JP2016120174A - 足載せ装置と足載せ装置を備えた着座具 - Google Patents

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清一 上原
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Abstract

【課題】各種着座具に取り付け可能な足載せ装置と、当該足載せ装置を備えた足載せ装置付き着座具を提供する。
【解決手段】足載せ装置50は、着座具に取り付けて使用可能な足載せ装置50において、フレーム1とレール2とスライド体3と足載せ台4と立上げ機構5とフットレスト6と展開機構7を備えたものである。スライド体3は、着座具の座の下側に取り付けたときに、座の下方の収容空間から座の先端よりも前方までスライド可能であり、フットレスト6はその裏面が足載せ台4の裏面に対向するように回転させて重ね合わせることができ、当該重ね合わせ状態で座の下方の収容空間に収容することができる。本発明の足載せ付き着座具は、着座具に前記足載せ装置50が取り付けられたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、椅子やソファ等の各種着座具に取り付け可能な足載せ装置と、その足載せ装置を備えた着座具に関する。
椅子やソファ等の着座具の中には、フットレストを備えたものや背凭れを所望角度に倒すことのできるリクライニング式のものなどがある。近年では、起立補助機能を備えた着座具や、介護用の着座具なども数多く提案されている。
本件出願人は、本件出願に先立ち、ソファの底面に取り付け可能な足載せ装置(特許文献1)及び起立補助機能を備えた着座具(特許文献2)について出願を行い、後者については特許権を取得した。これらのほか、フットレストに関するものとして、着座具の下方に格納可能な格納式フットレスト(特許文献3)が提案されている。
特開2007−29378号公報 特開2013−111387号公報 特開2001−114007号公報
前記特許文献2に開示された起立補助機構付き着座具は製品化され、好評を得ている。一方で、特許文献2の着座具にはフットレストや着座時に足を載せる足載せ台、リクライニング機能などがないため、購入者からは、フットレストや足載せ台、リクライニング機能などを備えたタイプの着座具の開発が要望されている。また、要介護者や病人、足腰の弱った高齢者等が使用する車輪付きの椅子(以下、これらをまとめて「介護用着座具」という)に、起立補助機能やリクライニング機能、フットレスト、足載せ台等を設けてほしいとの要望もある。
本発明は前記要望に応えるべく開発されたものであり、その解決課題はソファや介護用着座具といった各種着座具に取り付け可能な足載せ装置と、当該足載せ装置を備えた足載せ装置付き着座具を提供することにある。
[足載せ装置]
本発明の足載せ装置は、着座具に取り付けて使用可能な足載せ装置において、着座具に取り付け可能な取付けフレームと、当該取付けフレームに固定されたレールと、当該レールに沿ってスライド可能なスライド体と、当該スライド体の先方側に回動可能に設けられた足載せ台と、前記スライド体と足載せ台の双方に連結されて当該足載せ台を所望角度に立ち上げる立上げ機構と、前記足載せ台の先方に回動可能に設けられたフットレストと、前記スライド体とフットレストの双方に連結されて当該フットレストを所望角度に展開する展開機構を備えたものである。スライド体は、着座具の座の下側に取り付けたときに、当該座の下方の収容空間から当該座の先端よりも前方までスライド可能であり、フットレストはその裏面が足載せ台の裏面に対向するように回転させて重ね合わせることができ、スライド体の後方移動に伴って、当該重ね合わせ状態で座の下方の収容空間に収容することができるものである。
前記足載せ装置において、足載せ台は立上げ機構によって立上げ角度を調節できるようにすることができる。同様に、フットレストは展開機構によって展開角度を調節できるようにすることができる。
[足載せ装置付き着座具]
本発明の足載せ付き着座具は、座の下に空間を備えた着座具において、着座具に前記いずれかの足載せ装置が取り付けられたものであり、足載せ装置は、前記座の先端よりも前方に引き出した状態で、足載せ台を所望角度に立上げ可能であるとともに、フットレストを所望角度に展開可能であり、フットレストの裏面が足載せ台の裏面に対向するように重ね合わせた状態で、前記座の下の空間(収容空間)に収容可能なものである。
前記足載せ付き着座具の着座具には、ソファや介護用着座具を用いることができる。
本発明の足載せ装置は、その構成に応じて次のような効果がある。
(1)着座具に取付け可能であるため、足載せ装置を備えない着座具を簡単に足載せ装置付きの着座具にすることができる。
(2)足載せ台とフットレストの双方を備えているため、足を下におろして座りたいときには足載せ台に足を載せることができ、足をあげて休みたいとき(例えば、リクライニング時)には、フットレストに足を載せることができる。
(3)フットレストを足載せ台の裏面側に重ね合わせられる構造であるため、コンパクトである。
(4)不使用時には足載せ台やフットレストを座の下方の収容空間に収容できる構造であるため、足載せ装置が立上がり時や着座時に邪魔になることはない。また、スライド体をスライドさせるだけで足載せ台やフットレストを引き出すことができるため、足載せ台やフットレストの準備に手間がかからない。
(5)足載せ台は、所望角度に調節可能であるため、足載せ台の角度を利用者の好みに合わせることができる。
(6)フットレストは、所望角度に調節可能であるため、フットレストの角度を利用者の好みに合わせることができる。
本発明の足載せ装置付き着座具は、その構成に応じて次のような効果がある。
(1)前記足載せ装置を備えた着座具であるため、前記足載せ装置と同様の効果を有する。
(2)足載せ台とフットレストを選択的に利用することができるので、使用者の使用の幅が広がる。
(3)車椅子などの介護用着座具に足載せ装置を設けた場合、フットレストを展開して被介護者の足を載せておけば、座ったまま靴や靴下を脱がせ或いは履かせることができ、介護負担を軽減することができる。
(4)足載せ台やフットレストに足を載せれば、長時間着座しても鬱血しにくく、鬱血による身体への悪影響を回避できる。
本発明の足載せ装置の一例を示す分解斜視図。 足載せ台の一例を示す斜視図。 足載せ装置の着座具への取付け例を示す分解斜視図。 本発明の足載せ装置付き着座具の一例を示す斜視図。 足載せ台の立上げとフットレストの展開手順の説明図。 足載せ装置付き着座具の足載せ装置の動作説明図であって、(a)はスライド体を座の下方の収容空間に収容した状態を示す側面図、(b)はスライド体を座の先端よりも前方に引き出した状態を示す側面図、(c)は足載せ台を立ち上げてフットレストを展開した状態を示す側面図。
(足載せ装置の実施形態)
本発明の足載せ装置50の一例を、図面を参照して説明する。本発明の足載せ装置50は、椅子やソファ等の各種着座具60に取り付けて使用可能なものであり、フットレストや足載せ台等を有しない既存の着座具60を、足載せ装置付きの着座具(足載せ装置付き着座具)70として利用できるようにするものである。
[足載せ装置の概要]
一例として図1に示す足載せ装置50は、着座具60に取り付け可能な取付けフレーム1と、当該取付けフレーム1に固定されたレール2と、当該レール2に沿ってスライド可能なスライド体3と、当該スライド体3の先方側に回動可能に設けられた足載せ台4と、前記スライド体3と足載せ台4の双方に連結されて当該足載せ台4を所望角度に立ち上げる立上げ機構5と、前記足載せ台4の先方に回動可能に設けられたフットレスト6と、前記スライド体3とフットレスト6の双方に連結されて当該フットレストを所望角度に展開する展開機構7を備えたものである。スライド体3は、着座具60に取り付けたときに、当該着座具60の座61の下方の収容空間Sから当該座61の先端よりも前方に突出する位置までスライドできるようにしてある。フットレスト6はその裏面6bが足載せ台4の裏面4bに対向するように回転させて重ね合わせることができ、スライド体3の後方移動に伴って、当該重ね合わせ状態で座61の下方の収容空間Sに収容されるようにしてある。
[取付けフレーム]
前記取付けフレーム1は、本発明の足載せ装置50を着座具60の座61又は脚(図示しない)といった着座具60の一部に取り付けるのに用いる部材である。この実施形態では、座61のフレーム(以下「座フレーム」という)62(図3)に取り付ける場合を一例としている。図1に示す取付けフレーム1は、間隔をあけて配置された二本の横フレーム9a、9bと、それぞれの横フレーム9a、9bの前方の内面に設けられた連結板10a、10bと、当該連結板10a、10b間に設けられた前フレーム11を備えている。横フレーム9a、9bや前フレーム11には細長の角材を、連結版10a、10bには細長の薄板を用いている。
それぞれの横フレーム9a、9bの後端側には、取付け板12a、12bが内向きに突設され、レール2の後端側が取り付けられている。横フレーム9a、9bの後端側外側には、立方体状の取付けブロック13a、13bが設けられ、車輪14a、14b及びそのブレーキ手段15が取り付けられている。前フレーム11の長手方向両外側には下向きコ字状の車輪取付け具16a、16bが設けられ、その車輪取付け具16a、16bに移動用の車輪17a、17bが取り付けられている。車輪取付け具16a、16b及び車輪17a、17bは、必要に応じて設ければよく、不要な場合にはこれらの部材は省略することができる。前フレーム11の長手方向両端寄りの位置には、側面視L字状のブラケット18a、18bが設けられ、取付け板12a、12bに固定されたレール2a、2bの前端側が取り付けられている。
[レール]
前記レール2は、スライド体3を前後方向にガイドするためのものである。この実施形態では、図1に示すような細長の丸パイプを用いているが、レール2は丸パイプ以外であってもよい。レール2は間隔をあけて二本設けられ、それぞれのレール2a、2bは、後端側が横フレーム9a、9bの取付け板12a、12bに固定され、前端側が前記前フレーム11に取り付けられたブラケット18a、18bに固定されている。
[スライド体]
前記スライド体3は、レール2に沿って前後方向にスライドするものである。一例として図1に示すスライド体3は、間隔をあけて配置された二つのスライダー19a、19bとそのスライダー19a、19bに連結されたスライダーフレーム20とから構成されている。それぞれのスライダー19a、19bは、それぞれのレール2a、2bの外周に摺動可能に被せられた筒状部19xとその筒状部19xに下向きに突設された固定片19yを備えている。スライダーフレーム20は、両スライダー19a、19bの固定片19yを固定可能な外ブラケット21a、21bと、両外ブラケット21a、21bの間に架設された架設材22を備えている。架設材22の長手方向外側寄りの位置には、前方に突出する前ブラケット23a、23bが設けられ、前記立上げ機構5a、5bの一端が連結されている。双方の前ブラケット23a、23bの中間には二枚の薄片からなる後保持部24が前向きに突設され、展開機構7の一端が連結されている。
[足載せ台]
前記足載せ台4は、着座具60に座った利用者が足を載せるための台である。一例として図1に示す足載せ台4は、間隔をあけて対向配置された二本の載せ台横フレーム25a、25bと、両載せ台横フレーム25a、25bの前端側を連結する連結棒26を備えている。双方の載せ台横フレーム25a、25bの長手方向中央部分には載せ台横フレーム25a、25bの一部をL字状に折り返して形成された支持片27a、27bが内向きに突設され、当該支持片27a、27bに足載せ用の載せ板(図2)28が取り付けられている。図2では図示を省略しているが、載せ板28の上面側には、ゴム板等の滑り止め部材を設けることもできる。また、載せ板28には、当該載せ板28に載せた足が滑り落ちないような手段を設けることもできる。それぞれの載せ台横フレーム25a、25bの後端側には細長棒29a、29bが内向きに突設され、当該細長棒29a、29bを、フットレスト6の裏面側に設けられたローラーストッパー30a、30bで保持することによって、フットレスト6のぶらつきを防止できるようにしてある。足載せ台4は立上げ機構5a、5bを介してスライド体3に連結されている。
[立上げ機構]
前記立上げ機構5は、足載せ台4を所望角度に立ち上げるものである。図1の例では、立上げ機構として、二つのアームが角度調節可能に連結された、いわゆるラチェットヒンジを用いている。それぞれの立上げ機構5a、5bは、一方のアーム(説明の便宜上、ここでは「後アーム」という)5xの後端側がスライダーフレーム20の前ブラケット23a、23bに連結され、他方のアーム(説明の便宜上、ここでは「前アーム」という)5yの前端側が載せ台横フレーム25a、25bの後端側に連結され、両アーム5x、5yの連結部分を回転軸として前アーム5yを立ち上げることで、足載せ台4を所望角度に段階的(例えば、5度刻みや10度刻み)に立ち上げられるようにしてある。足載せ台4の立上げ角度はラチェットヒンジの種類によっても異なるが、この実施形態では、足載せ台4を水平位置から約40〜45度に至るまで段階的に立ち上げることができるラチェットヒンジを用いている。ラチェット機構は、動作方向を一方に制限する機構であるため、前アーム5yは立ち上がる方向には回転するが、反対方向には回転しない。前アーム5yは、最上位を通過したところで解除され、後アーム5xと直線となる位置(初期位置)まで復帰するようにしてある。
それぞれのラチェットヒンジの連結部には、足載せ台4に上方から荷重がかかった際に、着座具60が前傾しないようにするための前傾防止具31が設けられている。図1に示す前傾防止具31は、小型の車輪であるが、ゴム製のストッパーなどを用いることもできる。前傾防止具31は、通常使用時には地面に接触しないようにしておき、足載せ台4に荷重がかかって少し前傾したときに地面に接触するようにしておくのが望ましい。足載せ台4の先端側には、足載せ台4やフットレスト6を前方に引き出すための引出し紐33(図2)を設けてもよい。なお、立上げ機構5には、ガスシリンダやエアシリンダ等、ラチェットヒンジ以外のものを用いることもできる。ガスシリンダやエアシリンダ等を用いた場合、立上げ角度を所望角度に調節することができる。
[フットレスト]
前記フットレスト6は、着座具60に座った利用者が、脚の部分(特に、ふくらはぎ部分や大腿部等)を載せるためのものである。一例として図1に示すフットレスト6は、幅方向両外側を支持する側方部34a、34bと側方部34a、34bの間を支持する中間部34cを有する平面視H字状の基体34の表面に、クッション材35が取り付けられたものである。双方の側方部34a、34bの一端側(図1の折り畳み状態における前端側)には保持片36a、36bが立ち上げられ、それら両保持片36a、36b間に足載せ台4の連結棒26が回転可能に軸支されている。中間部34cの中央には二枚の薄片からなる前保持部37が設けられ、一端側(図1の後端側)がスライド体3の後保持部24に連結された展開機構7の他端側(図1の前端側)が取り付けられ、当該展開機構7によって、フットレスト6を所望角度に展開できるようにしてある。フットレスト6の基体34の側方部34a、34bの近傍には、載せ台横フレーム25a、25bに設けられた細長棒29a、29bを保持可能なローラーストッパー30a、30bが設けられ、当該ローラーストッパー30a、30bで細長棒29a、29bを保持することによって、フットレスト6の不使用時(足載せ台4の裏面4b側に収めた時)にフットレスト6を足載せ台4側に保持して、フットレスト6が不用意に地面をすらないようにしてある。
[展開機構]
前記展開機構7は、足載せ台4の裏面4b側に重ね合せ状態で収められたフットレスト6を、そのクッション材35が上側を向くように展開させるためのものである。図1の例では、展開機構7としていわゆる直動ラチェットを用いている。展開機構7はフットレスト6を所望角度に展開することができれば直動ラチェット以外であってもよく、例えば、ガスシリンダやエアシリンダ等を用いることもできる。ガスシリンダやエアシリンダ等を用いた場合、ラチェットヒンジの場合よりも展開角度を細かく調節することができる。
[足載せ装置の着座具への取付け]
本発明の足載せ装置50は、例えば、図3に示すように、足載せ装置50の取付けフレーム1を着座具60の座61の座フレーム62に取り付けて使用することができる。着座具60の座フレーム62の構造は着座具60によって異なるため、足載せ装置50の取付けフレーム1の構造は、その足載せ装置50を取り付ける着座具60の座フレーム62に応じて、適宜設計することができる。また、取付けフレーム1は、座フレーム62以外の部分、例えば、脚を備えた着座具60であれば、当該脚に取り付けることもできる。本発明の足載せ装置50は、取付けフレーム1の構造を着座具60の取付け部分に応じて適宜設計できるため、その利用範囲が広範であるという特徴がある。
(足載せ装置付き着座具の実施形態)
本発明の足載せ装置付き着座具の一例を、図面を参照して説明する。本発明の足載せ装置付き着座具70は、椅子やソファといった各種着座具60の座61の下側に前記足載せ装置50を設けたものである。着座具60には、テーブルとセットで使用されるような一般的な椅子をはじめ、起立補助機能やリクライニング機能が付いた椅子、介護用着座具といった各種のものが含まれるが、ここでは、リクライニング機能及び起立補助機能を備えたソファを一例として説明する。
一例として図4に示す足載せ装置付き着座具70は、リクライニング機能及び起立補助機構を備えたソファに、前記足載せ装置の実施形態で説明した足載せ装置50を設けたものである。図4に示す着座具60は、座フレーム62に設けられた座61と左右の肘掛け63a、63bと背凭れ64を備えている。着座具60の座61の下には、空間が設けられている。座フレーム62の底側の四隅には、移動用の車輪が設けられている。左右の肘掛け63a、63bは、手動で水平位置から上向きに立ち上げられるようにしてある。背凭れ64は、図示しないリクライニング機構によって、所望角度に後傾させられるようにしてある。背凭れ64の後傾動作及び復帰動作は、備え付けのリモコン65で操作できるようにしてある。リモコン65は埋め込み式のものであってもよい。この着座具60は、座61と左右の肘掛け63a、63bと背凭れ64の四者が、図示しない昇降機構によって、一体的(同時)に昇降できるようにしてある。上昇開始当初はそれら四者が略水平に上昇し、上昇が進むと前記四者の前傾が急になるようにしてあり、前記四者の降下開始当初は前記前傾が戻りながら降下し、降下が進むと略水平に降下するようにしてある。
図5に示すように、足載せ装置50の取付けフレーム1は、着座具60の座フレーム62に取り付けられている。座フレーム62に取り付けられた足載せ装置50は、図6(a)のように座61の下側の収容空間Sに収容された状態から、図6(b)のように足載せ台4とフットレスト6を含む部分を座61の先端よりも前方まで引き出すことができる。引き出された足載せ装置50の足載せ台4は図6(c)のように所望角度まで立ち上げることができ、足載せ台4の先端側に連結されたフットレスト6は、同(c)のように所望角度に展開することができる。
本発明の足載せ装置50は、座61の下に当該足載せ装置50を収容可能な収容空間Sを備えた各種着座具60に取り付けて用いることができる。本発明の足載せ装置50は、取付けフレーム1の構造を、取り付ける着座具60に適した構造とすることで、椅子やソファ、介護用着座具といった各種着座具60に取り付けて使用することができる。場合によっては、ベッドフレームの側方に取り付け、足載せ台4がベッドの側方に立ち上がるとともに、フットレスト6を同方向に展開できるようにすることもできる。本発明の足載せ装置付き着座具70は、特別な機能を備えない通常の着座具のほか、リクライニング機構を備えた着座具や起立補助機構を備えた着座具、移動用の車輪を備えた着座具として用いることができる。
1 取付けフレーム
2、2a、2b レール
3 スライド体
4 足載せ台
4b (足載せ台の)裏面
5、5a、5b 立上げ機構
5x 後アーム
5y 前アーム
6 フットレスト
6b (フットレストの)裏面
7 展開機構
9a、9b 横フレーム
10a、10b 連結板
11 前フレーム
12a、12b 取付け板
13a、13b 取付けブロック
14a、14b 車輪
15 ブレーキ手段
16a、16b 車輪取付け具
17a、17b 車輪
18a、18b ブラケット
19a、19b スライダー
19x 筒状部
19y 固定片
20 スライダーフレーム
21a、21b 外ブラケット
22 架設材
23a、23b 前ブラケット
24 後保持部
25a、25b 載せ台横フレーム
26 連結棒
27a、27b 支持片
28 載せ板
29a、29b 細長棒
30a、30b ローラーストッパー
31 前傾防止具
33 引出し紐
34 基体
34a、34b 側方部
34c 中間部
35 クッション材
36a、36b 保持片
37 前保持部
50 足載せ装置
60 着座具
61 座
62 座フレーム
63a、63b 肘掛け
64 背凭れ
65 リモコン
70 足載せ装置付き着座具
S 収容空間

Claims (6)

  1. 着座具に取り付けて使用可能な足載せ装置において、
    着座具に取り付け可能な取付けフレームと、当該取付けフレームに固定されたレールと、当該レールに沿ってスライド可能なスライド体と、当該スライド体の先方側に回動可能に設けられた足載せ台と、前記スライド体と足載せ台の双方に連結されて当該足載せ台を所望角度に立ち上げる立上げ機構と、前記足載せ台の先方に回動可能に設けられたフットレストと、前記スライド体とフットレストの双方に連結されて当該フットレストを所望角度に展開する展開機構を備え、
    前記スライド体は、着座具の座の下側に取り付けたときに、当該座の下方の収容空間から当該座の先端よりも前方までスライド可能であり、
    前記フットレストは、その裏面が足載せ台の裏面に対向するように回転させて重ね合わせることができ、前記スライド体の後方移動に伴って、当該重ね合わせ状態で座の下方の収容空間に収容することができる、
    ことを特徴とする足載せ装置。
  2. 請求項1記載の足載せ装置において、
    足載せ台は立上げ機構によって立上げ角度を所望角度に調節可能である、
    ことを特徴とする足載せ装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の足載せ装置において、
    フットレストは展開機構によって展開角度を所望角度に調節可能である、
    ことを特徴とする足載せ装置。
  4. 座の下に空間を備えた着座具において、
    前記着座具に請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の足載せ装置が取り付けられ、
    前記足載せ装置は、前記座の先端よりも前方に引き出した状態で、足載せ台を所望角度に立上げ可能であるとともに、フットレストを所望角度に展開可能であり、フットレストの裏面が足載せ台の裏面に対向するように重ね合わせた状態で、前記座の下の空間に収容可能である、
    ことを特徴とする足載せ装置付き着座具。
  5. 請求項4記載の足載せ装置付き着座具において、
    着座具がソファである、
    ことを特徴とする足載せ装置付き着座具。
  6. 請求項4記載の足載せ装置付き着座具において、
    着座具が介護用着座具である、
    ことを特徴とする足載せ装置付き着座具。
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