JP2016209841A - 粉砕機 - Google Patents

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佐久次 杉村
Sakuji Sugimura
佐久次 杉村
鈴木 大介
Daisuke Suzuki
大介 鈴木
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Abstract

【課題】粉砕した粉体の粒度の調整を行うため、上臼と下臼との間隔を容易に調整することができる粉砕機を提供する。
【解決手段】下向きに固定された円形の上臼1と、上向きに回転する円形の下臼2と、該下臼を回転させる駆動手段8,9と、前記上臼と前記下臼との間隔調整手段18と、前記駆動手段の電流を計測して表示する電流計とより構成することを特徴とする粉砕機。
【選択図】図1

Description

本発明は、被粉砕物を粉状に砕いたり、すりつぶしたりする粉砕機に関するものである。
粉砕にはいくつかの方法があり、特に食品の場合、ボールミル粉砕機(例えば特許文献1)や、石臼などの上下の臼による粉砕機(例えば特許文献2、3)、気流式粉砕機やロールクラッシャー、また、気流式と臼を組み合わせた粉砕機(例えば特許文献4)などがあった。
本発明は、臼による粉砕機に関するものであり、臼による粉砕機には昔ながらの石臼と最近の機械式の粉砕機がある。昔ながらの石臼は、上の石臼を手動または自動で低速回転させて粉砕するものが多く、最近の機械式の粉砕機は下の臼を回転させて粉砕するものが多い。
このとき、上臼と下臼との間隔を任意に決めて粒度の調整を行っており、上臼と下臼との間隔を任意に決めたところで、何ミクロンと設定することは極めて難しい。また、上臼と下臼との間隔を細かに測定して任意の間隔を調整できたとしても、臼の目の減り方や被粉砕物の状態が変わると、同様の間隔で同様の粒度を再現することは難しい。
特開平10−117688号公報 特許第3626159号公報 特開2000−70741号公報 特開平11−179222号公報
本発明は、粉砕した粉体の粒度の調整を行うため、上臼と下臼との間隔を容易に調整することを課題としている。
本発明の第1手段は、下向きに固定された円形の上臼と、上向きに回転する円形の下臼と、該下臼を回転させる駆動手段と、前記上臼と前記下臼との間隔調整手段と、前記駆動手段の電流を計測して表示する電流計とより構成することを特徴とする粉砕機。
本発明の第2手段は、上記第1手段において、前記電流計の電流値により、前記間隔調整手段により前記上臼と前記下臼との間隔を調整する。
本発明の第3手段は、上記第1または2手段において、前記電流計の電流値が設定値になった時に、駆動手段を停止する。
本発明の第4手段は、上記第1、2または3手段において、前記上臼と前記下臼との間隔を測定する間隔測定具を設ける
本発明によって、上臼と下臼との間隔を調整することが容易となる。臼の目の減り方や被粉砕物の状態にかかわることなく、電流値の数字を目標にするので、容易に調整することが可能である。また、駆動手段の電流値を見ることができ、過度な負荷を未然に防ぐことが可能である。あらかじめ負荷がかかりすぎた場合の電流値を設定することにより、粉砕機全体が故障するのを防ぐことができる。
図1は粉砕機の正面図である。 図2は粉砕機の側面図である。 図3は粉砕機の一部断面図である。 図4は粉砕機の上臼を上げたときの一部断面図である。
図面により、粉砕機の全体について説明する。上臼1と下臼2は、それぞれ中央部に向かって上方に傾斜しており、周囲が略平行となっている。上臼1の方が、下臼2よりも傾斜が大きく、上臼1と下臼2の隙間は上方へ行くほど、広くなっている。上臼1の中央部は、投入口11として開放している。上臼1と下臼2の傾斜部には、刃5、6を備える。上臼1と下臼2の略平行になっている周囲は擂潰部3、4を形成しており、この擂潰部3、4は、内側から外側に延びる複数個の凹部と凸部を交互に連続して形成する。
下臼2には、駆動軸9を嵌合し、駆動手段であるモータ8からの出力を伝えている。よって、下臼2は回転し、下臼2と駆動軸9は着脱自在である。粉砕された被粉砕物(粉体)を、上臼1と下臼2のすき間から落下させるケーシング12を設け、ケーシング12内の粉体を集めるために、下臼2に掃出し具19を設ける。掃出し具19は下臼2とともにケーシング12内部を回転し、粉体をケーシング12の一部に設けた取出口へ掃き出す。取出口の外側には取出シュート14を設け、取出シュート14の下には、取出シュート14より落下してきた粉体を回収するための容器を設ける。
上臼1と係止板10とは、球面座金21、22を介して接続されており、係止板10に球面座金(上)21を取付け、上臼1には球面座金(下)22を取付ける。係止板10と球面座金(上)21、上臼1と球面座金(下)22は一体でも良い。上臼1の上部を係止板10の開口に挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせたあと、係止板10の開口より出ている上臼1の上部の投入口11の周囲に板バネ23を嵌め、Uナット24を回転させながら嵌めこんでいる。
係止板10の一方は、回動軸20により回動自在に機枠16に固定されており、他方をハンドル26、ハンドル軸25よりなる間隔調整手段18で固定する。ハンドル26を締め付けることにより、上臼1と下臼2との間隔が狭くなる。
上臼1と下臼2との間隔を測定するため、上臼1を固定する係止板10と、下臼2を支える機枠上面16Aとの間隔を間隔測定具17で測定する。本実施例ではダイヤルゲージ(1/100mm)を用いて計測している。
上臼1や下臼2及び被粉砕物が熱を持つと、被粉砕物の品質が変質してしまうため、上臼1や下臼2の内部を水などの冷却媒体が流れて上臼1や下臼2及び被粉砕物を冷却する冷却装置(図示しない)がついている。
本実施例の装置の動作を説明する。まず、準備として、下臼2を駆動軸9と嵌合する。
そして、上臼1を係止板10の開口へ挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせ、板バネ23、Uナット24により、固定する。係止板10を回動軸20で回動させ、上臼1を下臼2の上へ設置し、ハンドル26をハンドル軸25へ挿入し、係止板10を固定する。
次に、モータ8を起動し、下臼2を回転させる。そして、投入口11より被粉砕物を投入する。被粉砕物は上臼1と下臼2の間で刃5、6により粉砕され、下の方(隙間が狭いほう)へ移動する。刃5、6により粉砕された被粉砕物は、擂潰部3、4へ移動し、更に細かく粉砕され、遠心力と、擂潰部3、4の形状(凹部、凸部がそれぞれ内側から外側へ延びている)により上臼1及び下臼2の周囲へ移動し、上臼1と下臼2の間で細かく粉砕され、上臼1と下臼2の隙間からケーシング12へ落下する。落下した粉体は下臼2とともに回転する掃出し具19により、取出口13へ誘導され、取出シュート14により容器15へ取り出される。
上記のように、球面座金21、22を取付けて作動させると、下臼2の擂潰部4がミソを擂った状態になっても、上臼1の擂潰部3で下臼2の擂潰部4を押さえるとき、球面座金21、22によって上臼1も下臼2に合わせてミソを擂り、擂潰部3、4が密着した状態で下臼2が回転する。このために、上下の擂潰部3、4が平行となり、均一で細かい粉体が取出口13へ出てくる。
被粉砕物を投入して、上臼1と下臼2との間に侵入するのを確認してから、上臼1を押さえるハンドル26を締めていくと、上臼1の擂潰面3と下臼2の擂潰面4との間隔が狭くなり、徐々にモータ8の電流値が上がっていく。茶葉を約10〜15ミクロン程度に粉砕するためには、本実施例の装置では5.5A前後の電流値の振幅域で最小粒度にすることができるので、モータ8の電流値が5.5A前後になるように、ハンドル26を締めていくとよい。モータ8の電流値が6A以上になると負荷がかかりすぎると判断した時には、6A以上でモータ8を停止させるように設定しておくとよい。
被粉砕物が上臼1と下臼2との間に入っている間は、上記の電流値を保つが、上臼1と下臼2との間の被粉砕物が減っていくと、だんだん電流値が下がっていく。茶葉を5.5A前後で挽いていた場合、3.0Aを目安にして、機械の運転を止めると、上臼1と下臼2との間にはあまり茶葉を残さず、終了することができる。また、粉砕が終了していないにもかかわらず、電流値が下がる場合は、何らかのトラブルによって、上臼1と下臼2との間に茶葉が供給されていないことがわかるので、トラブルを調査し、対処する。
本実施例では、茶葉を挽く場合の電流値を示したが、他の被粉砕物を粉砕する場合には、事前に被粉砕物と電流値との関係を調べ、その電流値に従う。
1 上臼
2 下臼
3 (上臼の)擂潰部
4 (下臼の)擂潰部
5 (上臼の)刃
6 (下臼の)刃
7 電流計
8 モータ
9 駆動軸
10 係止板
11 投入口
11a 投入シュート
12 ケーシング
14 取出シュート
16 機枠
16A 機枠上面
17 間隔測定具
18 間隔調整手段
19 掃き出し具
20 回動軸
21 球面座金(上)
22 球面座金(下)
23 皿バネ
24 Uナット
25 ハンドル軸
26 ハンドル

Claims (4)

  1. 下向きに固定された円形の上臼と、上向きに回転する円形の下臼と、該下臼を回転させる駆動手段と、前記上臼と前記下臼との間隔調整手段と、前記駆動手段の電流を計測して表示する電流計とより構成することを特徴とする粉砕機。
  2. 前記電流計の電流値により、前記間隔調整手段により前記上臼と前記下臼との間隔を調整することを特徴とする請求項1記載の粉砕機。
  3. 前記電流計の電流値が設定値になった時に、前記駆動手段を停止することを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
  4. 前記上臼と前記下臼との間隔を測定する間隔測定具を設けることを特徴とする請求項1、2または3記載の粉砕機。
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