JP2012113282A - 鍵構造および鍵盤装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鍵ガイドを用いずに、鍵間の隙間や鍵の並びを均一に維持し、鍵を上下方向に安定させた状態で良好に回転させることができる鍵構造および鍵盤装置を提供する。
【解決手段】 並列に配列された複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられて複数の鍵本体11、15、19における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部12、16、20と、この複数の回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能な状態で鍵配列方向に沿って連結する連結部14、18、22とを備えている。従って、連結部14、18、22によって複数の鍵本体11、15、19を一体に成形できると共に、各回転軸部12、16、20を独立して回転させることができる。また、各回転軸部12、16、20を均一に配列させることにより、鍵間の隙間や鍵の並びを均一に維持できると共に、押鍵操作時に鍵本体11、15、19を安定して回転させることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤楽器に用いられる鍵構造および鍵盤装置に関する。
従来、電子ピアノなどの鍵盤装置においては、特許文献1に記載されているように、複数の鍵を一体に成形して一度に鍵盤シャーシに組み付けるために、複数の鍵の各後端部にそれぞれ上下方向に屈曲する肉厚の薄い屈曲部を形成し、この屈曲部を鍵の配列方向に連続する連結部に順次連結させた構成のものが知られている。
特開平05−11747号公報
しかしながら、このような従来の鍵盤装置では、屈曲部が薄肉に形成されているため、複数の鍵を一体に成形した際に、その成形精度によって隣接する鍵間の隙間や鍵の並びが不均一になることがあるほか、鍵を押鍵操作した際に、鍵の回転支点である屈曲部が不安定な屈曲動作をすることがある。
例えば、鍵を押鍵操作して屈曲部を屈曲させた際に、屈曲部が上下方向に屈曲する以外に、鍵の配列方向に傾いた状態で屈曲することがある。このような場合には、鍵がその配列方向に傾いた状態で上下方向に回転するという所謂、ローリング動作をする。
このため、このような従来の鍵盤装置では、複数の鍵を一体に成形した際の成形精度によって鍵間の隙間や鍵の並びが不均一になったり、押鍵時に鍵がローリング動作などの不安定な動作をしたりするのを防ぐために、鍵盤シャーシに鍵を上下方向にガイドする鍵ガイド部を設ける必要がある。しかし、このように鍵ガイド部を設けると、部品点数が増大すると共に、構造が複雑になり、組立作業が煩雑になるばかりか、製造コストが高くなるという問題が生じる。
この発明が解決しようとする課題は、鍵ガイドを用いずに、鍵間の隙間や鍵の並びを均一に維持することができると共に、鍵を上下方向に安定した状態で良好に回転させることができる鍵構造および鍵盤装置を提供することである。
この発明は、並列に配列された複数の鍵本体と、この複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられて前記複数の鍵本体における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部と、この複数の回転軸部をそれぞれ回転可能な状態で前記鍵本体の配列方向に沿って連結する連結部とを備えていることを特徴とする鍵構造である。
この発明によれば、複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられた複数の回転軸部を連結部によって回転可能な状態で鍵本体の配列方向に沿って連結した状態で、複数の鍵本体を一体に成形することができると共に、このように複数の鍵本体を一体に形成しても、鍵本体の前端から回転軸部までの剛性を確保することができる。このため、各回転軸部を均一に配列することにより、鍵間の隙間や鍵の並びを均一に維持することができる。
また、複数の鍵本体を連結部によって一体に形成しても、各回転軸部をそれぞれ独立して回転させることができるので、鍵を押鍵操作した際に、鍵がその配列方向に傾いて上下方向に回転するローリング動作などの不安定な動作を防ぐことができる。これにより、鍵ガイドを用いなくても、鍵間の隙間や鍵の並びを均一に維持することができると共に、鍵を上下方向に安定した状態で良好に回転させることができる。
この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態1を平面図である。 図1に示された鍵盤楽器の鍵盤部を示した要部の拡大平面図である。 図2に示された鍵盤部のA−A矢視における拡大断面図である。 図2に示された鍵盤部における第1の白鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はそのB−B矢視における拡大断面図である。 図2に示された鍵盤部における第2の白鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はそのC−C矢視における拡大断面図である。 図2に示された鍵盤部における黒鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はそのD−D矢視における拡大断面図である。 図3に示された鍵盤部の鍵盤シャーシを示した拡大断面図である。 図7に示された鍵盤シャーシを示した拡大平面図である。 図8に示された鍵盤シャーシのE−E矢視における拡大断面図である。 この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態2において、鍵盤部の要部を示した拡大平面図である。 図10に示された鍵盤部のF−F矢視における拡大断面図である。 図11に示された鍵盤部の鍵盤シャーシを示した拡大断面図である。 図12に示された鍵盤シャーシを示した拡大平面図である。 図13に示された鍵盤シャーシのG−G矢視における拡大断面図である。 この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態3において、鍵盤部の要部を示した拡大平面図である。 図15に示された鍵盤部を右側から見て示した拡大側面図である。 図16に示された鍵盤部における回転軸部の軸孔内に支持軸を下側から相対的に挿入する状態を示した要部の拡大側面図である。 図15に示された鍵盤部における第1の白鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図15に示された鍵盤部における第2の白鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 図15に示された鍵盤部における黒鍵ユニットを示し、(a)はその拡大平面図、(b)はその要部を示した拡大裏面図である。 この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態4における黒鍵ユニットを示した拡大平面図である。 図21に示された黒鍵ユニットを右側から見て示した拡大側面図である。
(実施形態1)
以下、図1〜図9を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態1について説明する。
この鍵盤楽器は、図1に示すように、楽器本体1を備えている。この楽器本体1は、左右方向に細長い箱形状に形成されている。この楽器本体1は、図1〜図3に示すように、上部ケース2と、下ケースを兼ねる鍵盤シャーシ3とを備えている。この楽器本体1内には、鍵盤部4が上方に露出した状態で設けられている。
上部ケース2の中央部には、図1に示すように、液晶表示パネルやEL(エレクトロルミネッセンス)表示パネルなどの平面型の表示パネルからなる表示部5が設けられている。この表示部5の両側に位置する上部ケース2の上面には、音量調整や音色選択をするための各種の操作スイッチ6が設けられている。また、この上部ケース2の左右両側部には、楽音を放音するためのスピーカ部7がそれぞれ設けられている。
鍵盤部4は、図2、図4〜図6に示すように、第1の白鍵ユニット8と、第2の白鍵ユニット9と、黒鍵ユニット10とを備えている。第1の白鍵ユニット8は、図4(a)および図4(b)に示すように、複数の鍵本体11(C、E、G、Bの各鍵)の各後端部(図4(b)では右端部)にそれぞれ回転軸部12が設けられ、この各回転軸部12がそれぞれ上下方向に屈曲する屈曲部13を介して連結部14に連結された構成になっている。
また、第2の白鍵ユニット9は、図5(a)および図5(b)に示すように、複数の鍵本体15(D、F、Aの各鍵)の各後端部(図5(b)では右端部)にそれぞれ回転軸部16が設けられ、この各回転軸部16がそれぞれ上下方向に屈曲する屈曲部17を介して連結部18に連結された構成になっている。
さらに、黒鍵ユニット10は、図6(a)および図6(b)に示すように、複数の鍵本体19(C#、D#、F#、G#、A#の各鍵の各鍵)の各後端部(図6(b)では右端部)にそれぞれ回転軸部20が設けられ、この各回転軸部20がそれぞれ上下方向に屈曲する屈曲部21を介して連結部22に連結された構成になっている。
この場合、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20は、それぞれ各鍵本体11、15、19の各回転支点であり、その軸中心が各鍵本体11、15、19の配列方向(以下、鍵配列方向と称する。)に沿って同一軸上に連続するように形成されている。この各回転軸部12、16、20には、鍵配列方向に沿って貫通する軸孔12a、16a、20aがそれぞれ設けられている。この各軸孔12a、16a、20aは、成形用金型によって射出成形する際における成形樹脂のヒケを防ぐためのものである。
これにより、鍵盤部4は、図2および図3に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19が鍵盤シャーシ3上に並列に配列され、この状態で各回転軸部12、16、20が鍵盤シャーシ3上に設けられた後述する複数の軸受け部23にそれぞれ上下方向に回転可能に取り付けられると共に、各連結部14、18、22が鍵盤シャーシ3上に設けられた後述する取付ボス24に取り付けられるように構成されている。
この場合、第1、第2の各白鍵ユニット8、9は、図4および図5に示すように、各鍵本体11、15および各回転軸部12、16が同じ位置で同じ大きさに形成されていると共に、図4(b)および図5(b)に示すように、各鍵本体11、15の前端(図4(b)および図5(b)では左端部)から各回転軸部12、16までの剛性が高くなるように形成されている。
この第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15には、図4(b)および図5(b)に示すように、スイッチ押圧部25およびストッパフック部26がそれぞれ設けられている。また、第1、第2の各白鍵ユニット8、9は、各回転軸部12、16に対する各連結部14、18およびその各屈曲部13、17の連結位置が、第1、第2の白鍵ユニット8、9ごとに、異なった構成になっている。
すなわち、第1の白鍵ユニット8の各屈曲部13は、各回転軸部12の外周面の後部において、回転軸部12の回転中心に対応する箇所に設けられている。これに伴って第1の白鍵ユニット8の連結部14も、回転軸部12の回転中心に対応する箇所に設けられている。この連結部14には、鍵盤シャーシ3の取付ボス24に取り付けられる取付片14aが所定間隔で設けられている。
第2の白鍵ユニット9の各屈曲部17は、各回転軸部16の外周面の後部において、回転軸部16の回転中心に対して少し上側に位置する箇所に設けられている。これに伴って第2の白鍵ユニット9の連結部18も、回転軸部16の回転中心に対して少し上側に位置する箇所に設けられている。この連結部18には、鍵盤シャーシ3の取付ボス24に取り付けられる取付片18aが第1の白鍵ユニット8の各取付片14aよりも狭い間隔で設けられている。
また、黒鍵ユニット10は、図6(a)および図6(b)に示すように、各鍵本体19が第1、第2の各鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15よりも短く形成されていると共に、各鍵本体19の高さが第1、第2の各鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15よりも高く形成されている。この場合にも、黒鍵ユニット10は、図6(b)に示すように、各鍵本体19の前端(図6(b)では左端部)から各回転軸部20までの剛性が高くなるように形成されている。
この黒鍵ユニット10の各鍵本体19には、図6(b)に示すように、第1、第2の各鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15と同様、スイッチ押圧部25およびストッパフック部26がそれぞれ設けられている。また、この黒鍵ユニット10の回転軸部20も、第1、第2の各鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16と同じ位置で同じ大きさに形成されている。
また、この黒鍵ユニット10の各屈曲部21は、図6(a)および図6(b)に示すように、各回転軸部20の外周面の後部において、回転軸部20の回転中心に対して少し下側に位置する箇所に設けられている。これに伴って黒鍵ユニット10の連結部22も、回転軸部20の回転中心に対して少し下側に位置する箇所に設けられている。この連結部22には、鍵盤シャーシ3の取付ボス24に取り付けられる取付片18aが第2の白鍵ユニット9の各取付片14aと同じ間隔で設けられている。
このような第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10は、図2および図3に示すように、黒鍵ユニット10の各鍵本体19の間に第1の白鍵ユニット8の各鍵本体11を上方から配置し、黒鍵ユニット10の連結部22上に第1の白鍵ユニット8の連結部14を重ね合わせ、この状態で黒鍵ユニット10の各鍵本体19と第1の白鍵ユニット8の各鍵本体11との間に第2の白鍵ユニット9の各鍵本体15を上方から配置し、第1の白鍵ユニット8の連結部14上に第2の白鍵ユニット9の連結部18を重ね合わせることにより、各鍵本体11、15、19が音階順に配列されるように構成されている。
この場合、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各連結部14、18、22にそれぞれ設けられた各取付片14a、18a、22aのうち、第2の白鍵ユニット9の取付片18aと黒鍵ユニット10の取付片22aとは、図2に示すように、同じ間隔で設けられ、互いに重なり合うように構成されている。また、第1の白鍵ユニット8の取付片14aは、第2の白鍵ユニット9および黒鍵ユニット10の各取付片18a、22aの間隔よりも広く設けられている。
一方、鍵盤シャーシ3は、図3および図7に示すように、その前端部(図3では左端部)に第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15における各前端面を覆う鍵カバー部27が上方に突出して設けられた構成になっている。また、この鍵盤シャーシ3の中間に位置する箇所の前側には、下限ストッパ搭載部28が鍵盤シャーシ3の底部から少し上方に突出して設けられている。この下限ストッパ搭載部28上には、各鍵本体11、15、19の各ストッパフック部26が上方から当接することにより、各鍵本体11、15、19の各下限位置を規制するための下限ストッパ部29が設けられている。
また、この鍵盤シャーシ3における下限ストッパ搭載部28の後部(図3では右側)に位置する箇所には、図3および図7に示すように、立上り部30が鍵カバー部27とほぼ同じ高さで設けられている。この立上り部30には、各鍵本体11、15、19の各ストッパフック部26から後方(図3では右側)に突出した突起部26aが上下方向に移動可能に挿入する開口部30aが設けられている。
この立上り部30の上部には、図3および図7に示すように、上限ストッパ搭載部31が鍵カバー部27とほぼ同じ高さで設けられている。この上限ストッパ搭載部31の下面には、各ストッパフック部26の後方に突出した突起部26aが下側から当接することにより、各鍵本体11、15、19の各上限位置を規制する上限ストッパ部32が設けられている。
また、この上限ストッパ搭載部31の後部に位置する箇所には、図3および図7に示すように、基板搭載部33が上限ストッパ搭載部31とほぼ同じ高さで設けられている。この基板搭載部33上には、図7および図8に示すように、スイッチ基板34が鍵配列方向に沿って連続して設けられており、このスイッチ基板34上には、スイッチ部35が設けられている。
このスイッチ部35は、図3、図7および図8に示すように、ゴムシートにドーム状の膨出部35aが各鍵本体11、15、19の各スイッチ押圧部25にそれぞれ対応して形成された構成になっている。この各膨出部35aの内部には、可動接点(図示せず)がそれぞれ設けられている。この各可動接点は、スイッチ基板34上に設けられた各固定接点(図示せず)に接離可能に上方に離れた状態でそれぞれ対向している。
これにより、スイッチ部35は、各ドーム状の膨出部35aが各鍵本体11、15、19の各スイッチ押圧部25によって上方から押された際に、各ドーム状の膨出部35aが弾性変形して、その内部の可動接点がスイッチ基板34上の固定接点に接触することにより、スイッチ信号を出力するように構成されている。
また、この鍵盤シャーシ3の後部には、図3および図7に示すように、鍵搭載部36が鍵カバー部27よりも少し上方に突出して設けられている。この鍵搭載部36上には、複数の軸受け部23および複数の取付ボス24が、各鍵本体11、15、19に対応して設けられている。
複数の軸受け部23は、図7および図8に示すように、各鍵本体11、15、19の各回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能に保持するためのものであり、上側が開放されたほぼ半円形の凹部23aと、この凹部23aの後端(図7では右端部)における各回転軸部12、16、20の各両端部に位置する箇所に上方に突出して設けられた円弧状の抜止め部23bとを備えている。
すなわち、この軸受け部23のほぼ半円形の凹部23aは、図2および図8に示すように、鍵配列方向に沿って連続して設けられている。また、円弧状の抜止め部23bは、図2に示すように、互いに隣接する回転軸部12、16、20の各両端部における後側半分を凹部23aと共に包み込むように設けられている。この場合、1オクターブ分の長さに相当する両端部に位置する円弧状の抜止め部23bには、図8および図9に示すように、第1の白鍵ユニット8の両端に位置する回転軸部12の端部を位置規制する位置規制リブ23cが設けられている。
これにより、複数の軸受け部23は、図2および図3に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20が、軸受け部23の前側(図2では左側)から各凹部23a内に挿入される際に、各回転軸部12、16、20の各両端部がそれぞれ各円弧状の抜止め部23b内に挿入されることにより、鍵本体11、15、19が上下方向に回転可能に取り付けられるように構成されている。
また、鍵搭載部36上の複数の取付ボス24は、図7および図8に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各連結部14、18、22に設けられた取付片14a、18a、22aに対応してそれぞれ設けられている。すなわち、複数の取付ボス24のうちのいずれかは、第1の白鍵ユニット8の連結部14に設けられた取付片14aに対応して設けられており、他のいずれかは、第2の白鍵ユニット9と黒鍵ユニット10との各連結部18、22に設けられた各取付片18a、22aに対応して設けられている。
次に、このような鍵盤楽器において鍵盤シャーシ3上に第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を組み付ける場合について説明する。
まず、第1、第2の各白鍵ユニット8、9と黒鍵ユニット10とを組み合わせる。この場合には、黒鍵ユニット10の各鍵本体19の間に第1の白鍵ユニット8の各鍵本体11を上方から配置し、黒鍵ユニット10の連結部22上に第1の白鍵ユニット8の連結部14を重ね合わせる。
このときには、黒鍵ユニット10の連結部22に設けられた取付片22aが、第1の白鍵ユニット8の連結部14に設けられた取付片14aの間に配置される。この状態で、黒鍵ユニット10の各鍵本体19と第1の白鍵ユニット8の各鍵本体11との間に、第2の白鍵ユニット9の各鍵本体15を上方から配置し、第1の白鍵ユニット8の連結部14上に第2の白鍵ユニット9の連結部18を重ね合わせる。
このときには、第2の白鍵ユニット9の連結部18に設けられた各取付片18aは、図2に示すように、黒鍵ユニット10の連結部22に設けられた各取付片22aに重なり合った状態で、第1の白鍵ユニット8の連結部14に設けられた各取付片14aの間に配置される。これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19が音階順に配列される。
この後、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を鍵盤シャーシ3上に配置する。このときには、音階順に配列された第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19にそれぞれ設けられたストッパフック部26の突起部26aを、鍵盤シャーシ3の下限ストッパ搭載部28上に設けられた立上り部30の開口部30aに対応させる。
この状態で、図2および図3に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20を、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に設けられた複数の軸受け部23にそれぞれ取り付ける。
このときには、まず、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20に連結された各連結部14、18、22の各屈曲部13、17、21を、鍵盤シャーシ3の各軸受け部23の各抜止め部23b間に上方から挿入させて、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20を鍵配列方向に位置規制する。
この状態で、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20を、各軸受け部23の前側(図2では左側)から各軸受け部23の各凹部23a内に挿入させて、各回転軸部12、16、20の両端部をそれぞれ各軸受け部23の各円弧状の抜止め部23b内に挿入させる。これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20が、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に設けられた複数の軸受け部23にそれぞれ回転可能に取り付けられる。
このときには、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各連結部14、18、22にそれぞれ設けられた各取付片13、17、21が、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に設けられた複数の取付ボス24上にそれぞれ配置される。この状態で、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各取付片14a、18a、22aを、鍵盤シャーシ3の各取付ボス24上にビス37によって取り付ける。これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10が鍵盤シャーシ3上に取り付けられる。
この状態では、図2および図3に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各ストッパフック部26の突起部26aが、鍵盤シャーシ3の下限ストッパ搭載部28上に設けられた立上り部30の開口部30aに上下方向に移動可能に挿入される。また、このときには、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各スイッチ押圧部25が、鍵盤シャーシ3の基板搭載部33上のスイッチ基板34に設けられたスイッチ部35の各ドーム状の膨出部35aに対応して配置される。
次に、このような鍵盤楽器を使用する場合について説明する。
第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19を押鍵操作すると、各鍵本体11、15、19は、それぞれ回転軸部12、16、20を中心に下側に向けて回転する。このときには、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各連結部14、18、22が鍵盤シャーシ3に対して固定されているが、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各屈曲部13、17、21が回転軸部12、16、20の回転に伴って上側に屈曲する。
このように第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19が回転軸部12、16、20を中心に下側に向けて回転すると、各鍵本体11、15、19の各スイッチ押圧部25がスイッチ基板34上のスイッチ部35を押圧する。これにより、スイッチ部35の各ドーム状の膨出部35aが弾性変形して、その内部の可動接点がスイッチ基板34上の固定接点に接触してスイッチ信号を出力する。
この後、更に、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19が、回転軸部12、16、20を中心に下側に向けて回転すると、各鍵本体11、15、19の各ストッパフック部26が、鍵盤シャーシ3の下限ストッパ搭載部28に設けられた下限ストッパ部29に当接して、各鍵本体11、15、19の各下限位置が規制される。
そして、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19が、初期位置に戻る際には、スイッチ部35の各膨出部35aがそれぞれ弾性復帰する弾性力によって、各鍵本体11、15、19の各スイッチ押圧部25が押し上げられる。これにより、各鍵本体11、15、19が、回転軸部12、16、20を中心に上側に向けて回転して元の位置に戻る。このときも、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各屈曲部13、17、21が、回転軸部12、16、20の回転に伴って下側に屈曲する。
このように、この鍵盤楽器によれば、並列に配列された複数の鍵本体11、15、19と、この複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられて複数の鍵本体11、15、19における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部12、16、20と、この複数の回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能な状態で鍵配列方向に沿って連結する連結部14、18、22とを備えていることにより、鍵ガイドを用いずに、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、均一に維持することができると共に、鍵本体11、15、19を上下方向に安定した状態で良好に回転させることができる。
すなわち、この鍵盤楽器では、複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられた複数の回転軸部12、16、20が、連結部14、18、22によって回転可能な状態で鍵配列方向に沿って連結されているので、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、複数の鍵本体11、15、19を一体に成形することができ、これにより生産性の向上を図ることができる。
また、このように複数の鍵本体11、15、19を一体に形成しても、鍵本体11、15、19の各前端部から各回転軸部12、16、20までの剛性を確保することができるので、各回転軸部12、16、20を均一に配列することにより、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、均一に維持することができる。
また、各鍵本体11、15、19を押鍵操作した際には、各回転軸部12、16、20によって鍵本体11、15、19を安定した状態で回転させることができるので、鍵本体11、15、19がその配列方向に傾いて上下方向に回転するローリング動作などの不安定な動作を防ぐことができる。このため、鍵ガイドを用いなくても、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、均一に維持することができると共に、鍵本体11、15、19を上下方向に安定した状態で良好に回転させることができる。
この場合、連結部14、18、22には、各回転軸部12、16、20にそれぞれ連結されて上下方向に屈曲する屈曲部13、17、21がそれぞれ設けられていることにより、各回転軸部12、16、20をそれぞれ独立して回転させることができる。すなわち、各鍵本体11、15、19が回転軸部12、16、20を中心に回転し、この回転軸部12、16、20が鍵本体11、15、19と共に回転する際には、この回転軸部12、16、20の回転に応じて屈曲部13、17、21が屈曲するので、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、複数の鍵本体11、15、19を一体に成形しても、回転軸部12、16、20を鍵本体11、15、19と共にそれぞれ独立して回転させることができる。
また、この鍵盤楽器によれば、鍵盤シャーシ3に複数の回転軸部12、16、20をそれぞれ上下方向に回転可能に支持する鍵支持部である複数の軸受け部23が設けられているので、この複数の軸受け部23によって各回転軸部12、16、20を回転可能な状態で、確実に且つ良好に保持することができる。このため、鍵ガイドを用いなくても、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、より一層、均一に維持することができると共に、鍵本体11、15、19を上下方向に安定した状態で良好に回転させることができる。
すなわち、この鍵盤楽器では、鍵盤シャーシ3に設けられた複数の軸受け部23によって複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられた各回転軸部12、16、20をそれぞれ上下方向に回転可能な状態で均一に保持することができるので、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、均一に維持することができると共に、鍵本体11、15、19を押鍵操作した際に、鍵本体11、15、19がその配列方向に傾いて上下方向に回転するローリング動作などの不安定な動作を確実に防ぐことができる。
この場合にも、複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられた複数の回転軸部12、16、20を連結部14、18、22によって鍵配列方向に沿って連結して、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、複数の鍵本体11、15、19を一体に成形した状態で、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を鍵盤シャーシ3に一度に組み付けることができる。
このように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を鍵盤シャーシ3に組み付けても、連結部14、18、22の屈曲部13、17、21の上下方向への屈曲によって、回転軸部12、16、20をそれぞれ独立させて鍵本体11、15、19と共に良好に回転させることができる。
また、この鍵盤楽器では、複数の回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能に支持する複数の軸受け部23が、上側が開放された鍵配列方向に沿って連続するほぼ半円形の凹部23aと、この凹部23aの後端において各回転軸部12、16、20の各両端部に位置する箇所に設けられて互いに隣接する回転軸部12、16、20の各両端部における後側半分を凹部23aと共に包み込む円弧状の抜止め部23bとを備えた構成であるから、複数の回転軸部12、16、20を複数の軸受け部23に簡単に取り付けることができると共に、確実に且つ良好に回転軸部12、16、20を回転可能に取り付けることができる。
すなわち、複数の回転軸部12、16、20を各軸受け部23の前側(図2では左側)から各軸受け部23の各凹部23a内に挿入させて、各回転軸部12、16、20の両端部をそれぞれ各軸受け部23の各円弧状の抜止め部23b内に挿入させることにより、各回転軸部12、16、20を各軸受け部23に簡単に且つ容易に回転可能な状態で取り付けることができると共に、確実に且つ良好に回転軸部12、16、20を取り付けることができる。
また、各回転軸部12、16、20に連結された各屈曲部13、17、21は、各軸受け部23の各抜止め部23b間に上方から挿入して配置されていることにより、各回転軸部12、16、20を鍵配列方向に位置規制することができる。これにより、各鍵本体11、15、19を鍵盤シャーシ3上に均一に且つ良好に配列させることができるので、鍵本体11、15、19間の隙間や、鍵本体11、15、19の並びを、より一層、均一に維持することができる。
さらに、複数の軸受け部23のうち、1オクターブ分の長さに相当する両端部に位置する軸受け部23の円弧状の抜止め部23bには、回転軸部12、16、20のうち、第1の白鍵ユニット8の両側に位置する回転軸部12の端部を位置規制する位置規制リブ23cが設けられているので、これによっても各回転軸部12、16、20を鍵配列方向に正確に且つ良好に位置規制することができる。
(実施形態2)
次に、図10〜図14を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図9に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、図10および図11に示すように、複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられた各回転軸部12、16、20の支持構造が実施形態1と異なる構成であり、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
この場合、各回転軸部12、16、20には、図10および図11に示すように、それぞれ軸孔12a、16a、20aが鍵配列方向に沿って貫通して設けられている。この各軸孔12a、16a、20aは、それぞれ同一軸上に設けられ、1オクターブ分の長さに形成された1本の支持軸40が連続して挿入するように形成されている。
この支持軸40は、図13および図14に示すように、その両端部が鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に設けられた一対の軸支持部41によって支持されるように構成されている。これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各鍵本体11、15、19は、図10および図11に示すように、各回転軸部12、16、20が回転可能に取り付けられた支持軸40を中心に上下方向に回転するように構成されている。
この場合にも、各回転軸部12、16、20は、実施形態1と同様、それぞれ屈曲部13、17、21を介して、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、それぞれ各連結部14、18、22に連結されている。また、鍵盤シャーシ3の後に位置する鍵搭載部36上には、実施形態1と同様、各回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能に保持する複数の軸受け部23が設けられている。
このような鍵盤楽器によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、複数の回転軸部12、16、20に、鍵配列方向に貫通する軸孔12a、16a、20aがそれぞれ設けられ、この各軸孔12a、16a、20aに1本の支持軸40が連続して挿入され、この1本の支持軸40に各回転軸部12、16、20が上下方向に回転可能に支持されている構成であるから、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、各鍵本体11、15、19がバラバラにならず、これら第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を簡単に且つ容易に鍵盤シャーシ3に一度に組み付けることができる。
この場合、鍵盤シャーシ3には、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20が取り付けられた1本の支持軸40を支持する鍵支持部である一対の軸支持部41が設けられているので、この一対の軸支持部41に支持軸40の両端部を取り付けるだけで良いので、これによっても第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を簡単に且つ容易に鍵盤シャーシ3に一度に組み付けることができ、これにより組立作業の簡素化を図ることができる。
なお、上述した実施形態2では、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に、各回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能に保持する軸受け部23が設けられている場合について述べたが、必ずしも軸受け部23を設ける必要はなく、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に一対の軸支持部41を設け、この一対の軸支持部41によって支持軸40の両端部を支持するだけの構成であっても良い。このように構成すれば、鍵盤シャーシ3の構造を簡素化することができる。
(実施形態3)
次に、図15〜図20を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態3について説明する。この場合には、図10〜図14に示された実施形態2と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、図15〜図17に示すように、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10における複数の鍵本体11、15、19の各後端部にそれぞれ設けられた各回転軸部12、16、20に支持軸40を取り付ける取付構造が実施形態2と異なる構成であり、これ以外は実施形態2とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10における各回転軸部12、16、20には、図16〜図20に示すように、支持軸40が回転可能に挿入する各軸孔12a、16a、20aがそれぞれ鍵配列方向に沿って設けられている。また、この各回転軸部12、16、20には、その各軸孔12a、16a、20a内に支持軸40が、その軸方向と直交する上下方向における下側から相対的に挿入する切欠部12b、16b、20bがそれぞれ設けられている。この各切欠部12b、16b、20bは、支持軸40の外径よりも少し短い切欠幅で、各回転軸部12、16、20の下面部にその軸方向に沿ってそれぞれ形成されている。
これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10における各回転軸部12、16、20は、支持軸40を各軸孔12a、16a、20aに鍵本体11、15、19の配列方向に沿って順次挿入させる必要がなく、第1、第2の各白鍵ユニット8、9、10の各鍵本体11、15、19における各回転軸部12、16、20の切欠部12b、16b、20bを通して支持軸40が各軸孔12a、16a、20a内に挿入するように構成されている。
この場合、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10における鍵本体11、15、19のうち、最も高音側に位置する鍵本体11の回転軸部12には、図18(a)および図18(b)に示すように、その高音側の端面から鍵本体11の配列方向に沿って突出する連結軸42が設けられている。
この連結軸42は、図18(a)および図18(b)に示すように、その突出長さがこれに隣接する高音側の第1白鍵ユニット11における最も低音側に位置する鍵本体11の回転軸部12とほぼ同じ長さ、つまり鍵本体11の配列方向における回転軸部12の長さとほぼ同じ長さに形成されている。
これにより、この連結軸42は、その高音側に隣接する次の第1白鍵ユニット11における最も低音側に位置する回転軸部12がその切欠部12bを通して軸孔12a内に挿入することにより、低音側の第1白鍵ユニット8とこれに連接する高音側の第1白鍵ユニット8とを連結するように構成されている。
このような鍵盤楽器によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、複数の鍵本体11、15、19の各回転軸部12、16、20に、支持軸40が挿入する各軸孔12a、16a、20aを設けると共に、これら各回転軸部12、16、20には、その各軸孔12a、16a、20a内に支持軸40を上下方向から相対的に挿入させる切欠部12b、16b、20bを設けた構成であるから、各軸孔12a、16a、20aに支持軸40を鍵本体11、15、19の配列方向に沿って順次挿入させる必要がなく、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各回転軸部12、16、20を支持軸40に上下方向から簡単に取り付けることができる。
すなわち、この鍵盤楽器では、第1白鍵ユニット8を支持軸40に取り付ける際に、第1白鍵ユニット8の各鍵本体11における各回転軸部12の切欠部12bから支持軸40を各軸孔12a内に挿入させることができる。同様に、第2白鍵ユニット9を支持軸40に取り付ける際には、第2白鍵ユニット9の各鍵本体15における各回転軸部16の切欠部16bから支持軸40を各軸孔16a内に挿入させることができ、また黒鍵ユニット10を支持軸40に取り付ける際には、黒鍵ユニット10の各鍵本体19における各回転軸部20の切欠部20bから支持軸40を各軸孔20a内に挿入させることができる。
このため、この鍵盤楽器によれば、支持軸40に黒鍵ユニット10の各回転軸部20を取り付け、この状態で黒鍵ユニット10の各鍵本体19間に第1白鍵ユニット8の各鍵本体11を上方から配置して、各回転軸部12の各軸孔12a内に支持軸40を各切欠部12bから挿入させて各回転軸部12を支持軸40に取り付けることができると共に、これら黒鍵ユニット10の各鍵本体19および第1白鍵ユニット8の各鍵本体11との各間に、第2白鍵ユニット9の各鍵本体15を上方から配置して、各回転軸部16の各軸孔16a内に支持軸40を各切欠部16bから挿入させて各回転軸部16を支持軸40に取り付けることができる。
これにより、この鍵盤楽器では、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を支持軸40に実施形態2よりも簡単に且つ容易に取り付けることができると共に、実施形態2と同様、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、各鍵本体11、15、19がバラバラにならず、これら第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を簡単に且つ容易に鍵盤シャーシ3に一度に組み付けることができる。
また、この鍵盤楽器では、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10における鍵本体11、15、19のうち、最も高音側に位置する鍵本体11の回転軸部12に、その高音側の端面から鍵本体11の配列方向に沿って突出する連結軸42が設けられているので、連結軸42を高音側に隣接する次の第1白鍵ユニット11における最も低音側に位置する回転軸部12の軸孔12a内にその切欠部12bから挿入させることができ、これにより低音側の第1白鍵ユニット8とこれに隣接する高音側の第1白鍵ユニット8とを連結軸42によって簡単に且つ容易に連結することができる。
なお、上述した実施形態3においても、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に、各回転軸部12、16、20をそれぞれ回転可能に保持する軸受け部23が設けられている場合について述べたが、必ずしも軸受け部23を設ける必要はなく、鍵盤シャーシ3の鍵搭載部36上に一対の軸支持部41を設け、この一対の軸支持部41によって支持軸40の両端部を支持するだけの構成であっても良い。このように構成すれば、鍵盤シャーシ3の構造を簡素化することができる。
(実施形態4)
次に、図21および図22を参照して、この発明を鍵盤楽器に適用した実施形態4について説明する。この場合には、図15〜図20に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この鍵盤楽器は、支持軸40を用いずに、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を連結する構成であり、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10の各連結部14、18、21のうち、これらを重ねた際に最も下側に位置する連結部21を有する黒鍵ユニット10の各回転軸部20は、それぞれ丸棒状に形成されている。この黒鍵ユニット10の各回転軸部20には、図21に示すように、その各端面から鍵本体19の配列方向に向けて突出する突起軸45がそれぞれ設けられている。
この突起軸45は、図21および図22に示すように、その軸径が回転軸部20の外径よりも小さく、且つ第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16における各軸孔12a、16aの内径とほぼ同じ大きさに形成されている。また、この突起軸45は、回転軸部20の端面から突出する長さが、第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16の軸方向の長さとほぼ同じか、それよりも少し短く形成されている。これら各突起軸45は、図21に示すように、各回転軸部20の高音側に位置する各端面(図21では右端面)に設けられている。
この場合、各突起軸45は、図21に示すように、最も低音側に位置する回転軸部20と、第1、第2の各白鍵ユニット8、9における2つの鍵本体盤11、15が配置される箇所の回転軸部20とにおける低音側に位置する各端面(図21では左端面)にも、設けられている。これにより、各突起軸45は、鍵配列方向において同一軸上に連続する状態で配列されている。
一方、第1、第2の各白鍵ユニット8、9は、図18および図19に示した実施形態3と同様、鍵本体11、15の各後端部にそれぞれ設けられた各回転軸部12、16に軸孔12a、16aが鍵配列方向に貫通して設けられている。この軸孔12a、16aは、黒鍵ユニット10の各回転軸部20にそれぞれ設けられた突起軸45が回転可能に挿入するように形成されている。
また、第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16には、図18および図19に示した実施形態3と同様、各軸孔12a、16a内に、黒鍵ユニット10における各回転軸部20の突起軸45がその軸方向と直交する上下方向における下側から相対的に挿入する切欠部12b、16bがそれぞれ設けられている。この各切欠部12b、16bは、突起軸45の外径よりも少し短い切欠幅で、各回転軸部12、16の下面部にその軸方向に沿ってそれぞれ形成されている。
これにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10は、黒鍵ユニット10の各鍵本体19の間に第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15を配置し、この状態で黒鍵ユニット10の各回転軸部20に設けられた各突起軸45が、第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16の切欠部12b、16bを通して各軸孔12a、16a内に相対的に挿入することにより、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10が一体的に連結されるように構成されている。
このような鍵盤楽器によれば、実施形態1と同様の作用効果があるほか、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10のうち、いずれかのユニット、例えば黒鍵ユニット10の回転軸部20に、その端面から鍵配列方向に向けて突出する突起軸45を設け、他のユニット、例えば第1、第2の各白鍵ユニット8、9の第1、第2の各回転軸部12、16に、軸孔12a、16aをそれぞれ鍵配列方向に貫通させて設けると共に、この軸孔12a、16a内に突起軸45が上下方向から相対的に挿入する切欠部12b、16bを設けた構成であるから、実施形態2、3のような支持軸40を用いずに、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を一体的に連結することができる。
すなわち、この鍵盤楽器では、黒鍵ユニット10の各鍵本体19の間に第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各鍵本体11、15を配置し、この状態で黒鍵ユニット10の各回転軸部20に設けられた各突起軸45を、第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16の切欠部12b、16bから各軸孔12a、16a内に相対的に挿入させることにより、支持軸40を用いる必要がなく、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を一体的に連結することができる。
このため、この鍵盤楽器によれば、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を簡単に且つ容易に取り付けることができると共に、実施形態2、3と同様、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10ごとに、各鍵本体11、15、19がバラバラにならず、これら第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を簡単に且つ容易に鍵盤シャーシ3に一度に組み付けることができる。
なお、上述した実施形態4では、黒鍵ユニット10における各回転軸部20の各端面にそれぞれ突起軸45をそれぞれ個別に形成した場合について述べたが、必ずしも突起軸45を個別に形成する必要なく、各回転軸部20の各端面に突起軸45を連続させた状態で一体に形成しても良い。このように形成すれば、突起軸45によって第1、第2の各白鍵ユニット8、9の各回転軸部12、16を確実に且つ強固に保持することができるので、第1、第2の各白鍵ユニット8、9および黒鍵ユニット10を確実に連結して一体化することができる。
以上、この発明のいくつかの実施形態について説明したが、この発明は、これらに限られるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
請求項1に記載の発明は、並列に配列された複数の鍵本体と、この複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられて前記複数の鍵本体における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部と、この複数の回転軸部をそれぞれ回転可能な状態で前記鍵本体の配列方向に沿って連結する連結部とを備えていることを特徴とする鍵構造である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の鍵構造において、前記連結部には、前記複数の回転軸部にそれぞれ連結されて上下方向に屈曲する複数の屈曲部が設けられていることを特徴とする鍵構造である。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の鍵構造において、前記複数の回転軸部には、前記鍵本体の配列方向に貫通する軸孔がそれぞれ設けられており、この軸孔には、前記回転軸部を上下方向に回転可能に支持する支持軸が挿入されていることを特徴とする鍵構造である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の鍵構造において、前記複数の回転軸部には、前記支持軸を前記軸孔内に挿入するための切欠き部が、設けられていることを特徴とする鍵構造である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の鍵構造において、第1回転軸部を有する第1鍵本体が第1連結部によって所定間隔で連結された第1鍵ユニットと、第2回転軸部を有する第2鍵本体が前記第1鍵本体の各間に位置した状態で第2連結部によって連結された第2鍵ユニットとを備え、前記第1鍵本体の各間に前記第2鍵本体を配置すると共に前記第1回転軸部の各間に前記第2回転軸部を配置した際に、前記第1連結部と前記第2連結部とが重なることを特徴とする鍵構造である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の鍵構造において、前記第1、第2の各回転軸部のうち、一方の各回転軸部には、その端面から前記鍵本体の配列方向に向けて突出する突起軸が設けられており、前記第1、第2の各回転軸部のうち、他方の各回転軸部には、前記突起軸が挿入する軸孔がそれぞれ前記鍵本体の配列方向に貫通して設けられていると共に、前記軸孔内に前記突起軸がその軸方向と直交する方向から相対的に挿入する切欠部が設けられていることを特徴とする鍵構造である。
請求項7に記載の発明は、複数の鍵が鍵盤シャーシ上に配列された状態でそれぞれ上下方向に回転可能に設けられた鍵盤装置において、
前記複数の鍵は、前記鍵盤シャーシ上に並列に配列される複数の鍵本体と、この複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられて前記複数の鍵本体における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部と、この複数の回転軸部をそれぞれ上下方向に屈曲する屈曲部によって前記鍵本体の配列方向に沿って連結する連結部とを備えており、
前記鍵盤シャーシには、前記複数の回転軸部をそれぞれ上下方向に回転可能に支持する鍵支持部が設けられていることを特徴とする鍵盤装置である。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の鍵盤装置において、前記鍵支持部は、前記複数の回転軸部をそれぞれ回転可能に保持する複数の軸受け部であることを特徴とする鍵盤装置である。
請求項9に記載の発明は、請求項7または請求項8に記載の鍵盤装置において、前記複数の回転軸部には、前記鍵本体の配列方向に貫通する軸孔がそれぞれ設けられており、前記鍵支持部は、前記複数の回転軸部の前記各軸孔に連続して挿入する支持軸と、この支持軸を支持する軸支持部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置である。
1 楽器本体
2 上部ケース
3 鍵盤シャーシ
8 第1の白鍵ユニット
9 第2の白鍵ユニット
10 黒鍵ユニット
11、15 鍵本体
12、16、20 回転軸部
12a、16a、20a 軸孔
12b、16b、20b 切欠部
13、17、21 屈曲部
14、18、22 連結部
14a、18a、22a 取付片
23 軸受け部
23a 半円形状の凹部
23b 円弧上の抜止め部
24 取付ボス
40 支持軸
41 一対の軸支持部
42 連結軸
45 突起軸

Claims (9)

  1. 並列に配列された複数の鍵本体と、
    この複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられて前記複数の鍵本体における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部と、
    この複数の回転軸部をそれぞれ回転可能な状態で前記鍵本体の配列方向に沿って連結する連結部と
    を備えていることを特徴とする鍵構造。
  2. 請求項1に記載の鍵構造において、前記連結部には、前記複数の回転軸部にそれぞれ連結されて上下方向に屈曲する複数の屈曲部が設けられていることを特徴とする鍵構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の鍵構造において、前記複数の回転軸部には、前記鍵本体の配列方向に貫通する軸孔がそれぞれ設けられており、この軸孔には、前記回転軸部を上下方向に回転可能に支持する支持軸が挿入されていることを特徴とする鍵構造。
  4. 請求項3に記載の鍵構造において、前記複数の回転軸部には、前記支持軸を前記軸孔内に挿入するための切欠き部が、設けられていることを特徴とする鍵構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の鍵構造において、第1回転軸部を有する第1鍵本体が第1連結部によって所定間隔で連結された第1鍵ユニットと、第2回転軸部を有する第2鍵本体が前記第1鍵本体の各間に位置した状態で第2連結部によって連結された第2鍵ユニットとを備え、前記第1鍵本体の各間に前記第2鍵本体を配置した際に、前記第1連結部と前記第2連結部とが重なることを特徴とする鍵構造。
  6. 請求項5に記載の鍵構造において、前記第1および第2の各回転軸部のうち、一方の回転軸部には、その端面から前記鍵本体の配列方向に向けて突出する突起軸が設けられており、前記第1および第2の回転軸部のうち、他方の回転軸部には、前記突起軸が挿入する軸孔がそれぞれ前記鍵本体の配列方向に貫通して設けられていると共に、前記突起軸を前記軸孔内に挿入するための切欠部が設けられていることを特徴とする鍵構造。
  7. 複数の鍵が鍵盤シャーシ上に配列された状態でそれぞれ上下方向に回転可能に設けられた鍵盤装置において、
    前記複数の鍵は、前記鍵盤シャーシ上に並列に配列される複数の鍵本体と、この複数の鍵本体の各後端部にそれぞれ設けられて前記複数の鍵本体における上下方向の回転支点となる複数の回転軸部と、この複数の回転軸部をそれぞれ上下方向に屈曲する屈曲部によって前記鍵本体の配列方向に沿って連結する連結部とを備えており、
    前記鍵盤シャーシには、前記複数の回転軸部をそれぞれ上下方向に回転可能に支持する鍵支持部が設けられていることを特徴とする鍵盤装置。
  8. 請求項7に記載の鍵盤装置において、前記鍵支持部は、前記複数の回転軸部をそれぞれ回転可能に保持する複数の軸受け部であることを特徴とする鍵盤装置。
  9. 請求項7または請求項8に記載の鍵盤装置において、前記複数の回転軸部には、前記鍵本体の配列方向に貫通する軸孔がそれぞれ設けられており、前記鍵支持部は、前記複数の回転軸部の前記各軸孔に連続して挿入する支持軸と、この支持軸を支持する軸支持部とを備えていることを特徴とする鍵盤装置。

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