JP6366850B2 - 原子力プラントの運転訓練シミュレータ - Google Patents

原子力プラントの運転訓練シミュレータ Download PDF

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Description

この発明は、原子力プラントの運転訓練をディスプレイの画面上で行うことが可能な運転訓練シミュレータに関し、特に、ディスプレイの画面表示に関するものである。
周知のように、原子力プラントの保守員は、中央制御室にて発報した警報を確認し、その警報の内容に応じてプラントの制御装置や計算機等のハードウェア機器が設置されている計装盤室に移動し、ハードウェア機器とネットワークで接続されているメンテナンス用の画面を有するツールにより、ハードウェア機器の状態を表示する画面に基づいてハードウェア機器の状態を確認してメンテナンスの内容を判断し、ハードウェア機器のメンテナンス操作、或いはハードウェア機器に実装されるロジックや計算機のアプリケーション等のソフトウェアのメンテナンス操作を行う。
従って、原子力プラントの保守員は、ハードウェア機器のメンテナンス操作、或いはハードウェア機器に実装されているソフトウェアのメンテナンス操作を行うための運転訓練を行なうことが必要である。そして、プラントのメンテナンス操作の技術継承の重要性に鑑み、臨場感を創出しつつ保守員に対するメンテナンス操作の運転訓練の重要度が益々増大している。
原子力プラントの保守員に対する運転訓練は、実寸大の制御装置盤と計算機盤を備えた中央制御室を模擬した運転訓練シミュレータを用いて、必要な情報を備えたカードの交換等のメンテナンス操作の運転訓練を行なう。しかしながら、制御装置盤と計算機盤の実機に加えて運転訓練を行う中央制御室を模擬した運転訓練シミュレータを設置するスペースを原子力プラントの運転訓練施設内に確保することは、スペースの確保の面で困難な場合が多い。そこで、近年では、比較的手軽に導入できるデスクトップタイプの運転訓練シミュレータを用いて、原子力プラントの保守員に対する運転訓練を実現する傾向にある。
通常、デスクトップタイプの運転訓練シミュレータは、実際の計装盤室に設置されている制御装置や計算機等のハードウェア機器の台数と保守ツールの台数に合わせて、複数台のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)と複数台のディスプレイにより構成されるが、近年ではコスト削減の観点から、デスクトップタイプの運転訓練シミュレータに於けるPCとディスプレイの台数を削減させる傾向にあり、ディスプレイを複数台使用せず、マルチウィンドウの機能を備えた1台のディスプレイを採用する場合もある。
例えば、特許文献1に開示された従来の原子力プラントの運転訓練シミュレータは、1台のディスプレイの共通の表示画面に、実運転コンソールの複数の実モニタに対応し対応実モニタの表示監視操作画面と等価な監視操作画面を表示する複数の訓練用監視ウィンドウがマルチウィンドウ表示プログラムにより表示され、その表示された複数の訓練用監視ウィンドウの各々の端部にウィンドウ種別の表示がなされている。表示された複数の訓練用監視ウィンドウの各々は、保守員の嗜好に合わせて、それらの表示位置を自由に変更できるように構成されている。
特許文献1に開示された従来の原子力プラントの運転訓練シミュレータによれば、プラントの実運転コンソールに於ける複数のモニタに表示される各運転操作画面に対応した複数の運転訓練のための監視操作画面を、共通のディスプレイの表示画面上に表示するようにしているので、コストの低減を図ることができる。
特開2014−77896号公報
前述の特許文献1に開示された従来の原子力プラントの運転訓練シミュレータは、監視操作画面を対象としたマルチウィンドウ制御を用いていたため、近年求められる制御装置や計算機等のハードウェア機器と保守ツールのメンテナンス訓練機能が要求された場合、ハードウェア機器の構成を模擬して画面化すると共に、保守ツール画面を1つのディスプレイに1つの画面のみ表示する必要があり、複数の表示を行う必要がある場合であっても、一旦表示している画面を閉じ、再度起動して必要な画面を表示させる必要があり、余分な手数と時間を必要とする等の課題があった。
この発明は、従来の原子力運転訓練シミュレータに於ける前述のような課題を解決するためになされたものであり、余分な手数と時間を必要とせず、更なるコストの低減及び操作の容易な運転訓練シミュレータを提供することを目的とする。
この発明による原子力プラントの運転訓練シミュレータは、
原子力プラントの運転訓練を単一のディスプレイの画面上で行い得るようにした原子力プラントの運転訓練シミュレータであって、
前記原子力プラントの状態を計算する原子力プラントモデル模擬部を含む原子力プラントモデル機能と、
制御装置処理部と計算機処理部と保守ツール処理部とを含み、前記原子力プラントモデル模擬部と計算機上で情報を授受し、前記原子力プラントの全体の模擬を実現可能とする基本処理部と、
前記計算機処理部を介して前記原子力プラントモデル機能と連携前記原子力プラントの運転制御訓練を行なう模擬運転コンソール表示部を含む運転制御訓練機能と、
前記制御装置処理部と前記計算機処理部と前記保守ツール処理部と連携し、前記原子力プラントのフロアマップ画面を表示するフロアマップ表示部を含み、前記原子力プラントを制御するハードウェア機器の保守訓練を行なう保守訓練機能と、
前記運転制御訓練と前記保守訓練の要領を表示する要領書表示部を含む要領書表示機能と、
を備え、
前記運転制御訓練機能と、前記保守訓練機能と、前記要領書表示機能とを、同時に起動して前記ディスプレイの画面上で展開可能に構成され、
前記ディスプレイは、
前記原子力プラントを制御するハードウェア機器と前記ハードウェア機器の保守を行う保守ツールとが配置されたフロアに対応した前記フロアマップ画面を前記フロアマップ表示部により表示するフロアマップ表示ウィンドウと、
前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウとのうちの少なくとも一方のウィンドウと、
をマルチウィンドウ表示し得るように構成され、
前記ハードウェア機器画面を表示するウィンドウは、保守の対象となる前記ハードウェア機器が前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、
前記保守ツール画面を表示するウィンドウは、前記保守に用いる前記保守ツールが前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、
前記ディスプレイに表示された前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウと、のうちの少なくとも一方のウィンドウを用いて、前記模擬運転コンソール表示部により前記原子力プラントの運転制御を行う訓練と、前記ハードウェア機器の保守を行う訓練とのうちの少なくとも一方の訓練を行い得るように構成されている、
ことを特徴とする。
この発明による原子力プラントの運転訓練シミュレータによれば、原子力プラントの運転訓練を単一のディスプレイの画面上で行い得るようにした原子力プラントの運転訓練シミュレータであって、前記原子力プラントの状態を計算する原子力プラントモデル模擬部を含む原子力プラントモデル機能と、制御装置処理部と計算機処理部と保守ツール処理部とを含み、前記原子力プラントモデル模擬部と計算機上で情報を授受し、前記原子力プラントの全体の模擬を実現可能とする基本処理部と、前記計算機処理部を介して前記原子力プラントモデル機能と連携前記原子力プラントの運転制御訓練を行なう模擬運転コンソール表示部を含む運転制御訓練機能と、前記制御装置処理部と前記計算機処理部と前記保守ツール処理部と連携し、前記原子力プラントのフロアマップ画面を表示するフロアマップ表示部を含み、前記原子力プラントを制御するハードウェア機器の保守訓練を行なう保守訓練機能と、前記運転制御訓練と前記保守訓練の要領を表示する要領書表示部を含む要領書表示機能と、を備え、前記運転制御訓練機能と、前記保守訓練機能と、前記要領書表示機能とを、同時に起動して前記ディスプレイの画面上で展開可能に構成され、前記ディスプレイは、前記原子力プラントを制御するハードウェア機器と前記ハードウェア機器の保守を行う保守ツールとが配置されたフロアに対応した前記フロアマップ画面を前記フロアマップ表示部により表示するフロアマップ表示ウィンドウと、前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウとのうちの少なくとも一方のウィンドウと、をマルチウィンドウ表示し得るように構成され、前記ハードウェア機器画面を表示するウィンドウは、保守の対象となる前記ハードウェア機器が前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、前記保守ツール画面を表示するウィンドウは、前記保守に用いる前記保守ツールが前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、前記ディスプレイに表示された前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウと、のうちの少なくとも一方のウィンドウを用いて、前記模擬運転コンソール表示部により前記原子力プラントの運転制御を行う訓練と、前記ハードウェア機器の保守を行う訓練とのうちの少なくとも一方の訓練を行い得るように構成されているので、余分な手数と時間を必要とせず、更なるコストの低減及び操作の容易な運転訓練シミュレータを得ることができる。


この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、ディスプレイの表示例を示す説明図である。 この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップ表示ウィンドウと、マルチウィンドウ表示される複数の運転訓練ウィンドウとの機能間の関連を示す機能構成図である。 この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップ上で選択したハードウェア機器及び保守ツールをブリンク表示する手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、選択設備の関連情報を表示したマルチウィンドウを最前面に表示させる手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップと運転訓練ウィンドウの選択の関連付けを示す機能構成図である。 この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、画面表示の操作の手順を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による運転訓練シミュレータに於ける、マルチウィンドウ整列表示機能を示す機能構成図である。 この発明の実施の形態3による運転訓練シミュレータに於ける、マルチウィンドウの全閉機能を示す機能構成図である。 この発明の実施の形態4による運転訓練シミュレータに於ける、運転訓練機能及び保守訓練機能等とマルチウィンドウ画面表示制御の関連を示す機能構成図である。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータを図に基づいて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、ディスプレイの表示例を示す説明図であって、原子力プラントの例を示している。図1に於いて、運転訓練シミュレータのディスプレイ1は、マルチウィンドウ表示プログラムにより複数のウィンドウを、保守員の要求に応じて同時に表示することが可能なように構成されている。
即ち、具体的には、図1に示すディスプレイ1には、原子力プラントの計装盤室のフロアマップ画面20を表示するフロアマップ表示ウィンドウ201と、原子力プラントの計装盤室に設置されている制御装置や計算機等のハードウェア機器の構成を示すハードウェア機器画面40を表示する第1の運転訓練ウィンドウ401と、第1の運転訓練ウィンドウ401に表示されたハードウェア機器とは別の制御装置や計算機等のハードウェア機器の構成を示すハードウェア機器画面41を表示する第2の運転訓練ウィンドウ411と、保守ツールを示す保守ツール画面50を表示する第3の運転訓練ウィンドウ501と、第3の運転訓練ウィンドウに表示された保守ツールとは別の保守ツール画面51を表示する第4の運転訓練ウィンドウ511が、同時に表示されている。
フロアマップ表示ウィンドウ201に表示されているフロアマップ画面20は、実際の原子力プラントの制御装置や計算機等のハードウェア機器が設置されている計装盤室等の室内のレイアウトを示しており、保守員の要求に応じて、制御装置や計算機等のハードウェア機器、及び保守ツールの設置位置を特定することが可能である。即ち、フロアマップ画面20に於ける制御装置や計算機等のハードウェア機器のうちの任意のハードウェア機器の位置、例えば任意の2つのハードウェア機器の位置を保守員がタッチ選択、若しくはマウスによりクリックすると、その場所に設置されている制御装置や計算機等のハードウェア機器の構成を示すハードウェア機器画面40を表示する第1の運転訓練ウィンドウ401、ハードウェア機器画面40とは別のハードウェア機器画面41を表示する第2の運転訓練ウィンドウ411が表示される。
同様に、フロアマップ画面20に表示された保守ツールのうちの任意の保守ツールの位置、例えば任意の2つの保守ツールの位置を保守員がタッチ選択、若しくはマウスによりクリックすると、その場所に設置されている保守ツールを示す保守ツール画面50を表示する第3の運転訓練ウィンドウ501、保守ツール画面50とは別の保守ツール画面51を表示する第4の運転訓練ウィンドウ511が表示される。
フロアマップ画面20を表示するフロアマップ表示ウィンドウ201に於ける上端の帯には、フロアマップ画面の表示であることを示す識別情報201Sとして「FLOOR MAP」が表示されている。又、実際の原子力プラントに於ける制御装置や計算機等のハードウェア機器、及び保守ツールには、夫々の略称や装置の名称が付与されているため、それ等の略称や名称が夫々の対応する運転訓練ウィンドウの上端の帯に識別情報として表示されている。即ち、ハードウェア機器画面40を表示する第1の運転訓練ウィンドウ401に於ける上端の帯には、識別情報401Sとして「FCS1」が表示され、ハードウェア機器画面41を表示する第2の運転訓練ウィンドウ411に於ける上端の帯には、識別情報411Sとして「FCS2」が表示され、保守ツール画面50を表示する第3の運転訓練ウィンドウ501に於ける上端の帯には、識別情報501Sとして「TOOL1」が表示され、保守ツール画面51を表示する第4の運転訓練ウィンドウ511に於ける上端の帯には、識別情報511Sとして「TOOL2」が表示されている。
フロアマップ画面20を表示するフロアマップ表示ウィンドウ201には、フロアマップの表示形態を鳥瞰図と3D図の何れかに選択的に切り替える切り替えボタン60が配置されており、この切り替えボタン60の押下若しくはクリックにより、フロアマップ画面20の表示形態を鳥瞰図若しくは3D図に変更することが可能である。
又、フロアマップ表示ウィンドウ201には、マルチウィンドウ表示された例えば第1の運転訓練ウィンドウ401、第2の運転訓練ウィンドウ411、第3の運転訓練ウィンドウ501、第4の運転訓練ウィンドウ5411を、任意の表示順序や表示位置に整列表示させるウィンドウ整列ボタン70が配置されており、このウィンドウ整列ボタン70の押下若しくはクリックにより、マルチウィンドウ表示された前述の夫々の運転訓練ウィンドウの表示順序や表示位置を整列させることができる。
更に、フロアマップ表示ウィンドウ201には、ウィンドウ全閉ボタン80が配置されており、この全閉ボタン80を押下若しくはクリックすることにより、マルチウィンドウ表示された例えば第1の運転訓練ウィンドウ401、第2の運転訓練ウィンドウ411、第3の運転訓練ウィンドウ501、第4の運転訓練ウィンドウ5411を、一括して閉じることができる。
次にフロアマップ表示ウィンドウ201、及び第1の運転訓練ウィンドウ401、第2の運転訓練ウィンドウ411、第3の運転訓練ウィンドウ501、第4の運転訓練ウィンドウ511を、マルチウィンドウ表示する動作について、以下に説明する。
図2は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップ表示ウィンドウと、マルチウィンドウ表示される複数の運転訓練ウィンドウとの機能間の関連を示す機能構成図である。図2では、フロアマップ表示ウィンドウを「フロアマップ」と記入し、マルチウィンドウ表示される複数の運転訓練ウィンドウを夫々一般化して「マルチウィンドウ1」、「マルチウィンドウN」「マルチウィンドウN+1」「マルチウィンドウN+M」として記入しているが、「フロアマップ」は前述のフロアマップ表示ウィンドウ201に対応し、「マルチウィンドウ1」は前述の第3の運転訓練ウィンドウ501に対応し、「マルチウィンドウN」は前述の第4の運転訓練ウィンドウ511に対応し、「マルチウィンドウN+1」は前述の第1の運転訓練ウィンドウ401に対応し、「マルチウィンドウN+M」は前述の第2の運転訓練ウィンドウ411に対応するものとする。
図1及び図2に於いて、先ず運転訓練シミュレータの初期起動時は、運転訓練シミュレータのディスプレイ1には、フロアマップ画面20(図1参照)を表示したフロアマップ表示ウィンドウ201のみが表示されている。今、保守員がフロアマップ起動部212を操作することにより、フロアマップ画面20上で制御装置や計算機等の特定のハードウェア機器及び保守ツールを選択するイベントが発生すると、選択部分詳細表示プログラム213及びフロアマップ表示プログラム211は、保守員により選択されたハドウェア機器及び保守ツールがフロアマップ画面20上のどの設備を選択したかを判定すると共に、選択されたハードウェア機器に関する詳細情報を第1の訓練ウィンドウ401、及び第2の運転訓練ウィンドウ411に表示する処理を行うと共に、保守ツールを第3の運転訓練ウィンドウ501、及び第4の運転訓練ウィンドウ511に表示する処理を行う。
その結果、選択されたハードウェア機器に対応するハードウェア機器画面40、41を個別に表示した第1の運転訓練ウィンドウ401と第2の運転訓練ウィンドウ411、並びに、選択された保守ツールに対応する保守ツール画面50、51を個別に表示した第3の運転訓練ウィンドウ501と第4の運転訓練ウィンドウ511が、運転訓練シミュレータのディスプレイ1に出現する。尚、図1及び図2には第1の運転訓練ウィンドウ401、第2の運転訓練ウィンドウ411、第3の運転訓練ウィンドウ501、第4の運転訓練ウィンドウ511のみをマルチウィンドウ表示しているが、フロアマップ画面20上での保守員の選択に対応した数の運転訓練ウィンドウがマルチウィンドウ表示されるのは勿論である。
運転訓練シミュレータ上の制御装置模擬機能部224は、実際の原子力プラントの状態を計算する原子力プラントモデル模擬機能部223からのパラメータに基づいて演算したデータを、ハードウェア機器画面40を表示する第1の運転訓練ウィンドウ401と、ハードウェア機器画面41を表示する第2の運転訓練ウィンドウ411と、保守ツール画面50を表示する第3の運転訓練ウィンドウ501と、保守ツール画面51を表示する第4の運転訓練ウィンドウ511へ受け渡す。第1の運転訓練ウィンドウ401と、第2の運転訓練ウィンドウ411と、第3の運転訓練ウィンドウ501と、第4の運転訓練ウィンドウ511は、運転訓練シミュレータ上の制御装置模擬機能部224から受け渡されたデータに基づいて、実際の原子力プラントの状態を模擬して表示する。
運転員は、ディスプレイ1にマルチウィンドウ表示された、第1の運転訓練ウィンドウ401と第2の運転訓練ウィンドウ411と第3の運転訓練ウィンドウ501及び第4の運転訓練ウィンドウ511の上で、制御装置や計算機等のハードウェア機器の保守を保守ツール模擬機能部225により実現する。保守ツール模擬機能部225による前述の保守内容は、原子力プラントモデル模擬機能部223へ伝達され、原子力プラントモデル模擬機能部223、制御装置模擬機能部224での計算値へ反映される。
マルチウィンドウ表示されたには、保守に関する画面に加えて、訓練用のマニュアルや保守要領、運転要領等が保守員の嗜好に応じて任意の位置に表示可能である。
次に、保守員が第1の運転訓練ウィンドウ401、第2の運転訓練ウィンドウ411、第3の運転訓練ウィンドウ501、第4の運転訓練ウィンドウ511を用いて操作しているハードウェア機器、及び保守ツール等の設備を、フロアマップ表示ウィンドウに於けるフロアマップ画面20にわかりやすく表示するための動作について以下に説明する。図3は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップ上で選択したハードウェア機器及び保守ツールをブリンク表示する手順を示すフローチャートである。
図3に於いて、ステップ100に於いて、ハードウェア機器画面40を表示している第1の運転訓練ウィンドウ401、ハードウェア機器画面41を表示している第2の運転訓練ウィンドウ411、保守ツール画面50を表示している第3の運転訓練ウィンドウ501、保守ツール画面51を表示している第4の運転訓練ウィンドウ511、のうちの何れかの運転訓練ウィンドウを用いて、制御装置や計算機等のハードウェア機器画面40、41、及び保守ツール画面50、51のうちの何れかをマウスもしくはタッチにより保守員が操作するイベントが発生する。
次に、ステップ101に於いて、保守員がどの運転訓練ウィンドウを操作しているのかを判定する所定のプログラムにより、保守員がどの運転訓練ウィンドウを操作しているのかを判定する。ステップ102では、ステップ101で判定された運転訓練ウィンドウに於いて、保守員が現在選択している設備としてのハードウェア機器又は保守ツールを判定するプログラムにより、保守員が現在選択している設備を判定する。ステップ103では、フロアマップ上の選択設備をブリンク表示させるプログラムを動作させ、ステップ104に於いて保守員が操作している設備に該当する部分をフロアマップ上にブリンク表示104させる。
次に、保守員の操作に対する運転訓練シミュレータの画面上の動作について、以下に説明する。図4は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、選択設備の関連情報を表示したマルチウィンドウを最前面に表示させる手順を示すフローチャートである。図4に於いて、ステップ441では、保守員がフロアマップ画面20に於ける制御装置や計算機等のハードウェア機器、保守ツールとしての設備にカーソルを合わせ、タッチ若しくはマウスで選択することによって外部イベント441が発生する。尚、同時に2つの設備を選択した際には、そのうちの一つの設備を表示する一つの運転訓練ウィンドウのみ表示される。
ステップ442では、選択設備表示手段により、マウス若しくはタッチにより選択したハードウェア機器、保守ツール等の設備の部分に対応する運転訓練ウィンドウをポップアップさせる。尚、既に選択した設備が運転訓練ウィンドウで表示されている場合は、ポップアップしない。
ステップ443では、選択してポップアップする運転訓練ウィンドウ、若しくは既に表示されている運転訓練ウィンドウを、ディスプレイ1の最前面に表示させるという内部イベントが発生する。以上の手順により、図1に於ける運転訓練シミュレータのディスプレイ1の最前面に、マウス若しくはタッチにより選択した運転訓練ウィンドウが表示される。
次に、保守員がフロアマップ表示ウィンドウ201に於けるフロアマップ画面20上の設備を選択したときのマルチウィンドウ表示の方法について、説明する。図5は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、フロアマップと運転訓練ウィンドウの選択の関連付けを示す機能構成図である。図5に於いて、フロアマップ表示選択機能214に於いて、保守員がフロアマップ表示ウィンドウ201に表示されているフロアマップ画面上のハードウェア機器、保守ツール等の設備を、マウス若しくはタッチにより選択するという外部イベントが発生する。この外部イベントの発生により、保守員が選択したフロアマップ上の設備がどれかを判定する選択設備表示プログラム552が起動し、保守員が操作しているフロアマップ画面上の設備を判定する。
次に、保守員が選択したと判定された設備に対応する運転訓練ウィンドウを表示させるために、マルチウィンドウ表示プログラム551が起動し、選択した設備に対応する運転訓練ウィンドウ、例えば第の運転訓練ウィンドウ501のみをポップアップ表示させる。又、マルチウィンドウ表示プログラム551は、選択した設備に対応する運転訓練ウィンドウがポップアップ表示されているかどうかを判定することも可能であり、その運転訓練ウィンドウが既に表示されていた場合は、前述の図4に於けるステップ443により、その運転訓練ウィンドウをディスプレイ1の最前面に表示するように動作する。
図6は、この発明の実施の形態1による運転訓練シミュレータに於ける、画面表示の操作の手順を示すフローチャートである。図6に於いて、ステップST61で保守員が、フロアマップ表示ウィンドウ201の設備を、マウスもしくはタッチにより選択すると、ステップST62に於いて、図3で説明したプログラムにより、マウス若しくはタッチによる選択かどうかを判定し、次に、ステップST63にてフロアマップ画面上のXY座標を獲得し、ステップST64に於いてこの座標の設備と対応がつけられている設備の情報を獲得する。次に、ステップST65では、前述の獲得した設備の情報に基づき、図5の選択設備表示プログラム552により、獲得した設備に対応する運転訓練ウィンドウが既に表示さえているか否かの判定を行う。
ステップST65での判定の結果、保守員がステップST61にて選択したフロアマップに対応付けられている運転訓練ウィンドウが既に運転訓練シミュレータのディスプレイ1上に表示されている場合は、ステップST66に進んで、選択した運転訓練ウィンドウを前述の図4のステップ443によりディスプレイ1の最前面に表示する。
一方、ステップST65での判定の結果、保守員がステップST61にて選択したフロアマップに対応付けられている運転訓練ウィンドウが既に運転訓練シミュレータのディスプレイ1上に表示されていない場合は、ステップST67に進み、前述の図5に於けるマルチウィンドウ表示プログラム551及び選択設備表示プログラム552により運転訓練ウィンドウを表示し、次のスッテプST68に於いて、前述の図3に於ける選択設備ブリンク表示プログラム103により、保守員がステップST61にてフロアマップ画面にて選択した設備をブリンク表示するものである。
この発明の実施の形態1による原子力プラントの運転訓練シミュレータによれば、ディスプレイの台数を最小の1台とすることが可能であり、監視操作画面だけでなく制御装置及び/又は計算機の保守ツール画面のマルチウィンドウ画面表示、及びその保守対象となる制御装置及び/又は計算機のハードウェア及び/又はソフトウェアのマルチウィンドウ画面表示を可能とし、切り替え操作を容易にすることができる。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2による原子力プラントの運転訓練シミュレータについて説明する。前述の実施の形態1による運転訓練シミュレータでは、運転訓練シミュレータのディスプレイ上に表示する運転訓練ウィンドウが複数となった場合に、画面上が煩雑となる可能性があるため、この発明の実施の形態2による運転訓練シミュレータではマルチウィンドウ表示される運転訓練シミュレータを整列させる構成を備え、運転員や保守員の混乱を排除するようにしたものである。
図7は、この発明の実施の形態2による運転訓練シミュレータに於ける、マルチウィンドウ整列表示機能を示す機能構成図である。図7に於いて、機能71によりフロアマップを選択するイベントが発生すると、機能72により選択した対象設備がマルチウィンドウに表示されるが、それに伴い、次に表示対象の情報を任意の整列情報のキーとなる情報をデータベース保管するプログラム73により、整列情報生成データベース74に整列情報が蓄積される。
そして、マルチウィンドウに対象設備を表示する機能72から進んで機能75によりウィンドウ整列ボタンを押下するイベントが発生すると、整列情報生成データベース74を整列情報生成データベース読込プログラム76により読み込み、データベースに蓄積された情報を基に、マルチウィンドウを整列表示するプログラム77により、例えば、装置略称又は表示した順にマルチウィンドウを整列し、運転訓練シミュレータのディスプレイに整列した状態で表示する。ディスプレイに於けるマルチウィンドウを閉じると、マルチウィンドウの整列情報生成データベース74の該当メモリを解放する。
尚、ディスプレイに1枚の運転訓練ウィンドウのみを表示している場合は、図7の機能75によりウィンドウ整列ボタンを押下するイベントが発生しても、マルチウィンドウの整列は行わない。
図7のマルチウィンドウを整列表示するプログラム77にてウィンドウの基準のウィンドウ配置場所を指定した情報78を設定しておくと、マルチウィンドウを整列表示するプログラム77にて情報78を読み込み、指定の配置通り、順番にウィンドウを整列する。
その他の構成は実施の形態1の場合と同様である。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3による原子力プラントの運転訓練シミュレータについて説明する。図8は、この発明の実施の形態3による運転訓練シミュレータに於ける、マルチウィンドウの全閉機能を示す機能構成図である。前述の実施の形態2では、マルチウィンドウの整列について述べたが、図8に示す実施の形態3では、ウィンドウ全閉機能を設け、複数の運転訓練ウィンドウがマルチウィンドウ表示され、ディスプレイ上が煩雑となった場合に一括して表示しているマルチウィンドウを閉じる機能を設けるようにしたものである。
図8に於いて、機能81により、フロアマップ上の「ウィンドウ全閉」ボタンを押下するイベントが発生すると、前述の図7に示す整列情報生成データベース74を読み込むプログラム82が起動し、整列情報生成データベース74の格納情報をチェックし、判定機能84により整列情報生成データベースがNULLであるか否かを判定する。判定機能84による判定の結果、整列情報生成データベースがNULLであった場合は、機能83により何もしないが、NULLでない場合は、マルチウィンドウを全閉するプログラム85により、ウィンドウを全閉する。
その他の構成、動作は実施の形態2の場合と同様である。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4による原子力プラントの運転訓練シミュレータについて説明する。図9、この発明の実施の形態4による運転訓練シミュレータに於ける、運転訓練機能及び保守訓練機能等とマルチウィンドウ画面表示制御の関連を示す機能構成図である。前述の実施の形態1〜3では、保守訓練に関するマルチウィンドウ制御について述べたが、図9に示す実施の形態4では、運転訓練シミュレータ全体としては、運転制御訓練機能や原子力プラントモデル機能と連携し、運転員向けに原子力プラントの中央制御室に於ける監視操作の訓練、保守員向けに制御装置や計算機等のハードウェア機器の表示や制御装置や計算機等のハードウェア機器に対する保守ツール、保守要領やプラントの運転要領をまとめた要領書を表示する機能も同時にマルチウィンドウで展開することを可能とするようにしたものである。

図9に於いて、制御装置処理部91及び計算機処理部92を含む基本処理部90は、原子力プラントモデル機能901に於ける原子力プラントモデル模擬部9011と計算機上で情報を授受し、原子力プラント全体の模擬を実現可能とする。これにより、運転員、保守員の訓練に必要な運転訓練シミュレータの機能を1台のディスプレイとパソコンにて実現を可能とし、経済的な装置を実現することが可能である。尚、基本処理部890には、保守ツール処理部93、計算機アプリケーション94、ロジック、定義95が含まれる。
図9に示す運転訓練シミュレータには、前述の基本処理部90の他に、模擬運転コンソール表示部961を有する運転制御訓練機能96、フロアマップ表示部971を有する保守訓練機能97、要領書表示部1002を有する要領書表示機能1001、運転訓練シミュレータ起動部98、及び運転制御訓練機能/保守訓練機能選択部99が含まれる。
保守員が運転制御訓練機能96を選択すると、模擬運転コンソール表示部961が起動し、模擬運転コンソール表示部961は、基本処理部90に於ける計算機処理部92と制御装置処理部91と連携し、夫々、ディスプレイ上にマルチウィンドウ表示される。
保守員が保守訓練機能97を選択すると、フロアマップ表示部971が起動し、基本処理部90に於ける制御装置処理部91、計算機処理部92、保守ツール処理部93を呼び出し、保守ツールの画面表示、制御装置や計算機等のハードウェア機器の外観表示、計算機アプリケーション94、ロジック、定義95の変更が可能となる。
要領書表示部1002は、タッチ操作やマウスによるクリック操作で選択した要領書を選択したり、要領書表示機能1001の起動や要領書のページをめくることや文字の書き込みなどを可能とする。
尚、運転制御訓練機能96、保守訓練機能97、要領書表示機能1001は、同時に起動することが可能である。
尚、この発明は、前述の実施の形態1〜4に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、実施の形態1〜4を適宜組み合わせたり、その構成に一部変形を加えたり、構成を一部省略することが可能である。
この発明は、原子力プラントの運転訓練シミュレータの分野、ひいては原子力プラントの分野に利用することができる。
1 ディスプレイ、20 フロアマップ画面、40、41 ハードウェア機器画面、50、51 保守ツール画面、201 フロアマップ表示ウィンドウ、401 第1の運転訓練ウィンドウ、411 第2の運転訓練ウィンドウ、501 第3の運転訓練ウィンドウ、511 第4の運転訓練ウィンドウ、60 切り替えボタン、70 ウィンドウ整列ボタン、212 フロアマップ起動部、 211 フロアマップ表示プログラム、213 選択部分詳細表示プログラム、223 原子力プラントモデル模擬部、224 制御装置模擬機能部、225 保守ツール模擬機能部。

Claims (11)

  1. 原子力プラントの運転訓練を単一のディスプレイの画面上で行い得るようにした原子力プラントの運転訓練シミュレータであって、
    前記原子力プラントの状態を計算する原子力プラントモデル模擬部を含む原子力プラントモデル機能と、
    制御装置処理部と計算機処理部と保守ツール処理部とを含み、前記原子力プラントモデル模擬部と計算機上で情報を授受し、前記原子力プラントの全体の模擬を実現可能とする基本処理部と、
    前記計算機処理部を介して前記原子力プラントモデル機能と連携前記原子力プラントの運転制御訓練を行なう模擬運転コンソール表示部を含む運転制御訓練機能と、
    前記制御装置処理部と前記計算機処理部と前記保守ツール処理部と連携し、前記原子力プラントのフロアマップ画面を表示するフロアマップ表示部を含み、前記原子力プラントを制御するハードウェア機器の保守訓練を行なう保守訓練機能と、
    前記運転制御訓練と前記保守訓練の要領を表示する要領書表示部を含む要領書表示機能と、
    を備え、
    前記運転制御訓練機能と、前記保守訓練機能と、前記要領書表示機能とを、同時に起動して前記ディスプレイの画面上で展開可能に構成され、
    前記ディスプレイは、
    前記原子力プラントを制御するハードウェア機器と前記ハードウェア機器の保守を行う保守ツールとが配置されたフロアに対応した前記フロアマップ画面を前記フロアマップ表示部により表示するフロアマップ表示ウィンドウと、
    前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記基本処理部と前記保守訓練機能との連携に基づいて前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウとのうちの少なくとも一方のウィンドウと、
    をマルチウィンドウ表示し得るように構成され、
    前記ハードウェア機器画面を表示するウィンドウは、保守の対象となる前記ハードウェア機器が前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、
    前記保守ツール画面を表示するウィンドウは、前記保守に用いる前記保守ツールが前記フロアマップ画面の上で選択されることにより前記ディスプレイに表示され、
    前記ディスプレイに表示された前記ハードウェア機器に対応したハードウェア機器画面を表示するウィンドウと、前記保守ツールに対応した保守ツール画面を表示するウィンドウと、のうちの少なくとも一方のウィンドウを用いて、前記模擬運転コンソール表示部により前記原子力プラントの運転制御を行う訓練と、前記ハードウェア機器の保守を行う訓練とのうちの少なくとも一方の訓練を行い得るように構成されている、
    ことを特徴とする原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  2. 前記原子力プラントの運転制御を行う訓練と、前記ハードウェア機器の保守を行う訓練とは、少なくとも一方の訓練を選択して行い得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  3. 前記ディスプレイは、前記原子力プラントの運転制御を行う訓練と、前記ハードウェア機器の保守を行う訓練とのうちの何れの訓練が行われているかを表示し得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  4. 前記フロアマップ表示ウィンドウに表示されたフロアマップ画面は、前記ハードウェア機器画面又は前記保守ツール画面を用いて前記訓練が行われているとき、前記訓練が行われている前記ハードウェア機器又は前記保守ツールに相当する画面の部位が明示されるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から3のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  5. 前記フロアマップ画面に表示された前記ハードウェア機器又は前記保守ツールが選択されたとき、前記選択されたハードウェア機器又は前記選択された前記保守ツールに対応した画面を表示する前記ウィンドウが前記ディスプレイの最前面に表示されるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から4のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  6. 前記ディスプレイは、
    前記原子力プラントのプラント運転要領を示す画面を表示するウィンドウと、
    保守操作要領を示す画面を表示するウィンドウと、
    をマルチウィンドウ表示し得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から5のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  7. 前記マルチウィンドウ表示された複数のウィンドウは、前記ディスプレイの任意の位置に表示され得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  8. 前記マルチウィンドウ表示された複数のウィンドウは、前記ディスプレイに所定の順序で整列され得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から6のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  9. 前記整列は、前記ディスプレイに表示された画面の操作により一括して行い得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  10. 前記マルチウィンドウ表示された複数のウィンドウは、一括して閉じ得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1から8のうちの何れか一項に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
  11. 前記マルチウィンドウ表示された複数のウィンドウは、前記ディスプレイに表示された画面の操作により一括して閉じ得るように構成されている、
    ことを特徴とする請求項10に記載の原子力プラントの運転訓練シミュレータ。
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