JP2012108183A - 運転訓練支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シミュレータを用いて運転員の訓練を行う場合に、運転操作の遅れを自動的に検出できるようにした運転訓練支援装置を得る。
【解決手段】シミュレータ用計算機2を用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置は、運転員がシミュレータ用計算機2を用いて運転操作を行うためのマンマシン装置1と、インストラクタが入力を行うためのインストラクタコンソール3と、運転員の運転操作を評価する訓練評価装置4とを備え、訓練評価装置4は、各運転操作の規定時間を定めた操作規定時間6を含む標準の運転操作の手順を定めた標準手順5と、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行ったとき、運転員の操作時間を操作規定時間6と比較し、この比較の結果、運転員の操作時間が操作規定時間6を超えた場合に、操作履歴にエラーを付ける規定時間チェック手段7とを有するものである。
【選択図】図1
【解決手段】シミュレータ用計算機2を用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置は、運転員がシミュレータ用計算機2を用いて運転操作を行うためのマンマシン装置1と、インストラクタが入力を行うためのインストラクタコンソール3と、運転員の運転操作を評価する訓練評価装置4とを備え、訓練評価装置4は、各運転操作の規定時間を定めた操作規定時間6を含む標準の運転操作の手順を定めた標準手順5と、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行ったとき、運転員の操作時間を操作規定時間6と比較し、この比較の結果、運転員の操作時間が操作規定時間6を超えた場合に、操作履歴にエラーを付ける規定時間チェック手段7とを有するものである。
【選択図】図1
Description
この発明は、運転員がプラントの監視及び操作を的確に行えるようにするために、シミュレータを用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置に関するものである。
従来の運転員の訓練を支援するものとしては、運転訓練シミュレータに係り、特に専任の指導者が不在の場合でも運転訓練が可能な技術がある(例えば、特許文献1)。
また、訓練しながら模範運転との比較及び評価を下すことのできる技術がある(例えば、特許文献2)。
また、訓練しながら模範運転との比較及び評価を下すことのできる技術がある(例えば、特許文献2)。
しかしながら、従来の運転訓練シミュレータは、専任の指導者が不在の場合でも手順の違いは検出できるが、運転操作の遅れの評価については、模範的な運転パターンと訓練の結果を同一の記録計上に並べ、操作1つ1つのタイミングが遅くないかどうかを比較していく必要があり、手間が掛かるという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、シミュレータを用いて運転員の訓練を行う場合に、運転操作の遅れを自動的に検出できるようにした運転訓練支援装置を得ることを目的とする。
この発明に係わる運転訓練支援装置においては、シミュレータを用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置であって、運転操作の時間を規定する操作規定時間を格納した記憶装置、上記運転員がシミュレータにより運転操作を行うためのマンマシン装置、上記運転員が上記マンマシン装置を用いて上記運転操作を行ったとき、上記運転員の操作時間を上記操作規定時間と比較し、この比較の結果、上記運転員の操作時間が上記操作規定時間を超えた場合に、エラーとする規定時間チェック手段を有する訓練評価装置を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、シミュレータを用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置であって、運転操作の時間を規定する操作規定時間を格納した記憶装置、上記運転員がシミュレータにより運転操作を行うためのマンマシン装置、上記運転員が上記マンマシン装置を用いて上記運転操作を行ったとき、上記運転員の操作時間を上記操作規定時間と比較し、この比較の結果、上記運転員の操作時間が上記操作規定時間を超えた場合に、エラーとする規定時間チェック手段を有する訓練評価装置を備えたので、運転操作の遅れを自動的に検出することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図1において、マンマシン装置1は、訓練対象者が、シミュレータ計算機2を用いたプラントの運転操作を行う。シミュレータ計算機2は、マンマシン装置1での入力に応じて、プラントを模擬する。インストラクタコンソール3は、主に指導員が操作するために設けられている。
訓練評価装置4は、運転訓練の評価を行うものであり、操作履歴を保存するとともに、操作の手順に間違いがないかどうかを監視し、間違いがあれば、操作履歴にエラーをつけるようになっている。
この訓練評価装置4は、標準手順5と、規定時間チェック手段7を有する。
標準手順5は、記憶装置に格納され、標準の運転操作の手順を定めたもので、操作規定時間6を含む。操作規定時間6は、各運転操作の規定時間をもっている。規定時間チェック手段7は、各運転操作の時間が、操作規定時間6を越えたかどうかをチェックし、超えたときに操作履歴にエラーを付けるものである。
マンマシン装置1とインストラクタコンソール3と訓練評価装置4とは、それぞれ表示手段101、301、401と、入力処理装置102、302、402とを有している。
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図1において、マンマシン装置1は、訓練対象者が、シミュレータ計算機2を用いたプラントの運転操作を行う。シミュレータ計算機2は、マンマシン装置1での入力に応じて、プラントを模擬する。インストラクタコンソール3は、主に指導員が操作するために設けられている。
訓練評価装置4は、運転訓練の評価を行うものであり、操作履歴を保存するとともに、操作の手順に間違いがないかどうかを監視し、間違いがあれば、操作履歴にエラーをつけるようになっている。
この訓練評価装置4は、標準手順5と、規定時間チェック手段7を有する。
標準手順5は、記憶装置に格納され、標準の運転操作の手順を定めたもので、操作規定時間6を含む。操作規定時間6は、各運転操作の規定時間をもっている。規定時間チェック手段7は、各運転操作の時間が、操作規定時間6を越えたかどうかをチェックし、超えたときに操作履歴にエラーを付けるものである。
マンマシン装置1とインストラクタコンソール3と訓練評価装置4とは、それぞれ表示手段101、301、401と、入力処理装置102、302、402とを有している。
図2は、この発明の実施の形態1による運転訓練支援装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について、図2のフローチャートに基づいて説明する。
図2において、運転員の訓練が開始される(Step1:以下STと略す)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST2)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行う(ST3)。運転員が行った運転操作に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックする(ST4)。
運転員が行った運転操作が正しくても、規定時間チェック手段7により、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST5)。
ST3からST5を訓練終了まで繰り返す(ST6)。
訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST7)。
図2において、運転員の訓練が開始される(Step1:以下STと略す)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST2)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行う(ST3)。運転員が行った運転操作に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックする(ST4)。
運転員が行った運転操作が正しくても、規定時間チェック手段7により、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST5)。
ST3からST5を訓練終了まで繰り返す(ST6)。
訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST7)。
従来の訓練評価装置では運転員の操作手順の間違いは検出できても、状態変化を伴わない、単純な操作時間の遅れは検出できないという問題があったが、実施の形態1によれば、単純な操作時間の遅れでも検出でき、運転員へ運転操作の遅れを指摘可能になるという効果を有する。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図3は、この発明の実施の形態2による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図3において、1〜7、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。図3では、インストラクタコンソール3に、倍速、4倍速、8倍速・・・・等のシミュレーション速度切替機能11を設け、訓練評価装置4に、操作規定時間6と比較される運転時間を、シミュレーション時間とするか実時間とするかを切替えるシミュレーション時間/実時間切替機能12(シミュレーション時間/実時間切替手段)を設けている。
以下、この発明の実施の形態2を図に基づいて説明する。
図3は、この発明の実施の形態2による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図3において、1〜7、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。図3では、インストラクタコンソール3に、倍速、4倍速、8倍速・・・・等のシミュレーション速度切替機能11を設け、訓練評価装置4に、操作規定時間6と比較される運転時間を、シミュレーション時間とするか実時間とするかを切替えるシミュレーション時間/実時間切替機能12(シミュレーション時間/実時間切替手段)を設けている。
図4は、この発明の実施の形態2による運転訓練支援装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について、図4のフローチャートに基づいて説明する。
図4において、運転員の訓練が開始される(ST11)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST12)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、シミュレーション速度を設定する(ST13)。このシミュレーション速度の設定は、訓練を効果的に実行するために、シミュレーション速度を1/2、2倍速、4倍速、8倍速に上げたり、下げたりすることができる。
図4において、運転員の訓練が開始される(ST11)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST12)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、シミュレーション速度を設定する(ST13)。このシミュレーション速度の設定は、訓練を効果的に実行するために、シミュレーション速度を1/2、2倍速、4倍速、8倍速に上げたり、下げたりすることができる。
次に、訓練を模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行う(ST14)。運転員が行った運転操作に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックする(ST15)。
運転員が行った運転操作が正しくても、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST16)。このチェックは、訓練評価装置4のシミュレーション時間/実時間切替機能12を用いて、操作規定時間6と比較される運転時間を、シミュレーション時間と実時間のどちらかに切替えて行う。
次に、ST14からST16を訓練終了まで繰り返す(ST17)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST18)。
運転員が行った運転操作が正しくても、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST16)。このチェックは、訓練評価装置4のシミュレーション時間/実時間切替機能12を用いて、操作規定時間6と比較される運転時間を、シミュレーション時間と実時間のどちらかに切替えて行う。
次に、ST14からST16を訓練終了まで繰り返す(ST17)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST18)。
実施の形態2によれば、従来、シミュレーション時間で行っていた操作規定時間内かどうかのチェックが実時間でできるようになる。
これにより、早いシミュレーション時間で訓練を行っても操作規定時間のチェックが正しく実行可能になるという効果を有する。
これにより、早いシミュレーション時間で訓練を行っても操作規定時間のチェックが正しく実行可能になるという効果を有する。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図5は、この発明の実施の形態3による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図5において、1〜7、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。操作エラーカウンタ手段21は、訓練評価装置4に設けられ、操作規定時間6内に終わらなかった運転操作のエラーの数を操作機(マンマシン装置)毎にカウントする。
以下、この発明の実施の形態3を図に基づいて説明する。
図5は、この発明の実施の形態3による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図5において、1〜7、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。操作エラーカウンタ手段21は、訓練評価装置4に設けられ、操作規定時間6内に終わらなかった運転操作のエラーの数を操作機(マンマシン装置)毎にカウントする。
図6は、この発明の実施の形態3による運転訓練支援装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について、図6のフローチャートに基づいて説明する。
図6において、運転員の訓練が開始される(ST21)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST22)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて操作を行う(ST23)。運転員が行った運転操作に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックする(ST24)。
運転員が行った運転操作が正しくても、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST25)。
操作機毎にエラーの数をカウントする(ST26)。
ST23からST26を訓練終了まで繰り返す(ST27)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて、操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST28)。
図6において、運転員の訓練が開始される(ST21)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST22)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。
次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて操作を行う(ST23)。運転員が行った運転操作に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックする(ST24)。
運転員が行った運転操作が正しくても、操作規定時間6内に運転操作が行われたかどうかをチェックし、操作規定時間6をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST25)。
操作機毎にエラーの数をカウントする(ST26)。
ST23からST26を訓練終了まで繰り返す(ST27)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて、操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST28)。
実施の形態3によれば、操作機毎にエラーの数をカウントするため、特定の操作機で操作規定時間のオーバーが発生しているのか、操作機に関係なく、全ての操作機で発生しているのかを解析し、運転員が特定の操作機の操作が苦手といった運転員の特徴を明らかにできるという効果を有する。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。
図7は、この発明の実施の形態4による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図7において、1〜5、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。図7では、マンマシン装置1の入力処理装置102に、指差呼称をシミュレータに認識させる指差呼称ボタン31を設けている。
以下、この発明の実施の形態4を図に基づいて説明する。
図7は、この発明の実施の形態4による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図7において、1〜5、101、102、301、302、401、402は図1におけるものと同一のものである。図7では、マンマシン装置1の入力処理装置102に、指差呼称をシミュレータに認識させる指差呼称ボタン31を設けている。
図8は、この発明の実施の形態4による運転訓練支援装置の指差呼称ボタンを有する画面を示す図である。
図8において、マンマシン装置1の画面71の右下に指差呼称ボタン31が設けられている。この指差呼称ボタン31は、マンマシン装置1のキーボードのファンクションキーに割り付けてもよい。指差呼称ボタン31を押して、呼称すべき機器をマウス等でクリックすると、指差呼称を行ったことになる。
図8において、マンマシン装置1の画面71の右下に指差呼称ボタン31が設けられている。この指差呼称ボタン31は、マンマシン装置1のキーボードのファンクションキーに割り付けてもよい。指差呼称ボタン31を押して、呼称すべき機器をマウス等でクリックすると、指差呼称を行ったことになる。
図9は、この発明の実施の形態4による運転訓練支援装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について、図9のフローチャートに基づいて説明する。
図9において、運転員の訓練が開始される(ST31)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST32)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて操作を行う(ST33)。
指差呼称が必要な箇所で、指差呼称ボタン31を用いて指差呼称を行う(ST34)。通常の指差呼称は、機器を指差し、機器名と状態を声に出して言うが、声をシミュレータが認識できないため、指差呼称ボタン31を先ず押し、該当機器をマウスでクリックすることにより、指差呼称の代用とする。
次に、運転員が行った運転操作、指差呼称に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の手順が正しいかどうかをチェックする(ST35)。エラーがあれば、操作履歴の該当箇所にエラーをつける。
ST33からST35を訓練終了まで繰り返す(ST36)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST37)。
図9において、運転員の訓練が開始される(ST31)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST32)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて操作を行う(ST33)。
指差呼称が必要な箇所で、指差呼称ボタン31を用いて指差呼称を行う(ST34)。通常の指差呼称は、機器を指差し、機器名と状態を声に出して言うが、声をシミュレータが認識できないため、指差呼称ボタン31を先ず押し、該当機器をマウスでクリックすることにより、指差呼称の代用とする。
次に、運転員が行った運転操作、指差呼称に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の手順が正しいかどうかをチェックする(ST35)。エラーがあれば、操作履歴の該当箇所にエラーをつける。
ST33からST35を訓練終了まで繰り返す(ST36)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて操作履歴を確認し、エラーの操作を確認する(ST37)。
実施の形態4によれば、指差呼称ボタンをつけたことにより、指差呼称をシミュレータが認識し、操作手順の中に指差呼称を入れることができ、より実際の操作にあった訓練が可能となるという効果を有する。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5を図に基づいて説明する。
図10は、この発明の実施の形態5による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図10において、1〜5、31、101、102、301、302、401、402は図7におけるものと同一のものである。図10の操作規定時間6は、各指差呼称の時間を規定した、指差呼称の規定時間を含んでいる。規定時間チェック手段7は、指差呼称の規定時間内に指差呼称が行われたかどうかをチェックし、指差呼称の規定時間をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつけるようになっている。
以下、この発明の実施の形態5を図に基づいて説明する。
図10は、この発明の実施の形態5による運転訓練支援装置を示す構成図である。
図10において、1〜5、31、101、102、301、302、401、402は図7におけるものと同一のものである。図10の操作規定時間6は、各指差呼称の時間を規定した、指差呼称の規定時間を含んでいる。規定時間チェック手段7は、指差呼称の規定時間内に指差呼称が行われたかどうかをチェックし、指差呼称の規定時間をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつけるようになっている。
図11は、この発明の実施の形態5による運転訓練支援装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について、図11のフローチャートに基づいて説明する。
図11において、運転員の訓練が開始される(ST41)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST42)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行う(ST43)。
指差呼称が必要な箇所で、指差呼称ボタン31を用いて、指差呼称を行う(ST44)。通常の指差呼称は、機器を指差し、機器名と状態を声に出して言うが、声をシミュレータが認識できないため、指差呼称ボタン31を先ず押し、該当機器をマウスでクリックすることにより、指差呼称の代用とする。
図11において、運転員の訓練が開始される(ST41)。インストラクタコンソール3を用いて訓練の状態、条件を設定する(ST42)。この状態、条件の設定は、自主学習の場合は、訓練を受ける運転員が自分で行い、専任のインストラクタがいる場合は、インストラクタが行う。次に、模擬された状態に応じて、運転員がマンマシン装置1を用いて運転操作を行う(ST43)。
指差呼称が必要な箇所で、指差呼称ボタン31を用いて、指差呼称を行う(ST44)。通常の指差呼称は、機器を指差し、機器名と状態を声に出して言うが、声をシミュレータが認識できないため、指差呼称ボタン31を先ず押し、該当機器をマウスでクリックすることにより、指差呼称の代用とする。
次に、運転員が行った運転操作、指差呼称に対して、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の手順が正しいかどうかをチェックする(ST45)。運転員が行った指差呼称が正しくても、操作規定時間6の中の指差呼称の規定時間内に指差呼称が行われたかどうかをチェックし、指差呼称の規定時間をオーバーした場合は、操作履歴の該当箇所にエラーをつける(ST46)。
ST43からST46を訓練終了まで繰り返す(ST47)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて、操作履歴を確認し、エラーの指差呼称を確認する(ST48)。
ST43からST46を訓練終了まで繰り返す(ST47)。訓練終了時、訓練評価装置4を用いて、操作履歴を確認し、エラーの指差呼称を確認する(ST48)。
従来では、単純な指差呼称時間の遅れは検出できないという問題があったが、実施の形態5によれば、単純な指差呼称時間の遅れを検出でき、運転員へ指差呼称時間の遅れを指摘可能になるという効果を有する。
なお、実施の形態1〜実施の形態3、実施の形態5では、訓練評価装置4が標準手順5に従い、運転員の操作手順が正しいかどうかをチェックし、正しくなかったときの処理については説明しなかったが、この場合も操作履歴へエラーを付けるようにしてもよい。
また、この場合、操作時間が操作規定時間を超えたときのエラーや、指差呼称の時間が指差呼称の規定時間を超えたときのエラーと区別するようにしてもよい。
また、この場合、操作時間が操作規定時間を超えたときのエラーや、指差呼称の時間が指差呼称の規定時間を超えたときのエラーと区別するようにしてもよい。
1 マンマシン装置
2 シミュレータ用計算機
3 インストラクタコンソール
4 訓練評価装置
5 標準手順
6 操作規定時間
7 規定時間チェック手段
11 シミュレーション速度切替機能
12 シミュレーション時間/実時間切替機能
21 操作エラーカウンタ手段
31 指差呼称ボタン
71 画面
101 表示手段
102 入力処理装置
301 表示手段
302 入力処理装置
401 表示手段
402 入力処理装置
2 シミュレータ用計算機
3 インストラクタコンソール
4 訓練評価装置
5 標準手順
6 操作規定時間
7 規定時間チェック手段
11 シミュレーション速度切替機能
12 シミュレーション時間/実時間切替機能
21 操作エラーカウンタ手段
31 指差呼称ボタン
71 画面
101 表示手段
102 入力処理装置
301 表示手段
302 入力処理装置
401 表示手段
402 入力処理装置
Claims (5)
- シミュレータを用いて運転員の訓練を支援する運転訓練支援装置であって、
運転操作の時間を規定する操作規定時間を格納した記憶装置、
上記運転員がシミュレータにより運転操作を行うためのマンマシン装置、
上記運転員が上記マンマシン装置を用いて上記運転操作を行ったとき、上記運転員の操作時間を上記操作規定時間と比較し、この比較の結果、上記運転員の操作時間が上記操作規定時間を超えた場合に、エラーとする規定時間チェック手段を有する訓練評価装置を備えたことを特徴とする運転訓練支援装置。 - 上記訓練評価装置は、上記規定時間チェック手段により上記操作規定時間と比較される上記運転員の操作時間を、シミュレーション時間及び実時間のいずれかに切替えるシミュレーション時間/実時間切替手段を有することを特徴とする請求項1記載の運転訓練支援装置。
- 上記訓練評価装置は、上記エラーの発生回数を上記マンマシン装置ごとにカウントする操作エラーカウンタ手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2記載の運転訓練支援装置。
- 上記マンマシン装置は、指差呼称をシミュレータに認識させるための指差呼称ボタンを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の運転訓練支援装置。
- 上記操作規定時間には、指差呼称の規定時間が含まれ、
上記規定時間チェック手段は、上記運転員の指差呼称時間と上記指差呼称の規定時間とを比較し、この比較の結果、上記運転員の指差呼称時間が上記指差呼称の規定時間を超えた場合に、エラーとすることを特徴とする請求項4記載の運転訓練支援装置。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014167703A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Toyama Prefecture | 指差し呼称監視システム |
CN106097818A (zh) * | 2016-07-29 | 2016-11-09 | 中国人民解放军第三军医大学第二附属医院 | 便携式数字x线模拟训练机 |
CN110826039A (zh) * | 2019-11-01 | 2020-02-21 | 深圳风向标教育资源股份有限公司 | 远程网络化的汽车实训平台 |
CN111445756A (zh) * | 2020-06-01 | 2020-07-24 | 易飒(广州)智能科技有限公司 | 一种模拟汽车座舱内部器件功能的维修教学系统 |
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2010
- 2010-11-15 JP JP2010254765A patent/JP2012108183A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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