JP2012123140A - アクチュエーター、光スキャナーおよび画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光スキャナー1は、光反射性を有する可動板2と、可動板2の外周側で可動板2を支持する支持部3と、可動板2と支持部3とを連結し、可動板2の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された連結部4〜7とを有している。各連結部4〜7は、それぞれ、可動板2と離間配置され、支持部3に対して回動可能な駆動部41と、可動板2と駆動部41とを連結する長尺状をなす第1の軸部42とを備えている。第1の軸部42は、その一端が可動板に連結される可動板側連結点424となり、他端が駆動部41に連結される駆動部側連結点425となるものであり、可動板側連結点424が可動板2を介して駆動部側連結点425と反対側に配置されている。
【選択図】図1
Description
特許文献1に記載のアクチュエーターは、枠状なす支持基板と、支持基板の内側に配置された平板状をなすミラー(反射鏡)と、支持基板とミラーとを連結する直線状の棒状をなすトーションバーとを有している。そして、トーションバーが捩じられることにより、その捩じりに連動してミラーが回動することができる。この回動するミラーにより、光走査することができる。また、このような従来のアクチュエーターでは、小型化を図りつつ、それに反してミラーの大きさが大きくなっていく傾向にある。
しかしながら、この特許文献1に記載のアクチュエーターでは、その平面視での大きさを一定とした場合、ミラーの面積(直径)が大きくなればなるほど、その分、トーションバーの長さが短くなり、結果、当該トーションバーが捩じれづらくなり、光を走査するのに十分な程度にミラーが回動することができないという問題があった。
本発明のアクチュエーターは、光反射性を有する可動板と、
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とする。
これにより、小型化を図ることができるとともに、可動板を安定して、できる限り大きく回動させることができる。
これにより、アクチュエーターの大きさを従来のものと同じ大きさとした場合でも、軸部の全長をできる限り長く確保することができ、よって、可動板が回動し易くなるとともに、その回動角度が大きくなる。
前記屈曲点には、前記円の円周の湾曲方向と同方向に屈曲したものがあることが好ましい。
これにより、アクチュエーターの大きさを従来のものと同じ大きさとした場合でも、軸部の全長をできる限り長く確保することができ、よって、可動板が回動し易くなるとともに、その回動角度が大きくなる。
これにより、応力を応力緩和部で確実に緩和することができ、よって、可動板の回動角度を十分に確保することができる。
本発明のアクチュエーターでは、前記応力緩和部は、前記軸部の前記応力緩和部以外の部分よりも細くなっていることが好ましい。
これにより、応力を応力緩和部で確実に緩和することができ、よって、可動板の回動角度を十分に確保することができる。
これにより、可動板が回動した際に、その回動角度の減少を防止することができる。
本発明のアクチュエーターでは、前記応力緩和部は、前記可動板側連結点の直近に設けられていることが好ましい。
これにより、応力を応力緩和部で確実に緩和することができ、よって、可動板の回動角度を十分に確保することができる。
前記応力緩和部は、前記複数の屈曲点のうちの最も前記可動板側連結点側に位置する屈曲点よりもさらに前記可動板側連結点側に位置することが好ましい。
これにより、応力を応力緩和部で確実に緩和することができ、よって、可動板の回動角度を十分に確保することができる。
前記可動板の平面視で前記可動板側連結点と前記駆動部側連結点とを結ぶ直線を想定したとき、該直線上に前記円の中心点が位置することが好ましい。
これにより、アクチュエーターの大きさを従来のものと同じ大きさとした場合でも、軸部の全長をできる限り長く確保することができ、よって、可動板をできる限り大きく回動させることができる。
前記可動板の平面視で前記可動板側連結点と前記駆動部側連結点とを結ぶ直線を想定したとき、該直線から離間した位置に前記円の中心点が位置することが好ましい。
これにより、軸部の長手方向の途中に屈曲または湾曲した屈曲点が形成されている場合、その屈曲点の形成数を減らしたいときに有効な構成となる。
前記変位手段は、前記各連結部の前記駆動部にそれぞれ設けられた永久磁石と、該永久磁石に作用する磁界を発生するコイルとを備えることが好ましい。
これにより、変位手段の構成が簡単となる。また、変位手段により比較的大きな力を発生させることができ、可動板を確実に回動させることができる。
これにより、簡単に磁界を発生させることができる。
本発明のアクチュエーターでは、前記可動板の平面視で直交する2軸をX軸およびY軸を想定したとき、
前記可動板は、前記変位手段の作動した際、それによる力が前記各連結部を介して伝達されて、前記X軸および前記Y軸のそれぞれの軸回りに独立して回動することが好ましい。
これにより、可動板を安定して、できる限り大きく回動させることができる。
これにより、可動板を安定して支持することができる。
本発明のアクチュエーターでは、前記壁部には、その一部が欠損した欠損部が前記連結部と同数形成されており、該各欠損部にそれぞれ前記駆動部が配置されていることが好ましい。
これにより、駆動部が配置される部分を支持部が担うことができ、よって、アクチュエーターの小型化に寄与する。
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とする。
これにより、小型化を図ることができるとともに、可動板を安定して、できる限り大きく回動させることができる。
前記光出射部からの光を反射しつつ走査する光スキャナーとを備え、
前記光スキャナーは、光反射性を有し、前記光出射部からの光を反射する可動板と、
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とする。
これにより、小型化を図ることができるとともに、可動板を安定して、できる限り大きく回動させることができる。
<第1実施形態>
まず、本発明のアクチュエーターを光スキャナーに適用した場合の第1実施形態について説明する。
図1、図2に示す光スキャナー1は、可動板2と、可動板2を支持する支持部3と、可動板2と支持部3とを連結する4つの連結部4、5、6、7とで構成された振動系11と、振動系11を支持する基台12と、可動板2を支持部3に対して変位させる変位させる変位手段8とを有している。以下、光スキャナー1の各構成について説明する。
支持部3は、可動板2の外周側に配置され、可動板2を支持する機能を有する。図1に示すように、支持部3は、枠状、すなわち、平面視で正方形をなしており、当該可動板2の周囲を囲むように設けられた壁部で構成されている。可動板2がこのような形状をなすことにより、可動板2を安定して支持することができる。
支持部3の内側には、可動板2が設けられている。可動板2は、平板状をなし、上面21(基台12と反対側の面)には、光反射性を有する光反射部22が形成されている。光反射部22は、例えば、上面21上に金、銀、アルミニウム等の金属膜などを蒸着等により形成することにより得られる。
そして、可動板2の外周部には、連結部4、5、6、7が配置されている。連結部4、5、6、7は、それぞれ、駆動部41と、駆動部41と可動板2とを連結する第1の軸部(軸部)42と、駆動部41と支持部3とを連結する一対の第2の軸部43とを有している。このような連結部4、5、6、7については、後述する。
このような構成によれば、変位手段8の構成が簡単となる。また、変位手段8を電磁駆動とすることにより、比較的大きな力を発生させることができ、可動板2を確実に回動させることができる。また、各連結部4、5、6、7にそれぞれ1つの変位手段が設けられているため、各連結部4、5、6、7を独立して変形させることができる。これにより、可動板2は、回動中心軸X1回り、回動中心軸Y1軸回りにそれぞれ独立して回動することができる。
図2に示すように、永久磁石811は、棒状をなしており、その長手方向に磁化している。すなわち、永久磁石811は、その長手方向の一端側(図中の下側)がS極となっており、他端側(図中の上側)がN極となっている。このような永久磁石811は、駆動部41に形成された貫通孔411に挿通されており、その長手方向のほぼ中央部で駆動部41に固定されている。そして、永久磁石811が、駆動部41の上下に同じ長さだけ突出し、かつ駆動部41を介して、すなわち、可動板2の厚さ方向にS極とN極が対向する。また、永久磁石811は、その長手方向が駆動部41の面方向に直交するように設けられている。また、永久磁石811は、その中心軸が第1の軸部42と交わるように設けられている。永久磁石811がこのような設置条件で設置されていることにより、可動板2を安定して変位させることができる。
また、永久磁石811は、本実施形態では棒状をなしているが、これに限定されず、例えば、板状をなしていてもよい。
さて、前述したように、可動板2の外周部には、連結部4、5、6、7が設けられている。連結部4、5、6、7は、可動板2の外周部の周方向に沿って等間隔に、すなわち、円形の可動板2の中心点26回りに等角度間隔に配置されている。換言すれば、4つの連結部4、5、6、7のうち、連結部4、6は、可動板2の中心点26に関し点対称的に配置されており、連結部5、7は、可動板2の中心点26に関し点対称的に配置されている。連結部4、5、6、7は、それぞれ、同様の構成であるため、以下連結部4について、代表的に説明する。
この駆動部41は、同軸上に配置された棒状をなす2本の第2の軸部43の間に位置している。各第2の軸部43は、それぞれ、その一端が支持部3に連結されており、他端が駆動部41に連結されている。これにより、駆動部41が支持部3に対して第2の軸部43回りに回動することができる(図4参照)。
また、応力緩和部421は、第1の軸部42が屈曲変形する際の節となる機能を有している。さらに、可動板2がY1軸回転する際、図1に示す平面視で、応力緩和部421は、鉤状の第1の軸部42に引っ張られることによって生じる、可動板2を平面上で時計回りに回転させようとする力を吸収して、可動板2がその方向に回転するのを防止する機能も有する。
ところで、可動板2の大きさが大きくなると、可動板2の中心点26から応力緩和部421の中心点までの距離k1も大きくなる。従来の光スキャナー(アクチュエーター)では、可動板2の回動角度は、距離k1が大になると、それに反比例して(反して)小さくなってしまう。これは、距離k1が大になると、その分だけ、第2の軸部43から応力緩和部421の中心点までの距離k2が小となることが起因している。しかしながら、本発明の光スキャナー1では、距離k1が大になると、それに比例して距離k2も大きくなるため、可動板2の回動角度が小さくなるという不具合を防止することができる。
応力緩和部421の形状は、特に限定されないが、例えば、蛇行した形状であるのが好ましい。仮に応力緩和部421の形状が直線状である場合には、第1の軸部42が捩じれた際に可動板2の回動角度が減少する傾向がある。しかしながら、応力緩和部421の形状が蛇行した形状であることにより、前記可動板2の回動角度の減少を防止することができる。
上述のような構成の光スキャナー1では、可動板2を回動させるパターンと、可動板2を振動させるパターンと、可動板2を所定位置で静止させるパターンとを選択することができるようになっている。このように、光スキャナー1は、種々のパターンで駆動することができる。ここでは、代表的に、可動板2を回動させるパターンのうち可動板2の回動中心軸Y1回りの回動について、図3、図4を参照しつつ説明する。
このような第1の状態と、第2の状態とを交互にかつ周期的に切り替えることによって、可動板2を回動中心軸Y1回りに回動させることができる。
コイル812、832に印加する交番電圧の周波数としては、特に限定されず、可動板2および連結部4、5、6、7で構成される振動系の共振周波数と等しくても異なっていてもよいが、前記共振周波数と異なっているのが好ましい。すなわち、光スキャナー1を非共振で駆動するのが好ましい。これにより、光スキャナー1のより安定した駆動が可能となる。
次に、本発明のアクチュエーターを光スキャナーに適用した場合の第2実施形態について説明する。
図5は、本発明の光スキャナー(アクチュエーター)の第2実施形態を示す平面図である。
本実施形態は、可動板側連結点および駆動部側連結点と可動板の中心点との位置関係が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
このような構成は、例えば、連結部4〜7の屈曲点を減らしたい場合に有効な構成となる。
次に、本発明のアクチュエーターを光スキャナーに適用した場合の第3実施形態について説明する。
図6は、本発明の光スキャナー(アクチュエーター)の第3実施形態を示す平面図である。
本実施形態は、変位手段のコイルの配置位置が異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
このような構成の光スキャナー1でも、各駆動部41をそれぞれ独立して駆動させることができ、よって、可動板2をできる限り大きく回動させることができる。
具体的に、図7に示すようなプロジェクター200について説明する。なお、説明の便宜上、スクリーンSの長手方向を「横方向」といい、長手方向に直角な方向を「縦方向」という。
光源装置210は、赤色光を照出する赤色光源装置211と、青色光を照出する青色光源装置212と、緑色光を照出する緑色光源装置213とを備えている。各ダイクロイックミラー220は、それぞれ、赤色光源装置211、青色光源装置212、緑色光源装置213のそれぞれから照出された光を合成する光学素子である。
光スキャナー1による光の走査は、前述のようなラスタースキャンによって行ってもよいし、ベクタースキャンによって行ってもよい。特に、光スキャナー1は、その構成上、ベクタースキャンに適しているため、ベクタースキャンによって光を走査するのが好ましい。
以上、本発明のアクチュエーター、光スキャナーおよび画像形成装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、アクチュエーター、光スキャナーおよび画像形成装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、可動板と支持部とを連結する連結部の設置数は、前記各実施形態では4つであったが、これに限定されず、3つであってもよい。
また、第1の軸部は、前記各実施形態では4つの屈曲点を有しているが、これに限定されず、例えば、1つ、2つ、3つまたは5つ以上の屈曲点を有していてもよい。
また、第1の軸部は、応力緩和部が省略されたものであってもよい。
また、前述した実施形態では、変位手段の構成として永久磁石と電磁コイルとを用いた電磁駆動を採用した構成について説明したが、可動板を前述のように変位させることができれば、これに限定されず、例えば、変位手段として、静電駆動、圧電駆動を採用してもよい。
Claims (17)
- 光反射性を有する可動板と、
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とするアクチュエーター。 - 前記軸部は、その長手方向の途中が屈曲または湾曲した屈曲点を少なくとも1つ有する請求項1に記載のアクチュエーター。
- 前記可動板は、その平面視での形状が円をなすものであり、
前記屈曲点には、前記円の円周の湾曲方向と同方向に屈曲したものがある請求項2に記載のアクチュエーター。 - 前記軸部は、その長手方向の途中の前記屈曲点と異なる位置に、応力を緩和する機能を有する応力緩和部を備える請求項2または3に記載のアクチュエーター。
- 前記応力緩和部は、前記軸部の前記応力緩和部以外の部分よりも細くなっている請求項4に記載のアクチュエーター。
- 前記応力緩和部は、蛇行した形状をなす部分を有する請求項4または5に記載のアクチュエーター。
- 前記応力緩和部は、前記可動板側連結点の直近に設けられている請求項4ないし6のいずれかに記載のアクチュエーター。
- 前記屈曲点は、複数設けられており、
前記応力緩和部は、前記複数の屈曲点のうちの最も前記可動板側連結点側に位置する屈曲点よりもさらに前記可動板側連結点側に位置する請求項4ないし7のいずれかに記載のアクチュエーター。 - 前記可動板は、その平面視での形状が円をなすものであり、
前記可動板の平面視で前記可動板側連結点と前記駆動部側連結点とを結ぶ直線を想定したとき、該直線上に前記円の中心点が位置する請求項1ないし8のいずれかに記載のアクチュエーター。 - 前記可動板は、その平面視での形状が円をなすものであり、
前記可動板の平面視で前記可動板側連結点と前記駆動部側連結点とを結ぶ直線を想定したとき、該直線から離間した位置に前記円の中心点が位置する請求項1ないし8のいずれかに記載のアクチュエーター。 - 前記可動板を前記支持部に対して変位させる変位手段をさらに有し、
前記変位手段は、前記各連結部の前記駆動部にそれぞれ設けられた永久磁石と、該永久磁石に作用する磁界を発生するコイルとを備える請求項1ないし10のいずれかに記載のアクチュエーター。 - 前記永久磁石は、前記可動板の厚さ方向に両極が対向するように設けられており、前記コイルは、前記可動板の厚さ方向に直交する方向の磁界を発生させるように設けられている請求項11に記載のアクチュエーター。
- 前記可動板の平面視で直交する2軸をX軸およびY軸を想定したとき、
前記可動板は、前記変位手段の作動した際、それによる力が前記各連結部を介して伝達されて、前記X軸および前記Y軸のそれぞれの軸回りに独立して回動する請求項11または12に記載のアクチュエーター。 - 前記支持部は、前記可動部を囲むような枠状をなす壁部で構成されている請求項1ないし13のいずれかに記載のアクチュエーター。
- 前記壁部には、その一部が欠損した欠損部が前記連結部と同数形成されており、該各欠損部にそれぞれ前記駆動部が配置されている請求項14に記載のアクチュエーター。
- 光反射性を有する可動板と、
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とする光スキャナー。 - 光を出射する光出射部と、
前記光出射部からの光を反射しつつ走査する光スキャナーとを備え、
前記光スキャナーは、光反射性を有し、前記光出射部からの光を反射する可動板と、
前記可動板の外周側で該可動板を支持する支持部と、
前記可動板と前記支持部とを連結し、前記可動板の平面視で該可動板の外周部にその周方向に沿って等間隔に配置された3つまたは4つの連結部とを有し、
前記各連結部は、それぞれ、前記可動板と離間配置され、前記支持部に対して回動可能な駆動部と、前記可動板と前記駆動部とを連結する長尺状をなす軸部とを備え、
前記軸部は、その一端が前記可動板に連結される可動板側連結点となり、他端が前記駆動部に連結される駆動部側連結点となるものであり、前記可動板側連結点が前記可動板を介して前記駆動部側連結点と反対側に配置されていることを特徴とする画像形成装置。
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