JP2012135590A

JP2012135590A - 仰臥できる揺り椅子

Info

Publication number: JP2012135590A
Application number: JP2010294828A
Authority: JP
Inventors: Takashi Kitamura; 敬北村
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2010-12-27
Filing date: 2010-12-27
Publication date: 2012-07-19

Abstract

【課題】椅子に坐って椅子の背を後傾すると、背は後傾して、下肢の座及び足の座は斜め前方に突出して、寛ろいで坐れ、さらにその上体を仰臥すると、上肢の座、下肢の座及び足の座は水平に展開して仰臥でき、その仰臥した上体を起こすと背、上肢の座、下肢の座及び足の座は後傾前の様に復元する椅子を軽量・簡単な構造にする。
【解決手段】椅子に坐って背６を後傾すると、上肢の座９は前上方に傾動し、下肢の座１０と足の座１１は背の部材５の延長部４から前方に突設した横支材１２に押されて上傾する拘束リンクと、台座１、低い台２、高い台３上の背６、上肢の座９の後部、上肢の座を斜支する部材１３でなす拘束リンクを組み合わせる。
【選択図】図１ａ

Description

本発明は、仰臥できる椅子に関するものである。

個人用の仰臥できる椅子は探せなかったので、図２及び図３の事業用の仰臥できる椅子の一例について説明する。
台座５１上の後部に背を支える基台５２を立設し、前部にアクチュエータ５０を蝶着して立設し、そのアクチュエータ５０の上端に上肢の座５４の後部が蝶着され、その上肢の座５４の後部に起立板５４ｂが立設されている。

基台５２上に椅子の背５３の下部が蝶着されていて、その下部に起立板５３ｂが形設されていて、その起立板５３ｂと上肢の座の起立板５４ｂとは蝶着され、アクチュエータ５０が伸長すると図３に示すように、上肢の座５４が上昇して、背５３が後傾するとともに、基台５２の下部とアクチュエータ５０とを連結しているＣ形の部材５８の前部が上傾して、Ｃ形の部材５８と下肢の座５５を連結している部材６０を押し上げて下肢の座５５を上傾する。以上の構造で、家庭用には大掛かりな椅子であった。

特開２０１０−１４８７９２号公報

発明が解決としようとする課題

背を後傾する椅子の構造を単純・軽量な構造にして、家庭での安息、介護に利用しやすくする。

課題を解決するための手段

図１ａは、本発明の椅子の背６が起立状態のときの側面図である。
台坐１上の前部に低い台２、後部に高い台３の上方に突設していて、その高い台３上に、下方に延長部４を設けた背の部材５の背６部と上肢の座６の蝶着部７から上に離れた位置８を蝶着し、その上肢の座の前縁に下肢の座が蝶着され、下肢座の下辺に足の座が、足の座の後部を下肢の座の後部に重ねて、軸着していて、

上肢の座の中間は、低い台２上に蝶着して斜上した部材１３（以下斜支材という。）の先端に支えられ、下肢の座の中間は、背の下方延長部の先端に蝶着して前方に突設した部材１２（以下横肢材という）の尖端に蝶着されたものである。

発明の効果

椅子に坐った人が背を後傾すると、背と高い台との蝶着部を支点として腰から下を押すことになるとともに、体の重心を高い台で支えて後傾することになるから、他の力を借りずに背を容易に後傾することができ、このとき上肢の座は斜支する部材に支えられ、下肢の座は背の延長部から前方に突設した、部材に押されて足の座ととも斜上し、さらに上謡を仰臥すると、椅子の背、上肢の座、下肢の座及び足の座は水平に展開し、椅子に坐っていた人は仰臥することができる。

前記の仰臥したいとが上体を起こすと、上体の体重は背と上支のざの長蝶着部に掛かって椅子の背を押し上げる力が働いて、容易に上体を起こすことができる。そのまま上体を容易に起こして坐ることができる。

この椅子は、椅子に座って上体を後傾すると、上肢の座０、下肢の座０と、背の下方の延長部と下肢の座の中間を連結した部材でなす４節リンクと、背が後傾し、下肢の座と足の座が上傾でし、
背の台と背の蝶着部と背と上肢の蝶着部間、上肢の中間と斜支する部材でなす４節リンクを組み合わせたわかりやすい構造の椅子で家庭用、高齢者の安息用、介護用である。

発明の効果

本発明は、従来アクチュエータを操作したり、または椅子を動かす機構を介して椅子を寝かせたり、起こしたりしていたが、本発明の椅子は椅子に坐った体の上体を後傾すると椅子の背は容易に後傾して、下肢の坐及び足の座は上傾し、上体を起こすと椅子の背は立ち、下肢の坐及び足の座は下方に戻り、上体を前後に揺らすと、背は前後に揺れ、上肢の座は前後に揺動し、下肢の坐及び足の座は前後に傾動する。

また、背を半ば後傾して、上体を前後に揺らすと背と上肢の座の蝶着部を軸に前後に揺らすことができる。

本発明の椅子は簡単・軽量な構造で、上体を後傾するだけで椅子の背は後傾し、下肢の座及び足の座に足を伸ばして寛ぐことができ、さらに背を後傾して仰臥すると、椅子は背、上肢の座、下肢の座、足の座は水平に展開して、水平に展開した椅子に仰臥して休むことができ、仰臥した上体を起こすと椅子は、たやすく上体を後傾する前のように復元する。本発明の椅子は、このように上体の簡単な動きだけで操作できる軽量簡易なリンク構造の椅子である。

図１ａ、図１ｂ図及び図１ｃは、台座と足の座の前部にキャスター１４及び１５を取り付けた家庭用の椅子である。

図１ｄは後輪にブレーキつきの車輪を取り付けた介護用の椅子である。
復帰するための機構及びアクチュエータを排したにして、高齢者の安息用、普及できる椅子である。

背が起立状態のときの椅子の側面図背を上傾しているときの椅子の側面図仰臥時の椅子の側面図背が起立状態のときの従来の椅子の側面図背を上傾しているときの従来の椅子の側面図

１台座
２低い台
３高い台
４背の延長部
５背の部材
６背
７背と上肢の座の蝶着部
８背と高い台の蝶着部
９上肢の座
１０下肢の座
１１足の座
１２横支材
１３斜支材
１４キャスター
１５キャスター
５０アクチュエータ
５１台座
５２基台
５３背
５３ｂ背の起立板
５４上肢の座
５４ｂ上肢の座の起立板
５５下肢の座
５６足の座
５８Ｃ型の部材
６０Ｃ形の部材と下肢の座を連結している部材

Claims

台坐１上の前部に低い台２、後部に高い台３の上方に突設していて、その高い台３上に、下方に延長部４を設けた背の部材５の背６部と上肢の座６の蝶着部７から上に離れた位置８を蝶着し、その上肢の座の前縁に下肢の座が蝶着され、下肢座の下辺に足の座が、足の座の後部を下肢の座１０の下部に重ねて軸着され、上肢の座の中間は、低い台２上に蝶着して斜上した部材１３（以下斜支材という。）の先端に支えられ、下肢の座の中間は、背の下方延長部の先端に蝶着して前方に突設した部材１２の尖端に蝶着された椅子。
台座の下面にキャスタ１１を装備した請求項１の椅子。