制することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項5に記載した発明は、請求項4に記載した発明であって、前記埋栓固定部に固定されている前記埋栓を備えることを特徴とするものである。
本発明によると、埋栓固定部に埋栓を固定して、油路ユニットを形成する。
このため、埋栓固定部と埋栓との相対移動を抑制することが可能な油路ユニットを形成することが可能となる。
次に、本発明のうち、請求項6に記載した発明は、請求項3に記載したエンドキャップを備えたことを特徴とする直動案内装置である。
本発明によると、エンドキャップが有する油路またはユニット側油路内における埋栓の移動が、埋栓固定部または埋栓固定部の前後の部分のうち、油路またはユニット側油路の断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、油路またはユニット側油路内における埋栓の移動を抑制することが可能となる。
このため、直動案内装置を、例えば、横向きや斜め等の姿勢で使用する場合等に、直動案内装置の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを、抑制することが可能となる。また、油路内における埋栓の傾きを抑制することが可能となり、埋栓による油路の遮断性が減少することを抑制することが可能となる。
本発明によれば、油路内における埋栓の移動が、油路のうち、埋栓固定部または埋栓固定部の前後の部分よりも断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、油路内における埋栓の移動を抑制することが可能となる。
これにより、直動案内装置の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを抑制することが可能となるため、直動案内装置への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となる。
また、油路内における埋栓の傾きを抑制することが可能となり、埋栓による油路の遮断性が減少することを抑制することが可能となるため、直動案内装置への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となる。
本発明の第一実施形態のエンドキャップの構成を示す図である。 図1中に円IIで囲んだ範囲の拡大図である。 本発明の第一実施形態のエンドキャップを備えた直動案内装置の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態の変形例の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態の変形例の構成を示す図である。 本発明の第一実施形態の変形例の構成を示す図である。 本発明の第二実施形態のエンドキャップが備えるエンドキャップ本体の構成を示す図である。 本発明の第二実施形態のエンドキャップが備える油路ユニットの構成を示す図である。 本発明の第二実施形態のエンドキャップを備えた直動案内装置の構成を示す図である。 従来例の直動案内装置を示す図である。 従来例の直動案内装置が備えるエンドキャップを示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下、「実施形態」と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。
(第一実施形態)
(エンドキャップの構成)
まず、図1を参照して、本実施形態のエンドキャップの構成を説明する。
図1は、本実施形態のエンドキャップ1の構成を示す図であり、エンドキャップ1のスライダ本体との接合面を示す図である。なお、図1中に示すエンドキャップ1は、例えば、上述した直動案内装置2(図10を参照)が備えるエンドキャップ1であり、以降の説明では、図10中に示した直動案内装置2と同様の構成と、図11中に示したエンドキャップ1と同様の構成については、同一の符号を付して説明する。
図1中に示すように、エンドキャップ1は、例えば、硬質な樹脂材料を用いて、断面略コ字形に形成されており、方向転換路4と、給油孔6と、油路8を有している。
方向転換路4は、エンドキャップ1の両袖部にそれぞれ形成されており、案内レール10とスライダ本体12との間に形成される負荷転動路と転動体戻り路とを連通させている。なお、図中及び以降の説明では、方向転換路4のうち、エンドキャップ1の左側の袖部(エンドキャップ1の両袖部のうち、図1中における左側の袖部)に形成されている方向転換路4を「方向転換路4a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、方向転換路4のうち、エンドキャップ1の右側の袖部(エンドキャップ1の両袖部のうち、図1中における右側の袖部)に形成されている方向転換路4を「方向転換路4b」と記載する場合がある。
給油孔6は、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面以外の外周面に形成されている。本実施形態では、一つのエンドキャップ1に対し、三箇所の給油孔6が形成されている場合について説明する。
なお、図1中及び以降の説明では、給油孔6のうち、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面と反対側の面に形成された給油孔6を「正面給油孔6a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、給油孔6のうち、エンドキャップ1の左側面(エンドキャップ1の両側面のうち、図1中における左側の面)に形成された給油孔6を「左側面給油孔6b」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、給油孔6のうち、エンドキャップ1の右側面(エンドキャップ1の両側面のうち、図1中における右側の面)に形成された給油孔6を「右側面給油孔6c」と記載する場合がある。
油路8は、例えば、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面に形成された凹状の溝であり、各給油孔6a〜6cと、エンドキャップ1の両袖部にそれぞれ形成された二列の方向転換路4a,4bとを連通している。なお、図中及び以降の説明では、油路8のうち、正面給油孔6a及び左側面給油孔6bと方向転換路4aとを連通する油路8を「左側油路8a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、油路8のうち、正面給油孔6a及び右側面給油孔6cと方向転換路4bとを連通する油路8を「右側油路8b」と記載する場合がある。
なお、油路8の形状は、凹状の溝に限定するものではなく、例えば、断面V字型の溝や、断面が半円形状の溝としてもよい。
左側油路8a及び右側油路8bには、左側油路8a及び右側油路8bの経路上において、左側油路8a及び右側油路8bを閉塞する埋栓16(説明は後述)を設置する位置に、凹部からなり埋栓16を固定可能な、埋栓固定部14が形成されている。なお、図中及び以降の説明では、埋栓固定部14のうち、左側油路8aに形成されている埋栓固定部14を「左側埋栓固定部14a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、埋栓固定部14のうち、右側油路8bに形成されている埋栓固定部14を「右側埋栓固定部14b」と記載する場合がある。
埋栓固定部14を形成する方法としては、例えば、予め、エンドキャップ1を形成する金型(射出成形金型等)に、埋栓固定部14に対応する形状の凸部を設けておく方法や、埋栓固定部14を形成していない状態のエンドキャップ1に対し、切削加工等によって、埋栓固定部14を形成する方法を用いることが可能である。
また、埋栓固定部14を形成する位置は、例えば、横向きや斜め等、直動案内装置2を使用する姿勢に対応可能な位置に形成すればよい。
左側埋栓固定部14aは、左側油路8aのうち、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分と、左側面給油孔6bと方向転換路4aとを連通する部分の二箇所に形成されている。
同様に、右側埋栓固定部14bは、右側油路8bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分と、右側面給油孔6cと方向転換路4bとを連通する部分の二箇所に形成されている。
また、油路8のうち、埋栓固定部14には、油路8を閉塞する埋栓16が固定されている。すなわち、本実施形態のエンドキャップ1は、埋栓固定部14に固定されている埋栓16を備えている。
ここで、図1中に示すように、埋栓16は、埋栓固定部14を構成する凹部に加え、埋栓固定部14の前後の部分であり埋栓固定部14よりも断面積が小さい部分にも固定されている。なお、埋栓16を、埋栓固定部14を構成する凹部のみに固定してもよい。
本実施形態では、一例として、図1中に示すように、左側埋栓固定部14aのうち正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分と、右側埋栓固定部14bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に、埋栓16を固定した場合について説明する。なお、図中及び以降の説明では、埋栓16のうち、左側埋栓固定部14aのうち正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分に固定した埋栓16を「左側埋栓16a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、埋栓16のうち、右側埋栓固定部14bのうち正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に固定した埋栓16を「右側埋栓16b」と記載する場合がある。
ここで、本実施形態では、埋栓固定部14を構成する凹部の断面積が、油路8のうち埋栓固定部14の前後の部分の断面積よりも大きいため、油路8のうち少なくとも埋栓固定部14に、埋栓16を固定している。
これは、埋栓固定部14を構成する凹部の断面積が、油路8のうち埋栓固定部14の前後の部分の断面積よりも大きい場合は、油路8のうち少なくとも埋栓固定部14に埋栓16を固定することにより、油路8内へ供給される潤滑剤による油路8内における埋栓16の移動が、油路8のうち埋栓固定部14を構成する凹部よりも断面積が小さい部分によって規制されるためである。
ここで、埋栓16を固定する位置は、例えば、横向きや斜め等、直動案内装置2を使用する姿勢に応じて、任意の給油孔6から任意の方向転換路4へ、油路8を通じて潤滑剤を供給可能な位置に設定する。
埋栓16は、例えば、ゴム等の弾性材料を用いて形成されており、潤滑剤(液体、グリーズ)の移動を阻止可能な、十分なシール性を有している。
(埋栓固定部の構成)
次に、図1を参照しつつ、図2を用いて、埋栓固定部14の詳細な構成について説明する。
図2は、図1中に円IIで囲んだ範囲の拡大図である。
図2中に示すように、本実施形態における埋栓固定部14は、油路8及び埋栓固定部14を形成する両壁面が、それぞれ、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見て、埋栓固定部14の前後の部分を形成する壁面を結ぶ直線と、埋栓固定部14を形成する壁面とで囲んだ領域が、三角形となるように形成されている。
また、特に図示しないが、本実施形態における埋栓固定部14は、上述した三角形となるように形成されている領域の、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見た断面積が、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から離れる(油路8及び埋栓固定部14の底面に近づく)につれて減少する形状に形成されている。
なお、埋栓固定部14の形状は、これに限定されるものではなく、上述した三角形となるように形成されている領域の、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見た断面積が、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から油路8及び埋栓固定部14の底面まで変化しない形状に形成されていてもよい。
また、埋栓固定部14の形状は、これに限定されるものではなく、油路8の両側面及び底面を連続する形状に形成してもよい。また、埋栓固定部14を、油路8の底面のみに形成してもよい。
(直動案内装置の構成)
次に、図1及び図2を参照しつつ、図3を用いて、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2の構成について説明する。
図3は、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2の構成を示す図である。
図3中に示すように、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aが、鉛直方向から傾斜角αで傾斜した傾斜天井面18に設置されている。
したがって、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aを、地面と水平な台上に設置した場合を基準として、使用時の姿勢が、逆さ及び斜めの姿勢となっている。
なお、図3中には、給油孔6を介して方向転換路4へ潤滑剤を供給する際に給油孔6へ取り付ける給油アダプタ(グリースニップル等)を、符号20を付して示している。また、図3中には、三箇所の給油孔6のうち、左側面給油孔6b及び右側面給油孔6cに給油アダプタ20を取り付けた状態を示している。
また、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2は、転動体として、鋼球等の球体(ボール)を用いている。
(動作・作用等)
次に、図1から図3を参照して、上記の構成を備えた直動案内装置2の動作・作用等を説明する。
直動案内装置2の作動(使用)時において、スライダ22と案内レール10が、案内レール10の軸方向に相対移動すると、複数の転動体が、転動体転動路内を回転しながら移動(転動)する。
上記のような直動案内装置2の作動(使用)を継続すると、転動体転動路内に配置されている潤滑剤が減少・劣化する。また、新たな潤滑剤を供給していない状態である程度の期間が経過した状態で、直動案内装置2を作動させる(使用する)と、転動体転動路内に配置されている潤滑剤が減少・劣化する。
したがって、転動体転動路内に配置されている潤滑剤が減少・劣化している場合、直動案内装置2の作動性が低下することを抑制するためには、転動体転動路内へ、新たな潤滑剤を供給(給油)する必要がある。
転動体転動路内へ新たな潤滑剤を供給する際には、任意の方向転換路4と連通する給油孔6に給油アダプタ20を取り付け、この給油アダプタ20に、潤滑剤を供給可能な部材(グリースガン等)を接続する。そして、給油孔6から油路8を通じて任意の方向転換路4へ潤滑剤を供給する。
ここで、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aが、鉛直方向から傾斜角αで傾斜した傾斜天井面18に設置されており、使用時の姿勢が、逆さ及び斜めの姿勢となっている。
このため、左側面給油孔6bから供給された潤滑剤は、左側油路8a内において、まず、重力により正面給油孔6a側へ移動する。
ここで、本実施形態の直動案内装置2が備えるエンドキャップ1は、二箇所の左側埋栓固定部14aのうち、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分に形成した左側埋栓固定部14aのみに、左側埋栓16aが固定されている。
このため、左側面給油孔6bから供給されて正面給油孔6a側へ移動した潤滑剤は、左側油路8a内において、左側埋栓16aにより正面給油孔6a側への移動を規制される。
ここで、左側埋栓16aは、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分に形成した左側埋栓固定部14aに加え、この左側埋栓固定部14aの前後の部分であり、左側埋栓固定部14aを構成する凹部よりも断面積が小さい部分にも固定されている。
すなわち、本実施形態では、左側埋栓固定部14aを構成する凹部の断面積が、左側油路8aのうち左側埋栓固定部14aの前後の部分の断面積よりも大きいため、左側油路8aのうち少なくとも左側埋栓固定部14aに、左側埋栓16aを固定している。
これにより、潤滑剤の供給時において、左側油路8a内へ供給される潤滑剤が左側埋栓16aへ圧力を加えても、この圧力による左側埋栓16aの正面給油孔6a側への移動が、左側油路8aのうち左側埋栓固定部14aよりも断面積が小さい部分によって規制される。
左側油路8a内における左側埋栓16aの移動が規制された状態で、左側面給油孔6bからの潤滑剤の供給を継続すると、左側油路8a内へ供給された潤滑剤は、左側油路8a内において、左側埋栓16aと左側面給油孔6bとの間の部分を満たした後、左側油路8aのうち、左側面給油孔6bと方向転換路4aとを連通する部分へ移動する。
そして、左側埋栓16aと左側面給油孔6bとの間の部分に潤滑剤が満ちている状態で、左側面給油孔6bからの潤滑剤の供給を継続すると、左側油路8aのうち、左側面給油孔6bと方向転換路4aとを連通する部分へ移動した潤滑剤は、方向転換路4aへ供給される。
また、右側面給油孔6cから供給された潤滑剤は、右側油路8b内において、正面給油孔6a側と方向転換路4bへ、同一または略同一の高さを維持しながら移動する。
ここで、本実施形態の直動案内装置2が備えるエンドキャップ1は、二箇所の右側埋栓固定部14bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に形成した右側埋栓固定部14bのみに、右側埋栓16bが固定されている。
このため、右側面給油孔6cから供給されて正面給油孔6a側へ移動した潤滑剤は、右側油路8b内において、右側埋栓16bにより正面給油孔6a側への移動を規制される。
ここで、右側埋栓16bは、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に形成した右側埋栓固定部14bに加え、この右側埋栓固定部14bの前後の部分であり、右側埋栓固定部14bを構成する凹部よりも断面積が小さい部分にも固定されている。
すなわち、本実施形態では、右側埋栓固定部14bを構成する凹部の断面積が、右側油路8bのうち右側埋栓固定部14bの前後の部分の断面積よりも大きいため、右側油路8bのうち少なくとも右側埋栓固定部14bに、右側埋栓16bを固定している。
これにより、潤滑剤の供給時において、右側油路8b内へ供給される潤滑剤が右側埋栓16bへ圧力を加えても、この圧力による右側埋栓16bの正面給油孔6a側への移動が、右側油路8bのうち右側埋栓固定部14bを構成する凹部よりも断面積が小さい部分によって規制される。
右側油路8b内における右側埋栓16bの移動が規制された状態で、右側面給油孔6cからの潤滑剤の供給を継続すると、右側油路8b内へ供給された潤滑剤は、右側油路8b内において、右側埋栓16bと右側面給油孔6cとの間の部分を満たした後、右側油路8bのうち、右側面給油孔6cと方向転換路4bとを連通する部分へ移動する。
そして、右側埋栓16bと右側面給油孔6cとの間の部分に潤滑剤が満ちている状態で、右側面給油孔6cからの潤滑剤の供給を継続すると、右側油路8bのうち、右側面給油孔6cと方向転換路4bとを連通する部分へ移動した潤滑剤は、方向転換路4bへ供給される。
以上説明した手順により、左側面給油孔6b及び右側面給油孔6cから、左側油路8a及び右側油路8bと方向転換路4a及び方向転換路4bを介して、転動体転動路内へ新たな潤滑剤を供給する。なお、転動体転動路内に存在している古い(劣化している)潤滑剤は、例えば、案内レール10とスライダ22との間に形成されている隙間から排出される。また、図3中には、方向転換路4及び油路8と、潤滑剤の移動方向を、破線により示している。
(第一実施形態の効果)
以下、本実施形態の効果を列挙する。
(1)本実施形態のエンドキャップ1であれば、給油孔6と方向転換路4とを連通する油路8の経路上において、油路8を閉塞する埋栓16を設置する位置に、凹部からなり、埋栓16を固定可能な埋栓固定部14を形成している。
このため、埋栓固定部14に埋栓16を固定すると、油路8内における埋栓16の移動が、埋栓固定部14を形成する凹部の前後の部分の、埋栓固定部14よりも油路8の断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、油路8内における埋栓16の移動を抑制することが可能となる。
その結果、直動案内装置2の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを抑制することが可能となるため、直動案内装置2への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となる。
これにより、油路8に埋栓固定部14を形成せずに埋栓16を設置した場合と比較して、直動案内装置2の作動性及び耐久性の低下を、効率的に抑制することが可能となる。
また、油路8内における埋栓16の傾きを抑制することが可能となり、埋栓16による油路8の遮断性が減少することを抑制することが可能となるため、直動案内装置2への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となる。
(2)本実施形態のエンドキャップ1であれば、埋栓固定部14に固定されている埋栓16を備えており、埋栓固定部14に埋栓16を固定して、エンドキャップ1を形成している。
その結果、埋栓固定部14と埋栓16との相対移動を抑制することが可能なエンドキャップ1を形成することが可能となる。
(3)本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2であれば、エンドキャップ1が有する油路8内における埋栓16の移動が、埋栓固定部14を形成する凹部の前後の部分の、埋栓固定部14よりも油路8の断面積が小さい部分によって規制される。
このため、潤滑剤の供給時において、油路8内における埋栓16の移動を抑制することが可能となり、直動案内装置2を、例えば、横向きや斜め等の姿勢で使用する場合等に、直動案内装置2の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを、抑制することが可能となる。
その結果、直動案内装置2への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となり、埋栓固定部14に埋栓16を固定していないエンドキャップ1を備える場合と比較して、直動案内装置2の作動性及び耐久性の低下を、効率的に抑制することが可能となる。
(変形例)
以下、本実施形態の変形例を列挙する。
(1)本実施形態のエンドキャップ1は、左側油路8aに二箇所の左側埋栓固定部14aを形成し、右側油路8bに二箇所の右側埋栓固定部14bを形成している。すなわち、本実施形態のエンドキャップ1は、油路8に複数箇所の埋栓固定部14を形成した構成となっている。しかしながら、エンドキャップ1の構成は、これに限定するものではなく、例えば、図4中に示すように、油路8に一箇所の埋栓固定部14のみを形成した構成としてもよい。なお、図4は、本実施形態の変形例の構成を示す図である。
(2)本実施形態のエンドキャップ1は、埋栓固定部14の構成を、油路8及び埋栓固定部14を形成する両壁面が、それぞれ、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見て、埋栓固定部14の前後の部分を形成する壁面を結ぶ直線と、埋栓固定部14を形成する壁面とで囲んだ領域が、三角形となるように形成したが、これに限定するものではない。
すなわち、例えば、図5(a)中に示すように、埋栓固定部14の構成を、油路8及び埋栓固定部14を形成する両壁面が、それぞれ、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見て、埋栓固定部14の前後の部分を形成する壁面を結ぶ直線と、埋栓固定部14を形成する壁面とで囲んだ領域が、四角形となるように形成してもよい。
また、例えば、図5(b)中に示すように、埋栓固定部14の構成を、油路8及び埋栓固定部14を形成する両壁面が、それぞれ、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見て、埋栓固定部14の前後の部分を形成する壁面を結ぶ直線と、埋栓固定部14を形成する壁面とで囲んだ領域が、半円形となるように形成してもよい。
例えば、図5(c)中に示すように、埋栓固定部14の構成を、油路8及び埋栓固定部14を形成する両壁面が、それぞれ、エンドキャップ1のスライダ本体12との接合面から見て、埋栓固定部14の前後の部分を形成する壁面を結ぶ直線と、埋栓固定部14を形成する壁面とで囲んだ領域が、三角形が二つ連続するように形成してもよい。
なお、図5は、本実施形態の変形例の構成を示す図である。
(3)本実施形態のエンドキャップ1は、埋栓固定部14を凹部から形成したが、これに限定するものではなく、例えば、図6中に示すように、埋栓固定部14を凸部から形成してもよい。なお、図6は、本実施形態の変形例の構成を示す図である。
この場合、すなわち、埋栓固定部14を形成する凸部の断面積が、埋栓固定部14の前後の部分の断面積よりも小さい場合、油路8のうち少なくとも埋栓固定部14を形成する凸部の前後の部分に、埋栓16を固定する。
また、埋栓固定部14の断面積が、埋栓固定部14を形成する凸部の前後の部分の断面積よりも小さい場合、埋栓16を、埋栓固定部14を形成する凸部の前後の部分、すなわち、埋栓固定部14を形成する凸部よりも断面積が大きい部分のみに固定してもよい。この場合、埋栓16を、埋栓固定部14を形成する凸部の前後の部分のうち、潤滑剤の供給方向の上流のみに固定してもよい。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態(以下、本実施形態と記載する)について、図面を参照しつつ説明する。なお、上述した第一の実施形態と同様の構成については、同一符号を付して説明する。
(エンドキャップの構成)
以下、図1から図3を参照しつつ、図7及び図8を用いて、本実施形態のエンドキャップの構成を説明する。
本実施形態のエンドキャップは、エンドキャップ本体と油路ユニットを備えている。
(エンドキャップ本体の構成)
図7は、本実施形態のエンドキャップが備えるエンドキャップ本体24の構成を示す図であり、エンドキャップ本体24のスライダ本体12との接合面を示す図である。
図7中に示すように、エンドキャップ本体24は、方向転換路4と、給油孔6と、ユニット嵌め込み部26と、本体側油路28を有している。
方向転換路4及び給油孔6の構成は、上述した第一実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
ユニット嵌め込み部26は、エンドキャップ本体24のスライダ本体12との接合面に形成された凹部であり、油路ユニットを嵌め込み可能な形状に形成されている。
また、ユニット嵌め込み部26の底面は、三箇所の給油孔6のうち、正面給油孔6aと連通しており、ユニット嵌め込み部26の側面(図7中では、左右両側の互いに対向する面)は、三箇所の給油孔6のうち、左側面給油孔6b及び右側面給油孔6cと連通している。
本体側油路28は、ユニット嵌め込み部26と同様、エンドキャップ本体24のスライダ本体12との接合面に形成されており、方向転換路4とユニット嵌め込み部26とを連通している。なお、図中及び以降の説明では、本体側油路28のうち、ユニット嵌め込み部26と方向転換路4aとを連通する本体側油路28を「左側本体側油路28a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、本体側油路28のうち、ユニット嵌め込み部26と方向転換路4bとを連通する本体側油路28を「右側本体側油路28b」と記載する場合がある。
(油路ユニットの構成)
図8は、本実施形態のエンドキャップが備える油路ユニット30の構成を示す図であり、油路ユニット30のスライダ本体12との接合面を示す図である。
図8中に示すように、油路ユニット30は、ユニット嵌め込み部26に嵌め込み可能な形状に形成されており、ユニット側油路32と、ユニット側貫通孔34を有している。
ユニット側油路32は、油路ユニット30のスライダ本体12との接合面に形成されており、油路ユニット30がユニット嵌め込み部26に嵌め込まれた状態で、給油孔6と本体側油路28とを連通する凹状の溝である。すなわち、ユニット側油路32は、油路ユニット30がユニット嵌め込み部26に嵌め込まれた状態で、本体側油路28を介して、方向転換路4と給油孔6とを連通させる凹状溝である。
ここで、油路ユニット30をユニット嵌め込み部26に嵌め込む方向は、油路ユニット30をユニット嵌め込み部26に嵌め込んだ状態で、油路ユニット30のユニット側油路32を形成した面の裏側の面(図8中に示されていない面)が、スライダ本体12と対向する方向である。
なお、図中及び以降の説明では、ユニット側油路32のうち、正面給油孔6a及び左側面給油孔6bと左側本体側油路28aとを連通するユニット側油路32を「左側ユニット側油路32a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、ユニット側油路32のうち、正面給油孔6a及び右側面給油孔6cと右側本体側油路28bとを連通するユニット側油路32を「右側ユニット側油路32b」と記載する場合がある。
左側ユニット側油路32a及び右側ユニット側油路32bには、左側ユニット側油路32a及び右側ユニット側油路32bの経路上において、左側ユニット側油路32a及び右側ユニット側油路32bを閉塞する埋栓16を設置する位置に、凹部からなり埋栓16を固定可能な、埋栓固定部14が形成されている。
なお、図中及び以降の説明では、埋栓固定部14のうち、左側ユニット側油路32aに形成されている埋栓固定部14を「左側埋栓固定部14a」と記載する場合がある。同様に、図中及び以降の説明では、埋栓固定部14のうち、右側ユニット側油路32bに形成されている埋栓固定部14を「右側埋栓固定部14b」と記載する場合がある。
埋栓固定部14を形成する方法に関する説明と、埋栓固定部14を形成する位置に関する説明は、上述した第一実施形態と同様であるため、省略する。
左側埋栓固定部14aは、左側ユニット側油路32aのうち、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分と、左側面給油孔6bと左側本体側油路28aとを連通する部分の二箇所に形成されている。
同様に、右側埋栓固定部14bは、右側ユニット側油路32bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分と、右側面給油孔6cと右側本体側油路28bとを連通する部分の二箇所に形成されている。
また、ユニット側油路32のうち、埋栓固定部14には、埋栓固定部14を閉塞する埋栓16が固定されている。
ここで、図8中に示すように、埋栓16は、埋栓固定部14に加え、埋栓固定部14の前後の部分であり埋栓固定部14を形成する凹部よりも断面積が小さい部分にも固定されている。
本実施形態では、一例として、図8中に示すように、左側埋栓固定部14aのうち正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分と、右側埋栓固定部14bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に、埋栓16(左側埋栓16a、右側埋栓16b)を固定した場合について説明する。その理由は、上述した第一実施形態と同様であるため、説明を省略する。
また、埋栓16を設置する位置と、埋栓16の構成と、埋栓固定部14の詳細な構成は、上述した第一実施形態と同様であるため、その説明を省略する。
ユニット側貫通孔34は、油路ユニット30をスライダ22の移動方向に貫通しており、油路ユニット30がユニット嵌め込み部26に嵌め込まれた状態で、正面給油孔6aとユニット側油路32とを連通する貫通孔である。
(直動案内装置の構成)
次に、図7及び図8を参照しつつ、図9を用いて、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2の構成について説明する。
図9は、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2の構成を示す図である。
図9中に示すように、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aが、鉛直方向に設けられた壁面36に設置されている。
したがって、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aを、地面と水平な台上に設置した場合を基準として、使用時の姿勢が、横向きの姿勢となっている。
また、本実施形態のエンドキャップ1を備えた直動案内装置2は、転動体として、円筒ころ等のころ(ローラ)を用いている。
その他の構成は、上述した第一実施形態と同様である。
(動作・作用等)
次に、図7から図9を参照して、上記の構成を備えた直動案内装置2の動作・作用等を説明する。なお、上述した第一実施形態と同様の内容については、その記載を省略する場合がある。
直動案内装置2の作動(使用)を継続すると、転動体転動路内に配置されている潤滑剤が減少・劣化するため、転動体転動路内へ、新たな潤滑剤を供給(給油)する必要がある。
転動体転動路内へ新たな潤滑剤を供給する際には、各給油孔6から、ユニット側油路32及び本体側油路28を通じて、任意の方向転換路4へ潤滑剤を供給する。
ここで、本実施形態の直動案内装置2は、案内レール10の底面10aが、鉛直方向に設けられた壁面36に設置されており、使用時の姿勢が、横向きの姿勢となっている。
このため、左側面給油孔6bから供給された潤滑剤は、左側ユニット側油路32a内において、まず、重力により正面給油孔6a側へ移動する。
ここで、本実施形態の直動案内装置2が備えるエンドキャップ1は、二箇所の左側埋栓固定部14aのうち、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分に形成した左側埋栓固定部14aのみに、左側埋栓16aが固定されている。
このため、左側面給油孔6bから供給されて正面給油孔6a側へ移動した潤滑剤は、左側ユニット側油路32a内において、左側埋栓16aにより正面給油孔6a側への移動を規制される。
ここで、左側埋栓16aは、正面給油孔6aと左側面給油孔6bとを連通する部分に形成した左側埋栓固定部14aに加え、この左側埋栓固定部14aの前後の部分であり、左側埋栓固定部14aを形成する凹部よりも断面積が小さい部分にも固定されている。
すなわち、本実施形態では、左側埋栓固定部14aの断面積が、左側油路8aのうち、左側埋栓固定部14aを形成する凹部の前後の部分の断面積よりも大きいため、左側ユニット側油路32aのうち少なくとも左側埋栓固定部14aに、左側埋栓16aを固定している。
これにより、潤滑剤の供給時において、左側ユニット側油路32a内へ供給される潤滑剤が左側埋栓16aへ圧力を加えても、この圧力による左側埋栓16aの正面給油孔6a側への移動が、左側ユニット側油路32aのうち左側埋栓固定部14aよりも断面積が小さい部分によって規制される。
左側ユニット側油路32a内における左側埋栓16aの移動が規制された状態で、左側面給油孔6bからの潤滑剤の供給を継続すると、左側ユニット側油路32a内へ供給された潤滑剤は、左側ユニット側油路32a内において、左側埋栓16aと左側面給油孔6bとの間の部分を満たした後、左側ユニット側油路32aのうち、左側面給油孔6bと左側本体側油路28aとを連通する部分へ移動する。
そして、左側埋栓16aと左側面給油孔6bとの間の部分に潤滑剤が満ちている状態で、左側面給油孔6bからの潤滑剤の供給を継続すると、左側ユニット側油路32aのうち、左側面給油孔6bと左側本体側油路28aとを連通する部分へ移動した潤滑剤は、左側本体側油路28aを通じて方向転換路4aへ供給される。
また、右側面給油孔6cから供給された潤滑剤は、右側ユニット側油路32b内において、右側本体側油路28aへ移動し、方向転換路4bへ供給される。
ここで、本実施形態の直動案内装置2が備えるエンドキャップ1は、二箇所の右側埋栓固定部14bのうち、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に形成した右側埋栓固定部14bのみに、右側埋栓16bが固定されている。
また、右側埋栓16bは、正面給油孔6aと右側面給油孔6cとを連通する部分に形成した右側埋栓固定部14bに加え、この右側埋栓固定部14bの前後の部分であり、右側埋栓固定部14bを形成する凹部よりも断面積が小さい部分にも固定されている。
すなわち、本実施形態では、右側埋栓固定部14bの断面積が、右側ユニット側油路32bのうち、右側埋栓固定部14bを形成する凹部の前後の部分の断面積よりも大きいため、右側ユニット側油路32bのうち少なくとも右側埋栓固定部14bに、右側埋栓16bを固定している。
これにより、潤滑剤の供給時において、右側ユニット側油路32b内へ供給される潤滑剤が右側埋栓16bへ圧力を加えても、この圧力による右側埋栓16bの正面給油孔6a側への移動が、右側ユニット側油路32bのうち、右側埋栓固定部14bを形成する凹部よりも断面積が小さい部分によって規制される。
このため、右側面給油孔6cから供給された潤滑剤の供給圧力が高く、右側面給油孔6cから供給された潤滑剤が正面給油孔6a側へ移動した場合であっても、この潤滑剤は、右側ユニット側油路32b内において、右側埋栓16bにより正面給油孔6a側への移動を規制される。
その他の動作・作用等は、上述した第一実施形態と同様である。
(第二実施形態の効果)
以下、本実施形態の効果を列挙する。
(1)本実施形態のエンドキャップ1であれば、油路ユニット30がユニット嵌め込み部26に嵌め込まれた状態で、給油孔6と本体側油路28とを連通するユニット側油路32の経路上において、ユニット側油路32を閉塞する埋栓16を設置する位置に、凹部からなり、埋栓16を固定可能な埋栓固定部14を形成している。
このため、ユニット側油路32内における埋栓16の移動が、埋栓固定部14の前後の部分の、埋栓固定部14を形成する凹部よりも断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、ユニット側油路32内における埋栓16の移動を抑制することが可能となる。
その結果、エンドキャップ本体24に埋栓固定部14を形成せずに、直動案内装置2の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを抑制することが可能となるため、直動案内装置2への潤滑剤の供給状態を安定させることが可能となる。
(2)本実施形態の油路ユニット30であれば、油路ユニット30がユニット嵌め込み部26に嵌め込まれた状態で、給油孔6と本体側油路28とを連通するユニット側油路32の経路上において、埋栓固定部14を形成する凹部の前後の部分よりも断面積が大きい、複数箇所の埋栓固定部14を形成し、ユニット側油路32のうち少なくとも埋栓固定部14に埋栓16を固定している。
このため、ユニット側油路32内における埋栓16の移動が、埋栓固定部14の前後の部分の、埋栓固定部14を形成する凹部よりも断面積が小さい部分によって規制されるため、潤滑剤の供給時において、ユニット側油路32内における埋栓16の移動を抑制することが可能となる。
その結果、エンドキャップ本体24に埋栓固定部14を形成せずに、直動案内装置2の姿勢に応じて設定した潤滑剤の供給方向が変化することを抑制することが可能なエンドキャップ1を形成することが可能となる。
1 エンドキャップ
2 直動案内装置
4 方向転換路
6 給油孔
8 油路
10 案内レール
12 スライダ本体
14 埋栓固定部
16 埋栓
18 傾斜天井面
20 給油アダプタ
22 スライダ
24 エンドキャップ本体
26 ユニット嵌め込み部
28 本体側油路
30 油路ユニット
32 ユニット側油路
34 ユニット側貫通孔
36 壁面
38 レール側転動体転動溝
40 油路遮断ピン
α 傾斜天井面18の鉛直方向からの傾斜角

Claims (6)

  1. 案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合され、且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、外周面に形成された給油孔と前記方向転換路とを連通する油路と、を有するエンドキャップであって、
    前記油路の経路上において油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とするエンドキャップ。
  2. 案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合され、且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路と、外周面に形成された給油孔と前記方向転換路とを連通する油路と、を有し、
    前記方向転換路及び前記油路の一部を有するエンドキャップ本体と、前記油路の一部を有する油路ユニットと、を備えるエンドキャップであって、
    前記エンドキャップ本体は、前記スライダ本体との接合面に形成され、且つ前記油路ユニットを嵌め込み可能なユニット嵌め込み部と、前記スライダ本体との接合面に形成され、且つ前記方向転換路と前記ユニット嵌め込み部とを連通する本体側油路と、を有し、
    前記油路ユニットは、前記ユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で前記給油孔と前記本体側油路とを連通するユニット側油路を有し、
    前記ユニット側油路の経路上においてユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とするエンドキャップ。
  3. 前記埋栓固定部に固定されている前記埋栓を備えることを特徴とする請求項1または2に記載したエンドキャップ。
  4. 案内レールへ相対移動可能に跨架されるスライダ本体の移動方向端面に接合されるエンドキャップ本体の前記スライダ本体との接合面に形成されたユニット嵌め込み部に嵌め込み可能な油路ユニットであって、
    前記油路ユニットが前記ユニット嵌め込み部に嵌め込まれた状態で、前記スライダ本体との接合面に形成され且つ前記案内レールと前記スライダ本体との間に形成される負荷転動路とスライダ本体が有する転動体戻り路とを連通させる方向転換路とスライダ本体の外周面に形成された給油孔とを連通するユニット側油路を有し、
    前記ユニット側油路の経路上においてユニット側油路を閉塞する埋栓を設置する位置に、凹部または凸部からなり、且つ前記埋栓を固定可能な一箇所または複数箇所の埋栓固定部が形成されていることを特徴とする油路ユニット。
  5. 前記埋栓固定部に固定されている前記埋栓を備えることを特徴とする請求項4に記載した油路ユニット。
  6. 請求項3に記載したエンドキャップを備えたことを特徴とする直動案内装置。
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