JP2017074530A - 粉砕機 - Google Patents

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佐久次 杉村
Sakuji Sugimura
佐久次 杉村
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Abstract

【課題】 従来の粉砕機は、被粉砕物の自重による自然落下により投入がおこなわれる。特に起動時に導入部の下方に被粉砕物が落下すると、動力に負担がかかり、粉砕の粒度のばらつきが大きく、粉砕後の被粉砕物の色彩に差が出る。【解決手段】本発明の第1手段は、固定された上臼と回転する下臼とにより粉砕する粉砕機において、上臼に備えられた投入部に流量調整具を設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、粉状に砕いたり、すりつぶしたりする装置に関するものである。
粉砕にはいくつかの方法があり、被粉砕物の中でも特に食品の場合、ボールミル粉砕機(例えば特許文献1)や、気流式粉砕機やロールクラッシャー、また、気流式と臼を組み合わせた粉砕機(例えば特許文献2)、石臼などの上下2つの臼による粉砕機(例えば特許文献3、4)、などがあった。
本発明は、上記の臼による粉砕機に関するものであり、臼による粉砕機には昔ながらの石臼と最近の金属製の臼による粉砕機がある。昔ながらの石臼は、上の石臼を手動または自動で低速回転させて粉砕するものが多く、最近の金属製の臼による粉砕機は下の臼を自動で回転させて粉砕するものが多い。
特開平10−117688号公報 特開平11−179222号公報 特許第3626159号公報 特願2011−194377号公報
特許文献4のような粉砕機は、被粉砕物の自重による自然落下により投入がおこなわれる。特に起動時に導入部の下方に被粉砕物が落下すると、動力に負担がかかり、粉砕の粒度のばらつきが大きく、粉砕後の被粉砕物の色彩に差が出る。
本発明の第1手段は、
固定された上臼と回転する下臼とにより粉砕する粉砕機において、上臼に備えられた投入部に流量調整具を設ける。
本発明の第2手段は、前記第1手段の
前記流量調整具として、一部を切り欠いた調整板を設ける。
本発明の第3手段は、前記第1手段の
前記流量調整具として、同じ部分を切り欠いた複数の調整板を支軸により接続し、該支軸を中心に前記調整板を回動させて、切欠部の位置を調整する。
本発明の第4手段は、前記第3手段の
前記上臼と前記下臼の中央部に上方に傾斜した導入部と、該導入部の上方に前記投入部とを備え、前記導入部上に前記支軸を設ける。
被粉砕物が平均的に投入され、起動時の動力への負担がなくなり、粉砕の粒度のばらつきがなくなり、粉砕後の被粉砕物の色彩が均一となる。特に、茶葉の粉砕加工、その中でも特に抹茶の粉砕加工に効果的である。
粒度を細かくするため、少しずつ投入したい場合にも利用できる。
図1は粉砕機の正面図である。 図2は粉砕機の一部断面図である。 図3は粉砕機の上臼を開放したときの側面図である。 図4は粉砕機の下臼の斜視図である。 図5は流量調整具(全開)の斜視図である。 図6は流量調整具(3分の2開)の斜視図である。 図7は流量調整具(3分の1開)の斜視図である。 図8は流量調整具の斜視図である。 図9は流量調整具の他の一例である。 図10は粉砕機の他の例の一部断面図である。
図面により、粉砕機の全体について説明する。上臼1と下臼2は、それぞれ中央部に向かって上方に傾斜して山形となっており、その周囲が略平行となっている。上臼1の方が、下臼2よりも傾斜が大きく、上臼1と下臼2の隙間は上方へ行くほど、広くなっている。上臼1、下臼2の傾斜して山形となっている部分を導入部27、28とし、刃5、6を備える。上臼1の中央部は、投入部11として開放している。上臼1、下臼2の略平行になっている部分を擂潰部3、4としており、この擂潰部3、4は内側から外側に延びる複数個の凹部と凸部を交互に連続して形成する。
下臼2には、駆動軸9を嵌合し、モータ8からの出力を伝えている。よって、下臼2は回転し、下臼2と駆動軸9は着脱自在である。粉砕された被粉砕物を、上臼1と下臼2のすき間から落下させるケーシング12を設け、ケーシング12内の被粉砕物を集めるために、下臼2に掃き込み具19を設ける。掃き込み具19は下臼2とともにケーシング12内部を回転し、被粉砕物をケーシング12の一部に設けた取出口13へ掃き込む。取出口13の外側には取出シュート14を設け、取出シュート14の下には、取出シュート14より落下してきた被粉砕物を回収するための容器15を設ける。機枠16の下にコロを設けると、装置全体の移動が容易となる。
係止機構は、本実施例では係止板10、機枠16、回動軸20、ハンドル18、ハンドル軸25等により、構成する。係止板10は、機枠16に対して回動軸20により回動し、上臼1を上下させることができる。ハンドル18、ハンドル軸25で係止板10を固定することができる。係止板10の一方は、回動軸20により回動自在に機枠16に固定されており、他方をハンドル18、ハンドル軸25で固定する。
上臼1と、係止板10とは、球面座金21、22を介して接続されており、係止板10に球面座金21を取付け、上臼1には球面座金22を取付ける。係止板10と球面座金21、上臼1と球面座金22は一体でも良い。上臼1の上部を係止板10の開口に挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせたあと、係止板10の開口より出ている上臼1の上部の投入部11の周囲に皿バネ23を嵌め、Uナット24を回転させながら嵌めこんでいる。
上臼1、下臼2及び被粉砕物が熱を持つと、被粉砕物の品質が変質してしまうため、上臼1、下臼2の両方または一方の内部を水などの冷却媒体が流れて上臼1、下臼2及び被粉砕物を冷却する冷却装置がついているが、図面、詳細な説明は省略する。
導入部27の上部に流量調整具31を設ける。これは、2枚の調整板32、33の両方を同じ位置で切り欠き、2枚の調整板32、33を回動自在に支軸36で接続する。支軸36は下臼2の中央部かつ山形に傾斜している導入部27の頂上に、投入部11に向けて取り付ける。2枚の調整板32、33を支軸36で回動することで、切欠部34、35の位置を調整することができ、開度を調整することができる。図5は全開、図6は約3分の2開いた状態、図7は3分の1開いた状態を示している。2枚の調整板32、33は、少なくとも同じ位置で切り欠いてあれば、図8に示すように、それ以外の位置を切り欠いてあっても構わない。
流量調整具31の上には、上向きでスクリュー羽根29を取付ける。下臼2の回転とともにスクリュー羽根29が回転し、これにより投入部11の被粉砕物30を常に動かすため、被粉砕物30がブリッジにならず、導入部27へスムーズに入る。図10のように、スクリュー羽根29がなくてもよい。
本実施例の装置の動作を説明する。まず、準備として、下臼2を駆動軸9と嵌合し、流量調整具31の切欠部34、35の開度を調整する。そして、上臼1を係止板10の開口へ挿入し、係止板10の球面座金21と上臼1の球面座金22を合わせ、皿バネ23、Uナット24により、固定する。係止板10を回動軸20で回動させ、上臼1を下臼2の上へ設置し、ハンドル18をハンドル軸25へ挿入し、係止板10を固定する。
次に、モータ8を起動し、下臼2を回転させる(冷却装置がついている場合は、冷却装置も起動する)。そして、投入部11より被粉砕物30を投入する。投入部11へ被粉砕物30を投入するためには、手で投入、または、投入装置(図示しない)を設置して投入装置により投入する。投入装置は定量供給できるものが良い。
流量調整具31の開度が、全開→約3分の2開→約3分の1開の順に、投入量が少なくなり、処理量も少なくなる。
被粉砕物は上臼1と下臼2の間で、刃5、6により粉砕され、上臼1と下臼2の導入部27、28の隙間より小さくなると、下(隙間が狭いほう)へ移動する。刃5、6により粉砕された被粉砕物は、擂潰部3、4へ移動し、更に細かく粉砕され、遠心力と、擂潰部3、4の形状(凹部、凸部がそれぞれ内側から外側へ延びている)により上臼1と下臼2の周囲へ移動し、上臼1と下臼2の隙間からケーシング12へ落下する。落下した被粉砕物は下臼2とともに回転する掃き込み具19により、取出口13へ誘導され、取出シュート14により容器15へ取り出される。
流量調整具31により、開度を少なくする方が被粉砕物の粒度が細かくなり、色彩が明るくなった。
上記のように、球面座金21、22を取付けて作動させると、下臼2の擂潰部4がミソを擂った状態になっても、上臼1の擂潰部3で下臼2の擂潰部4を押さえるとき、球面座金21、22に上臼1も下臼2に合わせてミソを擂り、擂潰部3、4が密着した状態で下臼2が回転する。このために、上下の擂潰部3、4が平行となり、均一で細かい被粉砕物が取出口13へ出てくる。
この装置で、茶、そば、米、キビなどを加工でき、被粉砕物はこれらに限らない。被粉砕物の種類、粒度などに応じて、モータ8により下臼2の回転数を変えるとよい。
図9には、1枚の調整板38を投入部11に直接設置する例を示す。投入部11の途中に調整板設置部39を設け、その上に調整板38を載せるとよい。異なる開度の調整板を用意しておき、調整板を載せ替えると開度を変更することができる。
上臼1と下臼2は、鋼材に焼き入れ処理をして、1100ビッカース前後の表面硬度になるのが望ましい。このような硬度が高い臼で粉砕すると、上臼1と下臼2が接触した時に滑りやすく、傷がつきにくくなる。さらに、被粉砕物が細かくなり、色彩も明るくなる。
1 上臼
2 下臼
3 (上臼の)擂潰部
4 (下臼の)擂潰部
5 (上臼の)刃
6 (下臼の)刃
8 モータ
9 駆動軸
10 係止板
11 投入部
12 ケーシング
13 取出口
14 取出シュート
15 容器
16 機枠
18 ハンドル
19 掃き込み具
20 回動軸
21 球面座金
22 球面座金
23 皿バネ
24 Uナット
25 ハンドル軸
27 (上臼の)導入部
28 (下臼の)導入部
29 スクリュー羽根
30 被粉砕物
31 流量調整具
32 調整板
33 調整板
34 切欠部
35 切欠部
36 支軸
37 切欠部
38 調整板
39 調整板設置部

Claims (4)

  1. 固定された上臼と回転する下臼とにより粉砕する粉砕機において、上臼に備えられた投入部に流量調整具を設けることを特徴とする粉砕機。
  2. 前記流量調整具として、一部を切り欠いた調整板を設けることを特徴とする請求項1記載の粉砕機。
  3. 前記流量調整具として、同じ部分を切り欠いた複数の調整板を支軸により接続し、該支軸を中心に前記調整板を回動させて、切欠部の位置を調整することを特徴とする請求項1記載の粉砕機。
  4. 前記上臼と前記下臼の中央部に上方に傾斜した導入部と、該導入部の上方に前記投入部とを備え、前記導入部上に前記支軸を設けることを特徴とする請求項3記載の粉砕機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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