JP2012118394A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012118394A JP2012118394A JP2010269533A JP2010269533A JP2012118394A JP 2012118394 A JP2012118394 A JP 2012118394A JP 2010269533 A JP2010269533 A JP 2010269533A JP 2010269533 A JP2010269533 A JP 2010269533A JP 2012118394 A JP2012118394 A JP 2012118394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- image forming
- toner
- forming apparatus
- carrier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Abstract
【解決手段】トナーとキャリアからなる二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有する現像装置本体と、当該装置本体に連結し、キャリアとトナーとからなるプレミックス剤を収容する補給容器と、当該装置本体に連結し、装置本体から排出される現像剤を回収する回収容器とを有する現像装置を備える画像形成装置において、画像領域内で現像剤担持体の円周ピッチで画像形成条件を多段階に可変することを特徴とする。
【選択図】図8
Description
一成分系現像剤を用いる場合には、層厚規定ブレードを通過する際にトナーを帯電させるようになっているが、供給ローラから現像ローラへの一回の供給によって,現像ローラ上のトナーの付着量を飽和させることは困難であるため,大面積のベタ画像を連続印字した場合の画像濃度と,広い非画像部領域の直後にベタ画像の濃度が異なるという、所謂、現像履歴(ゴースト)が生じるという不具合がある。
またこれとは別の方法として、現像剤の担持方法としてはキャリアを介した二成分系現像剤を担持する同様な方法を用い、画像部に対向する部分では潜像に対してトナーを飛翔される一成分系現像剤を用いた場合の可視像処理と同様な方法を用いるといキャリアの粒径分布と円経度とを規定して濃度ムラの低減を図る方法(例えば、特許文献2)、現像後の現像剤担持体から残留するトナーを剥離することにより、現像履歴が生じる条件をなくす方法(例えば、特許文献3)、累積印字枚数に応じて現像前に現像ユニットでの空攪拌時間を調整して非画像部と画像部とを対象とした現像剤担持体上での帯電量差をなくすことにより濃度偏差をなくす方法(例えば、特許文献4)などがある。
二成分系現像剤は、一成分系現像剤を用いる場合と違って摩擦帯電方式がことなるため、上記各方法をそのまま適用することができない。
特に、二成分系現像剤を用いる場合に、現像剤担持体上での現像剤を磁力により剥離しても濃度偏差を発生することが発明者によって確認されており、上述した各方法を適用した場合でも二成分系現像剤を用いた場合の現像履歴を完全に解消することは困難であるのが現状である。
(1)トナーとキャリアからなる二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有する現像装置本体と、当該装置本体に連結し、キャリアとトナーとからなるプレミックス剤を収容する補給容器と、当該装置本体に連結し、装置本体から排出される現像剤を回収する回収容器とを有する現像装置を備える画像形成装置において、
画像領域内で現像剤担持体の円周ピッチで画像形成条件を多段階に可変することを特徴とする画像形成装置。
まず、本発明に係る画像形成装置の詳細について説明すると次の通りである。
図1は、本実施形態に係る複写機の概略構成図である。
図1において複写機1000は、筐体本体内にイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像を形成するための4組のプロセスカートリッジ18Y,C,M,Kからなる画像形成ユニットを備えている。各符号の数字の後に付されたY,C,M,Kは、イエロー、シアン、マゼンダ、ブラック用の部材であることを示している(以下同様)。プロセスカートリッジ18Y,C,M,Kの他には、露光手段としての光書込ユニット21、中間転写ユニット17、2次転写装置22、レジストローラ対49、給紙カセット20、熱ローラ加熱定着方式を用いる定着ユニット25などが配設されている。
[プロセスカートリッジ]
図2は、上記プロセスカートリッジ18Y,C,M,Kのうち、イエロー用のプロセスカートリッジ18Yを対象として示す図である。なお、図中の符号にはイエローを意味する符号Yが省略されている。
同図において、トナー像を生成する像生成部として用いられるプロセスカートリッジ18は、ドラム状の感光体40、帯電器60、現像器61、ドラムクリーニング装置63、潤滑剤供給装置64を主要部として備えている。
この微小ギャプにて、帯電ローラから感光体40に放電を生じさせて、感光体40を一様帯電される。帯電ローラを回転されるのは、放電直後のローラ表面を微小ギャップから退避させるとともに、放電していないローラ表面を微小ギャップに進入させることで、安定した放電を生じさせるためである。帯電回転部材としては、帯電ローラの他、帯電ドラムやローラ状の帯電ブラシなどを用いることができる。なお、符号60Aは、帯電ローラのクリーニング部材である。
潜像の可視像処理に用いられる現像手段としての現像器61は、ケーシング70内に現像部67と、第1,第2の搬送スクリュー66A、66Bを配置した複数の現像剤収容部からなる攪拌部66とを有している。現像部67には、ケーシング70の開口から周面の一部を露出させる現像スリーブ65、ドクターブレード73が設けられている。
このように回転駆動される現像スリーブ65の内部には、図示されないマグネットローラがスリーブに連れ回らないように固定されている。このマグネットローラは、その周方向に分かれる複数の磁極を有している。これら磁極の影響により、現像スリーブ65の周囲上には磁界が形成されて現像剤の一部が汲み上げられる。
層厚を規制された現像剤は、感光体40と対向する現像領域まで搬送され,図示しない現像バイアス印加手段から現像スリーブに印加される現像バイアスによって,感光体40上に形成された静電潜像にトナーを付着させ,トナー像を形成する。
現像器61の攪拌部66には、符号71で示す、透磁率センサで構成されたトナー濃度センサ(以下、便宜上、Tセンサーという)が設けられている。
Y用の感光体40上に形成されたYトナー像は、後述の中間転写ベルト10に中間転写される。中間転写後の感光体40の表面は、ドラムクリーニング装置63によって転写残トナーがクリーニングされる。
ドラムクリーニング装置63は、感光体40に当接して残留トナーを掻き取るクリーニングブレード63Aと、感光体40から回収されたトナーを回収する回収スクリュウ63Bを備えている。
潤滑剤供給装置64は、固形潤滑剤64Aに接触する塗布ブラシローラ64Bと感光体40に接触して感光体40に塗布された潤滑剤を均す潤滑剤塗布ブレード64Cを備えている。
光書込ユニット21は、プロセスカートリッジ18の下方に位配置されており、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラーなどを有し、画像データに基づいて感光体の表面にレーザー光(符号Lで示す)を照射することにより感光体40上に静電潜像を形成する。なお、光書込ユニットは,光源たるレーザーダイオードから発したレーザー光をモータによって回転駆動されるポリゴンミラーによって走査され、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。かかる構成に代えて、LEDアレイによる露光手段を採用することもできる。
図1において光書込ユニット21の下方には、複数サイズを収容可能な第1,第2の給紙カセット20A、20Bを備えた給紙カセット20が設けられている。
給紙カセット20には、それぞれ、記録媒体たる記録紙が収容されており、一番上の記録紙には、第1,第2の給紙ローラ20A1、20B1がそれぞれ当接している。
給紙路PEには複数の搬送ローラ対20Cが配設されており、給紙路PEに送られた記録紙は、これらの搬送ローラ対によって上方に向けて搬送される。
レジストローラ対49の直前に記録紙が搬送ローラから送られてくると、記録紙は一旦停止される。そして、中間転写ベルト上に形成されたトナー画像が二次転写ニップに到達するタイミングに合わせて、レジストローラ対49を所定のタイミングで駆動し、記録紙を二次転写ニップに向けて送り出すようになっている。
図1において中間転写ユニット17には、プロセスカートリッジ18の上方に配置されており、複数のローラに掛け回された中間転写ベルト10を備えている。
中間転写ベルト10は、張架ローラ14、15を含む複数のローラによってテンション張架されている。そして、図示しないベルト駆動モータによって駆動される駆動ローラ15の回転によって図中時計回りに無端移動せしめられる。4つの中間転写バイアスローラ62Y、C、M、Kは、それぞれ中間転写ベルト10のベース層側(内周面側)に接触するように配設され、図示しない電源から中間転写バイアスの印加を受ける。また、中間転写ベルト10をそのベース層側から感光体40Y、C、M、Kに向けて押圧してそれぞれ中間転写ニップを形成する。
2次転写ニップ通過後の中間転写ベルト10の表面に残留する転写残トナーは、図中左側の従動ローラ14との間にベルトを挟み込むベルトクリーニング装置90によってクリーニングされる。ベルトクリーニング装置90により回収された転写残トナーは、廃トナーボトル91に導入されて廃棄される。
中間転写ベルト10の展張方向一方側が掛け回されている駆動ローラ15と対向する位置には、ローラが用いられている2次転写装置22が設けられている。
2次転写装置22は、これに用いられるローラがバネ荷重によって中間転写ベルト10が掛け回されているローラの一つに当接して形成される2次転写ニップを構成している。中間転写ベルト上に形成されたカラー画像は,中間転写ベルトの回転駆動によって二次転写ニップに移動され,同時に,レジストローラからトナー画像の二次転写ニップ進入と同期して記録紙を二次転写ニップに進入される.
図1において2次転写ニップの上方には、定着ユニット25が配置されている。
記定着ユニット25は、外周面に有する電磁誘導発熱層を発熱させるための電磁誘導手段であるIHコイル25Aを近接させて、図1において反時計方向に回転可能な定着ローラ25Bと給紙路PEを挟んで定着ローラ25Aと対向する加圧ローラ25Cとで構成されている。
定着ローラ25Bと加圧ローラ25Cとは互いに当接して定着ニップを形成しており、2次転写ニップを通過した転写紙をここに挟み込む。
紙反転ユニット26には紙反転路PRが設けられており、紙反転路PRは、定着ユニット25を通過した記録紙が図示しない切換爪により搬送方向を切り換えられて導入されると、レジストローラ対49に向け搬送される。
ここで、画像領域の濃度上昇が生じる現象について以下に説明する。
全ベタ印刷画像の濃度を詳しく観察すると、図3、図4のように画像先端部分の濃度が段階的に(図3では簡略化のため3段階とした)濃くなっていることが分かる。
この現象は、現像ポテンシャルが画像全面を作像中に一定であるにもかかわらず、紙間(用紙の後端から次の用紙の前端)において現像スリーブにトナーが多数付着することから、実効的な現像ポテンシャルが高くなることが主な原因であると考えられている。
画像形成装置には、以下の通りの画像形成に係る条件を設定した実験機を用いた。なお、以下に説明する実施例において使用される画像形成装置の特性は次の通りであるが、作像条件の制御タイミングや制御方法を限定するものでないこと勿論である。
・感光体帯電電位 Vd:−700〔V〕
・感光体回転周速 Vp:205〔mm/s〕
・現像スリーブ回転周速 Vs:369〔mm/s〕
・現像スリーブ直径 Ds:18〔mm〕
画像先端部分に発生する濃度上昇発生領域L〔mm〕は、感光体の回転周速Vp〔mm/s〕、現像スリーブ回転周速Vs〔mm/s〕、現像スリーブ直径Ds〔mm〕に基づき、L=πDs/(Vs/Vp)で求められる。
濃度上昇発生領域 L=π×18mm÷(369mm/s÷205mm/s)≒31mm
従来の技術において説明したように、非現像部(非画像部)直後に現像部(画像部)が現像位置に達した際には、図19に示したように、画像部先端の濃度が高くなる。
図5に示すように、初期剤では先端部分のΔID(= ID1−ID0;一番濃い部分と通常の部分(図3の場合、AB間とCD間)の濃度差)は小さく、スリーブ2周分のみが濃くなっているのに対して、500k枚(k枚=1000枚)印刷後の劣化剤では、初期剤と比較して大きく、また、スリーブ5周分までも濃くなっている。
このような剤中のトナーには、キャリアの帯電能力の変動や帯電分布の広がりによる影響を受けて、現像に関与しない、強帯電成分または、弱帯電成分がスリーブ上に多数発生する。このことから、スリーブ汚れが悪化する傾向となることが確認されている。
図6は、プレミックストナーを用いない場合と用いた場合のΔIDの推移を示している。プレミックスなしの場合は経時でΔID1が大きく上昇しているのに対して、プレミックスありの場合はあまり上昇していないことがわかる(ΔIDプレミなし−ΔID初期 >ΔIDプレミあり−ΔID初期)。
図7は、請求項1乃至3記載の発明に係る実施例を説明するための図であり、同図には、濃度上昇発生領域を作像中(時刻tS〜t1間及び時刻t1〜t2間)の現像ポテンシャル(VP1 及びVP2)を、それ以降(時刻t2〜tE)に作像される画像部の現像ポテンシャル(VP0)に対して、それぞれΔV1(=VP0−VP1)、ΔV2(=VP0−VP2)だけ小さくなるように制御していることが示されている。
これにより、濃度上昇発生領域とそれ以降に作像される画像部の画像濃度を図8のようにほぼ等しくすることができる(ID1’≒ID2’≒ID0’)。
なお、ここでは簡略化のため、現像ポテンシャルを2段階で制御しているが、画像によってはn段階に制御しても良い。一例として、本実施例の固定条件において、画像濃度を均一にする為に現像ポテンシャルを下げるべき時間周期は以下のように計算できる。
t1−ts= t2−t1=π×18mm÷369mm/s≒150ms
仮に剤履歴(剤劣化)の効果を考慮に入れて制御を行った場合でも、制御すべき現像ポテンシャル量が大きくなるため、使用環境・条件によっては、地肌ポテンシャル量(現像バイアスと帯電バイアスの差)が小さくなることで地肌汚れ(非画像部にトナーが現像される現象)が発生したり、ハーフトーン濃度や線幅が変動したりして画像品質が悪化する場合があった。
本実施例では、プレミックス率に特徴がある。
一般的に、低画像面積率の画像を印刷中の時にキャリアの入れ代わりが少ないため、プレミックス率を決定するときには、画像面積率0%で評価を行った(画像形成装置はトナーボソツキのために少量のトナー吐き出しを行っているため非常にゆっくりとではあるが、現像剤の入れ替わりが起きている)。
プレミックス率10%の時に、初期のΔIDと等しくなり、それ以上プレミックス率を増加しても変化しないことが分かった。
逆にこれ以上プレミックス率を多くするとベタ画像の補給追従性の悪化や、キャリア増によるトナー容量の減少及びコスト増につながるため、8〜12%程度で使用するのが良いと推察される。なお、このTC範囲では、実際に0〜100%の画像面積率で印刷を行っても、キャリアの帯電能力の変動はほとんどなく、経時で濃度偏差が上昇することの無いことを確認した。
本実施例は、現像ポテンシャルの減少幅設定を温度特性と関係づけた点に特徴がある。
温度にかかわらず現像ポテンシャルの減少幅を一定に変化させた場合は、低温環境では図11のように、特に一番先端の濃度が濃いのに対して、高温環境では図12のように、全体的に濃度が薄くなりすぎてしまう。
この結果を受けて、本実施例では、現像ポテンシャルの減少幅を表1のように変化させたところ、温度によらず、図8のような画像濃度のほぼ均一な画像を出力できた。
本実施例では、現像ポテンシャルの減少幅設定を湿度変化に関係づけた点に特徴がある。
湿度にかかわらず現像ポテンシャルの減少幅を一定に変化させた場合は、低湿環境では図11のように、特に一番先端の濃度が濃いのに対して、高湿環境では図12のように、全体的に濃度が薄くなりすぎてしまう。現像ポテンシャルVP1と VP2を固定した時に、温度を一定にして湿度を変化させたときにΔID1((図3のAB間とBC間の濃度差)及びΔID2(図3のBC間とCD間の濃度差)がどのように変化するかを実験すると図14のように、湿度とΔIDは反比例の関係が確認された。
本実施例では、現像ポテンシャルを制御する手段として、露光手段の潜像担持体への露光パワーを制御している。
LDの露光パワーと現像ポテンシャルの関係は、図15のように比例関係である。従って、この関係より、スリーブ1周目の露光パワーはP1、スリーブ2周目の露光パワーはP2を用いれば、それぞれ画像濃度が均一になる現像ポテンシャルVP1、VP2(図7参照)が得られる。
本実施例では、現像ポテンシャルを制御する手段として、露光手段の潜像担持体への露光時間を制御している。
LDの露光時間と現像ポテンシャルの関係は、図16のように比例関係である。
従って、この関係より、スリーブ1周目の露光時間はP1、スリーブ2周目の露光時間はP2を用いれば、それぞれ画像濃度が均一になる現像ポテンシャルVP1、VP2(図7参照)が得られる。
本実施例では、現像ポテンシャルを制御する手段として、現像剤担持体に印加する電圧(現像バイアス)を制御している。
現像バイアスと現像ポテンシャルの関係は、図17のように反比例の関係である。
従って、この関係より、スリーブ1周目の現像バイアスはVB1、スリーブ2周目の現像バイアスはVB2を用いれば、それぞれ画像濃度が均一になる現像ポテンシャルVP1、VP2(図7参照)が得られる。
本実施例は、上記のような濃度上昇を、図18に示すような基準濃度パターンを感光体上(または中間転写ベルト上)に作成し、これを光学センサにより複数回検出し、この検出結果に応じて、画像領域内で現像剤担持体の円周ピッチで画像形成条件を多段階に可変することで均一な画像を得るというものである。
本実施例では、リサイクルトナーを用いる場合を対象としている。
一般的にトナーには粒径分布が存在し、現像されやすいのは付着力の小さな大粒径トナーであるため、トナーリサイクルを行うほど現像ユニット内の小粒径トナーの割合が増加する。
10 中間転写ベルト
21 書込装置
40 感光体
61 現像装置
62 帯電装置
Claims (11)
- トナーとキャリアからなる二成分現像剤を担持搬送する現像剤担持体を有する現像装置本体と、当該装置本体に連結し、キャリアとトナーとからなるプレミックス剤を収容する補給容器と、当該装置本体に連結し、装置本体から排出される現像剤を回収する回収容器とを有する現像装置を備える画像形成装置において、
画像領域内で現像剤担持体の円周ピッチで画像形成条件を多段階に可変することを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像形成条件は、前記潜像担持体の移動方向に沿った現像剤担持体の周長ピッチに対する画像パターンが非画像部から画像部に切り替わる直後の画像先端に発生する濃度偏差発生領域を対象とした現像ポテンシャルを、画像形成時での現像ポテンシャルに対して低く設定することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件を設定する際に用いられる、前記画像先端部分に発生する濃度上昇発生領域L〔mm〕は、感光体の回転周速Vp〔mm/s〕、現像スリーブ回転周速Vs〔mm/s〕、現像スリーブ直径Ds〔mm〕に基づき、L=πDs/(Vs/Vp)で求められることを特徴とする請求項1また2に記載の画像形成装置。
- 前記プレミックス剤のプレミックス率(補給トナーに含まれるキャリアの重量比(%))が、8〜12%であり、最適値としては10%であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件を温度に応じて変化させることを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件を湿度に応じて変化させることを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件として、露光手段の潜像担持体への露光パワーを制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件として、露光手段の潜像担持体への露光時間を制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記画像形成条件として、現像剤担持体に印加する電圧を制御することを特徴とする請求項1乃至3のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 前記画像濃度条件を変更手段は、所定の非画像形成タイミングで、上記現像剤担持体の表面移動一周期に対応する距離以上の間隔をあけた複数箇所の画像濃度を把握するための基準濃度パターンを形成するための露光処理を行い、これにより得られる潜像に対して上記現像処理を行ってトナーを付着させて該基準濃度パターンを形成し、該基準濃度パターンにおける該複数箇所の画像濃度を画像濃度検知手段により検知した結果に基づいて、変更する画像濃度条件の内容を修正することを特徴とする請求項1乃至9のうちの一つに記載の画像形成装置。
- 潜像担持体上のトナー像を被転写体へ転写した後に該潜像担持体上に残存する転写残トナーを上記現像剤担持体に再度担持させて再び現像処理に寄与させるトナーリサイクル手段を有することを特徴とする請求項1乃至10のうちの一つに記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010269533A JP5655530B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010269533A JP5655530B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012118394A true JP2012118394A (ja) | 2012-06-21 |
JP5655530B2 JP5655530B2 (ja) | 2015-01-21 |
Family
ID=46501253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010269533A Expired - Fee Related JP5655530B2 (ja) | 2010-12-02 | 2010-12-02 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5655530B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000098675A (ja) * | 1998-09-24 | 2000-04-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2003021961A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Kyocera Corp | 画像形成装置における現像方法 |
JP2006053280A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008209847A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-12-02 JP JP2010269533A patent/JP5655530B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000098675A (ja) * | 1998-09-24 | 2000-04-07 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2003021961A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-24 | Kyocera Corp | 画像形成装置における現像方法 |
JP2006053280A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008209847A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-11 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5655530B2 (ja) | 2015-01-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5777255B2 (ja) | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 | |
JP4976872B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5030090B2 (ja) | 画像形成装置における現像方法及び装置 | |
JP2016200619A (ja) | 画像形成装置 | |
US10394156B2 (en) | Image formation apparatus controlling charging voltage and development voltage | |
JP4280694B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP7400373B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5655530B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008015089A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JPH11282222A (ja) | 画像形成装置、プロセスカートリッジ及びトナー容器 | |
JP2014010340A (ja) | バイアス制御装置、現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
JP2006195281A (ja) | カラー画像形成装置 | |
JP5768582B2 (ja) | 現像装置とプロセスカートリッジユニット及び画像形成装置 | |
JP2011095651A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011081172A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2009122443A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6314852B2 (ja) | 現像装置、およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP5516261B2 (ja) | 電子写真記録装置 | |
JP2021081635A (ja) | 潤滑剤供給装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 | |
JP2005157124A (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプロセスカートリッジ | |
JP2024046723A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005004065A (ja) | クリーニング装置、画像形成装置、プロセスユニット、クリーニング方法及び画像形成方法 | |
JP2020166118A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2019105793A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2008276069A (ja) | 現像剤供給部材、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤供給方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131111 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140521 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140527 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140715 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140819 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140916 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141028 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141110 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5655530 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |