JP2012140920A - 排気浄化装置 - Google Patents

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智之 斎藤
Toshihiro Abe
敏博 安部
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Abstract

【課題】供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えつつ、配設スペースの自由度を高めることができる排気浄化装置の提供。
【解決手段】尿素水タンク16に貯蔵された尿素水を噴射ノズル11へ供給する供給回路17と、供給回路17に負圧を生じさせるポンプ14と、噴射ノズル11から噴射されて余った尿素水を尿素水タンク16へ導くドレン回路18と、ポンプ14を制御するコントローラ7と、尿素水タンク16の気相部分16bに連通される気相回路18aと、エンジン5aが駆動している場合に、尿素水タンク16の尿素水を供給回路17から噴射ノズル11へ供給した後に、余った尿素水をドレン回路18から尿素水タンク16へ戻して循環させ、エンジン5aが停止している場合に、気体を気相回路18aに導入してこの気相回路18aから供給回路17及びドレン回路18に循環させる切替え弁15とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、油圧ショベル等の建設機械等に備えられ、排気ガス中に含まれる窒素酸化物を還元して浄化する排気浄化装置に関する。
例えば、油圧ショベル等の建設機械は、エンジンと、このエンジンから導かれる排気ガスを外部へ放出する排気管とを有している。エンジンから導かれる排気ガスには、有害な窒素酸化物が含まれているので、この窒素酸化物を還元することによって水と窒素に分解し、排気ガス中に含まれる窒素酸化物の濃度を低減してから排気ガスを大気へ排出する必要がある。そのため、従来より建設機械は排気ガス中に含まれる窒素酸化物を還元して浄化する排気浄化装置を備えている。
具体的には、建設機械等に備えられる排気浄化装置は、尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、排気管に設けられた還元触媒と、排気管のうち還元触媒よりも上流側に配設され、排気管内に尿素水を噴射する噴射装置と、一端が尿素水タンクに接続されると共に、他端が噴射装置に接続され、尿素水タンクに貯蔵された尿素水を噴射装置へ供給する供給回路と、この供給回路に負圧を生じさせる供給装置と、噴射装置から噴射されて余った尿素水を尿素水タンクへ導くドレン回路と、エンジンの駆動に応じて供給装置を制御するコントローラとを有している。そして、噴射装置によって噴射された尿素水が排気ガスの熱で加水分解され、生成したアンモニアが排気ガス中に含まれる窒素酸化物と還元反応することによって窒素酸化物を浄化している。
ここで、還元剤として用いられる尿素水の融点は約−11度であるので、外気の温度が低下することによって尿素水タンクと噴射装置とを接続する供給回路に残留する尿素水が凍結する虞がある。供給回路に残留する尿素水が凍結した場合には、噴射装置によって排気管内に噴射される尿素水の量が減少するので、排気管内を流通する排気ガス中に含まれる窒素酸化物を十分に還元することができなくなる。特に、寒冷地において排気浄化装置を備えた建設機械等による作業が行われた場合には、供給回路に残留する尿素水が凍結する現象が顕著となる。
そこで、供給回路に残留する尿素水が凍結することを低減する排気浄化装置の従来技術の1つとして、尿素水を貯える尿素水タンクと、内燃機関の排気が流れる排気通路に設けられ、排気に尿素水を噴射する噴射部、すなわち噴射装置と、尿素水タンクと噴射装置とを接続し、尿素水が流れる尿素水通路部、すなわち供給回路と、供給回路に設けられ、尿素水タンクに貯えられている尿素水を噴射装置へ供給する尿素水ポンプ、すなわち供給装置と、供給回路に接続されるサブタンクと、供給回路とサブタンクとの間を開閉する弁部とを備えた排気浄化装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−37979号公報
具体的には、上述した特許文献1に開示された従来技術の排気浄化装置は、尿素水タンクから噴射装置までの間で重力方向において下方に分岐通路部が分岐している。そして、サブタンクは、内燃機関の停止後に供給装置を駆動させずに尿素水が自重によって回収されるようにするために尿素水通路部、すなわち供給回路の下方に配置され、分岐通路部によって供給回路に接続されている。また、サブタンクは、内燃機関の運転中における内燃機関から発生する熱によって回収された尿素水の温度上昇を促進するために内燃機関又は排気管の近傍に設けられている。このように、上述の従来技術の排気浄化装置は、サブタンク及び供給回路の位置関係が定まっているので、供給回路を含む機器のレイアウトが制限されることが問題となっている。特に、小型の建設機械に上述の従来技術の排気浄化装置を備える場合には、配設スペースに余裕がなく、レイアウト上の制約を受け易い。
また、油圧ショベル等の建設機械では、一般的に補給やメンテナンス作業を行うために尿素水タンクが旋回体内の上部に配設される。従って、油圧ショベル等の建設機械に上述の従来技術の排気浄化装置を備える場合には、尿素水タンクの下方にサブタンクを追加して配設する必要があり、サブタンクの配設作業やメンテナンス作業が煩雑になる問題がある。
本発明は、このような従来技術の実情からなされたもので、その目的は、供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えつつ、配設スペースの自由度を高めることができる排気浄化装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の排気浄化装置は、エンジンと、このエンジンから導かれる排気ガスを外部へ放出する排気管と、尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、前記排気管に設けられた還元触媒と、前記排気管のうち前記還元触媒よりも上流側に配設され、前記排気管内に尿素水を噴射する噴射装置と、一端が前記尿素水タンクに接続されると共に、他端が前記噴射装置に接続され、前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水を前記噴射装置へ供給する供給回路と、この供給回路に負圧を生じさせる供給装置と、前記噴射装置から噴射されて余った尿素水を前記尿素水タンクへ導くドレン回路と、前記エンジンの駆動に応じて前記供給装置を制御するコントローラとを有し、排気ガス中に含まれる窒素酸化物を還元して浄化する排気浄化装置において、前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分に連通される気相回路と、前記エンジンが駆動している場合に、前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水を前記供給回路から前記噴射装置へ供給した後に、前記噴射装置から噴射されて余った尿素水を前記ドレン回路から前記尿素水タンクへ戻して循環させ、前記エンジンが停止している場合に、前記気相部分に存在する気体を前記気相回路に導入してこの気相回路から前記供給回路及び前記ドレン回路に循環させる流体循環手段とを有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、エンジンが駆動している場合には、コントローラが供給装置を駆動させて供給回路内に負圧を生じさせるので、この負圧によって尿素水タンクに貯蔵された尿素水が供給回路から噴射装置へ供給され、尿素水が噴射装置から排気管内に噴射される。ここで、エンジンが駆動する際に排気管内へ排出される排気ガスは排気管を通って還元触媒へ導かれるので、噴射装置から噴射された尿素水が排気ガスの熱によって加水分解され、発生したアンモニアが還元触媒に吸着される。そして、排気管を通じて排出される排気ガスが還元触媒を通る際に、排気ガス中に含まれる有害な窒素酸化物が還元触媒においてアンモニアと還元反応し、無害な水と窒素に浄化される。噴射装置から排気管内へ噴射されて余った尿素水は、流体循環手段によってドレン回路から尿素水タンクへ戻される。すなわち、尿素水は、流体循環手段によって尿素水タンク、供給回路、噴射装置、ドレン回路、及び尿素水タンクを循環する。
一方、エンジンが停止すると、供給回路及びドレン回路を循環した尿素水の一部が供給回路に残留する。従って、エンジンが停止している場合には、流体循環手段が尿素水タンク内における気相部分に存在する気体を気相回路に導入してこの気相回路から供給回路及びドレン回路に循環させることにより、供給回路に残留する尿素水が気体によって尿素水タンクへ押し戻される。これにより、供給回路に残留する尿素水の量が減少するので、供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えることができる。このように、本発明は、気相回路によって新たにタンク等を追加して配設する必要もないので、供給回路を含む機器のレイアウトに大きな制限を受けることがない。従って、供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えつつ、配設スペースの自由度を高めることができる。
また、本発明に係る排気浄化装置は、前記発明において、前記ドレン回路は、前記尿素水タンクの前記気相部分に連通し、前記気相回路は、前記ドレン回路の前記気相部分へ接続される箇所に形成されることを特徴としている。このように構成すると、尿素水タンクに接続されるドレン回路の一端部分を、尿素水タンクに貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分に連通することにより、新たに回路を設けなくて済むので、コストを抑えることができる。
また、本発明に係る排気浄化装置は、前記発明において、前記流体循環手段は、前記エンジンが停止している場合に前記気相回路と前記供給回路とを接続して前記尿素水タンクの前記気相部分と前記噴射ノズルとを接続するように切替える切替え弁を含むことを特徴としている。このように構成すると、エンジンが停止している場合には、気相回路と供給回路とが切替え弁によって接続されるので、供給装置の負圧によって気相部分に存在する気体を気相回路に容易に導入することができる。これにより、エンジンの駆動に応じて切替え弁を切替える簡単な動作を行うだけで供給回路及びドレン回路に循環させる流体を尿素水から気体へ切替えたり、あるいは気体から尿素水へ速やかに切替えることができる。
また、本発明に係る排気浄化装置は、前記発明において、前記コントローラは、前記エンジンが停止したときから所定の時間の間、前記供給装置を駆動させ続けるように制御する駆動制御手段を含むことを特徴としている。このように構成すると、エンジンが停止してから所定の時間の間、流体循環手段によって気相部分に存在する気体が気相回路に導入されて気相回路から供給回路及びドレン回路を循環し続けるので、循環する気体によって供給回路に残留する尿素水を十分に尿素水タンクへ押し戻すことができる。これにより、供給回路に残留する尿素水が確実に減少するので、供給回路に残留する尿素水が凍結することをより抑えることができる。
本発明の排気浄化装置は、尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、エンジンから導かれる排気ガスを外部へ放出する排気管に設けられた還元触媒と、排気管のうち還元触媒よりも上流側に配設され、排気管内に尿素水を噴射する噴射装置と、一端が尿素水タンクに接続されると共に、他端が噴射装置に接続され、尿素水タンクに貯蔵された尿素水を噴射装置へ供給する供給回路と、この供給回路に負圧を生じさせる供給装置と、噴射装置から噴射されて余った尿素水を尿素水タンクへ導くドレン回路と、エンジンの駆動に応じて供給装置を制御するコントローラとを有している。そして、本発明は、尿素水タンクに貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分に連通される気相回路と、エンジンが駆動している場合に、尿素水タンクに貯蔵された尿素水を供給回路から噴射装置へ供給した後に、噴射装置から噴射されて余った尿素水をドレン回路から尿素水タンクへ戻して循環させ、エンジンが停止している場合に、気相部分に存在する気体を気相回路に導入してこの気相回路から供給回路及びドレン回路に循環させる流体循環手段とを有している。そのため、エンジンが停止している場合には、供給回路に残留する尿素水が気相回路から供給回路及びドレン回路を循環する気体によって尿素水タンクへ押し戻され、供給回路に残留する尿素水の量が減少するので、供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えることができる。このように、本発明は、気相回路によって新たにタンク等を追加して配設する必要もないので、供給回路を含む機器のレイアウトに大きな制限を受けることがない。従って、供給回路に残留する尿素水が凍結することを抑えつつ、配設スペースの自由度を高めることができ、供給回路を含む機器の配設作業を容易かつ迅速に行うことができる。これにより、配設作業及び配設スペースの効率を従来よりも向上させることができる。また、従来技術で用いたサブタンクを配設する必要もないので、供給回路を含む機器のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
本発明に係る排気浄化装置の第1実施形態が備えられる建設機械の一例として挙げた油圧ショベルを示す側面図である。 本発明の第1実施形態の構成を示す図であり、エンジン駆動時の状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の構成を示す図であり、エンジン停止時の状態を示す図である。 本発明の第1実施形態の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態の構成を示す図であり、エンジン駆動時の状態を示す図である。 本発明の第2実施形態の構成を示す図であり、エンジン停止時の状態を示す図である。 本発明の第3実施形態の構成を示す図である。
以下、本発明に係る排気浄化装置を実施するための形態を図に基づいて説明する。
[第1実施形態]
本発明に係る排気浄化装置の第1実施形態は、例えば図1に示すように建設機械等の油圧ショベル1に設けられる。この油圧ショベル1は、走行体2と、この走行体2の上側に配置され、旋回フレーム3aを有する旋回体3と、この旋回体3の前方に取り付けられて上下方向に回動するフロント作業機4とを備えている。また、旋回体3は、前方にキャブ3bを備え、後方にカウンタウェイト6を備え、また、これらキャブ3b及びカウンタウェイト6の間にエンジンルーム5と、このエンジンルーム5の上部に設けられた車体カバー15とを備えている。
本発明の第1実施形態は、図2に示すようにエンジンルーム5内に備えられたエンジン5aと、このエンジン5aから導かれる排気ガスを外部へ放出する排気管10とを有している。また、本発明の第1実施形態は、尿素水を貯蔵する尿素水タンク16と、排気管10に設けられた還元触媒、例えば還元剤としてアンモニアを用い、アンモニアによる窒素酸化物の還元反応を促進するSCR触媒13と、排気管10のうちSCR触媒13よりも上流側に配設され、排気管10内に尿素水を噴射する噴射装置、例えば噴射ノズル11とを有している。
さらに、本発明の第1実施形態は、一端が尿素水タンク16に接続されると共に、他端が噴射ノズル11に接続され、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水を噴射ノズル11へ供給する供給回路17と、この供給回路17に負圧を生じさせる供給装置、例えばポンプ14と、一端が尿素水タンク16に接続されると共に、他端が噴射ノズル11に接続され、噴射ノズル11から噴射されて余った尿素水を尿素水タンク16へ導くドレン回路18と、エンジン5aの駆動に応じてポンプ14を制御するコントローラ7とを有している。なお、キャブ3bには、エンジン5aを駆動させるキー8が設けられており、コントローラ7に電気的に接続されている。また、エンジン5aには、コントローラ7に電気的に接続され、キー8のオン操作によってエンジン5aを始動させるスタータ9が設けられている。
ここで、噴射ノズル11は、先端が細くなった筒状の形状を有しており、先端が排気管10の内部に向けられて尿素水が霧状に飛散するようになっている。また、噴射ノズル11には、コントローラ7に電気的に接続された図示しない電磁弁が内部に設けられており、コントローラ7がこの電磁弁の開閉動作を制御することによって噴射される尿素水の流量が調整され、余分な尿素水はドレン回路18に導かれるようになっている。さらに、上述した供給回路17の一端は、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水の液相部分16aに浸水しており、ポンプ14の負圧によって尿素水が供給回路17内に導かれるようになっている。
そして、本発明の第1実施形態は、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分16bに連通される気相回路18aと、エンジン5aが駆動している場合に、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水を供給回路17から噴射ノズル11へ供給した後に、噴射ノズル11から噴射されて余った尿素水をドレン回路18から尿素水タンク16へ戻して循環させ、エンジン5aが停止している場合に、気相部分16bに存在する気体を気相回路18aに導入してこの気相回路18aから供給回路17及びドレン回路18に循環させる流体循環手段とを有している。
また、本発明の第1実施形態では、例えば気相回路18aはドレン回路18の一端部分から成っており、流体循環手段は、例えばエンジン5aが停止している場合に気相回路18aと供給回路17とを接続して尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とを接続するように切替える切替え弁15を含んでいる。具体的には、切替え弁15は、供給回路17を連通し、尿素水タンク16の貯留される尿素水を噴射ノズル11に供給するとともに、ドレン回路18を連通して噴射ノズル11から戻る尿素水を尿素水タンク16に環流させる切換位置(右位置15a)と、気相回路18aと供給回路17とを接続し、尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とを接続するとともに、ドレン回路18と供給回路17とを接続して供給回路17内に残留する尿素水を尿素水タンク16に環流させる切換位置(左位置15b)とを有する。そして、この切替え弁15は、コントローラ7の制御により、エンジン5aが駆動している場合には、右位置15aに切替えられ、エンジン5aが停止している場合には、左位置15bに切替えられるようになっている。さらに、コントローラ7は、エンジン5aが停止したときから所定の時間の間、ポンプ14を駆動させ続けるように制御する図示しない駆動制御手段を含んでいる。
次に、本発明に係る排気浄化装置の第1実施形態の動作を図4のフローチャートに基づいて説明する。
図4は、本発明の第1実施形態の動作を説明するフローチャートである。
本発明の第1実施形態では、図4に示すようにまずキー8をオンにすると(手順S1)、スタータ9によってエンジン5aが駆動し、コントローラ7が切替え弁15を右位置15aに切替えるように制御する(手順S2)。このとき、図2に示すように切替え弁15によって供給回路17が連通されると共にドレン回路18が連通される。
次に、コントローラ7は、ポンプ14が供給回路17内に負圧を生じさせるように制御すると共に、噴射ノズル11の電磁弁を開くように制御する(手順S3)。手順S3において供給回路17内に負圧が生じると、尿素水タンク16に貯蔵される尿素水の液相部分16aに浸水する供給回路17の一端から尿素水が供給回路17内に導かれ、噴射ノズル11へ供給される(手順S4)。そして、手順S3において噴射ノズル11の電磁弁は開いているので、尿素水が噴射ノズル11から排気管10内へ霧状に噴射される(手順S5)。
ここで、噴射ノズル11は、上述したように排気管10のうちSCR触媒13よりも上流側、すなわちエンジン5aとSCR触媒13との間に配設されているので、エンジン5aの駆動によって排出された排気ガスは、排気管10を通ってSCR触媒13へ流通する際に噴射ノズル11から噴射された尿素水と接触する。このとき、尿素水は排気ガスの熱によって加水分解し、アンモニアが発生する。発生したアンモニアはSCR触媒13に吸着される。そして、排気ガス中に含まれる有害な窒素酸化物は、排気ガスがSCR触媒13を通る際にSCR触媒13において吸着されたアンモニアと還元反応を生じ、無害な水と窒素に分解されて浄化する。浄化された排気ガスは排気管10から外部へ放出される。
本発明の第1実施形態では、余った尿素水、例えば排気管10において加水分解されずに噴射ノズル11に戻った尿素水やコントローラ7が噴射ノズル11から噴射される流量を調整したことによって噴射されなかった尿素水は、噴射ノズル11からドレン回路18に戻り、ドレン回路18を通って尿素水タンク16へ戻る(手順S6)。このようにエンジン5aが駆動している場合には、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水は、尿素水タンク16、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、尿素水タンク16の順に循環される(手順S4〜手順S7)。このとき、循環する尿素水の全部が尿素水タンク16に戻るわけではなく、尿素水の一部は供給回路17及びドレン回路18に残留する。
そこで、本発明の第1実施形態では、キー8をオフにすると(手順S7)、エンジン5aが停止し、コントローラ7が切替え弁15を左位置15bに切替えるように制御する(手順S8)。このとき、図3に示すように切替え弁15によって気相回路18aと供給回路17とが接続して尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とが接続されると共に、ドレン回路18と供給回路17とが接続される。
次に、コントローラ7は噴射ノズル11の電磁弁を閉じるように制御する(手順S9)。ここで、コントローラ7は、駆動制御手段によってエンジン5aが停止したときから所定の時間の間、ポンプ14を駆動させ続けるように制御するので、ポンプ14によって供給回路17内に負圧が生じている。そのため、尿素水タンク16の気相部分16bに連通される気相回路18aから気体が導入され、導入された気体は気相回路18a及び供給回路17を通って噴射ノズル11へ導かれる(手順S10)。手順S9において噴射ノズル11の電磁弁は閉じているので、噴射ノズル11へ導かれた気体はそのままドレン回路18及び供給回路17の一端部分を通って尿素水タンク16へ戻される(手順S11)。
このようにエンジン5aが停止し、所定の時間が経過していない場合には、尿素水タンク16の気相部分16bに存在する気体は、尿素水タンク16、気相回路18a、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、供給回路17の一端部分、尿素水タンク16の順に循環される(手順S10〜手順S12)。上述した手順S4〜手順S7においてエンジン5aが駆動した場合に供給回路17及びドレン回路18に残留した尿素水は、手順S10〜手順S12において供給回路17及びドレン回路18を循環する気体によって押し出され、循環する気体と共に尿素水タンク16へ戻される。そして、エンジン5aが停止してから所定の時間が経過すると(手順S12)、コントローラ7はポンプ14が停止するように制御して本発明の第1実施形態の動作が終了する。
このように構成した本発明の第1実施形態によれば、手順S7においてエンジン5aが停止した場合に、手順S8においてコントローラ7が切替え弁15を左位置15bに切替えるように制御することにより、上述したように手順S10〜手順S12において尿素水タンク16の気相部分16bに存在する気体が、尿素水タンク16、気相回路18a、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、供給回路17の一端部分、尿素水タンク16の順に循環される。そのため、エンジン5aが駆動していた場合に手順S4〜手順S7において尿素水タンク16に貯蔵された尿素水が、尿素水タンク16、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、尿素水タンク16の順に循環した後に供給回路17及びドレン回路18に残留しても、手順S10〜手順S12において循環する気体によって尿素水タンク16へ押し戻されるので、供給回路17及びドレン回路18に残留する尿素水の量が減少し、供給回路17及びドレン回路18に残留する尿素水が凍結することを抑えることができる。
このように、本発明の第1実施形態は、気相回路18a及び切換え弁15を設けたことによって新たにタンク等を追加して配設する必要もないので、供給回路17を含む機器のレイアウトに大きな制限を受けることがない。従って、供給回路17に残留する尿素水が凍結することを抑えつつ、配設スペースの自由度を高めることができ、供給回路17を含む機器の配設作業を容易かつ迅速に行うことができる。これにより、旋回体3内における配設作業及び配設スペースの効率を向上させることができる。また、サブタンクを配設する必要もないので、供給回路17を含む機器のメンテナンス作業を容易に行うことができる。
また、本発明の第1実施形態は、気相回路18aはドレン回路18の一端部分から成っており、気相回路18aが、尿素水タンク16に貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分16bに連通しているので、手順S8においてコントローラ7が切換え弁15を左位置15bに切替えることにより、新たに気相回路18aをドレン回路18と別に設けなくても気相部分16bに存在する気体が供給回路17及びドレン回路18を循環することができる。これにより、コストを抑えることができ、経済性に優れている。
また、本発明の第1実施形態は、コントローラ7によって制御され、供給回路17及びドレン回路18のうちポンプ14と尿素水タンク16との間に切換え弁15を含んでいることにより、エンジン5aが駆動している場合には、手順S2において切換え弁15によって供給回路17が連通されると共にドレン回路18が連通されるので、ポンプ14の負圧によって尿素水を尿素水タンク16から供給回路17及びドレン回路18に循環させることができる。
そして、エンジン5aが停止している場合には、手順S8において気相回路18aと、供給回路17とが切替え弁15によって接続されるので、ポンプ14の負圧によって気相部分16bに存在する気体を気相回路18aに容易に導入して供給回路17及びドレン回路18に循環させることができる。このように、エンジン5aの駆動に応じて切替え弁15を切替える簡単な動作を行うだけで供給回路17及びドレン回路18に循環させる流体を尿素水から気体へ切替えたり、あるいは気体から尿素水へ速やかに切替えることができるので、高い操作性を確保しつつ消費電力を抑えることができる。これにより、省エネルギーを実現することができる。
また、本発明の第1実施形態は、コントローラ7は、エンジン5aが停止したときから所定の時間の間、ポンプ14を駆動させ続けるように制御する駆動制御手段を含んでいることにより、手順S7においてエンジン5aが停止してから所定の時間の間、手順S10〜手順S12において気相部分16bに存在する気体が、尿素水タンク16、気相回路18a、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、供給回路17の一端部分、尿素水タンク16の順に循環し続けるので、循環する気体によって供給回路17及びドレン回路18に残留する尿素水を十分に尿素水タンク16へ押し戻すことができる。これにより、供給回路17及びドレン回路18に残留する尿素水が確実に減少するので、供給回路17及びドレン回路18に残留する尿素水が凍結することをより抑えることができる。
[第2実施形態]
図5は本発明の第2実施形態の構成を示す図であり、エンジン駆動時の状態を示す図、図6は本発明の第2実施形態の構成を示す図であり、エンジン停止時の状態を示す図である。
図5、図6に示すように、本発明の第2実施形態が前述した第1実施形態と異なるのは、第1実施形態では、気相回路18aはドレン回路18の一端部分から成っているのに対して、第2実施形態では、ドレン回路18と別に追加して気相回路19を尿素水タンク16に設けたことである。そして、流体循環手段は、例えばエンジン5aが停止している場合に気相回路19と供給回路17とを接続して尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とを接続するように切替える切替え弁25を含んでいる。
具体的には、切換え弁25は、コントローラ7の制御によって図5に示すように供給回路17を連通し、尿素水タンク16の貯留される尿素水を噴射ノズル11に供給するとともに、ドレン回路18を連通して噴射ノズル11から戻る尿素水を尿素水タンク16に環流させる切換位置(右位置25a)と、気相回路19と供給回路17とを接続し、尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とを接続するとともに、ドレン回路18を連通して供給回路17内に残留する尿素水を尿素水タンク16に環流させる切換位置(左位置25b)とを有する。そして、この切替え弁25は、コントローラ7の制御により、エンジン5aが駆動している場合には、右位置25aに切替えられ、エンジン5aが停止している場合には、左位置25bに切替えられるようになっている。その他の構成は第1実施形態と同じである。
従って、本発明の第2実施形態は、エンジン5aが駆動している場合には、第1実施形態と同様に図4に示す手順S4〜手順S7において尿素水タンク16に貯蔵された尿素水は、尿素水タンク16、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、尿素水タンク16の順に循環される。一方、エンジン5aが停止している場合には、手順S10〜手順S12において尿素水タンク16の気相部分16bに存在する気体は、尿素水タンク16、気相回路19、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、尿素水タンク16の順に循環される。
このように構成した本発明の第2実施形態によれば、尿素水タンク16の液相部分16aの水面が高い場合には、気相回路19の一端をドレン回路18の一端よりも尿素水タンク19の高い位置へ設定することにより、仮にドレン回路18の一端部分が尿素水タンク16の液相部分16aに浸水したとしても、尿素水タンク16の気相部分16bに存在する気体を気相回路19から供給回路17及びドレン回路18へ確実に循環させることができる。これにより、装置の高い信頼性を確保することができる。
[第3実施形態]
図7は本発明の第3実施形態の構成を示す図である。
図7に示すように、本発明の第3実施形態が前述した第1実施形態と異なるのは、第1実施形態では、流体循環手段は、エンジン5aが停止している場合に気相回路18aと供給回路17とを接続して尿素水タンク16の気相部分16bと噴射ノズル11とを接続するように切替える切替え弁15を含んでいるのに対して、第3実施形態では、ポンプ14及び切替え弁15の代わりに流体循環手段は、正逆回転可能なポンプ24を含んでいることである。その他の構成は第1実施形態と同じである。
この場合、エンジン5aが駆動している場合には、コントローラ7がポンプ24が正回転するように制御することにより、図4に示す手順S4〜手順S7において尿素水タンク16に貯蔵された尿素水は、尿素水タンク16、供給回路17、噴射ノズル11、ドレン回路18、尿素水タンク16の順に循環される。一方、エンジン5aが停止している場合には、コントローラ7がポンプ24が逆回転するように制御することにより、手順S10〜手順S12において尿素水タンク16の気相部分16bに存在する気体は、尿素水タンク16、ドレン回路18の一端部分、すなわち気相回路18a、ドレン回路18、噴射ノズル11、供給回路17、尿素水タンク16の順に循環される。
このように構成した本発明の第3実施形態によれば、流体循環手段が正逆回転可能なポンプ24を含んでいることにより、切替え弁を供給回路17及びドレン回路18に配設してなくても良いので、供給回路17及びドレン回路18に配設する部品の数を少なくすることができる。これにより、供給回路17を含む機器の配設作業及びメンテナンス作業にかかる労力をより軽減することができる。
1 油圧ショベル
2 走行体
3 旋回体
4 フロント作業機
5a エンジン
7 コントローラ
8 キー
9 スタータ
10 排気管
11 噴射ノズル(噴射装置)
13 SCR触媒(還元触媒)
14,24 ポンプ(供給装置)
15,25 切替え弁
16 尿素水タンク
16a 液相部分
16b 気相部分
17 供給回路
18 ドレン回路
18a,19 気相回路

Claims (4)

  1. エンジンと、このエンジンから導かれる排気ガスを外部へ放出する排気管と、尿素水を貯蔵する尿素水タンクと、前記排気管に設けられた還元触媒と、前記排気管のうち前記還元触媒よりも上流側に配設され、前記排気管内に尿素水を噴射する噴射装置と、一端が前記尿素水タンクに接続されると共に、他端が前記噴射装置に接続され、前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水を前記噴射装置へ供給する供給回路と、この供給回路に負圧を生じさせる供給装置と、前記噴射装置から噴射されて余った尿素水を前記尿素水タンクへ導くドレン回路と、前記エンジンの駆動に応じて前記供給装置を制御するコントローラとを有し、排気ガス中に含まれる窒素酸化物を還元して浄化する排気浄化装置において、
    前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水の水面の上方に形成される気相部分に連通される気相回路と、
    前記エンジンが駆動している場合に、前記尿素水タンクに貯蔵された尿素水を前記供給回路から前記噴射装置へ供給した後に、前記噴射装置から噴射されて余った尿素水を前記ドレン回路から前記尿素水タンクへ戻して循環させ、前記エンジンが停止している場合に、前記気相部分に存在する気体を前記気相回路に導入してこの気相回路から前記供給回路及び前記ドレン回路に循環させる流体循環手段とを有することを特徴とする排気浄化装置。
  2. 請求項1に記載の排気浄化装置において、
    前記ドレン回路は、前記尿素水タンクの前記気相部分に連通し、前記気相回路は、前記ドレン回路の前記気相部分へ接続される箇所に形成されることを特徴とする排気浄化装置。
  3. 請求項1又は2に記載の排気浄化装置において、
    前記流体循環手段は、前記エンジンが停止している場合に前記気相回路と前記供給回路とを接続して前記尿素水タンクの前記気相部分と前記噴射ノズルとを接続するように切替える切替え弁を含むことを特徴とする排気浄化装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の排気浄化装置において、
    前記コントローラは、前記エンジンが停止したときから所定の時間の間、前記供給装置を駆動させ続けるように制御する駆動制御手段を含むことを特徴とする排気浄化装置。
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