JP2012133249A - 接地板および画像形成装置 - Google Patents

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Yuri Takeuchi
友梨 竹内
Hiroaki Akamatsu
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Abstract

【課題】接地板および画像形成装置に関し、本発明の構成を採用しない場合と比べ、接地不良が生じにくい接地板、および接地不良による画質欠陥が生じにくい画像形成装置を提供する。
【解決手段】第1部材と、第1部材内に挿入されて第1部材を回転駆動する第2部材との間を電気的に接地する接地板470であって、第2部材が挿通される向きに切り起こされて第2部材に接触する接片472を有し、その接片の、第2部材との接触点を通り第2部材の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向に圧延され、又はその方向にC軸が配向したH質の板材で形成されている接地板である。
【選択図】図8

Description

本発明は、接地板および画像形成装置に関する。
第1部材の中に第2部材を差し込んで回転駆動する構造において、第1部材と第2部材との間を電気的に接続する構造を必要とする場合がある。例えば感光体の接地が不確実であると画像欠陥があらわれる場合がある。
特許文献1には、現像器端面に回路基板を設け、その回路基板と接する板ばねのアース板を設けることで回路基板を接地する構造が示されている。
特許文献2には、感光ドラムの内壁面に接するとともにその感光ドラムに挿入されたドラムシャフトを挟むアース板が提案されている。
特開平2−251872号公報 特開2001−356638号公報
出荷当初は確実に接地されていても、使用している間に接地を担う接地板にへたりや変形が生じ接地不良となる場合がある。
本発明は、本発明の構成を採用しない場合と比べ、接地不良が生じにくい接地板、および接地不良による画質欠陥が生じにくい画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1は、第1部材と、第1部材内に挿入されて第1部材を回転駆動する第2部材との間を電気的に接地する接地板であって、第2部材が挿通される向きに切り起こされて第2部材に接触する接片を有し、その接片と第2部材との接触点を通り第2部材の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向に圧延されたH質の板材で形成されていることを特徴とする接地板である。
請求項2は、第1部材と、第1部材内に挿入されて第1部材を回転駆動する第2部材との間を電気的に接地する接地板であって、第2部材が挿通される向きに切り起こされて第2部材に接触する接片を有し、その接片と第2部材との接触点を通り第2部材の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向にC軸が配向したH質の板材で形成されていることを特徴とする接地板である。
請求項3は、請求項1又は2記載の接地板において、上記接片が、第1部材に挿入された第2部材を挟んだ両側に形成されていることを特徴とする接地板である。
請求項4は、感光体を回転させながら感光体を帯電し、感光体に露光光を照射して感光体上に静電潜像を形成し、さらに現像により感光体上にトナー像を形成する像形成部と、
感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して定着する転写定着部とを有し、
上記像形成部が、
感光体内に挿入されて感光体を回転駆動する駆動軸と、
感光体内に配置され感光体内と駆動軸との間を電気的に接地する接地板とを有し、
上記接地板が、駆動軸が挿通される向きに切り起こされて駆動軸に接触する接片を有し、その接片と駆動軸との接触点を通り駆動軸の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向に圧延されたH質の板材で形成されていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項5は、感光体を回転させながら感光体を帯電し、感光体に露光光を照射して感光体上に静電潜像を形成し、さらに現像により感光体上にトナー像を形成する像形成部と、
感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して定着する転写定着部とを有し、
上記像形成部が、
感光体内に挿入されて感光体を回転駆動する駆動軸と、
感光体内に配置され感光体と駆動軸との間を電気的に接地する接地板とを有し、
上記接地板が、駆動軸が挿通される向きに切り起こされて駆動軸に接触する接片を有し、その接片と駆動軸との接触点を通り駆動軸の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向にC軸が配向したH質の板材で形成されていることを特徴とする画像形成装置である。
請求項6は、請求項4又は5記載の画像形成装置において、上記接片が、感光体に挿入された駆動軸を挟んだ両側に形成されている画像形成装置である。
請求項1の接地板によれば、上記線分と圧延方向が異なる接地板と比べ接地不良が生じにくい。
請求項2の接地板によれば、上記線分とC軸の配向方向が異なる接地板と比べ接地不良が生じにくい。
請求項3の接地板によれば、片側にのみ接片を有する接地板と比べ接地不良が一層生じにくくなる。
請求項4の画像形成装置によれば、上記線分と圧延方向が異なる接地板と比べ画質欠陥が生じにくい。
請求項5の画像形成装置によれば、上記線分とC軸の配向方向が異なる接地板と比べ画質欠陥が生じにくい。
請求項6の画像形成装置によれば、片側にのみ接片を有する接地板を用いた場合と比べ画質欠陥の発生が一層生じにくくなる。
本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。 感光体ユニットの斜視図である。 図2に示す感光体ユニットの、駆動側の一部分の拡大斜視図である。 画像形成装置本体側のドライブシャフトと結合した状態の感光体ユニットの斜視図である。 図4の状態の感光体ユニットの、ドライブシャフト側の一部分を示す拡大斜視図である。 感光体のリア側のフランジとそのフランジに支持された接地板を示した斜視図である。 感光体の円筒形状の部分を切断してその内部の接地板を示した斜視図である。 感光体のリア側のフランジにドライブシャフトが差し込まれた状態を示した斜視図である。 図8に示す状態の接地板をドライブシャフトの回転中心軸方向から見て示した図である。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態としての画像形成装置の概略構成図である。
この画像形成装置1は、原稿読取部10と画像形成部20を有する。
原稿読取部10には、原稿Sが重ねられた状態に置かれる原稿給紙台11が備えられている。この原稿給紙台11上に置かれた原稿Sは1枚ずつ送り出されて搬送ロール12によって搬送経路13上を搬送され、透明ガラス製の原稿読取板14の下に置かれた原稿読取光学系15により、その搬送されてきた原稿に記録されている文字や画像が読み取られて原稿排紙台16上に排出される。
また、この原稿読取部10は、その奥側に左右に延びるヒンジを有し、そのヒンジを回転中心として、原稿給紙台11および原稿排紙台16を一体的に持ち上げることができる。その持ち上げた下には、原稿読取板14が広がっている。この原稿読取部10では、原稿給紙台11に原稿を置くことに代えて原稿読取板14の上に原稿を1枚だけ下向きに置き、原稿読取光学系15が矢印A方向に移動してその原稿読取板14上の原稿から文字や画像を読み取ることもできる。
原稿読取光学系15で得られた画像信号は、画像形成部20に入力される。画像形成部20では、以下のようにして、入力されてきた画像信号に基づく画像が形成される。
画像形成部20の下部には、用紙収容部30が設けられており、この用紙収容部30には、用紙Pが積み重なった状態に収容されている。この用紙収容部30から用紙Pがピックアップロール31により送り出され、さばきロール32により1枚ずつに分離され、その分離された1枚の用紙Pが搬送ロール33により矢印B,Cの向きに搬送され、待機ロール34によりそれ以降の搬送タイミングが調整されて、さらに搬送される。この待機ロール34以降の搬送については後述する。
この画像形成部20には、画像形成エンジン40が4台配置されている。これら4台の画像形成エンジン40は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、および黒(K)のトナーによるトナー像の形成を担っている。
これら4台の画像形成エンジン40は同一の構成を有するため、ここでは図1に示す一番右側の画像形成エンジン40について説明する。
この画像形成エンジン40は矢印Dの向きに回転する感光体41を有し、その感光体41の周囲に、帯電器42、現像器43、およびクリーナ44が配置されている。また感光体41の上方には露光器45が配置されている。また後述する中間転写ベルト51を感光体41との間に挟んだ位置には転写器46が置かれている。
これらの、感光体41を中心とした構成要素のうち、帯電器42およびクリーナ44は感光体41と一体的な感光体ユニット100(図2参照)として構成され、感光体41の交換時期には感光体41とともに一体的に交換される。
感光体41は円筒形状を有し、帯電により電荷を保存し露光によりその電荷を放出してその表面に静電潜像が形成される。
帯電器42は、感光体41の表面をある帯電電位に帯電する。
また、露光器45には画像信号が入力され、その露光器45からはその入力された画像信号に応じて変調された光ビーム451が出力される。この露光器45は、光ビーム451により、矢印D方向に回転する感光体41の表面の、帯電器42による帯電を受けた部分を、その感光体41の回転軸方向(図1の紙面に垂直な方向)に繰り返し走査し、感光体41の表面に静電潜像を形成する。
さらに現像器43は、感光体41の表面に形成された静電潜像を現像し、その感光体41の表面にトナー像を形成する。
現像器43による現像により、感光体41上に形成されたトナー像は、転写器46の作用により中間転写ベルト51上に転写される。
クリーナ44は、転写後の感光体41に残留している、トナー等を含む残留物を除去する。
上述の通り、この画像形成部20には4台の画像形成エンジン40が搭載されており、各画像形成エンジン40ではYMCKの各色のトナーによるトナー像が形成される。この画像形成部20の上部には、4台の画像形成エンジン40のそれぞれで用いられる色トナーと同色の色トナーが収容された4台のトナータンク47が置かれている。各画像形成エンジン40を構成する各現像器43内のトナーが減ると、対応する色のトナーが収容されているトナータンク47からその現像器43にトナーが供給される。
中間転写ベルト51は、転写器46や複数のロール52に架け回された、無端の、矢印E方向に循環移動するベルトである。この中間転写ベルト51の近傍には、用紙Pの搬送経路を挟んだ位置に転写器53が配置され、さらにその転写器53よりも中間転写ベルト51の循環移動方向下流側には、転写器53による転写後に中間転写ベルト51上に残留するトナー等を含む残留物を除去するクリーナ60が配置されている。
中間転写ベルト51上には、4台の画像形成エンジン40により形成された各色のトナー像が順次重なるように転写される。
待機ロール34まで進んできた用紙Pは、中間転写ベルト51上に重ねられた複数色のトナー像が、転写器53が置かれた転写位置に達するときに、用紙Pもその転写位置に達するように待機ロール34から送り出され、その転写位置において、転写器53の作用により、中間転写ベルト51上の複数色のトナー像が用紙P上に転写される。トナー像の転写を受けた用紙は、搬送ベルト35によりさらに矢印Fで示す向きに搬送され、定着器23による加熱および加圧を受けてその用紙上に定着トナー像からなる画像が形成される。この定着器23を通過した用紙はさらに矢印Gで示す向きに搬送されて用紙排紙台21上に排出される。
また、中間転写ベルト51は、クリーナ60により清掃される。すなわち、転写器53による転写後に中間転写ベルト51上に残存する、トナー等からなる残留物が、クリーナ60により、その中間転写ベルト51上から除去される。
図2は、感光体ユニットの斜視図である。また図3は、図2に示す感光体ユニットの、駆動側の一部分の拡大斜視図である。
この感光体ユニット100には、感光体41と、帯電器42と、クリーナ44が組み込まれている。この感光体ユニット100は交換可能であって、画像形成装置本体に対し矢印X方向に差し込まれる。この感光体ユニット100には、フロント側に2つの位置決め穴416,417、リア側に1つの位置決め穴415が設けられており、この感光体ユニット100が画像形成装置本体に差し込まれると、それら3つの位置決め穴415,416,417に画像形成装置本体側の3本の位置決めボス(図示せず)が入り込んで、この感光体ユニットが位置決めされる。
この感光体ユニット100を構成する感光体41は、円筒形状を有し、その両端部がフランジ411,412で支えられている。リア側のフランジ412には、回転駆動を受けるフランジカップリング413が備えられており、そのフランジカップリング413の中央にはドライブシャフト(後述する)の挿入を受ける穴414が形成されている。
また、この感光体ユニット100を構成する帯電器42およびクリーナ44は図2,図3にはその一部しか表われていないが、ここでの主題は感光体41であり、帯電器42およびクリーナ44についての詳細説明は省略する。
またこの感光体ユニット100には、図2に示すようにメモリ基板101が搭載されている。このメモリ基板101は、感光体ユニット100を画像形成装置本体に装着すると画像形成装置本体側の回路と接続される。このメモリ基板101には、この感光体ユニット100の種別などが記録されており、さらに使用中に、使用履歴などが記録される。
図4は、画像形成装置本体側のドライブシャフトと結合した状態の感光体ユニットの斜視図である。また図5は、図4の状態の感光体ユニットの、ドライブシャフト側の一部分を示す拡大斜視図である。
ドライブシャフト111は、そのフロント側先端が感光体ユニット100側に突出し(図8参照)、その突出した先端よりもリア側に下がった位置にドライブカップリング112が設けられている。また、さらにリア側に下がった位置には、フランジ113がドライブシャフト111に固定されている。このフランジ113は、その周面にギア(図示省略)が形成されており、このドライブシャフト111の駆動力を他の要素に伝達する役割りを担っている。ここでの主題ではないので詳細説明は省略する。
感光体ユニット100が図2,図3に示す矢印X方向に装着されると、ドライブシャフト111の先端が感光体41のリア側のフランジ412の中央の穴414(図2,図3参照)に差し込まれ、その先端よりもリア側に下がった位置に備えられたドライブカップリング112がフランジカップリング413と結合する。このドライブシャフト111には矢印H方向から回転駆動力が伝えられ、その回転駆動力が、ドライブカップリング112およびフランジカップリング413を介して感光体41に伝えられて、感光体41が矢印D方向に回転する。
図6は、感光体のリア側のフランジとそのフランジに支持された接地板を示した斜視図である。また図7は、感光体の円筒形状の部分を切断してその内部の接地板を示した斜視図である。さらに図8は、そのフランジにドライブシャフトが差し込まれた状態を示した斜視図である。
リア側のフランジ412(図2,図3参照)の外面側にはフランジカップリング413が形成されている。また、このフランジ412の側面には段差412aが形成されており、図7に示すように、このフランジ412が、円筒形状の感光体41のリア側の端部に、この段差412aの位置まで差し込まれる。
また、このフランジ412の中央の穴414(図2,図3を合わせて参照)は、フランジカップリング413側から内側を向いた面まで貫通している。さらに、このフランジ412の、感光体41の内側を向いた面の、穴414よりも外側の位置に、2本のボス412bが設けられている。
また、このフランジ412の内側の面には、接地板470が配置されている。この接地板470は、その中央に、フランジ412の穴414と連通する穴471が設けられており、その穴471の両側には、2つの接片472が形成されている。これら2つの接片472は、感光体41の内側、すなわちフランジシャフト111が挿通される向き(図8に矢印X’で示す向き)に切り起こされた形状を有する。これら2つの接片472は中央の穴471を間に挟んで180°異なる位置に設けられており、この穴471に挿通されたドライブシャフト111を両側から挟むようにそのドライブシャフト111に接触し、そのドライブシャフト111と電気的に導通する。また、この接地板470の、フランジ412の2つのボス412bに対応する位置に、2つの固定用の穴473が形成され、その穴473の周囲には各穴473ごとに4つの、その穴473の中央側に向かって突出した固定用舌片473aが形成されている。この接地板470は、フランジ412の内面に図6に示すように設置され、固定用舌片473aがボス412bに熱溶着により固定される。
さらにこの接地板470には、図6に示すように、一対の接触片474が形成されている。これらの接触片474は、接地板470のほぼ円形の形状から両側に、フランジ412の外径よりもさらに突出している。またこのフランジ412の側面の、それらの接触片474に対応した部分には凹部412cが形成されている。接地板470に形成された接触片474は、フランジ412が感光体41に差し込まれる際に図7に示すように折り曲げられて凹部412cに入り込み、感光体41の円筒形状の内壁面に電気的に接触する。
このように、この接地板470は、感光体41とドライブシャフト111との間の電気的な接触を仲介している。ドライブシャフト111は、電気的に接地電位に保たれており、感光体41の内周面もこの接地板470を介して接地電位に固定される。
図9は、図8に示す状態の接地板をドライブシャフトの回転軸方向から見て示した図である。
この図9に破線で示す線分Lは、2つの接片472それぞれとドライブシャフト111との接触点Pどうしを結んだ線分である。この線分Lは、ドライブシャフト111の回転中心Oを通っている。
この接地板470は、この線分Lと略同一方向の圧延により形成されたH質のばね用りん青銅板(JIS規格(5210P))が用いられている。この圧延方向に結晶軸C軸が配向している。
圧延方向(C軸の配向方向)がこの線分Lと10°以上傾いていると、ドライブシャフトの回転によりこの接地板470の接片472がその圧延方向に沿って斜めに変形し、ドライブシャフト111と離間し、十分な接地が行なわれなくなる可能性がある。本実施形態の接地板470の場合、圧延方向(C軸の配向方向)が線分Lの方向と略一致しているため、斜めの変形が避けられ、さらにH質の材料を採用したことと相俟って、ドライブシャフト111との良好な接触が保たれる。このため、感光体41の内周面は常に接地電位に保たれ、この電位がふらつくことにより生じる画像欠陥を生じさせず、安定的な画質の画像が形成される。
ここで、H質とは以下の表1の通りの機械的特性をいう。この表1中の機械的特性は、JISH3130に記載された試験方法に従って試験を行なった結果である。
Figure 2012133249
尚、ここでは、接片472は、ドライブシャフト111を挟む両側に形成された例を示したが、接片471は、ドライブシャフト111の片側にのみ形成されていてもよい。その場合、上記の線分Lは、その片側の接片471とドライブシャフト111との接触点と、ドライブシャフト111の回転中心Oとを結ぶ線分となり、圧延方向(C軸の配向方向)がその線分と略一致している必要がある。
1 画像形成装置
10 原稿読取部
20 画像形成部
23 定着器
30 用紙収容部
40 画像形成エンジン
41 感光体
42 帯電器
43 現像器
44,60 クリーナ
45 露光器
46,53 転写器
51 中間転写ベルト
100 感光体ユニット
101 メモリ基板
111 ドライブシャフト
112 ドライブカップリング
113,411,412 フランジ
412a 段差
412b ボス
412c 凹部
413 フランジカップリング
414,471,473 穴
415,416,417 位置決め穴
470 接地板
471,472 接片
473a 固定用舌片
474 接触片

Claims (6)

  1. 第1部材と、該第1部材内に挿入されて該第1部材を回転駆動する第2部材との間を電気的に接地する接地板であって、
    前記第2部材が挿通される向きに切り起こされて該第2部材に接触する接片を有し、
    前記接片と前記第2部材との接触点を通り該第2部材の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向に圧延されたH質の板材で形成されていることを特徴とする接地板。
  2. 第1部材と、該第1部材内に挿入されて該第1部材を回転駆動する第2部材との間を電気的に接地する接地板であって、
    前記第2部材が挿通される向きに切り起こされて該第2部材に接触する接片を有し、
    前記接片と前記第2部材との接触点を通り該第2部材の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向にC軸が配向したH質の板材で形成されていることを特徴とする接地板。
  3. 前記接片が、前記第1部材に挿入された前記第2部材を挟んだ両側に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の接地板。
  4. 感光体を回転させながら該感光体を帯電し、該感光体に露光光を照射して該感光体上に静電潜像を形成し、さらに現像により該感光体上にトナー像を形成する像形成部と、
    前記感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して定着する転写定着部とを有し、
    前記像形成部が、
    前記感光体内に挿入されて該感光体を回転駆動する駆動軸と、
    前記感光体内に配置され該感光体内と前記駆動軸との間を電気的に接地する接地板とを有し、
    前記接地板が、
    前記駆動軸が挿通される向きに切り起こされて該駆動軸に接触する接片を有し、
    前記接片と前記駆動軸との接触点を通り該駆動軸の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向に圧延されたH質の板材で形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  5. 感光体を回転させながら該感光体を帯電し、該感光体に露光光を照射して該感光体上に静電潜像を形成し、さらに現像により該感光体上にトナー像を形成する像形成部と、
    前記感光体上に形成されたトナー像を記録媒体上に転写して定着する転写定着部とを有し、
    前記像形成部が、
    前記感光体内に挿入されて該感光体を回転駆動する駆動軸と、
    前記感光体内に配置され該感光体内と前記駆動軸との間を電気的に接地する接地板とを有し、
    前記接地板が、
    前記駆動軸が挿通される向きに切り起こされて該駆動軸に接触する接片を有し、
    前記接片と前記駆動軸との接触点を通り該駆動軸の回転中心線と垂直に交わる線分と略平行な方向にC軸が配向したH質の板材で形成されていることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記接片が、前記感光体に挿入された前記駆動軸を挟んだ両側に形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成装置。
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