JP2012113095A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

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亮二 根本
Fumio Kataoka
文雄 片岡
Yasuhiro Yoshitake
康裕 吉武
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聡 植原
Kosei Kamaishi
孝生 釜石
Michiko HATAKEYAMA
理子 畠山
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Abstract

【課題】露光光が通過する領域を大きく広げることなく、露光光を配向膜へ斜めに照射する。また、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、タクトタイムを短縮して、スループットを向上させる。
【解決手段】露光光照射装置30から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置し、光偏向素子81a,81bからマスク2へ露光光を斜めに照射する。露光光照射装置30から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に切り替えて配置する。あるいは、光偏向素子81を回転して、光偏向素子81により傾けられる露光光の進行方向を切り替える。
【選択図】図5

Description

本発明は、液晶ディスプレイ装置の製造において、高分子化合物から成る配向膜へ直線偏光の露光光を照射して、配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する配向膜の露光装置及び露光方法に係り、特に、フォトマスク(以下、「マスク」と称す)を用いて、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する配向膜の露光装置及び露光方法に関する。
アクティブマトリクス駆動方式の液晶ディスプレイ装置は、TFT(Thin Film Transistor)基板とカラーフィルタ基板との間に液晶を封入して製造され、TFT基板及びカラーフィルタ基板の表面には、液晶の配列方向を整えるための配向膜が形成されている。配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する処理は、従来、配向膜の表面を布で擦る「ラビング法」により行われていたが、近年、ポリイミド等の高分子化合物から成る配向膜へ直線偏光の紫外光を照射し、偏光方向の高分子鎖を選択的に反応させて、異方性を発生させる「光配向法」が開発されている。
特許文献1には、液晶表示装置の視野角拡大、表示品位の向上及びコントラストの向上を図るために、液晶層を挟む一対の基板において、各基板上の配向膜を、プレチルト方向が約180°異なる2つの配向領域に各々分割し、一方の基板上の配向領域の境界と他方の基板上の配向領域の境界とが略直交するように両基板を貼り合わせて、4つの配向状態の領域を形成する技術が開示されている。
特開平11−352486号公報
特許文献1に記載の様に、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成するためには、直線偏光の紫外光を、配向領域毎に異なる方向から斜めに照射する必要がある。また、配向領域毎に露光を行うために、露光する配向領域以外の領域を覆うマスクが必要となる。
従来、フォトリソグラフィー技術で用いられる、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ露光装置では、マスクの上空に露光光照射装置を備え、露光光照射装置からマスクへ露光光を垂直に照射している。配向膜を露光する露光装置において、プロキシミティ露光装置と同様の構成を用い、露光光照射装置からマスクへ露光光を斜めに照射すると、露光光が通過する領域が大きく広がり、装置内に多くの空間が必要となる。
また、従来のプロキシミティ露光装置に用いられる露光光照射装置は、露光光を照射する方向を変更することができないため、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成するためには、各配向領域を露光する度に基板をチャックから取り外して基板の向きを回転させる必要がある。そのため、タクトタイムが長くなって、スループットが低下するという問題がある。
本発明の課題は、露光光が通過する領域を大きく広げることなく、露光光を配向膜へ斜めに照射することである。また、本発明の課題は、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、タクトタイムを短縮して、スループットを向上させることである。
本発明の配向膜の露光装置は、基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダと、直線偏光の露光光を照射する露光光照射装置とを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設け、露光光照射装置から照射された直線偏光の露光光を、マスクを通して基板へ照射して、基板に塗布された配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する配向膜の露光装置において、露光光照射装置とマスクホルダとの間に配置され、露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を備え、光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射するものである。
また、本発明の配向膜の露光方法は、基板をチャックで支持し、マスクをマスクホルダで保持し、マスクと基板との間に微小なギャップを設け、露光光照射装置から照射された直線偏光の露光光を、マスクを通して基板へ照射して、基板に塗布された配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する配向膜の露光方法であって、露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に配置し、光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射するものである。
露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に配置し、光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射するので、露光光照射装置から直接マスクへ露光光を斜めに照射する場合に比べて、露光光が通過する領域が大きく広がることなく、露光光が配向膜へ斜めに照射される。
さらに、本発明の配向膜の露光装置は、光偏向素子を複数備え、各光偏向素子が、露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾け、複数の光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に切り替えて配置する手段を備えたものである。また、本発明の配向膜の露光方法は、露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に切り替えて配置するものである。
あるいは、本発明の配向膜の露光装置は、光偏向素子を回転して、光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替える手段を備えたものである。また、本発明の配向膜の露光方法は、光偏向素子を回転して、光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替えるものである。
露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に切り替えて配置し、あるいは、光偏向素子を回転して、光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替えるので、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、各配向領域を露光する度に基板をチャックから取り外して基板の向きを回転させる必要が無い。従って、タクトタイムが短縮されて、スループットが向上する。
さらに、本発明の配向膜の露光装置は、光偏向素子が、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子であるものである。また、本発明の配向膜の露光方法は、光偏向素子として、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子を用いるものである。光偏向素子として、透過型ブレーズド回折格子を用いることにより、光偏向素子を透過する際の露光光の損失が少なく済む。
さらに、本発明の配向膜の露光装置は、透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置とマスクホルダと間で、マスクと平行に往復移動させる手段を備えたものである。また、本発明の配向膜の露光方法は、透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間で、マスクと平行に往復移動させるものである。透過型ブレーズド回折格子を透過した露光光は、干渉により強度の変化が生じ、強度分布が均一でなくなる。透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間で、マスクと平行に往復移動させることにより、透過型ブレーズド回折格子から配向膜へ照射される露光光の強度むらが無くなり、配向特性が均一に付与される。
本発明によれば、露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に配置し、光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射することにより、露光光が通過する領域を大きく広げることなく、露光光を配向膜へ斜めに照射することができる。
さらに、本発明によれば、露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に切り替えて配置し、あるいは、光偏向素子を回転して、光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替えることにより、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、タクトタイムを短縮して、スループットを向上させることができる。
さらに、本発明によれば、光偏向素子として、透過型ブレーズド回折格子を用いることにより、光偏向素子を透過する際の露光光の損失を少なくすることができる。
さらに、本発明によれば、透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間で、マスクと平行に往復移動させることにより、透過型ブレーズド回折格子から配向膜へ照射される露光光の強度むらを無くし、配向特性を均一に付与することができる。
本発明の一実施の形態による配向膜の露光装置の概略構成を示す図である。 第1平面鏡、凹面鏡及び第2平面鏡の配置を上方から見た図である。 図3(a)はマスクホルダ及び光偏向素子移動装置の上面図、図3(b)は光偏向素子移動装置の側面図である。 光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。 図5(a)は露光装置の側面図、図5(b)は光偏向素子から照射される露光光を示す図である。 光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。 図7(a)は露光装置の側面図、図7(b)は光偏向素子から照射される露光光を示す図である。 光偏向素子の往復移動動作を説明する図である。 本発明の他の実施の形態による配向膜の露光装置の概略構成を示す図である。 光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。 光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。
図1は、本発明の一実施の形態による配向膜の露光装置の概略構成を示す図である。露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック支持台9、チャック10、マスクホルダ20、露光光照射装置30、光源制御装置40、光偏向素子移動装置50、ステージ駆動回路60、主制御装置70、及び光偏向素子駆動回路80を含んで構成されている。露光装置は、これらの他に、基板1をチャック10へ搬入し、また基板1をチャック10から搬出する基板搬送ロボット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1において、チャック10は、基板1の配向膜の露光を行う露光位置にある。露光位置から離れたロード/アンロード位置において、図示しない基板搬送ロボットにより、基板1がチャック10へ搬入され、また基板1がチャック10から搬出される。チャック10への基板1のロード及びチャック10からの基板1のアンロードは、チャック10に設けた複数の突き上げピンを用いて行われる。突き上げピンは、チャック10の内部に収納されており、チャック10の内部から上昇して、基板1をチャック10にロードする際、基板搬送ロボットから基板1を受け取り、基板1をチャック10からアンロードする際、基板搬送ロボットへ基板1を受け渡す。チャック10は、基板1の裏面を真空吸着して支持する。基板1の表面には、ポリイミド等の高分子化合物から成る配向膜が塗布されている。
チャック10は、チャック支持台9を介してθステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向(図1の図面奥行き方向)へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向(図1の図面横方向)へ移動する。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。チャック支持台9は、θステージ8に搭載され、チャック10を複数箇所で支持する。Xステージ5、Yステージ7、及びθステージ8には、ボールねじ及びモータや、リニアモータ等の図示しない駆動機構が設けられており、各駆動機構は、ステージ駆動回路60により駆動される。
Xステージ5のX方向への移動及びYステージ7のY方向への移動により、チャック10は、ロード/アンロード位置と露光位置との間を移動される。ロード/アンロード位置において、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基板1のプリアライメントが行われる。露光位置において、図示しないZ−チルト機構により、後述するマスクホルダ20をZ方向(図1の図面上下方向)へ移動及びチルトすることによって、マスク2と基板1とのギャップ合わせが行われる。そして、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転により、マスク2と基板1との位置合わせが行われる。主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、Xステージ5のX方向への移動、Yステージ7のY方向への移動、及びθステージ8のθ方向への回転を行う。
なお、本実施の形態では、マスクホルダ20をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行っているが、チャック支持台9にZ−チルト機構を設けて、チャック10をZ方向へ移動及びチルトすることにより、マスク2と基板1とのギャップ合わせを行ってもよい。
露光光照射装置30は、ランプ31、集光鏡32、第1平面鏡33、レンズ群34、シャッター35、偏光子36、凹面鏡37、第2平面鏡38、及び電源41を含んで構成されている。ランプ31には、水銀ランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ等の様に、高圧ガスをバルブ内に封入した放電型のランプが使用されている。ランプ31の周囲には、ランプ31から発生した光を集光する集光鏡32が設けられている。ランプ31から発生した光は、集光鏡32により集光され、第1平面鏡33へ照射される。
図2は、第1平面鏡、凹面鏡及び第2平面鏡の配置を上方から見た図である。第1平面鏡33で反射された光は、フライアイレンズ又はロットレンズ等から成るレンズ群34へ入射し、レンズ群34を透過して照度分布が均一化される。シャッター35は、基板1の配向膜の露光を行う時に開き、露光を行わない時に閉じる。シャッター35が開いているとき、レンズ群34を透過した光は、偏光子36を透過して直線偏光となり、凹面鏡37で反射されて平行光線束となる。図1において、凹面鏡37で反射された光は、第2平面鏡38で反射されて、図面下方へ垂直に照射される。光源制御装置40は、主制御装置70の制御により、電源41からランプ31へ供給される電力を制御して、露光光の照度を調節する。
露光位置の上空には、マスクホルダ20及び光偏向素子移動装置50が設置されている。図3(a)はマスクホルダ及び光偏向素子移動装置の上面図、図3(b)は光偏向素子移動装置の側面図である。図3(a)において、マスクホルダ20は、光偏向素子移動装置50に設けられた開口52内に設置されている。マスクホルダ20には、露光光が通過する開口21が設けられており、マスクホルダ20の下面の開口21の周囲には、図示しない吸着溝が設けられている。マスクホルダ20は、図示しない吸着溝により、破線で示すマスク2の周辺部を真空吸着して、マスク2をその下面に保持する。露光光照射装置30から照射された露光光がマスク2を透過して基板1へ照射されることにより、基板1の配向膜の露光が行われる。
光偏向素子移動装置50は、装置ベース51、ガイド53、移動テーブル54a,54b、モータ55、軸受56、ボールねじ57、ナット58、及び固定具59を含んで構成されている。図3(a)において、装置ベース51には、マスクホルダ20を収容する開口52が設けられている。装置ベース51の上面には、Y方向へ伸びるガイド53が設置されており、ガイド53には、移動テーブル54a,54bが搭載されている。また、装置ベース51の上面には、2つのモータ55が取り付けられており、各モータ55の回転軸には、ボールねじ57がそれぞれ接続されている。各ボールねじ57は、軸受56により回転可能に支持されている。図3(b)において、移動テーブル54aには、一方のボールねじ57により移動するナット58が、固定具59により取り付けられている。同様に、移動テーブル54bには、他方のボールねじ57により移動するナット58が、固定具59により取り付けられている。各モータ55により各ボールねじ57を回転すると、移動テーブル54a,54bが、ガイド53に沿ってY方向へ移動する。
図3(a)において、移動テーブル54a,54bには、破線で示す開口が設けられており、移動テーブル54a,54bの上面には、光偏向素子81a,81bが搭載されている。光偏向素子81a,81bは、後述する様に、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾け、露光光をマスク2へ斜めに照射する。本実施の形態では、光偏向素子81a,81bとして、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子が用いられている。図3(a)において、光偏向素子81a,81b上の矢印は、光偏向素子81a,81bにより露光光が傾けられる方向を示している。
以下、本実施の形態による配向膜の露光方法を説明する。図1において、基板1の配向膜にプレチルト方向が180度異なる2種類の配向領域群を形成する場合、光偏向素子駆動回路80は、主制御装置70の制御により、光偏向素子移動装置50の各モータ55を駆動して、移動テーブル54a,54bを移動させ、光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に切り替えて配置する。図4及び図6は、光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。図4(a)及び図6(a)は光偏向素子移動装置の上面図、図4(b)及び図6(b)は光偏向素子移動装置の側面図である。
図4(a),(b)は、光偏向素子81aを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置した状態を示している。図5(a)は露光装置の側面図、図5(b)は光偏向素子から照射される露光光を示す図である。図4(a),(b)に示す様に、光偏向素子81aを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置したとき、図5(b)に示す様に、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光は、光偏向素子81aを透過してその進行方向が左斜め下方へ傾けられ、マスク2に対して右斜め上方から照射される。従って、マスク2を透過して基板1へ照射された露光光により、基板1の配向膜には、プレチルト方向が図面右側となる配向特性が付与される。
図6(a),(b)は、光偏向素子81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置した状態を示している。図7(a)は露光装置の側面図、図7(b)は光偏向素子から照射される露光光を示す図である。図6(a),(b)に示す様に、光偏向素子81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置したとき、図7(b)に示す様に、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光は、光偏向素子81bを透過してその進行方向が右斜め下方へ傾けられ、マスク2に対して左斜め上方から照射される。従って、マスク2を透過して基板1へ照射された露光光により、基板1の配向膜には、プレチルト方向が図面左側となる配向特性が付与される。
露光光照射装置30から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置し、光偏向素子81a,81bからマスク2へ露光光を斜めに照射するので、露光光照射装置30から直接マスク2へ露光光を斜めに照射する場合に比べて、露光光が通過する領域が大きく広がることなく、露光光が基板1の配向膜へ斜めに照射される。
そして、露光光照射装置30から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に切り替えて配置するので、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、各配向領域を露光する度に基板1をチャック10から取り外して基板1の向きを回転させる必要が無い。従って、タクトタイムが短縮されて、スループットが向上する。
図1において、光偏向素子駆動回路80は、主制御装置70の制御により、光偏向素子移動装置50の各モータ55を駆動して、移動テーブル54a,54bを移動させ、光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に往復移動させる。図8は、光偏向素子の往復移動動作を説明する図である。図8(a)において、光偏向素子移動装置50の一方のモータ55は、光偏向素子駆動回路80の駆動により、ボールねじ57を正回転及び逆回転させて、移動テーブル54aに搭載された光偏向素子81aを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に矢印で示す方向へ往復移動させる。同様に、図8(b)において、光偏向素子移動装置50の他方のモータ55は、光偏向素子駆動回路80の駆動により、ボールねじ57を正回転及び逆回転させて、移動テーブル54bに搭載された光偏向素子81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に矢印で示す方向へ往復移動させる。
本実施の形態では、光偏向素子81a,81bとして、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子を用いることにより、光偏向素子81a,81bを透過する際の露光光の損失が少なく済む。しかしながら、透過型ブレーズド回折格子を透過した露光光は、干渉により強度の変化が生じ、強度分布が均一でなくなる。本実施の形態では、透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に往復移動させることにより、透過型ブレーズド回折格子から基板1の配向膜へ照射される露光光の強度むらが無くなり、配向特性が均一に付与される。
図9は、本発明の他の実施の形態による配向膜の露光装置の概略構成を示す図である。本実施の形態では、図1の光偏向素子移動装置50の代わりに、光偏向素子移動装置50’が設けられ、図1の光偏向素子駆動回路80の代わりに、光偏向素子駆動回路80’が設けられている。その他の構成要素は、図1に示した実施の形態と同様である。
図10及び図11は、光偏向素子移動装置の動作を説明する図である。図10(a)及び図11(a)は光偏向素子移動装置の上面図、図10(b)及び図11(b)は光偏向素子移動装置の側面図である。光偏向素子移動装置50’は、装置ベース51、ガイド53、移動テーブル54、モータ55、軸受56、ボールねじ57、ナット58、固定具59、及び回転テーブル90を含んで構成されている。図10(a)及び図11(a)において、装置ベース51には、マスクホルダ20を収容する開口52が設けられている。装置ベース51の上面には、Y方向へ伸びるガイド53が設置されており、ガイド53には、移動テーブル54が搭載されている。また、装置ベース51の上面には、モータ55が取り付けられており、モータ55の回転軸には、ボールねじ57が接続されている。ボールねじ57は、軸受56により回転可能に支持されている。図10(b)及び図11(b)において、移動テーブル54には、ボールねじ57により移動するナット58が、固定具59により取り付けられている。モータ55によりボールねじ57を回転すると、移動テーブル54が、ガイド53に沿ってY方向へ移動する。
図10(a)及び図11(a)において、移動テーブル54の上面には、回転テーブル90が搭載されている。回転テーブル90には、ボールねじ及びモータ等の図示しない駆動機構が設けられており、駆動機構は、図9の光偏向素子駆動回路80’により駆動される。回転テーブル90の上面には、光偏向素子81が搭載されている。移動テーブル54及び回転テーブル90には、破線で示す開口が設けられている。光偏向素子81は、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾け、露光光をマスク2へ斜めに照射する。本実施の形態では、光偏向素子81として、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子が用いられている。図10(a)及び図11(a)において、光偏向素子81上の矢印は、光偏向素子81により露光光が傾けられる方向を示している。
図9において、基板1の配向膜にプレチルト方向が180度異なる2種類の配向領域群を形成する場合、光偏向素子駆動回路80’は、主制御装置70の制御により、光偏向素子移動装置50’の回転テーブル90を駆動して、光偏向素子81を180度回転させ、光偏向素子81により傾けられる露光光の進行方向を切り替える。図10(a)は、回転前の状態を示している。このとき、図5(b)と同様に、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光は、光偏向素子81を透過してその進行方向が左斜め下方へ傾けられ、マスク2に対して右斜め上方から照射される。従って、マスク2を透過して基板1へ照射された露光光により、基板1の配向膜には、プレチルト方向が図面右側となる配向特性が付与される。
図11(a)は、回転後の状態を示している。このとき、図7(b)と同様に、露光光照射装置30から垂直に照射された露光光は、光偏向素子81を透過してその進行方向が右斜め下方へ傾けられ、マスク2に対して左斜め上方から照射される。従って、マスク2を透過して基板1へ照射された露光光により、基板1の配向膜には、プレチルト方向が図面左側となる配向特性が付与される。
光偏向素子81を回転して、光偏向素子81により傾けられる露光光の進行方向を切り替えるので、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、各配向領域を露光する度に基板1をチャック10から取り外して基板1の向きを回転させる必要が無い。従って、タクトタイムが短縮されて、スループットが向上する。
図9において、光偏向素子駆動回路80’は、主制御装置70の制御により、光偏向素子移動装置50’のモータ55を駆動して、移動テーブル54を移動させ、光偏向素子81を、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に往復移動させる。透過型ブレーズド回折格子の光偏向素子81を、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に往復移動させることにより、透過型ブレーズド回折格子から基板1の配向膜へ照射される露光光の強度むらが無くなり、配向特性が均一に付与される。
なお、以上説明した実施の形態では、基板の配向膜にプレチルト方向が180度異なる2種類の配向領域群を形成していたが、プレチルト方向が90度ずつ異なる4種類の配向領域群を形成する場合には、光偏向素子を4個用いて順次切り換えたり、光偏向素子を90度ずつ回転させたり、図1〜図8に示した実施の形態に光偏向素子を回転する機構を設ければよい。
また、以上説明した実施の形態では、プレチルト方向が基板の長辺又は短辺に平行であったが、表示用パネルの特性として、プレチルト方向を基板の長辺又は短辺に対して斜めにする必要がある場合は、光偏向素子をXY方向に合わせたまま、基板及びマスクをXY方向に対して回転させた状態で、基板及びマスクと、光偏向素子とを、X方向又はY方向へ相対的に移動することにより、所望のプレチルト方向を得ることができる。
以上説明した実施の形態によれば、露光光照射装置30から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子81,81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に配置し、光偏向素子81,81a,81bからマスク2へ露光光を斜めに照射することにより、露光光が通過する領域を大きく広げることなく、露光光を配向膜へ斜めに照射することができる。
さらに、露光光照射装置30から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子81a,81bを、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間に切り替えて配置し、あるいは、光偏向素子81を回転して、光偏向素子81により傾けられる露光光の進行方向を切り替えることにより、1つの基板上の配向膜に複数の異なる配向領域を形成する際、タクトタイムを短縮して、スループットを向上させることができる。
さらに、光偏向素子81,81a,81bとして、透過型ブレーズド回折格子を用いることにより、光偏向素子81,81a,81bを透過する際の露光光の損失を少なくすることができる。
さらに、透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置30とマスクホルダ20との間で、マスク2と平行に往復移動させることにより、透過型ブレーズド回折格子から配向膜へ照射される露光光の強度むらを無くし、配向特性を均一に付与することができる。
1 基板
2 マスク
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
9 チャック支持台
10 チャック
20 マスクホルダ
30 露光光照射装置
31 ランプ
32 集光鏡
33 第1平面鏡
34 レンズ群
35 シャッター
36 偏光子
37 凹面鏡
38 第2平面鏡
40 光源制御装置
41 電源
50,50’ 光偏向素子移動装置
51 装置ベース
52 開口
53 ガイド
54,54a,54b 移動テーブル
55 モータ
56 軸受
57 ボールねじ
58 ナット
59 固定具
60 ステージ駆動回路
70 主制御装置
80,80’ 光偏向素子駆動回路
81,81a,81b 光偏向素子
90 回転テーブル

Claims (10)

  1. 基板を支持するチャックと、マスクを保持するマスクホルダと、直線偏光の露光光を照射する露光光照射装置とを備え、マスクと基板との間に微小なギャップを設け、前記露光光照射装置から照射された直線偏光の露光光を、マスクを通して基板へ照射して、基板に塗布された配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する配向膜の露光装置において、
    前記露光光照射装置と前記マスクホルダとの間に配置され、前記露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を備え、該光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射することを特徴とする配向膜の露光装置。
  2. 前記光偏向素子を複数備え、各光偏向素子は、前記露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾け、
    前記複数の光偏向素子を、前記露光光照射装置と前記マスクホルダとの間に切り替えて配置する手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の配向膜の露光装置。
  3. 前記光偏向素子を回転して、前記光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替える手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の配向膜の露光装置。
  4. 前記光偏向素子は、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の配向膜の露光装置。
  5. 前記透過型ブレーズド回折格子を、前記露光光照射装置と前記マスクホルダと間で、マスクと平行に往復移動させる手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の配向膜の露光装置。
  6. 基板をチャックで支持し、マスクをマスクホルダで保持し、マスクと基板との間に微小なギャップを設け、露光光照射装置から照射された直線偏光の露光光を、マスクを通して基板へ照射して、基板に塗布された配向膜に液晶の配列方向を整える配向特性を付与する配向膜の露光方法であって、
    露光光照射装置から照射された露光光を透過させて露光光の進行方向を傾ける光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に配置し、光偏向素子からマスクへ露光光を斜めに照射することを特徴とする配向膜の露光方法。
  7. 露光光照射装置から照射された露光光の進行方向をそれぞれ異なる方向へ傾ける複数の光偏向素子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間に切り替えて配置することを特徴とする請求項6に記載の配向膜の露光方法。
  8. 光偏向素子を回転して、光偏向素子により傾けられる露光光の進行方向を切り替えることを特徴とする請求項6に記載の配向膜の露光方法。
  9. 光偏向素子として、溝の断面形状が鋸歯状である透過型ブレーズド回折格子を用いることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の配向膜の露光方法。
  10. 透過型ブレーズド回折格子を、露光光照射装置とマスクホルダとの間で、マスクと平行に往復移動させることを特徴とする請求項9に記載の配向膜の露光方法。
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