JP5466884B2 - 二剤式泡状染毛剤 - Google Patents

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本発明は、二剤式泡状染毛剤に関する。
二剤式泡状染毛剤は、アルカリ剤と酸化染料を含有する第1剤と酸化剤を含有する第2剤の混合液を泡状に吐出することで、染毛操作を簡便に行うことができ、また一剤式泡状染毛剤に比べ、一度の施術で高い染毛効果を得ることができる。このうち、エアゾール式二剤式泡状染毛剤は、脱色ムラや染色ムラが生じやすい、金属製の耐圧容器等が過酸化水素により酸化され腐食する、過酸化水素の分解によって耐圧容器の内圧が過度に上昇するといった問題を有している。
これに対し、二剤式染毛剤を非エアゾール式のフォーマー容器から泡状に吐出させるものが提案されている(特許文献1〜6参照)。これらは、第1剤と第2剤の混合液をフォーマー容器から泡状に吐出することにより、毛髪にムラなく適用でき、仕上がりに色ムラが生じず、特に新生部と既染部の色の段差を解消するのに有用なものである。
しかし、二剤式泡状染毛剤では、第一剤と第二剤の混合液が泡状に吐出され、混合液の表面積が大きくなるため、アルカリ剤として配合されたアンモニア等が揮発しやすい。従って、脱色力等を考慮して比較的多めのアンモニアを配合した場合には、他の剤型に比べて刺激臭の問題は大きくなり、その対策が必要となる。このため二剤式泡状染毛剤においては、アンモニアの揮散を抑制するため、炭酸イオン(炭酸水素イオン含む)を相当量配合して系のpHを低めに調整している。
特開2004-339216号公報 特開2006-124279号公報 特開2007-291015号公報 特開2007-291016号公報 特開2007-314524号公報 特開2007-314523号公報
白髪用の染毛剤など、酸化染料が高濃度に配合されることがあるが、本発明者らは、このような染毛剤を粘度の低い形態である非エアゾール式二剤式泡状染毛剤にしようとした場合には、第1剤と第2剤との混合時に酸化染料の反応が速くなりすぎ、そのコントロールが非常に困難となることを見出した。この反応速度の上昇は、液温が上昇して髪に適用する際の熱さや、髪に対し、最初に塗布された部分と最後に塗布された部分の色が異なってしまうことによる色ムラの発生の原因となる。
従って本発明は、酸化染料を高濃度に含有するにも拘わらず、第1剤と第2剤との混合時に酸化染料の反応が速くなりすぎず、混合液の液温の上昇が抑制され、かつ色ムラのない染色が可能で、白髪のカバー力が十分な、混合液の粘度が特定の範囲である二剤式泡状染毛剤を提供することを課題とする。
本発明者らは、二剤式泡状染毛剤中に配合される炭酸イオン又は炭酸水素イオンを一定の濃度範囲内に調整することによって、反応速度の過上昇が抑制され、これにより上記課題が解決されることを見出した。
本発明は、アルカリ剤を含有する第1剤、過酸化水素を含有する第2剤、及び第1剤と第2剤の混合液を泡状に吐出するための非エアゾールフォーマー容器を含む二剤式泡状染毛剤であって、混合液中に成分(A)、(B)及び(C)を含有し、混合液の25℃における粘度が1〜300mPa・sである二剤式泡状染毛剤を提供するものである。
(A)酸化染料 1.06〜6.0質量%
(B)アンモニア
(C)炭酸イオン又は炭酸水素イオン 0.8〜1.8質量%
本発明の二剤式泡状染毛剤は、酸化染料を高濃度に含有するにも拘わらず、第1剤と第2剤との混合時に酸化染料の反応が速くなりすぎず、混合液の液温の上昇が抑制され、かつ色ムラのない染色が可能で、白髪のカバー力が十分なため、特に白髪用染毛剤として有用である。
実施例及び比較例で使用した二剤式染毛剤組成物の混合前の状態を示す図である。 実施例及び比較例で使用した二剤式染毛剤組成物の混合後の状態を示す図である。
〔(A):酸化染料〕
本発明の二剤式泡状染毛剤の第1剤は成分(A)の酸化染料を含有する。この酸化染料としては、パラフェニレンジアミン、パラアミノフェノール、トルエン-2,5-ジアミン、N,N-ビス(2-ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、2-(2-ヒドロキシエチル)パラフェニレンジアミン、4-アミノ-3-メチルフェノール、6-アミノ-3-メチルフェノール、オルトアミノフェノール、1-ヒドロキシエチル-4,5-ジアミノピラゾール等の染料前駆体、レゾルシン、2-メチルレゾルシン、メタアミノフェノール、5-アミノオルトクレゾール、5-(2-ヒドロキシエチルアミノ)-2-メチルフェノール、メタフェニレンジアミン、2,4-ジアミノフェノキシエタノール、1-ナフトール等のカップラーが挙げられる。
成分(A)の酸化染料は、2種以上を併用することもでき、またその含有量は、第1剤と第2剤の混合液中の1.06〜6.0質量%であるが、好ましくは1.32〜4.0質量%、より好ましくは1.32〜2.0質量%である。
また、本発明の二剤式泡状染毛剤の第1剤には、上記酸化染料以外に、直接染料を含有させることもできる。直接染料としては、パラニトロオルトフェニレンジアミン、パラニトロメタフェニレンジアミン、ベーシックイエロー87、ベーシックオレンジ31、ベーシックレッド12、ベーシックレッド51、ベーシックブルー99、アシッドオレンジ7等を挙げることができる。
〔(B):アンモニア〕
本発明の二剤式泡状染毛剤の第1剤は、アルカリ剤として成分(B)のアンモニアを含有する。アンモニアの含有量は、第1剤と第2剤の混合液中の0.60〜2.0質量%、更には0.65〜1.8質量%、特に0.70〜1.6質量%が好ましい。なお、ここでいうアンモニアの含有量には、後述する成分(C)の供給源などに由来するアンモニウムイオンの量も含めるものとする。
〔(C):炭酸イオン又は炭酸水素イオン〕
本発明の二剤式泡状染毛剤の第1剤は成分(C)の炭酸イオン又は炭酸水素イオンを含有する。炭酸イオン及び炭酸水素イオンの供給源としては、炭酸アンモニウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素アンモニウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸グアニジン等が挙げられ、なかでも炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウムが好ましい。
成分(C)の炭酸イオン又は炭酸水素イオンの含有量(供給源が100%解離したと仮定したイオン換算量)は、第1剤と第2剤との混合時における酸化染料の反応速度を抑制し、混合液の液温の上昇、色ムラを防止する点から、第1剤と第2剤の混合液中の0.8〜1.8質量%とするが、好ましくは0.9〜1.7質量%、より好ましくは1.0〜1.6質量%である。
〔(D):アルカノールアミン〕
本発明の二剤式泡状染毛剤の第1剤には、本件の課題を解決しつつ、成分(B)の揮散を防止する観点から、前記の成分(B)以外のアルカリ剤として、成分(D)のアルカノールアミンを含有させることができる。アルカノールアミンとしては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチルプロパノール、2-アミノブタノール等が挙げられ、染色性の点からモノエタノールアミンが好ましい。
成分(D)のアルカノールアミンは、2種以上を併用することもでき、その含有量は、第1剤と第2剤の混合液中0.01〜2.5質量%、更には0.1〜2質量%、特に0.2〜1質量%が好ましい。
本発明の二剤式泡状染毛剤における第1剤と第2剤の混合液のpHは、8〜11、特に8.5〜10.5が好ましく、成分(B)、(D)を含めたアルカリ剤としての全使用量は、混合液のpHが上記範囲となるように適宜調整される。
〔過酸化水素〕
第2剤中の過酸化水素の含有量は、1〜9質量%、特に3〜6質量%が好ましい。第1剤と第2剤の混合液中における過酸化水素の含有量は、1〜6質量%、特に2〜5質量%が好ましい。また、第2剤のpHは、保存中の過酸化水素の分解抑制のため、2〜6、特にpH2.5〜4とすることが好ましい。
〔界面活性剤〕
フォーマー容器の泡吐出手段によって空気と毛髪化粧料が混合されることで容易に泡が形成され、かつその泡が安定となるようにするため、第1剤と第2剤のいずれか一方、又は両方に界面活性剤を含有させる。界面活性剤としては、液温が低い時でも常温に近い時でも毛髪に塗布しやすい良好な泡立ちを実現するために、アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤が好ましい。
アニオン界面活性剤としては、アルキル硫酸塩、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩が挙げられ、そのアルキル基の炭素数が10〜24、特に炭素数が12〜18であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。また、ポリオキシアルキレンアルキル硫酸塩、特にポリオキシエチレンアルキル硫酸塩がより好ましく、なかでもオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜10、特に2〜5であるものが好ましい。
両性界面活性剤としては、炭素数8〜24のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を有するカルボベタイン系、アミドベタイン系、スルホベタイン系、ヒドロキシスルホベタイン系、アミドスルホベタイン系、ホスホベタイン系、イミダゾリニウム系の界面活性剤が挙げられ、なかでもカルボベタイン系界面活性剤、スルホベタイン系界面活性剤が好ましい。好ましい両性界面活性剤としては、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、アルキルポリグルコシド、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、アルキルグリセリルエーテル等が挙げられる。アルキルポリグルコシドとしては、アルキル基の炭素数が8〜18、更には8〜14、特に9〜11であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。グルコシドの平均重合度は1〜5、特に1〜2が好ましい。ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、アルキル基の炭素数が10〜22、特に12〜18であるものが好ましく、またこのアルキル基が直鎖であるものが好ましい。また、ポリオキシエチレンアルキルエーテルがより好ましく、なかでもオキシエチレン基の平均付加モル数が1〜40、特に4〜30であるものが好ましい。アルキルグリセリルエーテルとしては、アルキル基の炭素数が8〜18、特に8〜12であるものが好ましく、またこのアルキル基が分岐鎖であるものが好ましい。
界面活性剤の含有量は、第1剤と第2剤の混合液中の2〜10質量%、更には2.5〜7質量%、特に3〜5質量%が好ましい。
〔水溶性カチオン性ポリマー〕
本発明の二剤式泡状染毛剤は、第1剤、第2剤のいずれか一方又は両方に、水溶性カチオン性ポリマーを含有させることができる。水溶性カチオン性ポリマーとは、カチオン基又はカチオン基にイオン化され得る基を有する水溶性のポリマーをいい、全体としてカチオン性となる両性ポリマーも含まれる。すなわち、水溶性カチオン性ポリマーとしては、ポリマー鎖の側鎖にアミノ基又はアンモニウム基を含むか、又はジアリル4級アンモニウム塩を構成単位として含む水溶性のもの、例えばカチオン化セルロース、カチオン性澱粉、カチオン化グアーガム、ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体、4級化ポリビニルピロリドン等が挙げられる。
ジアリル4級アンモニウム塩の重合体又は共重合体の具体例としては、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド重合体(ポリクオタニウム-6、例えばマーコート100;Nalco社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリル酸共重合体(ポリクオタニウム-22、例えばマーコート280、同295;Nalco社)、ジメチルジアリルアンモニウムクロリド/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-7、例えばマーコート550;Nalco社);アクリル酸/ジアリル第四級アンモニウム塩/アクリルアミド共重合体(ポリクオタニウム-39、例えばマーコートプラス3331;Nalco社)等が挙げられる。
4級化ポリビニルピロリドンの具体例としては、ビニルピロリドン(VP)とメタクリル酸ジメチルアミノエチルの共重合体と硫酸ジエチルから得られる4級アンモニウム塩(ポリクオタニウム-11、例えばガフコート734、同755、同755N;アイエスピー・ジャパン社)等が挙げられる。
カチオン化セルロースの具体例としては、ヒドロキシエチルセルロースに塩化グリシジルトリメチルアンモニウムを付加して得られる4級アンモニウム塩の重合体(ポリクオタニウム-10、例えばレオガードG、同GP;ライオン社、ポリマーJR-125、同JR-400、同JR-30M、同LR-400、同LR-30M;Amerchol社)、ヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジアリルアンモニウムクロリド共重合体(ポリクオタニウム-4、例えばセルコートH-100、同L-200;ナショナルスターチアンドケミカル社)等が挙げられる。
これらのうち、構成単位としてジメチルジアリルアンモニウム塩構造を有するポリマー、例えば、ポリクオタニウム-4、ポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-39が好ましく、更にはポリクオタニウム-6、ポリクオタニウム-7、ポリクオタニウム-22、ポリクオタニウム-39が好ましく、特にポリクオタニウム-22が好ましい。
水溶性カチオン性ポリマーは、2種以上を併用することもでき、またその含有量は、良好な泡立ち、液だれの防止、フォーマー容器からの良好な吐出性の点から、第1剤と第2剤の混合液中の0.01〜3質量%、更には0.05〜2質量%、特に0.1〜1質量%が好ましい。
〔高級アルコール〕
本発明の二剤式泡状染毛剤には、泡もちを良くし、毛髪に塗布した後、放置している間の液だれを抑制する効果を高めるため、高級アルコールを含有させることができる。高級アルコールとしては、炭素数が10〜30、更には12〜24、特に14〜22のアルキル基又はアルケニル基を有するものが好ましく、なかでもアルキル基、特に直鎖アルキル基を有するものが好ましい。高級アルコールとしては、例えば、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、イソステアリルアルコール、オレイルアルコール等が挙げられる。これらは、二種以上を併用することができる。
高級アルコールは、二種以上を併用することもでき、第1剤又は第2剤のいずれか一方又は両方に含有させることができる。第1剤と第2剤の混合液中における高級アルコールの含有量は、液温が低い時の起泡性を阻害せず、放置している間の液だれを抑制する効果を高める点から、0.01〜0.8質量%であり、好ましくは0.1〜0.7質量%、特に0.2〜0.6質量%である。
〔不揮発性親水性溶剤〕
更に、第1剤又は第2剤中に不揮発性親水性溶剤を含有することが好ましい。これにより、本発明の二剤式泡状染毛剤を毛髪に塗布した後、放置している間に、染毛剤から水分が蒸発して過酸化水素等の刺激性の成分が濃縮されることによる頭皮に対する刺激を軽減することができる。不揮発性親水性溶剤としては、ポリオール類やその低級(炭素数1〜4)アルキルエーテル類などの消泡作用のないものが好ましい。ポリオール類としては、炭素数2〜6のものが好ましく、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブタンジオール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、イソプレングリコール、ソルビトール等が挙げられる。ポリオールの低級アルキルエーテル類としては、前掲のポリオールのモノ低級アルキルエーテルやポリ低級アルキルエーテル(例えば、ジ低級アルキルエーテル)などが挙げられる。なかでもポリオールのモノメチルエーテル又はモノエチルエーテルが好ましく、具体的には、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテルが挙げられる。これらは、二種以上を併用することができる。
第1剤と第2剤の混合液中における不揮発性親水性溶剤の含有量は、頭皮刺激を低減する効果と液温が低い時でも泡質を良好なものとする点から、0.01〜5質量%が好ましく、更には0.1〜4質量%、特に0.2〜3質量%が好ましい。
〔シリコーン類〕
本発明の二剤式泡状染毛剤には、更にシリコーン類を含有させることができる。シリコーン類としては、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、オキサゾリン変性シリコーンエラストマー等、及びこれらを界面活性剤により水中に分散させたエマルションが挙げられる。これらのうち、増粘剤を用いることなく安定に水中に分散可能な点から、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン及びこれらのエマルションが好ましい。
ポリエーテル変性シリコーンには、末端変性及び側鎖変性のもの、例えばペンダント型(櫛型)、両末端変性型、片末端変性型のものなどが含まれる。このような変性シリコーンとしては、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体等が挙げられる。ポリエーテル変性シリコーンとしては、HLB10以上、特にHLB10〜18のものが、水との相溶性の点から好ましい。ここで、HLBは、曇数(曇数:HLBと相関のある指標でエーテル型非イオン界面活性剤に適用される)から求めた値によるものである。
アミノ変性シリコーンとしては、アミノ基又はアンモニウム基を有しているものであればよいが、アモジメチコーンが好ましい。
第1剤と第2剤の混合液中におけるシリコーン類の含有量は、泡を毛髪に滑らかになじませるため、また毛髪に高いコンディショニング効果を付与するため、0.01〜10質量%が好ましく、更には0.1〜5質量%、特に0.5〜3質量%が好ましい。
〔その他の成分〕
その他、第1剤及び第2剤は、目的に応じて、香料、紫外線吸収剤、エデト酸等の金属封鎖剤、殺菌剤、パラオキシ安息香酸メチル等の防腐剤、フェナセチン、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸、硫酸オキシキノリン等の安定化剤、エタノール、ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール等の有機溶剤、ヒドロキシエチルセルロース等の水溶性高分子化合物、保湿剤等を含有することができる。また、第1剤及び第2剤の混合液は、水を主たる媒体とすることが好ましい。
本発明の酸化型染毛剤組成物は、アルカリ剤を含有する第1剤と、過酸化水素を含有する第2剤を含む二剤式酸化染毛剤として提供される。ここで二剤式とは、これら第1剤及び第2剤に加え、過硫酸塩を含有する第3剤又はコンディショニング成分等を含有する第3剤を更に混合して用いる三剤式酸化染毛剤をも含むものとする。第1剤と第2剤の混合比は、質量比で1:4〜4:1であることが好ましく、1:2〜2:1が更に好ましい。
〔粘度〕
第1剤と第2剤の混合液の粘度は、1〜300mPa・sとされるが、2〜200mPa・s、更には3〜100mPa・s、特に5〜30mPa・sとするのが好ましい。なお、ここでの粘度は、25℃、株式会社トキメック製B型回転粘度計(モデルTV-10)で、ローターNo.1又はNo.2を用い、60rpmで1分間回転させた後の値とする。測定対象が100mPa・s未満の場合はローターNo.1を用い、100〜499mPa・sの場合はローターNo.2を用いて測定する。なお、測定は25℃の恒温槽において測定するものとし、第1剤と第2剤とを混合後ただちに測定するものとし、反応熱による温度変化は無視するものとする。
第1剤と第2剤の混合液の粘度が上記範囲となるように調整することにより、塗布しやすい泡体積を実現することができ、かつ混合液が毛髪に塗布された後の垂れ落ちを抑制することができると共に、スクイズフォーマーなどで泡を吐出する際にスクイズしやすくなる。混合液の粘度を前述の範囲に調整するためには、エタノール等の水溶性溶剤を添加したり、あるいは界面活性剤、ポリオール類、高級アルコール等の含有量や種類を適宜調整すればよい。
〔気液混合比〕
フォーマー容器の泡吐出手段による空気と混合液との気液混合比は、剤の髪への馴染み易さ及び塗り易さの点から、7〜40mL/gが好ましく、15〜30mL/gがより好ましい。なお、ここでの気液混合比は次のようにして測定した値である。
まず、25℃で吐出した泡の質量と体積を測定することにより気液混合比を求める。S1スクイズフォーマー容器(大和製罐社、容積210mL、メッシュの粗さ(目開き)は混合室150メッシュ(1インチ(25.4mm)あたり150の桝目)、先端200メッシュ)に混合液を100g入れ、残量が80gの時点から、20gの泡を1000mLのメスシリンダーに吐出し、吐出開始から1分後に泡の体積を測定する。この吐出された泡の容積(mL)を質量20gで割ることにより気液混合比(mL/g)が得られる。
〔フォーマー容器〕
本発明において、フォーマー容器は、非エアゾールタイプの容器であって、第1剤と第2剤の混合液を、噴射剤を使用することなく空気と混合して泡状に吐出させるために使用する。フォーマー容器の使用により、吐出させた剤の飛び散りを防止できるという効果も得られる。特に、非エアゾールタイプの容器は、エアゾールタイプの容器に比べて、製品を安価に製造可能であり、高圧ガスの噴射剤が不要であるため、製品を流通においてより安全に取り扱うことができる。
フォーマー容器としては、泡吐出手段を有する公知のポンプフォーマー容器、スクイズフォーマー容器、電動式泡立て器、蓄圧式ポンプフォーマー容器等を使用することができる。より具体的には、例えば、ポンプフォーマーE3タイプ、同F2タイプ〔以上、大和製罐社、食品と容器(vol.35, No.10, p588〜593(1994); vol.35, No.11, p624〜627(1994); vol.36, No.3, p154〜158(1995))〕、S1スクイズフォーマー(大和製罐社、特開平7-215352号公報)、電動泡立て器(松下電工社)、エアスプレーフォーマー(エアスプレーインターナショナル社)等が挙げられる。本発明の二剤式泡状染毛剤に用いるフォーマー容器としては、安価で使い勝手が良いことから、ポンプフォーマー容器及びスクイズフォーマー容器が好ましい。
ポンプフォーマー容器又はスクイズフォーマー容器は、ネット等の泡生成部分を有するものであり、1剤と2剤との混合液が乾燥固化して目詰まりを起こした場合に、次回の吐出時に泡の流れによって、直ちに固化物を溶解して目詰まりを解消できるという点から薄肉のネットを有することが好ましい。この場合、ネットのメッシュとしては、50〜280メッシュが好ましく、90〜250メッシュがより好ましく、130〜220メッシュがより好ましい。ここで、メッシュとは、1インチ当たりの目の数をいう。この範囲のメッシュのネットを使用することにより、クリーミーな泡を生成することができる。また、このようなネットの材質としては、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、テフロン(登録商標)、カーボンファイバー、ステンレス等を挙げることができ、より好ましくはナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルであり、より好ましくはナイロンである。
本発明の二剤式泡状染毛剤において使用するフォーマー容器には、このようなネットを少なくとも一枚、好ましくは複数枚配設し、特に経済性、泡の安定性等の点から混合室と先端との二ヶ所に1枚ずつ配設することが好ましい。
フォーマー容器において、内容物に接触する部分(容器内壁,泡吐出手段内壁等)は、アルカリ及び過酸化水素により腐食せず、また、過酸化水素の分解により発生した酸素が透過する材質で構成することが好ましい。
第1剤、第2剤及びフォーマー容器からなる本発明の二剤式泡状染毛剤の製品形態としては、第1剤又は第2剤をそれぞれフォーマー容器と別個の容器に充填し、使用時に双方の剤をフォーマー容器に移し入れ、混合するようにしてもよいが、一方の剤をフォーマー容器に充填し、他方の剤を別個の容器に充填し、使用時に、他方の剤をフォーマー容器内に移し入れるようにしてもよい。この場合、第2剤は、過酸化水素の分解によって生じる酸素のために容器内の圧力が上昇することを防止するため、ガス透過性のある容器、特に酸素透過性のある材質(例えば、ポリエチレン)から成るフォーマー容器に充填することが好ましい。一方、第1剤は、酸化染料の酸化を防止するため、酸素が透過し難い容器を用いる必要がある。
〔使用方法〕
本発明の二剤式泡状染毛剤を使用して毛髪(特に頭髪)を染色するには、予め毛髪を梳かしておくことが好ましい。これにより、後述する再度泡立てる処理中に毛髪がからみにくくなるので、混合液が飛び散るおそれがない。また、毛髪を梳かした後、染毛剤組成物の適用で汎用されているブロッキング操作を行う必要はなく、更にはブロッキング操作を行わないことが好ましい。これにより、後述する染毛剤組成物を毛髪に適用する操作や再度泡立てる操作がやりやすくなる。次いで、本発明の二剤式染毛剤をフォーマー容器内で第1剤と第2剤を混合する。その容器から吐出される泡状の混合液を、直接毛髪に適用してもよく、手又はブラシなどの道具を使って毛髪に適用してもよい。剤の飛び散りや液ダレを防止する観点から、(手袋をした)手にいったん取った後、毛髪に適用することがより好ましい。
塗布後は3〜60分程度、好ましくは5〜45分程度放置する。この際、放置の間の液ダレを一層防止し、毛髪の根元にも混合液を十分に行き亘らせる観点から、毛髪上で再度泡立てることが好ましい。再度泡立てるには、ガスを注入しても、振動機やブラシのような器具を用いても、あるいは指を用いてもよいが、指を用いるのがより好ましい。
ここで再度泡立てる時期は、完全に泡が消えた後であってもよく、泡が消える途中であってもよく、あるいは適用した泡が変化する前であってもよい。あるいは泡を適用したい範囲全てに適用完了した後であっても、適用途中であってもよい。再度泡立てるのは、連続的に1回行ってもよく、断続的に複数回繰り返してもよい。
これらの操作の後、混合液を洗い流す。その後、適宜シャンプーやリンスをした後水洗して、髪を乾燥させる。
実施例1〜3及び比較例1〜5
表1及び2に示す配合組成(質量%)の第1剤と第2剤を調製した(実施例1〜3及び比較例1〜4)。
図1に示すように、第1剤(A1)の40gを第1容器(2)に、第2剤(A2)60gを第2容器(3)(兼スクイズ容器の容器本体(4);内容積210mL)に、それぞれ充填した。また、スクイズフォーマー(5)(大和製罐社製のS1スクイズフォーマー、メッシュの粗さは混合室150メッシュ、先端200メッシュ、ネットの材質はナイロン)を用意した。
25℃の部屋で保管しておいた第1剤と第2剤を、1:1.5の比率(質量比)で容器本体(4)に入れて混合し、図2の状態とした。このフォーマー容器から混合液を泡状に吐出させ、以下に示す評価を行った。
一方、比較例5として、表2の比較例4と同じ第1剤と、下記処方からなる第2剤(クリーム状)とからなる二剤式染毛剤(25℃における混合時の粘度:15800mPa・s)を調製した。25℃の部屋で保管しておいた第1剤と第2剤を、1:1.5の比率(質量比)で蓋付きの容器内に入れ、容器ごとよく振って均一に混ぜ後、混合液を評価に用いた。
(質量%)
過酸化水素水(35質量%) 16.30
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 1.20
ポリオキシエチレンセチルエーテル 7.00
セタノール 7.00
流動パラフィン 0.50
プロピレングリコール 4.00
ヒドロキシエチルセルロース 1.00
1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホン酸 0.08
硫酸オキシキノリン 0.04
水酸化ナトリウム液(48質量%) pH3.8に調整する量
精製水 残量
混合液の温度上昇
被験者である40代女性のセミロングの毛髪を混合液80gで染毛し、以下の基準で混合液の温度上昇を評価し、表3に示した。
○:塗布(20分間)から放置(20分間)まで熱いと感じなかった
×:塗布してしばらくすると熱いと感じたためすぐに混合液を洗い流した
刺激臭
混合液をそれぞれ2gずつ、直径10cmのシャーレに吐出し、臭いを嗅ぎ、以下の基準で刺激臭を評価し、表3に示した。
◎:刺激臭をほとんど感じない
○:刺激臭をやや感じる
△:刺激臭を感じる
×:刺激臭を強く感じる
塗布性
頭髪をあごのラインで切り揃えた同じ髪型のウィッグ((株)ビューラックス、No775S)に対して、フォーマー容器から泡状に吐出させた混合液を80g塗布した(比較例5については、ノズルから吐出させた混合液をクシで広げることで塗布した。以下の評価においても同じ。)。以下の基準で塗布性について評価し、表3に示した。
○:根元から毛先まで簡単にムラなく塗布できる
×:根元から毛先までムラなく塗布することが難しい
液ダレ
頭髪をあごのラインで切り揃えた同じ髪型のウィッグ((株)ビューラックス、No775S)に対して、フォーマー容器から泡状に吐出させた混合液を80g塗布した。以下の基準で液ダレについて評価し、表3に示した。
○:液ダレがない
×:液ダレがある
明色性
黒髪の毛束(中国人毛 (株)ビューラックス、BS-B)を染色することで評価した。長さ10cm、重さ1gの黒髪の毛束にフォーマー容器から泡状に吐出させた混合液を0.7g塗布し、30℃の恒温槽に30分間放置後、水洗、シャンプーすることにより染色した。染色された毛束について、以下の基準で明色性を評価し、表3に示した。
◎:優れた明色性を示した
○:良好な明色性を示した
△:やや弱い明色性を示した
×:弱い明色性を示した
混合後の放置時間における染色力の変化
白髪の毛束(中国人毛 (株)ビューラックス、BM-W)に対し、第1剤と第2剤を混合後、すぐにフォーマー容器から泡状に吐出させた混合液を塗布した場合と、同一条件の白髪の毛束に対し、混合後20分間放置した後フォーマー容器から泡状に吐出させた混合液を塗布した場合の染色力を比較することで評価した。
長さ10cm、重さ1gの毛束に泡状の混合液を0.7g塗布し、30℃の恒温槽に20分間放置後、水洗、シャンプーすることにより染色した。染色された毛束について、以下の基準で混合直後の混合液で染毛した毛束と混合後20分間放置した後の混合液で染毛した毛束とを目視により比較評価し、表3に示した。
◎:差がほとんどみられない
○:わずかに差がみられる
△:多少の差がみられる
×:ひとめで差がわかる
白髪のカバー力
頭髪をあごのラインで切り揃えた白髪を10%含む黒髪ウィッグ((株)ビューラックス、No775S)に対して、フォーマー容器から泡状に吐出させた混合液80gを20分間で塗布した。20分間放置した後シャンプー、リンス、乾燥を順次行った。以下の基準で白髪のカバー力について評価し、表3に示した。
◎:髪全体に均一に、優れた白髪のカバー力を示した
○:髪全体に均一に、良好な白髪のカバー力を示した
△:髪全体に均一だが、やや弱い白髪のカバー力を示した
×:髪全体に均一でなく、弱い白髪のカバー力を示した
Figure 0005466884
Figure 0005466884
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各実施例処方によれば、いずれも混合液の過度の温度上昇が抑えられ、刺激臭もほとんど感じられず、塗布性に優れ、液ダレも見られず、染めムラもなく、明るい色で、白髪を十分にカバーした。
一方、炭酸イオン濃度が低い(又は無い)比較例1、2及び3では、明色性と白髪カバー力についての評価が悪かった。比較例4では、炭酸イオン濃度が高すぎるために酸化染料の反応が過度に速くなり、混合液が過熱して色ムラが生じた。
広く用いられているクリーム剤型に相当する比較例5は、炭酸イオン濃度が高くても混合液は熱くならないが、粘度が高いのでスクイズフォーマーで泡にすることができず、塗布性で劣るものであった。
1 二剤式染毛剤組成物の各構成要素
2 第1容器
3 第2容器
4 スクイズ容器の容器本体
5 スクイズフォーマー
6 スクイズ容器
A1 第1剤
A2 第2剤
A3 混合液

Claims (4)

  1. アルカリ剤を含有する第1剤、過酸化水素を含有する第2剤、及び第1剤と第2剤の混合液を泡状に吐出するための非エアゾールフォーマー容器を含む二剤式泡状染毛剤であって、混合液中に成分(A)、(B)及び(C)を含有し、混合液の25℃における粘度が1〜300mPa・sである二剤式泡状染毛剤。
    (A)酸化染料 1.06〜6.0質量%
    (B)アンモニア
    (C)炭酸イオン又は炭酸水素イオン 0.8〜1.8質量%
  2. 更に、成分(D)アルカノールアミンを含有する請求項1記載の二剤式泡状染毛剤。
  3. 成分(C)の供給源が、炭酸アンモニウム又は炭酸水素アンモニウムである請求項1又は2記載の二剤式泡状染毛剤。
  4. 成分(B)アンモニアの含有量が、混合液中の0.60〜2.0質量%である請求項1〜3のいずれかに記載の二剤式泡状染毛剤。
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