JP2012106954A - 毛髪用化粧料生成剤およびその製造方法 - Google Patents
毛髪用化粧料生成剤およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012106954A JP2012106954A JP2010257659A JP2010257659A JP2012106954A JP 2012106954 A JP2012106954 A JP 2012106954A JP 2010257659 A JP2010257659 A JP 2010257659A JP 2010257659 A JP2010257659 A JP 2010257659A JP 2012106954 A JP2012106954 A JP 2012106954A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hair
- agent
- carbonate
- hair cosmetic
- cosmetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
- A61K8/04—Dispersions; Emulsions
- A61K8/046—Aerosols; Foams
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q5/00—Preparations for care of the hair
- A61Q5/10—Preparations for permanently dyeing the hair
Abstract
【解決手段】複数の剤の混合により自己発泡して、泡状の毛髪用化粧料を生成するための毛髪用化粧料生成剤は、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤と、炭酸塩の全量を分解可能な酸を含有する第2の剤とを含み、複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、毛髪用化粧料の粘度を1500mPa・s〜83000mPa・sの範囲内とする増粘剤が含まれる。
【選択図】図5
Description
複数の剤の混合により自己発泡して、泡状の毛髪用化粧料を生成するための毛髪用化粧料生成剤であって、
前記複数の剤には、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤と、前記炭酸塩の全量を分解可能な酸を含有する第2の剤と、を含み、
前記複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、前記毛髪用化粧料の粘度を1500mPa・s〜83000mPa・sの範囲内とする増粘剤が含まれる、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪用化粧料生成剤としての複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、毛髪用化粧料の粘度を1500mPa・s〜83000mPa・sの範囲内とする増粘剤が含まれるため、複数の剤の混合により発生する炭酸ガスからなる泡の破泡を抑制し、毛髪用化粧料の泡もちを良くすることができる。この結果、ノンエアゾール型であって、使用時(塗布時や放置時)のたれ落ちを抑制可能な粘度を有する泡状の毛髪用化粧料を、手軽に得ることが可能な毛髪用化粧料生成剤を提供することができる。
適用例1記載の毛髪用化粧料生成剤であって、前記増粘剤は、会合型増粘剤である、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪用化粧料生成剤としての複数の剤うちの少なくともいずれか1つの剤には、会合型増粘剤が含まれるため、複数の剤の各々については粘度を低く保ったまま毛髪用化粧料生成剤を製造することができ、かつ、複数の剤の混合時に、適したpH領域となって増粘した毛髪用化粧料を生成することができる毛髪用化粧料生成剤を提供することができる。
適用例1または2記載の毛髪用化粧料生成剤であって、前記炭酸塩は、炭酸イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸水素イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムによりなる群から選択された少なくとも1つの炭酸塩を含む、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、第1の剤には、炭酸イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸水素イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムによりなる群から選択された少なくとも1つの炭酸塩を含むため、水に対する溶解性と、酸との反応性が良好な第1の剤を提供することができる。この結果、毛髪用化粧料生成剤としての複数の剤の混合時における発泡性をさらに向上させることができる。
適用例1ないし3のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料に占める前記炭酸塩の含有量は1.0質量%〜30.0質量%である、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪用化粧料に占める炭酸塩の含有量は1.0質量%〜30.0質量%であるため、毛髪用化粧料生成剤としての複数の剤を混合した際の自己発泡を実現することができる。
適用例1ないし4のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料は毛髪の染色に用いられる化粧料であり、
前記毛髪用化粧料のpHは1.0〜9.0の範囲内である、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪の染色に用いる毛髪用化粧料のpHは1.0〜9.0の範囲内となるため、高い染毛力と適切な粘度を得ることができる。また、毛髪用化粧料生成剤に含まれる炭酸塩と酸とを効率よく反応させることが可能となるため、きめ細かい毛髪用化粧料の泡を得ることができる。
適用例1ないし4のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料は毛髪の染色または漂白・脱色に用いられる化粧料であり、
前記毛髪用化粧料のpHは6.0〜9.0の範囲内である、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪の染色または漂白・脱色に用いる毛髪用化粧料のpHは6.0〜9.0の範囲内となるため、高い染毛力および脱色力と、適切な粘度を得ることができる。また、毛髪用化粧料生成剤に含まれる炭酸塩と酸とを効率よく反応させることが可能となり、きめ細かい毛髪用化粧料の泡を得ることができる。
適用例1ないし6のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、さらに、
前記複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、
炭素数が値10〜30の直鎖アルキル基または炭素数が値10〜30のアルケニル基を有する高級アルコールが含まれる、毛髪用化粧料生成剤。
このような構成とすれば、毛髪用化粧料生成剤としての複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、炭素数が値10〜30の直鎖アルキル基または炭素数が値10〜30のアルケニル基を有する高級アルコールが含まれる。高級アルコールは、毛髪用化粧料に硬さを付与することができるため、毛髪用化粧料生成剤の混合により発生する炭酸ガスからなる泡の破泡を抑制し、毛髪用化粧料の泡もちを良くすることができる。また、きめ細かい泡を得ることができる。
複数の剤の混合により自己発泡して、泡状の毛髪用化粧料を生成するための毛髪用化粧料生成剤のうち、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤の製造方法であって、
非酸性の基剤の成分と、還元剤の成分とを乳化混合する第1の工程と、
前記第1の工程により生成した乳化混合物に対して、前記炭酸塩を含むアルカリ剤の成分を添加する第2の工程と、
前記第2の工程により生成した乳化混合物に対して、酸性の基剤の成分を添加する第3の工程と、
を含む、第1の剤の製造方法。
このような構成とすれば、毛髪用化粧料生成剤のうち、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤の製造方法の製造方法では、非酸性の基剤の成分と、還元剤の成分とを乳化混合した乳化混合物に対して、炭酸塩を含むアルカリ剤の成分を添加した後、酸性の基剤の成分を添加するため、乳化混合物をアルカリ性の状態に保ちつつ、アルカリ剤の成分、すなわち炭酸塩を添加することができる。この結果、第1の剤の製造時において、炭酸塩が酸性状態の乳化混合物と接触することによる発泡を抑制することができる。従って、ノンエアゾール型であって、使用時のたれ落ちを抑制可能な粘度を有する泡状の毛髪用化粧料を、手軽に得ることが可能な毛髪用化粧料生成剤を提供することができる。
A−1.毛髪用化粧料セットの構成:
図1は、本発明の実施形態における毛髪用化粧料セット10の構成を概略的に示す説明図である。毛髪用化粧料セット10は、混合用容器100と、混合用器具200と、第1の剤300と、第2の剤400と、を含んでいる。以降、第1の剤300と、第2の剤400とを総称して「毛髪用化粧料生成剤」とも呼ぶ。
図2は、毛髪用化粧料セット10を用いた毛髪用化粧料生成処理の流れを示すフローチャートである。また、図3および図4は、毛髪用化粧料セット10を用いた毛髪用化粧料生成処理の概要を示す説明図である。
図5は、毛髪用化粧料生成剤のうちの第1の剤300の製造工程を示すフローチャートである。まず、第1の剤300の原料となる成分を、アルカリ剤(A)、非酸性の基剤(B)、酸性の基剤(C)、還元剤(D)、に分けてそれぞれ選択する(ステップS210)。
上記実施形態において説明した毛髪用化粧料生成剤について、毛髪用化粧料生成剤に含まれる成分、およびその含有量を種々変更しながら実施した各種の実験結果を以下に示す。
図7は、毛髪用化粧料の粘度に関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図8は、毛髪用化粧料の粘度に関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図9は、毛髪用化粧料の粘度に関する実験結果を示す説明図である。なお、図中では便宜上、第1の剤を単に「1剤」、第2の剤を単に「2剤」と表記している。また、図中のサンプル番号が同一のものは対応している(すなわち、例えば、図9に示すサンプル#10の評価結果は、図7のサンプル#10の第1の剤と、図8のサンプル#10の第2の剤とを混合して得られる毛髪用化粧料についての評価結果を示している。)。これらのことは、以降に示す他の実験結果についても同様である。
混合薬剤の泡の保持の評価基準
A:100回以上攪拌しても、泡がしぼまなかった
B:50回攪拌しても、泡がしぼまなかった
C:50回攪拌するまでに、泡がしぼみはじめた
D:泡立たなかった、もしくは攪拌してすぐ泡がしぼみはじめた
塗布時の液ダレの評価基準
A:頭へ塗布時、液ダレは全くなかった
B:頭へ塗布時、液ダレはほぼなかった
C:頭へ塗布時、わずかに液ダレがあった
D:頭へ塗布時、かなりの液ダレがあった
放置時の液ダレの評価基準
A:液ダレは全く起こらなかった
B:放置30分以内の液ダレはなかった
C:放置30分以内の液ダレがわずかにあった
D:放置30分以内にかなりの液ダレがあった
髪へのなじみの評価基準
A:髪へのなじみが優れている
B:髪へのなじみが良好である
C:髪へのなじみが悪い
D:髪へ全くなじまない
図10は、増粘剤の種類に関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図11は、増粘剤の種類に関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図12は、増粘剤の種類に関する実験結果を示す説明図である。
第1の剤の生成時における増粘剤の分散性の評価基準
A:増粘剤が製剤に容易に分散可能
B:増粘剤が製剤に分散可能
C:増粘剤が製剤に分散可能だが、ままこができる
D:増粘剤が製剤に全く分散不可能
図13は、増粘剤の種類に関する他の実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図14は、増粘剤の種類に関する他の実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図15は、増粘剤の種類に関する他の実験結果を示す説明図である。
図16は、炭酸塩の種類に関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図17は、炭酸塩の種類に関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図18は、炭酸塩の種類に関する実験結果を示す説明図である。
混合時の発泡性の評価基準
A:優れた発泡性を示した
B:良好な発泡性を示した
C:弱い発泡性を示した
D:ほぼ発泡性を示さなかった
炭酸塩の溶解性の評価基準
A:優れた水への溶解性を示した
B:良好な水への溶解性を示した
C:弱い水への溶解性を示した
D:ほぼ水への溶解性を示さなかった
図19は、毛髪の明度を上げるための染色または漂白・脱色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図20は、毛髪の明度を上げるための染色または漂白・脱色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図21は、毛髪の明度を上げるための染色または漂白・脱色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験結果を示す説明図である。
明度の評価基準
A:優れた明度を示した
B:良好な明度を示した
C:弱い明度を示した
D:ほぼ明度を示さなかった
図22は、毛髪の明度を上げるための染色または漂白・脱色に用いられる毛髪用化粧料に占める炭酸塩の含有量に関する実験結果を示す説明図である。
容器からのあふれ出しの評価基準
A:どのように混合しても、全くあふれなかった
B:混合に注意は必要だったが、あふれなかった
C:注意して混合したが、わずかにあふれた
D:注意して混合しても、激しくあふれた
使用感の評価基準
A:とてものびがよく、塗りやすかった
B:のびは普通だが、問題なく塗れた
C:塗りにくかった
図23は、毛髪の明度を下げるための染色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図24は、毛髪の明度を下げるための染色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図25は、毛髪の明度を下げるための染色に用いられる毛髪用化粧料のpHに関する実験結果を示す説明図である。
頭皮への刺激の評価基準
A:頭皮の刺激を全く感じない
B:頭皮の刺激をほとんど感じない
C:頭皮の刺激を感じる
D:頭皮の刺激を非常に感じる
図26は、毛髪の明度を下げるための染色に用いられる毛髪用化粧料に占める炭酸塩の含有量に関する実験結果を示す説明図である。
図27は、高級アルコールに関する実験において用いた第1の剤300のサンプルを示す説明図である。図28は、高級アルコールに関する実験において用いた第2の剤400のサンプルを示す説明図である。図29は、高級アルコールに関する実験結果を示す説明図である。
染色性の評価基準
A:優れた染色性を示した
B:良好な染色性を示した
C:弱い染色性を示した
D:ほぼ染色性を示さなかった
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができる。例えば、以下のような変形が可能である。
上記実施形態と実験例では、毛髪用化粧料生成剤は2剤(第1の剤、第2の剤)から構成されるものとした上で、各剤に配合される成分の一例を挙げて説明した。しかし、毛髪用化粧料生成剤は、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤と、炭酸塩を分解可能な酸を含有する第2の剤とを含んでいれば足り、上記例示の態様に限定されない。具体的には、毛髪用化粧料生成剤に含まれる成分、およびその含有量は任意に変更することができる。
上記実施形態(図1)では、毛髪用化粧料セットの構成の一例を示した。しかし、毛髪用化粧料セットの構成は、種々の変形が可能である。例えば、混合用容器や、混合用器具の形状、材質等を変更することができる。例えば、混合用容器と、混合用器具とを一体化した容器等を用いても良い。
上記実施形態(図2)では、毛髪用化粧料セットを用いた毛髪用化粧料製造処理の流れの一例を示した。しかし、毛髪用化粧料製造処理の流れは、種々の変形が可能である。
上記実施形態(図5、図6)では、第1の剤と、第2の剤との製造工程について説明した。しかし、この製造工程はあくまで一例であり、種々の変形が可能である。例えば、第1の剤の製造工程におけるステップを一部省略することや、ステップの並び順を変えることが可能である。ただし、炭酸塩の発泡を抑制する観点からは、(A)アルカリ剤の成分を添加する工程(ステップS220)と、(C)酸性の基剤の成分を添加する工程(ステップS222)との順番は変更しないことが好ましい。
上記実施形態では、髪に塗布し、毛髪の明度を変えるための毛髪用化粧料を例示して説明した。しかし本発明は、上記実施形態に限らず他の態様を採ることもできる。具体的には、例えば、体毛に塗布し、体毛の明度を変えるための泡状の化粧料を構成するための生成剤としてもよい。
100…混合用容器
200…混合用器具
300…第1の剤
400…第2の剤
Claims (8)
- 複数の剤の混合により自己発泡して、泡状の毛髪用化粧料を生成するための毛髪用化粧料生成剤であって、
前記複数の剤には、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤と、前記炭酸塩の全量を分解可能な酸を含有する第2の剤と、を含み、
前記複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、前記毛髪用化粧料の粘度を1500mPa・s〜83000mPa・sの範囲内とする増粘剤が含まれる、毛髪用化粧料生成剤。 - 請求項1記載の毛髪用化粧料生成剤であって、前記増粘剤は、会合型増粘剤である、毛髪用化粧料生成剤。
- 請求項1または2記載の毛髪用化粧料生成剤であって、前記炭酸塩は、炭酸イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸水素イオンのアルカリ金属塩またはアルカリ土類金属塩、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムによりなる群から選択された少なくとも1つの炭酸塩を含む、毛髪用化粧料生成剤。
- 請求項1ないし3のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料に占める前記炭酸塩の含有量は1.0質量%〜30.0質量%である、毛髪用化粧料生成剤。 - 請求項1ないし4のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料は毛髪の染色に用いられる化粧料であり、
前記毛髪用化粧料のpHは1.0〜9.0の範囲内である、毛髪用化粧料生成剤。 - 請求項1ないし4のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、
前記毛髪用化粧料は毛髪の染色または漂白・脱色に用いられる化粧料であり、
前記毛髪用化粧料のpHは6.0〜9.0の範囲内である、毛髪用化粧料生成剤。 - 請求項1ないし6のいずれか一項記載の毛髪用化粧料生成剤であって、さらに、
前記複数の剤のうちの少なくともいずれか1つの剤には、
炭素数が値10〜30の直鎖アルキル基または炭素数が値10〜30のアルケニル基を有する高級アルコールが含まれる、毛髪用化粧料生成剤。 - 複数の剤の混合により自己発泡して、泡状の毛髪用化粧料を生成するための毛髪用化粧料生成剤のうち、少なくとも炭酸塩を含有する第1の剤の製造方法であって、
非酸性の基剤の成分と、還元剤の成分とを乳化混合する第1の工程と、
前記第1の工程により生成した乳化混合物に対して、前記炭酸塩を含むアルカリ剤の成分を添加する第2の工程と、
前記第2の工程により生成した乳化混合物に対して、酸性の基剤の成分を添加する第3の工程と、
を含む、第1の剤の製造方法。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257659A JP5601986B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 毛髪用化粧料セットおよびその製造方法 |
MYPI2011005003A MY157465A (en) | 2010-11-18 | 2011-10-18 | Composition for hair cosmetic preparation and production method of the same |
TW100139939A TWI544932B (zh) | 2010-11-18 | 2011-11-02 | 毛髮用化妝料生成劑及其製造方法 |
SG2011080579A SG181226A1 (en) | 2010-11-18 | 2011-11-02 | Composition for hair cosmetic preparation and production method of the same |
SG10201405125YA SG10201405125YA (en) | 2010-11-18 | 2011-11-02 | Composition for hair cosmetic preparation and production method of the same |
KR1020110119011A KR101838931B1 (ko) | 2010-11-18 | 2011-11-15 | 모발용 화장품 생성제 및 그 제조 방법 |
CN2011103651890A CN102462631A (zh) | 2010-11-18 | 2011-11-17 | 毛发用化妆品生成剂及其制造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010257659A JP5601986B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 毛髪用化粧料セットおよびその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012106954A true JP2012106954A (ja) | 2012-06-07 |
JP5601986B2 JP5601986B2 (ja) | 2014-10-08 |
Family
ID=46066942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010257659A Active JP5601986B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 毛髪用化粧料セットおよびその製造方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5601986B2 (ja) |
KR (1) | KR101838931B1 (ja) |
CN (1) | CN102462631A (ja) |
MY (1) | MY157465A (ja) |
SG (2) | SG181226A1 (ja) |
TW (1) | TWI544932B (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014108936A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Dariya:Kk | 毛髪化粧料組成物 |
JP2015110548A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-06-18 | 株式会社ダリヤ | 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法 |
JP2015124176A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ロレアル | 成形済組成物 |
JP2015129102A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社ダリヤ | 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法 |
JPWO2015133463A1 (ja) * | 2014-03-04 | 2017-04-06 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
JP2017081854A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106029050B (zh) * | 2014-02-10 | 2019-06-18 | 朋友株式会社 | 毛发化妆料组合物及其使用方法 |
KR101426914B1 (ko) * | 2014-04-25 | 2014-08-05 | 주식회사 뉴앤뉴 | 두피 마사지 조성물 세트 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008201727A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Shiseido Co Ltd | 毛髪色彩調整用組成物 |
JP2010505503A (ja) * | 2006-10-09 | 2010-02-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 吸収性基材を含むヘアトリートメント適用システム |
JP2010235580A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-10-21 | Kao Corp | 二剤式染毛剤 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3072506B2 (ja) * | 1997-01-31 | 2000-07-31 | 山発産業株式会社 | 頭髪用酸性染毛料組成物 |
US6177092B1 (en) * | 1998-11-10 | 2001-01-23 | Color Access, Inc. | Self-foaming cleansing systems |
BRPI0518802A2 (pt) | 2004-12-02 | 2008-12-09 | Procter & Gamble | composiÇÕes para tingimento e descoloraÇço de cabelos espessadas com polÍmero |
JP5466884B2 (ja) | 2008-05-30 | 2014-04-09 | 花王株式会社 | 二剤式泡状染毛剤 |
-
2010
- 2010-11-18 JP JP2010257659A patent/JP5601986B2/ja active Active
-
2011
- 2011-10-18 MY MYPI2011005003A patent/MY157465A/en unknown
- 2011-11-02 SG SG2011080579A patent/SG181226A1/en unknown
- 2011-11-02 TW TW100139939A patent/TWI544932B/zh not_active IP Right Cessation
- 2011-11-02 SG SG10201405125YA patent/SG10201405125YA/en unknown
- 2011-11-15 KR KR1020110119011A patent/KR101838931B1/ko active IP Right Grant
- 2011-11-17 CN CN2011103651890A patent/CN102462631A/zh active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010505503A (ja) * | 2006-10-09 | 2010-02-25 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 吸収性基材を含むヘアトリートメント適用システム |
JP2008201727A (ja) * | 2007-02-20 | 2008-09-04 | Shiseido Co Ltd | 毛髪色彩調整用組成物 |
JP2010235580A (ja) * | 2009-03-11 | 2010-10-21 | Kao Corp | 二剤式染毛剤 |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014108936A (ja) * | 2012-11-30 | 2014-06-12 | Dariya:Kk | 毛髪化粧料組成物 |
JP2015110548A (ja) * | 2013-10-29 | 2015-06-18 | 株式会社ダリヤ | 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法 |
JP2015124176A (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-06 | ロレアル | 成形済組成物 |
JP2015129102A (ja) * | 2014-01-08 | 2015-07-16 | 株式会社ダリヤ | 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法 |
JPWO2015133463A1 (ja) * | 2014-03-04 | 2017-04-06 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
JP2017081854A (ja) * | 2015-10-28 | 2017-05-18 | ホーユー株式会社 | 毛髪化粧料組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102462631A (zh) | 2012-05-23 |
SG10201405125YA (en) | 2014-10-30 |
TWI544932B (zh) | 2016-08-11 |
SG181226A1 (en) | 2012-06-28 |
KR101838931B1 (ko) | 2018-03-15 |
JP5601986B2 (ja) | 2014-10-08 |
KR20120053962A (ko) | 2012-05-29 |
TW201233399A (en) | 2012-08-16 |
MY157465A (en) | 2016-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5601986B2 (ja) | 毛髪用化粧料セットおよびその製造方法 | |
RU2476202C2 (ru) | Способ окраски или обесцвечивания волос | |
GB2594345A (en) | Single dosage shampoo | |
WO2011162421A2 (ja) | 発泡型皮膚外用剤 | |
JP5893612B2 (ja) | 界面活性剤製品、及びその作製プロセス | |
AU2010215280A1 (en) | Solid cosmetic composition comprising cream of tartar | |
JP2019023211A (ja) | キャンデリラロウ分散組成物 | |
CN101001671B (zh) | 自加热式非气溶胶型剃须产品 | |
EP3849510A1 (en) | Composition | |
EP1814631A2 (en) | A high aqueous oxidation haircolor system | |
JP2013014532A (ja) | 二剤以上を用時調製する型の発泡性皮膚外用剤 | |
JP6543454B2 (ja) | 毛髪化粧料組成物および毛髪処理方法 | |
CN106726650A (zh) | 喷雾式泡状氧化染发剂组合物 | |
JP6058950B2 (ja) | エアゾール式泡状酸化染毛剤組成物 | |
JP7109157B2 (ja) | フォーム形成方法、フォーム形成キット、及びエアゾール製剤 | |
WO2020053584A1 (en) | Composition | |
JP2019064949A (ja) | 染毛用第1剤組成物 | |
JP2019178075A (ja) | 泡沫状化粧料 | |
CN102716042B (zh) | 双剂型染发剂组合物 | |
JP2020100604A (ja) | 毛髪洗浄用組成物及びエアゾール製品 | |
KR20240068353A (ko) | 점토형 입욕제 | |
JP2017057186A (ja) | エアゾール型泡状酸化染毛剤第1剤組成物 | |
JP2022180975A (ja) | 毛髪用処理剤 | |
JP2020196837A (ja) | 流動性を有した脂肪酸ナトリウム石鹸を基材とした洗剤 | |
KR20190099836A (ko) | 염색약 제거용 조성물 제조 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130905 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20130905 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140204 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140407 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20140512 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140520 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140625 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140819 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5601986 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |