JP2012115281A - メダルセレクタ及びメダル式遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】投入された小径メダルのばたつきによる誤通過を防止することができるメダルセレクタ等を提供する。
【解決手段】メダルガイド部70Bは、投入メダルMが順次通過し、正規メダルMより小径の不正メダルが一方のメダル面の側へ排出されるようにその側が正規メダル径より小さい幅で帯状に開放したメダル通路72Bを具備する。メダル通路72Bの横幅方向の一方の側は通過メダルMの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部74Bとされる。他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部75Bとされる。可動のメダル係止部75Bは当該メダル係止部が前記電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、前記吸着を用いてメダルMを可動のメダル係止部75Bの側から固定のメダル係止部75Bの側へ押圧するメダルプッシャ79Bと組み合わされる。
【選択図】 図8

Description

本発明は、パチスロ機と称される回胴式遊技機等のメダル式遊技機に使用されるメダルセレクタ、及びこれを用いたメダル式遊技機に関する。
回胴式遊技機における通常のゲーム運びは大凡、次のようなものである。機内に予め所定数のメダルを投入しておく。最大投入枚数は50枚に制限されている。メダルの掛け数を1〜3の範囲内で設定し、スタートボタンを押す。ストップボタンを押す。複数個のドラムが停止したときの図柄の配列形態とメダルの掛け数とによって決まる所定数のメダルが受け皿に払い出される。機内の投入枚数が減ると、メダルを再度購入するか、受け皿、或いは大箱から取り出して、再度メダルの投入を行う。
回胴式遊技機内へのメダルの投入操作については、現在はメダルが1枚通過するスリット状のメダル投入口から1枚ずつ投入が行われている。しかしながら、メダルは機内で、更には店内で繰り返し使用されるため、多くの人の手に触れており、衛生上の観点からメダルに触れることに抵抗感を感じる人は少なくない。特に女性の遊技者に抵抗感を感じる人が多い。このような状況を受けて、複数枚のメダルを機内へ一括して投入する、いわゆる投げ込み投入が考えられている(特許文献1〜4)。
投げ込み投入とは、遊技機の前扉の前面に設けられた大きな投入皿へ複数枚のメダルを一度に投入する操作である。投入皿に投入されたメダルは、前扉の背後に設置されたメダルセレクタに送られる。メダルセレクタは投入されたメダルの真偽を判定するものであり、正規のメダルのみをカウントし機内に取り込む。非正規のメダルは、メダルセレクタで排除されて前扉正面のメダル払出口から受け皿へ返却排出される。メダルセレクタは、メダルカウンタを兼ねており、正規のメダルの投入枚数をカウントする。投入枚数が50枚に達すると、それより後に投入されたメダルは、非正規のメダルと同様にメダルセレクタで排除されて前扉前面のメダル払出口から受け皿に返却排出される。
このような投げ込み投入においては、メダルセレクタに関して次のような問題が想定される。遊技者が投入皿へメダルを一括投入すると、そのメダルは直ちに機内でカウントされたものと思い、遊技を開始する。遊技機でのメダルカウントが遅れると、遊技者が思うようには遊技は進まない。この時間的なズレが遊技者に違和感、ひいては不快感を与えないことになる。
この問題を解決するためには、メダルセレクタの動作速度を上げることが不可欠となる。投げ込み投入方式の遊技機に使用されるメダルセレクタとしては、投げ込みにより一括投入されたメダルを例えばローター方式の整列部で整列させて、順次チェック用のメダル通路へ弾き出す方式のものが必要になる。メダル通路自体は従来からのものと大差なく、メダル通路の一方のメダル面の側が正規メダル径より僅かに小さい幅で帯状に開口した構成とされる。このため、正規のメダルはそのメダル通路を通過するが、10円玉のような規定より小さい不正メダルは帯状開口部から通路外へ排出され、これにより正規メダルの選別が行われ、合わせて正規メダルの個数がカウントされる。
従来のメダルを1個ずつ投入する方式では、メダルが自重により低速でメダル通路を通過するので問題はないが、投げ込み投入方式の遊技機に使用されるメダルセレクタでは、前述したように、投入されたメダルが整列部からメダル通路へ次々と高速で機械的に弾き出される。このたため、メダルがメダル通路を通過中に振動を起こし、正規メダルであるにもかかわらず、帯状開口部から通路外へ排出されてしまい、個数をカウントできない危険性がある。
特開2008−43478号公報 特開2008−113678号公報 特開平06−263111号公報 特開平01−094495号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、投げ込み投入方式などにより複数個のメダルが一括投入された場合にも、高速で且つ正確に正規メダルを選別しカウントすることができるメダルセレクタ及びそれを用いたメダル式遊技機を提供することを目的とする。また、不正小径メダルの振動による誤通過を効果的に防止可能なメダルセレクタ及びメダル式遊技機を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明のメダルセレクタは、上記の目的を達成するために、投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタにおいて、可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、押圧側へ付勢することを特徴とする。
請求項2に係る本発明のメダル式遊技機は、投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタを備えるメダル式遊技機において、可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、押圧側へ付勢することを特徴とする。
本発明のメダルセレクタは、投入メダルが順次通過し、正規メダルより小径の不正メダルが一方のメダル面の側へ排出されるようにその側が正規メダル径より小さい幅で帯状に開放したメダル通路を具備しており、前記メダル通路の横幅方向の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされ、可動のメダル係止部は当該メダル係止部が前記電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、前記吸着を用いてメダルを可動のメダル係止部の側から固定のメダル係止部の側へ押圧するメダルプッシャと組み合わされていることを特徴とする。
本発明のメダルセレクタにおいては、メダル通路の一方の側は固定のメダル係止部とされ、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされているので、可動のメダル係止部がメダル係止位置にあるときは、メダル通路の一方のメダル面側に両メダル係止部により正規メダルより小径幅の帯状開口部が形成され、不正メダルはメダル通路を通過中にこの帯状開口部から通路外へ排出される。
これと同時に、可動のメダル係止部をメダル係止位置に保持する電磁石の吸着力を利用したメダルプッシャにより、メダル通路を通過するメダルが可動のメダル係止部の側から固定の係止部の側へ押し付けられるため、正規メダルの振動による帯状開口部からの排出が防止される。電磁石の吸着力の代わりにバネ圧の利用も考えられるが、バネ圧の場合はメダルの通過に伴う圧縮によりバネ圧が増大し、メダルの通過を阻害することにより、メダル詰まりを発生させる原因になりかねない。逆に初期の押し付けが弱いために振動防止効果が小さい。しかるに、電磁石の吸着力の場合はメダルの通過に伴うメダルプッシャの退避により電磁石までの距離が大きくなり、吸着力が小さくなる。このため、メダルプッシャによる押し付けがメダル通過の障害にならず、メダル詰まりを発生させる危険性が低い。逆に初期の押し付けが強いため、振動防止効果も高くなる。
電磁石への通電を停止し、可動のメダル係止部が外側の退避位置へ移動すると、両係止部間の間隔、すなわち帯状開口部の横幅が広がり、メダル通路に進入したメダルのすべてが帯状開口部から通路外へ排出される。
メダル通路は、投げ込み投入により一括投入された複数個のメダルを整列させて順次送り出す整列送出部の下流側に組み合わされるのが特に有効である。前述したとおり、投げ込み投入の場合、投入されたメダルが整列送出部から高速で次々と弾き出されるため、メダル通路でのメダルの振動、及びこれによる正規メダルの帯状開口部からの排出が顕著であるため、その振動抑制に有効な前記メダル通路が特に有効となるのである。
可動のメダル係止部は、メダルを係止する側と反対側が回動可能に軸支され、内側に配置された電磁石により係止位置に吸着保持されるヒンジ形式とするのが、構成か簡単で好ましい。メダルプッシャは、前記ヒンジ形式の可動のメダル係止部の外側面に一端部が回動可能に軸支されると共に、他端部が可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通するヒンジ形式とし、且つ前記電磁石により磁化された可動のメダル係止部を押圧側への付勢源とする親子構造とするのが、構成が合理的で好ましい。
本発明のメダルセレクタは、固定のメダル係止部と電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とにより、メダル通路内に不正メダル排出用の帯状開口部を形成すると共に、その可動のメダル係止部に、当該メダル係止部を変位駆動する電磁石を利用したメダルプッシャを組み合わせて、メダル通路を通過するメダルの振動を抑制するので、メダルの振動による正規メダルの帯状開口部からの排出を防止でき、振動が問題となる投げ込み投入の場合も安定なメダル選別及びカウントを可能とする。しかも、可動のメダル係止部を変位駆動する電磁石をメダルプッシャの付勢用動力源に利用するので、構造が簡単である。また、不正小径メダルの振動による誤通過を防止できる。
また、本発明のメダル式遊技機は、上記メダルセレクタを装備することにより、投げ込み投入方式において投入メダルを高速処理する必要がある場合にも安定なメダルセレクト及びメダルカウントを可能とする。
本発明の実施形態に係るメダルセレクタを備えた回胴式遊技機の斜視図であ る。 同回胴式遊技機の正面図で、前扉を外した状態を示す。 同回胴式遊技機の主要部であるメダルセレクタ付近の縦断側面図で、セレク タ動作時を示す。 同回胴式遊技機の主要部であるメダルセレクタ付近の縦断側面図で、セレク タ停止時を示す。 同メダルセレクタの平面図である。 同メダルセレクタの正面図である。 同メダルセレクタの側面図である。 同メダルセレクタの底面図である。 同メダルセレクタの側面図で、その動作を示す。 同メダルセレクタの底面図で、その動作を示す。 可動のメダル係止部の詳細図である。 可動のメダル係止部の斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
本実施形態のメダルセレクタは、メダル投げ込み方式の回胴式遊技機に使用される。その回胴式遊技機は、図1及び図2に示すように、前面が開放した筐体10と、その前面開口部を開閉する片開き式の前扉20とを備えている。前扉20は上、中、下の3段セパレート構造になっている。中扉20Bの最下部に、受け皿21が正面側に突出して形成されている。受け皿21の左側は灰皿22である。受け皿21及び灰皿22が中扉20Bの最下部に形成されたことにより、それらの下に空間が形成されており、ここにはドル箱が収容可能である。受け皿21の下には進退可能なカップホルダー23が設けられている。
中扉20Bの中段部は正面側へテーブル状に突出した操作部24である。操作部24の上面は操作面であり、ここにはメダル投入部25、ストップスイッチ、スタートスイッチなどのスイッチ類が設けられている。メダル投入部25は複数枚のメダルを一括して投入する投げ込み方式である。中扉20Bの上段部はドラム覗き窓26である。上扉20Cの正面には液晶表示部27が設けられている。液晶表示部27の両側にはスピーカー28が、上側には発光表示部などが設けられている。
筐体10内の底板上には、メダル払出装置30が設置されている。その上には、水平軸回りに回転しその軸方向に配列された複数個のドラム40が、筐体10内の中段部に位置して設けられている。筐体10内の上段部は制御部50である。上扉20Cは制御部50の専用開閉扉であり、中扉20Bはドラム40のメンテナンス、メダル払出装置30へのメダル補充などに使用される。下扉20Aは、メダル払出装置30のメンテナンス、メダル払出装置30に詰まったメダルの除去作業のときなどに開閉される。
前記メダル投入部25は、ここでは図3及び図4に示すように、前扉20の背面側に取付けられたメダルセレクタ70と連結するように操作部24に取付けられた投入部ユニットとなっている。このメダル投入部25は、操作部24の操作面に嵌合される投入皿25aと、投入皿25aのメダル出口であるメダル投入口25bの近傍に取付けられたシャッター25cと、同じくメダル投入口25bの近傍に取付けられたシャッター駆動機構としてのソレノイド25dとを主要構成部材としている。ただし、この投入皿25aはメダルを投入する為の投入凹部であって、漏斗のような形状をしており、必ずしも皿状とは限らない。
投入皿25aは、操作部24の上面(操作面)の右端に嵌め込まれた直角三角形状の容器であり、その直角三角形状の上面開口部は、投げ込み投入に対応できるように操作面の横幅の1/4〜1/3を占めている(図1参照)。投入皿25aに一括投入されたメダルMを奥のメダル投入口25bに導くために、投入皿25aの底面は正面側から背面側に向かって下降傾斜し、両側面は正面側から背面側に向かって内側へ傾斜すると共に、上から下に向かって内側へ傾斜している。メダル投入口25bは、横に長い長方形であり、複数枚のメダルMが重なって同時通過する大きさに設定されている。
投入皿25の背面側には、メダル投入口25bと連通する角筒状のメダルガイド25eが取付けられている。メタルガイド25eは、投入皿25aの背面側に突出し、その背面側に配置されたメダルセレクタ70へメダルMを導くべく、背面側へ向かって下降傾斜している。
シャッター25cは、メタルガイド25e内に対して進入、退出を行うことにより、メダル投入口25bをその奥で開閉する。シャッター駆動機構としてのソレノイド25dは、メタルガイド25eの側方に取付けられており、プランジャの進出、退入動作によりシャッター62を開閉駆動する。
具体的には、当該遊技機が電源オフのときにソレノイド25dもオフとなり、ソレノイド25dからプランジャが進出した状態となる。これにより、シャッター25cが上方の開位置から下方の閉位置に下がる。電源オフ時にシャッター25cを閉状態に保持するために、プランジャは図示されないスプリングにより進出方向に付勢されている。当該遊技機が電源オンになると、ソレノイド25dによる吸引によりプランジャがスプリングによる付勢力に抗して退入することにより、シャッター25cが下方の閉位置から上方の開位置に上がる。当該遊技機が電源オンでもエラー発生信号が発信されると、ソレノイド25dへの通電が停止され、シャッター25cは閉状態になる。
前扉20におけるメダル投入部25の背面側に取付けられたメダルセレクタ70は、図5〜図10に示すように、投入部25から一括投入されたメダルMを一時的に貯留し順次整列させて強制排出する整列排出部70Aと、整列排出部70Aから強制排出されるメダルMを順次通過させてメダルMの選別及びカウントを行うメダルガイド部70Bとを備えている。整列排出部70Aは、円筒形状のメダル溜め71Aと、メダル溜め71A内の底部で回転する整列ローター72Aと、整列ローター72Aを駆動するためにメダル溜め71Aの底面に同心円状に取付けられた駆動モータ73Aとを有している。なお、本願発明は、この整列排出部70Aを必須構成とするものではなく、特にメダルガイド部70Bの構成が最大の特徴となっているので、遊技者がメダルを一枚ずつ投入する一般のセレクタにも採用できる(図11及び図12参照)。
メダル溜め71Aの上面開口部は、メダル投入部25と連結用の開口部を残してカバー74Aにより閉止されている。このカバー74Aには、メダル溜め71AへのメダルMの投入を検知して駆動モータ73Aに回転指令信号を発信する第1のメダルセンサ75Aが取付けられている。整列ローター72Aは、メダルMが嵌合する複数の円形凹部を上面の回転中心回りに有しており、当該ローター上に投入されたメダルMを当該ローターの回転により円形凹部に順次収容し遠心力により側方へ弾き出す操作を続けることにより、整列排出部70Aからメダルガイド部70BへメダルMを高速で連続的に供給する。
メダルセレクタ70のメダルガイド部70Bは、整列排出部70Aにおけるメダル溜め71Aから側方へ延出したフレーム部71Bを有している。フレーム部71Bは先端部を除き基本的に断面が逆T字状であり、下端の水平部下方に下面が帯状に開口したメダル通路72Bを形成している。具体的には、水平部の下面がメダルガイド面73Bとされ、メダルガイド面73Bの一方の側が、メダルMの周縁部を係止する固定のメダル係止部74Bとされている。メダルガイド面73Bの他方の側には、メダルMの周縁部を反対側から係止する可動のメダル係止部75Bが設けられている。
可動のメダル係止部75Bは、磁性体である金属板にて構成されており、断面が逆T字状のフレーム部71Bの垂直部の他方の側に、その垂直部に沿って縦向きに配置されている。具体的には、メダル係止部75Bの上端部は、フレーム部71Bの垂直部の他方の側面に取付けられた支持部76Bに回動可能に連結されている。すなわち、メダル係止部75Bは、上端部を支点として傾動自在に懸吊支持されている。メダル係止部75Bの下端部は、メダルガイド面73Bの他端側からメダルMの周縁部を係止するように内側へほぼ直角に折曲されている。そして、フレーム部71Bの垂直部の他方の側面に取付けられた電磁石77Bに吸着されることにより、可動のメダル係止部75Bは、下端の折曲部がメダルMの周縁部を係止するメダル係止位置に保持され、電磁石77Bによる吸着から開放されると、付勢スプリング75Cにより図12の矢印の方向に付勢され、ストッパーにより外側の開放位置に保持される。なお、付勢スプリング75Cは、例えば支持部76Bの穴に取り付けられるピン75Dに貫通するコイルバネであり、その復元力によりメダル係止部75Bは図7の右方向に付勢されている。
すなわち、固定のメダル係止部74Bと可動のメダル係止部75Bとは、メダルガイド面73Bの下方に、下面が帯状に開口したメダル通路72Bを形成すると共に、帯状開口部78Bの横幅W1を2段階に変更する。すなわち、帯状開口部78Bの横幅W1は、可動のメダル係止部75Bがメダル係止位置にあるときはメダルMの外径Dより小さく、可動のメダル係止部75Bが外側の開放位置へ退避したときはメダルMの外径Dより大きくなる。ちなみに、メダル通路72Bの横幅W2はメダルMのスムーズな通過のためにメダルMの外径Dより大きく設定されている。
可動のメダル係止部75Bには、メダルプッシャ79Bが組み合わされている。メダルプッシャ79Bは、可動のメダル係止部75Bの外側に上端部を支点として傾動自在に懸吊支持されている。メダルプッシャ79Bの材質は、ここでは樹脂であり、電磁石77Bの中心線上に位置する保持部79Ba内に埋設された金属部材が、電磁石77Bに吸着された可動のメダル係止部75Bの保持部75Baに吸着されることにより、メダルプッシャ79Bは定常位置に保持される。定常位置では、メダルプッシャ79Bの下端部から内側へ延出した当接部79Bbが、メダル係止部75Bの下部に形成された開口部75Bbを挿通してメダル通路72B内に側方から突出する。当接部79Bbの先端面は、メダル通路78Bの上流側から下流側に向かって徐々にメダル通路72B内へ侵入するように内側へ傾斜している。
メダル投入部25の下流側に配置された上記メダルセレクタ70においては、メダルセレクタ70のメダルガイド部70Bにおけるメダル通路72Bの下流側は前述したメダル払出装置30に繋がっており、メダル通路72Bの下面側に形成された帯状開口部78Bは前扉20の正面側に設けられた受け皿21に繋がっている。また、メダル投入部25からメダル払出装置30へのメダルMの移動をよりスムーズにするために、前扉20の背面側に配置された整列排出部70Aが前扉20の背面側へ向かって下降傾斜し、前扉20に沿って配置されたメダルガイド部70Bが下流側に向かって下降傾斜するように、メダルセレクタ70は傾斜配置されている。
メダル通路72Bの上流部及び下流部には、メダルMの個数をカウントするために、第2のメダルサンサ72Ba及び第3のメダルセンサ72Bbが配設されている。
メダルセレクタ70における電磁石77Bは、メダル投入部25におけるソレノイド25dと同様、当該遊技機が電源オンのとき励磁され、当該遊技機が電源オフのとき及び電源オフでもエラー信号が発信されたときに非励磁状態とされる。
次に、本実施形態のメダルセレクタ及びこれを備えたメダル投げ込み方式の回胴式遊技機の機能について説明する。
当該遊技機が電源オンのとき、前扉20の投入部25では、図3に示すように、ソレノイド25dに通電が行われ、プランジャがソレノイド25d内に引き込まれることにより、シャッター25cが開状態に保持される。その結果、投入皿25aの奥のメダル投入口25bが全開状態となる。
メダル投入口25bは複数枚のメダルMが同時通過できる大きさを有しているので、メダル投入口25bが全開状態で投入皿25a内にメダルMが投げ込み投入により一括投入されると、それらのメダルMはメダル投入口25bから、同じ大きさのメダルガイド25e内のメダル通路を通ってメダルセレクタ70へスムーズに流入する。
メダルセレクタ70では、当該遊技機が電源オンのとき、メダルガイド部70B内の電磁石77Bが励磁される。これにより、図7及び図8に示すように、可動のメダル係止部75Bは内側のメダル係止位置に保持される。この結果、メダル通路72Bの下面側に形成された帯状開口部78Bの横幅W1は、メダルMの外径Dより若干小さくなる。また、メダルプッシャ79Bは、電磁石77Bにより磁化されたメダル係止部75Bに吸着されることにより定常位置に保持され、当接部79Bbをメダル通路72B内に側方から突出させる。
この状態でメダル投入部25からメダルセレクタ70の整列排出部70Aにおけるメダル溜め71A内にメダルMが投入されると、その投入が第1のメダルセンサ75Aにより検知され、駆動モータ73Aが回転を開始する。これにより、整列ローター72Aが回転を開始し、メダル溜め71A内のメダルMがメダルガイド部70Bへ次々と弾き出される。メダルガイド部70Bに侵入したメダルMは、メダル通路72Bを高速で通過するが、通過の際には、図9及び図10に示すように、メダル通路72B内に突出したメダルプッシャ79Bの当接部79Bbを外側へ押し広げる。これにより、メダルMは固定のメダル係止部74B側に押圧され、振動が阻止されることにより、正規メダルMが誤って帯状開口部78Bから排出される事態は回避される。その結果、正規メダルMの全てがメダル通路72Bを通過し、第2のメダルサンサ72Ba及び第3のメダルセンサ72Bbにより個数がカウントされてメダル払出装置30へ送られる。
メダルMがメダルプッシャ79Bを外側へ押し広げると、メダルプッシャ79Bは、磁化された可動のメダル係止部75Bから離れる。その結果、メダルプッシャ79Bを外側へ押し広げるほど押圧力が弱くなる。すなわち、メダルMがメダルプッシャ79Bに当たった当初は押圧力が大きく、メダルMの振動を確実に阻止するが、メダルMが進むにつれて押圧力が弱くなるので、メダルプッシャ79Bに起因するメダル通路72B内でのメダルMの詰まりが回避される。ちなみに、バネ力を利用した場合は、当初は押圧力が弱く、メダルMの振動を阻止する効力が小さい上に、メダルMが進むにつれて押圧力が強くなるので、メダルプッシャ79Bに起因するメダル通路72B内でのメダルMの詰まりの危険性が高くなる。
正規メダルMより外径が小さい不正メダルMの場合は、メダル通路72Bを通過する途中、特にメダルプッシャ79Bに当たった時点で下方の帯状開口部78Bから通路外へ落下し、前扉20の受け皿21に戻る。
こうしてメダルセレクタ70で高速選別、高速カウントが行われるため、遊技者は投入操作に続いて遊技操作を開始しても、遊技機は操作どおりに作動することになるので、遊技者は違和感、不快感を受けない。
遊技機が電源オフのとき、或いは遊技機が電源オンでもエラー信号等が発信されたときは、前扉20の投入部25におけるソレノイド25dへの通電が停止される。その結果、図4に示すように、ソレノイド25dからプランジャが進出し、シャッター25cが閉状態になる。シャッター25cが閉状態になると、投入皿25aからメダルセレクタ70へのメダルMの流入が停止される。メダルM以外の異物の進入も阻止され、メダル投入口25bを介した不正行為も阻止できる。
メダルセレクタ70においては、メダルガイド部70Bにおける電磁石77Bが非励磁状態となる。これにより、可動のメダル係止部75Bは、外側の退避位置へメダルプッシャ79Bと共に移動し、メダル通路72Bの横幅W1が正規メダルMの外径Dより多くなることにより、整列排出部70Aに残っていたメダルMは全て帯状開口部78Bから下方へ落下し、前扉20の受け皿21に戻る。
再度、メダルセレクタ70を詳細に説明すると、投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成されている。このメダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされている。
メダルセレクタの可動のメダル係止部は、固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する。その一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備している。
このメダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、押圧側へ付勢する構成とされている。
10 筐体
20 前扉
20A 下扉
20B 中扉
20C 上扉
21 メダル受け
21a メダル払出口
22 灰皿
23 カップホルダー
24 操作部
25 メダル投入部
25a 投入皿
25b メダル投入口
25c シャッター
25d ソレノイド
25e メダルガイド
26 覗き窓
27 液晶表示部
28 スピーカー
30 メダル払出装置
40 ドラム
50 制御部
70 メダルセレクタ
70A 整列排出部
71A メダル溜め
72A 整列ローター
73A 駆動モータ
74A カバー
75A 第1のメダルセンサ
70B メダルガイド部
71B フレーム部
72B メダル通路
73B メダルガイド面
74B 固定のメダル係止部
75B 可動のメダル係止部
75C 付勢スプリング
75D ピン
76B 支持部
77B 電磁石
78B 帯状開口部
79B メダルプッシャ
M メダル

請求項1に係る本発明のメダルセレクタは、上記の目的を達成するために、投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタにおいて、投入されたメダルを一時的に貯留するメダル溜めと、駆動モータの駆動によりメダル溜めの底部で回転し、メダルが嵌合する複数の円形凹部を有する整列ローターと、メダル溜めへのメダルの投入を検知する第1メダルセンサと、可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、第1メダルセンサがメダルの投入を検知して整列ローターが回転を開始すると、メダル溜め内のメダルはメダル通路を通過し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、前記メダル通路を通過しているメダルを押圧側へ付勢することを特徴とする。
請求項2に係る本発明のメダル式遊技機は、投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタを備えるメダル式遊技機において、投入されたメダルを一時的に貯留するメダル溜めと、駆動モータの駆動によりメダル溜めの底部で回転し、メダルが嵌合する複数の円形凹部を有する整列ローターと、メダル溜めへのメダルの投入を検知する第1メダルセンサと、可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、第1メダルセンサがメダルの投入を検知して整列ローターが回転を開始すると、メダル溜め内のメダルはメダル通路を通過し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、前記メダル通路を通過しているメダルを押圧側へ付勢することを特徴とする。
請求項1に係る本発明のメダルセレクタは、上記の目的を達成するために、メダル投入部から投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタにおいて、前記メダル投入部から投入されたメダルを一時的に貯留するメダル溜めと、前記メダル投入部と連結する為の開口部を残して、メダル溜めの上面開口部を閉止するカバーと、駆動モータの駆動によりメダル溜めの底部で回転し、メダルが嵌合する複数の円形凹部を有する整列ローターと、前記カバーに取付けられ、前記開口部からメダル溜めへのメダルの投入を検知する第1メダルセンサと、前記可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、第1メダルセンサがメダルの投入を検知して整列ローターが回転を開始すると、メダル溜め内のメダルの内、正規メダルはメダル通路を通過して、メダル通路に配設されたメダルサンサにより個数がカウントされる一方、前記小径メダルはメダル通路を通過する途中に前記帯状開放部から通路外へ落下し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、前記メダル通路を通過しているメダルを押圧側へ付勢することを特徴とする。
請求項2に係る本発明のメダル式遊技機は、メダル投入部から投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタを備えるメダル式遊技機において、前記メダル投入部から投入されたメダルを一時的に貯留するメダル溜めと、前記メダル投入部と連結する為の開口部を残して、メダル溜めの上面開口部を閉止するカバーと、駆動モータの駆動によりメダル溜めの底部で回転し、メダルが嵌合する複数の円形凹部を有する整列ローターと、前記カバーに取付けられ、前記開口部からメダル溜めへのメダルの投入を検知する第1メダルセンサと、前記可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、第1メダルセンサがメダルの投入を検知して整列ローターが回転を開始すると、メダル溜め内のメダルの内、正規メダルはメダル通路を通過して、メダル通路に配設されたメダルサンサにより個数がカウントされる一方、前記小径メダルはメダル通路を通過する途中に前記帯状開放部から通路外へ落下し、前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、前記メダル通路を通過しているメダルを押圧側へ付勢することを特徴とする。

Claims (2)

  1. 投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタにおいて、
    可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、
    前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、押圧側へ付勢すること、
    を特徴とするメダルセレクタ。
  2. 投入されたメダルの内、正規メダルが通過する一方、正規メダル径より小さい幅の帯状開放部から、正規メダル径より小さい小径メダルを自重により排出するメダル通路が形成され、メダル通路の一方の側は通過メダルの外周縁部を定位置で係止する固定のメダル係止部とされると共に、他方の側は電磁石のオンオフによりメダル係止位置とその外側の開放位置との間を切り替え移動する可動のメダル係止部とされたメダルセレクタを備えるメダル式遊技機において、
    可動のメダル係止部は、前記固定のメダル係止部側に配置された電磁石のオフ時に付勢スプリングよってメダル開放位置に移動する一方、電磁石のオン時には係止位置に吸着保持されると共に、電磁石の吸着力によりメダル係止位置にあるとき、同時に電磁石により吸着されるメダルプッシャを具備し、
    前記メダルプッシャの一端部は、可動のメダル係止部に係止されたメダルを押圧するべく当該メダル係止部を貫通し、前記電磁石により可動のメダル係止部が磁化されると、押圧側へ付勢すること、
    を特徴とするメダル式遊技機。
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