JP2012137363A - ガスセンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】NOxに対する感度を向上することができるガスセンサを提供する。
【解決手段】
第1測定室101への排気ガスの流通を制限するため設けられた第1拡散抵抗部103よりも上流側に、排気ガスに含まれるNOをNOに還元する還元部18を設けた。第1拡散抵抗部103をNOxが通過する場合において、NOよりも分子量の大きなNOは、NOと比べての拡散の度合いが低い。還元部18によってNOをNOに還元することで、第1拡散抵抗部103を通過する排気ガスにはNOがほとんど含まれず、第1拡散抵抗部103におけるNOxの流通がNOによって律速されることがないため、NOx検出の感度を向上することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、検出対象ガスに含まれるNOxの濃度を検出する検出素子を備えるガスセンサに関するものである。
自動車エンジンなどの内燃機関の排気通路に取り付けられ、排気ガス中の特定ガス(酸素やNOxなど)の濃度に応じて出力が変化する検出素子を備えたガスセンサが知られている。例えば、NOx濃度を検出可能なNOxセンサの検出素子は、固体電解質体に一対の電極を設けたセルを少なくとも1つ以上積層した構造を有する。検出素子の内部には、拡散抵抗部(First diffusion path)を介して排気ガスが導入される第1測定室(First internal cavity)と、第1測定室で酸素の汲み出しが行われた排気ガスがさらに導入される第2測定室(Second internal cavity)とが設けられている(例えば、非特許文献1参照)。
第1測定室に導入された排気ガスは、含有する酸素がセルによって外部に汲み出され、第2測定室に導入される際には、排気ガス中に残存する酸素の濃度が所定の低い濃度に調整されている。また、排気ガス中のNOxにはNOとNOとが含まれており、非特許文献1によれば、第1測定室においてほとんどのNOがNOに還元される。そして第2測定室では、PtやRh等の貴金属からなる電極が触媒となって、NOが窒素と酸素とに分解される。このとき分解されたNOに由来する酸素(もともとNOまたはNO(NOx)を構成していた酸素)が、セルにより汲み出される。セルにおいて、酸素イオンに運搬される電子が電流として検出され、残存酸素濃度(上記調整された酸素濃度)がオフセットされることにより、NOx由来の酸素の濃度、ひいてはNOx濃度の検出が行われる。
N. Kato et al., "Thick Film ZrO2 NOx Sensor", SAE Technical paper series 960334 (1996)
しかしながら、非特許文献1によれば、検出素子のNOに対する感度はNOに対する感度より低く、およそ80%であることがわかっており、NOに対する感度の向上、ひいてはNOxに対する感度の向上が望まれていた。なお、感度の違いについては、非特許文献1によれば、上記のように第1測定室においてNOがNOに還元される化学反応を経ることと、NOと比べてNOの拡散の度合いが低い(つまり拡散抵抗部の通過速度が遅い)ことによるものと考えられていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、NOxに対する感度を向上することができるガスセンサを提供することを目的とする。
本発明の実施態様によれば、検出対象ガスに含まれるNOxの濃度を検出するガスセンサであって、前記検出対象ガスの流通を制限する拡散抵抗部を介して前記検出対象ガスが導入される第1測定室と、前記拡散抵抗部よりも上流側に設けられ、前記第1測定室へ導入される前記検出対象ガスに含まれるNOをNOに還元する還元部と、第1固体電解質層および一対の第1電極を備え、前記一対の第1電極が前記第1測定室の内側と外側とに設けられる第1酸素ポンプセルと、前記第1測定室よりも下流側に位置し、前記第1測定室から前記検出対象ガスが導入される第2測定室と、第2固体電解質層および一対の第2電極を備え、前記一対の第2電極が前記第2測定室の内側と外側とに設けられた第2酸素ポンプセルであって、前記第2測定室に導入された前記検出対象ガスに含まれるNOの分解によって生じた酸素量に基づく電流が前記一対の第2電極間に流れる第2酸素ポンプセルと、を備えるガスセンサが提供される。
検出対象ガスに含まれるNOは、NOと比べて拡散抵抗部の流通抵抗を受けやすい(通過速度が遅い)が、拡散抵抗部の上流側に還元部を設けたことによって、あらかじめNOをNOに還元させてから拡散抵抗部を通過させることができる。すなわち、検出対象ガスを第1測定室に導入する際にNOが拡散抵抗部を通過する際の通過速度が、NOx濃度の検出における律速とはならないので、ガスセンサの感度を高めることができる。
本発明の態様において、前記還元部を加熱するヒータをさらに備えてもよい。この場合に、前記ヒータの加熱によって、前記還元部は、前記還元部を流通する前記検出対象ガスを、NOのNOへの還元に必要な温度である還元温度以上に加熱してもよい。ヒータによって還元部を加熱することで、検出対象ガスに含まれるNOが還元部を通過する際に還元温度以上に加熱されるようにすれば、還元部においてNOのNOへの還元をより確実に行うことができ、ガスセンサの感度をより確実に高めることができる。
本発明の態様において、前記還元部には、NOのNOへの還元反応を触媒する還元触媒が担持されてもよい。還元触媒によってNOのNOへの還元反応を促進すれば、還元部においてNOのNOへの還元をさらに確実に行うことができ、ガスセンサの感度をさらに高めることができる。
本発明の態様において、前記拡散抵抗部および前記還元部は、前記検出対象ガスを流通させる多数の連続する気孔が形成された多孔質体からなるものであってもよい。この場合に、前記還元部の気孔率は、前記拡散抵抗部の気孔率に比べて高くてもよい。還元部が多孔質体であれば蓄熱効果が高く、還元部を通過する検出対象ガスに含まれるNOのNOへの還元反応を促進することができる。また、還元部の気孔率が拡散抵抗部の気孔率と比べて高ければ、NOへの還元前のNOに対して還元部が流通抵抗となりにくいので、還元部を設けたことによってNOx濃度の検出が律速されてしまうことがなく、ガスセンサの感度を確保することができる。
NOxセンサ1の断面図である。 センサ制御装置190に接続された検出素子10の先端部11における断面図である。
以下、本発明を具体化したガスセンサの一実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、一例としてのNOxセンサ1の構造について、図1を参照して説明する。なお、図1ではNOxセンサ1の軸線O方向(一点鎖線で示す)を上下方向として図示し、内部に保持する検出素子10の先端部11側をNOxセンサ1の先端側、後端部12側をNOxセンサ1の後端側として説明する。
図1に示すNOxセンサ1は、自動車の排気管(図示外)に取り付けられ、内部に保持する検出素子10の先端部11が排気管内を流通する排気ガスに曝されて、その排気ガス中に含まれるNOxの濃度を検出する。検出素子10は、軸線O方向に延びる細幅の板形状をなし、NOx濃度の検出を行うガス検出体14(図2参照)と、そのガス検出体14を早期活性化させるために加熱するヒータ体15(図2参照)とが互いに積層され、略角柱状をなす積層体として一体化されたものである。図1では、紙面左右方向を検出素子10の板厚方向とし、紙面表裏方向を板幅方向として示している。なお、検出素子10の詳細な構造については後述する。また、検出素子10の先端部11内にはNOx濃度を検出するための部位が形成され、先端部11の外周には、後述する還元部18が設けられている。検出素子10の後端部12には、検出素子10と外部回路(図示外)との電気的な接続を行うための6つの電極パッド16(図1ではそのうちの2つを図示している)が形成されている。
検出素子10の胴部13の中央よりやや先端側の位置には、有底筒状で底壁に開口25を有する金属製の金属カップ20が配置されている。検出素子10は、開口25を通じて金属カップ20に挿通されており、先端部11は開口25よりも先端側に突出されている。金属カップ20は主体金具50内に検出素子10を保持するための部材であり、底壁の縁部分には、底壁から外周壁にかけてテーパ状をなす先端周縁部23が形成されている。金属カップ20内には、アルミナ製のセラミックリング21と、滑石粉末を圧縮して固めた滑石リング22とが検出素子10の周囲を取り巻きつつ軸線O方向に層状に配置され、収容されている。滑石リング22は金属カップ20内で押し潰されて細部に充填されており、これにより、検出素子10が金属カップ20内で位置決めされて、保持されている。
金属カップ20と一体となった検出素子10は、その周囲を、筒状の主体金具50に取り囲まれて保持されている。主体金具50はNOxセンサ1を自動車の排気管(図示外)に取り付け固定するためのものであり、外周先端側に、排気管への取り付け用の雄ねじが形成された取付部51が設けられている。この取付部51よりも先端側には、後述するプロテクタ8が係合される先端係合部56が形成されている。また、主体金具50の外周中央には取り付け用の工具が係合する工具係合部52が形成されている。工具係合部52の後端側には、後述する外筒30が係合される後端係合部57が形成されており、さらにその後端側に、主体金具50内に検出素子10を加締め保持するための加締部53が形成されている。そして工具係合部52と取付部51との間には、排気管に取り付けた際のガス抜けを防止する環状のガスケット55が嵌挿されている。
次に、主体金具50の内周には、取付部51付近に段状の部位が設けられており、その段状の部位には、前述した検出素子10を保持する金属カップ20の先端周縁部23が係止されている。そして主体金具50の内周には、滑石リング26が、自身に検出素子10を挿通させた状態で、金属カップ20の後端側から装填されている。さらにその滑石リング26を後端側から押さえるように、筒状のスリーブ27が、自身に検出素子10を挿通させつつ主体金具50内に嵌め込まれている。スリーブ27は後端側外周に、段状に形成された肩部28を有し、その肩部28に、円環状のパッキン29が配置されている。この状態で主体金具50の加締部53が内向きに加締められ、加締部53は、パッキン29を介し、スリーブ27の肩部28を先端側に向けて押圧する。この加締めによって、スリーブ27に押圧された滑石リング26が主体金具50内で押し潰されて、細部にわたって充填されている。そして、この滑石リング26と、金属カップ20内にあらかじめ装填された滑石リング22とによって、金属カップ20および検出素子10が、主体金具50内で位置決め保持される。
主体金具50の先端係合部56は筒状に形成されており、プロテクタ8が嵌められている。このプロテクタ8は、検出素子10の先端部11の外周を取り囲んで、検出素子10を、被水や物理的な衝撃による折損等から保護している。プロテクタ8は、抵抗溶接やレーザ溶接によって先端係合部56に固定されている。このプロテクタ8は、有底筒状の内側プロテクタ90と、内側プロテクタ90の外周面との間に空隙を有した状態でその径方向周囲を取り囲む筒状の外側プロテクタ80とから構成される2重構造を有する。
内側プロテクタ90には、周壁92の後端側に複数の内側導入孔95と、周壁92の先端側に複数の水抜き孔96と、底壁93に排出口97とが開口されている。そして開口端側(後端側)の基端部91が先端係合部56の外周に係合されている。また、外側プロテクタ80には、周壁82の先端側に、複数の外側導入孔85が開口されている。そして、開口端側の基端部81が内側プロテクタ90の基端部91の外周に係合されている。その状態で、基端部81の外周にレーザ溶接が施されており、内側プロテクタ90の基端部91ごと主体金具50の先端係合部56に接合され、外側プロテクタ80と内側プロテクタ90とが主体金具50に固定されている。さらに、外側プロテクタ80と内側プロテクタ90との間の空隙を閉じるように、外側プロテクタ80の先端部83が内側プロテクタ90の周壁92に向けて、内側に折り曲げられている。
一方、主体金具50に保持される検出素子10の後端部12は、主体金具50の後端(加締部53)よりも後方に突出されており、その後端部12に、絶縁性セラミックス(本実施形態では、アルミナ)からなる筒状のセパレータ60が被せられている。セパレータ60は、先端側セパレータ61と後端側セパレータ66とからなり、先端側セパレータ61に設けられた径方向外側に突出する鍔部62に対して、後端側セパレータ66が係合されている。先端側セパレータ61は、検出素子10の後端部12に形成された6つの電極パッド16と、電極パッド16のそれぞれと電気的に接続される6つの接続端子(金属端子)44(図1ではそのうちの4つを図示している)との接続部位(接点)を、内部に収容する。換言すると、接続端子44と電極パッド16との電気的な接続は、先端側セパレータ61内で行われる。後端側セパレータ66は、各接続端子44とNOxセンサ1の外部に引き出される6本のリード線41との接続部位を内部に収容する。
そして、セパレータ60が嵌められた検出素子10の後端部12の周囲を囲うように、金属製で筒状の外筒30が配設されている。外筒30は、先端側の開口端31が、主体金具50の後端係合部57の外周に係合されている。その開口端31は外周側から加締められ、さらに外周を一周してレーザ溶接が施されて、後端係合部57に接合されており、これにより、外筒30と主体金具50とが一体となっている。
また、外筒30と先端側セパレータ61との間の間隙には、金属製で筒状の保持金具42が配設されている。保持金具42は、自身の後端を内側に折り曲げて構成した支持部43を有する。保持金具42の内部に挿通される先端側セパレータ61の鍔部62が支持部43に係合されて、先端側セパレータ61が保持金具42に保持される。この状態で、保持金具42が配置された部分の外筒30の外周面が内向きに加締められることにより、先端側セパレータ61を支持した保持金具42が外筒30に固定されている。
次に、外筒30の後端側の開口には、フッ素系ゴム製のグロメット45が嵌め込まれ、外筒30内が密閉されている。グロメット45は6つの挿通孔46(図1ではそのうちの2つを図示している)を有し、各挿通孔46に、セパレータ60から引き出された上記6本のリード線41が挿通されている。この状態でグロメット45は、後端側セパレータ66を先端側セパレータ61に押圧しつつ、外筒30の外周から加締められて、外筒30の後端に固定されている。
次に、検出素子10の構造について、図2を参照して説明する。なお、図2に示す検出素子10の先端部11は、紙面左手側を、検出素子10の先端側とする。また、図2では、後述する動作説明のため、検出素子10の駆動を制御するセンサ制御装置190にNOxセンサ1を接続した状態を図示している。センサ制御装置190は公知のマイクロコンピュータ180を備え、ガス検出体14とヒータ体15とのそれぞれの駆動のための電流を生成する検出体駆動回路160とヒータ体駆動回路170とを、マイクロコンピュータ180が制御する。以下の説明において、センサ制御装置190の装置構成や動作の詳細については公知であるため、説明を省略または簡略化する。
まず、検出素子10のガス検出体14の構成を説明する。図2に示すように、ガス検出体14は、3枚の板状の固体電解質体111,121,131の間に、アルミナ等からなる絶縁体141,146をそれぞれ挟み、層状をなすように形成されている。ガス検出体14は、第1測定室101と、第2測定室102と、基準酸素室105と、第1酸素ポンプセル110と、酸素分圧検知セル120と、第2酸素ポンプセル130とを備える。なお以下では、便宜上、第1酸素ポンプセル110、酸素分圧検知セル120、第2酸素ポンプセル130を、それぞれ、Ip1セル110、Vsセル120、Ip2セル130とよぶこととする。
第1測定室101は、排気管(図示外)内の排気ガスが、ガス検出体14内に最初に導入される小空間である。第1測定室101は、固体電解質体111と固体電解質体121との間に形成されている。第1測定室101の固体電解質体111側の面には電極113が配置され、固体電解質体121側の面には電極122が配置されている。
第1測定室101のガス検出体14における先端側には、アルミナ等のセラミックスからなり複数の連続する気孔を有する多孔質体である第1拡散抵抗部103が設けられている。第1拡散抵抗部103は、第1測定室101内外の仕切りとして機能し、第1測定室101内への排気ガスの単位時間あたりの流通量を制限する。同様に、第1測定室101のガス検出体14における後端側にも、アルミナ等のセラミックスからなり複数の連続する気孔を有する多孔質体である第2拡散抵抗部104が設けられている。第2拡散抵抗部104は、第1測定室101と第2測定室102との仕切りとして機能し、第1測定室101から第2測定室102内へのガスの単位時間あたりの流通量を制限する。
第2測定室102は、固体電解質体111と、第2拡散抵抗部104と、絶縁体141の開口部142と、固体電解質体121の開口部124と、絶縁体146の開口部147と、固体電解質体111とによって囲まれた小空間である。第2測定室102は第2拡散抵抗部104を介して第1測定室101と連通し、Ip1セル110によって酸素濃度が調整された後の排気ガスが導入される。第2測定室102に露出する固体電解質体131の表面には電極133が配置されている。
基準酸素室105は、第2測定室102とは独立に絶縁体146に設けられた開口と、固体電解質体121および固体電解質体131とによって囲まれた小空間である。基準酸素室105において、固体電解質体121の面には電極123が配置され、固体電解質体131の面には電極132が配置されている。基準酸素室105内には、セラミック製の多孔質体が充填されている。
Ip1セル110は、固体電解質体111と、多孔質性の一対の電極112,113とを備える。固体電解質体111は、例えばジルコニアからなり、酸素イオン伝導性を有する。電極112,113は、検出素子10の積層方向において、固体電解質体111の両面にそれぞれ設けられている。上記したように、電極113は第1測定室101内に配置され、電極112は、固体電解質体111を挟んで電極113に対応する位置に配置されている。電極112,113は、Ptを主成分とする材料によって形成される。Ptを主成分とする材料としては、例えば、Ptと、Pt合金と、Ptとセラミックスとを含むサーメットとが挙げられる。なお、この電極112,113を構成するPt合金の例示としては、PtとNOxの分解能力が低いAuとのPt合金を挙げることができる。また、電極112,113の表面には、セラミックスからなる多孔質性の保護層114,115がそれぞれ形成されている。Ip1セル110の電極112は、センサ制御装置190の検出体駆動回路160のIp1+ポートに接続され、電極113は、検出体駆動回路160のCOMポート(基準電位)に接続されている。
Vsセル120は、固体電解質体121と、多孔質性の一対の電極122,123とを備える。固体電解質体121は、例えばジルコニアからなり、酸素イオン伝導性を有する。固体電解質体121は、絶縁体141を挟んで固体電解質体111と対向するように配置されている。電極122,123は、検出素子10の積層方向において、固体電解質体121の両面にそれぞれ設けられている。上記したように、電極123は基準酸素室105内に配置され、電極122は、第1測定室101内で、固体電解質体121を挟んで電極123に対応する位置に配置されている。電極122,123は、上述のPtを主成分とする材料によって形成される。Vsセル120の電極122は、検出体駆動回路160のCOMポートに接続され、電極123は、検出体駆動回路160のVs+ポートに接続されている。
Ip2セル130は、固体電解質体131と、多孔質性の一対の電極132,133とを備える。固体電解質体131は、例えばジルコニアからなり、酸素イオン伝導性を有する。固体電解質体131は、絶縁体146を挟んで固体電解質体121と対向するように配置されている。電極132,133は、検出素子10の積層方向において、固体電解質体131の固体電解質体121側の面に設けられている。上記したように、電極132は第2測定室102内に配置され、電極133は、固体電解質体131を挟んで電極132と対になるように、基準酸素室105内に配置されている。電極132,133は、上述のPtを主成分とする材料によって形成される。Ip2セル130の電極132は、検出体駆動回路160のIp2+ポートに接続され、電極133は、検出体駆動回路160のCOMポートに接続されている。
次に、ヒータ体15について説明する。ヒータ体15は、絶縁層152,153と、ヒータパターン151とを備える。絶縁層152,153は、アルミナを主成分とするシートからなる。ヒータパターン151は、絶縁層152,153の間に埋設され、ヒータ体15内で繋がる一本の電極パターンである。ヒータパターン151は、Ptを主成分とする材料によって形成され、自身の温度と抵抗値とに相関関係を有する。ヒータパターン151は、一方の端部がヒータ体駆動回路170のHtr−ポートに接続されて、接地され、他方の端部がHtr+ポートに接続されている。マイクロコンピュータ180の指示に基づき、ヒータ体駆動回路170によって、ヒータパターン151の抵抗値に応じてHtr+ポートへの通電のオン・オフのデューティ比が制御されることで、ヒータパターン151の発熱温度が調整される。
このような構造の検出素子10の先端部11に、アルミナ等のセラミックスからなる多孔質体の還元部18が設けられている。還元部18は検出素子10の先端部11の外周を覆って設けられている。第1測定室101に排気ガスが導入される際に、排気ガスが、第1拡散抵抗部103よりも先に還元部18を通過するように、第1拡散抵抗部103よりも上流側に還元部18が配置されている。還元部18の気孔率は、第1拡散抵抗部103の気孔率に比べて高い。多孔質体は、ガスを流通させる多数の連続する気孔を有し、気孔率とは、それら気孔によって生ずる空間の体積が、多孔質体全体の体積(気孔を含む体積)に占める割合をいう。気孔率が低いほど、多孔質体を通過(流通)するガスが通過の際に受ける流通抵抗が大きい(通過しにくい)。第1拡散抵抗部103は、排気ガスが無制限に第1測定室101に導入されないよう、排気ガスの導入速度を制限する流通抵抗として機能させるために設けられる。これに対し、還元部18は、後述するが、排気ガスに含まれるNOxのうちのNOの還元反応を行う場として機能させるために設けられる。ゆえに、還元部18の気孔率は、排気ガスの流通を妨げない程度の気孔率であることが望ましく、よって、第1拡散抵抗部103の気孔率よりも高いことが望ましい。なお、還元部18の気孔率を、第1拡散抵抗部103の気孔率よりも高くするにあたっては、焼成されて還元部18,第1拡散抵抗部103となる前駆体を構成するセラミックスの原料粉末の大きさを調整したり、前駆体に含まれるバインダの含有量を調整したり、または、焼成後に気孔を構成する気孔化剤を含有させる場合には、その気孔化剤の含有量を調整したりして、適宜行うことができる。
次に、検出素子10の動作について、図2を参照して簡単に説明する。ガス検出体14を構成する固体電解質体111,121,131は、加熱されることにより活性化する。上記のように、ヒータ体駆動回路170によってHtr+ポートとHtr−ポートとの間に流す電流が制御され、固体電解質体111,121,131の早期活性化がなされるとともに、活性化後は、ヒータパターン151の発熱温度が所定の温度(例えば750℃)に維持される。また、ヒータパターン151が固体電解質体111,121,131を加熱する上で検出素子10の先端部11の全体を加熱するため、先端部11に設けられた還元部18も加熱される。
排気管内を流通する排気ガスは、NOxセンサ1のプロテクタ8(図1参照)内に導入されると、還元部18を通過し、さらに第1拡散抵抗部103を通過して第1測定室101内に導入される。排気ガスに含まれるNOxにはNOとNOとが含まれるが、排気ガスが還元部18を通過する際に、還元部18によって、排気ガスが、自身に含まれるNOをNOに還元するのに必要な還元温度以上(例えば、650℃以上)に加熱される。これにより、排気ガスに含まれるNOは、そのほとんどがNOに還元され、排気ガスが第1拡散抵抗部103を通過する際には、排気ガスに含まれるNOxは、ほとんどがNO(排気ガスにもとから含まれるNOと、NOが還元されたNO)となっている。
マイクロコンピュータ180の指示に基づき、検出体駆動回路160は、Vs+ポートに所定の電圧を印加し、Vsセル120によって、基準酸素室105内の酸素分圧が所定の分圧となるように、酸素の汲み出しまたは汲み入れ(いわゆる酸素ポンピング)を行う。ここで、第1測定室101内に導入された排気ガス中の酸素分圧が基準酸素室105内の酸素分圧と異なれば、分圧平衡になるように、Vsセル120を介して第1測定室101と基準酸素室105との間で酸素イオンが移動するため、電極122,123間に起電力が発生する。
検出体駆動回路160は、Vs+ポートの電圧が上記の所定の電圧(例えば、425mV)になるように、Ip1+ポートに流す電流を制御する。これにより、電極113の接する第1測定室101内の雰囲気と、検出素子10の電極112の接する外部の雰囲気との間で、酸素の汲み出しおよび汲み入れが行われ、排気ガス中の酸素濃度が所定の低濃度に調整される。
酸素濃度が調整された排気ガスは、第2拡散抵抗部104を介して第2測定室102に導入される。第2測定室102内において、排気ガスに含まれるNOがPtを主成分とする電極132を触媒に分解されることによって、NOx由来の酸素(排気ガスにもとから含まれるNOと、NOが還元されたNOとに由来する酸素)が生ずる。NOx由来の酸素は、酸素イオンとしてIp2セル130を流れる。これにより、Ip2セルに電流が流れ、Ip2+ポートの出力が排気ガス中のNOxの濃度に対応する出力として得られる。
以上説明したように、本実施の形態の本実施の形態のNOxセンサ1では、検出素子10の第1拡散抵抗部103よりも上流側に多孔質状の還元部18を設けたことによって、排気ガスに含まれるNOをNOに還元させた上で、第1拡散抵抗部103を通過させることができる。第1拡散抵抗部103をNOxが通過する場合において、NOよりも分子量の大きなNOは、NOと比べての拡散の度合いが低い(通過速度が遅い)。還元部18において、NOをNOに還元することによって、第1拡散抵抗部103を通過する排気ガスは、NOがほとんど含まれていない状態となるので、第1拡散抵抗部103におけるNOxの通過(流通)が、NOによって律速されることがない。ゆえに、本実施の形態の検出素子10は、還元部18を備えることで、NOx検出の感度を高めることができる。なお、還元部18において排気ガスに含まれるNOのすべてがNOに還元されることが望ましいが、一部のNOが還元されずに残ったとしても、NOxが第1拡散抵抗部103を通過する際の律速となるNOを減少させることができれば、NOx検出の感度を向上することができる。
また、還元部18においてNOがNOに還元されるので、第1測定室101内ではNOの還元反応を行わずとも済む。さらに、還元部18は気孔率が第1拡散抵抗部103と比べて高いので、還元部18における流通抵抗は、排気ガスの通過の妨げとはなりにくい。ゆえに、本実施の形態の検出素子10は、還元部18を備えることで、NOx検出の感度を高めることができるのである。
この還元部18は、ヒータ体15のヒータパターン151が発熱することによって、固体電解質体111,121,131とともに、加熱される。高温になった還元部18を排気ガスが通過する際に、NOが、所定の還元温度以上に加熱されて、NOに還元される。還元温度としては、例えば650℃以上であれば、NOを完全にNOに還元することができて好ましい。もちろん、650℃より低い温度であっても、還元部18においてNOをNOに還元するのに十分な温度を得られれば足りる。
なお、本発明は上記各実施の形態に限られず、各種の変形が可能である。還元部18が多孔質体であることは、通過する排気ガスに含まれるNOxのうちのNOを効率よくNOに還元するための加熱を行う上で好ましいが、排気ガスを還元温度以上に加熱できる構造であれば、還元部18は多孔質体でなくともよい。例えば、第1拡散抵抗部103の上流側に通路を設け、その通路を通る排気ガスが還元温度以上に加熱された上で(NOがNOに還元された上で)、第1拡散抵抗部103を介して第1測定室101に導入されるようにしてもよい。また、還元部18は、検出素子10の先端部11を覆って設けたが、第1拡散抵抗部103の上流側に配置されていれば、先端部11を覆わなくともよい。
また、還元部18の加熱を、固体電解質体111,121,131を加熱するヒータ体15によって行ったが、還元部18を加熱するヒータをヒータ体15とは別に設けてもよい。還元部18加熱用のヒータを別途設ければ、NOxセンサの取付位置や素子構成に影響を受けることなく、還元部の加熱を行うことが可能となる。
また、還元部18に、NOのNOへの還元反応を触媒する、例えばPtやRhなどの還元触媒を担持させてもよい。還元触媒によって反応を促進すれば、還元部におけるNOのNOへの還元をさらに確実に行うことができ、NOxセンサ1の感度をさらに高めることができる。なお、還元部18に上記還元触媒を担持させることで、還元部18の加熱温度を低めに設定することも可能となる。また、還元部18は、排気ガスに晒される検出素子10を被毒から保護するための保護層として機能してもよい。
なお、本発明においては、第1拡散抵抗部103が、「拡散抵抗部」に相当する。固体電解質体111および電極112,113が、「第1固体電解質層および一対の第1電極」に相当する。固体電解質体131および電極132,133が、「第2固体電解質層および一対の第2電極」に相当する。ヒータパターン151が、「ヒータ」に相当する。
1 NOxセンサ
18 還元部
101 第1測定室
102 第2測定室
103 第1拡散抵抗部
110 Ip1セル
111 固体電解質体
112 電極
113 電極
130 Ip2セル
131 固体電解質体
132 電極
133 電極
151 ヒータパターン

Claims (4)

  1. 検出対象ガスに含まれるNOxの濃度を検出するガスセンサであって、
    前記検出対象ガスの流通を制限する拡散抵抗部を介して前記検出対象ガスが導入される第1測定室と、
    前記拡散抵抗部よりも上流側に設けられ、前記第1測定室へ導入される前記検出対象ガスに含まれるNOをNOに還元する還元部と、
    第1固体電解質層および一対の第1電極を備え、前記一対の第1電極が前記第1測定室の内側と外側とに設けられる第1酸素ポンプセルと、
    前記第1測定室よりも下流側に位置し、前記第1測定室から前記検出対象ガスが導入される第2測定室と、
    第2固体電解質層および一対の第2電極を備え、前記一対の第2電極が前記第2測定室の内側と外側とに設けられた第2酸素ポンプセルであって、前記第2測定室に導入された前記検出対象ガスに含まれるNOの分解によって生じた酸素量に基づく電流が前記一対の第2電極間に流れる第2酸素ポンプセルと、
    を備えることを特徴とするガスセンサ。
  2. 前記還元部を加熱するヒータをさらに備え、
    前記ヒータの加熱によって、前記還元部は、前記還元部を流通する前記検出対象ガスを、NOのNOへの還元に必要な温度である還元温度以上に加熱することを特徴とする請求項1に記載のガスセンサ。
  3. 前記還元部には、NOのNOへの還元反応を触媒する還元触媒が担持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のガスセンサ。
  4. 前記拡散抵抗部および前記還元部は、前記検出対象ガスを流通させる多数の連続する気孔が形成された多孔質体からなり、
    前記還元部の気孔率は、前記拡散抵抗部の気孔率に比べて高いことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のガスセンサ。
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