JP2012111016A - 打込機 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリガ内部に複雑な構造を持たない動作モード切替え機構を有する打込機を提供する。
【解決手段】釘打機は、上死点と下死点との間を移動可能なプッシュレバー320と、プッシュレバー320の移動方向と略同じ方向に移動可能な弁部材242と、弁部材242を押し上げてプッシュレバーバルブ240を開放するプッシュレバープランジャ部250と、弁部材242を押し上げる部材をプッシュレバープランジャ部250の剛性部材のプランジャ251または弾性体のスプリング253に切り替える切替ノブ254とを備える。切替ノブ254により、プランジャ251が弁部材242を押し上げる場合、プッシュレバー320の押し当て操作とトリガ210の引き操作の順に関わらず打ち込み可能であり、スプリング253が弁部材242を押し上げる場合、プッシュレバー320の押し当て操作後にトリガ210の引き操作をした場合のみ打ち込み可能である。
【選択図】図2

Description

本発明は、釘やステープル等の止具を部材に打ち込むための打込機に関する。
従来の釘打機において、釘射出口近傍から突出し、木材等の被打込材に押し当てると、本体軸方向に摺動するプッシュレバーの押し当て操作と、トリガの引き操作の両方が行われたときに、釘の打ち込み動作が開始する起動装置が知られている。
また、作業者の選択により動作モードを切り替える機構を有する釘打機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
米国特許第5551620号明細書
しかし、特許文献1に記載の釘打機では、トリガの内部に切替え動作のための複雑な機構が設けられているので、組立が容易でないという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、トリガ内部に複雑な構造を持たない動作モード切替え機構を有する打込機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る打込機は、
上死点と下死点との間を移動可能なプッシュレバーと、
前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な弁部材と、該弁部材を係止する係止部とを有し、前記弁部材が該係止部に係止した状態で閉鎖され、前記弁部材が前記係止部から離れた状態で開放されるバルブと、
前記プッシュレバーに設けられ、前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な剛性部材と、
前記プッシュレバーに設けられ、前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な弾性体と、
前記プッシュレバーが下死点から上死点へ移動する際に、前記弁部材を移動させて前記係止部から離すバルブ開放部材を、前記剛性部材または前記弾性体に切り替える切替部と、
を備え、
前記切替部により、前記バルブ開放部材が前記剛性部材に切り替えられた場合、前記プッシュレバーの押し当て操作とトリガの引き操作の順に関わらず打ち込み可能であり、前記バルブ開放部材が前記弾性体に切り替えられた場合、前記プッシュレバーの押し当て操作後にトリガの引き操作をした場合のみ打ち込み可能であることを特徴とする。
前記剛性部材及び前記弾性体は、前記プッシュレバーの移動方向と略垂直な方向に移動可能な接続部を介して前記プッシュレバーに設けられていてもよい。
前記剛性部材は、前記プッシュレバーの移動方向に延びる第1の通路を内部に有する管状に形成され、
前記弾性体は、前記第1の通路内に配置され、
前記プッシュレバーは、前記プッシュレバーの移動方向に延びる第2の通路を内部に有する管状部を有し、
前記接続部は、一端部が前記第1の通路内に位置し、他端部が前記第2の通路内に位置するロッドを有してもよい。
本発明によれば、トリガ内部に複雑な構造を持たない動作モード切替え機構を有する打込機を提供できる。
本発明の実施形態に係る釘打機の断面図である。 第1の動作モードにおいて、トリガの引き操作及びプッシュレバーの押し当て操作が行われていない状態での要部断面図である。 プッシュレバープランジャ部の分解斜視図である。 図2の切断線A−Aにおける要部断面図である。 プッシュレバーの押し当て操作におけるプッシュレバーロッドの動作を説明するための図である。 図2の状態から、プッシュレバーの押し当て操作が行われた状態を表す図である。 図6の状態から、トリガの引き操作が行われた状態を表す図である。 図7の状態から、トリガの引き操作が行われた状態で、プッシュレバーの押し当て操作が解除され、再度プッシュレバーの押し当て操作が行われた状態を表す図である。 図2の状態から、トリガの引き操作が行われた状態を表す図である。 第2の動作モードにおいて、トリガの引き操作及びプッシュレバーの押し当て操作が行われていない状態での要部断面図である。 図10の状態から、プッシュレバーの押し当て操作が行われた状態を表す図である。 図11の状態から、トリガの引き操作が行われた状態を表す図である。 図12の状態から、プッシュレバーの押し当て操作が解除された状態を表す図である。 図13の状態から、再度プッシュレバーの押し当て操作が行われた状態を表す図である。
本発明の実施形態に係る打込機について図面を参照して以下に説明する。本実施形態では、打込機の一例として、止具である釘2を被打込材3に打ち込む釘打機1について説明する。なお、説明の明確化のため、本実施形態では、釘打機1から止具が打ち出される方向(打込方向)を下方向、その反対方向を上方向と呼ぶ。
また、本実施形態に係る釘打機1は、後述するチェンジノブ254を操作することにより、「第1の動作」と「第2の動作」とを切り替えて動作することが可能である。ここで、「第1の動作」とは、プッシュレバー320の押し当て操作後にトリガ210の引き操作をした場合のみ釘2を打ち込み、その後トリガ210の引き操作を解除してから再度トリガ210の引き操作を行うことにより次の釘を打ち込むという打ち込み動作を示すものとする。また、「第2の動作」とは、トリガ210の引き操作を行っている状態で、プッシュレバー320の押し当て操作を複数回行うか、又はプッシュレバー320の押し当て操作を行っている状態で、トリガ210の引き操作を複数回行うことで、連続的に複数本の釘を打ち込む打ち込み動作を示すものとする。以下では、釘打機1において、第1の動作が実行可能な状態を「第1の動作モード」、第2の動作を実行可能な状態を「第2の動作モード」と呼ぶ。
図1は、本発明の実施形態に係る釘打機1の側面断面図である。図1に示すように、釘打機1は、本体(ハウジング)100と、上下方向に対して略直交する方向に延びるハンドル部200と、本体100の下端に位置するノーズ部300とが一体として設けられている。図示しない圧縮機からの圧縮空気を蓄積するために、釘打機1のハンドル部200及び本体100内に蓄圧室400が形成されている。蓄圧室400は、図示しないエアホースを介して圧縮機に接続される。
本体100は、内部に、円筒状のシリンダ110と、シリンダ110内で上下に摺動(往復動)可能なピストン120と、ピストン120と一体に形成されたドライバブレード130と、を備える。
シリンダ110は、内面でピストン120を摺動可能に支持する。シリンダ110下端外周には、ドライバブレード130を上死点に復帰させるための圧縮空気を貯める戻り空気室140が形成されている。シリンダ110の軸方向中央部には逆止弁111が備えられ、シリンダ110内からシリンダ110外の戻り空気室140への一方向にのみ圧縮空気の流入を許容する空気通路112が形成されている。また、シリンダ110の下方には、戻り空気室140に常時開放されている空気通路113が形成されている。シリンダ110の下端には、ピストン120の下方への急激な移動による釘打込み後の余剰エネルギーを吸収するため、ゴム等の弾性体からなり、中心にドライバブレード130が挿通する貫通孔を有するピストンバンパ150が設けられている。
ピストン120は、シリンダ110内に上下方向に摺動可能に配設されている。また、ドライバブレード130は、ピストン300の下面の略中心から下方に延びるように、ピストン120と一体的に形成される。また、シリンダ110内は、ピストン120により、ピストン上室とピストン下室とに区画されている。打込時において、ピストン上室に圧縮空気が流入すると、ピストン120とともにドライバブレード130が急激に下降し、射出通路330内を摺動して、釘2に打込力を与える。
シリンダ110の上側外周には、メインバルブ室161と、シリンダ110を下方に付勢するスプリング162と、ピストン上室と大気とを連通させる空気通路163と、空気通路163の開閉を行うエキゾーストバルブ164とが設けられている。
ハンドル部200は、作業者により把持される部分である。ハンドル部200の本体100との接続部分には、図2に拡大して示すように、作業者によって操作されるトリガ210と、蓄圧室400(図1参照)に連通して圧縮空気を送排気する切替弁であるトリガバルブ220と、トリガバルブ220の開閉を切り替えるトリガプランジャ230と、メインバルブ室161に連通して圧縮空気を送排気する切替弁であるプッシュレバーバルブ240と、プッシュレバーバルブ240の開閉を切り替えるプッシュレバープランジャ部250と、トリガバルブ220とプッシュレバーバルブ240とを接続する空気通路260と、プッシュレバーバルブ240とメインバルブ室161及びエキゾーストバルブ164とを接続する空気通路270とを備える。
トリガ210は、作業者によりトリガプランジャ230を介してトリガバルブ220の開閉を切り替えるために操作されるものである。トリガ210は、本体100に対して回転可能に設けられるトリガ本体部211と、トリガ本体部211をその回転中心部211aを中心として時計回りの方向に付勢するスプリング212とから構成される。トリガ本体部211は、回転中心を有する回転中心部211aと、作業者が操作する操作部211bと、作業者によるトリガ210の引き操作によりトリガプランジャ230と当接する当接部211cとから形成される。打込時において、操作部211bは、作業者の引き操作によりスプリング212の付勢力に抗して回転中心部211aを中心として反時計回り方向、すなわち上方向に移動する。これにより、当接部211cは、トリガプランジャ230の下端部と当接し、トリガプランジャ230を介してトリガバルブ220の弁部材221を圧縮空気の圧力に抗して上方に押し上げる。これにより、トリガバルブ220は開放状態になる。
トリガバルブ220は、略球状の弁部材221と、弁部材221を係止する係止部222とから構成される。弁部材221は、蓄圧室400及び後述する空気通路260と連通するトリガバルブ223室内に収容される。係止部222は、トリガバルブ室223から下方に開口する開口部224の縁部である。開口部224の径は、弁部材221の径よりも小さい。従って、弁部材221が蓄圧室400内の圧縮空気の圧力により下方の圧力を受けると、弁部材221が係止部222に係止され、開口部224が閉鎖される。すなわち、トリガバルブ220が閉鎖状態となる。また、トリガプランジャ230により弁部材221が蓄圧室400内の圧縮空気に抗して上方へ移動すると、弁部材221が係止部222から離れ、開口部224が開放される。すなわち、トリガバルブ220は開放状態となる。
トリガプランジャ230は、弁部材221の下方に、上下に移動可能に設けられる。トリガプランジャ230は、トリガ210により下端部が上方向に押圧されると、トリガバルブ220の弁部材221を上方向に圧縮空気の圧力に抗して押圧し、トリガバルブ220を開放状態にする。
プッシュレバーバルブ240は、プッシュレバー320により空気通路270への圧縮空気の流入を切り替える弁である。プッシュレバーバルブ240は、ブッシュ241と、弁部材242と、スプリング243とから構成される。
ブッシュ241は、略上下に延びる通路241aを内部に有する管状に形成され、本体100に固定される。通路241aは、後述するプランジャ251が上下方向に摺動する際にガイドするものである。ブッシュ241の上端に形成された開口部241bには、弁部材242を係止する係止部241cが形成される。ブッシュ241の下端部には、ラチェットスプリング255が嵌る凹部241dが形成されている。また、空気通路270と通路241aとを連通させる開口部241eが形成されている。そして、通路241aよりもプッシュレバー320側には、排気口241fが形成されている。
弁部材242は、上下方向に移動し、ブッシュ241の上端の開口部241bを開放または閉鎖する。弁部材241は、ブッシュ241の係止部241cに係止している状態において、開口部241bを閉鎖し、プッシュレバーバルブ240は閉鎖状態となる。また、弁部材242は、係止部241cに係止していない状態で、開口部241bを開放し、プッシュレバーバルブ240は開放状態となる。また、弁部材242は、スプリング243により下方向へ付勢されている。
スプリング243は、一端部が本体100に固定され、他端部は弁部材242を下方向に付勢する。スプリング243が弁部材242を下方向に付勢する付勢力は、第1の動作モードにおいて、プッシュレバー320の押し当て操作が行われた際に、後述するプッシュレバープランジャ部250のスプリング253が弁部材242を上方向に付勢する力よりも小さい。
プッシュレバープランジャ部250は、プッシュレバー320とともに上下に移動し、プッシュレバーバルブ240を開閉するものである。プッシュレバープランジャ部250の分解斜視図を図3に示す。図2及び図3に示すように、プッシュレバープランジャ部250は、プランジャ251と、シール部材252と、スプリング253と、チェンジノブ254と、ラチェットスプリング255とから構成される。
プランジャ251は、例えば鉄鋼材料といった剛性の高い材質から、略上下方向に延びる通路251aを有する管状に形成されている。また、プランジャ251は、通路241a内において、回転可能であり、チェンジノブ254の回転動作とともに回転する。また、プランジャ251は、通路241a内において、上下方向に並進可能である。また、プランジャ251の下部には、上下方向から見て断面が四角形状の角柱部251bが形成されている。角柱部251bは、チェンジノブ254に形成された四角形状の貫通穴254dを貫通する。角柱部251bの上下方向から見た断面形状である四角形と、貫通穴254の穴形状である四角形とは略等しい大きさである。従って、チェンジノブ254が上下方向を中心軸として回転すると、それにともなって、プランジャ251もチェンジノブ254と同じ角度だけ回転する。
また、プランジャ251の角柱部251b下端部には、第1当接部251cと、第1当接部251cよりも下方向に突出する第2当接部251dとが形成されている。第1当接部251cは、第1の動作モードにおいて、プッシュレバー320の押し当て操作により、図6に示すように、後述するプッシュレバー320の突出部323bと当接し、プッシュレバー320とともに上昇する。第2当接部251dは、第2の動作モードにおいて、プッシュレバー320の押し当て操作により、図11に示すように、プッシュレバー320の突出部323bと当接し、プッシュレバー320とともに上昇する。なお、第2当接部251dの第1当接部251cからの突出量は、プッシュレバー320が上死点まで移動した際に、第1の動作モードにおいては、プランジャ251の上端部がプッシュレバーバルブ240の弁部材242の下端部に当接せず、かつ、第2の動作モードにおいては、プランジャ251の上端部がプッシュレバーバルブ240の弁部材242の下端部を上方向に押圧してプッシュレバーバルブ240を開放状態にする程度の突出量である。
シール部材252は、プランジャ251の通路251a内を摺動し、プランジャ251内から外部へ圧縮空気が漏れないよう、シールする。シール部材252は、プッシュレバー320が被打込材3に押圧されると、後述するプッシュレバーロッド324の上端部に押圧され、上昇する。また、プランジャ251の上端部は、プランジャ251が下死点にある場合に、ブッシュ241の排気口241fを開放し、プランジャ251が上死点にある場合に、ブッシュ241の排気口241fを塞ぐように設計されている。
スプリング253は、プランジャ251の通路251a内に設けられる。その下端部は、シール部材252と当接する。スプリング253は、第1の動作モードにおいて、プッシュレバー320が上方向に移動すると、シール部材252とともに上昇する。そして、スプリング253の上端部がプッシュレバーバルブ240の弁部材242の下端部を上方向に押圧し、プッシュレバーバルブ240を開放状態にする。なお、スプリング253が弁部材242を上方向に押圧する力は、圧縮空気の圧力とプッシュレバーバルブ240のスプリング243が弁部材242を下方に付勢する付勢力とを合わせた力よりも小さい。しかし、プッシュレバーバルブ240が大気と連通している状態において、プッシュレバーバルブ240のスプリング243が弁部材242を下方向へ付勢する力よりも大きい。
チェンジノブ254は、作業者が第1の動作モードと第2の動作モードとを切り替えるためのノブである。具体的には、上下方向と略垂直な面内において、チェンジノブ254を略180°回転させることにより、作業者は一方のモードから他方のモードへ切り替えることができる。チェンジノブ254は、図2〜図4に示すように、管状部254aと、作業者が操作する操作部254bとを有する。管状部254aには、ブッシュ241の下端部が嵌合可能な嵌合部254cと、嵌合部254cの下部に形成された貫通穴254dと、ラチェットスプリング255が嵌合する溝254eと、ラチェットスプリング255の突出部255aが挿通する挿通穴254fとを有する。貫通穴254dは略四角形状であって、プランジャ251の角柱部251bが挿通される。
ラチェットスプリング255は、チェンジノブ254が、第1の動作モード及び第2の動作モードにおいて、安定して位置するように保持するものである。図4に示すように、ラチェットスプリング255は、略C字状に形成され、両端部にはそれぞれ内側に突出する突出部255aが形成されている。突出部255aは共にチェンジノブ254に形成された挿通穴254fから内側に向かって突出し、ブッシュ241を内側に向かって押圧する。従って、ラチェットスプリング255は、チェンジノブ254が回転操作されると、ブッシュ241を押圧しながらチェンジノブ254とともに回転する。また、突出部255aは第1の動作モード及び第2の動作モードにおいてブッシュ241の凹部241dと当接し、一方のモードから他方のモードへ切り替える途中の状態においては、ブッシュ241の凹部241dが形成されていない外周面と当接する。従って、突出部255aは、第1の動作モード及び第2の動作モードにおいて、凹部241dに係止されている状態であるため、ラチェットスプリング255は、チェンジノブ254が第1の動作モード及び第2の動作モードの位置から移動しないように保持することができる。
ノーズ部300は、図1に示すように、ドライバブレード130が釘2に好適に接触し、被打込材3の所望の位置に打ち込むことができるように、釘2及びドライバブレード130をガイドする。ノーズ部300は、釘2及びドライバブレード130がガイドされる射出通路311を内部に有する射出部310と、射出部310の外面にそって上下方向に移動可能なプッシュレバー320とから構成されている。射出部310の上端部はフランジ状に形成され、本体100の下部の開放部と接続される。また、射出部310には、複数本の釘2を収容するマガジン500が装着される。釘2は、圧縮空気と弾性部材により往復動可能なフィーダにより、マガジン500から射出通路311に順次、給送される。
プッシュレバー320は、図1及び図2に示すように、被打込材3と当接するプッシュレバー本体部321と、プッシュレバー本体部321を下方向に付勢するプッシュレバースプリング322と、プッシュレバー本体部321とともに上下に移動してプッシュレバープランジャ部250と当接する当接部323と、当接部323の移動をガイドするプッシュレバーロッド324とから構成される。
プッシュレバー本体部321は、プッシュレバースプリング322を介して、本体100に接続されている。打込動作待機時には、図1に示すように、プッシュレバー321の下端部が射出部310の下端より突出する。また、被打込材3への打込動作時には、本体100が被打込材3に向けて押圧されることにより、プッシュレバー本体部321は、被打込材3からの抗力を受けて、プッシュレバースプリング322の付勢力に抗して本体100やハンドル部200に対して相対的に上方へ移動する。
当接部323は、図2に示すように、プッシュレバー本体部321の上端部であって、プッシュレバープランジャ部250の下方に設けられる。当接部323は、プッシュレバー本体部321の上端部から上方向に延びる管状に形成され、内部にプッシュレバーロッド324が収容される通路323aを有する。また、当接部323は、通路323aの上部開口部から突出する突出部323bを有する。突出部323bは、第1の動作モードにおいてプッシュレバープランジャ部250の第1当接部251cと当接し、第2の動作モードにおいてプッシュレバープランジャ部250の第2当接部251dと当接する。
プッシュレバーロッド324は、プッシュレバー320の当接部323とともに、プッシュレバー320とプッシュレバープランジャ部250とを接続するものである。また、プッシュレバーロッド324は、プッシュレバー320が押し当て操作により上死点から下死点へ移動する際に、プッシュレバープランジャ部250に対する当接部323の移動をガイドするものである。プッシュレバーロッド324は、その上部がプッシュレバープランジャ部250のプランジャ251の通路251a内に位置し、その下部がプッシュレバー320の当接部323の通路323a内に位置するように配置される。
ここで、プッシュレバー320の押し当て操作におけるプッシュレバーロッド324の動作について説明する。図5に拡大して示すように、プッシュレバー320の押し当て操作がされていない状態において、通路251aの中心軸O1と通路323aの中心軸O2とは、一致していない。これは、部品寸法のばらつきや粉塵付着による摺動抵抗の増加防止のため、プッシュレバー320が、射出部310及び本体100の外周に対して隙間をもって設けられていることや、釘打機1の組立状態により生じるばらつきのためである。そのため、プッシュレバーロッド324は、その径が通路251aの内径及び通路323aの内径よりも細く形成されるとともに、その中心軸Oが通路251aの中心軸O1及び通路323aの中心軸O2に対して傾斜した状態で位置している。このように通路251aの中心軸O1と通路323aの中心軸O2とが一致していない状態において、プッシュレバー324を用いないでプッシュレバー320の押し当て操作をした場合、プランジャ251の第1当接部251c及び第2当接部251dが、プッシュレバー320の突出部323bに適切に当接しないおそれがある。そのため、本実施形態においては、プッシュレバーロッド324が、プッシュレバー320が押し当て操作により上死点から下死点へ移動する際の当接部323の移動をガイドする。すなわち、プッシュレバー320とともにプッシュレバーロッド324が上方向に移動するにつれ、プッシュレバーロッド324の通路251a内へ案内される長さが長くなる。これにより、プッシュレバーロッド324の中心軸Oが通路251aの中心軸O1に対して傾斜する角度が小さくなるように、通路251a及び通路323a内を横方向(上下方向と略垂直な方向)に移動する。さらに、移動するプッシュレバーロッド324は、通路323aの中心軸O2が通路251aの中心軸O1に近づく方向に当接部323が移動するように、当接部323をガイドする。このようにプッシュレバーロッド324にガイドされた状態で当接部323は上方向に移動するため、プランジャ251の第1当接部251c及び第2当接部251dは、プッシュレバー320の突出部323bに適切に当接することができる。そして、突出部323bは、プランジャ251の第1当接部251c及び第2当接部251dに対して、上方向の押圧力を適切に伝達することができる。
次に、以上のように構成された釘打機1の動作を説明する。
まず、本実施形態に係る釘打機1において、第1の動作が行われる場合の動作について説明する。この場合、作業者は、チェンジノブ254を回転操作して釘打機1を第1の動作モードに設定する。第1の動作モードにおいて、釘打機1は、プッシュレバー320の押し当て操作及びトリガ210の引き操作が行われていない状態において、図2に示すような状態である。この状態から、作業者が被打込材3にプッシュレバー320の下端部を押し当てると、プッシュレバー320は上死点に移動する。この時、図6に示すように、プッシュレバー320とともに上方向へ移動したプッシュレバープランジャ部250のスプリング253は、プッシュレバーバルブ240の弁部材242をスプリング243に抗して上方向に移動させる。そして、プッシュレバーバルブ240は開放状態となり、空気通路260と空気通路270が連通する。
次に、作業者がトリガ210をスプリング212に抗して引く。すると、トリガ210は、図6に示す状態から回転中心部211aを中心として反時計回りに回転し、図7に示す状態になる。この時、トリガ210は、トリガプランジャ230の下端部と当接し、トリガプランジャ230を介して、トリガバルブ220の弁部材221を圧縮空気の圧力に抗して上方へ移動させる。そして、トリガバルブ220が開放状態となり、蓄圧室400と空気通路260が連通する。
これにより、蓄圧室400とメインバルブ室161が連通し、蓄圧室400の圧縮空気がメインバルブ室161に流れ込む。メインバルブ室161に流入した圧縮空気は、シリンダ110をスプリング162の付勢力に抗して下方へ移動させる。下方へシリンダ110が移動することにより、シリンダ110の上端に形成された隙間から蓄圧室400内の圧縮空気がピストン上室に流入する。さらに、空気通路270に流入した圧縮空気により、エキゾーストバルブ164が、ピストン上室と外部を連通させる空気通路163を遮断する。したがって、ピストン上室に流入した圧縮空気の圧力によりピストン120及びドライバブレード130が急激に降下し、ドライバブレード130の先端部により打撃された釘2が被打込材3に打ち込まれる。また、ピストン下室の空気は、空気通路113を介して戻り空気室140に流入する。また、ピストン120が空気通路112よりも下方へ移動した後は、逆止弁111から圧縮空気が戻り空気室140へ流入する。そして、ピストン120は、下死点でピストンバンパ150と衝突し、その衝撃により変形したピストンバンパ150は、釘2を打ち込んだ後のピストン120の余剰エネルギーを吸収する。
打ち込み動作の後、作業者がプッシュレバー320を被打込材3に押し当てたまま、トリガ210を放した場合、スプリング212の付勢力により、トリガ210は下方に移動し、図6に示す状態に戻る。これにより、トリガプランジャ230が圧縮空気の圧力により下方へ移動し、それにより生じたトリガプランジャ230とその周壁との間の隙間から圧縮空気が外部へ排気される。そしてトリガバルブ220の弁部材221が下方へ移動してトリガバルブ220が閉鎖状態になるともに、エキゾーストバルブ164が開放状態となり、ピストン上室の圧縮空気が排気される。そして、戻り空気室140の圧縮空気がピストン下室に流入してピストン120が上昇する。その後、プッシュレバー320を被打込材3から離すと、プッシュレバー320は、プッシュレバースプリング322の付勢力により下死点に移動し、釘打機1は、図2に示す打ち込み前の状態に戻る。
なお、打ち込み動作の後、作業者がトリガ210を引いたまま、プッシュレバー320を被打込材3から離した場合、プッシュレバースプリング322の付勢力により、プッシュレバー320は上死点から下方へ移動する。そして、プッシュレバー320とともにプッシュレバープランジャ部250のスプリング253も下方へ移動する。そのため、プッシュレバーバルブ240のスプリング243の付勢力により、弁部材242は下方へ移動し、プッシュレバーバルブ240は閉鎖状態となる。この状態において、再度プッシュレバー320を被打込材3に押し当てると、図8に示すように、プッシュレバー320とともに上方へ移動したプッシュレバープランジャ部250のスプリング253の上端部は、プッシュレバーバルブ240の弁部材242の下端部に当接する。しかし、プッシュレバープランジャ部250のスプリング253は、プッシュレバーバルブ240の弁部材242を上方へ押圧する力が、プッシュレバーバルブ240のスプリング243及び圧縮空気が弁部材242を下方へ押圧する力よりも小さい。そのため、プッシュレバーバルブ240は閉鎖状態のままであるため、空気通路260と空気通路270は連通せず、打ち込み動作は行われない。
また、図2に示す状態から、作業者が、プッシュレバー320を被打込材3に押し当てる前に、トリガ210を引いた場合、図9に示すように、トリガバルブ220が開放状態となり、蓄圧室400内の圧縮空気が空気通路260を通ってプッシュレバーバルブ240へ流入する。この状態においては、プッシュレバー320を被打込材3に押し当てた場合、図8に示すように、上述した打ち込み動作後にトリガを引いたまま再度プッシュレバーの押し当て操作をした場合と同様であるため、打ち込み動作は行われない。
このように、第1の動作モードでは、プッシュレバー320の押し当て操作後にトリガ210の引き操作をした場合にのみ釘2を打ち込み、その後トリガ210の引き操作を解除してから再度トリガ210の引き操作を行うことにより次の釘2を打ち込むことができる。
次に、本実施形態に係る釘打機1において、第2の動作が行われる場合の動作について説明する。この場合、作業者は、チェンジノブ254を回転操作して釘打機1を第2の動作モードに設定する。第2の動作モードにおいて、釘打機1は、プッシュレバー320の押し当て操作及びトリガ210の引き操作が行われていない状態において、図10に示すような状態である。この状態から、作業者が被打込材3にプッシュレバー320の下端部を押し当てると、プッシュレバー320は上死点に移動する。この時、図11に示すように、プッシュレバー320とともに上方向へ移動したプッシュレバープランジャ部250のスプリング253は、プッシュレバーバルブ240の弁部材242をスプリング243に抗して上方向に移動させる。そして、プッシュレバーバルブ240は開放状態となり、空気通路260と空気通路270が連通する。
次に、作業者がトリガ210をスプリング212に抗して引く。すると、トリガ210は、図11に示す状態から回転中心部211aを中心として反時計回りに回転し、図12に示す状態になる。この時、トリガ210は、トリガプランジャ230の下端部と当接し、トリガプランジャ230を介して、トリガバルブ220の弁部材221を圧縮空気の圧力に抗して上方へ移動させる。そして、トリガバルブ220が開放状態となり、蓄圧室400と空気通路260が連通する。
これにより、蓄圧室400とメインバルブ室161が連通し、蓄圧室400の圧縮空気がメインバルブ室161に流れ込む。そして、釘打機1は、上述した第1の動作モードと同様の被打込材3への釘2の打ち込み動作を行う。
打ち込み動作の後、作業者がトリガ210を引いたまま、プッシュレバー320を被打込材3から離した場合、図13に示すように、プッシュレバースプリング322の付勢力により、プッシュレバー320は上死点から下方へ移動する。そして、プッシュレバー320とともにプッシュレバープランジャ部250のスプリング253も下方へ移動する。そのため、プッシュレバーバルブ240のスプリング243の付勢力により、弁部材242は下方へ移動し、プッシュレバーバルブ240は閉鎖状態となる。そして、プランジャ251が下死点に移動するため、圧縮空気が空気通路270及び排気口241fを介して排気される。それにより、メインバルブ室161の空気圧力低下によってシリンダ110が上死点に復帰するとともに、エキゾーストバルブ164からピストン120上部の圧縮空気が排気され、ピストン120が上死点に復帰する。この状態において、再度プッシュレバー320を被打込材3に押し当てると、図14に示すように、プッシュレバー320とともに上方へ移動したプッシュレバープランジャ部250のプランジャ251の上端部は、プッシュレバーバルブ240の弁部材242の下端部に当接する。この時、プッシュレバープランジャ部250のプランジャ251は、プッシュレバー320が被打込材3から受ける抗力をそのまま剛体的にプッシュレバーバルブ240の弁部材242へ伝達する。従って、プッシュレバープランジャ部250のプランジャ251は、プッシュレバーバルブ240のスプリング243及び圧縮空気が弁部材242を下方へ押圧する力に抗して、弁部材242を上方へ移動させる。これにより、プッシュレバーバルブ240は開放状態となり、空気通路260と空気通路270が連通して、打ち込み動作が行われる。
このように、第2の動作モードでは、トリガ210の引き操作を行っている状態で、プッシュレバー320の押し当て操作を複数回行うことにより、連続的に複数本の釘2を打ち込むことができる。
以上、本発明の実施形態に係る釘打機1によれば、切替ノブ254により、プッシュレバー320の押し当て操作においてプッシュレバーバルブ240の弁部材242を押し上げる部材を剛性の高い材質のプランジャ251または弾性体のスプリング253に切り替えることで、第1の動作と第2の動作とを切り替えることができる。従って、釘打機1は、トリガ210の内部に複雑な構造を持たずに、打ち込み動作を切り替えることができる。
また、本実施形態に係る釘打機1において、プッシュレバープランジャ部250は、横方向に移動可能なプッシュレバーロッド324を介してプッシュレバー320に接続されている。従って、プッシュレバープランジャ部250とプッシュレバー320とが組立状態により生じるばらつき等により、プッシュレバー320の当接部323がプッシュレバープランジャ部250の移動方向の中心軸O1上に位置しなくても、プッシュレバー320の押し当て操作において、プッシュレバーロッド324が横方向に移動して当接部323をガイドすることにより、当接部323はプッシュレバープランジャ部250に対する上方向の押圧力を適切に伝達することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記の実施形態においては、プランジャ251を回転させることにより、プッシュレバー320の突出部323bと当接する部分を第1当接部251cまたは第2当接部251dに切り替えている。しかし、切り替えるための構成はこれに限られない。例えば、プランジャ251の代わりに突出部323bを回転可能に構成してもよい。具体的には、プランジャ251が通路241a内において回転できないように構成されるとともに、当接部323が通路323aの中心軸O2を中心として回転可能なように構成される。このとき、当接部323には、上記の実施形態のプランは251と同様に角柱部が形成されるとともに、その角柱部が貫通する貫通穴を有するチェンジノブが設けられてもよい。また、上記の実施形態と同様に、チェンジノブが第1の動作モード及び第2の動作モードにおいて安定して位置するように保持するラチェットスプリングが設けられてよい。このような構成において、当接部323を回転させることにより、突出部323bと当接する部分を第1当接部251cまたは第2当接部251dに切り替えることができる。
1 釘打機
100 本体
110 シリンダ
111 逆止弁
112 空気通路
113 空気通路
120 ピストン
130 ドライバブレード
140 戻り空気室
150 ピストンバンパ
161 メインバルブ室
162 スプリング
163 空気通路
164 エキゾーストバルブ
200 ハンドル部
210 トリガ
211 トリガ本体
211a 回転中心部
211b 操作部
211c 当接部
212 スプリング
220 トリガバルブ
221 係止部
222 弁部材
223 トリガバルブ室
224 開口部
230 トリガプランジャ
240 プッシュレバーバルブ
241 ブッシュ
241a 通路
241b 開口部
241c 係止部
241d 凹部
241e 開口部
241f 排気口
242 弁部材
243 スプリング
250 プッシュレバープランジャ部
251 プランジャ
251a 通路
251b 角柱部
251c 第1当接部
251d 第2当接部
252 シール部材
253 スプリング
254 チェンジノブ
254a 管状部
254b 操作部
254c 嵌合部
254d 貫通穴
254e 溝
254F 挿通穴
255 ラチェットスプリング
255a 突出部
260 空気通路
270 空気通路
300 ノーズ部
310 射出部
311 射出通路
320 プッシュレバー
321 プッシュレバー本体部
322 プッシュレバースプリング
323 当接部
323a 通路
323b 突出部
324 プッシュレバーロッド
400 蓄圧室
500 マガジン
2 釘
3 被打込材

Claims (3)

  1. 上死点と下死点との間を移動可能なプッシュレバーと、
    前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な弁部材と、該弁部材を係止する係止部とを有し、前記弁部材が該係止部に係止した状態で閉鎖され、前記弁部材が前記係止部から離れた状態で開放されるバルブと、
    前記プッシュレバーに設けられ、前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な剛性部材と、
    前記プッシュレバーに設けられ、前記プッシュレバーの移動方向と略同じ方向に移動可能な弾性体と、
    前記プッシュレバーが下死点から上死点へ移動する際に、前記弁部材を移動させて前記係止部から離すバルブ開放部材を、前記剛性部材または前記弾性体に切り替える切替部と、
    を備え、
    前記切替部により、前記バルブ開放部材が前記剛性部材に切り替えられた場合、前記プッシュレバーの押し当て操作とトリガの引き操作の順に関わらず打ち込み可能であり、前記バルブ開放部材が前記弾性体に切り替えられた場合、前記プッシュレバーの押し当て操作後にトリガの引き操作をした場合のみ打ち込み可能である、
    ことを特徴とする打込機。
  2. 前記剛性部材及び前記弾性体は、前記プッシュレバーの移動方向と略垂直な方向に移動可能な接続部を介して前記プッシュレバーに設けられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の打込機。
  3. 前記剛性部材は、前記プッシュレバーの移動方向に延びる第1の通路を内部に有する管状に形成され、
    前記弾性体は、前記第1の通路内に配置され、
    前記プッシュレバーは、前記プッシュレバーの移動方向に延びる第2の通路を内部に有する管状部を有し、
    前記接続部は、一端部が前記第1の通路内に位置し、他端部が前記第2の通路内に位置するロッドを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の打込機。
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