JP2012124276A - 変圧器、高周波加熱装置および加熱調理器 - Google Patents

変圧器、高周波加熱装置および加熱調理器 Download PDF

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Abstract

【課題】取付板の被取付部への取付の強度を大きくできて、本体を取付板へ取り付け易く、かつ、取付板の材料費が小さい変圧器および高周波加熱装置を提供すること。
【解決手段】変圧器の取付板74を略コ字形状にする。鉄心80の底面98の長手方向の二つの縁95,96を、取付板74の二つの第1および第2延在部87,88でバックアップするようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、変圧器、高周波加熱装置および加熱調理器に関する。
従来、変圧器としては、特開2006−222335号公報(特許文献1)に記載されているものがある。
この変圧器は、略直方体状の本体と、取付板とを備え、上記本体の底面は、取付板の表面に固定される一方、上記取付板の裏面は、被取付部に固定されるようになっている。
上記取付板は、略V字形状をしている。詳しくは、この取付板は、一方向に延在する第1延在部と、上記一方向に鋭角で交差する他方向に延在する第2延在部とを有し、第1延在部の一端部と第2延在部の一端部とが接続部で接続している。
この変圧器は、第1延在部の接続部側とは反対側の他端部と、第2延在部の接続部側とは反対側の他端部と、上記接続部とに、締結部材を挿通する貫通穴を有し、取付板を、上記被取付部に3箇所でねじ止めするようになっている。
この変圧器は、複数の取付板をプレス成形するとき、略V字形状の各取付板の接続部が一直線上に位置するようにして、各取付板を打ち抜くことにより、一枚の板材から多数の取付板を効率的に形成して、板材のうちで使用できない無駄な部分を小さくして、取付板の材料コストを低減するようにしている。
しかしながら、上記従来の変圧器では、取付板が、被取付部に3点でねじ止めされる構成であるから、従来良く使用される矩形状の取付板を用いて取付板の4つの各角部を、被取付部にねじ止めする構成と比較して、強度が弱いという問題がある。
また、本体の底面を固定する取付板が略V字形状をしているから、取付板を位置決めしにくく、かつ、本体の底面の縁が取付板に当接しにくくて、本体を取付板への取り付ける際のバランスが悪くて、本体を取付板への取り付ける際に本体が不安定になり易いという問題がある。
特開2006−222335号公報(第3図、第4図)
そこで、本発明の課題は、取付板の被取付部への取付の強度を大きくできて、取付板を位置決めし易いと共に、本体を取付板へ取り付け易く、かつ、取付板の材料費が小さい変圧器、高周波加熱装置および加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の変圧器は、
一次巻線、二次巻線および鉄心を有する本体と、
上記本体の底面が固定される取付板と
を備え、
上記取付板は、略コ字状の形状を有して、略平行に延在する第1および第2延在部と、上記第1延在部の延在方向の一端部と上記第2延在部の延在方向の一端部とを連結すると共に、上記第1延在部の延在方向に略直交する方向に延在する連結部とを有し、
上記取付板は、上記第1延在部、上記第2延在部および上記連結部の夫々に上記本体部と接合する接合部を有することを特徴としている。
本発明によれば、取付板が略コ字状であって、かつ、略コ字を形成する三つの直線状の部分である、上記第1延在部、第2延在部および連結部の夫々が、本体部と接合する接合部を有しているから、取付板が二つの直線状の部分のみからなるV字状の場合と比較して、取付板で、本体の底面をより広範囲にバックアップできると共に、本体を取付板へ取り付ける際のバランスを向上させることができる。したがって、取付板の被取付部への取付の強度を大きくできると共に、本体を取付板へ容易に取り付けることができる。
また、本発明によれば、取付板が、略コ字形状であって、略平行に延在する第1延在部と第2延在部とを有しているから、本体の底面が略矩形状である場合に、上記本体の底面の長手方向または幅方向に延在する二つの縁を、上記第1および第2延在部で効率的にバックアップできる。したがって、本体を取付板への取り付けたときのバランスが、更に優れたものになる。
また、本発明によれば、取付板が一体であって、取付板を分離した複数の部材で構成していないから、一回の位置決めで、取付板を被取付部へ取り付けることができて、取付板の被取付部への取り付けが容易であると共に、取付板上の本体の安定性が優れたものになる。
また、本発明によれば、取付板が、コ字形状を有しているから、各コ字状の取付板の凹部に、その取付板の隣に位置する取付板の延在部の一部が入り込むように材料取りをすることにより、一枚の板材から複数の取付板を打ち抜くことができる。したがって、一枚の板材から多数の取付板を効率的に形成できると共に、板材で使用できない無駄な部分を小さくできて、材料コストを低減できる。
また、一実施形態では、
上記第1延在部の延在方向の一端部および他端部と、上記第2延在部の延在方向の一端部および他端部とは、貫通穴を有している。
上記実施形態によれば、上記第1延在部の延在方向の一端部および他端部と、上記第2延在部の延在方向の一端部および他端部とに、貫通穴が形成されているから、取付板を貫通穴の4箇所でねじ止めできる。したがって、V字状の取付板の両端部および接続部の3点をねじ止めする構成と比較して、取付板を被取付部にねじ止めするときの強度を大きくすることができる。
また、本発明の高周波加熱装置は、
本発明の変圧器を備え、
上記変圧器から出力される電圧をマグネトロンへ供給することを特徴としている。
本発明によれば、変圧器から出力される電圧が付加されるのが、高圧の印加が必要不可欠なマグネトロンであるから、変圧器が大型化し、それに伴って取付板が大型化する。したがって、取付板の被取付部への取付の強度を大きくできて、本体を取付板へ取り付け易く、かつ、取付板の材料費が小さくできるという本発明の変圧器の作用効果が顕著なものになる。
また、本発明の加熱調理器は、
本発明の高周波加熱装置を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、変圧器の取付板の被取付部への取付の強度を大きくできて、取付板を位置決めを容易にできて、本体を取付板へ容易に取り付けできて、かつ、取付板の材料費を削減することができる。
本発明によれば、取付板が略コ字状であって、かつ、略コ字を形成する三つの直線状の部分である、上記第1延在部、第2延在部および連結部の夫々が、本体部と接合する接合部を有しているから、取付板がV字状の場合と比較して、取付板で、本体の底面をより広範囲にバックアップできて、本体を取付板へ取り付ける際のバランスを向上させることができる。したがって、取付板の被取付部への取付の強度を大きくできると共に、本体を取付板へ容易に取り付けることができる。
また、本発明によれば、取付板が、略コ字形状であって、略平行に延在する第1延在部と第2延在部とを有しているから、本体の底面が略矩形状である場合に、上記本体の底面の長手方向または幅方向に延在する二つの縁を、上記第1および第2延在部で効率的にバックアップできて、本体を取付板への取り付けたときのバランスが、更に優れたものになる。
また、本発明の変圧器によれば、取付板が一体であって、取付板を分離した複数の部材で構成していないから、一回の位置決めで、取付板を被取付部へ取り付けることができて、取付板の被取付部への取り付けが容易であると共に、取付板上の本体の安定性が優れたものになる。
また、本発明の変圧器によれば、取付板が、コ字形状を有しているから、各コ字状の取付板の凹部に、その取付板の隣に位置する取付板の延在部が入り込むようにして、一枚の板材から各取付板を打ち抜くことができて、一枚の板材から多数の取付板を効率的に形成できると共に、板材で使用できない無駄な部分を小さくできる。
本発明の加熱調理器の一実施形態である電子レンジを、前面側から見たときの模式斜視図である。 電子レンジにおいて、筺体と、変圧器とを模式的に示す正面図である。 電子レンジにおける変圧器の周辺を示す斜視図である。 変圧器を、鉄心の底面とは反対側から見たときの平面図である。 変圧器を、鉄心の底面側から見たときの平面図である。 取付板が形成される板材の一部を示す図であり、その板材の一部から複数の取付板を如何に打ち抜き成形するかを説明する図である。 変形例の取付板が形成される板材の一部を示す図であり、その板材の一部から複数の取付板を如何に打ち抜き成形するかを説明する図である。
以下、本発明を図示の形態により詳細に説明する。
図1は、本発明の加熱調理器の一実施形態である電子レンジを、前面側から見たときの模式斜視図である。
図1に示すように、この電子レンジ1は、略直方体形状の周壁面を有する筐体10を有し、筐体10の内部には、加熱室が形成されている。上記筐体10の内部には、変圧器71や図示しない制御部等が収容されている。上記筐体10の正面には、開口部が形成され、その開口部は、加熱室の内部と筐体10の外部とを連通している。上記開口部はドア20によって開閉されるようになっている。上記ドア20には、窓21が形成され、この窓21を通じて、使用者が上記加熱室の内部を視認できるようになっている。
上記筐体10の正面には、出力調整部31と、タイマ部32と、ボタン33とが形成されている。上記出力調整部31は、加熱調理をするためのマグネトロンの出力を調整するために設けられている。上記タイマ部32は、加熱調理の時間を設定するために使用されている。また、上記ボタン33は、加熱調理の開始、停止をする際に、使用されるようになっている。
図2は、電子レンジにおいて、上記筺体10と、変圧器71とを模式的に示す正面図である。
上記筐体10の内部には、加熱室40が形成されている。図2に示すように、上記変圧器71は、本体73と、取付板74とを備え、上記本体73は、略矩形の底面を有している。上記本体73は、取付板74の表側面に溶接されて固定されている。また、上記取付板74は、電子レンジの筺体10の底板55において、加熱室40に電子レンジの高さ方向に重ならない底面72に載置され、上記底面72にねじ固定されている。
この電子レンジは、高周波加熱装置を備え、その高周波加熱装置は、変圧器71と、図示しないマグネトロンとを有している。上記変圧器71は、電源側から印加された電圧を、それよりも高い電圧に変換して、その出力側の高電圧を、上記マグネトロンに印加するようになっている。この高周波加熱装置は、高電圧が印加された上記マグネトロンで発生した高周波であるマイクロ波を、加熱室40の方へ放射して、加熱室40内の被加熱物を加熱するようになっている。
図3は、この電子レンジにおける変圧器71の周辺を示す斜視図である。
図3に示すように、上記変圧器71の本体73は、鉄心80と、一次巻線81と、二次巻線82とを有している。上記鉄心80は、一次巻線81と二次巻線82とを磁気結合するようになっている。上記鉄心80は、一次巻線81を流れる電流によって発生する磁場が、二次巻線82を貫くように形作られている。上記鉄心80の底面を、取付板74の表側面に溶接して固定している。
図4は、上記変圧器71を、鉄心80の底面とは反対側から見たときの平面図である。
尚、図4において、点線84,85,86は、鉄心80によって視認不可になった取付板74の縁を示している。
図4に示すように、上記取付板74は、コ字状の形状を有している。上記取付板74は、第1延在部87と、第2延在部88と、連結部89とを有し、第1延在部87および第2延在部88は、互いに略平行に延在している。上記第1延在部87は、第2延在部88と略同一である。上記連結部89は、第1延在部87の延在方向の一端部と、第2延在部88の延在方向の一端部とを連結している。上記連結部89は、第1延在部88の延在方向に略直交する方向に延在している。
図4に示すように、上記第1延在部87は、その延在方向の一端部に締結部材挿入用の貫通穴90を有すると共に、その延在方向の他端部に締結部材挿入用の貫通穴91を有している。また、上記第2延在部88も、その延在方向の一端部に締結部材挿入用の貫通穴92を有すると共に、その延在方向の他端部に締結部材挿入用の貫通穴93を有している。上記取付板74の四つの貫通穴90,91,92,93に、締結部材であるボルトを挿通した後、ボルトの軸部を、筺体10の底面72(図3参照)に螺合して、取付板74を、上記底面72に固定している。
図5は、上記変圧器71を、鉄心80の底面側から見たときの平面図である。
尚、図5において、点線95および96は、取付板74によって視認不可になった、鉄心80の底面98の縁を示している。
図5に示すように、変圧器71の鉄心80の底面98は、略矩形の形状を有している。図5に示すように、上記底面98の長手方向に延在する縁95,96は、第1延在部87と略平行に延在している。上記底面98の長手方向に延在する二つの縁95,96の大部分は、取付板74の第1および第2延在部87,88に重なっている。上記底面98の長手方向に延在する二つの縁95,96の大部分は、第1および第2延在部87,88によってバックアップされている。図5に示すように、上記取付板74は、第1延在部87、第2延在部88および連結部89の夫々に鉄心の底面98と接合する接合部を有している。
また、図5に示すように、上記第1延在部87の締結部材挿入用の穴90,91および第2延在部88の締結部材挿入用の穴92,93は、鉄心80の底面98に間隔をおいて位置している。このようにして、取付板74を、箱体10の底面72(図3参照)にねじ固定し易いようにしている。
図6は、取付板74が形成される板材100の一部を示す図であり、その板材100の一部から複数の取付板74を如何に打ち抜き成形するかを説明する図である。
図6に示すように、この実施形態での取付板74は、板材100において、コ字状の取付板74の凹部内に存在する材料が、その取付板の連結部89の延在方向の一方側に位置する取付板74の一の延在部の材料の一部になると共に、その取付板74の連結部89の延在方向の他方側に位置する取付板74の一の延在部の材料の一部になるように、板材100からの打ち抜き成形により形成されている。また、打ち抜く前において、各取付板74の一の延在部の端面と、その取付板74にその取付板74の連結部89の延在方向の一方側に位置する取付板74の連結部89とが、僅かな隙間のみを介して、その一の延在部の延在方向に対向するようになっている。また、打ち抜く前において、各取付板74の連結部89は、全て略平行な状態になっている。このようにして、板材100における無駄な材料部分を低減して、成形前の板材から、効率良くより多くの取付板74を形成するようになっている。
上記実施形態の変圧器71によれば、取付板74が略コ字状であって、かつ、略コ字を形成する三つの直線状の部分である、上記第1延在部87、第2延在部88および連結部89の夫々が、本体部73と接合する接合部を有しているから、取付板が二つの直線状の部分のみからなるV字状の場合と比較して、取付板74で、本体73の底面をより広範囲にバックアップできると共に、本体73を取付板74へ取り付ける際のバランスを向上させることができる。したがって、上記取付板74の被取付部である底面72への取付の強度を大きくできると共に、本体73を取付板74へ容易に取り付けることができる。
また、上記実施形態の変圧器71によれば、取付板74が、略コ字形状であって、略平行に延在する第1延在部87と第2延在部88とを有しているから、本体73の略矩形の底面98の長手方向に延在する二つの縁95,96を、第1および第2延在部88,69で効率的にバックアップできる。したがって、上記本体73を取付板74への取り付けたときのバランスが、更に優れたものになる。
また、上記実施形態の変圧器71によれば、取付板74が一体であって、取付板74を分離した複数の部材で構成していないから、一回の位置決めで、取付板94を被取付部へ取り付けることができて、取付板74の被取付部への取り付けが容易であると共に、取付板74上の本体73の安定性が優れたものになる。
また、上記実施形態の変圧器71によれば、上記取付板74が、略コ字形状を有しているから、原材料である板材100において、各略コ字状の取付板74の凹部に、その取付板74の隣に位置する取付板74の延在部の一部が入り込むように、材料取りをすることにより、一枚の板材から複数の取付板を打ち抜くことができる。したがって、一枚の板材100から多数の取付板74を効率的に形成できると共に、板材100で使用できない無駄な部分を小さくできて、材料コストを低減できる。
また、上記実施形態の変圧器71によれば、上記第1延在部87の延在方向の一端部および他端部と、第2延在部88の延在方向の一端部および他端部とに、貫通穴90,91,92,93が形成されているから、取付板74を貫通穴90,91,92,93の4箇所でねじ止めできる。したがって、V字状の取付板の両端部および接続部の3点をねじ止めする構成と比較して、取付板74を被取付部にねじ止めするときの強度を大きくすることができる。
尚、上記実施形態の変圧器71では、取付板74の延在部87,88が、鉄心80の略矩形の底面98の長手方向を効率的にバックアップするようになっていたが、この発明では、取付板の延在部が、鉄心の略矩形の底面の幅方向を効率的にバックアップするようになっていても良い。このようにしても、取付板によって、鉄心を安定に支持できて、鉄心を取付板に容易に取り付けることができるからである。
また、上記実施形態の変圧器71では、図5に示すように、連結部89の全ての部分が、鉄心80の底面98に接合される構成であった。しかしながら、この発明では、連結部の一部のみが、本体の底面に接合される構成であっても良い。例えば、連結部の延在方向と、本体の略矩形状の底面の長手方向または幅方向とが、略平行であって、かつ、連結部が、上記底面からはみ出すと共に、上記底面の長手方向または幅方向の縁が、連結部に重なる構成であっても良い。
また、上記実施形態の変圧器71では、図5に示すように、底面98の長手方向の寸法が、延在部87,88の延在方向よりも長かったが、この発明では、取付板の延在部によってバックアップされる底面の縁の長さは、その縁をバックアップする延在部の長さとの比較で、長くても、同一でも、短くても、いずれでも良い。
また、上記実施形態の変圧器71の出力側の電圧が、マグネトロンに印加されていて、上記変圧器71は、電子機器のスイッチング電源用の用途で使用されていたが、この発明の変圧器は、電気炉用の用途で使用されても良く、半導体電力変換装置用の用途で使用されても良く、また、高・低周波数用の用途、すなわち、商用周波数と異なる周波数の系統で使用されても良く、主として高電圧または大電流試験電源として使用される試験用の用途で使用されても良く、その他の用途で使用されても良い。
また、上記実施形態の高周波加熱装置は、電子レンジに内蔵されていたが、この発明の高周波加熱装置は、蒸気調理器等、電子レンジ以外でマグネトロンを使用する加熱調理器に内蔵されていても良い。
図7は、変形例の取付板174が形成される板材200の一部を示す図であって、その板材200の一部から複数の取付板174を如何に打ち抜き成形するかを説明する図である。尚、図7において、参照番号190,191,192,193は、取付板174の締結部材挿通用の貫通穴である。
変形例の取付板174では、第1および第2延在部187,188の幅方向の寸法が、上記実施形態の取付板74の第1および第2延在部87,88の幅方向の寸法よりも長くなっている。
このようにして、取付板174で、鉄心の底面のより多くの部分を、バックアップできるようにしている。
図7に示すように、この変形例では、取付板174の凹部の幅方向の寸法が、延在部187,188の幅方向の寸法よりも若干短くなっている。この取付板174は、板材200において、コ字状の取付板174の凹部内に存在する材料が、その取付板174の連結部89の延在方向の一方側に位置する取付板174の一方の延在部の材料の一部になるように、板材200から打ち抜き成形されるようになっている。上記板材200から複数の取付板174を打ち抜く前において、一の取付板174の凹部の一部を形成する連結部189と、その凹部内に存在する延在部の延在方向の端面とは、僅かな隙間を介して、その延在方向に対向している。また、上記板材200から複数の取付板174を打ち抜く前において、全ての取付板174の連結部189は、全て略平行な状態になっている。
また、上記板材200から複数の取付板174を打ち抜く前において、各取付板174は、一方の延在部187,188のみが、その取付板174の連結部189の延在方向の一方側に位置する取付板174の他方の延在部187,188の略全体に、連結部189の延在方向に重なっている。このようにして、板材200における無駄な材料部分を低減して、成形前の板材200から、効率良くより多くの取付板174を形成するようにしている。この変形例によれば、延在部の幅が相対的長い取付板174であっても、板材200における無駄な材料部分を低減することができて、板材から、取付板を効率良く形成することができる。
71 変圧器
72 電子レンジの底面
73 本体
74,174 取付板
80 鉄心
81 一次巻線
82 二次巻線
87,187 第1延在部
88,188 第2延在部
89,189 連結部
90,91,92,93,190,191,192,193 締結部材挿通用の穴
98 鉄心の底面

Claims (4)

  1. 一次巻線、二次巻線および鉄心を有する本体と、
    上記本体の底面が固定される取付板と
    を備え、
    上記取付板は、略コ字状の形状を有して、略平行に延在する第1および第2延在部と、上記第1延在部の延在方向の一端部と上記第2延在部の延在方向の一端部とを連結すると共に、上記第1延在部の延在方向に略直交する方向に延在する連結部とを有し、
    上記取付板は、上記第1延在部、上記第2延在部および上記連結部の夫々に上記本体部と接合する接合部を有することを特徴とする変圧器。
  2. 請求項1に記載の変圧器において、
    上記第1延在部の延在方向の一端部および他端部と、上記第2延在部の延在方向の一端部および他端部とは、貫通穴を有していることを特徴とする変圧器。
  3. 請求項1または2に記載の変圧器を備え、
    上記変圧器から出力される電圧をマグネトロンへ供給することを特徴とする高周波加熱装置。
  4. 請求項3の高周波加熱装置を備えたことを特徴とする加熱調理器。
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