JP6179847B2 - 収納ケース - Google Patents

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Description

本発明は、粉粒状内容物を収容した袋体を、この袋体の上端の口元を切り開いて収納し、袋体に収容されたままの内容物を、計量スプーン等で掬い取って使用する収納ケースに関するものである。
粉洗剤や粉ミルク等の粉末状の内容物を、袋体に密封収納した製品がある。この製品は、購入後、袋体の上端の口元を切り開いて、袋体ごと専用の収納ケースに入れて使用される。袋体を開封して収納ケースにセットし、計量スプーン等で掬い取って使用する際に、袋体の開口部が閉じる方向に変形して、計量スプーンの使用がし難くなったり、袋体と収納ケースの間に内容物が入り込んでしまって、使い難い状態となり易い。
この不都合を解消するには、収納した袋体の開いた開口部を、閉じないように収納ケースに固定すればよい。例えば、特許文献1には、箱状のケース本体の開口端縁に、袋体の開口端縁を巻き付け状に組付け、この状態を掛止具で固定することにより、ケース本体に対する袋体の、開口部を開いたままの組付けを達成維持している。
実開昭62−176102号公報
この特許文献1に記載された従来技術にあっては、ケース本体の開口端縁に袋体の開口端縁部を巻き付け状に組付け、この巻き付き状に組付いた袋体の開口端縁部を掛止具により固定するので、ケース本体に対する袋体の開放した姿勢での組付きを安定して達成維持することができる。しかしながら、袋体の開口端縁部をケース本体の開口端縁に巻き付け状に組付けるには、袋体を十分に柔らかく剛性の低い材料、例えば薄手の合成樹脂製フィルムで成形する必要がある。
これに対し、粉粒状内容物の収納容器として使用されている袋体は、ある程度の腰の強さを有する肉厚なフィルムや薄手のシート製であるのが一般である。このため、袋体の開口端縁部をケース本体の開口端縁に、巻き付け状に組付けるのはきわめて困難であり、また例え巻き付け状に組付けることができても、この状態を掛止具に類する簡易治具により着脱自在に安定的に固定して維持することは、かなり難しい、と云う問題があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、粉粒状内容物の収納容器である袋体のある程度の腰の強さを利用して、収納した袋体の全開姿勢を押圧により保持することを技術的課題とし、もって内容物の取出し使用を容易にかつ円滑に行えるようにすることを目的とするものである。
上記課題を解決する本発明の手段の主たる構成は、
内容物を収容した袋体を、上端開口の状態で収納するケースであること、
側周壁を有する有底筒状のケース本体と、このケース本体の開口部に着脱自在に嵌合組付きする口枠体を有すること、
この口枠体は、ケース本体の開口部に嵌入する嵌入筒片を有し、この嵌入筒片に、二つの状態の何れか一方にスナップ機能を発揮して切り替え保持するヒンジ部を介して複数の押さえ片設けられていること、
この押さえ片ヒンジ部により、ケース本体の側周壁から離れる一方の状態である起立した姿勢の開放位置と、ケース本体の側周壁に押圧して袋体の開口縁部を該側周壁との間で挟持する他方の状態である倒れた姿勢の押さえ位置との間で、回動変位可能であること、
にある。
袋体は、内容物を収容したまま、上端の口元を開封されてケース本体内に収納されるので、ケース本体内で、内容物の重みにより開封された口元を押し広げられた姿勢でケース本体内に位置する。すなわち、袋体は、開封した状態のままケース本体に入れることにより、ケース本体に対する組付けが完了する。
この状態から、押さえ片を開放姿勢にした口枠体を、上方からケース本体の開口部に組み付けする。この口枠体のケース本体への組付けは、ケース本体の開口部に対する嵌入筒片の嵌入により達成される。口枠体がケース本体に組付けられた状態では、各押さえ片は開放位置に位置している。開放位置に位置している押さえ片を、スナップ機能を発揮するヒンジ部の弾力に逆らって押さえ位置に反転変位させると、押さえ片は回動変位して袋体の開口縁部をケース本体の側周壁に押圧し、側周壁との間で挟持状に保持して固定する。この際、袋体の開口縁部の一部が側周壁から離れていれば、これを側周壁に押付けておく。
このように、押さえ片が押さえ位置に位置した状態では、袋体の開口縁部が押さえ片により側周壁との間で挟持状に固定されているので、内容物の消費により袋体が撓み変形し易くなっても、ケース本体内の袋体の開放姿勢は一定した状態に維持される。
袋体内の内容物を消費する等して口枠体をケース本体から離脱させる際は、単にケース本体に対して口枠体を強引に引上げて離脱させればよい。この時、空となった袋体は、ケース本体内に残留するか、各押さえ片により突っ張られた状態となって、口枠体と一緒にケース本体から離脱する。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、円筒状の側周壁に対し、複数の押さえ片を、側周壁に沿って等間隔に配置したことを、加えたものである。
複数の押さえ片を等間隔に配置したものにあっては、袋体の開口部を、略偏りなく押し広げた状態とすることが容易である。
本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、角筒状の側周壁に対し、この側周壁の各辺壁部分に対向して押さえ片を配置したことを、加えたものである。
側周壁の各辺壁部分に対向して押さえ片を配置したものにあっては、袋体の開口部を、ケース本体の開口形状に略沿わせた形状とすることが可能である。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、嵌入筒片の下端に、内方に下降傾斜したテーパー筒部を連設し、このテーパー筒部にヒンジ用凹部を設け、このヒンジ用凹部を設けたテーパー筒部部分に、ヒンジ部を介して押さえ片を設けたことを、加えたものである。
嵌入筒片に連設したテーパー筒部の、ヒンジ用凹部を設けたテーパー筒部部分に、ヒンジ部を介して押さえ片を設けたものにあっては、ヒンジ部をケース本体の側周壁から離して位置させることができ、これにより押さえ片の望ましい反転ストロークを得るのが容易となる。この場合、押さえ片が背板片を備え、この背板片とヒンジ用凹部が弾性板で連結されている構成、また弾性板が一対の平板状の連結板片からなり、押さえ片を開放位置にした状態では、両連結板片の上下両面が下方に向けて下降傾斜するとともに、下側の長さが上側よりも短く形成されている構成をさらに付加すると好適である。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、ケース本体の開口部に外嵌する外装筒片を、嵌入筒片の上端に外鍔状の鍔片を介して垂下設したことを、加えたものである。
外装筒体を加えて口枠体を構成したものにあっては、嵌入筒片と外装筒片の間に、ケース本体の側周壁の開口端縁部を嵌入組付けする周溝状部分を形成することになり、この周溝状部分にケース本体の開口端縁部を嵌入させることにより、ケース本体に対する口枠体の組付きを、安定して強固とすることができる。
また、本発明の別の構成は、上記した主たる構成に、ケース本体の開口部を横断する姿勢で、直線棒状の均し棒を口枠体に設けたことを、加えたものである。
口枠体に均し棒を設けたものにあっては、袋体内から内容物を計量スプーンで掬い取る際に、均し棒により掬い取った内容物を均すことにより、内容物を正確に計量して掬い取ることができる。
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
本発明における収納ケースの主たる構成においては、ケース本体に対する袋体の組付けおよび分離がきわめて容易であり、袋体の取り扱いを簡単にかつ良好に達成することができる。
また、ケース本体内の袋体は、口枠体でスナップ機能を発揮するヒンジ部を介した押さえ片によりその開口部を押し広げられた状態に保持されるので、常に内容物の掬い出しがし易い状態となっており、これにより使い勝手のよい状況を得ることができると共に、ケース本体の側周壁と袋体の間に大きな隙間を形成させることがないので、内容物がこの隙間に入り込んで使い難い状態となることがない。
複数の押さえ片を等間隔に配置したものにあっては、袋体の開口部を、略偏りなく押し広げた状態とすることが容易であるので、袋体を、常に一定した開口姿勢に維持することができる。
側周壁の各辺壁部分に対向して押さえ片を配置したものにあっては、袋体の開口部を、ケース本体の開口形状に略沿わせた形状とすることが可能であるので、ケース本体と袋体の開口形状を整合させることができ、これにより自然な取り扱いを得ることができる。
嵌入筒片に連設したテーパー筒部の、ヒンジ用凹部を設けたテーパー筒部部分に、ヒンジ部を介して押さえ片を設けたものにあっては、望ましい押さえ片の反転ストロークを得るのが容易となるので、袋体の開口縁部の押さえ片による押圧保持を、ヒンジ部のスナップ機能も加わることにより、強固で安定したものとすることができる。この場合、押さえ片が背板片を備え、この背板片とヒンジ用凹部が弾性板で連結されている構成、さらに弾性板が一対の平板状の連結板片からなり、押さえ片を開放位置にした状態では、両連結板片の上下両面が下方に向けて下降傾斜するとともに、下側の長さが上側よりも短く形成されている構成を採用すると好適である。
外装筒体を加えて口枠体を構成したものにあっては、ケース本体に対する口枠体の組付きを、安定して強固とすることができるので、収納ケースに対する袋体の収納保持を安全に維持することができる。
口枠体に均し棒を設けたものにあっては、袋体内から内容物を計量スプーンで掬い取る際に、均し棒により掬い取った内容物を均すことにより、内容物を正確に計量して掬い取ることができるので、内容物の正確で安全な消費状態を得ることができる。
本発明の実施形態例の、押さえ片を開放位置にした時における全体縦断面図である。 図1に示した実施形態例の、全体平面図である。 図2に示した実施形態例の、外蓋体を図示した要部外観斜視図である。 押さえ位置に位置した時の押さえ片を示す、一部外観斜視図である。 押さえ片およびヒンジ部の詳細を示す、要部拡大縦断面図である。 押さえ片およびヒンジ部の詳細を示す、要部拡大平面図である。
以下、本発明の実施形態例を、図1〜図6を参照しながら説明する。
なお、本実施形態例では、ケース本体1の底壁に対して開口部が位置する側を上方とし、その反対側(図1における下側)を下方とする。
図1において、1はケース本体、5は口枠体、17は袋体で、Nは袋体17に収容されている粉体状の内容物である。袋体17は、ある程度の腰の強さを有する合成樹脂シート製の袋状容器で、粉洗剤や粉ミルク等の粉末状の内容物Nを充填収容してから、上端の口元を密にシールして商品化されたものである。この袋体17は、使用に際して、袋体17の口元を切り開いて開口部を形成し、そのまま収納ケースに入れて使用される。
収納ケースは、ケース本体1と口枠体5から構成され、袋体17と合わさって収納容器として機能すると共に、継続使用容器として使用される。ケース本体1は、四角筒状の側周壁2を有する有底筒形状体であり、収納する袋体17に合わせた大きさで製作されている。このケース本体1の内部の大きさは、開封されて収納された袋体17が、内容物Nの重さにより開口部を拡げた状態(図1参照)で、側周壁2の内周面に袋体17が軽く接触する程度となるように設定されており、またその深さは、口枠体5が組付く側周壁2の開口端縁部が、収納した袋体17の開口端縁よりも上位に位置する(図1参照)ことができる程度に設定されている。側周壁2の外周面上端部には、ケース本体1の開口部分の機械的強度を補強する口鍔片3が突周設されている。なお、ケース体1の成形材料としては、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂等の可塑性樹脂が適している。
口枠体5(特に、図5参照)は、嵌入筒片6と、この嵌入筒片6の下端から内方に下降傾斜して連設されたテーパー筒部7と、このテーパー筒部7にヒンジ部13を介して連設された複数の押さえ片10と、嵌入筒片6と組合さって口枠体5のケース本体1への組付き部分を構成する外装筒片9を有している。
嵌入筒片6と外装筒片9の組み合わせ物は、嵌入筒片6の上端に、外鍔状の鍔片を介して外装筒片9を垂下状に連設し、これにより嵌入筒片6と外装筒片9の間に、ケース本体1の開口端縁部が嵌入する溝部分を周状に形成している。それゆえ、ケース本体1と口枠体5の着脱は、この嵌入筒片6と外装筒片9の間に形成した溝部分に対する、ケース本体1の開口端縁部の着脱により達成される。
四角枠状となったテーパー筒部7の各辺部分の中央部には、ヒンジ用凹部8が形成されており、このヒンジ用凹部8を形成したテーパー筒部7部分の下端に、ヒンジ部13を介して押さえ片10(特に、図5参照)が設けられている。押さえ片10は、スナップ機能を発揮するヒンジ部13の弾性的な作用により、袋体17の開口縁部18(図5参照)を側周壁2に押付けて挟持するもので、ヒンジ部13との連結部分を提供する背板片11と、押さえ片10と背板片11の組み合わせ物を補強するリブ片12を一体に有している。
ヒンジ部13は、二つの状態の何れか一方に切り替え保持するスナップ機能を発揮し、押さえ片10を側周壁2から起立姿勢となって離れる一方の状態である開放位置A(図1〜図3の実線図示、および図4の仮想線図示参照)と、倒れた姿勢となって押さえ片10を側周壁2に押圧する他方の状態である押さえ位置B(図1および図5の仮想線図示、および図4の実線図参照)との間で、押さえ片10を回転変位させて、その位置に保持する。
このヒンジ部13は、図示実施例の場合(特に、図6参照)、弾性板として機能する一対の平板状の連結板片14と、ヒンジ部13のヒンジ軸を提供する側周壁2に沿って横方向に延びたヒンジ線15とから構成されている。両連結板片14は、ヒンジ用凹部8と背板片11との間に設けられており、押さえ片10を開放位置Aに位置させた状態では、その上下両面がヒンジ線15に向かっ下降傾斜すると共に、ヒンジ線15側(下側)の長さが反対側(上側)よりも短くなっている。このように両連結板片14は、一端がヒンジ用凹部8に位置して傾斜姿勢となっているので、開放位置Aと押さえ位置Bの切り替えに際して、延び変形して弾力を作用させて、スナップ機能を発揮する。また、ヒンジ線15が、横方向に延びる姿勢で形成されているので、開放位置Aにある押さえ片10は下降回動変位して(図1、図5参照)、押さえ位置B切り替わることになる。なお、口枠体5は、ヒンジ部13を一体に形成することから、成形樹脂材料としては、ポリプロピレン樹脂が適している。
口枠体5には、開口部を横断する姿勢で、直線棒状の均し棒16(図1〜図3参照)が設けられている。この均し棒16を利用して、計量スプーン(図示、省略)で掬った内容物Nを、均すことにより、過剰に掬い取った内容物Nを戻して、一回に掬い取る内容物Nの量を正確に計量することができる。
なお、図に示すように、収納ケースには、実用上、ケース全体を開閉する外蓋体4を設けるのが望ましい。図3に示した実施例にあっては、外蓋体4は、ケース本体1の口鍔片3に蝶番結合されているが、単品として構成してもよい。
次に、収納ケースに対する袋体17の収納動作を説明する。口枠体5を取り外した状態のケース本体1に、口元を切り開いた袋体17を収納する。ケース本体1に収納された袋体17は、内容物Nの重さにより、口元である開口部が押し広げられた状態(図1参照)となる。この状態で、押さえ片10を開放位置Aに位置させた口枠体5を、ケース本体1に組み付ける(図1、実線図示参照)。次いで、袋体17の開口縁部18が、内側に倒れ込むことなく、図1に示したように、側周壁2に略沿って立ちあがった姿勢となっていることを確認してから、各押さえ片10を押さえ位置Bに切替え(図1の仮想線図示参照)て、袋体17の開口縁部18を挟持して、袋体17の開放姿勢を確保する。
収納ケースに収納された袋体17は、内容物Nの減少等により、開口縁部18が側周壁2から離れる方向に撓み変形しようとしても、この変形は押さえ片10により確実に阻止されて、袋体17の開放姿勢が確保されかつ維持されるので、この変形は確実に阻止され、内容物Nの良好な掬い取り動作を維持できる。なお、空となった袋体17に収納ケースからの取り外しは、ケース本体1から口枠体5を取り外すことにより達成する、この際、各押さえ片10は押さえ位置Bに位置した状態のままでもかまわない。
以上、実施形態例に沿って本発明の構成とその作用効果について説明したが、本発明の実施の形態は上記実施形態例に限定されるものではない。例えば、ケース本体1の側周壁2は四角筒状以外に、円筒状、楕円筒状、さらには正多角筒状等が実施可能である。また、ヒンジ部13は、一対の連結板片14と一つのヒンジ線15の組み合わせ構造の他に、一つのL字状に曲った弾性板片の両側に、一つのヒンジ軸を提供する一対のヒンジ線を設けて構成したものの実施も可能である。
本発明の収納ケースは、内容物の消費に関係なく、開封状態で収納された袋体の開口部の全開状態を、スナップ機能を発揮するヒンジ部による押さえ片の回動変位動作を利用して確保することにより、内容物の適正で良好な掬い出し操作を得ることができ、粉末内容物の収納容器である袋体の収納ケースとして広い分野での適用が可能とすることができる。
1 ;ケース本体
2 ;側周壁
3 ;口鍔片
4 ;外蓋体
5 ;口枠体
6 ;嵌入筒片
7 ;テーパー筒部
8 ;ヒンジ用凹部
9 ;外装筒片
10;押さえ片
11;背板片
12;リブ片
13;ヒンジ部
14;連結板片
15;ヒンジ線
16;均し棒
17;袋体
18;開口縁部
A ;開放位置
B ;押さえ位置
N ;内容物

Claims (8)

  1. 内容物(N)を収容した袋体(17)を、上端開口の状態で収納するケースであって、側周壁(2)を有する有底筒状のケース本体(1)と、該ケース本体(1)の開口部に着脱自在に嵌合組付きする口枠体(5)を有し、該口枠体(5)は、前記ケース本体(1)の開口部に嵌入する嵌入筒片(6)を有し、該嵌入筒片(6)に、二つの状態の何れか一方にスナップ機能を発揮して切り替え保持するヒンジ部(13)を介して複数の押さえ片(10)設けられ、該押さえ片(10)が前記ヒンジ部(13)により、前記側周壁(2)から離れる一方の状態である起立した姿勢の開放位置(A)と、前記側周壁(2)に押圧して袋体(17)の開口縁部(18)を該側周壁(2)との間で挟持する他方の状態である倒れた姿勢の押さえ位置(B)との間で、回動変位可能であることを特徴とする収納ケース。
  2. 円筒状の側周壁(2)に対し、複数の押さえ片(10)を、前記側周壁(2)に沿って等間隔に配置した請求項1に記載の収納ケース。
  3. 角筒状の側周壁(2)に対し、該側周壁(2)の各辺壁部分に対向して押さえ片(10)を配置した請求項1に記載の収納ケース。
  4. 嵌入筒片(6)の下端に、内方に下降傾斜したテーパー筒部(7)を連設し、該テーパー筒部(7)にヒンジ用凹部(8)を設け、該ヒンジ用凹部(8)を設けたテーパー筒部(7)部分に、ヒンジ部(13)を介して押さえ片(10)を設けた請求項1〜3の何れか1項に記載の収納ケース。
  5. 押さえ片(10)が背板片(11)を備え、この背板片(11)とヒンジ用凹部(8)が弾性板(14)で連結されている請求項4に記載の収納ケース。
  6. 弾性板(14)が一対の平板状の連結板片からなり、押さえ片(10)を開放位置(A)にした状態では、両連結板片の上下両面が下方に向けて下降傾斜するとともに、下側の長さが上側よりも短く形成されている請求項5に記載の収納ケース。
  7. ケース本体(1)の開口部に外嵌する外装筒片(9)を、嵌入筒片(6)の上端に外鍔状の鍔片を介して垂下設した請求項1〜6の何れか1項に記載の収納ケース。
  8. ケース本体(1)の開口部を横断する姿勢で、直線棒状の均し棒(16)口枠体(5)に設けた請求項1〜7の何れか1項に記載の収納ケース。
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