JP2012111200A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】用紙Pを給紙する給紙装置1Bと、給紙装置1Bから給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成装置1と、画像形成装置1で画像が形成されて搬送されてきた用紙P及び給紙装置1Bから供給され画像形成装置1で画像が形成されずに搬送されてきた用紙Pの少なくとも一方の用紙Pに対して、複数種類の検品処理を実行可能な検品処理装置3と、用紙Pに対して処理するジョブの種類に基づいて、上記複数種類の検品処理のいずれかを選択して実行するように、検品処理装置3を制御する制御装置120と、を備える。
【選択図】図1
Description
例えば、上記特許文献1で開示された画像品質の検品を行う画像形成装置では、封入封緘装置を接続して封入封緘処理を行うとした場合、名寄せの検品が必要なときには、ユーザが検品手段手段を手動で変更しなければならない。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成システムにおいて、上記検品処理手段で検品処理が実行された用紙を封筒に封入する封入手段を、更に備え、上記検品処理手段で実行可能な上記複数種類の検品処理は、上記用紙の過剰及び欠落に関する第1の検品処理と、上記用紙に形成された画像の品質に関する第2の検品処理とを含み、上記制御手段は、上記用紙に対する画像形成ジョブの種類に応じて上記第1の検品処理及び上記第2の検品処理のいずれかを選択して実行するように制御することを特徴とするものである。また、請求項3の発明は、請求項2の画像形成システムにおいて、上記制御手段は、上記封入手段による封入処理を伴う画像形成ジョブの場合、上記第1の検品処理を実行するように制御することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項2又は3の画像形成システムにおいて、上記制御手段は、上記封入手段による封入処理を伴わない画像形成ジョブの場合、上記第2の検品処理を実行するように制御することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれかの画像形成システムにおいて、上記複数種類の検品処理のいずれかを利用者が選択するための検品処理選択手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれかの画像形成システムにおいて、上記検品処理手段の検品結果が異常の場合に、該異常の検品結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項2乃至6の画像形成システムにおいて、上記制御手段は、上記検品処理手段において用紙の異常又は用紙の欠落が検出されたとき、該当する用紙について上記画像形成手段による画像形成を再実行するように制御することを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項2乃至6の画像形成システムにおいて、上記制御手段は、上記検品処理手段において用紙の欠落が検出されたとき、その欠落用紙について上記画像形成手段による画像形成を再実行し、上記用紙の欠落の検出回数があらかじめ設定した所定回数を上回ったとき、実行中のジョブを中断しないで、上記欠落用紙以外の用紙を上記封筒に封入するように制御することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項1乃至8の画像形成システムにおいて、上記検品処理手段による検品処理を実行しない非検品モードを備えたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項1乃至9の画像形成システムにおいて、上記画像形成装置から出力された用紙に対して後処理を行う後処理手段を、更に備えたことを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項10の画像形成システムにおいて、上記後処理手段で行う後処理は、上記用紙の綴じ処理であることを特徴とするものである。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成システムの主要部の構成を示す概略構成図である。本実施形態では、封筒に用紙を封入する後処理手段としての封入封緘装置を具備した画像形成システムを例にとって説明する。
図7(a)に示すように、検品処理装置3には、画像形成装置1から出力された用紙を受け取るための搬送路201が設けられており、この搬送路201は用紙後処理装置4へ用紙を受け渡す出口へとつながっている。搬送路201には、用紙の画像、色、外形等の用紙情報を読み取る読み取り手段である読取装置202が設けられている。この読取装置202はCCDやCIS等で構成され、用紙の両面を読み取ることができるようCCD、CISを搬送路201の上方及び下方に対向させて配置している。なお、用紙の搬送方向と直交する方向の読取幅は、用紙の外形をも読み取ることができるよう最大通紙用紙幅以上に設定されている。
一方、比較装置209による比較の結果、異常と判定された場合には、異常と判定された用紙を検品トレイ204に排出する。なお、この検品トレイ204は検品装置外部に露出されており、これにより排出された用紙をユーザが視認することができ、用紙の異常がどのような異常なのかをユーザが容易に理解することができる。
画像形成装置1から搬送された用紙には同封する群を特定する番号が印刷されている。複数種類が存在する用紙において、特定の封筒に封入する用紙はすべての種類の用紙である場合もあるが、通常は複数種類の中から選択された用紙だけを封入することが行われる。たとえば、用紙A〜Fまで6種類の用紙が存在するときに、封筒1にはA、B、C、Dを選択して封入し、封筒2にはA、B、C、E、Fを選択して封入し、封筒3にはA、E、Fを選択して封入し、・・・という具合である。このとき、封筒Pf1に封入する用紙A、B、C、Dには同封する群を特定する番号「12345番」が印刷され、封筒Pf2に封入する用紙A、B、C、E、Fには同封する群を特定する番号「12346番」が印刷され、封筒Pf3に封入する用紙A、E、Fには同封する群を特定する番号「12347番」が印刷され、・・・という具合である。なお、同封する群を特定する番号しては、通常の数字だけに限定されず、OCR文字、バーコード、2次元コード、等が含まれる。この番号の印刷は、封入封緘を行うよりも前の時点においてオフラインで行っておくことができる。そのときには順番が入れ替わることが無いように取り扱って、番号が印刷されている用紙を封入封緘装置5にセットする。また、この番号の印刷は、封入封緘装置5においてインラインで印刷することができる。たとえば、インクジェットプリンタ等を用紙の供給部に設けておき、用紙を供給する過程において同時に印刷を行うように構成することができる。これにより、インサータ(供給部)からの用紙が給紙された場合においても検品を行うことができる。この番号は個別情報であり、そのような個別情報の印刷は封入番号テーブル213等を参照することによって得た情報に基づいて行うことができる。
搬送路Aから分岐爪135および分岐爪136で振り分けられた用紙は、搬送路Bに導かれ、搬送ローラ137、搬送ローラ138、搬送ローラ139、スティプル排紙ローラ140により、処理トレイTに排出される。処理トレイTでは、排紙ローラ140により順次排出される用紙を整合し、スティプル(中綴じ)する直前までは、同様の動作をする。用紙束が処理トレイTで仮整合された後、用紙束の先端部は放出ローラ143と分岐ガイド板141の端部に取り付けられた加圧コロ141aとにより挟持され、分岐ガイド板141と可動ガイド142とが回動することで処理トレイCへ導かれる経路を通過するべく、再度、放出爪145と放出ローラ143とにより下流へ搬送される。この放出ローラ143は放出ベルト144の駆動軸に設けられており、放出ベルト144と同期して駆動される。
<封筒の処理・搬送>
図11の封入封緘装置5において、封筒は次のように搬送される。給紙装置1Bにセットされた封筒は画像形成装置1内に給紙され、宛名等を画像形成された後に検品処理装置3及び用紙後処理装置4を経由して封入封緘装置5へ搬送される。封筒はまず入口搬送路9に搬入されてくる。入口センサ8Aにて封筒が検知された後、各搬送ローラが駆動して封筒の搬送が開始される。分岐爪11は上搬送路12に導く位置へ移動しており、封筒は上搬送路12へ搬送されていく。更に分岐爪13は封筒搬送路14に導く位置へ移動しており、封筒は封筒搬送路14へ搬送されていく。チャックコロ対23にて封筒のフラップを噛んだ状態に保持し、封入物としての用紙が封入されてくるのを待つ。このとき、揺動コロ対25は矢印の方向へ退避しており、封筒とは接しない位置にいる。
また、図11の封入封緘装置5において、封筒に封入される封入物は次のように処理されて搬送される。ADF2にて原稿が読み取られた後、対応する用紙が給紙装置1Bから画像形成装置1内に給紙され、画像形成された後に検品処理装置3及び用紙後処理装置4を経由して封入封緘装置5へ搬送される。封入物が単一の用紙、または端綴じ処理が施された用紙束の場合、入口搬送路9に搬入されてくる。入口センサ8Aにて封入物が検知された後、各搬送ローラが駆動して封入物の搬送が開始される。封入物が用紙後処理装置4で中綴じ処理を施された冊子の場合は、入口搬送路10に搬入されてくる。この場合、入口センサ8Bにて封入物が検知された後、各搬送ローラが駆動して封入物の搬送が開始され、分岐爪11は上搬送路12に導く位置へ移動しており、封入物は上搬送路12へ搬送され、その後は単一の用紙、または端綴じ処理が施された用紙束と同じ搬送路を辿る。封入物が上搬送路12に搬送された後、更に分岐爪13は封入物搬送路15に導く位置へ移動しており、封入物は封入物搬送路15へ搬送されていく。封入物は封入物排紙センサ16を通過し、中間トレイ18へ排出される。中間トレイ18に排出された後、戻しコロ17は中間トレイ18に接する位置へ移動し、封入物を後端ストッパ21の方向へ搬送する。搬送完了後、サイドジョガー対20にて整合動作を行う。封筒に封入する全ての封入物が揃うまで同じ動作を繰り返す。
また、図11の封入封緘装置5において、封入物の封筒への封入は次のように行われる。封入物が全て中間トレイ18上に積載された後、後端ストッパ21は矢印の方向へ退避する。退避後、先端ストッパ19は矢印の方向へ移動を開始し、封入物束はパックユニット22内へ搬送される。パックユニット22への搬送が完了した後、パックユニット22は矢印の方向へ移動し、チャックコロ対23部にある封筒へパックユニット22内の搬送ローラにて搬送され封入される。封入完了後、揺動コロ対25は矢印と逆方向に移動し、封筒を搬送路26へ搬送を開始する。
また、図11の封入封緘装置5において、封入物が封入された封筒の封緘は次のように行われる。封入物が封入された封筒は搬送路26を経由し、封筒方向転換ポケット29内に挿入され、その封筒方向転換ポケット29の下端に設けられたセンサ30により封筒の挿入が検知される。封筒が封筒方向転換ポケット29に挿入された後、封筒のフラップの糊付部に湿化部材27が接触し、フラップの糊付部を水で濡らす。湿化部材27の一部には水保持部28が設けられており、この部分がフラップの糊付部と接触する。湿化部材27によりフラップの糊付部が水で濡らされると、封筒方向転換ポケット29内に一旦収納された封筒は、フラップが未だ開いている状態で、フラップから駆動排出ローラ31及び従動排出ローラ32の回転により、これらのローラ31,32間に噛み込まれ、フラップが封筒に重ねられてローラ31,32間の押圧力により両者が接着固定される。そして、この封緘された封筒はローラ32,33間を通り、排出搬送路34を搬送され、封入封緘装置5の下流機に搬送される。
図13は、検品モードを自動設定する手順の一例を説明するためのフローチャートである。本例では、前提として、検品を行う場合(検品モード)と検品を行わない場合(非検品モード)とがある。
図13において、通紙を行う前の各種設定時において、ユーザは検品を行うか否かの選択を行う(ステップS1)。検品を行わない場合には検品モードボタン902を押下しないことにより(ステップS1でNo)、検品を行わない非検品モードとなる(ステップS2)。この非検品モードで行われる動作としては、検品処理装置3に搬送されてきた用紙はそのまま下流機に受け渡される。一方、検品を行う場合には検品モードボタン902を押下することにより(ステップS1でYes)、ユーザが実行するジョブ内容を選択したとき、自動的に検品の種類が選択される。すなわち、封入封緘装置5が接続されており、かつ封入ジョブモードが選択された場合は名寄せ検品が自動的に選択される(ステップS3でYes,ステップS4)。一方、封入ジョブモード以外のモードが選択された場合は、自動的に品質検品が選択される(ステップS3でNo,ステップS5)。名寄せ検品は、搬送されてきた用紙が過剰に印刷されていないか、又は用紙に欠落がないかどうか検査を行う。これに対して、品質検品は、搬送されてきた用紙の画像や形状などに関して検査を行う。なお、基本的に検品の種類は自動的に選択されるが、ユーザの初期設定部(図示しない)で手動により選択できるように変更することも可能である。
まず、品質検品時に検品がNGとなる場合について説明する。記憶装置208に記憶された比較元となる用紙情報には、用紙の外形情報、画像の位置等が含まれている。そして、比較装置209では、これらの情報を格子状の要素に分割し、対応する要素ごとにそれぞれ比較を行う。ここで、違いを検出し、CPU210が認識すると、CPU210は用紙の搬送路を切り替える信号を送り、用紙を検品トレイ204へ排出すると共に、この異常用紙と同じ画像が形成された代替用紙を出力するよう画像形成装置1の制御装置120に指示する。以降、検品処理装置3について上述した動作と同様の動作を行う。
図14において、用紙の検品結果がNGのとき(ステップS10でYes)、名寄せ検品モード時で用紙の過剰印刷が原因か否かを判断する(ステップS11)。名寄せ検品モード時で用紙の過剰印刷が原因でNGの場合、リカバリ印刷を行わず、現在実行されているジョブも停止をせずにそのまま処理を続ける(ステップS11でYes)。すなわち、過剰印刷用紙を検品トレイ204に排出し、以降の用紙を下流機に搬送し処理を続行する(ステップS12、S13)。結果としてNGジョブとして扱わない。画像形成装置1の操作パネル1A上には過剰印刷のNGを表示することは任意に可能であるが、NGを表示した場合には、結果として正常にジョブが完了したことも通知しておく。なお、検品結果がOKの場合(スッテプS10でNo)、当然に、以降の用紙を下流機に搬送し処理を続行する(ステップS13)。
名寄せ検品モード時で用紙の欠落印刷の場合(ステップS16でYes)、実行しているジョブを中断せずに後続用紙を搬送させ、封入処理をした後、封緘処理を行わない(ステップS17)。さらにNGジョブの対象の用紙が、図15に示すように画像形成装置1の操作パネル1A上に「検品NG結果履歴一覧」画面904として表示される(ステップS18)。操作パネル1AでNGジョブを表示することにより、ユーザは封緘が行われていない封筒から用紙が欠落している封筒を容易に発見でき、欠落した用紙を後から印刷して該当の封筒に封入することでNGとされた封筒を利用できることになる。また、NGであっても実行されているジョブを中断しないため、生産性が向上するという効果も期待できる。
上記ステップS16でNoの場合、すなわち、名寄せ検品モード時で用紙の欠落印刷ではない場合は、品質検品モードと判断され、実行しているジョブを中断する(ステップS19)。この場合にも、NGジョブの対象の用紙が、図15に示すように画像形成装置1の操作パネル1A上に「検品NG結果履歴一覧」画面904として表示される(ステップS18)。
また、本実施形態によれば、検品処理装置3で検品処理が実行された用紙Pを封筒Pfに封入する封入手段としての封入封緘装置5を更に備え、検品処理装置3で実行可能な複数種類の検品処理は、用紙Pの過剰及び欠落に関する第1の検品処理としての名寄せ検品処理と、用紙Pに形成された画像の品質に関する第2の検品処理としての品質検品処理とを含み、制御装置120は、用紙Pに対する画像形成ジョブの種類に応じて名寄せ検品処理及び品質検品処理のいずれかを選択して実行するように制御する。用紙Pに対して処理するジョブの種類に応じて名寄せ検品処理及び品質検品処理のいずれかを選択して実行するように制御することにより、利用者の手動操作によらずに、用紙Pに対して処理するジョブの種類に応じて名寄せ検品処理及び品質検品処理のいずれかの検品処理を自動的に変更することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置120は、封入封緘装置5による封入処理を伴う画像形成ジョブの場合、第1の検品処理としての名寄せ検品処理を実行するように制御する。これにより、封入封緘装置5による封入処理を伴う画像形成ジョブの場合、ユーザが手動で名寄せ検品処理を選択しなくても、封筒Pfへ封入される用紙Pの名寄せ検品処理が自動的に実行され、正確な封入処理が行われる。
また、本実施形態によれば、制御装置120は、封入封緘装置5による封入処理を伴わない画像形成ジョブの場合、第2の検品処理としての品質検品処理を実行するように制御する。これにより、封入封緘装置5による封入処理を伴わない画像形成ジョブの場合、ユーザが手動で品質検品処理を選択しなくても、封筒Pfへ封入される用紙Pの品質検品処理が自動的に実行され、用紙Pに形成された画像の品質が維持される。
また、本実施形態によれば、上記複数種類の検品処理のいずれかを利用者が選択するための検品処理選択手段として操作パネル1Aの操作表示画面900に検品設定画面を表示する。これにより、ユーザが手動で検品処理を選択することができる。例えば、封入封緘装置5による封入処理を伴う画像形成ジョブの場合、名寄せ検品処理に加えて品質検品処理を行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、検品処理装置3の検品結果が異常の場合に、この異常の検品結果を表示する表示手段として操作パネル1Aを備えている。これにより、検品結果の異常とその内容とが操作パネル1Aに表示され、ユーザが異常内容を容易に認識することができる。
また、本実施形態によれば、制御装置120は、検品処理装置3において用紙Pの異常又は用紙Pの欠落が検出されたとき、該当する用紙Pについて画像形成装置1による画像形成を再実行するように制御する。これにより、用紙Pの異常又は欠落の検出時においてもジョブを停止することなく、用紙Pの封入処理まで完了することができるので、用紙Pの異常又は欠落の検出時毎にジョブを停止させる場合に比べて作業性及び生産性が向上する。
また、本実施形態によれば、制御装置120は、検品処理装置3において用紙Pの欠落が検出されたとき、その欠落用紙について画像形成装置1による画像形成を再実行し、用紙Pの欠落の検出回数があらかじめ設定した所定回数を上回ったとき、実行中のジョブを中断しないで、欠落用紙以外の用紙を封筒Pfに封入するように制御する。これにより、画像形成の再実行の回数が所定回数以下に抑え、実行中のジョブも中断させないので、生産性の低下を防止できる。なお、この場合、上記用紙の欠落が検出された検品結果について表示手段に表示し、上記用紙の欠落が検出された封筒については封緘しないのが好ましい。これにより、利用者は上記ジョブが完了した後、上記表示手段に表示された検品結果に基づいて、上記欠落の用紙について画像形成を個別に行い封筒に封入することができる。しかも、上記封緘を行っていないので、上記用紙の欠落が検出された封筒を容易に見付けることができ、欠落した画像形成済みの用紙を当該封筒へ追加で封入する作業が容易になる。
また、本実施形態によれば、検品処理装置3による検品処理を実行しない非検品モードを備えた。これにより、検品を要しない場合、非検品モードを選択することで、検品処理に要する時間や電力を節約でき、作業効率の向上と省エネルギー化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、画像形成装置1から出力された用紙Pに対して後処理を行う後処理手段としての用紙後処理装置4を更に備えた。これにより、用紙Pに後処理を行うことができ、画像形成システムの高機能化を図ることができる。
また、本実施形態によれば、用紙後処理装置4で行う後処理は、用紙Pの綴じ処理である。これにより、用紙Pを綴じ処理した冊子を作成することができる。また、この冊子を封筒Pfに封入することが可能となる。
1A 操作パネル
1B 給紙装置
3 検品処理装置
4 用紙後処理装置
5 封入封緘装置
120 制御装置
200 給紙制御部
207 通信インターフェース(I/F)
900 操作表示画面
Claims (11)
- 用紙を供給する用紙供給手段と、
上記用紙供給手段から供給された用紙に画像を形成する画像形成手段と、
を備えた画像形成システムにおいて、
上記画像形成手段で画像が形成されて搬送されてきた用紙及び上記用紙供給手段から供給され該画像形成手段で画像が形成されずに搬送されてきた用紙の少なくとも一方の用紙に対して、複数種類の検品処理を実行可能な検品処理手段と、
上記用紙に対して処理するジョブの種類に基づいて、上記複数種類の検品処理のいずれかを選択して実行するように、上記検品処理手段を制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1の画像形成システムにおいて、
上記検品処理手段で検品処理が実行された用紙を封筒に封入する封入手段を、更に備え、
上記検品処理手段で実行可能な上記複数種類の検品処理は、上記用紙の過剰及び欠落に関する第1の検品処理と、上記用紙に形成された画像の品質に関する第2の検品処理とを含み、
上記制御手段は、上記用紙に対する画像形成ジョブの種類に応じて上記第1の検品処理及び上記第2の検品処理のいずれかを選択して実行するように制御することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2の画像形成システムにおいて、
上記制御手段は、上記封入手段による封入処理を伴う画像形成ジョブの場合、上記第1の検品処理を実行するように制御することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2又は3の画像形成システムにおいて、
上記制御手段は、上記封入手段による封入処理を伴わない画像形成ジョブの場合、上記第2の検品処理を実行するように制御することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至4のいずれかの画像形成システムにおいて、
上記複数種類の検品処理のいずれかを利用者が選択するための検品処理選択手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至5のいずれかの画像形成システムにおいて、
上記検品処理手段の検品結果が異常の場合に、該異常の検品結果を表示する表示手段を備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2乃至6の画像形成システムにおいて、
上記制御手段は、上記検品処理手段において用紙の異常又は用紙の欠落が検出されたとき、該当する用紙について上記画像形成手段による画像形成を再実行するように制御することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項2乃至6の画像形成システムにおいて、
上記制御手段は、上記検品処理手段において用紙の欠落が検出されたとき、その欠落用紙について上記画像形成手段による画像形成を再実行し、上記用紙の欠落の検出回数があらかじめ設定した所定回数を上回ったとき、実行中のジョブを中断しないで、上記欠落用紙以外の用紙を上記封筒に封入するように制御することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至8の画像形成システムにおいて、
上記検品処理手段による検品処理を実行しない非検品モードを備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項1乃至9の画像形成システムにおいて、
上記画像形成装置から出力された用紙に対して後処理を行う後処理手段を、更に備えたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項10の画像形成システムにおいて、
上記後処理手段で行う後処理は、上記用紙の綴じ処理であることを特徴とする画像形成システム。
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