JP2012106770A - キャップ - Google Patents

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昇 末政
Takaaki Sakimura
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Abstract

【課題】除去栓をキャップから分離するとき、内溶液が外へ撥ね飛びを防止する。
【解決手段】容器口に装着されるキャップ1は、その中心に容器内の内溶液を通す注ぎ口流路2と、注ぎ口流路2を閉鎖する、流路内壁に設けた閉鎖壁5と、閉鎖壁5に形成された環状の弱化溝6により画成された除去栓7とを備える。除去栓7はその一隅に植設した支柱部7Aと、支柱部の端部に把持部7Bとを備えている。除去栓7を取り囲む弱化溝6は、支柱部7Aが植設された部位からキャップ中心を通る対称位置において流路内壁2Aに向かう嘴状の尖った形状の溝部6Aを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂で形成した瓶口に装着するためのキャップに関し、特に、キャップの未開封又は未使用を保証するための除去栓の構造に関するものである。
従来のキャップは、特許文献1に示すように、閉鎖壁に環状の弱化溝により取り囲まれた部分として形成された除去栓は略円形に形成されている。
また、市販のキャップに形成されている環状の弱化溝6により取り囲まれた除去栓7の形状は図4に示すように多種提案されている。
特開2010−6446号公報
液体飲料、液体調味料等を充填した瓶口には、販売のときに開封又は使用されていないことを保証するために、一般的に、タンパーエビデンス構造の合成樹脂製キャップ又は除去栓の付いた合成樹脂製のキャップが装着されている。
除去栓の付いたキャップにおいて、除去栓は、キャップの内溶液の注ぎ口流路を閉鎖する閉鎖壁に、閉鎖壁の裏面に形成された環状の弱化溝により取り囲められた部分として存在し、除去栓の上面に取り付けた把持部を引き上げることにより、弱化溝を破断して、除去栓を閉鎖壁から分離し、注ぎ流路を内溶液のために開放するためのものである。したがって、除去栓が取り除かれていなければ、内溶液は未開封又は未使用ということになる。
ところで、除去栓を閉鎖壁から分離するときは、把持部を持ち引き上げ、環状の弱化溝を把持部が取り付けられた端から順次二方向に切断してゆき(この部位では溝が形成された方向に沿って引き裂く力が働いているので切断し易い)、最後に弱化溝が一致する箇所で除去栓を分離する(以下、最後の分離部位という)。
除去栓が最後に閉鎖壁から分離される箇所は、把持部の取り付けられた箇所から離れた、反対の部位の弱化溝となる。除去栓をその把持部を持って強い力で継続して引き上げてゆくので、この最後の分離部位では、溝が形成されている方向に対して交差する方向からの切断力が働くので、その切断に抵抗が増し、除去栓の最後の分離部位で勢いよく切断することになり、最後の分離部位の裏面に付着した内容液が外に撥ね飛び、又はその反動で容器を強く振動させることにもなって内溶液が外に撥ね飛び、思わぬ箇所を汚すなどの問題があった。
本発明は、除去栓を開栓する際の、上記内容液の撥ね飛びを抑えることを目的としたキャップを提供するものである。
請求項1に係る発明は、上記課題を解決するためのものであって、容器口に装着されるキャップは、その中心に容器内の内溶液を通す注ぎ口流路と、注ぎ口流路を閉鎖する、流路内壁に設けた閉鎖壁と、前記閉鎖壁に形成された環状の弱化溝により区画された除去栓とを備え、前記除去栓はその一隅に植設した支柱部と、支柱部の端部に把持部とを備え、前記除去栓を取り囲む弱化溝は、前記支柱部が植設された部位から中心を通る対称位置において前記流路内壁に向かう嘴状の尖った形状に形成された溝部を有することを特徴とするものである。
上記構成により、本発明のキャップは、除去栓を閉鎖壁から分離するとき(開栓のとき)、把持部をもって除去栓を引き上げながら弱化溝を切断するが、除去栓の最後の分離部位で勢いよく分離することがなく、弱化溝の嘴状に尖った溝部によって、分離(切断)における抵抗を少なくして、分離時の反動又は振動を抑えて内溶液の外への撥ね飛びを防止することができる。
請求項2に係る発明は、上記課題を解決するためのものであって、請求項1の構成に加えて、前記弱化溝の嘴状に尖った溝部は、30度前後の角度を持って折れ曲がった溝部として形成され、かつその溝部の底部は弱化溝のその他の底部の肉厚に略等しく成形されていることを特徴とするものである。
上記構成により、除去栓の最後の分離部位で勢いよく分離することがなく、弱化溝の嘴状に尖った薄い部位によって、より確実に反動又は分離の振動を緩衝して内溶液の撥ね飛びを防止することができる。
本発明は、上記各請求項記載の構成からなりものであるから、キャップの閉鎖壁に形成された環状の弱化溝により区画された除去栓には、支柱部が植設された部位から中心を通る対称位置においてキャップの流路内壁に向かう嘴状に尖った形状の突起が形成されるので、除去栓を閉鎖壁から分離する際に、除去栓の最後の分離部位に、この嘴状の突起部分が存在することになり、環状の弱化溝の切断に当たり弱化溝の形成されている方向に沿って切断することになり、切断の抵抗を弱めることができ、これにより内溶液の外への撥ね飛びを防止することができる。
図1は、本発明によるキャップの縦断面図である。 図2は、図1の底面図である。 図3は、本発明における除去栓をキャップから取り除いた状態の斜視図である。 図4は、従来のキャップに見られる弱化溝の複数の形状を示す図である。
本発明の実施例を図面に基ついて説明する。
図1において、容器口に装着されるキャップ1は、略円筒状を呈し、その中心に容器内の内溶液を流しだす注ぎ口流路2と、上端に注ぎ口3と、下端部に容器口に装着するための嵌合部4とを備えている。
また、注ぎ口流路2にはこれを閉鎖する閉鎖壁5が設けられ、閉鎖壁5には底面側から穿設された環状の弱化溝6により、閉鎖壁5中に、除去栓7が画成されている。
除去栓7は、その一隅に植設した支柱部7Aと、該支柱部7Aの上端部に固定した円輪状の把持部7Bとを備えている。
除去栓7を取り囲む弱化溝6は、図2に示すように、支柱部7Aが植設された部位からキャップ1の中心O1を通る対称位置において流路内壁2Aに向かう嘴状に尖った形状に形成された溝部6Aを有している。この尖った溝部6Aの角度(α)は底面視で30度前後であり、その角度の2分の1の線上にキャップの中心点O1及び支柱部7Aの植設部位がある。弱化溝6の嘴状に尖った溝部6Aには除去栓7の部分ははみ出さないように構成する。
この実施例では、環状の弱化溝6の全体形状は円環状に形成されており、その中心O2は、キャップ1の中心O1から溝部6Aが突出した分だけ支柱部7A側に偏心している。これは溝部6Aを突出させると共に除去栓7を取り除いてできる開口を最大の大きさにするためである。弱化溝6の全体の形状は円環状に限られるものではなく、従来の種々の弱化溝に組み合わせて利用できる。
弱化溝6の底部と、閉鎖壁5又は除去栓7の表面との間の肉厚は、弱化溝6の、嘴状に尖った溝部6Aを含めて略均一に成型する。
キャップ1から分離した除去栓7は、図3に示す状態となる。
なお、この実施例において、図1に示すように、閉鎖壁5又は除去栓7の表面中央部が下方に窪ませてあるのは、把持部7Bに指端を引っ掛けられ易くする空間を持たせるためである。また、除去栓7の表面には把持部7Bを引っ張る方向(弱化溝6を切断する方向)を示す矢印(図3参照)を設けておくことが望ましい。
1 キャップ,2 注ぎ口流路,2A 流路内壁,5 閉鎖壁,6 弱化溝,6A 嘴状に尖った溝部,7 除去栓,7A 除去栓に植立した支柱部,7B 支柱部の上端に固定した把持部

Claims (2)

  1. 容器口に装着されるキャップは、その中心に容器内の内溶液を通す注ぎ口流路と、注ぎ口流路を閉鎖する、流路内壁に設けた閉鎖壁と、前記閉鎖壁に形成された環状の弱化溝により区画された除去栓とを備え、前記除去栓はその一隅に植設した支柱部と、支柱部の端部に把持部とを備え、前記除去栓を取り囲む弱化溝は、前記支柱部が植設された部位から中心を通る対称位置において前記流路内壁に向かう嘴状の尖った形状に形成された溝部を有することを特徴とするキャップ。
  2. 前記弱化溝の嘴状に尖った溝部は、30度前後の角度を持って折れ曲がった溝部として形成され、かつその溝部の底部は弱化溝のその他の底部の肉厚に略等しく成形されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014162533A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Tenryu Kagaku Kogyo Kk 樹脂製キャップ

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