JP2012124039A - 二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池内部での短絡を防止することができる二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムイオン二次電池40は有底円筒状の電池容器1を備えている。電池容器1内には、正極電極13と負極電極14とがセパレータ19、20を介して捲回された電極群7が収容されている。電極群7の両端面には、正極集電部材5、負極集電部材6がそれぞれ対向配置されている。正極集電部材5、負極集電部材6の外周面には、複数の正極タブ11、複数の負極タブ12がそれぞれ接合されている。正極タブ11は、正極集電部材5との接合箇所から更に延出する延出部11sを有している。延出部11sは、外側に折り曲げられており、絶縁部材31で覆われている。電池容器1が負極外部端子を兼ねている。電池容器1の開口部は、正極外部端子を兼ねる蓋体で封止されている。延出部11sを切断する場合と比べて、切断による金属粉が発生しない。
【選択図】図6

Description

本発明は、二次電池に係り、特に、複数のタブをそれぞれ有する正極と負極とがセパレータを介して捲回された電極群と、電極群の両端面にそれぞれ対向配置され、正極および負極のタブがそれぞれ接合された集電部材と、正極および負極のいずれか一方の端子を兼ねる有底容器と、正極および負極のいずれか他方の端子を兼ねる蓋体と、を備えた二次電池に関する。
従来リチウムイオン二次電池は、さまざまな用途で広く使用されている。中でも、帯状の正負極板がセパレータを介して軸芯に断面渦巻状に捲回された電極群を円筒状の電池缶(容器)に収容した円筒形捲回式リチウムイオン二次電池は、高エネルギー密度であるメリットを活かして、VTRカメラ、ノート型パソコンまたは携帯電話等のポータブル機器に使用されている。一方、円筒形捲回式リチウムイオン二次電池は、大電流充放電用途の二次電池として、電気自動車(EV)やハイブリッド電気自動車(HEV)の車載電源等にも使用されている。
一般に、大電流充放電用途の捲回式二次電池では、電池の内部抵抗を低減するため、正負極板の一側から複数の集電タブがそれぞれ導出されている。集電タブは電極群の互いに反対側にそれぞれ配設され、集電タブの端部が、電極群の両端面にそれぞれ対向配置された集電部材の電極群に対向する面と交差する側周面(外周面)に集められ接合されている。集電タブを集電部材に接合する方法としては、超音波接合やレーザ溶接等が挙げられる。
正負極板から導出される集電タブは、電極群の端面におけるいずれの位置から導出されていてもそれら全てが集電部材の側周面に接合されるために、集電部材の側周面の位置に対して最も離れた位置から導出される集電タブの長さ以上で同じ長さに形成されている。このため、集電部材に接合された集電タブでは、集電部材との接合箇所から更に延出する部分、すなわち余剰分が残されている。この集電タブの余剰分が残されていると、電池内部での異極との接触により短絡を招くおそれがあるため、通常、集電タブの余剰分が切断により取り除かれている(例えば、特許文献1の段落「0023」参照)。
特開平9−92338号公報
しかしながら、特許文献1の技術のように集電タブの余剰分を切断により取り除く場合は、切断による金属粉が発生するおそれがある。この金属粉が電極群内部、最終的に電池缶内に侵入すると、電池の充放電に伴い、異物である金属粉によりセパレータが損傷する可能性がある。この結果、微小内部短絡等の不具合を招くことが懸念される。従って、集電タブと集電部材との接合を確保し、微小短絡の発生を抑制することが重要となる。
本発明は上記事案に鑑み、電池内部での短絡を防止することができる二次電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のタブをそれぞれ有する正極と負極とがセパレータを介して捲回された電極群と、前記電極群の両端面にそれぞれ対向配置され、前記正極および負極のタブがそれぞれ外周面に接合された集電部材と、前記電極群および集電部材が収容され、前記正極および負極のいずれか一方の端子を兼ねる有底容器と、前記容器の開口を封止し、前記正極および負極のいずれか他方の端子を兼ねる蓋体と、を備え、前記正極および負極の少なくとも一方のタブは前記集電部材に接合された接合箇所から更に延出する延出部を有し、該延出部が折り曲げられており、前記延出部を覆う絶縁材を更に備えたことを特徴とする二次電池である。
この場合において、絶縁材が集電部材に係合していてもよい。絶縁材が円環状に成形されていてもよい。絶縁材を、ポリオレフィン、ポリイミドおよびポリフッ化ビニリデンで構成される群から選択される高分子材料を含むようにすることができる。また、延出部が外側に折り曲げられており、絶縁材の一側が集電部材に係合していてもよい。このとき、絶縁材の他側を電極群の端面側外周部にテープで固定するようにすることができる。また、延出部が内側に折り曲げられており、絶縁材の一側が集電部材に係合していてもよい。このとき、絶縁材の延出部を覆う部分を熱溶融させ延出部に密着するようにすることができる。また、絶縁材の一側が熱溶融され集電部材と融着していてもよい。
本発明によれば、正極および負極の少なくとも一方のタブが集電部材に接合された接合箇所から更に延出する延出部を有することで、延出部の除去のためにタブを切断する場合と比べて切断による金属粉が発生せず電池内への異物混入がなくなるとともに、延出部を覆う絶縁材を備えたことで、延出部の異極との接触が回避されるため、電池内での短絡を防止することができる、という効果を奏することができる。
本発明を適用した実施形態の円筒形リチウムイオン二次電池を示す分解斜視図である。 実施形態の円筒形リチウムイオン二次電池を模式的に示す断面図である。 円筒形リチウムイオン二次電池を構成する電極群の一部を破断して示す斜視図である。 円筒形リチウムイオン二次電池の製造時に電極群の両端面に配置された正負極集電部材に正負極タブがそれぞれ接合された状態を模式的に示す断面図である。 実施形態の円筒形リチウムイオン二次電池の製造工程の概略を示す工程図である。 円筒形リチウムイオン二次電池の正極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。 本発明が適用可能な円筒形リチウムイオン二次電池の他の態様の正極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。 本発明が適用可能な円筒形リチウムイオン二次電池のさらに他の態様の正極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。 本発明が適用可能な円筒形リチウムイオン二次電池の負極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。 本発明が適用可能な円筒形リチウムイオン二次電池の別の態様の負極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。 本発明が適用可能な円筒形リチウムイオン二次電池のさらに別の態様の負極側を拡大し絶縁部材の配置を示す部分断面図である。
以下、図面を参照して、本発明を適用した円筒形リチウムイオン二次電池の実施の形態について説明する。
(構成)
本実施形態の円筒形リチウムイオン二次電池40は、図1および図2に示すように、有底円筒状の電池容器1を備えている。電池容器1内には、樹脂製で管状の軸芯8の周囲に正極電極13と負極電極14とが2枚のセパレータ19、20を介して捲回された電極群7が収容されている。
電極群7の一側(図1、図2の上側)には、正極電極13からの電流を集結し、正極電極13への電流を分配するための円盤状の正極集電部材5が電極群7の端面と対向するように配置されている。正極集電部材5は、外径が電極群7の外径より小さく形成されており、軸芯8の上端部に嵌め合いにより固定されている。電極群7の他側(図1、図2の下側)には、負極電極14からの電流を集結し、負極電極14への電流を分配するための円盤状の負極集電部材6が電極群7の端面と対向するように配置されている。負極集電部材6は、外径が電極群7の外径より小さく形成されており、軸芯8の下端部に嵌め合いにより固定されている。正極集電部材5、負極集電部材6は、それぞれの外縁部に、電極群7と反対の方向に屈曲した鍔部を有している。すなわち、鍔部は、電極群7の軸芯方向に沿うように位置している。
正極集電部材5の(鍔部の)外周面、つまり電極群7に対向する面と交差する面には、正極電極13から導出された複数の正極タブ11が、例えば超音波接合法等により接合されている。正極集電部材5の上方には、電池容器1の開口部を封止するための蓋体が配置されている。蓋体は、上蓋3と上蓋ケース4とで構成されており、上蓋3の外周部が上蓋ケース4の外周部でかしめ固定され形成されている。蓋体は、電気伝導性を有しており、上蓋ケース4の下面には、一側端部を正極集電部材5の上部に接合された正極リード9の他側端部が接合されている。このため、蓋体と電極群7を構成する正極電極13とが電気的に接続されている。つまり、蓋体が正極外部端子を兼ねている。
正極集電部材5に接合された正極タブ11は、正極集電部材5に対する接合箇所から更に延出する延出部11sを有している。この延出部11sは、正極電極13から正極集電部材5および正極リード9を介して正極外部端子を兼ねる蓋体にいたる正極側通電経路を構成するものではなく、電気的観点からすると余剰分である。延出部11sは、正極集電部材5の外側に向けて折り曲げられている。折り曲げられた延出部11sは、絶縁部材31(絶縁材)で覆われている。
絶縁部材31は、円環状に形成されており、内周部(一側)が正極集電部材5の外周部に係合している。絶縁部材31の内周部は、正極集電部材5の鍔部に係合するように、断面が鉤手状に形成されている。絶縁部材31の外周部(他側)は、電極群7の端面側外周部に位置しており、固定テープ32で全周にわたり電極群7に固定されている。正極集電部材5の外径が電極群7の外径より小さく形成されていることから、絶縁部材31は、内周部および外周部間の中央部が傾斜を有して形成されている。すなわち、絶縁部材31は、正極集電部材5に係合する一側から、電極群7に固定される他側に向けて漸次拡径している。絶縁部材31の材質としては、ポリオレフィン、ポリイミドおよびポリフッ化ビニリデンで構成される群から選択される高分子材料を含む材質を用いることができ、添加剤等を混合することもできる。高分子材料の2種以上を混合して用いることもできるが、本例では、ポリオレフィンの1種であるポリプロピレンが単独で用いられている。また、絶縁部材31は、予め上述した形状に成形されたものが用いられている。
負極集電部材6の(鍔部の)外周面、つまり電極群7に対向する面と交差する面には、負極電極14から導出された複数の負極タブ12が、例えば超音波接合法等により接合されている。負極集電部材6に負極タブ12を接合したときは、正極側と同様に、負極集電部材6に対する接合箇所から更に延出する余剰分があるが、本例では、この余剰分が切断により取り除かれている。負極集電部材6には、電極群7と反対側に負極リード10が接合されている。負極リード10は、電池容器1内に電極群7を収容した後、軸芯8の中央部に溶接治具をとおし溶接することで、電池容器1の内底部に接合されている。このため、電池容器1と電極群7を構成する負極電極14とが電気的に接続されている。つまり、電池容器1が負極外部端子を兼ねている。
電池容器1内には、非水電解液17が注入されている。非水電解液17としては、リチウム塩をカーボネート系溶媒に溶解させた溶液を用いることができる。リチウム塩としては、例えば、6フッ化リン酸リチウム(LiPF)、4フッ化ホウ酸リチウム(LiBF)、等を挙げることができる。また、カーボネート系溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、ジメチルカーボネート(DMC)、プロピレンカーボネート(PC)、メチルエチルカーボネート(MEC)等、および、これらの溶媒の2種以上を混合した混合溶媒、を挙げることができる。なお、図2では、わかりやすくするために、非水電解液17の液面を電池容器1の深さに対して半分程度の位置に示しているが、実際には電極群7の全体を浸潤するように非水電解液17が注入されている。
電池容器1の開口部(図2の上部)は、電気絶縁性のガスケット2を介して蓋体で封止されている。すなわち、ガスケット2は、上蓋ケース4と電池容器1との間に配置されている。このため、ガスケット2により、正極外部端子を兼ねる蓋体と、負極外部端子を兼ねる電池容器1とが電気的に絶縁されることとなる。
図1に示すように、リチウムイオン二次電池40は、電池容器1内に、負極集電部材6、電極群7、正極集電部材5、絶縁部材31がこの順に接続された状態で収容される。電池容器1の開口部がガスケット2を介して上蓋3および上蓋ケース4で構成される蓋体で封止される。
電池容器1に収容される電極群7は、図3に示すように、軸芯8の外周に、正極電極13、負極電極14、および、第1セパレータ19、第2セパレータ20が捲回された構成を有している。第1セパレータ19、第2セパレータ20は、いずれも、多孔質で絶縁性を有する材質で形成されている。電極群7では、軸芯8の外周に接する最内周側に第2セパレータ20が捲回されており、その外側に、負極電極14、第1セパレータ19および正極電極13がこの順に積層され捲回されている。すなわち、最内周の負極電極14の内側(軸芯8との間)には、第2セパレータ20および第1セパレータ19がこの順で数周(図3では、1周)捲回されており、第2セパレータ20と第1セパレータ19との間に負極電極14を位置させ、第1セパレータ19の外側に正極電極13を位置させることで捲回されている。電極群7の最外周では、負極電極14を覆うように第1セパレータ19が位置している。最外周の第1セパレータ19は、電極群7が捲き解かれないように、捲き止めテープ21で止められている(図1も参照。)。
電極群7を構成する正極電極13は、アルミニウム等の金属製で薄膜状の正極集電体を有しており、正極集電体の両面に正極合剤15が塗布されている。正極電極13の長辺部、つまり長手方向一側の側縁部(図3の上側部分)には、複数の正極タブ11が設けられている。一方、電極群7を構成する負極電極14は、銅等の金属製で薄膜状の負極集電体を有しており、負極集電体の両面に負極合剤16が塗布されている。負極電極14の長辺部、つまり長手方向一側の側縁部(図3の下側部分)には、複数の負極タブ12が設けられている。
正極合剤15には、正極活物質と、正極導電材と、正極バインダ(結着剤)とが混合されている。正極活物質としては、リチウム酸化物が用いられている。リチウム酸化物としては、例えば、コバルト酸リチウム、マンガン酸リチウム、ニッケル酸リチウム、リン酸鉄リチウム、リチウム複合酸化物(コバルト、ニッケル、マンガンから選ばれる2種以上を含むリチウム酸化物)、等が挙げられる。正極導電材としては、正極合剤15中におけるリチウムイオンの吸蔵放出反応で生じた電子の正極電極13への伝達を補助できる物質であれば特に制限されるものではない。正極導電材としては、例えば、黒鉛やアセチレンブラック等が挙げられる。正極バインダとしては、正極活物質と正極導電材との結着、および、正極合剤15と正極集電体との結着が可能であり、非水電解液との接触により大幅に劣化しないものであれば特に制限されるものではない。正極バインダとしては、例えば、ポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと略記する。)やフッ素ゴム等が挙げられる。
正極合剤15の形成方法としては、正極集電体上に正極合剤15を形成することができる方法であれば特に制限はない。正極合剤15の形成方法の例として、正極合剤15の構成物質の分散溶液を正極集電体上に塗布する方法が挙げられる。塗布方法としては、例えば、ロール塗工法、スリットダイ塗工法、等が挙げられる。分散溶液の溶媒には、例えば、N−メチルピロリドン(以下、NMPと略記する。)や水等を用いることができる。正極合剤15の塗布厚さは、本例では、片側約40μmに調整されている。
負極合剤16には、負極活物質と、負極バインダとが混合されている。負極活物質としては、黒鉛炭素や非晶質炭素等の炭素材を用いることができるが、本例では、黒鉛炭素が用いられている。これは、黒鉛炭素を用いることにより、大容量が要求されるプラグインハイブリッド自動車や電気自動車向けのリチウムイオン二次電池を作製することができるためである。なお、負極合剤16には、アセチレンブラック等の負極導電材が混合されていてもよい。
負極合剤16の形成方法としては、負極集電体上に負極合剤16を形成することができる方法であれば特に制限はない。負極合剤16の形成方法の例としては、正極合剤15の形成方法と同様に、負極合剤16の構成物質の分散溶液を負極集電体上に塗工する方法が挙げられる。塗工方法としては、例えば、ロール塗工法、スリットダイ塗工法、等が挙げられる。負極合剤16の塗布厚さは、本例では、片側約40μmに調整されている。
図4に示すように、電極群7では、軸芯8に正極電極13、負極電極14が捲回されている。軸芯8の両端部には、正極集電部材5および負極集電部材6がそれぞれ圧入され嵌め込まれている。正極集電部材5の外周面および負極集電部材6の外周面には、それぞれ正極タブ11および負極タブ12が接合されている。正極集電部材5の電極群7と反対側の面には正極リード9が接合されており、負極集電部材6の電極群7と反対側の面には負極リード10が接合されている。
正極集電部材5は、例えば、アルミニウムにより形成されている。正極タブ11は、正極集電部材5の外周面に集められ、外周側にリング状の正極押さえ部品22を巻き付けられて仮固定された状態で超音波接合やスポット溶接等により接合されている。すなわち、正極タブ11は、正極集電部材5と正極押さえ部品22とで挟まれて接合されている。このため、正極タブ11は、正極電極13から導出される基部から正極集電部材5の外周面までの最大長さより長くなるように形成されている。正極タブ11がすべてほぼ同じ長さで形成されているため、正極集電部材5と正極押さえ部品22とで挟んで接合した状態では、正極タブ11が正極集電部材5と正極押さえ部品22とで接合された箇所から延出する余剰長さ分がある。つまり、正極タブ11は、正極集電部材5に接合された接合箇所から延出する延出部11sを有している。この延出部11sでは、電極群7の端面における正極タブ11の導出位置が正極集電部材5の外周面の位置に近くなるほど長さが長くなる。
負極集電部材6は、例えば、銅により形成されている。負極タブ12は、負極集電部材6の外周面に集められ、外周側にリング状の負極押さえ部品23を巻き付けられて仮固定された状態で超音波接合やスポット溶接等により接合されている。すなわち、負極タブ12は、負極集電部材6と負極押さえ部品23とで挟まれて接合されている。このため、負極タブ12は、負極電極14から導出される基部から負極集電部材6の外周面までの最大長さより長くなるように形成されている。負極タブ12がすべてほぼ同じ長さで形成されているため、負極集電部材6と負極押さえ部品23とで挟んで接合した状態では、負極タブ12が負極集電部材6と負極押さえ部品23とで接合された箇所から延出する余剰長さ分がある。つまり、負極タブ12は、負極集電部材6に接合された接合箇所から延出する延出部12sを有していることとなる。この延出部12sでは、電極群7の端面における負極タブ12の導出位置が負極集電部材6の外周面の位置に近くなるほど長さが長くなる。本例では、負極タブ12の延出部12sが切断により取り除かれている。
(電池製造)
リチウムイオン二次電池40は、図5に示すように、正極電極13、負極電極14を作製し、正極電極13に正極タブ5および負極電極14に負極タブ6をそれぞれ形成する準備工程P1と、正極電極13、負極電極14をセパレータ19、20を介して捲回し電極群7を作製する捲回工程P2と、正極タブ11、負極タブ12をそれぞれ正極集電部材5、負極集電部材6に接合する接合工程P3と、電極群7を電池容器1に収容し、リチウムイオン二次電池40を完成させる組立工程P4とを経て製造される。以下、工程順に説明する。
準備工程P1では、正極活物質であるマンガン酸リチウムの粉末と、正極導電材の鱗片状黒鉛と、正極バインダのPVDFとを質量比85:10:5の割合で混合して正極合剤15を調製する。粘度調整溶媒としてNMPを用い、正極合剤15を略均一に混練して合剤スラリを調製する。帯状のアルミニウム箔(正極集電体)の両面に合剤スラリを塗布する。このとき、アルミニウム箔の長手方向一側の側縁部にスラリの無塗着部を形成する。無塗着部を櫛状に切り欠いて、切り欠き残部で正極タブ11を形成する。その後、乾燥させ、プレスして正極電極13を作製する。一方、負極活物質である非晶質炭素粉末と、負極バインダのPVDFとを質量比90:10の割合で混合して負極合剤16を調製する。正極合剤15の調製と同様に、NMPを用い負極合剤16を略均一に混練して合剤スラリを調製する。帯状の銅箔(負極集電体)の両面に合剤スラリを塗布し、乾燥後、プレスして負極電極14を作製する。正極電極13と同様にして、無塗着部を櫛状に切り欠いて、切り欠き残部で負極タブ12を形成する。
捲回工程P2では、2枚のセパレータ19、20の捲回始端部を軸芯8に熱溶着などで固定する。正極タブ11と負極タブ12とが電極群7の互いに反対側となるように、正極電極13、負極電極14をセパレータ19、20を介して軸芯8に捲回する。所望の長さの正極電極13、負極電極14およびセパレータ19、20を捲回した後、正極電極13、負極電極14およびセパレータ19、20を切断する。切断したセパレータ19、20の端部、つまり捲回終端部を捲き止めテープ21で固定して電極群7を作製する。
接合工程P3では、まず正極側において、軸芯8の上端部に正極集電部材5を電極群7の上側端面に対向するように固定する。正極タブ11を正極集電部材5の外周面に集め、正極タブ11の外周側に正極押さえ部品22を全周に亘り配置し、仮固定した後に超音波接合により正極タブ11を接合する。接合後、正極タブ11の余剰分、つまり延出部11sを正極集電部材5の外側に折り曲げ、絶縁部材31で覆う。このとき、絶縁部材31の内周部に形成された断面鉤手状の部分が、正極集電部材5の鍔部に係合するように配置する。さらに固定テープ32で絶縁部材31の外周部を電極群7の最外周に位置する第1セパレータ19に固定する。一方、負極側では、軸芯8の下端部に負極集電部材6を電極群7の下側端面に対向するように固定する。負極タブ12を負極集電部材6の外周面に集め、負極タブ12の外周側に負極押さえ部品23を全周に亘り配置し、仮固定した後に超音波接合により負極タブ12を接合する。接合後、負極タブ12の余剰分を切断により取り除く。
ここで、正極側の構造について詳細に説明する。図6に示すように、正極タブ11を正極集電部材5と正極押さえ部品22とで挟んで接合するため、正極タブ11は正極タブ11の根本から正極集電部材5の外周端面までの最大長さより長い必要がある。このため、正極集電部材5と正極押さえ部品22とで挟んで接合した後では、正極タブ11が正極集電部品5と正極押さえ部品22とで接合した接合箇所から延出している余剰長さ分、つまり延出部11sを有している。この延出部11sは、電池内部で他の部材、とりわけ異極の部材と接触して短絡するおそれがあるため、切断され除去される場合が多い。しかしながら、正極タブ11の切断により金属粉が発生する可能性がある。この金属粉が電極群7の内部に入り込んだ場合は、内部短絡等の不具合が発生することとなる。本例では、延出部11sを切断せずに外側に折り曲げるとともに、正極集電部材5の外周面(正極タブ11が接合されている面)の延長線上で正極集電部材5の上部、すなわち正極集電部材5の鍔部上部と、電極群7の最外周、すなわち第1セパレータ19とを絶縁部材31で覆うようにしている。このため、正極タブ11による短絡を防止し、かつ、正極タブ11の切断による金属粉の発生を抑制する。絶縁部材31は、電極群7の最外周に位置する第1セパレータ19に固定テープ32で間断なく固定されている。以上のように、延出部11sを切断しないことで、切断した場合の金属粉の発生を防ぎ、電池内部での短絡を防ぐことができる。
図5に示すように、組立工程P4では、接合工程P3で正負極集電部材と正負極タブとが接合され絶縁部材31が固定された電極群7を用いて、リチウムイオン二次電池40を組み立てる。すなわち、電池容器1に電極群7を収容し、軸芯8の中空部に溶接治具を差し込んで、負極集電部材6に予め接合されている負極リード10を電池容器1の内底部に抵抗溶接で接合する。上蓋ケース4の下面に、正極集電部材5に予め一側端部が接合されている正極リード9の他側端部を接合する。電池容器1の電極群7より上側に上蓋3、上蓋ケース4で構成された蓋体を載せるための段付け部を形成する段付け加工を施し、非水電解液を注入した後、段付け部にガスケット2および蓋体を載せ、電池容器1と蓋体とをガスケット2を介してかしめて封口し、リチウムイオン二次電池40の組み立てを完成させる。
(作用等)
次に、本実施形態のリチウムイオン二次電池40の作用等について説明する。
本実施形態では、正極タブ11が正極集電部材5に接合された接合箇所から更に延出する延出部11sを有している。この延出部11sは、通電に関与しない余剰分であることから、従来切断により除去されたものである。延出部11sの除去のために正極タブを切断する場合は、切断による金属粉が発生する。発生した金属粉が電極群7や電池容器1内に混入すると、セパレータの貫通等により正負極間の短絡を招くことがある。これに対して、本実施形態のリチウムイオン二次電池40では、延出部11sを切断せずに残したことで、切断による金属粉が発生せず電池内への異物混入を低減することができる。また、本実施形態のリチウムイオン二次電池40では、延出部11sを覆う絶縁部材31を備えている。このため、電池使用時に延出部11sが動いても、延出部11sの異極との接触が回避されるため、電池内での短絡を防止することができる。
また、本実施形態では、絶縁部材31の一側(内周側)が正極集電部材5の鍔部に係合しており、他側(外周側)が電極群7の外周面に固定テープ32で固定されている。このため、電池使用時に振動等の外力が加わっても絶縁部材31の脱落を防止することができ、絶縁機能を確保することができる。
さらに、従来のリチウムイオン二次電池では、振動等の外力が加わると、正極タブが、電極群の端面から正極集電部材との接合箇所までの間で破断するおそれがある。結果として、破断した正極タブが異極(この場合は、電池容器。)と接触し内部短絡を生じる可能性がある。これに対して、本実施形態では、絶縁部材31が正極集電部材5から電極群7の端部までを覆うように配置されている。このため、正極タブ11の破断が生じても、絶縁部材31により異極との接触が抑制されるので、電池内での短絡を回避することができる。
なお、本実施形態では、予め成形された絶縁部材31をそのまま正極タブ11の延出部11sを覆うように配置する例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、絶縁部材31にさらに熱を加える等により成形するようにしてもよく、蓋体を構成する上蓋ケース4の下面に接触可能な平坦な接触面を形成するようにしてもよい。絶縁部材31に熱を加えると軟化溶融することで、正極集電部材5や延出部11sに密着しやすくなり、絶縁機能を確実に果たすことができる。また、絶縁部材31を蓋体と接触させて配置するようにすれば、電極群7の移動が抑制されるため、電池に振動等の外力が加わっても、電池内部での損傷を低減することができる。
また、本実施形態では、正極タブ11の延出部11sを正極集電部材5の外側に折り曲げる例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、内側に折り曲げるようにしてもよい。例えば、図7に示すように、延出部11sを内側に折り曲げ、絶縁部材31で覆うことができる。この場合、絶縁部材31は、一側、つまり外周側が正極集電部材5の鍔部に係合しており、他側が延出部11sを覆うように配置されている。ここで、絶縁部材31の正極集電部材5に係合する一側の位置について付言すると、延出部11sを外側に折り曲げた場合は一側が絶縁部材31の内周側となるのに対して、延出部11sを内側に折り曲げた場合は一側が絶縁部材31の外周側となる。正極集電部材5の内側には正極リード9の接合された部分があるため、絶縁部材31は、正極リード9の接合された部分を覆う位置が正極リード9の厚み分で凹状となるように成形されていることが好ましい。また、絶縁部材31の延出部11sを覆う部分に熱を加える等によりさらに成形するようにしてもよく、上蓋ケース4との接触面を形成するようにしてもよい。このようにしても、上述したリチウムイオン二次電池40と同様の効果を得ることができる。また、図8に示すように、絶縁部材31の形成に用いる高分子材料、つまり、ポリオレフィン等を溶媒に溶解させ、正極集電部材5の鍔部および内側に折り曲げた延出部11sを覆うように塗布してもよい。この場合、溶媒の気化により、延出部11sに密着した状態の絶縁材33が形成される。換言すれば、電池組立時に、予め成形された絶縁部材31を用いることに代えて、高分子材料の溶液(ペースト状)を塗布し絶縁材33を形成させてもよい。さらに、絶縁材33に熱を加える等によって成形し、上蓋ケース4との接触面を形成するようにしてもよい。このようにしても、上述したリチウムイオン二次電池40と同様の効果を得ることができる。
さらに、本実施形態では、正極タブ11の延出部11sを絶縁部材31で覆い、負極タブ12の余剰分を切断により取り除く例を示したが、本発明はこれに制限されるものではない。正極タブ11、負極タブ12の少なくとも一方の余剰分を残しておき、余剰分のタブが折り曲げられ、絶縁部材で覆われていればよい。すなわち、負極タブ12についても、切断することなく余剰分を残し、絶縁部材で覆うようにしてもよい。例えば、図9に示すように、負極タブ12は、正極タブ11と同様に、負極集電部材6と負極押さえ部品23とで挟まれて接合される。このため、負極集電部材6と負極押さえ部品23とで挟んで接合した後には、負極タブ12が延出部12sを有することとなる(図4も参照。)。この延出部12sを切断せずに負極集電部材6の外側に折り曲げ、正極側と同形状の絶縁部材31で覆うことにより、延出部12sによる短絡を防ぐことができ、かつ、負極タブ12の切断による金属粉の発生を抑制することができる。この場合においても、絶縁部材31の電極群7側の端部を、電極群7の最外周に位置する第1セパレータ19に固定テープ32で間断なく固定することができる。さらに絶縁部材31に熱を加える等により成形してもよく、電池容器1との接触面を形成するようにしてもよいことはもちろんである。
またさらに、負極側の構造としては、負極タブ12の延出部12sを負極集電部材6の内側に折り曲げるようにしてもよい。例えば、図10に示すように、延出部12sを内側に折り曲げ、絶縁部材31で覆うことができる。絶縁部材31は、一側、つまり外周側が負極集電部材6の鍔部に係合しており、他側が延出部12sを覆うように配置されている。この場合、負極集電部材6の内側には負極リード10の接合された部分があるため、絶縁部材31は、負極リード10の接合された部分を覆う位置が負極リード10の厚み分で凹状となるように成形されていることが好ましい。また、絶縁部材31の延出部12sを覆う部分に熱を加える等によりさらに成形するようにしてもよく、電池容器1との接触面を形成するようにしてもよい。また、図11に示すように、絶縁部材31の形成に用いる高分子材料、つまり、ポリオレフィン等を溶媒に溶解させ、負極集電部材6の鍔部および内側に折り曲げた延出部12sを覆うように塗布してもよい。この場合、溶媒の気化により、延出部12sに密着した状態の絶縁材33が形成される。さらに、絶縁材33に熱を加える等により成形し、電池容器1との接触面を形成するようにしてもよい。
さらにまた、本実施形態では、円筒形リチウムイオン二次電池40を例示したが、本発明はこれに制限されるものではなく、正負極が捲回されており、正負極からそれぞれ導出されたタブがそれぞれ集電部材に接合された構造を有する二次電池に適用することができる。例えば、正負極が断面円形状に捲回された電極群に代えて、断面が楕円状、扁平円形状、オーバル状等に捲回されていてもよく、角型の電池容器に電極群が収容された角型の二次電池に適用することも可能である。また、本実施形態では、蓋体が正極外部端子を兼ね、電池容器1が負極外部端子を兼ねる例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、蓋体を負極外部端子、電池容器1を正極外部端子としてもよいことはもちろんである。
本発明は電池内部での短絡を防止することができる二次電池を提供するものであるため、二次電池の製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。
1 電池容器(有底容器)
3 上蓋(蓋体の一部)
4 上蓋ケース(蓋体の一部)
5 正極集電部材(集電部材)
6 負極集電部材(集電部材)
7 電極群
11 正極タブ(タブ)
11s 延出部
12 負極タブ(タブ)
12s 延出部
13 正極電極(正極)
14 負極電極(負極)
31 絶縁部材(絶縁材)

Claims (9)

  1. 複数のタブをそれぞれ有する正極と負極とがセパレータを介して捲回された電極群と、
    前記電極群の両端面にそれぞれ対向配置され、前記正極および負極のタブがそれぞれ外周面に接合された集電部材と、
    前記電極群および集電部材が収容され、前記正極および負極のいずれか一方の端子を兼ねる有底容器と、
    前記容器の開口を封止し、前記正極および負極のいずれか他方の端子を兼ねる蓋体と、
    を備え、
    前記正極および負極の少なくとも一方のタブは前記集電部材に接合された接合箇所から更に延出する延出部を有し、該延出部が折り曲げられており、前記延出部を覆う絶縁材を更に備えたことを特徴とする二次電池。
  2. 前記絶縁材は、前記集電部材に係合していることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  3. 前記絶縁材は、円環状に成形されていることを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  4. 前記絶縁材は、ポリオレフィン、ポリイミドおよびポリフッ化ビニリデンで構成される群から選択される高分子材料を含むことを特徴とする請求項1に記載の二次電池。
  5. 前記延出部は外側に折り曲げられており、前記絶縁材は一側が前記集電部材に係合していることを特徴とする請求項2に記載の二次電池。
  6. 前記絶縁材は、他側が前記電極群の端面側外周部にテープで固定されていることを特徴とする請求項5に記載の二次電池。
  7. 前記延出部は内側に折り曲げられており、前記絶縁材は一側が前記集電部材に係合していることを特徴とする請求項2に記載の二次電池。
  8. 前記絶縁材は、前記延出部を覆う部分が熱溶融され前記延出部に密着していることを特徴とする請求項7に記載の二次電池。
  9. 前記絶縁材は、前記一側が熱溶融され前記集電部材と融着していることを特徴とする請求項5または請求項7に記載の二次電池。
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