JP2012118969A - マルチレーンpciエクスプレスio相互接続に対するケーブル冗長性およびフェイルオーバのための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム - Google Patents

マルチレーンpciエクスプレスio相互接続に対するケーブル冗長性およびフェイルオーバのための方法、装置、およびコンピュータ・プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対しフェイルオーバ・オペレーションを備えるための方法および装置を提供する。
【解決手段】第一リンクを介し第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを使って、該第一PCIeブリッジと該第一IOデバイスとの間で、バス搬送ビットの第一セットが交換される。第一リンク中で障害が検出されるのに応じ、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続する第二リンクの使われていない部分を用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットが交換される。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は一般に周辺構成機器相互接続(PCIe:Peripheral Component Interconnect Express)(R)バスに関し、さらに具体的にはマルチレーンPCIe IO相互接続に対するケーブル冗長性およびフェイルオーバを備えるための方法、装置、およびコンピュータ・プログラムに関する。
周辺構成機器相互接続(PCI)規格は、1990年代初期に初めて導入された。PCIは、フロントサイド・バスおよびプロセッサに連結されたPCIブリッジ・チップを用いて、PCIバスに接続された任意の周辺デバイスに対し、コンピュータ・システム内のシステム・メモリへの直接アクセスを提供する。PCIブリッジ・チップは、プロセッサの速度と関係なくPCIバスの速度を調節して、高度の信頼度が達成できるようにする。
PCIエクスプレス(PCIe)(R)規格は、PCI規格の後継規格であり、その関連項目は参照により本明細書に組み込まれる。PCIに比べてPCIエクスプレス(R)は、より少ない物理ピンでより高い伝送速度を実現することができる。前世代のPCIバスと違って、PCIエクスプレスは2点間バス・アーキテクチャを用いる。従って、PCIeバス・システムを用いる任意の2つのデバイスの間のデータ・トランザクションに対して専用のバスが使われる。該専用バスは、通信するデバイスの間に2点間接続を設定するスイッチに助力される。しかして、該スイッチは媒介デバイスとして使われ、物理的および論理的に、コンピュータ・システムに取り付けられたどの2つのデバイスの間にもなるように配置される。
該PCIeスイッチは、これらデバイスのコンピュータ・システムへの取り付けを容易にするための複数のポートを含む。デバイスとスイッチのポートとの間の物理的連結は、一般にリンクといわれる。各リンクは、一つ以上のレーンを含み、各レーンは、双方向にデータを送信することができる。従って、各レーンは全二重接続である。
単一のレーンを含むリンクはx1リンクと呼ばれる。同様に、2本のレーンまたは4本のレーンを含むリンクは、それぞれx2リンクまたはx4リンクと呼ばれる。PCIエクスプレスは、さまざまな周辺デバイスのいろいろな回線容量要求を満たすために、例えば、x1、x2、x4、x8、x12、x16、およびx32リンクなど、いろいろな幅のインタフェースを可能にする。しかして、専用バスは、1レーン、2レーン、4レーン、8レーン、12レーン、16レーン、または32レーン幅とすることができる。
現代のサーバ・クラスのコンピュータは、多くが、プライマリIOアダプタ技術として、PCIe IOアダプタを使用している。多くの場合、CPUエンクロージャは、特定のサーバのIOオプションをカスタマイズするため、限られた数のPCIeアダプタ・スロットを包含する。しかしながら、CPUシャーシのパッケージは、シャーシあたりのコンピューティング能力がマルチコア・チップの使用によって大幅に増大している一方、かかるスロットを一般には非常に少ない数に限定している。通例、サーバは、CPUを一つ以上の追加「IO拡張」シャーシ中のPCIアダプタ・スロットに連結するメカニズムを備えている。例えば、PCIeシステムにおいて、PCIeホスト・ブリッジ(PHB:PCIe Host Bridge)とも呼ばれるPCIルート・ポート(PRP:PCI Root Port)は、CPUエレクトロニクスのコンポーネントであってPCIバスを生成し、該PCIバスは、直接に単一のPCIe IOアダプタ・スロットに接続するか、あるいは、IO拡張シャーシ中の、PHBバスをPCIeスイッチの下で複数のPCIeアダプタ・スロットに拡張している該スイッチに接続している。IO拡張のためには、拡張シャーシ中に一つ以上のPCIeアダプタ・スロットを設置し、それらスロットをCPUシャーシ内のPHBに接続することが必要となる。
通常、これらのIO拡張シャーシは、物理的に別個の電子シャーシまたはエンクロージャなので、CPUシャーシ中のPHBと、IO拡張シャーシ内のPCIeアダプタ・スロットとの間の電子接続のために、これらエンクロージャの間に物理ケーブルの設置が必要となる。これらのケーブルは、PHBとPCIeアダプタ・スロットとの間に数インチを超える相互接続距離を必要とし、CPUとIO拡張エンクロージャとを収容する相異なる物理ラックの間に延長されることもある。CPUとPCIeスイッチとを外部ケーブルを使って接続することから生じる一つの問題は、ケーブルまたはケーブル・コネクタの障害、どちらか側のシャーシでのケーブル接続の偶発的な取り外し、あるいはケーブル修理のためケーブル除去を要するサービス処置に起因する、ケーブルを介して通信するIOスロットへの接続の喪失である。
本発明の開示のある態様は、第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO:input/output)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーションを備える方法を提供する。該方法は、一般に、第一リンクを介し第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを用い、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するステップと、第一リンク中で障害が検出されるのに応じ、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続する第二リンクの使われていない部分を用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するステップを含む。
本発明の開示のある態様は、第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーションを備えるための装置を提供する。一般に、該装置は、第一PCIeブリッジを第一IOデバイスに接続する第一リンクであって、該第一リンクは、第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するために使われる、該第一リンクと、少なくとも、第二PCIeブリッジを第二IOデバイスに接続する第二リンクとを含み、第一リンクで障害が検出されるのに応じ、第二リンクの使われていない部分を用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第二セットが交換される。
本発明の開示のある態様は、第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーション備えるためのコンピュータ・プログラムを提供し、該コンピュータ・プログラムは、一般に、コードを包含するコンピュータ可読媒体を含む。該コードは、一般に、第一リンクを介し前記PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するためのコードと、第一リンク中に障害が検出されるのに応じ、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続する第二リンクの使われていない部分を用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第二セットを交換するためのコードとを含む。
前述した態様を実現する仕方を詳細に理解できるように、添付の図面を参照することによって上記で簡潔に要約した本発明の実施形態のさらに詳しい説明を得ることができる。
しかしながら、添付の図面は、単に本発明の典型的な実施形態を示したものであり、従って、本発明の範囲を限定すると見なすべきでなく、本発明は他の同等に効果的な実施形態を包含し得る。
本開示のある実施形態による、PCIエクスプレス(PCIe)(R)ファブリックの接続形態を組み込んだ例示的コンピュータ・システムを示す図である。 本開示のある実施形態による、CPU端部およびスイッチ端部の両方にマルチプレクサを用いたケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えたPCIeシステムの例示的ベース・オペレーションを示す図である。 本開示のある実施形態による、図2のPCIeシステムにおいてケーブル障害の過程で用いられるフェイルオーバ・メカニズムの例を示す図である。 本開示のある実施形態による、CPU端部およびスイッチ端部の両方にマルチプレクサを用いた、図2および3のPCIeシステム使った、ケーブル・フェイルオーバ・オペレーションを備えるための例示的プロセスを示す流れ図である。 本開示のある実施形態による、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的オペレーションを示す流れ図である。 本開示のある実施形態による、スイッチ端部にマルチプレクサを用いた、フェイルオーバ・メカニズムを備えるためのPCIeシステムのベース・オペレーションを示す例示的流れ図である。 本開示のある実施形態による、図6のPCIeシステムにおけるケーブル障害の過程でのフェイルオーバ・メカニズムを示す例示図である。 本開示のある実施形態による、スイッチ端部にマルチプレクサを用いた、図6および7のPCIeシステムを使った、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的プロセスを示す流れ図である。 本開示のある実施形態による、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的オペレーションを示す流れ図である。
図1は、本開示のある実施形態による、PCIエクスプレス(PCIe)(R)ファブリックの接続形態を組み込んだコンピュータ・システム100を示す例示図である。該コンピュータ・システムは、ルート・コンプレックス104に連結されたCPU102を含む。ルート・コンプレックス104は、通例、CPU102に代わってトランザクション要求を生成する。ルート・コンプレックス機能は、個別デバイスとして実装でき、またはプロセッサ内に(例、CPU102)に組み込むこともできる。ルート・コンプレックス104には、複数のPCIエクスプレス(R)ポート、およびこれらポートに連結または一つ以上のポートからカスケード接続をすることが可能な、複数のPCIeスイッチ・デバイスを包含させることができる。
ルート・コンプレックス104には、例えばPHB106および108などの複数のPCIeホスト・ブリッジ(PHB)を含めることができる。ある態様によれば、PHB106、108は、個別デバイスとして実装でき、またはルート・コンプレックス104内に組み込むことができる。各PHB106、108は、入力/出力(IO)バス130、132を介して対応するPCIeスイッチ142、144に接続することができる。例えば、PHB106は、バス130を介してPCIeスイッチ142に連結されており、PHB108は、バス132を介してPCIeスイッチ144に連結されている。スイッチ142、144の各々は、リンク152を介してPCIeのエンドポイント(EP:endpoint)150にさらに連結することができる。スイッチ142、144は、通例、これらそれぞれのIOバス130、132に対するファンアウトを備えている。こうすることによって、PHB対PCIeアダプタ比を増大することができ、CPUシャーシ中で必要なPHBの数を最小化することができる。
ある態様によれば、スイッチ142、144は、リンク152を介してコネクタを取り付けられる一つ以上のポートを有し、これらコネクタの各々は、さらにエンドポイント150に取り付けられる。これらエンドポイントは、通例、リンク152を使い、コンピュータ・システム上の任意の他のデバイス(別のエンドポイントを含む)とデータをやり取りする。スイッチ142、144の各々は、アップストリーム・ルート・ポートと、コンピュータ・システム中の、これらのスイッチに連結されたエンドポイント・デバイス150との間で、複数の2点間接続を設定する。
リンクは、コンピュータ・システム100中の2つのコンポーネントの間でのデュアルシンプレックス通信パスである。論理的には、ポートは、コンポーネントとPCIエクスプレス(R)リンクとの間のインタフェースである。物理的には、ポートは、リンクを定義するチップと同じチップ上に配置されたトランスミッタおよびレシーバの一群である。リンクは、各レーンが差分信号のペア(一組の送信ペアおよび一組の受信ペア)のセットを代表する中で、少なくとも一つのレーンをサポートしなければならない。回線容量を調整するために、リンクはxNで表される複数のレーンを統合することができ、Nはサポートされるリンク幅の一つである。例えば、x1は、一本の物理レーンを有するリンクを表し、x8は8本の物理レーンを有するリンクを表す。PCIエクスプレス(R)は、PCIエクスプレス対応周辺デバイスのいろいろな回線容量要求に応じるために、単一レーン、4レーン、8レーン、16レーン、および32レーンなど、複数の物理レーンを提供する。また、一部の態様において、IOバス130、132の各々には、一般に、エンドポイント150に接続するリンクのレーンの数に対応するレーン数を有する複数レーンを含めることができる。例として、バス130および132の各々はx8バスである。ある態様によれば、PCIeリンクは、ケーブル、内蔵基板配線、基板間接続、およびPCIeブリッジとPCIeスイッチまたはデバイスとの間の通信を可能にする他の任意の接続を含む。
ある態様によれば、リンク/バスのレーンは、物理的にレーンの複数のセットに分けることができる。例えば、PHB106とPCIeスイッチ142とを接続するIOバス130は、各4レーンの2つレーン・セット110および112に分けることができる。同様に、PHB108とPCIeスイッチ144とを接続するIOバス132は、各4レーンの2つレーン・セット114および116に分けることができる。リンク/バスの各々をレーンの2つのセットに分けるのは単なる例示のためであって、これらバス/リンクを、各レーン・セットが最小一本のレーンを有する任意の数のレーン・セットに分けることが可能なのはよく理解できよう。例えば、x16バス/リンクは、2つのx8バス、4つのx4バス、8つのx2バス、または16のx1バスに分けることができる。ある態様によれば、バスのこの物理的分離は、ソフトウエア制御に支配されるものでなく、該分離はハードウエア設計に基づく恒久的なものである。
始動時に、PCIエクスプレス(R)デバイスは、通例、スイッチとネゴシエートして、そのリンクが構成可能なレーンの最大数を判定する。このリンク幅ネゴシエーションは、リンク自体の最大幅(すなわち、リンクが構成する物理信号ペアの実際の数)、デバイスが取り付けられたコネクタの幅、およびデバイス自体の幅の如何による。
ある実施形態において、PCIeスイッチ142、144は物理的に別個になった電子シャーシまたはエンクロージャなので、PHBをそれらそれぞれのスイッチに連結するIOバスの各々は、物理ケーブル134、136など別個のリンクを通過する。例えば、バス130はケーブル134を通過し、バス132はケーブル136を通過する。各ケーブル134、136の両端に設けられたケーブル・コネクタ(CC:cable connector)160は、レーン・セットとケーブルとの間の電気接続を提供する。ある態様によれば、CPUとPCIeスイッチとを外部ケーブルを使って接続することから生じる一つの問題は、ケーブルまたはケーブル・コネクタの障害、どちらか側のシャーシでのケーブル接続の偶発的な取り外し、あるいはケーブル修理のためケーブル除去を要するサービス処置に起因する、ケーブルを介して通信するIOスロットへの接続の喪失である。
ある態様によれば、別個の物理ケーブルを使って、各PHB106、108をそれぞれスイッチ142、144に連結することは、冗長性のあるケーブルを提供し、ケーブル134、136のどちらか一つに障害が起きた場合にフェイルオーバ・メカニズムを備える助力となる。ある態様において、該フェイルオーバ・メカニズムによれば、第一PHBと第一PCIeスイッチとを接続するケーブルに障害が生じた場合、データの少なくとも一部は、第二のアクティブなケーブルを使って第一PHBと第一PCIeスイッチとの間で交換することが可能で、該第二のアクティブなケーブルは第二PHBと第二PCIeスイッチとをつないでいる。例えば、コンピュータ・システム100が、ケーブル136に障害が生じたことを検出した場合、データは、まだアクティブであり得るケーブル134内のレーンの一部を使って、PHB108とスイッチ144との間で交換することができ、一方、PHB106とスイッチ142とは、ケーブル134内の他のレーンでデータの交換を続ける。
PCIeアーキテクチャは、レーンのダウンシフトおよびアップシフトを可能にする。このことは、CPUファームウエアが、PHBと対応するスイッチとの間のアクティブなレーンの数を減らすこと(ダウンシフト)、およびアクティブなレーンの元の数に戻すこと(アップシフト)を可能にする。ある態様において、このPCIeシステムのこの能力を使って、ケーブル障害時にフェイルオーバ・メカニズムが提供される。例えば、ケーブル136中で障害が検出された場合、バス130および132の両方がダウンシフトされ、1セットのレーンだけが使われる。しかして、各バスは、x8バスからx4バスにダウンシフトされる。レーンのダウンシフトが完了したならば、バス132のレーンのアクティブなセット上のデータは、バス130の使われていないレーンのセットを用いて、PHB108とスイッチ144との間で交換される。ある態様では、バス130だけがx8からx4にダウンシフトされ、バス130のレーンのうちの非アクティブなセットが、PHB108とスイッチ144との間でデータを交換するために使われる。
図2は、本開示の実施形態による、CPU端部およびスイッチ端部の両方にマルチプレクサを用いた、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるためのPCIeシステム200のベース・オペレーションを示す例示図である。
図2に示されるように、PCIeルート・コンプレックス104は、PHB106および108を含む。PHB106は、IOバス130を使ってPCIeスイッチ142とデータを交換し、PHB108は、IOバス132を使ってPCIeスイッチ144とデータを交換する。バス130および132の各々はx8バスである。IOバス130は、各4レーンの2つのレーン・セット110および112に分けられている。同様に、IOバス132は、各4レーンの2つのレーン・セット114および116に分けられている。ある態様において、バス130に対して、レーン・セット110は高位のレーン0〜3を代表し、レーン・セット112は低位のレーン4〜7を代表する。同様に、バス132に対して、レーン・セット114は高位のレーン0〜3を代表し、レーン・セット116は低位のレーン4〜7を代表する。各ケーブル134、136の両端に設けられたケーブル・コネクタ160a〜160dは、これらレーン・セットとケーブルとの間に電気接続を提供する。
レーン・マルチプレクサ(MUX:multiplexer)(またはクロスポイント電気スイッチ)202a〜202dは、ケーブル134および136の両端(CPU端部およびスイッチ端部)において、バス130および132の各々のレーン・セット間でのレーン切り替えを可能にする。ある態様で、PCIeシステムのベース・オペレーションの間、両方のケーブル134および136はアクティブである。以下は、ベース・オペレーションの間のMUXの典型的構成である。
○ CPU端部において、MUX202aは、レーン・セット110をCC160aに、レーン・セット116をCC160cに連結する。
○ CPU端部において、MUX202cは、レーン・セット114をCC160cに、レーン・セット112をCC160aに連結する。
○ スイッチ端部において、MUX202bは、レーン・セット110をPCIeスイッチ142に、レーン・セット116をPCIeスイッチ144に連結する。
○ スイッチ端部において、MUX202dは、レーン・セット114をPCIeスイッチ144に、レーン・セット112をPCIeスイッチ142に連結する。
しかして、ベース・オペレーションの間、バス130のレーン・セット110および112は、PHB106をスイッチ142に接続し、バス132のレーン・セット114および116は、PHB108をスイッチ144に接続している。スイッチ側のMUXは、PCIeスイッチを包含するIOシャーシに組み入れることができる。ある態様では、CPU端部において、マルチプレクサを利用して、全レーンを各PHBから両方のケーブルに経路させることができる。例えば、MUX202aは、レーン・セット110をCC160aに連結、またはレーン・セット110をCC160cに連結するようにレーン・セットを切り替えることができる。同様に、スイッチ端部のマルチプレクサは、各ケーブル内のレーンのサブセットをどちらのスイッチにも再経路させることができる。当然ながら、当業者は、図2に示されたMUXの数および構成が例示のためのものであり、本開示のさまざまな態様を実装するため、これらMUXの任意の数および任意の構成が使えることをよく理解していよう。
ある態様によれば、CPUファームウエアは、PHBとMUX202aおよび202cとのオペレーションを制御する。ある態様において、MUX202bおよび202dは、スイッチ142および144のどちらか一つに連結された一つ以上のデバイス(またはEP)によって制御される。例えば、スイッチ142および144にそれぞれ連結されたMUX制御デバイス204aおよび204bは、MUX202bおよび202dを制御するためのプログラムをすることができる。ある態様では、CPUファームウエアは、MUX202bおよび202dを使ってスイッチ端部のレーン切り替えを行うため、MUX制御デバイス204aおよび204bを設定しもしくはこれらと通信する。ある態様において、MUX制御デバイス204aおよび204bの各々はMUX202bおよび202dの両方を制御することができる。ある態様では、MUX制御デバイスは、これもスイッチに接続されたPCIeデバイスである、特殊な型のIOシャーシ制御エレメントである。
図3は、本開示のある実施形態による、図2のPCIeシステムにおいてケーブル障害の過程で用いられるフェイルオーバ・メカニズムを示す例示図である。
図2に関連して上記で説明したように、ベース・オペレーションの間、PHBとIOシャーシ中のスイッチとの間のPCIeバスの全てのレーンは接続されている。しかして、2つのx8PHB106、108の各々は、バス130、132中の全8レーンをIOシャーシ中のそれぞれのスイッチに接続している。一つのケーブルが失われたとき、CPUファームウエアは、PCIe「レーン・ダウンシフト」を使い、まず、他方のPHBとその対応スイッチとの間のアクティブなレーンの数を、例えば、x8バスからx4バスに減らすなどして低減する。これにより、対応スイッチへのケーブル接続性を喪失したPHBおよびIOバスが使用するための4本のレーンが解放される。ある態様において、解放されるレーンは、一般には、x8PCIeバス中のレーン4〜7である。ある態様によれば、PHBまたはルート・ポートは、PCIeリンク接続(またはケーブル)の障害または喪失に関して、リンク停止イベントなどのリンク状態変化イベントをCPUファームウエアに信号伝達して、CPUファームウエアがケーブルまたはリンクの作動状態を点検するよう促す。他の実施形態では、CPUファームウエアが同様にケーブル障害を点検するよう促すため、他の表示またはメカニズムを利用することができる。
ある態様によれば、CPUファームウエアは、ケーブルを喪失したPHBもx4バスに設定する。前述したように、「マルチプレクサ」またはクロスポイント電気スイッチを利用して、全レーンを、各PHBから両方のケーブルに経路させることができる。しかして、ケーブル134、136の一つに障害が生じたとき、フェイルオーバ・メカニズムが開始され、CPUファームウエアは、CPU端部のマルチプレクサが、ケーブルを喪失したPHBからのあるレーン・セット(通常はレーン0〜3)を他方のアクティブなPHBケーブルの使われていないレーン(通常はレーン4〜7)に再経路させるよう、該マルチプレクサを設定する。また、前述のように、スイッチ端部のマルチプレクサは、各ケーブル内のレーンのサブセットをいずれのスイッチにも再経路させることができる。同様に、フェイルオーバ・メカニズムの一部として、CPUファームウエアは、アクティブなPHBケーブルを介してPCIeスイッチ上のMUX制御デバイスに通信し、マルチプレクサが直ちにPHBのアクティブなケーブルのレーン4〜7を他方スイッチのレーン0〜3に経路させるように、該制御デバイスを設定する。これにより、ケーブル接続を喪失したPHBのレーン0〜3は、アクティブに接続されているケーブル中のPHBのレーン4〜7を利用して、当初それが接続されていたスイッチのレーン0〜3に連結され、一方、アクティブなPHBレーン0〜3の同一ケーブル上の対応スイッチのレーン0〜3への接続性は、PCIeダウンシフト・プロトコル以外の妨害を受けることなく維持される。
例えば、図3は、ケーブル132に障害が発生し、ケーブル130だけがアクティブな場合のケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを示す。CPUは、ケーブル132の障害を検出し、それに応じ、レーン・ダウンシフトを用い、バス130および132中のアクティブなレーンの数をx8バスからx4バスに低減する。この例において、レーン・ダウンシフトは、PHB106がレーン・セット110(レーン0〜3)だけを使用するようにさせ、PHB108がレーン・セット114(レーン0〜3)だけを使用するようにさせる。CPUファームウエアは、MUX202cに対し、レーン・セット114とアクティブなバス130のレーン4〜7との間に接続を確立するよう命令する。CPUファームウエアは、同時に、アクティブなケーブル134のIOバス130を使って、MUX制御デバイス204aと通信する。MUX制御デバイス204aは、MUX202dに対し、バス130のレーン4〜7とPCIeスイッチ144のレーン0〜3との間に接続を確立するよう命令する。しかして、これにより、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムは、ケーブル接続を喪失したPHB108のレーン0〜3を、アクティブに接続されているケーブル134中のPHB106のレーン4〜7を利用して、当初それが接続されていたPCIeスイッチ144のレーン0〜3に連結する。
ある態様によれば、失われたケーブル接続性を修復するサービス処置が完了次第、CPUファームウエアは、修復されたケーブル接続性について通知され(あるいは、これに換えて電子的ケーブル存在信号を介して検出することができ)、フェイルオーバ・メカニズムの過程で行われたMUXの設定を逆に戻し、しかしてレーン・マルチプレクサの設定を変更し、各PHBに対するレーンの全てが、それらに接続されたスイッチのアップストリーム・ポートへの対応ケーブルを直接通るよう再経路させることができる。
図4は、本開示のある実施形態による、CPU端部およびスイッチ端部の両方にマルチプレクサを用いた、図2および3のPCIeシステム使った、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的プロセス400を示す流れ図である。402において、CPUファームウエアは、PHB106および108をこれらの各スイッチ142および144にそれぞれ接続するケーブル134および136中の障害について点検する。404で、CPUファームウエアが、例えばケーブル136に対し、ケーブル中の障害を検出した場合、次いで406において、CPUファームウエアは、バス130および132の両方をx8からx4バスにダウンシフトする。408において、該ファームウエアは、CPU端部のMUX202cに対し、ケーブル障害を有するPHBのレーン・セット114をアクティブなバス130のレーン4〜7に切り替えるよう命令する。410で、該ファームウエアは、スイッチ端部のMUX制御デバイス204aを使って、MUX202dに対し、アクティブなバス130のレーン4〜7をスイッチ144のレーン0〜3に切り替えるよう命令する。412において、ケーブル136の全面的接続性が修復されていない場合、プロセス400は、フェイルオーバ・モードでオペレーションを継続し、ケーブル136の接続性の修復についての点検を続ける。412で、CPUファームウエアが、ケーブル136の接続性修復を検出した場合、PCIeシステムは、x8バスに復元されたバスを用いる図2のベース・オペレーションに復帰する。
ある態様によれば、エレクトロニクス・コスト低減の利点およびパッケージ要求事項を達成するために、レーン多重化エレクトロニクス(またはMUX)をケーブルのCPU端部上から除去することができる。しかしながら、これは、これらの冗長構成に用いられた2本のケーブルの間の限られたケーブル長許容差を規定する電子タイミング要求事項に起因して、ケーブル長さが制限され、一部のIOシャーシケーブル配線構成が限定されるという不利点を有する。各冗長構成は、フェイルオーバおよび修復メカニズムのファームウエア・シーケンシングに、各付随する違いを有する。当業者は、特定のPCIe実装の必要性に適したどれかの冗長構成を選択することができる。
図5は、本開示のある実施形態による、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的オペレーション500を示す流れ図である。
オペレーション500は、502で、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間で、第一ケーブルを介し該第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、バス搬送ビットの第一セットを交換することにより開始される。バス搬送ビットは、一般に、バス上を送信されるデータのビットをいう。504において、第一ケーブル中で障害が検出される。第一ケーブル中で障害が検出されるのに応じ、506で、バス搬送ビットの第一セットが、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続する第二ケーブルの使われていない部分を用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間で交換される。
図6は、本開示のある実施形態による、スイッチ端部にだけマルチプレクサを用いたフェイルオーバ・メカニズムを備えるためのPCIeシステム600のベース・オペレーションを示す例示的流れ図である。
図6に示されるように、レーン・マルチプレクサ(MUX)(またはクロスポイント電気スイッチ)202bおよび202dは、ケーブル134および136のスイッチ端部上で、バス130および132の各々のレーン・セットの間でのレーン切り替えを可能にする。しかしながら、CPU端部にはMUXはなく、レーン・セットは直接ケーブルに接続されている。ある態様において、PCIeシステムのベース・オペレーションの間、ケーブル134および136の両方はアクティブである。以下は、ベース・オペレーションの間のPCIeシステム600の典型的構成である。
○ CPU端部において、
○ PHB106に対し、レーン・セット110は、CC160aに直接接続し、レーン・セット112は、CC160cに直接接続している。
○ PHB108に対し、レーン・セット114は、CC160cに直接接続し、レーン・セット116は、CC160cに直接接続している。
○ スイッチ端部において、
○ MUX202bは、レーン・セット110および112をPCIeスイッチ142に接続しており、これを使ってレーン・セット110と112との間で切り替えを行うことができる。
○ MUX202dは、レーン・セット114および116をPCIeスイッチ144に接続しており、これを使ってレーン・セット114と116との間で切り替えを行うことができる。
しかして、ベース・オペレーションの間、バス130のレーン・セット110および112は、PHB106をスイッチ142に接続し、バス132のレーン・セット114および116は、PHB108をスイッチ144に接続している。ある態様では、CPU端部において、レーン・スワッピングを利用して、全レーンを各PHBから両方のケーブルに経路させることができる。例えば、レーン・セット114をレーン・セット116とスワップし、これにより、レーン・セット114をケーブル160cに換えて160aを通って経路させることが可能である。同様に、レーン・セット110と112とをスワップし、各レーン・セットをケーブル160aおよび160bのどちらでも通って経路させることができる。上記のパラグラフで示したように、スイッチ端部のMUX202bおよび202dは、各ケーブル内のレーンのサブセットをいずれのスイッチにも再経路させることを可能にする。当然ながら、当業者は、これらMUXの数および構成が例示のためだけのものであって、本開示のさまざまな態様を実装するため、MUXの任意の数および任意の構成が使用可能であることをよく理解していよう。
ある態様によれば、CPUファームウエアは、CPU端部においてレーン・スワッピングを制御する。既に説明したように、CPUファームウエアはPHBのオペレーションを制御し、MUX202bおよび202dは、例えば、MUX制御デバイス204aおよび204bなど、スイッチ142および144の何れか一つに接続された一つ以上のデバイス(またはEP)によって制御される。また、MUX制御デバイス204aおよび204bの各々は、MUX202bおよび202dの両方を制御することができる。
図7は、本開示のある実施形態による、図6のPCIeシステムでケーブル障害が検出されるのに応じて用いられるフェイルオーバ・メカニズムを示す例示図である。図6に関して前述したように、ベース・オペレーションの間、PCIeバス130および132の各々の全てのレーンは、PHBと、IOシャーシ中のそれらそれぞれのスイッチとの間に接続されている。しかして、2つのx8PHB106および108の各々は、バス130、132中の全8本のレーンをIOシャーシ中のそれぞれのスイッチに接続する。ケーブル134、136の一つが接続性を喪失したとき、CPUファームウエアは、PCIe「レーン・ダウンシフト」を用い、他方のPHBとその対応スイッチの間のアクティブなレーンの数を、例えば、x8バスからx4バスに減らすなどして低減する。これによって、スイッチへのケーブル接続性を喪失したPHBおよびIOバスが使うための4本のレーンが解放される。ある態様において、解放されるレーンは、通例、x8PCIeバス中のレーン4〜7である。
また、ある態様によれば、CPUファームウエアは、ケーブルを喪失したPHBもx4バスに設定する。図6のPCIeシステムのベース・オペレーションに関して既に説明したように、レーン・スワッピングを用いて、全レーンを各PHBから両方のケーブルに経路させることができる。しかして、ケーブル障害の状態において、フェイルオーバ・メカニズムが開始され、CPUファームウエアは、ケーブルを喪失したPHBのレーン・セットをスワップし、ケーブルを喪失したPHBからのあるレーン・セット(通例、レーン0〜3)を他方のアクティブなPHBケーブルの使われていないレーン(通例、レーン4〜7)に再経路させる。また、前述のように、スイッチ端部のマルチプレクサは、各ケーブル内のレーンのサブセットを、どちらのスイッチにも再経路させることができる。しかして、フェイルオーバ・メカニズムの一部として、CPUファームウエアは、アクティブなPHBケーブルを介してPCIeスイッチ上のMUX制御デバイスに通信し、マルチプレクサが直ちにアクティブなケーブルのレーン4〜7を、ケーブルを喪失したPHBが当初接続されていた他方のスイッチのレーン0〜3に経路させるように設定する。これにより、ケーブル接続を喪失したPHBのレーン0〜3は、アクティブに接続されているケーブル中のPHBのレーン4〜7を利用して、当初それが接続されていたスイッチのレーン0〜3に連結され、一方、アクティブなPHBレーン0〜3の同一ケーブル上の対応スイッチのレーン0〜3への接続性は、PCIeダウンシフト・プロトコル以外の妨害を受けることなく維持される。
例えば、図7に示されるように、ケーブル132に障害が生じ、ケーブル130だけがアクティブとなる。CPUがケーブル132の障害を検出し、それに応じて、CPUファームウエアは、レーン・ダウンシフトを用い、バス130および132中のアクティブなレーンの数をx8バスからx4バスに低減する。この例において、レーン・ダウンシフトは、PHB106がレーン・セット110(レーン0〜3)だけを使用するようにさせ、PHB108がレーン・セット114(レーン0〜3)だけを使用するようにさせる。CPUファームウエアは、PHB108に対し、レーン・セット114と116との間でスワップし、レーン・セット114(レーン0〜3)が、障害のあるケーブル136の代わりに、アクティブなケーブル134中のバス130のレーン4〜7を通って経路させるよう命令する。CPUファームウエアは、同時に、アクティブなケーブル134のIOバス130を使って、MUX制御デバイス204aに通信し、MUX202dにバス130のレーン4〜7とPCIeスイッチ144のレーン0〜3との間の接続を確立するよう命令する。これにより、ケーブルフェイルオーバ・メカニズムは、アクティブに接続されているケーブル134中のPHB106のレーン4〜7を利用して、ケーブル接続を喪失したPHB108のレーン0〜3を、PHB108が当初接続されていたPCIeスイッチ144のレーン0〜3に接続する。
ある態様によれば、失われたケーブル接続性を修復するサービス処置が完了次第、CPUファームウエアは、修復されたケーブル接続性について通知され(あるいは、これに換えて電子的ケーブル存在信号を介して検出することができ)、レーン・セット116と114とを逆スワップし、フェイルオーバ・メカニズムの過程で行われたMUX202bおよび202dの設定を元に戻すことができる。
図8は、本開示のある実施形態による、スイッチ端部だけにマルチプレクサを用いた、図6および7のPCIeシステムを使った、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的プロセス800を示す流れ図である。802において、CPUファームウエアは、PHB106および108をそれらそれぞれスイッチ142および144に接続するケーブル134および136中に障害がないか点検する。804で、CPUファームウエアが、例えばケーブル136などのケーブル中に不具合を検出した場合、プロセス800は、806に進み、CPUファームウエアが130および132両方のバスをx8からx4バスにダウンシフトする。808において、該ファームウエアは、CPU端部のPHB108に対し、レーン・セット114と116との間でスワップを行い、アクティブなバス130のレーン4〜7を使ってレーン・セット114を経路させるよう命令する。810で、該ファームウエアは、MUX202dに対し、スイッチ端部のMUX制御デバイス204aを使って、バス130のレーン4〜7とPCIeスイッチ144のレーン0〜3との間の接続を確立するよう命令する。812において、ケーブル136が全面的接続性を回復していない場合、プロセス800は、フェイルオーバ・モードでオペレーションを継続し、ケーブル136の接続性の回復についての点検を続ける。812で、CPUファームウエアがケーブル136の接続性回復を検出した場合、PCIeシステムは、x8バスに復元されたバスを用いる、図6のベース・オペレーションに復帰される。
図9は、本開示のある実施形態による、ケーブル・フェイルオーバ・メカニズムを備えるための例示的オペレーション900を示す流れ図である。図示のように、オペレーション900は、902で、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間で、第一ケーブルを介し該第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、バス搬送ビットの第一セットを交換することによって開始される。904において、第一ケーブル中で障害が検出される。第一ケーブル中で障害が検出されるのに応じ、906で、第二ケーブルを介し第一PCIeブリッジのレーンの第二セットを用いて、第一PCIeブリッジと第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットが交換される。
上記では、本発明の実施形態を参照した。しかしながら、本発明が説明する特定の実施形態に限定されないことを理解すべきである。それどころか、各種の実施形態に関係しているかどうかの如何を問わず、上述の特質およびエレメントの一切の組み合わせは、本発明を実装、実施するものと見なされる。例えば、当業者は、本発明がケーブルを使わない、または複数の物理エンクロージャを必要としないPCIeリンクにも同等に適用できることをよく理解していよう。本発明は、コンピュータ回路基板に内蔵された配線、あるいはミッドプレーン・コネクタを介するものなどコンピュータ回路基板の間の配線、および同一または隣接物理エンクロージャ内の配線を用いているPCIeリンクなどの他の実施形態に対しても、PCIeリンクの喪失に対するフェイルオーバを備えるために本発明は同等に有用である。また、上記で説明したフェイルオーバ・メカニズムは、IOデバイスまたはアダプタが、スイッチを介して接続されるのに換えて、PHBに直接接続されているPCIe構成にも適用できることはよく理解できよう。また、類似のフェイルオーバ手順を用い、MUX制御デバイスを使って、スイッチと該スイッチに接続されたIOデバイスとの間の接続障害に対処することもできる。
さらに、本発明の実施形態が、他の可能な対処策または従来技術あるいはその両方に優れる利点を実現できるからといって、所与の実施形態により特定の利点が達成されるかどうかによって本発明が限定されるものではない。しかして、前述の態様、特質、実施形態、および利点は、単なる例示であり、請求項(群)中に明示で記載されている場合を除き、添付の請求項の構成要素または限定事項と見なすべきではない。同様に「本発明」への参照は、本明細書で開示されたどの発明主題事項の一般化としても解釈されてはならず、請求項(群)中に明示で記載されている場合を除き、添付の請求項の構成要素または限定事項と見なしてはならない。
当業者ならよく理解するであろうように、本発明の態様は、システム、方法、またはコンピュータ・プログラムとして具現することができる。従って、本発明の態様は、全体がハードウエアの実施形態、全体がソフトウエアの実施形態(ファームウエア、常駐ソフトウエア、マイクロコードなどを含む)、または、本明細書では全て一般的に「回路」、「モジュール」、または「システム」と呼ぶこともある、ソフトウエアおよびハードウエア態様を組み合わせた実施形態の形をとることができる。さらに、本発明の態様は、コンピュータ可読プログラム・コードをそこに有する一つ以上のコンピュータ可読媒体中に具現された、コンピュータ・プログラムの形をとることもできる。
一つ以上のコンピュータ可読媒体(群)の任意の組み合わせを用いることができる。該コンピュータ可読媒体は、コンピュータ可読信号媒体あるいはコンピュータ可読記憶媒体とすることができる。コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、以下に限らないが、電子的、磁気的、光学的、電磁気的、赤外的、または半導体のシステム、装置、またはデバイス、あるいはこれらの任意の適切な組み合わせとすることができる。コンピュータ可読記憶媒体のさらに具体的な例(非包括的リスト)には、一つ以上の配線を有する電気接続、携帯コンピュータ・ディスケット、ハード・ディスク、ランダムアクセス・メモリ(RAM:random access memory)、読み取り専用メモリ(ROM:read−only memory)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM:erasable programmable read−only memory、またはフラッシュ・メモリ)、光ファイバ、携帯コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM:compact disc read−only memory)、光記憶デバイス、磁気記憶デバイス、またはこれらの任意の適切な組み合わせが含まれよう。本文書のコンテキストにおいて、コンピュータ可読記憶媒体は、命令実行システム、装置、またはデバイスによってあるいはこれらに関連させて使うためのプログラムを包含または格納できる任意の有形媒体であり得る。
コンピュータ可読信号媒体には、コンピュータ可読プログラム・コードをその中に、例えば、ベースバンド中にまたは搬送波の一部として具現する伝播データ信号を含めることができる。かかる伝播信号は、以下に限らないが、電磁気的、光学的、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含むさまざまな任意の形をとることができる。コンピュータ可読信号媒体は、コンピュータ可読記憶媒体ではなく、命令実行システム、装置、またはデバイスによってあるいはこれらに関連させて使うためのプログラムを、通信、伝播、または搬送することが可能な、任意のコンピュータ可読媒体であり得る。
コンピュータ可読媒体上に具現されたプログラム・コードは、以下に限らないが、無線、有線、光ファイバ・ケーブル、RFなど、またはこれらの任意の適切な組み合わせを含む任意の適切な媒体を用いて送信することができる。
本発明の態様に対するオペレーションを実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、Java(R)、Smalltalk(R)、C++などのオブジェクト指向プログラミング言語、および「C」プログラミング言語または類似のプログラミング言語などの従来式手続き型プログラミング言語を含め、一つ以上のプログラミング言語の任意の組み合わせで書くことができる。該プログラム・コードは、単独型のソフトウエア・パッケージとして、完全にユーザのコンピュータでまたは部分的にユーザのコンピュータで、あるいは一部をユーザのコンピュータでそして他の部分を遠隔コンピュータで、あるいは完全に遠隔コンピュータまたはサーバで実行することができる。この後者のシナリオでは、該遠隔コンピュータは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN:local area network)または広域ネットワーク(WAN:wide area network)を含め、任意の種類のネットワークを介してユーザのコンピュータに接続することができ、あるいは、(例えば、インターネット・サービス・プロバイダを使ってインターネットを介し)外部のコンピュータに接続をすることができる。
本発明の実施形態による、フローチャート説明図、または、方法、装置(システム)およびコンピュータ・プログラム製品のブロック図、あるいはその両方を参照しながら、上記で本発明の態様を説明した。フローチャート説明図またはブロック図あるいはその両方の各ブロック、およびフローチャート説明図またはブロック図あるいはその両方のブロック群の組合せは、コンピュータ・プログラム命令によって実行可能であることは理解されよう。これらのコンピュータ・プログラム命令を、汎用コンピュータ、特殊用途コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサに供給して、マシンを生成し、該命令を該コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサを介して実行し、上記フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の中のブロックまたはブロック群に指定された機能/処置を実行するための手段を生成することができる。
また、これらのコンピュータ・プログラム命令を、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスに特定の仕方で機能するよう命令できる、コンピュータ可読の媒体の中に格納し、該コンピュータ可読の媒体中に格納された命令が、上記フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の中のブロックまたはブロック群に指定された機能/処置を実行する命令を包含する製造品として生成されるようにすることができる。
さらに、これらコンピュータ・プログラム命令を、コンピュータ、他のプログラム可能なデータ処理装置、または他のデバイスにロードし、該コンピュータ、他のプログラム可能な装置または他のデバイスに一連のオペレーション・ステップを遂行させ、該コンピュータまたは他のプログラム可能な装置で実行される命令が、上記フローチャートまたはブロック図あるいはその両方の中のブロックまたはブロック群に指定された機能/処置を遂行するためのプロセスを提供する、コンピュータ実行の工程を生成することができる。
これら図の中のフローチャートおよびブロック図は、本発明のさまざまな実施形態による、システム、方法、およびコンピュータ・プログラムの可能なインプリメンテーションのアーキテクチャ、機能、およびオペレーションを示す。これに関し、これらフローチャートまたはブロック図中の各ブロックは、所定の論理機能(群)を遂行するための一つ以上の実行可能命令を含む、コードのモジュール、セグメント、または部分を表し得る。また、ある別のインプリメンテーションにおいて、ブロック中に記載された機能が、図中に記載された順序と違った順序で行われ得ることに留意すべきである。例えば、関与する機能の如何によっては、引き続きに示された2つのブロックが、実際は、ほぼ同時に実行されることがあり、または時によりこれらブロックが逆の順序で実行されることもある。また、ブロック図またはフローチャート説明図あるいはその両方の各ブロック、およびこれらブロック図またはフローチャート説明図中のブロックの組み合わせは、所定の機能または処置を遂行する特殊用途ハードウエア・ベースのシステムによって、または特殊用途ハードウエアおよびコンピュータ命令の組み合わせによって実行できることにも留意する。
前述の説明は、本発明の実施形態を対象としてきたが、その基本的範囲から逸脱することなく、他のさらなる本発明の実施形態を考案することができ、本発明の範囲は添付の請求項によって決定される。
200 PCIeシステム
104 PCIeルート・コンプレックス
106 PCIeホスト・ブリッジ(PHB)
108 PCIeホスト・ブリッジ(PHB)
110 レーン・セット
112 レーン・セット
114 レーン・セット
116 レーン・セット
130 入力/出力(IO)バス
132 入力/出力(IO)バス
134 物理ケーブル
136 物理ケーブル
142 PCIeスイッチ
144 PCIeスイッチ
160a、160b、160c、160d ケーブル・コネクタ(CC)
202a、202b、202c、202d レーン・マルチプレクサ(MUX)
204a、204b MUX制御デバイス
0〜3 高位のレーン
4〜7 低位のレーン

Claims (26)

  1. 第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーションを備えるための方法であって、前記方法は、
    第一リンクを介し前記PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するステップと、
    前記第一リンク中で障害が検出されるのに応じ、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続している第二リンクの使われていない部分を用いて、前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第二セットを交換するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記障害が検出されるのに応じ、バス搬送ビットの前記第二セットを交換するステップは、
    前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するため、PCIeブリッジ端部において、レーンの前記第一セットと前記第二PCIeブリッジのレーンの第二セットとの間で第一切り替えを実施するステップを含み、前記使用されていない部分はレーンの前記第二セットを包含する、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記障害が検出されるのに応じ、バス搬送ビットの前記第二セットを交換するステップは、
    前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するため、IOデバイス端部において、レーンの前記第一セットと前記第二セットとの間で第二切り替えを実施するステップ、
    をさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第二セットの使用を停止するため、前記第二PCIeブリッジを設定するステップ、
    をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第一セット以外のレーンの使用を停止するため、前記第一PCIeブリッジを設定するステップ、
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第一および前記第二PCIeブリッジの各々はPCIeホスト・ブリッジ(PHB)を含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第一および前記第二IOデバイスの各々はPCIeスイッチを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 前記第一および前記第二PCIeブリッジはPCIeルート・コンプレックスに内蔵されている、請求項1に記載の方法。
  9. 第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーションを備えるための装置であって、前記装置は、
    第一PCIeブリッジを第一IOデバイスに接続する第一リンクであって、前記第一リンクは、前記第一PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するために使われる、前記第一リンクと、
    少なくとも、第二PCIeブリッジを第二IOデバイスに接続している第二リンクと
    を含み、
    前記第一リンク中で障害が検出されるのに応じ、前記第二リンクの使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第二セットが交換される、
    前記装置。
  10. 前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するために、レーンの前記第一セットと前記第二PCIeブリッジのレーンの第二セットとの間で第一切り替えを実施するための、PCIeブリッジ端部にある少なくとも一つの第一スイッチをさらに含み、前記使用されていない部分はレーンの前記第二セットを包含する、
    請求項9に記載の装置。
  11. 前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するために、レーンの前記第一セットとレーンの前記第二セットとの間で第二切り替えを実施するための、IOデバイス端部にある少なくとも一つの第二スイッチ、
    をさらに含む、請求項10に記載の装置。
  12. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第二セットの使用を停止するため、前記第二PCIeブリッジが設定される、
    請求項11に記載の装置。
  13. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第一セットの以外のレーンの使用を停止するため、前記第一PCIeブリッジが構成される、
    請求項12に記載の装置。
  14. 前記第一スイッチおよび前記第二スイッチは、中央処理ユニット(CPU)ファームウエアによって制御される、請求項11に記載の装置。
  15. 前記第二スイッチを制御するため前記第二IOデバイスに接続された制御デバイスをさらに含み、前記制御デバイスは前記CPUファームウエアによって制御される、
    請求項14に記載の装置。
  16. 前記第一および前記第二PCIeブリッジの各々はPCIeホスト・ブリッジ(PHB)を含む、請求項9に記載の装置。
  17. 前記第一および前記第二IOデバイスの各々はPCIeスイッチを含む、請求項9に記載の装置。
  18. 前記第一および前記第二PCIeブリッジはPCIeルート・コンプレックスに内蔵されている、請求項9に記載の装置。
  19. 第一PCIeブリッジと第一入力/出力(IO)デバイスとの間の接続に対するフェイルオーバ・オペレーションを備えるためのコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・プログラムは、
    第一リンクを介し前記PCIeブリッジのレーンの第一セットを用いて、前記PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第一セットを交換するステップと、
    前記第一リンク中で障害が検出されるのに応じ、第二PCIeブリッジと第二IOデバイスとを接続している第二リンクの使われていない部分を用いて、前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの第二セットを交換するステップと、
    に対するコードを包含するコンピュータ可読媒体、
    を含む、前記コンピュータ・プログラム。
  20. 前記障害が検出されるのに応じ、バス搬送ビットの前記第二セットを交換するステップは、
    前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するため、PCIeブリッジ端部において、レーンの前記第一セットと前記第二PCIeブリッジのレーンの第二セットとの間で第一切り替えを実施するステップ、
    を含み、
    前記使用されていない部分はレーンの前記第二セットを包含する、
    請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
  21. 前記障害が検出されるのに応じ、バス搬送ビットの前記第二セットを交換するステップは、
    前記第二リンクの前記使われていない部分を用いて前記第一PCIeブリッジと前記第一IOデバイスとの間でバス搬送ビットの前記第二セットを交換するため、IOデバイス端部において、レーンの前記第一セットと前記第二セットとの間で第二切り替えを実施するステップ、
    をさらに含む、請求項20に記載のコンピュータ・プログラム。
  22. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第二セットの使用を停止するため、前記第二PCIeブリッジを設定するステップ、
    をさらに含む、請求項21に記載のコンピュータ・プログラム。
  23. 前記第一リンク中で前記障害が検出されるのに応じ、レーンの前記第一セット以外のレーンの使用を停止するため、前記第一PCIeブリッジを設定するステップ、
    をさらに含む、請求項22に記載のコンピュータ・プログラム。
  24. 前記第一および前記第二PCIeブリッジの各々はPCIeホスト・ブリッジ(PHB)を含む、請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
  25. 前記第一および前記第二IOデバイスの各々はPCIeスイッチを含む、請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
  26. 前記第一および前記第二PCIeブリッジはPCIeルート・コンプレックスに内蔵されている、請求項19に記載のコンピュータ・プログラム。
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