JP2012103935A - 端末装置及びプログラム - Google Patents

端末装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2012103935A
JP2012103935A JP2010252523A JP2010252523A JP2012103935A JP 2012103935 A JP2012103935 A JP 2012103935A JP 2010252523 A JP2010252523 A JP 2010252523A JP 2010252523 A JP2010252523 A JP 2010252523A JP 2012103935 A JP2012103935 A JP 2012103935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
firmware file
devices
printer
terminal device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010252523A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5488412B2 (ja
Inventor
Atsushi Kawai
淳 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2010252523A priority Critical patent/JP5488412B2/ja
Publication of JP2012103935A publication Critical patent/JP2012103935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5488412B2 publication Critical patent/JP5488412B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】適切なタイミングでデバイスのファームウェアファイルの更新を実行する。
【解決手段】デバイス20と接続される端末装置10に、更新用のファームウェアファイルを記憶する記憶部と、デバイス20が省電力状態であるか否かを判断する判断部11とを備え、デバイス20が省電力状態であると判断される場合にファームウェアファイルをデバイス20に対して送付する。この構成により、デバイス20が省電力状態になったことを端末装置10が判断し、ファームウェアファイルの更新を行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファームウェアファイルの更新を行う技術に関する。
例えば特許文献1では、デバイスは、省電力状態に移行した後に一定時間使用されていないことを条件として、情報処理装置からファームウェアファイルをダウンロードし、ファームウェアファイルを更新している。
特開2010−9474号公報
ところで、デバイスのファームウェアファイルを更新するための他の手法が要望されていた。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、デバイスにファームウェアファイルを更新させるための他の技術を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の装置は、デバイスと接続される端末装置であって、前記デバイスのための更新用のファームウェアファイルを記憶するためのファイル記憶部と、前記デバイスが省電力状態であるか否かを判断する状態判断部と、前記デバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記デバイスに対して送付する送付部とを備えることを特徴とする。
この構成では、デバイスが省電力状態であるか否かを端末装置が判断するため、デバイスが省電力状態であると判断される場合に、換言すれば、デバイスの負荷が低い場合に、端末装置は、更新用のファームウェアファイルをデバイスに送信することができる。この構成を採用すれば、端末装置は、デバイスに対して適切なタイミングでファームウェアファイルの更新を実行させることができる。
また、上記の装置において、前記端末装置は、2以上の前記デバイスに接続可能であり、前記状態判断部は、前記2以上のデバイスが前記省電力状態であるか否かを判断し、前記送付部は、前記2以上のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスのうち少なくとも1つのデバイスに対して送付することが好ましい。
この構成により、例えば複数台のデバイスのファームウェアファイルの更新を行うことができるため、効率よくファームウェアファイルの更新を行うことができる。
また、上記の装置において、前記端末装置は、前記2以上のデバイスを含むN個(N≧2)のデバイスに接続可能であり、前記N個のデバイスから取得されるN個の情報を用いて、前記N個のデバイスの中から、前記2以上のデバイスを含むM個(2≦M≦N)のデバイスを選択するための選択部を備え、前記状態判断部は、前記選択部で選択された前記M個のデバイスが前記省電力状態であるか否かを判断し、前記送付部は、前記M個のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記M個のデバイスのうち前記少なくとも1つのデバイスに対して送付することが好ましい。
この構成により、N個のデバイスのN個の情報を用いて、N個のデバイスの中からM個のデバイスを選択することができるため、選択されたM個のデバイスが省電力状態であるか否かを判断すれば済む。
また、上記の装置において、前記選択部は、前記N個のデバイスから取得される前記情報を用いて、特定のグループに属する前記M個のデバイスを選択し、前記M個のデバイスのうち、ファームウェアファイルの更新が必要な前記2以上のデバイスを選択し、前記送付部は、前記M個のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスのうち前記少なくとも1つのデバイスに対して送付することが好ましい。
この構成により、ファームウェアファイルの更新が必要なデバイスの選択を容易に行うことができる。
また、上記の装置において、前記2以上のデバイスが省電力状態になってから一定時間が経過したことを検知する時間検知部を備え、前記送付部は、前記2以上のデバイスが省電力状態になってから一定時間が経過したことが検知される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスのうち前記少なくとも1つのデバイスに対して送付することが好ましい。
この構成のように、デバイスの省電力状態と、かつ、一定時間の経過と、をファームウェアファイルの更新の条件とすることによって、デバイスの省電力状態のみを更新の条件とするときに比べて、より適切なタイミングでファームウェアファイルの更新を行うことができる。
また、上記の装置において、ユーザによって予め設定される期間であって、前記デバイスで現在利用されているファームウェアファイルを前記更新用のファームウェアファイルに更新する前記期間を記憶する設定記憶部と、現在の時刻が前記期間内の時刻であるか否かを判断する時刻判断部と、を備え、前記送付部は、前記時刻判断部によって、前記現在の時刻が前記期間内の時刻であると判断された場合に、前記デバイスに前記更新用のファームウェアファイルを送付してもよい。
この構成により、ユーザによって予め設定される期間内に、例えばデバイスが使用されないことが予想される期間内に、ファームウェアファイルの更新を行うように設定することができるため、より適切なタイミングでファームウェアファイルの更新を行うことができる。
また、上記の装置において、前記デバイスの前記ファームウェアファイルを前記更新用のファームウェアファイルに更新すべきことを、ユーザに通知する通知部を備えていてもよい。
この構成により、デバイスがファームウェアファイルの更新対象になっているか否かを、デバイスを使用するユーザが知ることができる。
また、上記の装置において、前記送付部は、さらに、前記デバイスの前記ファームウェアファイルが前記更新用のファームウェアファイルに更新された後に、前記デバイスに電源を切断させるための信号を、前記デバイスに対して送信してもよい。
この構成により、デバイスの電力消費を抑制することができる。
また、前記デバイスが前記更新用のファームウェアファイルの更新を完了したことを判断する完了判断部と、前記完了判断部が更新完了の判断を行ったことを契機として、前記記憶部から前記更新用のファームウェアファイルを消去する消去部とを備えることが好ましい。
この構成により、記憶部の残りの容量を増大させることができる。
なお、この発明は、端末装置及び端末装置で実行される方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体等の種々の態様で実現することができる。
第1の実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図。 管理リストを示す図。 更新リストを示す図。 ファームウェアファイルを更新するグループを設定するユーザインターフェースを示す図。 端末装置、デバイス、及びサーバ間での処理を時系列で示したシーケンス図。 デバイスのパネルに表示される更新通知の具体例を示す図。 更新設定処理の条件を設定するユーザインターフェースを示す図。 更新処理全体を示すフローチャート。 デバイスの更新予告通知を示すフローチャート。 ファームウェアファイルの送信処理を示すフローチャート。 第2の実施形態におけるファームウェアファイルの送信処理を示すフローチャート。 第2の実施形態における更新設定処理の条件を設定するユーザインターフェースを示す図。 第3の実施形態におけるデバイスの更新予告通知を示すフローチャート。 第3の実施形態における更新設定処理の条件を設定するユーザインターフェースを示す図。 メールを使ってユーザに更新通知を行う際の具体例。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
<実施形態1>
(システムの構成)
図1は、本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。
図1に示したように、本システムは、管理アプリケーションを保持する端末装置10と、プリンタ20と、更新用のファームウェアファイルを格納するサーバ30と、を備える。
(端末装置)
端末装置10は、一般的なクライアント用コンピュータであって、CPU11、ROM12、RAM13、HDD(ハードディスクドライブ)14、操作部15、表示部16、ネットワークインターフェイス17を備えている。
CPU11は、端末装置10の動作を制御する。ROM12は、BIOS等のプログラムを記憶している。HDD14は、OSや、アプリケーションプログラム、データ等を記憶している。
特に、本実施例では、HDD14には、プリンタ20にファームウェアファイルを更新させるための管理プログラムが記憶されている。CPU11は、HDD14に記憶されている管理プログラムを読み出してRAM13に格納し、該管理プログラムを実行する。これにより、CPU11は、プリンタ20によるファームウェアファイルの更新を制御することができる。この際、CPU11は、RAM13内に、管理リスト51と、監視対象リスト53と、更新リスト54と、を作成する。なお、これらのリストについては後述する。
操作部15は、キーボードやポインティングデバイスを備えており、ユーザは操作部15を用いてCPU11に対する各種の指示を入力する。ネットワークインターフェイス17は、LAN40に接続されている。
(プリンタ)
プリンタ20は、CPU21、RAM22、NVRAM23、印刷部24、表示部25、ネットワークインターフェイス26を備えている。
CPU21は、プリンタ20の動作を制御する。NVRAM23は、不揮発性のメモリであって、CPU21がプリンタ20の動作の制御を実現するためのファームウェアファイル(プログラム)23aを記憶している。ファームウェアファイル23aは、ファイル名とバージョン情報とを有している。
プリンタ20は、プリンタ20に既にインストールされている古いバージョンのファームウェアファイル23aを新しいバージョンのファームウェアファイルに書き換えることによって、ファームウェアファイルを更新することができる。
ネットワークインターフェイス26は、LAN40に接続されており、これにより端末装置10とプリンタ20との間での通信が可能となっている。表示部25は、ディスプレイを備えており、ユーザは表示部に表示される画面を見ることによってファームウェアファイルの更新情報やプリンタの状態やファームウェアファイルのバージョン情報を確認可能である。印刷部24は、端末装置10から供給された印刷データに基づいてCPU21の制御により画像を形成する。
なお、図1では合計3台のプリンタ20、20A、20BがLAN40に接続された状態を示しているが、本システムでは、2台または4台以上のプリンタを接続することができる。また、本システムには、互いに異なるモデルのプリンタ20を混在させることができる。
LAN40は、図示しないルータを介してインターネット等のWAN41に接続されている。このWAN41には、サーバ30が接続されている。
(サーバ)
サーバ30は、後述するようにプリンタ20のモデル毎のファームウェアファイルの最新バージョン情報や、更新用のファームウェアファイルを格納しており、端末装置10からの要求に応じて必要な情報を供給する。
(端末装置内の記憶テーブル)
ところで、前述のように、端末装置10内には管理リスト51、監視対象リスト53、更新リスト54が作成される。
管理リスト51は、図2に示すように、管理対象の複数(N個)のプリンタ20、換言すれば、端末装置10にLAN40を介して接続されている複数(N個)のプリンタを示すリストであり、端末装置10内のRAM13に格納されている。管理リスト51には、プリンタ毎に、プリンタのモデル名や、設置場所(Location)、管理者(Contact)などの情報が登録されている。なお、各プリンタの情報は、例えばSNMPプロトコルを利用して取得可能である。
監視対象リスト53(図示せず)は、管理リスト51に登録された複数(N個)のプリンタの中で、更新が必要である可能性のある候補である複数(M個)のプリンタを示すリストである。CPU11は、管理リスト51に登録されているプリンタ20の中から、ユーザに指定されたグループに属するプリンタ20を、監視対象リスト53に登録する。なお、ユーザは、各プリンタの情報を用いて、グループを指定可能である。
更新リスト54は、図3に示すように、監視対象リスト53(図示せず)に登録された複数(M個)のプリンタ20のうち、ファームウェアファイルの更新を行う必要があると判断された複数(2以上)のプリンタ20を示すリストである。更新リスト54には、図3に示したように、プリンタ20のモデル名や、IPアドレス、Location欄(どの場所にプリンタ20が設置されているか)、Contact欄(誰がプリンタ20を管理しているか)等の項目によってリストアップされる。
なお、図4は、監視対象リスト53を作成するために、管理リスト51のプリンタ20の中から特定のグループに属するプリンタ20をユーザが指定する際に用いるユーザインターフェースである。まず、図4上段に記載したように、ユーザはファームウェアファイルを更新するグループを指定するか否かを選択できる。ファームウェアファイルを更新するグループを指定する場合は、例えば上述したプリンタ20のモデル名、Location欄、Contact欄の項目を指定することができる。これらの項目の中で、ユーザは自身が設定したい項目のチェックマークを選択し、条件を指定する。
(システムの動作)
次に、端末装置10とプリンタ20、及びサーバ30の間でのデータの送受信について、図5のシーケンス図を用いて説明する。
CPU11は、監視対象リスト53に登録された各プリンタ20に対して、ファームウェアファイル23aの情報を要求する信号を送信する(S1)。この要求に応じて、CPU11は、プリンタ20から、プリンタ20で現在利用されているファームウェアファイル23aの情報を受信する(S2)。例えば、ファームウェアファイルの情報は、ファームウェアファイルの名前と、バージョン情報と、を含む。なお、ファームウェアファイルの情報は、ファームウェアファイルを特定できる情報であればよい。
CPU11は、プリンタ20から、プリンタ20で現在利用されているファームウェアファイル23aの情報を受信すると、サーバ30に対して、該ファームウェアファイル23aの情報を送信する(S3)。そして、サーバ30は、更新用のファームウェアファイルがあるか否かを判断する。例えば、ファームウェアファイル23aとファームウェアファイル30aとで名前は一致したが、バージョン情報が異なる場合は、更新用のファームウェアファイルがあると判断する。端末装置10のCPU11は、更新用のファームウェアファイルがあるか否かの情報と、更新用のファームウェアファイル30aの名前と、をサーバ30から受信する(S4)。
CPU11は、更新用のファームウェアファイル30aを使用するプリンタ20を前述の更新リスト54に登録し、ファームウェアファイルの更新予告を通知する信号を、更新リスト54に登録されたプリンタ20(更新対象のプリンタ20)に対して送信する(S5)。図6は、ファームウェアファイルの更新を行う必要があると判断されたプリンタ20の表示部に表示されるメッセージを示す。
続いて、CPU11は監視対象リスト53に登録されているM個のプリンタ20が省電力状態になっているか否かを判断するため、監視対象リスト53に登録されているそれぞれのプリンタ20に対してプリンタの状態情報を要求する信号を送信する(S6)。プリンタの状態情報は、例えば、印刷中であることを示す状態情報や、省電力状態であることを示す状態情報を含んでいる。CPU11は、要求信号を受け取ったプリンタ20から、状態情報を有する信号を受信する(S7)。この信号の送受信を継続的に行うことで、CPU11は監視対象リスト53に登録されているM個のプリンタ20の状態を監視する。なお、本実施例では、省電力状態は、ネットワークインターフェース26は動作しているが、プリンタ20の印刷部24に電力が供給されていない状態である。なお、プリンタが複数のCPUを備える場合には、省電力状態は、少なくとも1つのCPUの動作が停止している状態であってもよい。このように、省電力状態は、印刷実行中より消費電力が低い状態であればよい。
監視対象リスト53に登録されているM個のプリンタ20が省電力状態に移行したと判断されたら、CPU11は、サーバ30に対し、更新リスト54に登録された更新対象のプリンタ20に適用する更新用のファームウェアファイル30aを要求する信号を送信する(S8)。CPU11は、要求信号を受け取ったサーバ30から、更新用のファームウェアファイル30aを受信する(S9)。
更新用のファームウェアファイル30aを受信した後、CPU11は、更新リスト54に登録されているそれぞれのプリンタ20に対し、更新用のファームウェアファイル30aを送信する(S10)。この後、CPU11は、プリンタ20のファームウェアファイル23aが更新されたか否かを判断するため、更新リスト54に登録されているそれぞれのプリンタ20に対して、状態情報を要求する信号を送信する(S11)。CPU11は、この送信処理を、更新リスト54に登録されているそれぞれのプリンタ20の更新処理が完了したことを確認できるまで送信を繰り返す。
なお、プリンタ20のファームウェアファイルの更新が完了したかは、以下のように確認される。通常、ファームウェアファイルの更新中は、端末装置10のネットワークインターフェース17と、プリンタ20のネットワークインターフェース26と、の接続ができなくなり、端末装置10とプリンタ20の間で信号の送受信が行えない。一方で、ファームウェアファイルの更新が完了すると、端末装置10とプリンタ20との間で信号の送受信が可能となる。従って、端末装置10は、端末装置10がプリンタ20から状態情報を受け取れない状態から、状態情報を受け取れる状態へ移行したら、プリンタ20の更新処理が完了したことを確認できる。なお、端末装置10は、さらに、プリンタのファームウェアファイル23aのバージョン情報を取得することによって、プリンタ20の更新処理が完了したことを確認してもよい。
プリンタ20のファームウェアファイル23aの更新が完了したことを確認したら(S12)、CPU11は更新リスト54に登録されたプリンタ20の中で、更新が完了したプリンタ20に対し、順次状態を変更するように指示する(S13)。本実施例では、電源を切断するように指示する信号を送信する。
ところで、本実施例では、プリンタ20のファームウェアファイルの更新を開始する条件を、ユーザが設定する。図7はプリンタ20のファームウェアファイルの更新を開始する条件を設定するためのユーザインターフェースである。図7に示したように、更新を開始する条件として、例えばプリンタ20が省電力状態に移行した後どれだけの時間が経過したらファームウェアファイルの更新を開始するかということや、どの時間帯にファームウェアファイルの更新を行うかを指定することができる。なお、設定された条件の情報はHDD14に記憶される。なお、この条件についてはさらに後述する。
(端末の動作)
次に、図8のフローチャートを用いて、端末装置10のCPU11が、プリンタにファームウェアファイルの更新を実行させるための更新処理の流れについて説明する。図8は更新処理全体を示すフローチャートである。
更新処理は、ユーザによってプリンタ20のファームウェアファイルが更新されているか否かを調べるようCPU11が指示を受けたことにより開始される(S100)。ユーザから該指示を受けた場合、CPU11は、ファームウェアファイルの更新を管理するためのグループが指定されているか否かを確認する(S200)。
グループが指定されている場合には、CPU11は、管理リスト51のN個のプリンタ20のうち、指定されたグループに属するプリンタ20を、上述した監視対象リスト53に登録する(S300)。なお、グループが指定されていない場合は、CPU11は管理リスト51に登録されている全てのプリンタ20を監視対象リスト53に登録する(S400)。
続いて、監視対象リスト53に登録されたM個のプリンタについて、CPU11は、サーバ30から受信した情報(更新されているファームウェアファイル30aの名前と、更新用のファームウェアファイルがあるか否かの情報)に基づき、プリンタ20のファームウェアファイル23aを更新すべきプリンタ20があるか否かを確認する(S500。図5のS1〜S4に相当)。監視対象リスト53内の全てのプリンタ20で更新の必要がないと判断された場合には、CPU11は、更新が不要である旨のメッセージをCPU11の表示部16に表示し(S600)、図8のファームウェアファイルの更新処理を終了する。なお、該メッセージはプリンタ上の表示部に表示してもよい。
ファームウェアファイルの更新をする必要があるプリンタが少なくとも一つあると判断された場合には、CPU11は更新の必要があるプリンタ20を図3に示した更新リスト54に登録する(S700)。
CPU11は、更新リスト54に表示されたプリンタ20のファームウェアファイルの更新を実行するか否かをユーザに確認する(S800)。この確認は、ユーザによって、図3に示したユーザインターフェースにおける実行ボタンが押下されるか否かで行われる。なお、該ユーザインターフェースにおいてユーザが監視したいプリンタ20を個別に選択してもよい。
CPU11は、ユーザから操作部15を通じてプリンタ20の更新が不要である旨の指令を受けた場合(図3で示した表示の中で、キャンセルボタンを押下された場合)は、図8のファームウェアファイル更新処理を終了する。一方で、ユーザから、プリンタの更新を監視するよう指示された場合、CPU11は各プリンタのファームウェアファイルの更新を予告する処理であるプリンタ更新予告通知処理を行う(S900。図5のS5に相当)。
図8のS900におけるプリンタ更新予告通知処理について図9のフローチャートを用いて詳述する。
まずCPU11は、RAM13に格納されている更新リスト54の中で、1番目に登録されているプリンタ20を、通知先プリンタとして選択する(S902)。続いて、CPU11は、通知先プリンタに対して、ファームウェアファイルの更新を予告する旨を通知する(S904)。この際、すなわち、通知先のプリンタのパネルには、図6に示すメッセージが表示される。
更新リスト54内で1番目に登録されたプリンタ20への更新予告通知が完了したら、CPU11は通知が完了したプリンタが更新リスト54の最後に登録されたプリンタ20であるか否かを確認する(S906)。更新リスト54の最後に登録されたプリンタでない場合、すなわち通知を行っていないプリンタが更新リスト54内に存在すると判断される場合には、更新リスト54内の次に登録されているプリンタ20を通知先プリンタとして選択する(S908)。更新リスト54内の最後のプリンタ20まで通知が完了していると判断された場合には、プリンタ更新通知の処理を終了する。
図8のS900において、プリンタ20の更新予告通知処理が完了すると、続いてCPU11は、監視対象リスト53に登録されているプリンタ20が全て省電力状態になっているか否かを確認する(S1000)。具体的には、CPU11は、監視対象リスト53に登録されているM個のプリンタ20に対して状態情報を要求するための信号を送信する(S1000。図5のS6及びS7に相当)。この処理は、M個の全てのプリンタが省電力状態になったことを確認できるまで、継続的に行われる。
CPU11が監視対象リスト53のM個全てのプリンタ20から省電力状態である旨の状態情報を受信した場合、CPU11は時間の計測を開始し(S1100)、ユーザが前述した図7のユーザインターフェースを用いて予め設定した一定時間が経過するまで待機する。
その後、CPU11は、プリンタ20が省電力状態に移行した後一定時間が経過したか否かを、継続的に確認する(S1200)。一定時間が経過していない場合は、CPU11は監視対象リスト53に登録されているM個のプリンタが全て省電力状態を維持できているか否かを確認する(S1300)。
監視対象リスト53のM個の全てのプリンタ20が省電力状態を維持できている場合は(S1300 YES)、CPU11は処理をS1200に戻す。一方、監視対象リスト53に登録されているプリンタのうち少なくとも一つが省電力状態でない状態へ変化している場合は(S1300 NO)、再びS1000へ戻る。
このようにして、監視対象リスト53に登録されたM個のプリンタが全て省電力状態であり(S1000 YES)、かつ、M個のプリンタが全て省電力状態に移行した後一定時間が経過した場合には(S1200 YES)、CPU11は現在の時刻が図7のユーザインターフェースを用いてユーザによって設定されたファームウェアファイルの更新許可時間内であるか否かを判断する(S1400)。
現在の時刻がファームウェアファイルの更新許可時間内であると判断された場合は、CPU11は後述するファームウェアファイルの送信処理を実行する(S1500。図5のS8〜S13)。その後、CPU11はS1500で更新処理を終えたプリンタが更新リスト54に挙げられた最後のプリンタであるか否かを判断する(S1600)。更新リスト54内にプリンタが残っていると判断される場合は(S1600 NO)、CPU11は再度更新許可時間内であるか否かの確認を行う(S1400)。更新許可時間内であると判断される限りは、更新リスト54に登録されているプリンタ20のファームウェアファイル23aの更新処理を継続する。更新リスト54の全てのプリンタ20が更新されたことが確認できた場合は、CPU11は図8の更新処理を終了する。なお、更新リスト54に登録されているプリンタが1台のみである場合は、1台のプリンタの更新が終了した段階で更新処理を終了する。
次に、図8のS1500のファームウェアファイル送信処理について、図10のフローチャートを用いて詳述する。
CPU11は、更新リスト54内の1番目に登録されているプリンタ20を更新対象として選択する(S1502)。次に、CPU11は選択したプリンタ20に適用するファームウェアファイルが端末装置のHDD14にダウンロードされているか否かを確認する(S1504)。ファームウェアファイルがダウンロードされていないと確認される場合は、CPU11はサーバ30から対象のファームウェアファイル30aをHDD14にダウンロードする(S1506。図5のS8及びS9に相当)。
続いて、CPU11は更新用のファームウェアファイル30aをプリンタ20に送信する(S1508。図5のS10に相当)。この際、プリンタではファームウェアファイルの更新が実行される。続いて、CPU11は、プリンタ20のファームウェアファイルの更新が完了したか否かを判断するため、プリンタ20から状態情報を要求する信号をプリンタ20に要求し、プリンタ20から該情報を受信する(S1510.図5のS11及びS12に相当)。なお、前述したように、ファームウェアファイルの更新が完了したかは、端末装置10がプリンタ20から状態情報を受け取れない状態から、状態情報を受け取れる状態へ移行したことを以って判断する。
プリンタ20のファームウェアファイルの更新が完了したと判断できたら(S1510 YES)、CPU11はプリンタ20の電源を切断するための信号をプリンタ20に対して送信する(S1512。図5のS13に相当)。端末装置10とプリンタ20との間でプリンタ20に対して信号を送信したら、CPU11は更新リスト54の中に同一の更新用ファームウェアファイルを適用するプリンタ20が存在するか否かを判断する(S1514)。例えば、同一のモデル名であるプリンタに対しては同一のファームウェアファイルが適用できる。
同一のファームウェアファイルを適用するプリンタ20が存在する場合は(S1514 YES)、更新用のファームウェアファイルはCPU11から消去しない。一方、同一の更新用ファームウェアファイルを適用するプリンタ20が存在しない場合は(S1514 NO)、CPU11は更新用のファームウェアファイルをCPU11から消去する(S1516)。その後、CPU11は更新リスト54からファームウェアファイルの更新が完了したプリンタ20のエントリを消去し(S1518)、ファームウェアファイル送信処理を終了する。
<実施形態2>
次に本発明の第2の実施形態について、図11を参酌して説明する。図11は、ファームウェアファイル送信処理を示すフローチャートである。なお、システム構成は実施形態1と同様であるので説明を省略する。
また、図12は、図7で示したユーザインターフェースの変形例である。図7に示した内容に加えて、図12ではファームウェアファイルの更新終了後のプリンタ20の状態を指定する項目が追加されている。この項目によって、ファームウェアファイルの更新終了後にプリンタ20を省電力状態に戻すか、プリンタの電源を切断するか、をユーザに選択させることができる。
これによる効果として以下のことが望まれる。すなわち、実施形態1ではファームウェアファイル送信処理を実行後、CPU11が更新完了後のプリンタ20の電源を切断するための信号をプリンタ20に対して送信する。一方で、本実施形態では、図12に示したように、ファームウェアファイルの更新が完了した後、プリンタ20をどのような状態に移行させるのかということについて予めユーザに指定させることができる。
実際の処理について説明する。まずCPU11は、RAM13に格納されている更新リスト54内の1番目に登録されているプリンタ20を、更新対象として選択する(S1502a)。次に、CPU11は、更新対象として選択したプリンタ20がS1500に移行する瞬間にどのような状態であるのかを識別し、プリンタ20の状態を記憶する(S1503)。ここでプリンタの状態とは、プリンタ20の印刷部24に電力が供給されていない状態や、いわゆるスリープ状態、スタンバイ状態、及びネットワークインターフェイス26のみに電力が供給されている状態などを指す。
次に、CPU11は、選択したプリンタ20に適用するファームウェアファイルが端末装置のHDD14にダウンロードされているか否かを確認する(S1504a)。ファームウェアファイルがダウンロードされていないと確認される場合は、CPU11はサーバ30から対象のファームウェアファイルをHDD14にダウンロードする(S1506a。図5のS8及びS9に相当)。続いて、CPU11は更新用ファームウェアファイルをプリンタ20に送信する(S1508a。図5のS10に相当)。この際プリンタではファームウェアファイルの更新が実行される。
続いて、CPU11は、プリンタ20のファームウェアファイルの更新が完了したか否かを判断するため、プリンタ20から更新状態を示す信号を受信する(S1510a.図5のS11及びS12に相当)。プリンタ20から、ファームウェアファイルの更新が完了した旨の信号を受信したら(S1510a YES)、CPU11は、プリンタ20の状態を更新前の状態に戻すようユーザから図12に示したユーザインターフェースを用いて指示されているか否かを確認する(S1511)。
更新前の状態に戻すように指示されている場合は(S1511 YES)、CPU11は更新前の状態を保持した信号をプリンタ20へ送信し、更新前の状態へ移行するようにプリンタ20に対して要求する(S1513)。一方で、プリンタ20の状態の復元の指定が行われていない場合には(S1511 NO)、実施形態1と同様に、プリンタ20の電源を切断するようにプリンタ20に対して信号を送信する(S1512a)。
以降の処理は実施形態1と同様であるので、説明を省略する。
<実施形態3>
次に本発明の第3の実施形態について、図13を参酌して説明する。図13は、プリンタに対する更新通知処理を示すフローチャートである。
また、図14は、図7で示したユーザインターフェースの変形例である。図7に示した内容に加えて、図14ではファームウェアファイルの更新が必要であることを、プリンタ20のパネルだけではなく、ユーザの端末装置に対しても更新を予告する通知を行うか否かを指定する項目が追加されている。この項目によって、プリンタの更新が必要であるか否かを端末装置の表示を用いてユーザに知らせることができる。なお、ユーザに対してファームウェアファイルの更新通知をすると指定された場合、図15に示したメッセージがユーザ宛に送信され、ユーザは端末装置10などを用いて該メッセージを受け取ることができる。
実際の処理について説明する。まずCPU11は、RAM13に格納されている更新リスト54の中で、1番目に登録されているプリンタ20を、通知先プリンタとして選択する(S902a)。続いて、CPU11は、ユーザ宛にファームウェアファイルの更新を予告する通知を行うことが指定されているか否かを判断する(S903)。
ユーザの端末装置に対してもファームウェアファイルの更新を予告する通知を行うように指定されている場合は(S903 YES)、CPU11はNVRAM23に予告通知する対象であるユーザの連絡先アドレスが設定されているか否かを確認する(S905)。ユーザの連絡先アドレスが設定されている場合は(S905 YES)、CPU11はユーザの連絡先アドレスに図15に示したメッセージを送信する(S907)。続いて、実施形態1と同様にしてプリンタ20に対しても更新を予告する通知を送信する(S904a)
一方、ユーザへの更新通知をすることが指定されていない場合(S903 NO)、若しくはユーザの連絡先アドレスが設定されていない場合は(S905 NO)、CPU11は実施形態1と同様にしてプリンタ20に対してのみ更新を予告する通知を送信する(S904a)。
以降の処理は実施形態1と同様であるため、説明を省略する。
なお、前述した各実施形態では、デバイスの例としてプリンタを用いて説明を行ったが、あくまで一例を示したものにすぎない。従って、ファームウェアファイルの更新を行う必要があるデバイスであれば本発明を用いてファームウェアファイルの更新を実行することが可能である。
また、前述した各実施形態では、グループを指定する項目として、ファームウェアのモデル名、プリンタの設置されている場所、及びプリンタの管理者を記載した。しかしながら、その他の項目、例えばプリンタのメーカー名などを含めることも可能である。一般には、N個のプリンタから取得される情報を用いて、N個のプリンタからM個のプリンタが選択されればよい。
また、前述した各実施形態では、1台のプリンタ20に1つのファームウェアファイルが格納されていることを前提として説明したが、1台のプリンタ20に複数のファームウェアファイルが格納されていることがある。プリンタ20が格納する複数のファームウェアファイル23aのうち更新用のファームウェアファイル30aを少なくとも1つ含む場合、更新用のファームウェアファイル30aをプリンタ20に送信し、ファームウェアファイル23aを更新する処理を実行する。
また、実施形態1ではグループを指定することで監視対象リスト53に登録するプリンタを指定する構成としたが、例えば管理リスト51の中からユーザが任意に選択したプリンタを監視対象リスト53に登録する構成としてもよい。
さらに、実施形態1及び実施形態2では、デバイスのファームウェアファイルの更新が完了した後、デバイスの状態を省電力状態に移行させることや、デバイスの電源を切断することを記載した。しかしながら、例えば、常に省電力状態に移行させる構成としてもよい。
以上の説明において、CPU21が制御する管理プログラムのうち、図5におけるS6、S7、及び図8のS1000、S1300が本発明の状態判断部の処理に相当する。また、図5のS10、及び図10のS1502、S1504、S1506、S1508が送付部の処理に相当する。また、図8のS200、S300、S400、S500、S600、S700、S800が選択部の処理に相当する。また、図8のS1100、S1200が時間検知部の処理に相当する。また、図8のS1400が時刻判断部の処理に相当する。また、図5のS5、及び図8のS900が通知部の処理に相当する。また、図5のS11、S12、及び図10のS1510が完了判断部の処理に相当する。また、図10のS1514、S1516、S1518が消去部の処理に相当する。また、HDD14は、ファイル記憶部及び設定記憶部に相当する。
また、以上の説明において、管理リスト51に登録されるプリンタが、本発明のN個のデバイスに相当する。また、監視対象リスト53に登録されるプリンタが、本発明のM個のプリンタに相当する。さらに、更新リスト54に登録されるプリンタが、本発明の2以上のデバイスに相当する。
10…端末装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…HDD、15…操作部、16…表示部、17…ネットワークインターフェイス、20…デバイス、21…CPU、22…RAM、23…NVRAM、23a…ファームウェアファイル、24…印刷部、25…表示部、26…ネットワークインターフェイス、30…サーバ、30a…更新用ファームウェアファイル、40…LAN、41…WAN、51…管理リスト、53…監視対象リスト、54…更新リスト

Claims (10)

  1. デバイスと接続される端末装置であって、
    前記デバイスのための更新用のファームウェアファイルを記憶するためのファイル記憶部と、
    前記デバイスが省電力状態であるか否かを判断する状態判断部と、
    前記デバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記デバイスに対して送付する送付部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 請求項1に記載の端末装置であって、
    前記端末装置は、2以上の前記デバイスに接続可能であり、
    前記状態判断部は、前記2以上のデバイスが前記省電力状態であるか否かを判断し、
    前記送付部は、前記2以上のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスのうち少なくとも1つのデバイスに対して送付する、端末装置。
  3. 請求項2に記載の端末装置であって、さらに、
    前記端末装置は、前記2以上のデバイスを含むN個(N≧2)のデバイスに接続可能であり、
    前記N個のデバイスから取得される情報を用いて、前記N個のデバイスの中から、前記2以上のデバイスを含むM個(2≦M≦N)のデバイスを選択するための選択部を備え、
    前記状態判断部は、前記選択部で選択された前記M個のデバイスが前記省電力状態であるか否かを判断し、
    前記送付部は、前記M個のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記M個のデバイスのうち前記少なくとも1つのデバイスに対して送付する、端末装置。
  4. 請求項3に記載の端末装置であって、
    前記選択部は、前記N個のデバイスから取得される前記情報を用いて、特定のグループに属する前記M個のデバイスを選択し、前記M個のデバイスのうち、ファームウェアファイルの更新が必要な前記2以上のデバイスを選択し、
    前記送付部は、前記M個のデバイスが前記省電力状態であると判断される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスのうち前記少なくとも1つのデバイスに対して送付する、端末装置。
  5. 請求項2乃至4に記載の端末装置であって、
    前記2以上のデバイスが省電力状態になってから一定時間が経過したことを検知する時間検知部を備え、
    前記送付部は、前記2以上のデバイスが省電力状態になってから一定時間が経過したことが検知される場合に、前記更新用のファームウェアファイルを前記2以上のデバイスに対して送付する、端末装置。
  6. 請求項1乃至5に記載の端末装置であって、さらに、
    ユーザによって予め設定される期間であって、前記デバイスで現在利用されているファームウェアファイルを前記更新用のファームウェアファイルに更新する前記期間を記憶する設定記憶部と、
    現在の時刻が前記期間内の時刻であるか否かを判断する時刻判断部と、
    を備え、
    前記送付部は、
    前記時刻判断部によって、前記現在の時刻が前記期間内の時刻であると判断された場合に、前記デバイスに前記更新用のファームウェアファイルを送付する、端末装置。
  7. 請求項1乃至6に記載の端末装置であって、
    前記デバイスの前記ファームウェアファイルを前記更新用のファームウェアファイルに更新すべきことを、ユーザに通知する通知部を備えることを特徴とする端末装置。
  8. 請求項1乃至7に記載の端末装置であって、前記送付部は、さらに、
    前記デバイスの前記ファームウェアファイルが前記更新用のファームウェアファイルに更新された後に、前記デバイスに電源を切断させるための信号を、前記デバイスに対して送信する、端末装置。
  9. 請求項1乃至8に記載の端末装置であって、さらに、
    前記デバイスが前記更新用のファームウェアファイルの更新を完了したことを判断する完了判断部と、
    前記完了判断部が更新完了の判断を行ったことを契機として、前記記憶部から前記更新用のファームウェアファイルを消去する消去部と
    を備えることを特徴とする端末装置。
  10. デバイスと接続されて、前記デバイスのための更新用のファームウェアファイルを記憶するための記憶部を備えるコンピュータに、
    前記デバイスが省電力状態であるか否かを判断する状態判断部と、
    前記デバイスが省電力状態であることを判断したことを契機に、前記ファームウェアファイルを前記デバイスに対して送付する送付部と、
    として機能させるプログラム。
JP2010252523A 2010-11-11 2010-11-11 端末装置及びプログラム Active JP5488412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010252523A JP5488412B2 (ja) 2010-11-11 2010-11-11 端末装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010252523A JP5488412B2 (ja) 2010-11-11 2010-11-11 端末装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012103935A true JP2012103935A (ja) 2012-05-31
JP5488412B2 JP5488412B2 (ja) 2014-05-14

Family

ID=46394245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010252523A Active JP5488412B2 (ja) 2010-11-11 2010-11-11 端末装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5488412B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021714A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306844A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Hitachi Ltd マルチプロセッサシステムの無停止プログラム変更方法およびマルチプロセッサシステムおよびディスク制御装置の無停止プログラム変更方法およびディスク制御装置
JP2002063035A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Hitachi Ltd 情報処理装置の遠隔保守方法
JP2002091776A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Sanyo Electric Co Ltd バージョンアップデータ管理方法
JP2005228200A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ricoh Co Ltd 電子装置
JP2006215958A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Nec Fielding Ltd 周辺装置管理システム及び方法並びに周辺装置管理用プログラム
JP2006301960A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Denso Corp 自動車用制御ユニット
JP2007281810A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sharp Corp 画像処理装置
WO2008126221A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-23 Fujitsu Limited ソフトウェア修正管理プログラム、ソフトウェア修正管理装置、およびソフトウェア修正管理方法
JP2009175885A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム
JP2010198630A (ja) * 2010-04-16 2010-09-09 Sharp Corp プログラム管理システム

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07306844A (ja) * 1994-05-13 1995-11-21 Hitachi Ltd マルチプロセッサシステムの無停止プログラム変更方法およびマルチプロセッサシステムおよびディスク制御装置の無停止プログラム変更方法およびディスク制御装置
JP2002063035A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Hitachi Ltd 情報処理装置の遠隔保守方法
JP2002091776A (ja) * 2000-09-20 2002-03-29 Sanyo Electric Co Ltd バージョンアップデータ管理方法
JP2005228200A (ja) * 2004-02-16 2005-08-25 Ricoh Co Ltd 電子装置
JP2006215958A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Nec Fielding Ltd 周辺装置管理システム及び方法並びに周辺装置管理用プログラム
JP2006301960A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Denso Corp 自動車用制御ユニット
JP2007281810A (ja) * 2006-04-05 2007-10-25 Sharp Corp 画像処理装置
WO2008126221A1 (ja) * 2007-03-29 2008-10-23 Fujitsu Limited ソフトウェア修正管理プログラム、ソフトウェア修正管理装置、およびソフトウェア修正管理方法
JP2009175885A (ja) * 2008-01-22 2009-08-06 Canon Inc 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及び、情報処理プログラム
JP2010198630A (ja) * 2010-04-16 2010-09-09 Sharp Corp プログラム管理システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017021714A (ja) * 2015-07-14 2017-01-26 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP5488412B2 (ja) 2014-05-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3682777B2 (ja) 画像形成装置および遠隔管理システム
JP4971610B2 (ja) デバイスドライバを管理するためのプログラムおよび方法と情報処理装置
JP4656669B2 (ja) 印刷システム
JP4481912B2 (ja) ネットワークデバイスおよびネットワークシステムおよびネットワークデバイスの省電力制御方法およびプログラム
JP3963692B2 (ja) 複数の情報処理装置の電源制御方法、その情報処理装置、及びプログラム
KR101636552B1 (ko) 화상형성장치와 연결되는 호스트장치, 서버 및 그 인쇄방법
JP2010231387A (ja) プログラム、情報処理システムおよび情報処理装置
JP2016206694A (ja) 端末、情報処理装置、画像形成システム及びプログラム
US9049332B2 (en) Management apparatus, management method and network system
JP2012247977A (ja) 情報処理装置、発注システム、発注管理プログラム、及びそのプログラムを記憶した記録媒体
JP6242178B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
US9122468B2 (en) Host apparatus connected to image forming apparatus and power save mode control method thereof
US8230132B2 (en) Management device and computer readable medium
JP5488412B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP2010072757A (ja) 機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、及びそのプログラムを記録した記録媒体
JP2012025009A (ja) 画像形成装置、制御方法、及びプログラム
JP5838872B2 (ja) 画像形成装置、省エネ制御方法およびプログラム
JP2010089424A (ja) 印刷装置
JP2014179038A (ja) 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
JP5311996B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びコンピュータプログラム
JP6016855B2 (ja) インストーラープログラム、ドライバープログラムおよび画像形成装置
JP5353833B2 (ja) サーバ、印刷設定ファイルの保存制御方法および保存制御プログラム
JP2018088035A (ja) 情報処理装置および情報処理装置にインストールされるプログラム
JPH11167473A (ja) プリンタ選択装置及びプリンタ選択方法並びにその記録媒体
JP2014016920A (ja) 管理装置、システム及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131119

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5488412

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150