JP2016209840A - 粉砕機 - Google Patents

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佐久次 杉村
Sakuji Sugimura
佐久次 杉村
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Terada Seisakusho Co Ltd
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Abstract

【課題】ムラなく、均一な粉体を得ることができる粉砕機、特に、粉砕機の臼の溝の形状を提供する。
【解決手段】下向きに固定された円形の上臼1と、上向きに回転する円形の下臼2と、該下臼を回転させる駆動手段とより構成し、前記上臼と前記下臼とにそれぞれ複数の連続した凹凸状の擂潰部3a,3b,4a,4bを設けるとともに、前記下臼には円形の平面凹部4cを設けることを特徴とする粉砕機。
【選択図】図6

Description

本発明は、被粉砕物を粉状に砕いたり、すりつぶしたりする粉砕機に関するものである。
粉砕にはいくつかの方法があり、特に食品の場合、ボールミル粉砕機(例えば特許文献1)や、石臼などの上下の臼による粉砕機(例えば特許文献2、3)、気流式粉砕機やロールクラッシャー、また、気流式と臼を組み合わせた粉砕機(例えば特許文献4)などがあった。
本発明は、臼による粉砕機に関するものであり、臼による粉砕機には昔ながらの石臼と最近の機械式の粉砕機がある。昔ながらの石臼は、上の石臼を手動または自動で低速回転させて粉砕するものが多く、最近の機械式の粉砕機は下の臼を回転させて粉砕するものが多い。
粉砕機の臼の溝の形状に関する発明としては、特許文献5を本出願人が発明し、出願していた。特許文献5の溝の形状は、複数の連続した凹凸状の擂潰部の1本の凹部と次の凹部との間の凸部を水平にしたものであった。
特開平10−117688号公報 特許第3626159号公報 特開2000−70741号公報 特開平11−179222号公報 特開2011−194378号公報
特許文献5は、上下の臼の溝の凸部を水平にして、カドがなく、滑らかな粒子の粉体を得ようとしたものだったが、期待したほどにはならなかった。
本発明は、ムラなく、均一な粉体を得ることができる粉砕機、特に、粉砕機の臼の溝の形状を提供することを課題としている。
本発明の第1手段は、下向きに固定された円形の上臼と、上向きに回転する円形の下臼と、該下臼を回転させる駆動手段とより構成し、前記上臼と前記下臼とにそれぞれ複数の連続した凹凸状の擂潰部を設けるとともに、前記下臼には円形の平面凹部を設けることを特徴とする粉砕機。第2手段は、前記第1手段の前記平面凹部の円形は、前記擂潰部の略半分の位置を通過する。第3手段は、前記第1または2手段の前記平面凹部の幅は、約1〜3mmとする。
本発明によって、粉体の粒子が小さくなり、形状が滑らかになった。
図1は粉砕機の全体外観図である。 図2は粉砕機の擂潰部の一部断面図である。 図3は粉砕機の擂潰部の一部断面図であり、上臼を上げた例である。 図4は粉砕機の下臼の上面図である。 図5は粉砕機の上臼の下面図である。 図6は粉砕機の上下臼の断面図である。 図7は茶葉を粉砕した粒子径のデータを示した図である。
図面により、粉砕機の全体について説明する。上臼1と下臼2は、それぞれ中央部に向かって上方に傾斜しており、周囲が略平行となっている。上臼1の方が、下臼2よりも傾斜が大きく、上臼1と下臼2の隙間は上方へ行くほど、広くなっている。上臼1の中央部は、投入口11として開放している。上臼1と下臼2の傾斜部には、刃5、6を備える。上臼1と下臼2の略平行になっている周囲は擂潰部3、4を形成しており、この擂潰部3、4は、内側から外側に延びる複数個の凹部3a、4a、凸部3b、4bを交互に連続して形成する。
下臼2には、駆動軸9を嵌合し、モータ8からの出力を伝えている。よって、下臼2は回転し、下臼2と駆動軸9は着脱自在である。粉砕された被粉砕物(粉体)を、上臼1と下臼2のすき間から落下させるケーシング12を設け、ケーシング12内の粉体を集めるために、下臼2に掃出し具19を設ける。掃出し具19は下臼2とともにケーシング12内部を回転し、粉体をケーシング12の一部に設けた取出口13へ掃出す。取出口13の外側には取出シュート14を設け、取出シュート14の下には、取出シュート14より落下してきた粉体を回収するための容器15を設ける。
係止機構は、本実施例では係止板10、回動軸20、ハンドル18、ハンドル軸25等により構成する。係止板10の一方は、機枠16に対して回動軸20により回動し、上臼1を上下させることができ、係止板10の他方はハンドル18、ハンドル軸25で固定する。
上臼1と係止板10とは、球面座金21、22を介して接続されており、係止板10に球面座金(上)21を取付け、上臼1には球面座金(下)22を取付ける。係止板10と球面座金(上)21、上臼1と球面座金(下)22は一体でも良い。上臼1の上部を係止板10の開口に挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせたあと、係止板10の開口より出ている上臼1の上部の投入口11の周囲に板バネ23を嵌め、Uナット24を回転させながら嵌めこんでいる。
上臼1と下臼2の擂潰部3、4は、凹部3a、4aと凸部3b、4bを交互に設置する。凹部の形状は、本実施例では図6のように断面が弧状であるが、他に略三角状のV字状などでもよい。下臼2の擂潰部4の略半分の位置を通るように、円形の凹部4cを設ける。この深さは凹部4aとほぼ同一である。この円形の凹部4cの幅4dは約1〜3mmであるが、被粉砕物の種類によって幅は異なる。
上臼1や下臼2及び被粉砕物が熱を持つと、被粉砕物の品質が変質してしまうため、上臼1や下臼2の内部を水などの冷却媒体が流れて上臼1や下臼2及び被粉砕物を冷却する冷却装置17がついている。下臼2の中央部に羽根7を取り付けると、上臼1と下臼2の間に被粉砕物を送り込むのが容易になる。
本実施例の装置の動作を説明する。まず、準備として、下臼2を駆動軸9と嵌合する。そして、上臼1を係止板10の開口へ挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせ、板バネ23、Uナット24により、固定する。係止板10を回動軸20で回動させ、上臼1を下臼2の上へ設置し、ハンドル18をハンドル軸25へ挿入し、係止板10を固定する。
次に、モータ8を起動し、下臼2を回転させる。そして、投入口11より被粉砕物Tを投入する。被粉砕物Tは上臼1と下臼2の間で刃5、6により粉砕され、下の方(隙間が狭いほう)へ移動する。刃5、6により粉砕された被粉砕物Tは、擂潰部3、4へ移動し、更に細かく粉砕され、遠心力と、擂潰部3、4の形状(凹部、凸部がそれぞれ内側から外側へ延びている)等により上臼1及び下臼2の周囲へ移動する。この途中、円形の凹部4cに被粉砕物Tが落下し、一時的に凹部4cに滞留する。凹部4cから出てきた被粉砕物は再び上臼1と下臼2の間で細かく粉砕され、上臼1と下臼2の隙間からケーシング12へ落下する。落下した粉体は下臼2とともに回転する掃出し具19により、取出口13へ誘導され、取出シュート14により容器15へ取り出される。これにより、被粉砕物を二重に挽く形となり、粒子が小さくなる。
上記のように、球面座金21、22を取付けて作動させると、下臼2の擂潰部4がミソを擂った状態になっても、上臼1の擂潰部3で下臼2の擂潰部4を押さえるとき、球面座金21、22によって、上臼1も下臼2に合わせてミソを擂り、擂潰部3、4が密着した状態で下臼2が回転する。このために、上下の擂潰部3、4が平行となり、均一で細かい粉体が取出口13へ出てくる。
この装置で、お茶を粉末にすると、図7のように、約11ミクロンの均質な粉末茶ができた。その他にも、良好な紛体を得ることができ、被粉砕物の種類によっては、平らな円形の幅が数センチメートルでもよい。それ以外の被粉砕物を粉砕するためにも、本装置を利用可能であり、被粉砕物は茶に限らない。被粉砕物の種類、粒度などに応じて、モータ8により下臼2の回転数を変えるとよい。
1 上臼
2 下臼
3 (上臼の)擂潰部
3a (上臼の)凹部
3b (上臼の)凸部
4 (下臼の)擂潰部
4a (下臼の)凹部
4b (下臼の)凸部
4c 円形の凹部
4d 幅
5 (上臼の)刃
6 (下臼の)刃
7 羽根
8 モータ
9 駆動軸
10 係止板
11 投入口
11a 投入シュート
12 ケーシング
13 取出口
14 取出シュート
15 容器
16 機枠
17 冷却装置
18 ハンドル
19 掃出し具
20 回動軸
21 球面座金(上)
22 球面座金(下)
23 皿バネ
24 Uナット
25 ハンドル軸
T 被粉砕物

Claims (3)

  1. 下向きに固定された円形の上臼と、上向きに回転する円形の下臼と、該下臼を回転させる駆動手段とより構成し、前記上臼と前記下臼とにそれぞれ複数の連続した凹凸状の擂潰部を設けるとともに、前記下臼には円形の平面凹部を設けることを特徴とする粉砕機。
  2. 前記平面凹部の円形は、前記擂潰部の略半分の位置を通過することを特徴とする請求項1記載の粉砕機。
  3. 前記平面凹部の幅は、約1〜3mmとすることを特徴とする請求項1または2記載の粉砕機。
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