JP2012101833A - 封止構造 - Google Patents

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Daisuke Makino
大介 牧野
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Abstract

【課題】液状流体を収容した収容体の開口部を、容易に、開口させ、かつ、漏れを防止可能な水密性を確保して、塞ぐことができる封止構造を提供すること。
【解決手段】封止構造Sは、液状流体9を収容した収容体1が、可撓性を有した周壁2から形成されて、収容体における収容した液状流体を取り出す開口部5を、開口可能に塞ぐ。封止構造は、開口部を挟持可能な面ファスナ部12を備え、面ファスナ部が、開口部を閉じるように開口部の周壁を重ねて平らに展開させた重なり部位7を、全長にわたって水密性を有して挟持するように押圧可能な一対の押圧面部13,13、を備える。一対の押圧面部13は、相互の対向面19aを略平らにして相互に吸着可能な磁石19と、磁石相互を離隔可能に把持する把持部18と、を、それぞれ、備えて構成されるとともに、相互に分離不能に、連結部21により連結されて、構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、液状流体を収容した収容体における液状流体を取り出す開口部を、開口可能として、水密性を確保して塞ぐ封止構造に関する。
従来、収容物を収容した袋体の開口部を、開口可能として、水密性を確保して塞ぐ封止構造としては、磁石を利用したものが、知られていた(例えば、特許文献1参照)。この封止構造では、防水袋の開口周縁に、相互に吸着する平面状の磁石を設け、それらの磁石を相互に吸着させて、開口部を塞いでいた。
なお、磁石を利用して袋状の開口部を塞ぐものとしては、他に、枕カバーが知られている(例えば、特許文献2参照)。しかし、この枕カバーでは、断続的に、相互に吸着する磁石が配設されており、水密性を確保して、開口部を塞ぐことができなかった。
特開平5−56809号公報 実開昭64−39063号公報
従来の特許文献1に記載の封止構造では、収納した袋体の内部に、水が浸入しないように構成した、防水袋であり、磁石を利用した封止部位を、さらに、面ファスナ等を利用したフラップで覆っており、収納した内容物を取り出す際に、フラップを取り外し、そして、相互の吸着している磁石を離さないと、内容物を取り出せず、手間がかかっていた。
さらに、従来の特許文献1に記載の封止構造では、袋体の内部に、液状のものを入れ、その液状の内容物が外部に漏れないように、開口部を封止するものでなかった。すなわち、磁石が、袋体の外周側から、開口部の周壁の全長を奇麗に押圧して、開口部を塞いでいるわけではなく、開口部の周縁を袋体の内部に入れ込んで、開口部を塞いでいるものであり、磁石の無い開口部の両脇では、水密性が十分で無く、袋体に内部に液体を入れて、その袋体を傾ければ、その液体が漏れてしまう。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、液状流体を収容した収容体の開口部を、容易に、開口させ、かつ、漏れを防止可能な水密性を確保して、塞ぐことができる封止構造を提供することを目的とする。
本発明に係る封止構造は、液状流体を収容した収容体が、可撓性を有した周壁から形成されて、
収容体における収容した液状流体を取り出す開口部を、開口可能に塞ぐ封止構造であって、
開口部を挟持可能な面ファスナ部を備え、
面ファスナ部が、開口部を閉じるように開口部の周壁を重ねて平らに展開させた重なり部位を、全長にわたって水密性を有して挟持するように押圧可能な一対の押圧面部、を備え、
一対の押圧面部が、
相互の対向面を略平らにして相互に吸着可能な磁石と、磁石相互を離隔可能に把持する把持部と、を、それぞれ、備えて構成されるとともに、
相互に分離不能に、連結部により連結されて、構成されていることを特徴とする。
本発明に係る封止構造では、液状流体を収容した収容体の開口部を塞ぐ際、その開口部の周壁を重ねて平らに展開させた重なり部位を形成し、重なり部位を挟持するように、重なり部位を間にして、面ファスナ部の一対の押圧面部の磁石相互を吸着させれば、収容体の開口部を、水密性を確保して、塞ぐことができる。すなわち、一対の押圧面部が、開口部の重なり部位を挟持すれば、相互の対向面を略平らにした磁石相互を吸着させつつ、かつ、開口部の重なり部位を、全長にわたって挟持するように押圧することから、容易に、傾けた開口部からの液状流体の漏れを防止できる水密性を確保して、開口部を塞ぐことができる。
また、開口部を開口させる際には、単に、吸着させた磁石相互を離すように、把持部を把持して引っ張れば、一対の押圧面部を開口部から外すことができて、容易に、開口部を開口させることができる。
そして、この封止構造では、一対の押圧面部が、分離不能に連結部により連結されていることから、紛失され難く、面ファスナ部を便利に使用することができる。
したがって、本発明に係る封止構造では、液状流体を収容した収容体の開口部を、容易に、開口させ、かつ、漏れを防止可能な水密性を確保して、塞ぐことができる。
なお、本発明の収容体に収容される液状流体は、完全な液体ばかりでなく、流動性を有したものであればよく、コロイド、粉体、顆粒、さらに、これらの混合物でもよい。
そして、本発明に係る封止構造では、連結部を、開口部側を露出可能として、収容体を収納可能な収納袋体から構成してもよく、その場合、収納袋体の底部を、収容体を収納した状態で、載置面に載置させて収納袋体を自立可能に、構成すれば、収容体の開口部を面ファスナ部で塞ぎつつ、液状流体を収容した収容体を収納袋体に収納させた状態で、収納袋体を所定の載置面に自立させて載置できる。そのため、液状流体を収容した収容体が、可撓性を有した周壁から形成されて、自立できない状態としていても、収納袋体を利用し、開口部側を上部側に向けて、倒さずに、自立させておくことができ、開口部からの不要な液状流体の漏れを、防止することができる。
この場合、収納袋体は、底部側にまちを設けて、開口部側を除く外周縁を、相互に接着させた二枚のシート材から、構成し、まちの周囲の周壁の下端側を、収容体を収納した状態で載置面に載置する際に、載置面に当接支持される脚部、として形成されるように、構成することが望ましい。このような構成では、まちを折り畳みつつ、二枚のシート材を重ねれば、収納袋体を、平らにして、収納しておくことができて、コンパクトに収納することができる。
また、上記のように、面ファスナ部を有した収納袋体では、側部に取手を設けておけば、一層、利便性良く、利用することができる。すなわち、例えば、液状流体を開口部からコップへ注ぐようにする際、取手を持って行うことができ、収納袋体を、液状流体を貯めたポット、サーバ、やかん、つぼ等のように、便利に利用できる。
さらに、本発明の封止構造では、連結部を、収容体から離れつつ重なり部位を覆う位置に、配置されるように構成すれば、この構造体を、一対の押圧面部とともに、クリップとして使用することも可能となる。
また、本発明に係る封止構造では、一対の押圧面部を、それぞれ、磁石と、磁石を固着させたシート状の保持シート部と、から構成し、
保持シート部を、相互に対向する対向面から連結部に連なる部位の対向面部と、対向面部の縁から延びて把持部を形成する把持形成部と、を設けて構成し、
磁石を、対向面部における対向面の背面側に、固着させることが望ましい。
このような構成では、保持シート部の対向面部が、開口部の重なり部位に対して、直接、接触しつつ、対向面部の背面側の磁石の磁力を利用して、押圧でき、磁石に比べて、広い面積で平面度を確保した状態で、開口部の重なり部位を押圧できて、安定した水密性を確保できる。また、把持形成部からなる把持部を把持して、吸着状態の磁石相互を離す際、磁石の周囲の対向面部の部位から、順次、離すことができて、磁石が強力な磁力を有していても、円滑に、磁石とともに、一対の押圧面部を相互に離して、収容体の開口部を開口させることができる。
本発明の第1実施形態の封止構造を設けた収納袋体の使用状態を示す正面図である。 図1のII−II部位の断面図である。 図1のIII−III部位の拡大断面図である。 図1のIV−IV部位の拡大断面図である。 第1実施形態の収納袋体に収容体を収納させる状態を示す斜視図である。 第1実施形態の収納袋体の変形例を示す斜視図である。 第2実施形態の封止構造を設けたクリップの使用状態を示す正面部である。 図7のVIII−VIII部位の拡大断面図である。 第2実施形態のクリップの斜視図である。 面ファスナ部の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、第1実施形態の封止構造Sは、図1〜5に示すように、液状流体としての飲料水9を収容した収容体1を収納して自立可能な収納スタンド11に、配設されている。
収容体1は、ポリエチレンやポリアミド等の可撓性を有した合成樹脂シートからなる周壁2を、飲料水9を収容しつつ、パウチ加工して、棒状の袋状に形成されている。この収容体1には、上部側の縁に、ニップル部4を備え、ニップル部4の端末4a側を切除すれば、飲料水9を取り出す開口部5を形成することができる。
収納スタンド11の封止構造Sの面ファスナ部12は、開口部5を挟持可能として、開口部5を閉じるように開口部5の周壁6を重ねて平らに展開させた重なり部位7を、全長にわたって水密性を有して挟持するように押圧可能な一対の押圧面部13,13、を備えて構成されている。
一対の押圧面部13,13は、相互の対向面19aを平らにして相互に吸着可能な磁石19,19と、磁石19,19相互を離隔可能に把持する把持部18,18と、を、それぞれ、備えて構成されている。さらに、これらの押圧面部13,13は、相互に分離不能に、連結部21により連結されている。
第1実施形態の場合、連結部21は、開口部5側を露出可能に、上部側に開口22aを設けて、収容体1を収納可能な収納袋体22として、形成されている。この収納袋体22は、ポリエチレン等の合成樹脂製の二枚の略長方形板状の側壁シート材23,23を、開口部5側となる上部側を除き、かつ、底部22b側に、まち25を設けるように、折り曲げた底壁シート材24を介在させつつ、外周縁相互を、熱溶着させて、形成されている。
底壁シート材24は、側壁シート材23に比べて、柔らかいポリアミド等の合成樹脂から形成されている。この底壁シート材24は、平らに展開させた形状を長方形状として、左右方向に折目24a(図5のA参照)を入れて、底部22b側の対応する側壁シート材23,23の部位相互の間に入れ、まち25となる部位を除いて、重なっている側壁シート材23,23の部位に、溶着させて、配設されている。
この収納袋体22では、内部に収容体1を入れれば、まち25が広がり、まち25の周囲の周壁の下端側が、側壁シート材23の剛性により、楕円筒状の脚部26となって、所定の載置面Gの上に載せても、自立できるように、すなわち、収納スタンド11として、収納袋体22を利用できるように、構成されている。
また、第1実施形態の収納袋体22では、側壁シート材23,23相互を溶着した側部に、上下方向に長い取手用開口28が形成されて、その取手用開口28の外縁側に、収容体1を収納した収納袋体22を保持して、開口部5から飲料水9をコップ等に注ぎ可能な取手27を、形成している。
そして、面ファスナ部12の一対の押圧面部13,13は、それぞれ、磁石19と、磁石19を固着させたシート状の保持シート部14と、から構成されている。磁石19は、開口部5の重なり部位7の全長を覆える長さの四角柱の棒状として、形成されて、保持シート部14の後述する対向面部15の相互の対向面15aの背面側に固着されている。
保持シート部14は、相互に対向する対向面15aから連結部21に連なる部位の対向面部15と、対向面部15の縁16から相互に離隔するように延びて把持部18を形成する把持形成部17と、を備えて構成されている。第1実施形態の保持シート部14は、側壁シート材23と一体的に形成されている。
第1実施形態の封止構造Sを設けた収納スタンド11では、使用時、まず、図5のA,Bに示すように、開口22aから収容体1を入れて、収納袋体22に収容体1を収納する。この時、収納袋体22の底部22b側のまち25が楕円形状に膨らんで、まち25の周囲の周壁、換言すれば、側壁シート材23,23の楕円筒状に開いた脚部26、により、収納袋体22が、収容体1を収納した状態で、載置面Gに載置しても自立できる収納スタンド11として、使用することができる。
そして、図5のC,Dに示すように、収容体1のニップル部4の端末4a側を切除して、開口部5を開口させれば、開口部5から飲料水9を取り出すことができる。第1実施形態の場合、取手27を把持して、開口部5側を下側に向けるように、収納袋体22を傾ければ、飲料水9を開口部5からコップ等に注ぐことができる。
その後、開口部5を塞ぐ際には、図3の実線に示すように、開口部5の周壁を重ねて平らに展開させた重なり部位7を挟持するように、重なり部位7を間にして、面ファスナ部12の一対の押圧面部13の磁石19相互を吸着させれば、収容体1の開口部5を、水密性を確保して、塞ぐことができる。すなわち、一対の押圧面部13,13が、開口部5の重なり部位7を挟持すれば、相互の対向面19a,19aを平らにした磁石19,19相互を吸着させつつ、かつ、開口部5の重なり部位7を、全長にわたって挟持するように押圧することから、容易に、傾けた開口部5からの飲料水9の漏れを防止できる水密性を確保して、開口部5を塞ぐことができる。
また、コップ等に飲料水9を注ぐように、開口部5を開口させる際には、図3の二点鎖線に示すように、単に、吸着させた磁石19,19相互を離すように、把持部18,18を把持して引っ張れば、一対の押圧面部13、13を開口部5から外すことができて、容易に、開口部5を開口させることができ、取手27を把持して、収納袋体22を傾ければ、開口部5からコップ等に飲料水9を注ぐことができる。
そして、この封止構造Sでは、一対の押圧面部13,13が、分離不能に連結部21としての収納袋体22により連結されていることから、紛失され難く、面ファスナ部12を便利に使用することができる。
したがって、第1実施形態の封止構造Sを設けた収納スタンド11では、液状流体としての飲料水9を収容した収容体1の開口部5を、容易に、開口させ、かつ、漏れを防止可能な水密性を確保して、塞ぐことができる。
そして、第1実施形態では、連結部21を、開口部5側を露出可能として、収容体1を収納可能な収納袋体22から構成しており、さらに、収納袋体22の底部22bを、収容体1を収納した状態で、載置面Gに載置させて自立可能に、構成している。すなわち、収容体1の開口部5を面ファスナ部12で塞ぎつつ、飲料水9を収容した収容体1を収納袋体22に収納させた状態で、収納袋体22を所定の載置面Gに自立させて載置できる。そのため、飲料水9を収容した収容体1が、可撓性を有した周壁2から形成されて、自立できない状態としていても、収納袋体22を利用し、開口部5側を上部側に向けて、倒さずに、自立させておくことができ、開口部5からの不要な飲料水9の漏れを、防止することができる。
特に、第1実施形態では、収納袋体22が、底部22b側にまち25を設けて、開口部5側を除く外周縁を、相互に接着させた二枚のシート材(側壁シート材)23,23から、構成し、まち25の周囲の周壁の下端側を、収容体1を収納した状態で載置面Gに載置する際に、載置面Gに当接支持される脚部26、として形成されるように、構成されている。そのため、このような収納袋体22では、まち25を折り畳みつつ、二枚のシート材23,23を重ねれば、図5のAに示すように、収納袋体22を、平らにして、収納しておくことができて、コンパクトに収納することができる。
また、第1実施形態における面ファスナ部12を有した収納袋体22では、側部に取手27が形成されており、一層、利便性良く、利用することができる。すなわち、例えば、飲料水9を開口部5からコップへ注ぐようにする際、取手27を持って行うことができ、収納袋体22としての収納スタンド11を、液状流体としての飲料水9を貯めたポット、サーバ、やかん、つぼ等のように、便利に利用できる。
なお、第1実施形態の収納袋体22は、底部22bに、コンパクトに収納できるように、まち25を設けて構成したが、底部22bを載置面Gに載置させて自立できれば、図6に示す収納袋体22Aのように、まち25を設けることなく、底部22b側を四角筒形状として、載置面Gに接する長方形状の底壁22cを設けて、構成してもよい。
さらに、第1実施形態の封止構造Sでは、連結部21を、収容体1を収納できる収納袋体22から構成する場合を例示したが、図7〜9に示す第2実施形態のように、収容体1から離れつつ重なり部位7を覆う位置に、連結部41を配置させるように構成すれば、この構造体を、一対の押圧面部13,13とともに、クリップ31として使用することも可能となる。
すなわち、第2実施形態の封止構造Sを設けたこのクリップ31では、第1実施形態の保持シート部14における把持形成部17,17を、磁石19を固着させた対向面部15の下方側の縁16から延びるように形成し、対向面部15の把持形成部17から離れた上側を、断面略逆U字状として、連結部41に連なるように、形成している。
そして、このクリップ31では、連結部41を、開口部5の上方を覆う位置に配置させて、対向面部15の対向面15a相互を、開口部5の重なり部位7に対して、接触するように押し付けつつ、磁石19,19相互を吸着させれば、開口部5を、水密性を確保して、塞ぐことができる。
また、このクリップ31では、開口部5を塞いだ後、把持部18,18を引っ張って、磁石19,19相互を離せば、開口部5を開口させることができる。
勿論、このクリップ31では、連結部41を備えており、一対の押圧面部13,13が、分離不能に連結されていることから、紛失され難く、面ファスナ部12を便利に使用することができる。
なお、第1,2実施形態の封止構造Sでは、一対の押圧面部13,13を、それぞれ、磁石19と、磁石19を固着させたシート状の保持シート部14と、から構成し、保持シート部14を、相互に対向する対向面15aから連結部21,41に連なる部位の対向面部15と、対向面部15の縁16から延びて把持部18を形成する把持形成部17と、を設けて構成し、そして、磁石19を、対向面部15における対向面15aの背面側に、固着させている。
このような構成では、保持シート部14の対向面部15,15が、開口部5の重なり部位7に対して、直接、接触しつつ、対向面部15の背面側の磁石19の磁力を利用して、押圧でき、磁石19に比べて、広い面積で平面度を確保した状態で、開口部5の重なり部位7を押圧できて、安定した水密性を確保できる。また、把持形成部17からなる把持部18を把持して、吸着状態の磁石19,19相互を離す際、磁石19の周囲の対向面部15における縁16側の部位から、順次、離すことができて、磁石19が強力な磁力を有していても、円滑に、磁石19とともに、一対の押圧面部13,13を相互に離して、収容体1の開口部5を開口させることができる。
ちなみに、この点を考慮しなければ、図10に示すように、対向面部15,15の対向面15a側に磁石19を固着させて、磁石19,19相互の吸着時、磁石19の対向面19a自体を、直接、開口部5の重なり部位7に接触させて、開口部5を塞いでもよい。勿論、磁石19の対向面19aを、直接、重なり部位7に接触させる構成は、クリップ31の封止構造Sだけでなく、第1実施形態の収納袋体22(連結部21)に設けた封止構造Sに、適用してもよい。
なお、開口部5の重なり部位7に、直接、磁石19が接触する場合には、水密性を確保するため、相互の対向面19aを平らにする必要があるが、第1,2実施形態のように、重なり部位7に対して、対向面部15の対向面15aが接触する場合には、対向面15a,15aが、相互に平らとなって、水密性を確保して重なり部位7を挟持できれば、磁石19,19相互の対向面19aは、相互に略平行で、かつ、略平らであれば、若干の凹凸があってもよい。
そして、磁石19,19の形状は、相互の吸着時、水密性を確保して重なり部位7を挟持できれば、断面四角形の棒状ばかりで無く、断面三角形、断面楕円柱等の種々の形状のものを採用でき、さらに、相互に同形状としていなくともよい。
1…収容体、
2…(収容体の)周壁、
5…開口部、
7…重なり部位、
9…(液状流体)飲料水、
12…面ファスナ部、
13…押圧面部、
14…保持シート部、
15…対向面部、
17…把持形成部、
18…把持部、
19…磁石、
21,41…連結部、
22…収納袋体、
22b…(収納袋体の)底部、
23…(側壁)シート材、
25…まち、
26…脚部、
27…取手、
31…クリップ、
S…封止構造、
G…載置面。

Claims (6)

  1. 液状流体を収容した収容体が、可撓性を有した周壁から形成されて、
    前記収容体における収容した前記液状流体を取り出す開口部を、開口可能に塞ぐ封止構造であって、
    前記開口部を挟持可能な面ファスナ部を備え、
    該面ファスナ部が、前記開口部を閉じるように前記開口部の周壁を重ねて平らに展開させた重なり部位を、全長にわたって水密性を有して挟持するように押圧可能な一対の押圧面部、を備え、
    該一対の押圧面部が、
    相互の対向面を略平らにして相互に吸着可能な磁石と、該磁石相互を離隔可能に把持する把持部と、を、それぞれ、備えて構成されるとともに、
    相互に分離不能に、連結部により連結されて、構成されていることを特徴とする封止構造。
  2. 前記連結部が、前記開口部側を露出可能として、前記収容体を収納可能な収納袋体から構成され、
    該収納袋体の底部が、前記収容体を収納した状態で、載置面に載置させて前記収納袋体を自立可能に、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の封止構造。
  3. 前記収納袋体が、底部側にまちを設けて、前記開口部側を除く外周縁を、相互に接着させた二枚のシート材から、構成され、
    前記まちの周囲の周壁の下端側が、前記収容体を収納した状態で前記載置面に載置する際に、前記載置面に当接支持される脚部、を形成するように、構成されていることを特徴とする請求項2に記載の封止構造。
  4. 前記収納袋体が、側部に、取手を配設して構成されていることを特徴とする請求項2若しくは請求項3に記載の封止構造。
  5. 前記連結部が、前記収容体から離れつつ前記重なり部位を覆う位置に、配置されるように構成されて、前記一対の押圧面部とともに、クリップとして形成されていることを特徴とする請求項1に記載の封止構造。
  6. 前記一対の押圧面部が、それぞれ、前記磁石と、前記磁石を固着させたシート状の保持シート部と、から構成され、
    前記保持シート部が、相互に対向する対向面から前記連結部に連なる部位の対向面部と、該対向面部の縁から延びて前記把持部を形成する把持形成部と、を備えて構成され、
    前記磁石が、前記対向面部における前記対向面の背面側に、固着されていることを特徴とする請求項1若しくは請求項5に記載の封止構造。
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JP2018012539A (ja) * 2016-07-22 2018-01-25 朋和産業株式会社 包装袋
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