JP2012121007A - 粉砕機 - Google Patents

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Kenji Asaoka
健二 浅岡
Takashi Nakura
孝 名倉
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Abstract

【課題】振動フィーダーで送られる被粉砕物の流量の管理が可能な粉砕機を提供する。
【解決手段】被粉砕物Wを収容するホッパー43と、ホッパー43の下部に設けられた排出部44の下方に配設されて排出部44から排出される被粉砕物Wを流す振動フィーダー50と、振動フィーダー50によって流された被粉砕物Wを粉砕する粉砕部60とを備える粉砕機1であって、ホッパー43の排出部44に設けられ、排出部44内の流路を連通又は遮断する開閉装置と、開閉装置が設けられた排出部44の下部に設けられ、排出部44内に被粉砕物があるか否かを検出する近接センサー47と、近接センサー47からの検出信号を考慮して振動フィーダー50によって流される被粉砕物Wの送り速度を制御する制御装置10とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、粉砕機に関し、特に、被粉砕物を収容するホッパーと、ホッパーの下部に設けられた排出部の下部に設置されて排出部から排出される被粉砕物を流す振動フィーダーと、振動フィーダーによって流された被粉砕物を粉砕する粉砕部とを備える粉砕機に関する。
このような粉砕機によって粉砕された粉砕物粒子の大きさは、振動フィーダーによって流される被粉砕物の流量に大きく影響されることが一般的に知られている。そこで、特許文献1に記載されているように、ホッパーの下方に配設された振動フィーダーのトラフの底面とホッパーの排出口との間にトラフに非接触なシュートを配設したものが提案されている。
このシュートは、ホッパーの排出口の垂直投影領域を遮るようにして斜め下方へ延びる傾斜部を有し、傾斜部の先端部は垂直投影領域の外側に延出されている。このため、ホッパーの排出口近傍においてワークの圧縮が抑制されて閉塞の発生を防止することができ、またホッパー内のワークの荷重がトラフ上に作用してトラフの振動が抑えられて変動するのを防止することができ、ワークを安定に送ることができる。
特開2010−1124号公報
この特許文献1に記載のものは、ワークを安定に送ることができるが、実際に流れているワークの流量を知ることができない。またワークの種類が変わるとワークを所望の流量で流すことができない虞がある。
従って、この特許文献1に記載のものを粉砕機に搭載し、ホッパーから被粉砕物が振動フィーダーに供給されても、振動フィーダーが被粉砕物を所望の流量で流すことができないと、粉砕された粉砕物粒子の大きさを所望の粒度にすることができなくなる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、振動フィーダーで送られる被粉砕物の流量の管理が可能な粉砕機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の粉砕機は、被粉砕物を収容するホッパーと、該ホッパーの下部に設けられた排出部の下方に配設されて排出部から排出される被粉砕物を流す振動フィーダーと、振動フィーダーによって流された被粉砕物を粉砕する粉砕部とを備える粉砕機であって、ホッパーの排出部に設けられ、該排出部内の流路を連通又は遮断する開閉手段(実施の形態における開閉装置72)と、開閉手段が設けられた排出部の下部に設けられ、該排出部内に被粉砕物があるか否かを検出する有無検出センサー(実施の形態における近接センサー47)と、有無検出センサーからの検出信号を考慮して振動フィーダーによって流される被粉砕物の送り速度を制御する速度制御手段(実施の形態における制御装置10)とを有する(請求項1)。
被粉砕物は、粉状に粉砕される物であり、具体的には、米、麦、ハト麦、そば、大豆、お茶、きのこ、魚介類、コーヒー豆等をいう。
粉砕部は、被粉砕物を粉状に粉砕するものであり、具体的には、機械的な衝撃によって粉砕するものや、高速気流により粉砕するものや、機械的な剪断力によって粉砕するもの等である。
排出部は、漏斗状に形成された本体部の下部に設けられて本体部に連通し、下方へ延びて本体部内に収容された被粉砕物を排出するものであり、排出部は、具体的には本体部よりも小径の円筒状又は角筒状に形成されたものである。
開閉手段は、排出部内の流路を連通又は遮断する機能を有し、具体的には、開閉手段は排出部の延びる方向に対して直交する方向に移動自在に支持されたシャッター板を有してなる。シャッター板の駆動源はモータ、エアシリンダ、油圧シリンダ等を用いることができる。
有無検出センサーは、排出部内に被粉砕物があるか否かを検出するものであり、具体的には、静電容量式の近接センサーである。ここで、「排出部の下部に設けられ」とは、排出部に設けられた開閉手段よりも下方の排出部の下部に設けられることをいう。
速度制御手段は、有無検出センサーからの検出信号を考慮して振動フィーダーによって流される被粉砕物の送り速度を制御する。具体的には、速度制御手段は、有無検出センサーによって被粉砕物が検出されると、開閉手段によって排出部内の流路を遮断するとともに、有無検出センサーが被粉砕物を検出したときから被粉砕物を非検出するときまでの時間に基づいて、振動フィーダーによって送られる被粉砕物の流量を算出し、この算出された流量が予め設定された目標流量に近づくように振動フィーダーの送り速度を制御する(請求項2)。
また速度制御手段は、振動フィーダーによって送られる被粉砕物の算出された流量を表示する表示部を有することを特徴とする(請求項3)。表示部は、算出した流量をデジタル式に表示するものや、アナログ式に表示するものでもよい。
本発明によれば、ホッパーの排出部に排出部内の流路を連通又は遮断する開閉手段を設け、開閉手段が設けられた排出部の下部に排出部内に被粉砕物があるか否かを検出する有無検出センサーを設け、有無検出センサーからの検出信号を考慮して振動フィーダーによって流される被粉砕物の送り速度を制御する速度制御手段を設けることで、開閉手段によって排出部が遮断されると、開閉手段とこれより下方の排出部とによって囲まれる空間が一定の容積を有して被粉砕物が入れられる空間を形成することができる。そして、この空間に被粉砕物を入れ、開閉手段が閉じてから開くまでの時間と空間内に入れられた被粉砕物の量とから、振動フィーダーで送られる被粉砕物の流量を算出し、この算出された流量が目標の流量になるように、速度制御手段によって被粉砕物の送り速度を制御すると、被粉砕物の流量を所望の流量にすることができる。従って、振動フィーダーで送られる被粉砕物の流量の管理が可能な粉砕機を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係わる粉砕機の正面図を示す。 この粉砕機の側面図を示す。 この粉砕機の要部正面図を示す。 図3の矢印Aが示す部分の拡大図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる粉砕機に設けられた開閉装置のシャッター板を示し、同図(a)はシャッター板の平面図であり、同図(b)はシャッター板の側面図である。 開閉装置の板部材の平面図を示す。 開閉装置の板部材の平面図を示す。 開閉装置の板部材の平面図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる粉砕機の制御装置のブロック図を示す。 本発明の一実施の形態に係わる粉砕機の制御装置のフローチャートを示す。
以下、本発明に係わる粉砕機の形態を図1から図10に基づいて説明する。粉砕機1は、図1(正面図)に示すように、設置台3の一方側に設けられた制御装置10と、設置台3の他方側に設けられた粉砕機本体40とを有してなる。
粉砕機本体40は、図2(側面図)を更に追加して説明すると、上下方向に延びて設置台3上に設けられた枠体支持部41と、枠体支持部41の上部に設けられ被粉砕物Wを収容するホッパー43と、ホッパー43の下部に設けられた排出部44の下方に配設されて排出部44から排出される被粉砕物Wを流す振動フィーダー50と、振動フィーダー50によって流された被粉砕物Wを粉砕する粉砕部60とを有してなる。ホッパー43の詳細については後述する。
振動フィーダー50は、ホッパー43の排出口の直下に配置されホッパー43から排出される被粉砕物を受けるトラフ51と、トラフ51に直進振動を与える加振機52とを有する。加振機52は、その動作周波数を変更することで、直進振動の動作を速くしたり遅くしたりすることができる。動作周波数に対応する振動フィーダー50による送り量(以下、「フィーダー設定値」と記す。)が制御装置10の表示部11に表示される(図9参照)。
粉砕部60は、対向配置された2つのインペラを高速で回転させることにより発生する渦流によって、粒子同士の衝突、磨砕又は気流の剪断力等で粒子を粉砕するものである。粉砕部60は、主モーター61を備え、主モーター61が駆動することで2つのインペラが高速で回転する。粉砕粒度は、このインペラの回転数やインペラ同士の間隔等を変えることで、変化させることができる。粉砕部60で粉砕された粉砕物は、ブロアー70(図9参照)によって吸引されて粉体回収ユニット(図示せず)に回収される。
ホッパー43は、平面視において矩形状をなし、上部が開口して漏斗状に形成されたホッパー本体部45と、ホッパー本体部45の内部空間に連通してホッパー本体部45の下部から下方へ延びる排出部44と有してなる。排出部44は角筒状に形成されている。このため、ホッパー本体部45内に被粉砕物Wが収容されると、被粉砕物Wは排出部44を通って排出部44の下部に開口する排出口から下方へ排出される。
排出部44の上部には排出部44内の流路を連通又は遮断する開閉装置72が設けられている。開閉装置72は、図3及び図4に示すように、シャッター板73とこれを移動自在に支持して排出部44内の流路44aを連通又は遮断するシャッター本体部75と、シャッター板73を移動させるエアシリンダ80とを有してなる。
シャッター板73は、図5(a)及び図5(b)に示すように、板金等の金属材料をプレス加工し、端部73aを折り曲げ形成して成形され、平面視矩形状をなしている。折り曲げられた端部73aには、孔部73bが設けられている。この孔部73bには、エアシリンダ80のロッド側端部が挿着されて固定される。シャッター板73の大きさについては、後述する。
シャッター本体部75は、図4に示すように、上から下に3枚の板部材76,77,78を重ねて構成され、これらの板部材76,77,78は略同じ矩形状に形成されている。板部材76及び板部材78は、図6及び図8に示すように、四隅にボルト等の締結手段を挿通する孔部76a、78aが設けられ、中央部には、排出口と連通する連通孔76b、78bが設けられている。これらの連通孔76b、78bは略矩形状に形成されている。これらの連通孔76b、78bは、板部材76及び板部材78が重ねあわされて締結されると、略同一位置に位置して連通状態になる。
板部材77は、図7に示すように、四隅にボルト等の締結手段を挿通する孔部77aが設けられ、幅方向中間部には、一端が開口して他端側へ延びる切り欠き孔77bが設けられている。この切り欠き孔77bの幅方向寸法B1は前述した連通孔76b、78bの幅方向寸法B2、B3よりも大きな寸法を有するとともに、切り欠き孔77bの奥側端部の位置は、切り欠き孔77bの手前側端部から距離Lを有した位置にあり、連通孔76b、78bの奥側端部の位置も手前側端部から距離Lを有した位置にある。このため、切り欠き孔77bの奥側端部の位置は、連通孔76b、78bの奥側端部の位置と同じ位置に配置されている。
このため、板部材76及び板部材78の間に板部材77を挟持した状態で、これらの板部材76,77,78を固定すると、切り欠き孔77bの内側の上方及び下方に連通孔76b、78bが配置される。シャッター板73の幅方向寸法B4(図5(a)参照)は連通孔76b、78bのそれよりも僅かに大きく、切り欠き孔77bの幅方向寸法B1よりも小さい。またシャッター板73の長さL2は、切り欠き孔77bの長さLよりも長い。さらにシャッター板73の厚さは、板部材77の厚さよりも僅かに薄い。
このため、板部材76及び板部材78の間に板部材77が挟持された状態で、シャッター板73を切り欠き孔77bに挿入すると、シャッター板73は、切り欠き孔77bの奥側に進むに従って連通孔76b、78bを覆い、シャッター板73の先端部が切り欠き孔77bの奥側端部に接触すると、シャッター板73によって連通孔76b、78bが塞がれる。このため、排出部44内の流路44aを遮断することができる。
エアシリンダ80は、図3に示すように、エアーの流入・流出によって伸縮するように構成されている。エアシリンダ80への空気の流入は、作動制御弁V(図9参照)の切り替え動作によって制御される。
排出部44の下部には、図4に示すように、静電容量式の近接センサー47が設けられている。この近接センサー47は、排出部44内に被粉砕物があるか否かを検出する。この近接センサー47はその検出部が排出部44内に位置するように、排出部44の下部に設けられた孔部の外側から挿入されて孔部に螺合して装着される。近接センサー47は排出部44内に被粉砕物があると所定範囲の大きさの電圧信号が出力されるようになっている。この近接センサー47の電気信号は、後述する制御装置10に送られる。
制御装置10は、図9に示すように、自動運転スイッチ13がオン操作されると、近接センサー47の電気信号に基づいて、エアシリンダ80を伸縮させる作動制御弁V、振動フィーダー50、粉砕部60、及びブロアー70の作動を制御する制御部15を有している。また制御部15には、計測開始時からの経過時間をカウントするタイマー17と、振動フィーダー50によって流される被粉砕物Wの流量を演算する流量演算部19と、流量演算部19によって算出された被粉砕物Wの流量が予め設定された目標の流量に対して大きいか否かを比較判断する流量比較部21と、算出された被粉砕物の流量を表示する表示部11に電気的に接続されている。
次に、図10に示すフローチャートに基づいて制御装置10の作動内容について、図9及び図10に基づいて説明する。なお、このフローチャートでは非粉砕物として米を例にして説明している。自動運転スイッチ13がオン操作されると、制御部15は、エアシリンダ80が伸長するように作動制御弁Vを作動させて開閉装置72によって排出部44の流路44aを開放し、粉砕部60を駆動し、ブロアー70を駆動し、振動フィーダー50を駆動する(ステップ100)。
次に、制御部15は、粉砕部60の主モーター61(図2参照)の状態を監視する。具体的には、主モーター61に流れる電流が所定値以下であるか否か、及び作動継続時間が所定時間内であるか否かを判断する(ステップ101)。その結果、主モーター61が非作動状態又はこれに近い状態にあるときは、ステップ102に移行して、制御部15は自動運転を終了する。即ち、開閉装置72による排出部44の流路44aを開放し、粉砕部60を停止し、ブロアー70を停止し、振動フィーダー50を停止する。なお、所定値は、任意の大きさに変更可能である。
一方、粉砕部60の主モーター61が作動状態(主モーター61に流れる電流が所定値を超え、且つ作動継続時間が所定時間を超えた状態)であれば、ステップ103に移行して、制御部15は、開閉装置72のシャッター板73が開いた状態か閉じた状態かを判断する。シャッター板73が開いた状態であれば、ステップ104に移行してシャッター板73を所定時間(例えば、2秒)の間、開いた状態にする。なお、この所定時間は任意に設定可能である。その結果、ホッパー43内に収容された非粉砕物(米)は、排出部44内を移動して振動フィーダー50上に供給される。そして、制御部15は排出部44内に被粉砕物(米)があるか否かを判断し(ステップ105)、排出部44内に被粉砕物(米)があると判断すると、ステップ106に移行してシャッター板73を閉じた状態にする。従って、排出部44内に移動した非粉砕物は、シャッター板73が閉じられることで、振動フィーダー50上に供給される非粉砕物の量を略一定にすることができ、後述する振動フィーダー50で流される非粉砕物の量を特定することができる。
ステップ106でシャッター板73が閉じられると、タイマー17(図9参照)が作動して、シャッター板73が閉じた時からの経過時間をカウントする(ステップ107)。そして、ステップ103に戻る。
そして、ステップ103においてシャッター板73が閉じた状態にあると判断され、ステップ105において排出部44内に被粉砕物(米)がないと判断されると、流量演算部19は振動フィーダー50で流される非粉砕物の流量を算出する(ステップ108)。流量演算部19は、排出部44内に移動した非粉砕物の量から非粉砕物の重量を予め算出してこれを基準重量として設定し、この基準重量をシャッター板73が閉じた時から開くまでの時間(Ta)で除算し、これに係数(3.6)を乗算した値を算出する。これにより、単位時間当たりにおける振動フィーダー50で流される非粉砕物のKg単位の流量を算出することができる。この算出された非粉砕物の流量(α)は、表示部11に表示される。
この算出された非粉砕物の流量(α)は、流量比較部21によって目標流量と比較される(ステップ109)。ステップ109では、流量(α)が目標流量に対して±25%を超えたか否かが判断され、流量(α)が目標流量に対して+25%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも小さな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも2.0減算したものにする、ステップ110)。
一方、流量(α)が目標流量に対して−25%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも大きな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも2.0加算したものにする、ステップ111)。
ステップ109において、流量(α)が目標流量に対し±25%を超えていないと判断されると、ステップ112に移行する。ステップ112では、流量比較部21によって、流量(α)が目標流量に対して±10%を超えたか否かが判断され、流量(α)が目標流量に対して+10%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも小さな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも1.0減算したものにする、ステップ113)。
一方、流量(α)が目標流量に対して−10%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも大きな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも1.0加算したものにする、ステップ114)。
ステップ112において、流量(α)が目標流量に対し±10%を超えていないと判断されると、ステップ115に移行する。ステップ115では、流量比較部21によって、流量(α)が目標流量に対して±3%を超えたか否かが判断され、流量(α)が目標流量に対して+3%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも小さな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも0.5減算したものにする、ステップ116)。
一方、流量(α)が目標流量に対して−3%を超えたと判断されると、振動フィーダー50のフィーダー設定値を現在設定値よりも大きな設定値にする(例えば、フィーダー設定値を現在設定値よりも0.5加算したものにする、ステップ117)。
ステップ115において、流量(α)が目標流量に対し±3%を超えていないと判断されると、ステップ118に移行する。ステップ118では、フィーダー設定値を変更しない処理、即ち、フィーダー設定値を現在設定値のままに維持する。そして、制御部15はエアシリンダ80が縮小するように作動制御弁Vの作動を制御する(ステップ119)。
そして、シャッター板73が閉じた時から開く時までのタイマー17によって計測されたシャッター板73の閉時間をリセットし(ステップ120)、ステップ101以降を繰り返す。
このように、振動フィーダー50で送られる被粉砕物の流量が算出され、この算出された流量が目標の流量になるように、制御装置10が振動フィーダー50の送り速度を制御する。このため、被粉砕物の流量を所望の流量にすることができ、また被粉砕物が異なるものでも、所望の流量で異なる被粉砕物を振動フィーダー50で送ることができる。よって、振動フィーダー50で送られる被粉砕物の流量の管理が可能な粉砕機1を提供することができる。
目標流量を14Kg/hとし、振動フィーダー50の初期設定値を「17」として米を粉砕すると、振動フィーダー50の流量を示す表示部11の値が粉砕開始時「17」から1.5分後に「19」、89分後に「18」、93分後に「17」となり、各表示の流量が目標流量に合わせるように自動運転された。その結果、総粉砕時間95分間で流量14.2Kg/hの流量で運転することができた。
また、目標流量を8.0Kg/hとし、振動フィーダー50の初期設定値を「17」として大豆を粉砕すると、振動フィーダー50の流量を示す表示部11の値が粉砕開始時「17」から4.5分後に「19」、5.5分後に「20」、7分後に「19」、19分後に「18」、26分後に「16」となり、各表示の流量が目標流量に合わせるように自動運転された。その結果、総粉砕時間26分間で流量8.1Kg/hの流量で運転することができた。
1 粉砕機
10 制御装置(速度制御手段)
43 ホッパー
44 排出部
44a 流路
47 近接センサー(有無検出センサー)
50 振動フィーダー
60 粉砕部
72 開閉装置(開閉手段)
W 非粉砕物

Claims (3)

  1. 被粉砕物を収容するホッパーと、該ホッパーの下部に設けられた排出部の下方に配設されて前記排出部から排出される被粉砕物を流す振動フィーダーと、前記振動フィーダーによって流された被粉砕物を粉砕する粉砕部とを備える粉砕機であって、
    前記ホッパーの前記排出部に設けられ、該排出部内の流路を連通又は遮断する開閉手段と、
    前記開閉手段が設けられた排出部の下部に設けられ、該排出部内に被粉砕物があるか否かを検出する有無検出センサーと、
    前記有無検出センサーからの検出信号を考慮して前記振動フィーダーによって流される被粉砕物の送り速度を制御する速度制御手段と
    を有することを特徴とする粉砕機。
  2. 前記速度制御手段は、前記有無検出センサーによって被粉砕物が検出されると、前記開閉手段によって排出部内の流路を遮断するとともに、前記有無検出センサーが被粉砕物を検出したときから被粉砕物を非検出するときまでの時間に基づいて、前記振動フィーダーによって送られる被粉砕物の流量を算出し、この算出された流量が予め設定された目標流量に近づくように前記振動フィーダーの送り速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の粉砕機。
  3. 前記速度制御手段は、前記振動フィーダーによって送られる被粉砕物の算出された流量を表示する表示部を有することを特徴とする請求項2に記載の粉砕機。
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