JP2012109659A - 負荷駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷と直列に電流検出用のトランジスタを介在させることなく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における電流を高精度に検出する。
【解決手段】オン指令期間では、センストランジスタ23が負荷電流を検出する。オフ指令期間では、制御装置25は、オン指令期間に取得した少なくとも2つの時点の検出電流値を用いることにより、既知の電源電圧VBの下でリニアソレノイド2の時定数情報を算出し、その時定数情報と、オフ指令期間に移行する前に検出したオン指令期間の電流、電源電圧VBなどに基づいて、オフ指令期間における負荷電流を演算する。コンパレータ24は、オフ指令期間において出力電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較し、制御装置25は、比較結果に基づいて還流ダイオード6のオープン故障を検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハイサイド駆動用の出力トランジスタと還流用のダイオードとを備えた負荷駆動回路であって、特には負荷電流を検出可能な負荷駆動回路に関する。
図6は、誘導性負荷例えばリニアソレノイドをハイサイド駆動用の出力トランジスタでPWM駆動する従来構成を示している。負荷駆動回路1の端子1a、1b間にリニアソレノイド2が接続され、端子1cはグランド3に接続されて用いられる。負荷駆動回路1の内部において、電源線4と端子1aとの間にはMOSトランジスタ5が接続されており、端子1aとグランド3との間には還流ダイオード6が接続されている。端子1b、1c間にはシャント抵抗7が接続されており、オペアンプ8と抵抗9〜12とからなる差動増幅回路13は、シャント抵抗7の電圧降下を増幅して制御装置14に対し出力する。制御装置14は、PWM駆動信号を生成し、駆動回路15を介して出力トランジスタ5に付与する。
この構成において、PWM駆動信号のオン指令期間では、電源線4から出力トランジスタ5、リニアソレノイド2およびシャント抵抗7の順に電流が流れ、PWM駆動信号のオフ指令期間では、還流ダイオード6、リニアソレノイド2およびシャント抵抗7の経路で電流が還流する。
しかし、この構成ではPWM駆動信号のオン指令期間とオフ指令期間の両期間においてシャント抵抗7に電流が流れ続けるので、シャント抵抗7での発熱量が大きくなる。一般的に用いられるシャント抵抗7は、温度変化による抵抗値の変化割合(温度変化率)が大きいという特性を有している。その結果、PWM駆動の時間経過とともにシャント抵抗7の温度が大きく変化すると、精度の良い電流検出ができないという問題があった。
これに対し、特許文献1に記載されたリニアソレノイド駆動回路は、シャント抵抗に替えて、常時オン駆動するMOSトランジスタと、そのMOSトランジスタに対し並列接続されたセンスMOSトランジスタを備え、センスMOSトランジスタに流れる電流に基づいてオン指令期間とオフ指令期間の両期間における電流を検出している。また、特許文献2に記載されたソレノイド駆動回路は、MOSトランジスタのオン抵抗をシャント抵抗として用いている。
特開2006−203415号公報 特開2000−58320号公報
しかしながら、上記特許文献1、2に記載の構成は、負荷であるソレノイドに対し、駆動用のトランジスタのみならず電流検出用のトランジスタを直列に介在させる必要がある。そのため、構成部品が増えて回路規模の増大およびコスト高を招く。また、負荷電流が大きくなるほど電流検出用トランジスタの損失が増大する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、負荷と直列に電流検出用のトランジスタを介在させることなく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における電流を高精度に検出可能な負荷駆動回路を提供することにある。
請求項1に記載した手段によれば、第2電源線と出力端子との間(ハイサイド側)に出力トランジスタが介在し、出力端子と第1電源線との間(ロウサイド側)に誘導性の負荷が接続される。駆動回路は、オン指令とオフ指令とからなる駆動信号を出力トランジスタに付与する。出力端子と第1電源線との間には、駆動信号のオフ指令期間に負荷に流れる電流を還流させるダイオードが設けられている。また、駆動信号のオン指令期間に出力トランジスタに流れる電流を検出するオン期間電流検出手段が設けられている。
駆動信号のオン指令期間では、第2電源線から出力トランジスタ、出力端子、負荷を通して第1電源線に電流が流れる。このオン指令期間に出力トランジスタおよび負荷に流れる電流は、オン期間電流検出手段により検出できる。一方、駆動信号のオフ指令期間では、ダイオード、出力端子、負荷、第1電源線の経路で還流電流が流れる。オフ期間電流検出手段は、オン指令期間の検出電流に基づいて負荷の時定数情報を算出し、その算出した時定数情報、オン指令期間の検出電流および電源電圧に基づいて、オフ指令期間における負荷に流れる電流を算出する。
本手段によれば、例えば第1、第2電源線間の既知の電源電圧の下で、オン指令期間における少なくとも2つの時点の検出電流を用いることで、誘導性負荷の時定数に関係する情報ひいてはオフ指令期間における負荷電流を算出できる。従って、負荷と直列に電流検出用のトランジスタを介在させることなく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における負荷電流を高精度に検出でき、従来構成に比べて回路構成を簡単化できるとともに損失を低減することができる。
請求項2に記載した手段によれば、オフ指令期間において出力端子の電圧を検出する電圧検出手段を備える。還流用のダイオードが正常の場合には、オフ指令期間において出力端子の電圧Voutは−Vf(Vfはpn接合の順電圧)を維持する。一方、還流用のダイオードがオープン故障の場合には、オフ指令に移行後出力端子の電圧は一時的に負電位側に大きく振れ、その後電流が0になると0Vに整定する。
そこで、比較手段は、第1電源線の電位を基準(0V)として、電圧検出手段により検出された電圧Voutと、0Vと−Vfとの中間電圧に設定された基準電圧Vrefとを比較する。そして、異常判定手段は、オフ指令期間において、駆動信号がオフ指令に変化してから所定の整定待機時間が経過した後、比較手段の比較結果がVout>Vrefである場合、ダイオードの異常と判定する。本手段によれば、電流の高精度な検出に加え、還流ダイオードの異常も検出できる。
請求項3に記載した手段によれば、第1電源線と出力端子との間(ハイサイド側)に出力トランジスタが介在し、出力端子と第2電源線との間(ロウサイド側)に誘導性の負荷が接続される。駆動回路は、オン指令とオフ指令とからなる駆動信号を出力トランジスタに付与する。出力端子と第1電源線との間には、駆動信号のオフ指令期間に負荷に流れる電流を還流させるダイオードが設けられている。また、駆動信号のオン指令期間に出力トランジスタに流れる電流を検出するオン期間電流検出手段が設けられている。
駆動信号のオン指令期間では、第2電源線から出力トランジスタ、出力端子、負荷を通して第1電源線に電流が流れる。このオン指令期間に出力トランジスタおよび負荷に流れる電流は、オン期間電流検出手段により検出できる。一方、駆動信号のオフ指令期間では、ダイオード、出力端子、負荷、第1電源線の経路で還流電流が流れる。
ダイオードの順方向における電圧−電流特性は負の温度係数を持ち、順電圧が定まるとそのときの温度条件の下で流れる電流が定まる。そこで、オフ指令期間において出力端子の電圧を検出する電圧検出手段と、ダイオードの温度と相関を有する温度を検出する温度検出手段と、オフ期間電流検出手段を備える。オフ期間電流検出手段は、ダイオードの温度、順電圧および順電流の関係を示す特性情報を有し、電圧検出手段により検出された電圧、温度検出手段により検出された温度および特性情報に基づいて、オフ指令期間において負荷に流れる電流を求める。
本手段によれば、ダイオードの特性ばらつきを考慮して、使用するダイオードの特性情報をテーブル等により事前に準備することで、オフ指令期間においてダイオードに還流する電流すなわち負荷電流を求めることができる。従って、負荷と直列に電流検出用のトランジスタを介在させることなく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における負荷電流を高精度に検出でき、従来構成に比べて回路構成を簡単化できるとともに損失を低減することができる。
請求項4に記載した手段によれば、請求項2記載の手段と同様に、第1電源線の電位を基準として、電圧検出手段により検出された電圧Voutと、0Vと−Vfとの中間電圧に設定された基準電圧Vrefとを比較する比較手段と、オフ指令期間において、駆動信号が当該オフ指令に変化してから所定の整定待機時間が経過した後、比較手段の比較結果がVout>Vrefである場合、ダイオードの異常と判定する異常判定手段とを備えている。本手段によれば、電流の高精度な検出に加え、還流ダイオードの異常も検出できる。
請求項5に記載した手段によれば、整定待機時間は、ダイオードがオープン故障の状態で駆動信号がオフ指令に変化した時点から負荷に流れる電流が0に整定するまでの時間よりも長く設定されているので、ダイオードの異常を確実に判定することができる。
請求項6に記載した手段によれば、異常判定手段がダイオードの異常を判定したことに応じて、出力トランジスタに対しオフ駆動信号を付与する保護手段を備えているので、出力トランジスタをオフ指令移行時に生じる過大な電圧から保護することができる。
本発明の第1の実施形態を示す負荷駆動回路の構成図 PWM駆動信号、センストランジスタの検出電流および検出電圧を示す波形図 (a)は還流ダイオードが正常の場合、(b)は還流ダイオードがオープン故障の場合のPWM駆動信号、負荷電流および出力電圧を示す波形図 本発明の第2の実施形態を示す図1相当図 (a)は還流ダイオードの順方向電圧−電流特性を示す図、(b)はメモリに記憶されている特性情報を示す図 従来技術を示す図1相当図
(第1の実施形態)
以下、第1の実施形態について図1ないし図3を参照しながら説明する。
図1は、ハイサイド駆動の負荷駆動回路の構成図である。この負荷駆動回路22は、例えば車両の電子制御ユニット(ECU)に搭載され、端子22aとグランド3(第1電源線)との間に接続される油圧制御用のリニアソレノイド2をPWM駆動するとともに負荷電流を検出する。リニアソレノイド2は誘導性の負荷である。
負荷駆動回路22の内部において、電源線4(第2電源線)と出力端子22aとの間にはNチャネル型MOSトランジスタ5(出力トランジスタ)が接続されており、出力端子22aとグランド3との間には端子22a側をカソードとする還流ダイオード6が接続されている。電源線4には、負荷駆動回路22の図示しない電源端子を介してバッテリ電圧VBが供給されている。
駆動回路15は、指令されたデューティ比を有するオン指令期間とオフ指令期間とがPWM周期で繰り返されるPWM駆動信号を出力し、出力トランジスタ5は、このPWM駆動信号によりPWM駆動される。出力トランジスタ5はハイサイド駆動素子であるため、駆動回路15はチャージポンプ回路などの昇圧電源(図示せず)を備えている。駆動回路15は、オン指令期間において、電圧VBよりも少なくともゲート・ソース間電圧VGSだけ高い電圧Vcpを出力トランジスタ5のゲートに印加する。
出力トランジスタ5には、オン期間電流検出手段としてのMOSトランジスタ23が並列に接続されている。このセンストランジスタ23は、出力トランジスタ5に電流が流れるPWM駆動信号のオン指令期間において、出力電流すなわち負荷電流を検出するものである。
コンパレータ24は、オフ指令期間において、グランド3の電位を基準(0V)として、出力端子22aの電圧Voutと、0Vと−Vf(Vfはpn接合の順電圧)との中間電圧に設定された基準電圧Vrefとを比較する比較手段である。オフ指令期間においてVout≦Vrefの状態からVout>Vrefの状態に移行すると、出力する比較信号をHレベルからLレベルに変化させて保持(ラッチ)する。このコンパレータ24は、PWM駆動信号のオフ指令期間において出力電圧Voutを検出する電圧検出手段の機能を兼ねている。
制御装置25は、マイクロコンピュータから構成されており、センストランジスタ23に流れる電流に応じた電圧を入力するA/D変換器26と、コンパレータ24からの比較信号を入力する入力ポート、PWM駆動信号を出力する出力ポートなどを備えている。この制御装置25は、オン指令期間の検出電流に基づいてリニアソレノイド2の時定数を算出し、その算出した時定数とオン指令期間の検出電流等に基づいて、オフ指令期間におけるリニアソレノイド2に流れる電流を演算するオフ期間電流検出手段として機能する。さらに、オフ指令期間において、コンパレータ24がLレベルの比較信号を出力した場合、還流ダイオード6が異常と判定する異常判定手段としても機能する。制御装置25からのPWM駆動信号とコンパレータ24からの比較信号は、ANDゲート27(保護手段)を介して駆動回路15に入力される。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図2は、PWM駆動信号、センストランジスタ23により検出された検出電流、およびコンパレータ24に入力される検出電圧(出力電圧Vout)の波形を示している。コンパレータ24の比較信号がHレベルの場合、ANDゲート27は通過状態となり、駆動回路15は、制御装置25が出力するPWM駆動信号に基づいて出力トランジスタ5をオンオフ駆動する。制御装置25は、リニアソレノイド2を制御する上で、PWM駆動信号のオン指令期間のみならずオフ指令期間においても負荷電流を検出する必要がある。
オン指令期間では、電源線4から出力トランジスタ5、出力端子22a、リニアソレノイド2を通してグランド3に電流が流れる。このとき、センストランジスタ23には、出力トランジスタ5に流れる電流に対し所定の分流比で定まる電流が流れる。制御装置25は、オン指令期間において、連続的に或いは一定周期でA/D変換を実行し、出力トランジスタ5に流れる電流すなわち負荷電流を検出する。
一方、オフ指令期間では、還流ダイオード6、出力端子22a、リニアソレノイド2、グランド3の経路で還流電流が流れる。このとき、センストランジスタ23に電流は流れないため、負荷電流を直接的に検出することはできない。そこで、制御装置25は、オン指令期間に取得した少なくとも2つの時点の検出電流値を用いることにより、既知の電源電圧VBの下で誘導性負荷であるリニアソレノイド2の時定数情報を算出する。
ここでの時定数情報の算出とは、時定数T(=L/R)そのものの値を算出することのみならず、時定数Tと関数関係にある定数、時定数Tに基づく電流変化の近似式などの算出であってもよい。例えば、リニアソレノイド2の有するインダクタンスと抵抗とからなる一次遅れ要素の過渡応答式に時間と電源電圧と電流を代入し、或いはオン指令期間に移行した直後からのステップ応答の変化率に基づいて、時定数T(=L/R)そのものの値を求めてもよい。また、一定の時間区分ごとの直線近似式を順次求めてもよい。
制御装置25は、算出した時定数、近似式等と、オフ指令期間に移行する前に検出したオン指令期間の電流、電源電圧VBなどに基づいて、当該オフ指令期間における負荷電流を演算する。上述した何れの算出方法を採用するかは、電流検出の精度、制御装置25の演算処理能力などに応じて適宜決定すればよい。
さらに、制御装置25は、還流ダイオード6のオープン故障を検出できる。還流ダイオード6が正常の場合には、オフ指令期間において出力電圧Voutは−Vf(Vfはpn接合の順電圧)を維持する。一方、還流ダイオード6がオープン故障の場合には、オフ指令に移行後出力電圧Voutが一時的に負電位側に大きく振れ、電流が0になると0Vに整定する。図3は、(a)還流ダイオード6が正常の場合のPWM駆動信号と負荷電流と出力電圧Vout、(b)還流ダイオード6がオープン故障の場合のPWM駆動信号と負荷電流と出力電圧Voutの波形を示している。
コンパレータ24は、オフ指令期間において出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの比較動作を実行する。制御装置25は、オフ指令期間に移行してから、負荷電流が0に整定するのに要する時間よりも長く設定された整定待機時間が経過した後、比較信号を入力する。比較信号がLレベルの場合には、還流ダイオード6がオープン故障していると判定し、デューティ比0のPWM駆動信号すなわちオフ駆動信号を出力する。この保護動作は、制御装置25を介さずにANDゲート27によっても行われる。
以上説明したように、本実施形態の負荷駆動回路22は、オン指令期間の負荷電流をセンストランジスタ23により直接検出し、オフ指令期間の負荷電流をオン指令期間の検出電流に基づいて算出する。この構成によれば、電源線4からリニアソレノイド2を介してグランド3に至る通電経路に電流検出用のトランジスタを介在させる必要がないので、その分だけ従来構成に比べて製造コストおよび負荷駆動回路内で生じる損失を低減することができる。また、各PWM周期ごとにオン指令期間の電流に基づいてオフ指令期間の電流を算出するので、温度変化による電流検出誤差が生じにくく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における負荷電流を高精度に検出できる。
制御装置25は、オフ指令期間における出力電圧Voutに基づいて還流ダイオード6の異常の有無を判定することができる。この場合、オフ指令期間に移行した後、過渡状態を避けるために整定待機時間が経過した後に判定するので、誤判定を極力防止することができる。さらに、制御装置25およびANDゲート27は、それぞれ還流ダイオード6の異常判定および判定信号に応じて出力トランジスタ5を遮断するので、オフ指令移行後に生じる過大な電圧から出力トランジスタ5を保護することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態について図4および図5を参照しながら説明する。第1の実施形態と実質的に同一の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図4は、ハイサイド駆動の負荷駆動回路の構成図である。この負荷駆動回路32もECUに搭載され、その端子32aとグランド3との間に接続されるリニアソレノイド2をPWM駆動するとともに負荷電流を検出する。出力トランジスタ5、還流ダイオード6、駆動回路15およびセンストランジスタ23の構成は、図1に示す負荷駆動回路22と同様である。
増幅回路33は、オフ指令期間において出力端子32aの電圧Voutを検出し、制御装置34に入力可能な電圧範囲にまでレベルシフトして増幅する電圧検出手段である。サーミスタ35は、少なくとも還流ダイオード6の温度と相関を有する温度、好ましくは還流ダイオード6自体の温度を検出する温度検出手段であり、還流ダイオード6の近傍に配置することが望ましい。
制御装置34は、マイクロコンピュータから構成されており、センストランジスタ23に流れる電流に応じた電圧を入力するA/D変換器36、出力電圧Voutに対応した検出電圧を入力するA/D変換器37、サーミスタ35からの電圧を入力するA/D変換器38、PWM駆動信号を出力する出力ポート、サーミスタ35の抵抗変化を電圧変化に変換してA/D変換器38に与える変換回路(図示せず)、不揮発性のメモリ39などを備えている。メモリ39には、制御プログラムの他、A/D変換器38の変換値から温度を求めるための補正情報、還流ダイオード6の温度、順電圧および順電流の関係を示す特性情報などが記憶されている。
制御装置34は、出力電圧Voutに対応した検出電圧、サーミスタ35により検出された温度および特性情報に基づいて、オフ指令期間においてリニアソレノイド2に流れる電流を演算するオフ期間電流検出手段として機能する。さらに、第1の実施形態のコンパレータ24と同様に出力電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較する比較手段、オフ指令期間において当該比較結果に基づいて還流ダイオード6の異常と判定する異常判定手段、および出力トランジスタ5に対する保護手段としても機能する。
次に、本実施形態の作用を説明する。
図5(a)は、還流ダイオード6の順方向電圧−電流特性を異なる3つの温度T1、T2、T3(T1>T2>T3)について示している。一般に、ダイオードの順方向における電圧−電流特性は負の温度係数を持ち、温度の上昇に伴い順電圧が低下する特性を有している。この特性によれば、還流ダイオード6の順電圧と温度が定まれば、還流ダイオード6に流れる電流が定まることになる。
図5(b)に示すように、メモリ39には、例えばテーブル形式で還流ダイオード6の温度、順電圧および順電流の関係を示す順方向特性情報が記憶されている。図中、具体的な電流値は省略した。ダイオードの特性にはばらつきが存在するので、還流ダイオード6の特性情報を事前に測定した上で、その特性情報をメモリ39に記憶させることが好ましい。この場合、全データについて測定してもよいが、簡易的には選択した複数データについて測定し、非選択のデータについては測定データに基づいて近似計算をすればよい。
オン指令期間とオフ指令期間における電流経路およびオン指令期間における負荷電流の検出は、第1の実施形態で説明した通りである。制御装置34は、少なくともオン指令期間においてA/D変換器36にA/D変換を実行させ、少なくともオフ指令期間においてA/D変換器37、38にA/D変換を実行させる。ただし、A/D変換器38については、より長い間隔でA/D変換を実行させてもよい。
制御装置34は、オフ指令期間において、A/D変換器37を介して出力電圧Voutつまり還流ダイオード6の順電圧を検出し、図示しない変換回路とA/D変換器38を介して還流ダイオード6の温度を検出する。サーミスタ35が還流ダイオード6の温度を直接測定できない場合には、検出温度から還流ダイオード6の温度を推定する。制御装置34は、還流ダイオード6の順電圧、還流ダイオード6の温度およびメモリ39に記憶された特性情報に基づいて、オフ指令期間においてリニアソレノイド2に流れる電流を求める。
加えて、制御装置34は、還流ダイオード6の故障を検出できる。第1の実施形態ではコンパレータ24が比較動作を実行したが、本実施形態では制御装置34が比較処理を行う。制御装置34は、オフ指令期間に移行してから整定待機時間が経過した後、出力電圧Voutと基準電圧Vrefとを比較する。このとき、Vout>Vrefであれば、還流ダイオード6がオープン故障していると判定し、デューティ比0のPWM駆動信号すなわちオフ駆動信号を出力する。
以上説明したように、本実施形態の負荷駆動回路32は、オン指令期間の負荷電流をセンストランジスタ23により直接検出し、オフ指令期間の負荷電流を、増幅回路33により検出された出力電圧Vout、サーミスタ35により検出された還流ダイオード6の温度、および還流ダイオード6の特性情報に基づいて求める。この構成によれば、電源線4からリニアソレノイド2を介してグランド3に至る通電経路に電流検出用のトランジスタを介在させる必要がないので、その分だけ従来構成に比べて製造コストおよび負荷駆動回路内で生じる損失を低減することができる。
また、還流ダイオード6の順方向特性のばらつきを考慮して、ICの検査工程などで実測した還流ダイオード6の順方向特性をメモリ39に記憶し、その特性情報に基づいてオフ指令期間の負荷電流を求める。これにより、温度変化や特性ばらつきによる電流検出誤差が生じにくく、オン指令期間とオフ指令期間の両期間における負荷電流を高精度に検出できる。
制御装置34は、オフ指令期間における出力電圧Voutに基づいて還流ダイオード6の異常の有無を判定することができる。この場合、オフ指令期間に移行した後、過渡状態を避けるために整定待機時間が経過した後に判定するので、誤判定を極力防止することができる。さらに、制御装置34は、還流ダイオード6の異常判定に応じて出力トランジスタ5を遮断するので、オフ指令移行後に生じる過大な電圧から出力トランジスタ5を保護することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形、拡張を行うことができる。
第1の実施形態においても、第2の実施形態と同様に、オフ指令期間において出力端子22aの電圧Voutを検出する電圧検出手段を備え、コンパレータ24による電圧比較に替えて制御装置25が比較手段として出力電圧Voutと基準電圧Vrefとの比較処理をしてもよい。
負荷駆動回路22、32はPWM駆動に限られない。例えばパルス幅変調以外のパルス変調による駆動であってもよい。
負荷は、誘導性であればリニアソレノイドに限られない。
出力トランジスタ5やセンストランジスタ23は、バイポーラトランジスタであってもよい。また、オン期間電流検出手段は、駆動信号のオン指令期間に出力トランジスタ5に流れる電流(負荷電流)を検出できるものであれば、センストランジスタ23に限られない。
制御装置25または34に対し、複数チャンネル分の駆動回路15、出力トランジスタ5、センストランジスタ23等を備えている場合、複数チャンネル分のPWM駆動信号、電流検出信号、電圧検出信号、比較信号などを纏める通信ユニットを介在させ、制御装置25または34と当該通信ユニットとの間をシリアル通信で結ぶとよい。これにより端子数、A/D変換器などの数を低減できる。
図面中、2はリニアソレノイド(負荷)、3はグランド(第1電源線)、4は電源線(第2電源線)、5は出力トランジスタ、6は還流ダイオード、15は駆動回路、22、32は負荷駆動回路、22a、32aは出力端子、23はセンストランジスタ(オン期間電流検出手段)、24はコンパレータ(比較手段、電圧検出手段)、25は制御装置(オフ期間電流検出手段、異常判定手段、保護手段)、27はANDゲート(保護手段)、33は増幅回路(電圧検出手段)、34は制御装置(オフ期間電流検出手段、比較手段、異常判定手段、保護手段)、35はサーミスタ(温度検出手段)である。

Claims (6)

  1. 出力端子と第1電源線との間に接続される誘導性の負荷を駆動するとともに前記負荷に流れる電流を検出する負荷駆動回路において、
    第2電源線と前記出力端子との間に介在する出力トランジスタと、
    前記出力トランジスタに対するオン指令とオフ指令とからなる駆動信号を付与する駆動回路と、
    前記駆動信号のオン指令期間に前記出力トランジスタに流れる電流を検出するオン期間電流検出手段と、
    前記出力端子と前記第1電源線との間に接続され、前記駆動信号のオフ指令期間に前記負荷に流れる電流を還流させるダイオードと、
    前記オン指令期間の検出電流に基づいて前記負荷の時定数情報を算出し、その算出した時定数情報、前記オン指令期間の検出電流および電源電圧に基づいて、前記駆動信号のオフ指令期間における前記負荷に流れる電流を算出するオフ期間電流検出手段とを備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 前記オフ指令期間において前記出力端子の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記第1電源線の電位を基準として、前記電圧検出手段により検出された電圧Voutと、0Vと−Vf(Vf:pn接合の順電圧)との中間電圧に設定された基準電圧Vrefとを比較する比較手段と、
    前記オフ指令期間において、前記駆動信号が当該オフ指令に変化してから所定の整定待機時間が経過した後、前記比較手段の比較結果がVout>Vrefである場合、前記ダイオードの異常と判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の負荷駆動回路。
  3. 出力端子と第1電源線との間に接続される誘導性の負荷を駆動するとともに前記負荷に流れる電流を検出する負荷駆動回路において、
    第2電源線と前記出力端子との間に介在する出力トランジスタと、
    前記出力トランジスタに対するオン指令とオフ指令とからなる駆動信号を付与する駆動回路と、
    前記駆動信号のオン指令期間に前記出力トランジスタに流れる電流を検出するオン期間電流検出手段と、
    前記出力端子と前記第1電源線との間に接続され、前記駆動信号のオフ指令期間に前記負荷に流れる電流を還流させるダイオードと、
    前記オフ指令期間において前記出力端子の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記ダイオードの温度と相関を有する温度を検出する温度検出手段と、
    前記ダイオードの温度、順電圧および順電流の関係を示す特性情報を有し、前記電圧検出手段により検出された電圧、前記温度検出手段により検出された温度および前記特性情報に基づいて、前記オフ指令期間において前記負荷に流れる電流を求めるオフ期間電流検出手段とを備えたことを特徴とする負荷駆動回路。
  4. 前記第1電源線の電位を基準として、前記電圧検出手段により検出された電圧Voutと、0Vと−Vf(Vf:pn接合の順電圧)との中間電圧に設定された基準電圧Vrefとを比較する比較手段と、
    前記オフ指令期間において、前記駆動信号が当該オフ指令に変化してから所定の整定待機時間が経過した後、前記比較手段の比較結果がVout>Vrefである場合、前記ダイオードの異常と判定する異常判定手段とを備えたことを特徴とする請求項3記載の負荷駆動回路。
  5. 前記整定待機時間は、前記ダイオードがオープン故障の状態で前記駆動信号がオフ指令に変化した時点から前記負荷に流れる電流が0に整定するまでの時間よりも長く設定されていることを特徴とする請求項2または4記載の負荷駆動回路。
  6. 前記異常判定手段が前記ダイオードの異常を判定したことに応じて、前記出力トランジスタに対しオフ駆動信号を付与する保護手段を備えていることを特徴とする請求項2、4、5の何れかに記載の負荷駆動回路。
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