JP2012127844A - 表示切替装置 - Google Patents

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JP2012127844A JP2010280394A JP2010280394A JP2012127844A JP 2012127844 A JP2012127844 A JP 2012127844A JP 2010280394 A JP2010280394 A JP 2010280394A JP 2010280394 A JP2010280394 A JP 2010280394A JP 2012127844 A JP2012127844 A JP 2012127844A
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Abstract

【課題】 簡単な構造で、部品点数も少なく、動作信頼性の高い表示切替装置を提供する。
【解決手段】 2枚の送り歯31、32を有する第1円板部26および第2溝部34を有する第2円板部27を備えて伝達車23と共に回転するツメ車24と、歯幅の厚い歯部36aと薄い歯部36bとが交互に形成されて、ツメ車24が1回転する際に間欠的に回転して表示車4を回転させる送り車25とを備えている。従って、送り車25の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合っている状態のときには、ツメ車24によって送り車25を円滑に回転させて表示車4を確実に回転させることができる。また、送り車25の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱している状態のときには、送り車25の厚い歯部36aによって送り車25の回転を停止させて、表示車4の回転を規制することができる。
【選択図】 図8

Description

この発明は、時計やカレンダー装置、計器類のメータなどの機器に用いられる表示切替装置に関する。
例えば、腕時計に用いられている表示切替装置においては、特許文献1に記載されているように、ステップモータの回転を中間車によって指針車に伝達し、この指針車の回転を他の中間車によってゼネバ車である伝達車に伝達し、この伝達車の回転に伴ってツメ車を回転させ、このツメ車によって送り車を間欠的に回転させ、この送り車によって表示車を回転させることにより、表示車の表示を切り替えるように構成されたものが知られている。
特開2009−198437号公報
このような腕時計の表示切替装置は、伝達車の回転に伴って回転するツメ車の外周に1枚の送り歯を突出させて設け、このツメ車が1回転するごとに1枚の送り歯が送り車の歯部に噛み合って送り車を回転させることにより、表示車を回転させて表示を切り替え、またツメ車の1枚の送り歯が送り車に噛み合っていないときに、表示車が勝手に回転するのを防ぐために、表示車をレバー部材によって押えるように構成されている。
しかしながら、このような腕時計の表示切替装置では、表示車の回転をレバー部材で規制しているため、ツメ車が1回転して送り歯が送り車の歯部に噛み合って送り車を回転させる際に、ツメ車の回転に連動して回転するカム車によって、レバー部材を表示車から離れる方向に移動させることにより、表示車に対する回転規制を解除しなければ、表示車を円滑に且つ良好に回転させることができない。
このため、このような表示切替装置においては、表示車の動作信頼性を確保するために、表示車を押えるレバー部材や、このレバー部材による表示車の押さえを解除するカム車が必要になるばかりか、カム車によってレバー部材を表示車から離れる方向に移動させるタイミングを調整する必要があるため、構造が複雑になり、部品点数も多く、組立作業が煩雑で、製作コストが高くなるという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、簡単な構造で、部品点数も少なく、動作信頼性の高い表示切替装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、駆動源の回転が伝達されて回転する伝達車と、この伝達車と共に回転するツメ車と、このツメ車が1回転する際に間欠的に回転する送り車と、この送り車によって回転して表示が切り替わる表示車とを備えた表示切替装置において、
前記ツメ車は、一体的に回転する第1、第2の各円板部を有し、前記第1円板部の外周には、2枚の送り歯が突出して設けられていると共に、この2枚の送り歯間に第1溝部が設けられ、前記第2円板部の外周は前記2枚の送り歯の歯先円とほぼ同じ径で形成され、その外周部には第2溝部が前記第1溝部に対応して設けられており、
前記送り車は、前記ツメ車の前記2枚の送り歯と前記表示車の内歯との両方に噛み合う複数の歯部を有し、この複数の歯部は、1枚おきに歯幅の厚い歯部と薄い歯部とが交互に形成されており、
前記厚い歯部は、前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合い、この噛み合いが解除された際に前記第2円板部の外周面に接触する状態でその外周面に沿って相対的に移動し、前記薄い歯部は前記ツメ車の前記2枚の送り歯が接離可能に当接することを特徴とする表示切替装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記送り車の1枚の厚い歯部が前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合っている状態のときに、残りの厚い歯部が前記第2円板部の外周面から離れていることにより、前記送り車の回転規制を解除することを特徴とする表示切替装置である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記厚い歯部が前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部から離脱している状態のときに、前記厚い歯部のうちの2枚の厚い歯部が、前記第2円板部の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動することにより、前記送り車の回転を規制することを特徴とする表示切替装置である。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記ツメ車の回転に伴って前記2枚の送り歯の一方が前記送り車の前記薄い歯部に当接した際に、前記送り車の回転を開始させて、前記送り車の1枚の厚い歯部を前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合せることを特徴とする表示切替装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記ツメ車の回転に伴って前記1枚の厚い歯部が前記第1、第2の各溝部から離脱する際に、その回転方向と反対側に位置する前記送り車の薄い歯部が前記2枚の送り歯の他方に接近して、前記厚い歯部のうちの2枚の厚い歯部を前記第2円板部の外周面に接触させることを特徴とする表示切替装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5のいずれかに記載の表示切替装置において、前記送り車における前記歯幅の厚い歯部は、前記ツメ車の前記第1円板部と前記第2円板部との両方の厚みとほぼ同じ厚みで形成されており、前記送り車における前記歯幅の薄い歯部は、前記ツメ車の前記第1円板部の厚みとほぼ同じか、それよりも少し薄い厚みで形成されていることを特徴とする表示切替装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれかに記載の表示切替装置において、前記送り車の前記複数の歯部は、6枚であり、この6枚の歯部のうち、1枚おきの3枚の歯部はその歯幅が厚い歯部に形成されており、残りの3枚の歯部はその歯幅が薄い歯部に形成されていることを特徴とする表示切替装置である。
この発明によれば、送り車の厚い歯部がツメ車の第1、第2の各溝部に噛み合っている状態のときに、ツメ車によって送り車を円滑に回転させて表示車を確実に回転させることができ、また送り車の厚い歯部がツメ車の第1、第2の各溝部から離脱している状態のときに、送り車の厚い歯部によって送り車の回転を停止させて、表示車の回転を確実に規制することができる。このため、構造が簡単で、部品点数も少なく、組立作業性が良く、低価格を図ることができると共に、表示車の回転規制動作とその解除動作とを簡単に実現することができるので、動作信頼性の高いものを提供することができる。
この発明を指針式の腕時計に適用した一実施形態における第1駆動系を示した要部の拡大断面図である。 図1の腕時計における第2駆動系を示した要部の拡大断面図である。 図2に示された第2駆動系における表示切替装置の伝達車およびツメ車を示し、(a)はその伝達車およびツメ車の拡大平面図、(b)はその伝達車およびツメ車の拡大側面図、(c)はその伝達車およびツメ車の拡大裏面図である。 図2に示された第2駆動系における表示切替装置の送り車を示し、(a)はその送り車の拡大平面図、(b)はその送り車の拡大側面図、(c)はその送り車の拡大裏面図である。 図2に示された表示切替装置において、ツメ車の送り歯が送り車に接近する状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図5に示された表示切替装置において、ツメ車の送り歯が送り車の薄い歯部に当接した状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図6に示された表示切替装置において、ツメ車の送り歯によって送り車が回転を開始した状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図7に示された表示切替装置において、ツメ車の第1、第2の各溝部に送り車の厚い歯部が噛み合った状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図8に示された表示切替装置において、ツメ車の第1、第2の各溝部から送り車の厚い歯部が離脱する状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図9に示された表示切替装置において、ツメ車の第1、第2の各溝部に対する噛み合いが解除された送り車の2枚の厚い歯部によって、送り車の回転が規制された状態を示し、(a)はその要部を示した拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。
以下、図1〜図10を参照して、この発明を指針式の腕時計に適用した一実施形態について説明する。
この腕時計は、図1および図2に示すように、秒針1および分針2を駆動する第1駆動系5と、時針3および表示車4を駆動する第2駆動系6とを備えている。
第1駆動系5は、図1に示すように、第1ステッピングモータ7と、この第1ステッピングモータ7によって回転する五番車8と、この五番車8によって回転する四番車である秒針車9と、この秒針車9によって回転する三番車10と、この三番車によって回転する二番車である分針車11とを備え、これらが地板12と輪列受け13との間に配置された構成になっている。
この場合、第1ステッピングモータ7は、図1に示すように、ステータ7aと、このステータ7aに設けられたコイル部(図示せず)と、ステータ7aの間に配置されたロータ7bとを備え、コイル部によってステータ7aに発生する磁界により、ロータ7bがステップ回転するように構成されている。五番車8は、ロータ7bのロータカナ7cに噛み合って回転するように構成されている。
四番車である秒針車9は、図1に示すように、五番車8のカナ8aに噛み合って回転し、秒針1を運針させるように構成されている。この秒針車9は、秒針軸9aを備えている。この秒針軸9aは、地板12の上方に突出し、この突出した上端部に秒針1が取り付けられている。また、三番車10は、秒針車9のカナ9bに噛み合って回転するように構成されている。
二番車である分針車11は、図1に示すように、三番車10のカナ10aに噛み合って回転し、分針2を運針させるように構成されている。この分針車11は、筒状の分針軸11aを備えている。この分針軸11aは、その内部に秒針軸9aが回転可能に挿入されている。また、この分針軸11aは、秒針軸9aと共に地板12の上方に突出し、この突出した上端部に分針2が取り付けられている。
一方、第2駆動系6は、図2に示すように、第2ステッピングモータ14と、この第2ステッピングモータ14の回転が順次伝達される第1〜第3の各中間車15〜17と、この第3中間車17によって回転する筒車である時針車18と、この時針車18の回転が順次伝達される第4、第5の各中間車19、20と、この第5中間車20によって動作する表示切替装置21とを備えている。
この場合、第2駆動系6の第2ステッピングモータ14および第1〜第3の各中間車15〜17は、第1駆動系5と同様、地板12と輪列受け13との間に配置されている。また、この第2駆動系6の時針車18、第4、第5の各中間車19、20、および表示切替装置21は、図2に示すように、地板12と押え板22との間に配置されている。
第2ステッピングモータ14は、図2に示すように、ステータ14aと、このステータ14aに設けられたコイル部(図示せず)と、ステータ14aの間に配置されたロータ14bとを備え、第1ステッピングモータ7と同様、コイル部によってステータ14aに発生する磁界により、ロータ14bがステップ回転するように構成されている。
第1中間車15は、図2に示すように、ロータ14bのロータカナ14cに噛み合って回転するように構成されている。第2中間車16は、第1中間車15のカナ15aに噛み合って回転するように構成されている。第3中間車17は、第2中間車16のカナ16aに噛み合って回転するように構成されている。筒車である時針車18は、図2に示すように、第3中間車17のカナ17aに噛み合って回転し、時針3を運針させるように構成されている。
この時針車18は、図1および図2に示すように、筒状の時針軸18aを備えている。この時針車18は、その時針軸18aの内部に分針軸11aが回転可能に挿入された状態で地板12上に配置されて押え板22によって回転可能に押えられた構成になっている。この時針軸18aの上端部には、時針3が取り付けられている。また、第4中間車19は、時針車18に噛み合って回転するように構成されている。第5中間車20は、第4中間車19のカナ19aに噛み合って回転するように構成されている。
ところで、表示切替装置21は、図2に示すように、第5中間車20によって回転する伝達車23と、この伝達車23と共に回転するツメ車24と、このツメ車24によって間欠的に回転する送り車25と、この送り車25によって回転する表示車4とを備え、これらが地板12と押え板22との間に配置された構成になっている。
この場合、伝達車23は、図2に示すように、第5中間車20に噛み合って回転するように構成されている。ツメ車24は、図2および図3に示すように、第1円板部26と第2円板部27とが重なり合った状態で一体に形成され、伝達車23の回転軸28に一体的に取り付けられ、伝達車23と共に回転するように構成されている。
このツメ車24の第1円板部26の外周面には、図3(a)に示すように、2枚の送り歯31、32が外周方向に突出して設けられていると共に、この2枚の送り歯31、32間に第1溝部33が設けられている。第2円板部27は、図3(a)〜図3(c)に示すように、その外周が第1円板部26の2枚の送り歯31、32の各歯先円とほぼ同じ径で形成されている。この第2円板部27の外周部には、第2溝部34が第1円板部26の第1溝部33に対応して設けられている。
送り車25は、図2に示すように、ツメ車24の外周面の近傍に配置された状態で、ツメ車24が1回転する際にツメ車24の2枚の送り歯31、32によって間欠的に所定角度だけ回転して表示車4を回転させるように構成されている。この送り車25の中心には、図4(a)〜図4(c)に示すように、回転軸29が上下に突出して設けられている。また、この送り車25の外周には、ツメ車24の2枚の送り歯31、32に噛み合うと共に表示車4の後述する内歯4aに噛み合う複数の歯部36a、36bが設けられている。
この複数の歯部36a、36bは、図4(a)〜図4(c)に示すように、全部で6枚であり、1枚おきに歯幅の厚い歯部36aと薄い歯部36bとが交互に形成された構成になっている。この場合、歯幅の厚い3枚の歯部36aは、ツメ車24の第1円板部26と第2円板部28との両方の厚みとほぼ同じ厚みで形成されている。歯幅の薄い3枚の歯部36bは、ツメ車24の第1円板部26の厚みとほぼ同じか、それよりも少し薄い厚みで形成されている。
また、歯幅の厚い3枚の歯部36aは、ツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合い、この噛み合いが解除された際に第2円板部27の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動するように構成されている。また、歯幅の薄い3枚の歯部36bは、ツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合うことなく、ツメ車24の2枚の送り歯31、32のいずれか一方が接離可能に当接するように構成されている。
この場合、歯幅の薄い歯部36bは、図5および図6に示すように、歯幅の厚い3枚の歯部36aのうち、2枚の厚い歯部36aが、第2円板部27の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動する状態のときに、その2枚の厚い歯部36a間に位置する1枚の薄い歯部36bが、ツメ車24の第1円板部26の外周面に接近して、第2円板部28の上面、つまり第1円板部26に設けられた2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置し、この移動軌跡上を相対的に移動するように構成されている。
また、この歯幅の薄い歯部36bは、図8(a)および図8(b)に示すように、歯幅の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合ってツメ車24が回転している状態のときに、第1円板部26に設けられた2枚の送り歯31、32の移動軌跡上から離脱して、第2円板部27の外周側に位置するように構成されている。
これにより、ツメ車24と送り車25とは、図5(a)および図5(b)に示すように、歯幅の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱した状態でツメ車24が回転している際に、送り車25の歯幅の厚い歯部36aのうち、2枚の厚い歯部36aが、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動することにより、送り車25の回転を規制して停止させるように構成されている。
また、ツメ車24と送り車25とは、図8(a)および図8(b)に示すように、歯幅の厚い歯部36aのうち、1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合った状態で、ツメ車24が回転する際に、第1、第2の各溝部33、34に噛み合っていない残りの厚い歯部36aが、ツメ車24の第2円板部27の外周面から離れることにより、送り車25の回転規制が解除されるように構成されている。
また、ツメ車24と送り車25とは、図5および図6に示すように、送り車25の歯幅の厚い歯部36aのうち、2枚の厚い歯部36aがツメ車24の第2円板部27の外周面に接触して送り車25の回転が規制されている状態で、ツメ車24が回転する際に、ツメ車24の2枚の送り歯31、32のうち、回転方向に位置する一方の送り歯31がその回転方向に位置する送り車25の薄い歯部36bに当接すると、送り車25の厚い歯部36aが、ツメ車24の2枚の送り歯31、32間に位置する第1、第2の各溝部33、34内に向けて移動することにより、送り車25の回転規制が解除されて、送り車25の回転を開始させるように構成されている。
また、このツメ車24と送り車25とは、図7および図8に示すように、ツメ車24の回転に伴って、ツメ車24の一方の送り部31が、その当接した送り車25の薄い歯部36bとこれに隣接する厚い歯部36aとの間に挿入すると、その厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合い、この状態でツメ車24の回転に伴って送り車25が回転するように構成されている。
また、このツメ車24と送り車25とは、図9(a)および図9(b)に示すように、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱する際に、ツメ車24の回転方向と反対側に位置する他方の送り歯32が、ツメ車24の第1、第2の各溝部33、34間に位置する送り車25の厚い歯部36aとこれに隣接する回転方向と反対側に位置する薄い歯部36bとの間に挿入し、この薄い歯部36bがツメ車24の第1円板部26の外周面に接近しながら第2円板部27の上面、つまり第1円板部26の2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置し、この移動軌跡上を相対的に移動するように構成されている。
さらに、このツメ車24と送り車25とは、図10(a)および図10(b)に示すように、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱して、この離脱した厚い歯部36aに隣接する回転方向と反対側に位置する薄い歯部36bが、ツメ車24の第2円板部27の上面を移動しながら第1円板部26の外周面に接近し、ツメ車24の第1円板部26における2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に移動可能に位置するように構成されている。
また、ツメ車24と送り車25とは、図10(a)および図10(b)に示すように、離脱した厚い歯部36aに隣接する回転方向と反対側に位置する薄い歯部36bが、ツメ車24の第1円板部26における2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置すると、送り車25の2枚の厚い歯部4aがツメ車24の第2円板部28の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動すると共に、1枚の薄い歯部36bがツメ車24の移動軌跡上を相対的に移動することにより、送り車25の回転を規制して停止させ、ツメ車24が回転しても、送り車25が回転しないように構成されている。
一方、表示車4は、図5〜図10に示すように、日車であり、平板状のリング形状に形成されている。この表示車4の表面には、1〜31の日付表示が等間隔で表示されている。また、この表示車4は、その内周部に内歯4aが設けられ、この内歯4aに送り車25の各歯部36a、36bが順次噛み合うように構成されている。これにより、表示車4は、送り車25の間欠的な回転に伴って回転し、日付表示が切り替わるように構成されている。
次に、このような指針式の腕時計における表示切替装置21の作用について説明する。
この表示切替装置21は、第2ステッピングモータ14が正回転して、ツメ車24が24時間で1回転する際に、送り車25が所定角度(例えば120度)だけ正回転し、この送り車25の正回転に伴って表示車4が約11.6度(1/31度)だけ正回転し、表示車4に表示された日付表示が切り替わる。
すなわち、表示車4の日付表示が切り替わる前の状態では、図5(a)および図5(b)に示すように、伝達車23によってツメ車24が正回転(図5(a)では時計回り)している。このときには、送り車25の歯幅の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱し、この送り車25の3枚の厚い歯部36aのうち、2枚の厚い歯部36aが、図5(b)に示すように、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触している。また、残りの1枚の厚い歯部36aは、表示車4の内歯4aに噛み合っている。
この状態では、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触している送り車25の2枚の厚い歯部36aが、ツメ車24の第2円板部27の外周面に沿って相対的に移動する。このため、ツメ車24が正回転しても、送り車25は回転することがない。これにより、外部から加わった不用意な力により表示車4に回転力が生じても、表示車4が回転して日付表示が勝手に切り替わることがない。
また、このときには、図5(a)に示すように、ツメ車24の正回転方向に位置する送り車25の1枚の薄い歯部36bが、ツメ車24の第1円板部26の外周面に接近した状態で、第2円板部27の上面、つまり第1円板部26に設けられた2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置して、この移動軌跡上を相対的に移動する。また、残りの2枚の薄い歯部36bのうち、1枚の薄い歯部36bは、表示車4の内歯4aに噛み合っている。
この状態で、ツメ車24が正回転して24時間が経過する直前になると、図6(a)および図6(b)に示すように、ツメ車24の2枚の送り歯31、32のうち、正回転方向に位置する一方の送り歯31が、その正回転方向に位置する送り車25の1枚の薄い歯部36bに当接する。これにより、ツメ車24の正回転方向と反対側に位置する送り車25の1枚の厚い歯部36aが、ツメ車24の2枚の送り歯31、32の間に位置する第1、第2の各溝部33、34内に向けて移動する。
このときには、図6(a)に示すように、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触している送り車25の2枚の厚い歯部26aのうち、ツメ車24の正回転方向と反対側に位置する厚い歯部36aが、ツメ車24の2枚の送り歯31、32間に位置する第1、第2の各溝部33、34内に向けて移動すると共に、その正回転方向に位置する送り車25の厚い歯部36aが、ツメ車24の第2円板部27の外周面から徐々に離れる。これにより、送り車25の回転規制が解除され、送り車25が回転を開始し、これに伴って表示車4も回転を開始する。
そして、ツメ車24が更に正回転して、図7および図8に示すように、ツメ車24の正回転方向に位置する一方の送り歯31が、これに当接している送り車25の薄い歯部36bとこれに隣接する正回転方向と反対側に位置する厚い歯部36aとの間に挿入し、その厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合う。
このときには、一方の送り歯31に当接した送り車25の薄い歯部36bが、第1円板部26の外周面から徐々に離れると共に、正回転方向と反対側に位置する送り車25の薄い歯部36bが、ツメ車24の正回転方向と反対側に位置する他方の送り歯32に徐々に接近する。これにより、送り車25が更に回転し、これに伴って表示車4も更に回転する。
この後、ツメ車24が更に正回転して、図9(a)および図9(b)に示すように、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱する際には、ツメ車24の正回転方向と反対側に位置する他方の送り歯32が、ツメ車24の第1、第2の各溝部33、34内に位置する送り車25の厚い歯部36aとこれに隣接する正回転方向と反対側に位置する薄い歯部36bとの間に徐々に挿入する。
このときには、図9(a)および図9(b)に示すように、ツメ車24の正回転方向と反対側に位置する他方の送り歯32に接近した薄い歯部36bが、ツメ車24の第2円板部27の上面を移動しながら第1円板部26の外周面に接近し、この第1円板部26における2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置する。このときにも、送り車25が更に回転し、これに伴って表示車4が更に回転し、表示車4の日付表示が完全に切り替わる。
この状態で、ツメ車24が更に正回転すると、図10(a)および図10(b)に示すように、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱し、この離脱した厚い歯部36aとその正回転方向と反対側に位置する厚い歯部36aとが、ツメ車24の第2円板部28の外周面に接触する。
このときにも、図10(b)に示すように、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触している送り車25の2枚の厚い歯部36aが、ツメ車24の第2円板部27の外周面に沿って相対的に移動する。このため、送り車25の回転が規制され、ツメ車24が回転しても、送り車25は回転することがない。これにより、外部から加わった不用意な力により表示車4に回転力が生じても、表示車4が回転して日付表示が勝手に切り替わることがない。
また、このときにも、図10(a)に示すように、ツメ車24の第2円板部27の外周面に接触している2枚の厚い歯部36aの間に位置する1枚の薄い歯部36bが、ツメ車24の第1円板部26の外周面に接近した状態で、第2円板部27の上面に位置する第1円板部26の2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に位置して、この移動軌跡上を相対的に移動する。
このように、この表示切替装置21によれば、駆動源である第2ステッピングモータ14の回転が伝達されて回転する伝達車23と、2枚の送り歯31、32を有する第1円板部26および第2溝部34を有する第2円板部27を備えて伝達車23の回転に伴って回転するツメ車24と、歯幅の厚い歯部36aと薄い歯部36bとが交互に形成されてツメ車24が1回転する際に間欠的に回転する送り車25と、この送り車25によって回転して表示が切り替わる表示車4とを備えただけの構成であるから、構造が簡単で、部品点数も少なく、組立作業性が良く、低価格を図ることができると共に、表示車4の回転規制動作とその解除動作とを簡単に実現することができるので、動作信頼性の高いものを提供することができる。
すなわち、この表示切替装置21では、ツメ車24が、一体的に回転する第1、第2の各円板部26、28を有し、この第1円板部26の外周に2枚の送り歯31、32が突出して設けられていると共に、この2枚の送り歯31、32間に第1溝部33が設けられ、第2円板部27の外周が2枚の送り歯31、32の歯先円とほぼ同じ径で形成され、その外周部に第2溝部34が第1溝部33に対応して設けられた構成であるから、ツメ車24の構造が簡単で、容易に製作することができる。
また、この表示切替装置21では、送り車25が、ツメ車24の送り歯31、33と表示車4の内歯4aとに噛み合う6枚の歯部36a、36bを有し、この6枚の歯部36a、36bが1枚おきに歯幅の厚い歯部36aと薄い歯部36bとを交互に形成した構成であるから、送り車25の構造が複雑にならないため、送り車25を容易に製作することができる。
さらに、この表示切替装置21では、厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合い、この噛み合いが解除された際に第2円板部27の外周面に接触した状態でその外周面に沿って相対的に移動し、薄い歯部36bがツメ車24の2枚の送り歯31、32に接離可能に当接する構成であるから、表示車4の回転規制動作とその解除動作とを簡単に且つ容易に実現することができる。
すなわち、この表示切替装置21では、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合っている状態のときに、ツメ車24によって送り車25を円滑に回転させて表示車4を確実に且つ良好に回転させることができ、また送り車25の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱している状態のときに、送り車25の2枚の厚い歯部36aによって送り車25の回転を確実に規制して停止させることができ、これにより表示車4の回転を確実に且つ良好に規制することができる。
このように、この表示切替装置21によれば、先行文献のようなレバー部材やカム車などを用いずに、表示車4の回転規制動作とその解除動作とを簡単に且つ容易に実現することができるので、構造が簡単で、部品点数も少なく、組立作業性が良く、低価格を図ることができると共に、動作信頼性の高いものを提供することができる。
この場合、ツメ車24と送り車25とは、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合っている状態のときに、残りの厚い歯部36aが第2円板部27の外周面から離れていることにより、送り車25の回転規制を解除するように構成されているので、ツメ車24によって送り車25が回転する際に、送り車25の回転規制を確実に且つ良好に解除して、送り車25を円滑に回転させることができると共に、表示車4を確実に且つ良好に回転させることができる。
また、ツメ車24と送り車25とは、送り車25の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱している状態のときに、厚い歯部36aのうち、2枚の厚い歯部36aが、第2円板部27の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動することにより、送り車25の回転を規制するように構成されているので、送り車25の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱した状態で、ツメ車24が回転する際に、送り車25の2枚の厚い歯部36aによって送り車25の回転を確実に且つ良好に規制して停止させることができる。
このため、ツメ車24が回転しても、送り車25が回転することがないので、表示車4が回転しないように、表示車4の回転を確実に且つ良好に規制することができる。これにより、外部から加わった不用意な力により表示車4に回転力が生じても、表示車4が回転して日付表示が勝手に切り替わることがないため、動作信頼性および表示信頼性を確保することができる。
この場合、ツメ車24と送り車25とは、ツメ車24が回転して、このツメ車24の2枚の送り歯31、32の一方が送り車25の薄い歯部36bに当接した際に、送り車25の回転を開始させて、送り車25の1枚の厚い歯部36aをツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合せるように構成されているので、送り車25の2枚の厚い歯部36aによって送り車25の回転が規制されていても、ツメ車24の2枚の送り歯31、32の一方が送り車25の1枚の薄い歯部36bに当接することにより、送り車25の1枚の厚い歯部36aをツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合せることができ、これにより送り車25の回転規制を確実に且つ良好に解除することができる。
また、ツメ車24と送り車25とは、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱する際に、回転方向と反対側に位置する薄い歯部36bが、ツメ車24の2枚の送り歯の31、32の他方に接近して、2枚の厚い歯部36aを第2円板部28の外周面に接触させるように構成されているので、送り車25の1枚の厚い歯部36aがツメ車24の第1、第2の各溝部33、34から離脱した際に、送り車25の2枚の厚い歯部36aによって送り車25の回転を確実に且つ良好に規制して停止させることができる。
この場合、送り車25における歯幅の厚い歯部36aは、ツメ車24の第1円板部26と第2円板部28との両方の厚みとほぼ同じ厚みで形成されていることにより、送り車25の厚い歯部36aをツメ車24の第1、第2の各溝部33、34に噛み合わせて送り車25を確実に且つ良好に回転させることができる。
また、送り車25における歯幅の薄い歯部36bは、ツメ車24の第1円板部26の厚みとほぼ同じか、それよりも少し薄い厚みで形成されていることにより、歯幅の薄い歯部36bをツメ車24の第2円板部27の上面に位置する第1円板部26の2枚の送り歯31、32の移動軌跡上に離脱可能に位置させることができるので、ツメ車24の2つの送り歯31、32の一方を薄い歯部36bに確実に当接させることができ、これにより送り車25の回転を確実に且つ良好に開始させることができる。
なお、上述した実施形態では、第1駆動系5と第2駆動系6とを有する腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも第1、第2の各駆動系5、6を備えている必要はなく、1つの駆動系のみを有する腕時計にも適用することができる。
また、上述した実施形態では、指針式の腕時計に適用した場合について述べたが、必ずしも腕時計である必要はなく、例えばトラベルウオッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計などの各種の指針式の時計に適用することができる。また、時計に限らず、カレンダー装置や計器類のメータなどの各種の機器にも広く適用することができる。
4 表示車
4a 内歯
5 第1駆動系
6 第2駆動系
14 第2ステッピングモータ
15〜17 第1〜第3の各中間車
18 時針車
19、20 第4、第5の各中間車
21 表示切替装置
23 伝達車
24 ツメ車
25 送り車
26 第1円板部
27 第2円板部
31、32 2枚の送り歯
33、34 第1、第2の各溝部
36a 歯幅の厚い歯部
36b 歯幅の薄い歯部

Claims (7)

  1. 駆動源の回転が伝達されて回転する伝達車と、この伝達車と共に回転するツメ車と、このツメ車が1回転する際に間欠的に回転する送り車と、この送り車によって回転して表示が切り替わる表示車とを備えた表示切替装置において、
    前記ツメ車は、一体的に回転する第1、第2の各円板部を有し、前記第1円板部の外周には、2枚の送り歯が突出して設けられていると共に、この2枚の送り歯間に第1溝部が設けられ、前記第2円板部の外周は前記2枚の送り歯の歯先円とほぼ同じ径で形成され、その外周部には第2溝部が前記第1溝部に対応して設けられており、
    前記送り車は、前記ツメ車の前記2枚の送り歯と前記表示車の内歯との両方に噛み合う複数の歯部を有し、この複数の歯部は、1枚おきに歯幅の厚い歯部と薄い歯部とが交互に形成されており、
    前記厚い歯部は、前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合い、この噛み合いが解除された際に前記第2円板部の外周面に接触する状態でその外周面に沿って相対的に移動し、前記薄い歯部は前記ツメ車の前記2枚の送り歯が接離可能に当接することを特徴とする表示切替装置。
  2. 請求項1に記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記送り車の1枚の厚い歯部が前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合っている状態のときに、残りの厚い歯部が前記第2円板部の外周面から離れていることにより、前記送り車の回転規制を解除することを特徴とする表示切替装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記厚い歯部が前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部から離脱している状態のときに、前記厚い歯部のうちの2枚の厚い歯部が、前記第2円板部の外周面に接触した状態で、その外周面に沿って相対的に移動することにより、前記送り車の回転を規制することを特徴とする表示切替装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記ツメ車の回転に伴って前記2枚の送り歯の一方が前記送り車の前記薄い歯部に当接した際に、前記送り車の回転を開始させて、前記送り車の1枚の厚い歯部を前記ツメ車の前記第1、第2の各溝部に噛み合せることを特徴とする表示切替装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の表示切替装置において、前記ツメ車と前記送り車とは、前記ツメ車の回転に伴って前記1枚の厚い歯部が前記第1、第2の各溝部から離脱する際に、その回転方向と反対側に位置する前記送り車の薄い歯部が前記2枚の送り歯の他方に接近して、前記厚い歯部のうちの2枚の厚い歯部を前記第2円板部の外周面に接触させることを特徴とする表示切替装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の表示切替装置において、前記送り車における前記歯幅の厚い歯部は、前記ツメ車の前記第1円板部と前記第2円板部との両方の厚みとほぼ同じ厚みで形成されており、前記送り車における前記歯幅の薄い歯部は、前記ツメ車の前記第1円板部の厚みとほぼ同じか、それよりも少し薄い厚みで形成されていることを特徴とする表示切替装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の表示切替装置において、前記送り車の前記複数の歯部は、6枚であり、この6枚の歯部のうち、1枚おきの3枚の歯部はその歯幅が厚い歯部に形成されており、残りの3枚の歯部はその歯幅が薄い歯部に形成されていることを特徴とする表示切替装置。
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