JP4280694B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式のプリンタ,複写機,ファクシミリ等に用いられる現像装置を使用した画像形成装置に関する。
特許文献1,特許文献2,特許文献3には、電子写真感光体に対向して複数の現像スリーブを設けた現像装置が開示されている。複数の現像スリーブを用いると、複数の現像位置でそれぞれの現像スリーブによる現像が可能となるため、感光体上の静電潜像の現像に寄与するトナー量を増加させることができる。そして、現像に寄与するトナー量が多いと、トナー像の濃度を上げやすくなる。
このような現像装置は、現像スリーブを高速回転させなくても十分な現像性を確保することができるため、高速の画像形成装置に向いている。複数の現像スリーブとしては、現像装置の構成が複雑にあることを回避する等の理由で、2本の現像スリーブを使用したものが一般的である。2本の現像スリーブがそれぞれ感光体の回転方向に沿っての上流側と下流側とに配設されている。
一方、特許文献4には、現像スリーブ近傍のトナーを、画像形成中以外(非画像形成時)に電子写真感光体に対して吐き出す消費モードが提案されている。消費モードを行う目的は、現像装置の長期レンジでの長寿命化や、現像装置以外の、例えば、画像形成装置内部の転写部やクリーナ部へのトナー供給によるクリーニング性能の向上などが挙げられる。
ところで、感光体に対向した2本の現像スリーブを有する現像装置においては、画像1枚当たりの現像剤の消費率は、上流側の現像スリーブの現像条件と下流側の現像スリーブの現像条件とによって個別に異なる。また、画像1枚当たりの現像剤の消費率は、上流側と下流側の現像スリーブの現像条件が同じであった場合でも、出力する画像の印字比率によって異なることがある。ただし、ベタ画像の出力の場合には、現像剤の消費率はほぼ一定の割合となる。
一般的には、現像剤の消費率は、上流側の方が下流側よりも高くなる傾向にある。なぜなら、上流側においては、現像位置に搬送されてくる静電潜像にはトナーが付着されていないが、下流側の現像位置に搬送されてくる静電潜像には、既に上流側でトナーが付着されているため、その分、トナーを付着させるための電界強度が低いためである。また、別の理由として、下流側は静電潜像が現像位置に到達するまでの時間が上流側よりも長いため、感光体の暗減衰と呼ばれる微小な経時的潜像電位の低下現象が大きくなるためである。上流側でトナーを飛翔させ、下流側でトナーを少量付加させると同時に、感光体の静電潜像上のトナーを整える作用を持たせた方が、より高画質な画像となる特性から考えても、上流側の消費率は下流側のものより大きくなる傾向にある。
特公昭62−45552号公報 特許第2878322号公報 特許第2978556号公報 特開2000−172027号公報
しかしながら、現像剤の消費率が、下流側の現像スリーブよりも上流側の現像スリーブの方が大きい場合には、以下のような問題が発生する。
すなわち、長期レンジで画像を確認すると、出力濃度が低下したり、カブリ現象が増加したりする、といった不良が発生する。この理由は、下流側は、上流側からトナーが付着された感光体が回転してくるため、上流側で付着されたトナーの一部を剥ぎ取ってしまうことを含めて、下流側のトナー消費率の方が上流側のトナー消費率よりも低いためである。このため、下流側の現像スリーブ近傍のトナー消費量が上流側に比べて少なく、適切に帯電されたトナーのみが消費されがちになり、比較的適切でないトナーが下流側の現像スリーブの近傍に徐々に蓄積するようになる。ここで、適切でないトナー(不良トナー)とは、初期トナーにはない組成比率のトナーとなることを意味しており、例えば一成分磁性トナーの場合は、外添剤としての研磨剤や荷電制御剤などの比率が初期トナーに比べ、多く又は少なくなる現象であったり、トナーの平均粒径が初期に比べ、大きく又は2極化する現象であったりする。また、トナー消費量が減ると、現像スリーブ近傍に滞留するトナーが多くなるため、画像形成装置内部での熱や、現像スリーブの回転による摺擦などのストレスを受けて、初期トナーとは現像特性が異なるようになる場合もある。これらの総合的な結果として、出力濃度が低下したり、カブリ現象が増加したりという長期レンジでの問題が発生することになる。
そこで、本発明は、複数の現像スリーブを有することに起因する出力濃度の低下や、カブリ現象の増加を抑制するようにした現像装置を備えた画像形成装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明(画像形成装置)は、静電像が形成される像担持体と、現像剤を収納する第1現像容器と、前記第1現像容器内の第1現像剤を担持搬送する第1現像スリーブを備え、前記像担持体上の静電像を現像する第1現像手段と、現像剤を収納する第2現像容器と、前記第2現像容器内の第2現像剤を担持搬送する第2現像スリーブを備え、該第1現像手段よりも像担持体移動方向下流側に配置されるとともに、前記第1現像手段にて現像された同一静電像を現像する第2現像手段と、通常の画像形成時以外の時に、前記第1及び第2現像スリーブに担持された現像剤を、前記像担持体に転移させる現像剤消費モードを実行する制御手段と、を有する画像形成装置において、前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像剤及び前記第2現像剤の劣化状態に関わらず、前記第1現像スリーブから前記像担持体へ消費される現像剤消費量よりも、前記第2現像スリーブから前記像担持体へ消費される現像剤消費量の方が多くなるように制御することを特徴とする。
請求項1の発明によると、画像形成時におけるそれぞれの現像スリーブから感光体へのトナー供給量に基づいて、消費モード時におけるそれぞれの現像スリーブから感光体へのトナー吐出し量を設定するので、適切でないトナー(例えば、組成比率の異なるトナーや平均粒径の異なるトナー)を適宜に現像スリーブから感光体に吐き出すことができる。これにより、出力濃度の低下や、カブリ現象の増加を抑制することができる。
以下、図面に沿って、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図面において同じ符号を付したものは、同様の構成あるいは同様の作用をなすものであり、これらについての重複説明は適宜省略した。
<実施の形態1>
図1は、本発明を適用することができる現像装置を備えた画像形成装置の概略構成を模式的に示す縦断面図である。なお、同図に示す画像形成装置は、電子写真方式のプリンタ(以下「画像形成装置」という。)である。
この画像形成装置は、像担持体としてドラム型の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)1を備えている。感光ドラム1は、例えば直径108mmのa―Si(アモルファスシリコン)感光体によって構成されている。感光ドラム1は、画像形成装置本体Mによって回転自在に支持されるとともに、駆動手段(不図示)によって矢印R1方向に所定のプロセススピード(周速度)、例えば450mm/secで回転駆動される。これによりA4サイズの記録材に対して、毎分85枚の白黒画像を形成することができる。上述のようにa―Si感光体によって構成された感光ドラム1は、有機光半導体(OPC)によって構成された感光ドラムと比較して、比誘電率が10程度と大きいこと、帯電電位が比較的低いこと、OPCに比べて潜像電位は十分に取れないが、高耐久で寿命が300万枚以上あり、高速の(スループットの高い)画像形成装置に向いていること、などの特徴がある。
感光ドラム1は、LEDアレイによって構成された除電器2により表面の電荷が除去された後、帯電器3により所定の極性・電位(例えば、+420V)に一様に帯電される。この電位が暗部電位VDとなる。
帯電後の感光ドラム1表面は、露光装置15によって静電潜像が形成される。露光装置15は、画像情報に基づくレーザ光Lを発光する半導体レーザ10を有している。半導体レーザ10から発光されたレーザ光Lは、ポリゴンミラー11、fθレンズ12、折り返しミラー13、防塵ガラス14等を介して、帯電後の感光ドラム1表面に照射される。レーザ光Lの波長は680nmであり、解像度は600dpiである。レーザ光Lの感光ドラム1上でのスポット径は、感光ドラム1表面においては、600dpiの1画素=42.3mmよりも若干大きいサイズとなる。感光ドラム1の露光後の表面電位、すなわち明部電位VLは、例えば、+50V程度となる。このように、露光装置15によるレーザ光Lの照射によって、露光後の感光ドラム1表面に静電潜像が形成される。
この静電潜像は、上流現像器4及び下流現像器5を有する現像装置16によって現像される。上流現像器4は、感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に沿っての上流側に配置され、また下流現像器5は、同じ区感光ドラム1の回転方向に沿っての上流現像器2の下流側に配置されている。これら上流現像器4、下流現像器5には、同じ成分・特性のトナーが収納されている。本実施の形態では、現像剤として、一成分磁性トナーを使用している。また、トナーは、ポジトナーであって、重量平均粒径が8.0μmである。感光ドラム1上の静電潜像は、現像装置16によってトナーが付着されてトナー像として現像される。なお、現像装置16については、後に詳述する。
こうして感光ドラム1表面に形成されたトナー像は、転写帯電器6によって記録材P(例えば紙,透明フィルム)上に転写される。この記録材Pは、給紙カセット20に収納されていたものが、給紙ローラ21、搬送ローラ22、レジストローラ23等を介して、感光ドラム1と転写帯電器6との間に、感光ドラム1上のトナー像とタイミングを合わせるようにして供給される。供給された記録材には、転写帯電器6により、感光ドラム1上のトナー像が転写される。
トナー像転写後の感光ドラム1は、表面に残ったトナー(残留トナー)がクリーニング装置8によって除去され、上述の除電器2によって除電された後、次の画像形成(画像出力)に供される。
一方、トナー像転写後の記録材Pは、分離帯電器7によって感光ドラム1表面から分離され、搬送ベルト24によって定着装置9に搬送される。記録材Pは、定着装置9によって加熱・加圧されて、表面にトナー像が定着される。トナー像定着後の記録材Pは、排紙ローラ25によって画像形成装置本体Mの外部に排出される。これにより、1枚の記録材Pに対するトナー像の形成が終了する。
図2に、感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に沿った方向の、現像装置16の拡大縦断面図を示す。感光ドラム1の回転方向に沿っての上流側に上流現像器4が配置され、また下流側に下流現像器5が配置されている。これら、上流現像器4と下流現像器とは、基本的な構成はほぼ同じである。上流現像器4、下流現像器5は、それぞれ現像容器4a,5a、現像スリーブ41,51、規制ブレード42,52、マグネットローラ43,53、第1攪拌部材44,54、第2攪拌部材45,55、加圧ばね(圧縮ばね)46,56、駆動モータ48,58、現像バイアス印加電源(高圧電源)49,59を有している。さらに、下流現像器5は、偏心カム57を有している。なお、上流現像器4には、このような偏心カムはない。
上流側,下流側の現像スリーブ41,51は、現像容器4a,5aの開口部に配置されて、感光ドラム1表面に対向している。現像スリーブ41,51は、その長手方向(軸に沿った方向)の両端部にスペーサリング(不図示)が装着されていてる。現像スリーブ41,51は、現像容器4a,5aを介して加圧ばね46,56によって加圧されることにより、このスペーサリングを感光ドラム1表面に長手方向両端部の非画像形成部に当接させている。これにより、現像スリーブ41,51と、感光ドラム1表面との間が所定の間隙(例えば、200μm)となるように構成されている。なお、下流側の現像スリーブ51については、後述のように、偏心カム57の回転により、感光ドラム1表面との間の間隙が、上述のスペーサリングを当接された場合を最小として、増加方向に変更されるようになっている。現像スリーブ41,42は、駆動モータ48,58によって矢印R41方向,矢印R51方向に回転駆動される。この回転方向は、感光ドラム1の回転方向とは逆、したがって、感光ドラム1と、現像スリーブ41,51とは、それぞれの表面が相互に対面する現像位置D1,D2において、それぞれの表面が同方向に移動するようになっている。現像スリーブ41,51には、現像バイアス印加電源48,58により、それぞれ固有のDC(直流)成分とAC(交流)成分とが重畳された現像バイアスが印加されるようになっている。
現像容器4a,5a内のトナーは、現像スリーブ41,51表面に担持(コート)され、規制ブレード42,52によって層厚が規制された後、現像位置D1,D2に搬送される。本実施の形態では、現像スリーブ41,51と規制ブレード42,52との間の間隙は、200μmに設定されている。現像容器4a,5a内のトナーは、画像形成枚数が増加するに伴って、徐々に消費されていく。現像容器4a,5a内には、ホッパ(不図示)から、マグネットローラ43,53の回転によって、トナーが補給される。補給されたトナーは、第1攪拌部材44,54、第2攪拌部材45,55により、現像スリーブ41,51に向けて搬送されるようになっている。
上述のように、上流現像器4は、上流側の現像スリーブ41が、現像容器4aを介して加圧ばね46によって付勢されることにより、スペーサリングを感光ドラム1表面に当接させている。これにより、現像位置D1における感光ドラム1表面と現像スリーブ41表面との間に所定の間隙(200μm)を確保するようにしている。
これに対して、下流現像器5においては、感光ドラム1表面と現像スリーブ51表面との間の間隙が可変となっている。下流現像器5においては、現像容器5aの背面側(感光ドラム1から遠い側)にフック状の係合部5bが設けてある。偏心カム57が図2に示す位置に配置されているときは、係合部5bに対する偏心カム57の係合が解除される。この場合には、現像スリーブ51は、現像容器5aを介して加圧ばね56によって付勢されることにより、スペーサリングを感光ドラム1表面に当接させている。これにより、現像位置D2における感光ドラム1表面と現像スリーブ51表面との間に所定の間隙(200μm)を確保するようにしている。一方、偏心カム57が軸57aを中心に回転すると、偏心カム57が係合部5bに当接し、現像容器5aを加圧ばね56の付勢力に抗して感光ドラム1から遠ざける方向に移動させる。そして、偏心カム57が、図2に示す位置からほぼ180度回転すると、現像容器5aが最も後方に移動され、現像位置D2における感光ドラム1表面と現像スリーブ51表面との間の間隙が最大の4mm程度となる。このように下流側の現像スリーブ15は、感光ドラム1との間の間隙が、200μmから4mmの範囲で変化するようになっている。そして、現像スリーブ51が離間されたとき、すなわち間隙が4mmとなったときには、下流現像器5からのトナーの飛翔による現像が行われなくなるとともに、上流現像器4から感光ドラム1に付着されたトナーに対しても、剥ぎ取り作用が発生しなくなるようになっている。
図3は、上流現像器4と下流現像器5について、画像の印字率が変化した場合のトナー消費量(トナー供給量)を説明する図である。同図中の横軸は、印字率0%(ベタ白)から印字率100%(ベタ黒)までを示す。縦軸は画像出力時のトナー消費量を示す。上流現像器4、下流現像器5との現像条件は同じである。
印字率0%のベタ白状態では、上流現像器4、下流現像器5ともトナーを消費しないため0点を通っている。これに対して、印字率100%のベタ黒状態に近づくに従って、右肩上がりの特性を示す。ベタ黒状態のトナー消費量は、本実施の形態の構成では、上流現像器4のトナー消費量Haが下流現像器5のトナー消費量Hbを上回るようになっている。なぜなら、感光ドラム1の矢印R1方向に回転に伴って感光ドラム1上の静電潜像は、まず上流側の現像位置D1に到達し、その後、下流側の現像位置D2に到達する。ここで、静電潜像が上流側の現像位置D1に到達したときには、この静電潜像上にはまだトナーは付着されていない。これに対して、静電潜像が下流側の現像位置D2に到達したときには、この静電潜像には既に上流現像器4によってトナーが付着されている。このため、電界強度に差が発生する。すなわち、上流側の現像位置D1における電界強度が、下流側の現像位置D2における電界強度を上回る。これにより、トナーの消費量は、上流側が下流側を上回ることになる。このような傾向は、一般的なものである。
また、露光によって形成された感光ドラム1上の静電潜像が、下流側の現像位置D2に到達するまでの時間は、上流側の現像位置D1に到達するまでの時間よりも長くかかり、下流側では、感光ドラム1の暗減衰と呼ばれる微小な経時的潜像電位の低下現象も大きくなるためでもある。
さらに、上流現像器4でトナーを飛翔させて現像を行い、下流現像器5では、トナーを少量付加させると同時に、感光ドラム1上の静電潜像上のトナーを整える作用を持たせた方が、より高画質な画像となる特性から考えても、上流現像器4のトナー消費量は、下流現像器5のトナー消費量よりも大きくなる傾向にある。
図4は、画像出力のためのフローチャートであり、かつ本実施の形態における消費モードを実行するに至るプロセスを説明するフローチャートである。
まず、ユーザに指定された所定の出力枚数まで画像出力するための出力カウンタを0とする。この出力カウンタとは別のカウンタとして消費カウンタを具備し、これは値を変更せず、以前の値をそのまま使う(S1)。ただし、画像形成装置の初期設置時は初期値として0が入っている。次に、前述の画像形成プロセスを行って、1枚の画像出力を行う(S2)。その後、出力カウンタと消費カウンタをともにインクリメント(+1)させる(S3)。出力カウンタが、ユーザに指定された所定の出力枚数に達したか否かを確認し(S4)、未達成であれば(S4のNo)、ステップS2に戻る。一方、達成していれば(S4のYes)、消費カウンタが所定の出力枚数(同図の例では、1000枚)に達したかを確認する(S5)。消費カウンタが1000枚に達していなければ(S5のNo)、終了する。一方、消費カウンタが1000枚に達していれば(S5のYes)、本実施の形態の消費モードを画像出力後に実行する(S6)。実行後は消費カウンタを0にリセットしておく(S7)。このようにして画像出力と消費モードを各カウンタにより制御する。このフローチャートに従えば、画像出力の出力カウンタとは別に、1000枚毎に消費モードが実行される。なお、消費カウンタによってカウントする枚数は、1000枚に限定されるものではなく、別の適宜な枚数を設定するようにしてもよい。また消費モードを実行するタイミングとしては、消費カウンタが1000枚に達した後の最初の画像出力を行う前に実行するようにしてもよい。画像出力後だけでなく、画像出力前、又は先行する記録材と後続の記録材との間(紙間)に実行するようにしてもよい。ただし、ユーザの使い勝手を考慮すると、画像出力後、又は消費カウンタが所定の出力枚数に達した後の、最初に画像形成装置の電源投入時等が好ましい。
図5は、上述の消費モードのフローを説明するタイムチャートである。
まず感光ドラム1(以下適宜「感光体1」という。)を駆動(回転)する(時間t0。以下単に「t0」のように記す。)。ただし、図4に示すように消費モードを画像出力達成後に実行し、かつ感光体1の後回転中に実行する場合は、初めからONとなっていてもよい。感光体1の駆動がONされるt0のタイミングでは、レーザの駆動はOFF、上流現像器4の位置の感光体電位は暗部電位(VD)、上流現像器4の駆動は停止、上流現像器4のACバイアスはOFF、上流現像器4のDCバイアスは0V、また下流現像器5の駆動は停止、下流現像器5のACバイアスは0FF、下流現像器5のDCバイアスは0Vとなっている。
次にレーザを所定の光量で点灯(ON)すると(t1)、感光体1の回転に従い、所定時間後に上流現像器4の位置での感光体電位は明部電位VLとなり(t2)、トナーの現像可能な状態となる。そして上流現像器4と下流現像器5の駆動を行い(t3)、上流現像器4と下流現像器5との、それぞれに現像バイアスを印加する(t4)。ここで、現像バイアスとは、上流現像器4のACバイアス及びDCバイアスであり、かつ下流現像器5のACバイアス及びDCバイアスである。ACバイアスとDCバイアスとを印加すると感光体表面の静電潜像の現像が開始される。静電潜像のうち、明部電位VLの明部では、ベタ黒に現像されることになる。
その後、所定時間Ta経過後に上流現像器4のACバイアス及びDCバイアスをOFFする(t5)と、上流現像器4の現像は停止する。また不要に上流現像器4を回転させる必要がないため上流現像器4の駆動を停止する(t6)。そして、t4から所定時間Tb(>Ta)経過後に下流現像器5のACバイアス及びDCバイアスをOFFする(t7)と、下流現像器5の現像は停止する。その後、下流現像器5の駆動を停止し(t8)、レーザを消灯し(t9)、感光体電位を暗部電位VDの状態とし(t10)、感光体1を停止させる(t11)。これにより、消費モードが終了する。
図6は、図5で説明した消費モードにおけるトナー消費量(トナー吐出し量)を上流現像器4と下流現像器5とに分けて示した図である。本発明では、消費モードのタイミングチャートに示したように上流現像器4のトナー消費量Uaよりも下流現像器5のトナー消費量Ubが多く、Ua=2g、Ub=3gとしている。図3で示したように画像出力中の上流現像器4のトナー消費量Haと下流現像器5のトナー消費量Hbに対して、図6で示したように消費モード時の上流現像器4のトナー消費量Uaと下流現像器5のトナー消費量Ubの関係を逆転させることが、本発明の主旨であるからである。なお、Ua、Ubは固定する必要はなく、ビデオカウンタなどにより画像出力中の平均印字率を測定しながら、Ua、Ubの絶対値を変更してもよく、ほぼHa:Hb=Ub:Uaが成り立つ程度の関係を維持すると、最も効果的である。
図7は、耐久前後における現像特性について従来例1及び従来例2と本実施の形態とを比較したものである。現像特性としては、トナーの特性を左右する外添剤量及び平均粒径と、出力特性である画像濃度及び白地カブリを示している。ここで従来例1は消費モードを設けておらず、従来例2は実施の形態と同じ時間間隔の消費モードは設けてはいるが、上流現像器4と下流現像器5とで同じトナー消費量となるように設定している。また本実施の形態は、上述したような消費モードを有している。耐久初期は、現像特性は、従来例1と従来例2と実施の形態1とですべて同じ特性である。すなわち、耐久初期は、いずれも外添剤量1%、平均粒径8.0μm、画像濃度1.45、白地カブリ(白地部のカブリ)1.0%である。
消費モードを一切持たない従来例1では、30万枚耐久後は外添剤量が増加し(1%→2.5%)、かつトナーが粗粉化するため平均粒径が大きくなっている(8.0μm→10.2μm)。このため十分にトナーに帯電させることができず、画像濃度が低下し(1.45→1.10)、白地カブリが増大して(1.0%→3.0%)、耐久劣化が激しくなってしまっている。
また従来例2では、消費モードは本実施の形態と同じ間隔であるが、消費モードにおける下流現像器5のトナー消費量が上流現像器4のトナー消費量と同じであるので、全体的に従来例1よりは改善効果があるものの、画像濃度及び白地カブリは画像として劣化傾向にある。画像濃度は1.3を下回るとやや薄く認識されることや、白地カブリは2%以上でややカブリを認識されるためである。
これに対して、本実施の形態では、耐久後の外添剤量は変わらず、平均粒径の増大化(8.0μm→8.5μm)も著しくないために、画像濃度及び白地カブリがそれぞれ1.35、1.2%と実用範囲内に十分収まるようになっている。
以上説明したように、本実施の形態では、画像出力以外の消費モード時に、上流現像器4と下流現像器5の消費量を、画像出力中の消費量に対して、トナー消費量が逆転するように変更することで、画像劣化の少ない現像装置及び画像形成装置を提供することが可能となっている。
<実施の形態2>
上述の実施の形態1では、消費モードにおける上流現像器4と下流現像器5のトナー消費時間(トナー吐出し時間)を変更することで消費量を変更していたが、本実施の形態ではトナー消費時間を固定し、トナー消費効率を変更することで同様の効果を達成するようにしている。
図8は、上述の消費モードのフローを説明するタイムチャートである。
まず感光ドラム1(以下適宜「感光体1」という。)を駆動(回転)する(時間t0。以下単に「t0」のように記す。)。ただし、図4に示すように消費モードを画像出力達成後に実行し、かつ感光体1の後回転中に実行する場合は、初めからONとなっていてもよい。感光体1の駆動がONされるt0のタイミングでは、レーザの駆動はOFF、上流現像器4の位置の感光体電位は暗部電位(VD)、上流現像器4の駆動は停止、上流現像器4のACバイアスはOFF、上流現像器4のDCバイアスは0V、また下流現像器5の駆動は停止、下流現像器5のACバイアスは0FF、下流現像器5のDCバイアスは0Vとなっている。
次にレーザを所定の光量で点灯(ON)すると(t1)、感光体1の回転に従い、所定時間後に上流現像器4の位置での感光体電位は明部電位VLとなり(t2)、トナーの現像可能な状態となる。そして上流現像器4と下流現像器5の駆動を行う(t3)。このとき、上流現像器4の現像スリーブ41(図2参照)の回転数Vaは、下流現像器5の現像スリーブ51の回転数Vbよりも遅くしている。上流現像器4と下流現像器5との、それぞれに現像バイアスを印加する(t4)。ここで、現像バイアスとは、上流現像器4のACバイアス及びDCバイアスであり、かつ下流現像器5のACバイアス及びDCバイアスである。ACバイアスとDCバイアスとを印加すると感光体表面の静電潜像の現像が開始される。静電潜像のうち、明部電位VLの明部では、ベタ黒に現像されることになる。このとき、上流現像器4に印加しているDCバイアスの値Daは下流現像器5に印加しているDCバイアスの値Dbよりも低く設定している。このように、上流現像器4は下流現像器5に対して、現像スリーブ41の回転を遅くし、また印加するDCバイアスの値Daを低くすることにより、単位時間当たりのトナー消費量は上流現像器4よりも下流現像器5の方が多くなっている。
その後、所定時間Tab経過後に上流現像器4と下流現像器5とのそれぞれのACバイアス及びDCバイアスをすべてOFFする(t5)と、上流現像器4と下流現像器5の現像は停止される。また上流現像器4と下流現像器5の駆動を停止する(t6)。その後、レーザを消灯し(t7)、感光体電位を暗部電位VDの状態とし(t8)、感光体1を停止させる(t9)。これにより、消費モードが終了する。
本実施の形態の場合でも、図6で示したように、上流現像器4のトナー消費量と下流現像器5のトナー消費量とについて、画像出力中と消費モード時とで逆転させることができる。すなわち、画像出力中においては、上流現像器4のトナーの消費量Haよりも下流現像器5のトナー消費量Hbが少なかったのに対し、消費モード時には、上流現像器4のトナー消費量Uaよりも下流現像器5のトナー消費量Ubが多くなるようにすることができる。
本実施の形態によると、消費モードを実行するために費やす時間を、上述の実施の形態1よりも少なくすることができる。このため、画像出力以外に費やす時間を短縮して、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
<実施の形態3>
本実施の形態では、実施の形態1及び実施の形態2とは異なり、上流現像器4の消費モードと上流現像器5の消費モードとをそれぞれ異なるタイミングで、重複することなく行うようにしている。
図9は、本実施の形態における消費モードのフローを説明するタイムチャートである。図9に示すタイムチャートでは、上述の実施の形態1,2に対して、上流現像器加圧(ON,OFF)、下流現像器加圧(ON,OFF)の項目が追加されている。ただし、本実施の形態では、図2に示すように、上流現像器4は、加圧ばね46によって常時、加圧されていて(加圧ON)、下流現像器5の加圧が偏心カム57によってON/OFFされるようになっている。なお、下流現像器5の加圧がONの場合は、感光ドラム1(感光体1)表面に対して、現像スリーブ51が所定の間隙を介して近接し、OFFの場合は離間(退避)されるようになっている。
図9に示すように、下流現像器5の偏心カム57を作動させて、下流現像器5の加圧をOFFし(t0)、下流現像器5を感光体1から退避させ現像に寄与しないようにする。
次に感光体1を駆動(回転)し(t1)、レーザを所定の光量で点灯すると(t2)、感光体1の回動に伴って、所定時間後に上流現像器4位置での感光体電位は明部電位VLとなり、トナーの現像可能な状態となる(t3)。つづいて、上流現像器4の現像スリーブ41を回転数Vaで回転(駆動)させて(t4)、上流現像器4に現像バイアスを印加する(t5)。ここでの現像バイアスとは、上流現像器4のACバイアス及びDCバイアスであり、感光体1が明部電位VLであるため感光体1表面は、上流現像器4による現像が開始される。なお、このときのDCバイアスの値はDaとしている。その後、t5からTa時間経過後に、上流現像器4のACバイアス及びDCバイアスをOFFする(t6)と、上流現像器4の現像は停止する。また上流現像器4の駆動を停止する(t7)。
つづいて、下流現像器5の加圧をONとする(t8)。下流現像器5の現像スリーブを回転数Vbで回転(駆動)させ(t9)、下流現像器5に現像バイアスを印加する(t10)。ここでの現像バイアスとは、下流現像器5のACバイアス及びDCバイアスであり、ACバイアスとDCバイアスを印加すると感光体1が明部電位VLであるため感光体上には、下流現像器5による現像が開始される。なお、DCバイアスの値はDbとしている。その後、t10からTb時間経過後に、下流現像器5のACバイアス及びDCバイアスをOFFする(t11)と、下流現像器5の現像は停止する。下流流現像器5の駆動を停止する(t12)。そして、レーザを消灯し(t13)、感光体電位を暗部電位VDの状態とし(t14)、感光体1を停止させる(t15)。これにより、消費モードが終了する。
本実施の形態では、上流現像器4と下流現像器5の消費モードを完全に独立に制御している。すなわち、上流現像器4についての、駆動及びACバイアスのON及びDCバイアスのONと、下流現像器5についての、駆動及びACバイアスのON及びDCバイアスのONとが、異なったタイミングで、時間的に重複することなく行われる。
このとき下流現像器5の加圧力を制御して感光体1から退避(離間)させることで、上流現像器4が現像を行っている場合には、下流現像器5は現像に寄与しないようにすることができる。このため上流現像器4の消費モードの場合に、その消費トナーが下流現像器5へ入ることがなく、効率的な消費となる。仮に、下流現像器5の現像スリーブ51が感光体近傍に位置していると、現像バイアスであるDCバイアス及びACバイアスをどのような値にしても、かつ下流現像器5の現像スリーブ51の駆動を停止させても、現像スリーブ51内のマグネット(不図示)による磁界により感光体1上の磁性トナーが飛翔して下流現像器5の現像スリーブ51に収集されてしまう。このような不具合を防止するため、下流現像器5の現像スリーブ51を退避させるようにしている。
本実施の形態の場合でも、図6で示したように、上流現像器4のトナー消費量と下流現像器5のトナー消費量とについて、画像出力中と消費モード時とで逆転させることができる。すなわち、画像出力中においては、上流現像器4のトナーの消費量Haよりも下流現像器5のトナー消費量Hbが少なかったのに対し、消費モード時には、上流現像器4のトナー消費量Uaよりも下流現像器5のトナー消費量Ubが多くなるようにすることができる。
本実施の形態によると、消費モードを実行するために費やす時間を、上述の実施の形態1よりも少なくすることができる。このため、画像出力以外に費やす時間を短縮して、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
<実施の形態4>
本実施の形態では、上流現像器4及び下流現像器5のそれぞれの現像スリーブ41,51の長手方向(軸に沿った方向)のトナー消費量も考慮して、消費モードの精度を一層高めるようにしている。
図10は、単位通紙枚中の各紙サイズの通紙履歴を示した例である。例えば、1万枚通紙時のようすを示し、この場合は、A4の通紙が多く、A3、A4Rの順となっている。各紙サイズの長手寸法は既知のものであるため、通紙履歴との関係から、現像スリーブ41,51の長手方向に対しての通紙量を数値化することが可能となる。
図11は、通紙履歴から長手方向の通紙量を計算した例である。画像形成装置に対する通紙は本実施の形態の場合、中央基準としているため、計算結果は、現像スリーブ41,51の中央(記録材の中央と同じ)を基準として、左右対称となっている。図10に示した通紙履歴から算出すると、多くの場合中央部が高く、端部が低くなる結果となる。この結果はすなわち、中央部のトナー消費量が高く、端部のトナー消費量が少なく、トナーの劣化は、中央部よりも端部の方が大きいことを意味している。
図12は、通紙量に対する消費モード時のトナー消費量を変換するテーブルを示す図である。通紙量が多い場合は、トナー消費量を少なくし、通紙量が少ない場合は、トナー消費量を多くしており、かつ、上流現像器4より下流現像器5のトナー消費量を少なくするようなテーブルとなっている。
図13は、図12で示した変換テーブルによって算出された上流現像器4と下流現像器5の長手方向のトナー消費量を示す図である。トナー消費量が端部になるほど多くなり、かつ上流現像器4よりも下流現像器5の消費量が多くなるようになっている。
図14は、トナー消費モードにおける上流現像器4と下流現像器5の長手方向のトナー消費量を説明する図である。感光ドラム1表面の斜線部Sがトナー消費量に対応している。感光ドラム1の回転方向(矢印R1方向)に対して、斜線部Sの下流側の端部Saに長手方向の分布を反映するようにレーザの駆動を行い、上流側の端部Sbを一定としている。これは上流側の端部Sbに長手方向の分布を反映させると、消費モードの後の画像出力時に消費モードの長手方向の分布で発生する段差の影響が発生するためである。
以上説明したように、現像スリーブの長手方向に対して、画像出力中の通紙量によるトナー消費の分布を考慮して、消費モード時のトナー消費量を決定するため、不要なトナーを消費することなく、適切なトナー消費量とすることが可能となる。
なお、本実施の形態では紙サイズの通紙履歴から現像スリーブ41,51の長手方向のトナー消費量を推定したが、長手方向の印字率を長手方向で分割したビデオカウンタなどを用意することにより正確に算出することも同様の効果がある。
以上の実施の形態では、本発明を、電子写真方式の白黒の画像形成装置に適用した場合を例に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、4色フルカラーの画像形成装置の各色の現像装置に対しても適用することができる。
本発明を適用することができる画像形成装置の概略構成を模式的に示す縦断面図である。 上流現像器及び下流現像器を有する現像装置の拡大縦断面図である。 上流現像器と下流現像器の、画像出力時の印字率とトナー消費量との関係を示す図である。 画像出力のためのフローチャートであり、かつ本発明の消費モードを実行するに至るプロセスを説明するフローチャートである。 実施の形態1の消費モードにおけるタイムチャートである。 消費モード時のトナー消費量を上流現像器と下流現像器とに分けて示した図である。 従来例1、従来例2、本実施の形態の、耐久初期及び30万枚耐久後の現像特性を説明する図である。 実施の形態2の消費モードにおけるタイムチャートである。 実施の形態3の消費モードにおけるタイムチャートである。 単位通紙枚中の各紙サイズの通紙量を示す図である。 通紙履歴から長手方向の通紙量を計算した結果を示す図である。 通紙量に対する消費モード時のトナー消費量を変換するテーブルを示す図である。 変換テーブルによって算出された上流現像器と下流現像器の長手方向のトナー消費量を示す図である。 トナー消費モードにおける上流現像器と下流現像器の長手方向のトナー消費量を感光ドラム上で説明する図である。
符号の説明
1 感光体(感光ドラム)
3 帯電器(帯電手段)
4 上流現像器
5 下流現像器
15 露光装置(露光手段)
16 現像装置(現像手段)
41 上流現像器の現像スリーブ
51 下流現像器の現像スリーブ
Ha 上流現像器の、画像出力時のトナー消費量(トナー供給量)
Hb 下流現像器の、画像出力時のトナー消費量(トナー供給量)
Ta 実施の形態1における上流現像器の、消費モード時のトナー消費時間(トナー吐出し時間)
Tb 実施の形態1における下流現像器の、消費モード時のトナー消費時間(トナー吐出し時間)
Tab 実施の形態2における上流現像器及び下流現像器の、消費モード時のトナー消費時間(トナー吐出し時間)
Ua 上流現像器の、消費モード時のトナー消費量(トナー吐出し量)
Ub 下流現像器の、消費モード時のトナー消費量(トナー吐出し量)

Claims (5)

  1. 静電像が形成される像担持体と、
    現像剤を収納する第1現像容器と、前記第1現像容器内の第1現像剤を担持搬送する第1現像スリーブを備え、前記像担持体上の静電像を現像する第1現像手段と、
    現像剤を収納する第2現像容器と、前記第2現像容器内の第2現像剤を担持搬送する第2現像スリーブを備え、該第1現像手段よりも像担持体移動方向下流側に配置されるとともに、前記第1現像手段にて現像された同一静電像を現像する第2現像手段と、
    通常の画像形成時以外の時に、前記第1及び第2現像スリーブに担持された現像剤を、前記像担持体に転移させる現像剤消費モードを実行する制御手段と、を有する画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像剤及び前記第2現像剤の劣化状態に関わらず、前記第1現像スリーブから前記像担持体へ消費される現像剤消費量よりも、前記第2現像スリーブから前記像担持体へ消費される現像剤消費量の方が多くなるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像スリーブ及び前記第2現像スリーブに対して、各々バイアスを印加することで現像剤の消費を行ない、
    前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像スリーブへのバイアス印加時間よりも、前記第2現像スリーブへのバイアス印加時間の方が長くなるように制御することで前記像担持体へ消費される現像剤消費量の方が多くなるようにすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像スリーブ及び前記第2現像スリーブに対して、各々バイアスを印加することで現像剤の消費を行ない、
    前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像スリーブに印加するバイアスの値と、前記第2現像スリーブに印加するバイアスの値とを、異ならせることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記現像剤消費モード時において、前記第1現像スリーブにおける現像剤消費動作を行なっている時間と、前記第2現像スリーブにおける現像剤消費動作を行なっている時間とが、重ならないように制御することを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記第1現像スリーブ及び前記第2現像スリーブの長手方向の印字比率を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記制御手段は、前記第1現像スリーブと前記第2現像スリーブにおける現像剤消費量を、前記第1現像スリーブ及び前記第2現像スリーブの長手方向において変更可能であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の画像形成装置。
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