JP2012097987A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】製氷装置により透明度の高い氷を製氷することができながらも、食品収納容量を小さくすることを抑える。
【解決手段】本実施形態の冷蔵庫は、冷蔵貯蔵室と、製氷室と、製氷装置と、脱気装置とを備えている。冷蔵貯蔵室は、冷蔵庫本体内に設けられ、製氷用の給水タンクを備える。製氷室は、冷蔵庫本体内に冷蔵貯蔵室よりも下方に位置して設けられている。製氷装置は、製氷室内に設けられ、給水タンクから供給された水を製氷する。脱気装置は、給水タンクから製氷装置に供給すべき水を脱気する。脱気装置は、冷蔵貯蔵室と製氷室との間に設けられた第2の冷蔵貯蔵室の後方に配設する。
【選択図】図1
【解決手段】本実施形態の冷蔵庫は、冷蔵貯蔵室と、製氷室と、製氷装置と、脱気装置とを備えている。冷蔵貯蔵室は、冷蔵庫本体内に設けられ、製氷用の給水タンクを備える。製氷室は、冷蔵庫本体内に冷蔵貯蔵室よりも下方に位置して設けられている。製氷装置は、製氷室内に設けられ、給水タンクから供給された水を製氷する。脱気装置は、給水タンクから製氷装置に供給すべき水を脱気する。脱気装置は、冷蔵貯蔵室と製氷室との間に設けられた第2の冷蔵貯蔵室の後方に配設する。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関する。
従来、製氷装置を備えた冷蔵庫は、冷蔵室内に給水タンクを設置すると共に、この給水タンク内の水を給水ポンプにより冷凍温度に保持した製氷室内に導き、製氷皿に所定量給水して製氷を行っている。
このような製氷装置を備えた冷蔵庫によって製氷される氷は、概して不透明なものが多い。これは製氷皿に給水される水の中に溶け込んでいる空気が、水を凍らせるときに気泡となって凍結面に捕われることにより白濁した外観となるためである。
このような製氷装置を備えた冷蔵庫によって製氷される氷は、概して不透明なものが多い。これは製氷皿に給水される水の中に溶け込んでいる空気が、水を凍らせるときに気泡となって凍結面に捕われることにより白濁した外観となるためである。
これに対して、透明な氷は、見た目に美しく、堅く融けにくいことから、飲食用に適している。このため、透明な氷を製氷するために種々の方法が提案されている。例えば、製氷皿を蓋により密閉し、製氷皿内を減圧ポンプにより減圧して、製氷皿内の水の脱気を行いながら製氷することで、透明な氷を得る方法が提案されている。
上記構成のものでは、製氷皿を密閉できる構造が必要となると共に、減圧に耐えられるように製氷皿を頑丈にする必要がある。
そこで、本発明者は、製氷装置への給水経路の途中に、給水タンクからの水を一時的に貯留する貯水タンクを設け、この貯水タンク内を減圧ポンプにより減圧することで、貯水タンク内の水の脱気を行い、透明な氷を得るようにした脱気装置を冷蔵庫本体内に配設することを考えた。
そこで、本発明者は、製氷装置への給水経路の途中に、給水タンクからの水を一時的に貯留する貯水タンクを設け、この貯水タンク内を減圧ポンプにより減圧することで、貯水タンク内の水の脱気を行い、透明な氷を得るようにした脱気装置を冷蔵庫本体内に配設することを考えた。
このような構成の脱気装置を冷蔵庫本体内に設ける場合、冷蔵庫本体の食品収納スペースが狭くならないことが求められる。そこで、製氷装置により透明度の高い氷を製氷することができながらも、食品収納容量を小さくすることを抑えることができる冷蔵庫を提供する。
本実施形態の冷蔵庫は、冷蔵貯蔵室と、製氷室と、製氷装置と、脱気装置とを備えている。冷蔵貯蔵室は、冷蔵庫本体内に設けられ、製氷用の給水タンクを備える。製氷室は、冷蔵庫本体内に冷蔵貯蔵室よりも下方に位置して設けられている。製氷装置は、製氷室内に設けられ、給水タンクから供給された水を製氷する。脱気装置は、給水タンクから製氷装置に供給すべき水を脱気する。脱気装置は、冷蔵貯蔵室と製氷室との間に設けられた第2の冷蔵貯蔵室の後方に配設する。
以下、本実施形態について、図面を参照して説明する。まず、図1及び図2に示すように、冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内に、複数の貯蔵室を設けて構成されている。具体的には、断熱箱体2内には、上段から順に、冷蔵室3(冷蔵貯蔵室に相当)、野菜室4(第2の冷蔵貯蔵室に相当)が設けられ、その下方に製氷室5と小冷凍室6が左右に並べて設けられ、これらの下方に冷凍室7が設けられている。図2に示すように、前記製氷室5内には、周知の製氷装置8が設けられている。なお、断熱箱体2は、基本的には、鋼板製の外箱2aと合成樹脂製の内箱2bとの間に発泡断熱材2c(図7参照)を設けて構成されている。
前記冷蔵室3及び野菜室4は、いずれも冷蔵温度帯(例えば1〜4℃)の貯蔵室であり、それらの間は、プラスチック製の仕切壁9により上下に仕切られている。図2に示すように、前記冷蔵室3の前面部には、ヒンジ開閉式の断熱扉3aが設けられ、前記野菜室4の前面には引出し式の断熱扉4aが設けられている。この断熱扉4aの背面部には、貯蔵容器を構成する下部ケース11が連結されている。下部ケース11の上部には、下部ケース11よりも小型の上部ケース12が設けられている。
前記冷蔵室3内は、複数の棚板13により上下に複数段に区切られている。冷蔵室3内の最下部(前記仕切壁9の上部)において、図1に示すように、右側にはチルド室14が設けられ、その左側には卵ケース15と小物ケース16が上下に設けられ、さらに、これらの左側には、後述する給水タンク17が着脱可能に設けられている。製氷用の給水タンク17は、前記製氷装置8の製氷皿18に対し、後述する脱気装置34を介して水を供給するためのものである。製氷装置8は、給水タンク17から供給された水を製氷する。
前記製氷室5、小冷凍室6、並びに冷凍室7は、いずれも冷凍温度帯(例えば−10〜−20℃)の貯蔵室であり、前記野菜室4と製氷室5及び小冷凍室6との間は、断熱仕切壁19により上下に仕切られている。図2に示すように、前記製氷室5の前面部には、引出し式の断熱扉5aが設けられており、その断熱扉5aの背面部に貯氷容器21が連結されている。前記小冷凍室6の前面部にも、図示はしないが貯蔵容器が連結された引出し式の断熱扉が設けられている。前記冷凍室7の前面部にも、貯蔵容器22が連結された引出し式の断熱扉7aが設けられている。
図2に示すように、冷蔵庫本体1には、冷蔵温度帯の貯蔵室である前記冷蔵室3及び野菜室4を冷却するための冷蔵用の冷却器23と、冷凍温度帯の貯蔵室である前記製氷室5、小冷凍室6、冷凍室7を冷却するための冷凍用冷却器24とが後述するように組込まれる。冷蔵庫本体1の下端部背面側には、機械室25が設けられ、この機械室25内に、詳しい図示は省略するが、圧縮機26及び凝縮器などが配設されていると共に、それらを冷却するための冷却ファンなどが配設されている。これにて、前記冷却器23及び冷凍用冷却器24と共に冷凍サイクルが構成される。冷蔵庫本体1の背面下部寄り部分には、全体を制御するマイコンなどを実装した制御装置27が設けられている。
冷蔵庫本体1における冷蔵室3及び野菜室4の後方には、左右方向中央部に位置して、冷気供給用の冷気ダクト31が上下方向に延びて設けられている。冷気ダクト31の下部は、冷蔵用冷却器室33とされている。この冷蔵用冷却器室33(冷気ダクト31)内に、前記冷蔵用冷却器23が配設されている。冷蔵用冷却器室33の前部壁33aは、冷気ダクト31の上部部位よりも前方に膨出している。このため、野菜室4の後方には、冷蔵用冷却器室33の前部壁33aの側方に空きスペースが生ずる。このスペースのうち、冷蔵用冷却器23の左側方に、後述する脱気装置34が配設される。すなわち、給水タンク17、脱気装置34、製氷室5は、冷蔵庫本体1内の左側部位に、順に上下方向に並んで配置されている。冷気ダクト31の前部には、冷蔵室3内に開口する冷気供給口35が複数個設けられている。
前記野菜室4の後方には、冷蔵用冷却器室33の下方に位置して、前記冷蔵用送風ファン36が配設されていると共に、送風ダクト37及び吸込み口38が設けられている。送風ダクト37は、冷気ダクト31に連通している。吸込み口38は、野菜室4において開口している。なお、冷蔵室3の底部を構成する仕切壁9の後部の右の隅部には、図示しない連通口及び通気路が形成されている。これら連通口及び通気路は、冷蔵室3と野菜室4とを連通させている。
この構成において、冷蔵用送風ファン36が駆動されると、野菜室4内の空気が吸込み口38から冷蔵用送風ファン36側に吸い込まれ、その吸い込まれた空気は、送風ダクト37側へ吹き出される。送風ダクト37側へ吹き出された空気は、冷気ダクト31を通り、複数の冷気供給口35から冷蔵室3内に吹き出される。冷蔵室3内に吹き出された空気は、図示しない連通口及び通気路を通して野菜室4内にも供給され、冷蔵用送風ファン36に吸い込まれるという循環が行われる。この過程で、冷気ダクト31内を通る空気が冷蔵用冷却器23により冷却されて冷気となり、その冷気が冷蔵室3及び野菜室4に供給されることによって、冷蔵室3及び野菜室4が冷蔵温度帯の温度に冷却される。
冷蔵庫本体1内の前記冷凍室7の背部には、冷凍用冷却器室39が設けられている。この冷凍用冷却器室39内に、下部に位置させて前記冷凍用冷却器24や除霜用ヒータ(図示せず)などが配設されていると共に、上部に位置させて冷凍用送風ファン40が配設されている。冷凍用冷却器室39の前面の中間部には、冷気吹出口41が設けられ、下端部には、戻り口42が設けられている。
この構成において、冷凍用送風ファン40が駆動されると、冷凍用冷却器24により生成された冷気が、前記冷気吹出口41から製氷室5、小冷凍室6、冷凍室7内に供給された後、前記戻り口42から冷凍用冷却器室39内に戻されるといった循環を行うようになっている。これにより、それら製氷室5、小冷凍室6、及び冷凍室7が冷却される。
次に、給水タンク17について説明する。図2に示す給水タンク17は、製氷用の水を貯えるタンク本体43及び当該タンク本体43の上部を閉鎖する蓋部材44を備えている。給水タンク17の底部には、水をタンク本体43の外部へ送るための給水ポンプ45(図8にのみ図示)が設けられている。給水ポンプ45は、モータに通電されることにより、給水タンク17内の水を吸い込み、その水を上方に延びる吐出管46に向けて吐出す。
吐出管46に向けて吐出された水は、先端となる開口部から水受ケース47に流入する。水受ケース47の下端には接続管48が接続されている。この接続管48は、水受ケース47の下端から、仕切壁9を貫通して野菜室4の後部(後述する脱気装置34の上方)まで延びている。
吐出管46に向けて吐出された水は、先端となる開口部から水受ケース47に流入する。水受ケース47の下端には接続管48が接続されている。この接続管48は、水受ケース47の下端から、仕切壁9を貫通して野菜室4の後部(後述する脱気装置34の上方)まで延びている。
次に、製氷装置8について説明する。図2に示すように、製氷室5内には、上部に矩形箱状をなす機体51が設けられており、その機体51の下方に、製氷皿18が略水平になるように設けられている。前記製氷皿18の下方に氷を貯留するための前記貯氷容器21が配置されている。前記製氷皿18の上部には、該製氷皿18に給水するための接続管49が設けられている。この接続管49は、前記断熱仕切壁19を貫通して配設され、図3(a)に示すように、その上端部が、前記野菜室4内の後部に配置されている。
前記機体51の内部には、製氷皿モータ52(図8参照)が設けられている。この製氷皿モータ52の図示しない回転軸が製氷皿18の端部に接続されており、製氷皿18は、製氷皿モータ52が駆動されると、その回転軸とともに回転する。製氷皿18の下面部には、例えばサーミスタなどから構成された製氷皿温度センサ53(図8参照)が取り付けられている。
また、機体51には、貯氷容器21内の貯氷量が満杯になったかどうかを検知するための貯氷量検知レバー54及び満氷検知スイッチ55(図8参照)が取り付けられている。貯氷量検知レバー54は、貯氷容器21内に貯められた氷の上端部に当接した位置で停止し、所定量以上の氷が貯まった満杯状態になると、満氷検知スイッチ55をオンする。これにより、貯氷容器21が満杯であることが検知される。
さて、前記脱気装置34について、図3〜図7も参照して説明する。脱気装置34は、給水タンク17から製氷装置8に供給すべき水を脱気するためのもので、図3に示すように、貯水タンク60、減圧ポンプ61、給水弁62、及び開閉弁63などを、ケース64内に収納してユニット化して構成されている。前記ケース64は、図4、図6にも示すように、透明プラスチックからなり、左右方向にやや薄型で、上下に長い矩形箱状に構成されている。より詳細には、図4及び図6(a)に示すように、ケース64は、背面と左側面とのなすコーナー部分が、上面から見て、斜めにカットされた(言わば面取りされた)如き五角形状をなしている。そして、図4及び図6(b)に示すように、ケース64のうち、前面の左寄り部の上下部、並びに、右側面の後部の上下部の合計4箇所に位置して、係合凹部85が形成されている。なお、詳しく図示はしないが、このケース64の右側面は、開閉可能な蓋部とされている。
前記貯水タンク60は、給水タンク17から供給された水を一時的に貯留するもので、複数の部品、この場合、円筒容器状の本体部65と、ドーム状の蓋部66とから構成されている。これら本体部65及び蓋部66は、共に透明プラスチック製(例えばポリカーボネート製)である。この貯水タンク60は、1回の製氷に必要な水(約100ml)を貯留した状態で、上部に減圧のための空間(約50ml)ができる程度の容積(例えば約150ml)を有している。
図3に示すように、前記本体部65は、下部がドーム状に形成されていると共に、その下端に排水口68が設けられている。また、この本体部65の外周面には、前後に位置して2つの取付板部69が一体に設けられている。この本体部65の上端部には、外周側全周に突出するフランジ部65aが一体に設けられている。更に、そのフランジ部65aの外周には、フック72が設けられている。また、このフランジ部65aの端面には、図示しない溝が全周にリング状に形成されていると共に、この溝内にOリングからなるシール部材が設けられる。
前記蓋部66には、上部に位置して、水が供給される給水口73と、減圧ポンプ61に接続される減圧口74とが、一体に設けられている。減圧口74は、給水口73よりも孔径が小さく構成されている。また、蓋部66の下端部には、前記本体部65のフランジ部65aと重なるフランジ部66aが一体に設けられている。図示はしないが、このフランジ部66aには、前記フック72が係止する突起が、4箇所に位置して形成されている。
これにて、前記本体部65と蓋部66とは、フランジ部65a,66aどうしを密着させた状態で、各フック72をフランジ部66aの各突起に係止させることにより結合される。このとき、フランジ部65a,66aどうし間は、前記シール部材により気密にシールされている。以上のように構成された貯水タンク60は、前記2つの取付板部69とケース64の内部に設けられたボス部70とが、それぞれねじ71により固定されることにより、ケース64内の左内壁面中央部に固定される。
減圧ポンプ61は、密閉状態とされた貯水タンク60内、より厳密には、貯水タンク60内に貯留された水の上方の空間を減圧するためのもので、例えば気体輸送式の真空ポンプで構成されている。この減圧ポンプ61は、ケース64内の上端部(左内壁面)に取り付けられている。この減圧ポンプ61と貯水タンク60の減圧口74との間は、減圧管75により接続されており、この減圧管75の途中には、減圧弁76が設けられている。この減圧弁76は、貯水タンク60内の空気が減圧ポンプ61側にのみ通過可能な逆止弁で構成されている。減圧ポンプ61の排気口(図示せず)には、補助バイパス管77が接続されており、この補助バイパス管77は、後述するバイパス管78の途中部に接続されている。
前記給水弁62は、給水タンク17からの水を貯水タンク60に給水するためのもので、前記ケース64内の貯水タンク60の上部に位置して設けられている。この給水弁62は、入口が1つ、出口が2つの三方弁から構成されており、入口部が給水管79の一端に接続されている。この給水管79は、柔軟性を有する材料、例えばシリコンゴム製のものであり、図4にも示すように、その他端側が、ケース64の前面上部の孔64aを通してケース64の外部に延出されている。図3(a)に示すように、この給水管79の他端側が、前記接続管48に接続されるようになっている。
前記給水弁62の第1の出口には、給水管80の一端が接続され、その給水管80の他端側が前記貯水タンク60の給水口73に接続されている。また、給水弁62の第2の出口には、バイパス管78の一端側が接続されている。この給水弁62は、閉鎖状態、入口と第1の出口とを連通させた第1開放状態、入口と第2の出口とを連通させた第2開放状態の3つの位置のいずれかに切り替えられる。なお、バイパス管78内に水を流すことにより、水を脱気することなく製氷皿18に供給することができる。
前記開閉弁63は、ケース64内の下端部に設けられ、前記貯水タンク60からの水の排水路を開閉して排水を制御するためのものである。この開閉弁63の入口には、前記貯水タンク60の排水口68が、排水管67を介して接続されており、開閉弁63の出口には、排水管81の一端側が接続されている。排水管67,81及び接続管49は、排水路を構成する。この排水管81は、柔軟性を有する材料、例えばシリコンゴム製のものであり、図4にも示すように、その他端側が、ケース64の前面下部の孔64bを通してケース64の外部に延出されている。図3(a)に示すように、この排水管81の他端側が、前記接続管49に接続されるようになっている。また、前記バイパス管78の他端部が、排水管81の途中部に接続されている。なお、脱気装置34内の電気部品のリード線92は、コネクタ82にまとめられ、ケース64の外部に導出されている。
このように構成された脱気装置34は、前記野菜室4内の後部(左側の隅部)に取り付けられる。このとき、図4〜図7に示すように、野菜室4内には、支持手段としての内箱補強板83が設けられている。この内箱補強板83は、プラスチックからなり、図4〜図6に示すように、野菜室4を構成する内箱2bの面のうち、背面部から左側面部にかけた部分に重なるような、コーナー部が斜面状とされた上面略L字状をなす板状に構成されている。このとき、内箱補強板83の内面には、左側面の前端部の上下に位置して係合爪84が右方に延びて一体に設けられていると共に、背面の右端部の上下に位置して係合爪84が前方に延びて一体に設けられている。また、図4、図5に示すように、内箱補強板83の内面側の下部には、載置部86が一体に設けられている。
更に、図7に1箇所のみ示すように、内箱補強板83の裏面(係合爪84の突設面とは反対側の面)には、複数箇所に位置して固定部87が一体に形成されている。これら固定部87は、内箱2bに設けられたスリット状の孔部88に係合し、内箱2bの外面側(外箱2a側)に突出する。
このように構成された内箱補強板83は、前記断熱箱体2の組立時に、固定部87を孔部88に係合させた状態で内箱2bに仮止めされ、その後、外箱2aとの間に発泡断熱材2cが充填されることにより、内箱2bに固定される。
このように構成された内箱補強板83は、前記断熱箱体2の組立時に、固定部87を孔部88に係合させた状態で内箱2bに仮止めされ、その後、外箱2aとの間に発泡断熱材2cが充填されることにより、内箱2bに固定される。
上記した内箱補強板83に対し、脱気装置34(ケース64)を取り付けるにあたっては、図6(a)に示すように、ケース64を、載置部86上に来るように高さ方向の位置合わせをした状態で、まず、矢印Aで示すように、内箱補強板83の内側(係合爪84どうしの間)に対し、やや斜め方向に差し込むようにし、その後、矢印B方向に回転させ、係合爪84を弾性変形させながら、ケース64の外面が相対的に係合爪84を乗り越えるようにさせる。これにより、図4に示すように、ケース64が載置部86上に載置され、且つ、各係合爪84が各係合凹部85に係合し、もって、脱気装置34(ケース64)が支持されるのである。この脱気装置34の取付け後に、給水管79が接続管48に接続されると共に、排水管81が接続管49に接続される。また、コネクタ82が、制御装置27(図8参照)に電気的に接続される。
図8は、本実施形態に係る冷蔵庫本体1の自動製氷に関わる電気的構成を示している。冷蔵庫本体1は、図示しないCPU、RAM、ROM及びI/Oバス及び時間を計測するタイマ91などを備えたマイクロコンピュータにより構成された制御装置27を備えている。制御装置27は、例えばROMなどに記憶されている制御プログラムを実行することにより、冷蔵庫本体1の全体を制御する。具体的には、制御装置27は、圧縮機26などを駆動することにより、各貯蔵室が設定温度になるように制御している。この制御装置27には製氷皿温度センサ53及び満氷検知スイッチ55からの信号が入力され、制御装置27は、これらの信号に基づいて、また、上記した制御プログラムに従って、給水ポンプ45、製氷皿モータ52、減圧ポンプ61、給水弁62、開閉弁63を制御する。
次に、上記構成の作用について、図9も参照して述べる。自動製氷処理は、次のように実行される。即ち、冷蔵庫本体1の制御装置27は、電源が投入されると、図示しないメイン処理を実行し、主に冷凍サイクルの制御を行っている。また、制御装置27は、図9に示す自動製氷処理を実行する。この自動製氷処理は、例えば割り込みルーチンなどにより実行される。なお、以下の説明においては、給水タンク17は、製氷用の水が補給された状態で冷蔵室3内に設置されているものとする。
制御装置27は、自動製氷処理を開始すると、タイマ91により、前回の給水から90分経過したかを判定する(S1)。90分経過していない場合には(S1:NO)、ステップS1に戻り、前回の給水から90分経過するまで待機する。前回の給水から90分経過したと判定すると(S1:YES)、製氷皿温度センサ53で検出した製氷皿温度が−12℃より低いかどうかを判定する(S2)。製氷皿温度が−12℃以上の場合には(S2:NO)、ステップS1に戻る。つまり、製氷皿温度が−12℃以上の場合、製氷皿18では、まだ氷が完全に生成されていない場合があるので、製氷皿温度が−12℃より低くなるまで待機する。
一方、制御装置27は、製氷皿温度が−12℃よりも低い場合には(S2:YES)、貯氷量が満杯であるかを判定する(S3)。つまり、貯氷量検知レバー54によりオンされる満氷検知スイッチ55からの信号に基づいて、貯氷容器21が満杯であるかを判定する。貯氷容器21が満杯の場合には(S3:YES)、例えば使用者が氷を取り出して貯氷量が減るまで待機する。貯氷量が満杯でない(減った)と判定すると(S3:NO)、離氷動作を実行する(S4)。具体的には、製氷皿モータ52により製氷皿18を上下反転するまで回転させると共に、更に製氷皿18にひねりを加えることで製氷皿18内の氷を離氷する。
離氷動作が終了すると、制御装置27は、給水弁62を第1開放状態とすると共に、及び開閉弁63を開放する(S5)。これにより、貯水タンク60内に貯留されて既に脱気されている所定量の水が、排水口68から、排水管67、排水管81、接続管49を順に通って製氷皿18に供給される。なお、ステップS1、S2及びS3においては、制御装置27は、CPUを必ずしも単純な待機状態にしておく必要はない。すなわち、ステップS1においては90分経過した時点で信号を出力するように構成し、ステップS2においては−12℃以下になった時点で信号を出力するように構成し、ステップS3においては満氷検知スイッチ55がオフになった時点で信号を出力するように構成し、それら信号を割り込み処理により受け付けて以後の処理を実行するようにすればよい。
製氷皿18への給水が終了すると、制御装置27は、開閉弁63を閉鎖する(S6)、これにより、貯水タンク60から製氷皿18までの間の排水路が閉鎖された状態になる。続いて、給水ポンプ45の駆動を開始する(S7)。これにより、給水タンク17内の給水ポンプが駆動され、給水タンク17内の水が接続管48に吐出される。この場合、制御装置27は、1回の製氷に必要な所定量の水を吐出すまでの間、例えば時間制御により給水ポンプ45を駆動する。
また、制御装置27は、ステップS7において給水ポンプ45を駆動するとき、減圧ポンプ61も同時に駆動する。減圧ポンプ61は、減圧弁76を介して貯水タンク60内の空気を引き込んで庫内に放出する。これにより、接続管48、給水管79を通った水が給水弁62を介して給水管80から貯水タンク60内に給水される。このとき、所定時間だけ減圧ポンプ61を駆動することにより、貯水タンク60への水の流入を促すことができる。
貯水タンク60に1回分の製氷に必要な水が貯留されると、制御装置27は、給水ポンプ45を停止し(S8)、減圧ポンプ61の駆動も一旦停止し、給水弁62を閉鎖する(S9)。これにより、脱気装置34は、給水タンク17から貯水タンク60への給水路である給水管79,80及び接続管48が、給水弁62により閉鎖された状態になる。これにて、脱気装置34の貯水タンク60は、気密かつ水密に密閉された状態になる。
この状態で、制御装置27は、減圧ポンプ61を駆動する(S10)。減圧ポンプ61が駆動されると、貯水タンク60内の空気は、減圧弁76から減圧ポンプ61を通り、バイパス管78を通って庫内に排出され、貯水タンク60(前記空間)内が減圧される。続いて、減圧ポンプ61の駆動開始から所定時間、例えば3分間経過したかを判定する(S11)。つまり、本実施形態では、制御装置27は、貯水タンク60の減圧動作を3分間継続する。制御装置27は、3分が経過したと判定すると(S11:YES)、減圧ポンプ61を停止する(S12)。その後、制御装置27は、ステップS1に戻る。これにより、貯水タンク60内は、少なくとも、90分間、減圧状態が維持される。貯水タンク60内が減圧されると、貯水タンク60内の水に溶解している空気は、前記空間に放出される。このように、貯水タンク60内の水の溶存空気量の減少、すなわち、貯水タンク60内の水の脱気が行われる。
制御装置27は、90分経過すると(S1:YES)、上述したステップS2以降の処理を実行する。これにより、脱気された水が、製氷皿18に供給され、冷却されて氷になる。この場合、水を脱気したことにより、内部に気泡が少ない透明度の高い氷が製氷される。冷蔵庫本体1の制御装置27は、このようにして自動製氷処理を実行する。
上記した本実施形態の冷蔵庫によれば、次のような効果を得ることができる。
本実施形態では、ユニット化した脱気装置34を、野菜室4後方の空きスペースに配設し、給水タンク17からの水を脱気装置34で脱気した後、製氷装置8へ供給して製氷している。これにより、脱気装置34を収納するためのスペースを余分に設ける必要がなく、製氷装置8により透明度の高い氷を製氷することができながらも、野菜室4、ひいては冷蔵庫本体1内全体の食品収納容量を小さくすることを抑えることができる。
冷蔵庫本体1内に、給水タンク17、脱気装置34、製氷室5を、順に上下方向に並んで配置しているので、給水タンク17から製氷装置8への給水のための接続管48,49などに余分なスペースをとる必要がなく、食品収納容量を小さくすることを抑えることができる。
本実施形態では、ユニット化した脱気装置34を、野菜室4後方の空きスペースに配設し、給水タンク17からの水を脱気装置34で脱気した後、製氷装置8へ供給して製氷している。これにより、脱気装置34を収納するためのスペースを余分に設ける必要がなく、製氷装置8により透明度の高い氷を製氷することができながらも、野菜室4、ひいては冷蔵庫本体1内全体の食品収納容量を小さくすることを抑えることができる。
冷蔵庫本体1内に、給水タンク17、脱気装置34、製氷室5を、順に上下方向に並んで配置しているので、給水タンク17から製氷装置8への給水のための接続管48,49などに余分なスペースをとる必要がなく、食品収納容量を小さくすることを抑えることができる。
また、複数の構成要素からなる脱気装置34をケース64内に収容してユニット化したので、冷蔵庫本体1への取付けが、ケース64を内箱補強板83に係合支持させるだけでよく、工具などを使用する必要がなくて、脱気装置34の取付けが簡単である。
脱気装置34のメンテナンスの際には、脱気装置34をケース64ごと取り外せばよいので、メンテナンス作業がし易い。このとき、給水管79及び排水管81は、柔軟性を有し、ケース64から外部へ延出するように設けられているので、配管の接続または取外しを容易に行うことができる。
脱気装置34のメンテナンスの際には、脱気装置34をケース64ごと取り外せばよいので、メンテナンス作業がし易い。このとき、給水管79及び排水管81は、柔軟性を有し、ケース64から外部へ延出するように設けられているので、配管の接続または取外しを容易に行うことができる。
内箱補強板83は、固定部87が内箱2bに設けられた孔部88に係合して発泡断熱材2cにより固定されることで、内箱2bに固定されている。このため、内箱2bにねじ固定用のファスナなどを設ける必要がなく、脱気装置34の支持手段としての内箱補強板83を、冷蔵庫本体1に簡単な構成で備え付けることができる。
また、電気部品のリード線92が1つのコネクタ82にまとめられているので、脱気装置34の取付け作業の効率を良くすることができる。
貯水タンク60の主要部は、円筒容器状の本体部65と、ドーム状の蓋部66とから構成されているので、減圧に対する耐圧特性を良くすることができ、耐圧による劣化を抑制して強度上の信頼性を向上させることができる。
貯水タンク60の主要部は、円筒容器状の本体部65と、ドーム状の蓋部66とから構成されているので、減圧に対する耐圧特性を良くすることができ、耐圧による劣化を抑制して強度上の信頼性を向上させることができる。
本実施形態では、バイパス管78を設けたので、長期の使用などにより給水弁62や開閉弁63が故障して給水管79,80や排水管67が水で満たされてしまった場合、あるいは、給水ポンプが故障して水の吐出しが継続されたような場合であっても、給水タンク17から吐出された水は、バイパス管78を流れて製氷皿18に供給される。これにより、製氷用の水が給水管79,80や排水管67から溢れて、ケース64内などに滞留することを防止できる。
また、減圧ポンプ61の排気口を、補助バイパス管77を介してバイパス管78に接続している。これにより、開閉弁63が故障して貯水タンク60内が水で満たされ、減圧ポンプ61がその水を引き込んでしまった場合であっても、その水は、製氷皿18に供給される。したがって、ケース64内などに水が滞留することを防止できる。
給水ポンプ45を駆動するとき、減圧ポンプ61も併せて駆動する。これにより、給水弁62で流れが阻害された水の貯水タンク60への流入を促進することができる。また、貯水タンク60に水が貯留されるまでの時間を短縮でき、ひいては製氷時間の短縮を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、脱気装置34はケース64を有するユニットとして構成したが、ケース64を有しない状態のユニット化した脱気装置34を、野菜室4内に取り付けるようにしてもよい。内箱補強板83を用いないで脱気装置34を内箱2bに対しねじ止めなどにより取り付ける構成としてもよい。脱気装置34を野菜室4の後方の右側部に設ける構成としてもよい。
貯水タンク60は、球形状をなす構成にしてもよい。また、貯水タンク60の容積は、製氷皿18の容積に応じて適宜変更してよい。
例えば、脱気装置34はケース64を有するユニットとして構成したが、ケース64を有しない状態のユニット化した脱気装置34を、野菜室4内に取り付けるようにしてもよい。内箱補強板83を用いないで脱気装置34を内箱2bに対しねじ止めなどにより取り付ける構成としてもよい。脱気装置34を野菜室4の後方の右側部に設ける構成としてもよい。
貯水タンク60は、球形状をなす構成にしてもよい。また、貯水タンク60の容積は、製氷皿18の容積に応じて適宜変更してよい。
また、ケース64内に、給水タンク17と給水弁62との間の給水管79の途中部に、貯水タンク60とは別に、一時貯水タンクを設けてもよい。これにより、貯水タンク60に水を供給する場合に、水受ケース47の上部から水が溢れたり、給水弁62を通過する水の流れが阻害されたとしても、給水管79,80から水が溢れたりすることを防止することができる。
また、フランジ部65aに突起部を設け、フランジ部66aに係合孔を設けることで、貯水タンク60の本体部65と蓋部66との位置決めを行うようにしてもよい。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、フランジ部65aに突起部を設け、フランジ部66aに係合孔を設けることで、貯水タンク60の本体部65と蓋部66との位置決めを行うようにしてもよい。
これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以上のように本実施形態の冷蔵庫によれば、給水タンクから製氷装置に供給すべき水を脱気する脱気装置を、冷蔵貯蔵室と製氷室との間に設けられた第2の冷蔵貯蔵室の後方の空きスペースに配設した。これにより、製氷装置により透明度の高い氷を製氷することができながらも、食品収納容量を小さくすることを抑えることができる。
図面中、1は冷蔵庫本体、2aは外箱、2bは内箱、2cは発泡断熱材、3は冷蔵室(冷蔵貯蔵室)、4は野菜室(第2の冷蔵貯蔵室)、5は製氷室、8は製氷装置、17は給水タンク、23は冷蔵用冷却器(冷却器)、31は冷気ダクト(ダクト)、34は脱気装置、60は貯水タンク、61は減圧ポンプ、63は開閉弁、64はケース、79は給水管、81は排水管、83は内箱補強板(支持手段)、87は固定部を示す。
Claims (9)
- 冷蔵庫本体内に設けられ、製氷用の給水タンクを備える冷蔵貯蔵室と、
前記冷蔵庫本体内に前記冷蔵貯蔵室よりも下方に位置して設けられた製氷室と、
この製氷室内に設けられ、前記給水タンクから供給された水を製氷する製氷装置とを備えた冷蔵庫において、
前記給水タンクから前記製氷装置に供給すべき水を脱気する脱気装置を備えると共に、
前記脱気装置は、前記冷蔵貯蔵室と前記製氷室との間に設けられた第2の冷蔵貯蔵室の後方に配設されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記第2の冷蔵貯蔵室の後方には、冷気供給用のダクトが上下方向に延びて設けられ、
前記脱気装置は、前記ダクトの側方に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記ダクト内には、冷却器が配設され、
前記脱気装置は、前記冷却器の側方に配設されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。 - 前記給水タンク、前記脱気装置、前記製氷室は、前記冷蔵庫本体内に、順に上下方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記脱気装置は、
前記給水タンクから供給された水を一時的に貯留する貯水タンクと、
密閉状態とされた前記貯水タンク内を減圧する減圧ポンプと、
前記貯水タンクからの水の排水路を開閉する開閉弁とを含み、
それらをユニット化して構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。 - 前記冷蔵庫本体には、前記第2の冷蔵貯蔵室の後部に位置して、ユニット化した前記脱気装置を係合により支持する支持手段を有することを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
- 前記冷蔵庫本体は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して構成され、
前記支持手段は、前記内箱の内面に配置されると共に、前記内箱を貫通して該内箱の外面側に突出して前記発泡断熱材によって固定される固定部を一体的に有していることを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。 - 前記脱気装置は、少なくとも前記貯水タンク、前記減圧ポンプ、前記開閉弁をケース内に収納して構成されていることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
- 前記脱気装置は、
前記給水タンクから前記貯水タンクへ給水するための給水管と、
前記貯水タンクから前記製氷装置へ排水するための排水管とを備え、
前記給水管及び前記排水管は、柔軟性を有する材料からなり、前記ケースから外部へ延出するように設けられていることを特徴とする請求項8に記載の冷蔵庫。
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JP2010247393A JP2012097987A (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 冷蔵庫 |
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Cited By (2)
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JP2016057031A (ja) * | 2014-09-12 | 2016-04-21 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2016061455A (ja) * | 2014-09-16 | 2016-04-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2010
- 2010-11-04 JP JP2010247393A patent/JP2012097987A/ja active Pending
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