JP5426254B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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本発明は、貯蔵室へ供給するミストを生成するミスト発生部を備える冷蔵庫に関する。
従来、例えば超音波霧化や静電霧化を利用してミストを発生するミスト発生部を備える冷蔵庫が公知である。ミスト発生部で発生したミストは、貯蔵室の一つである野菜室へ供給される。これにより、野菜室に収容されている野菜などの食品の鮮度の維持が図られている。ミスト発生部で発生したミストを利用して貯蔵室の湿度を十分に維持するためには、外部からミスト発生部へ水を供給することが望ましい。
ところで、冷蔵庫は、水消費部として自動的に氷を生成する自動製氷装置を備えるものが広く普及している。このような自動製氷装置を備える冷蔵庫は、製氷用の水を貯える大容量の給水部を備えている(例えば特許文献1参照)。そこで、ミスト生成部においても、この給水部に貯えられている水を利用することが考えられる。
しかしながら、単一の給水部から自動製氷装置およびミスト生成部に水を分配するためには、給水部から自動製氷装置およびミスト生成部までの間に給水用の経路を切り替える弁手段を必要とする。特許文献1の場合、給水部から自動製氷装置へ水を供給する場合にも、弁手段は給水先を切り替えている。このように弁手段を用いる場合、機械的な弁手段の追加、および弁手段の開閉制御を必要とする。その結果、構造および制御の複雑化を招くという問題がある。
特開2002−206830号公報
そこで、本発明の目的は、簡単な構造で特別な制御を必要とすることなく、ミスト生成部および水消費部へ水を分配する冷蔵庫を提供することにある。
上記の課題を解決するために本発明の冷蔵庫は、複数の貯蔵室を形成する冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体に設けられ、水を貯える給水部と、ミストを生成し、生成したミストを前記貯蔵室へ供給するミスト発生部と、前記給水部に貯えられた水を消費する水消費部と、前記給水部に貯えられている水を前記水消費部へ供給する水供給部と、前記給水部と前記水消費部との間に設けられ、前記給水部から供給された水の一部が溢出可能であり、溢出した水が前記水消費部へ流出し、残存する水を前記ミスト発生部で用いる水として貯える貯水タンクと、を備えることを特徴とする。
本発明の冷蔵庫によると、給水部と水消費部との間の水供給部に設けられている貯水タンクは、給水部から供給された水の一部が溢出可能である。貯水タンクから溢出した水は、水供給部を経由して水消費部へ流出する。一方、貯水タンクに残存する水は、ミスト発生部で用いられる。このように、給水部から供給された水の一部を貯水タンクに残存可能とすることにより、溢出した水は水消費部へ供給され、ミスト発生部で用いる水は貯水タンクに貯えられる。その結果、給水部の水は、例えば弁手段などの機械的または電気的な構成を必要することなく水消費部およびミスト発生部へ供給される。したがって、簡単な構造で特別な制御を必要とすることなく、ミスト生成部および水消費部へ水を分配することができる。
本発明の第1実施形態による冷蔵庫の要部の概略を示す断面図 第1実施形態による冷蔵庫の概略を示す断面図 第1実施形態による冷蔵庫の貯水タンクの概略を示す断面図 図3の矢印IVから見た矢視図 第1実施形態による冷蔵庫の電気的な構成を示すブロック図 第1実施形態による冷蔵庫の処理の流れを示す概略図 第2実施形態による冷蔵庫の要部の概略を示す断面図
以下、本発明の複数の実施形態による冷蔵庫を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
図1および図2に示すように第1実施形態による冷蔵庫10は、複数の貯蔵室を形成する冷蔵庫本体11を備えている。冷蔵庫本体11は、外箱、内箱およびこれらの間に挟まれた発泡断熱材によって構成されている。冷蔵庫本体11は、上方から冷蔵室12、野菜室13、製氷室14、切替室および冷凍室15をそれぞれ貯蔵室として形成している。製氷室14と切替室とは、左右に隣り合って配置されている。そのため、図1および図2では切替室の図示は省略している。冷蔵室12および野菜室13は、いずれも庫内温度が1℃から5℃程度の冷蔵温度に制御される。このように冷蔵室12および野菜室13はいずれも冷蔵温度帯であることから、断熱性のない仕切板16によって区画されている。仕切板16は、例えば合成樹脂などによって形成されている。切替室は、例えば冷蔵温度帯、−18℃以下の冷凍温度帯、または−5℃から0℃程度のチルド温度帯など、使用者によって温度帯が任意に切り替えられる。野菜室13と切替室および製氷室14との間は、断熱仕切壁17によって区画されている。
冷蔵室12は、前方が扉21によって開閉される。扉21は、冷蔵庫本体11の幅方向の両端にそれぞれ位置する回転軸を中心に回転可能な観音開き式である。野菜室13は、野菜容器22を収容しており、前方が扉23によって開閉される。また、製氷室14は、製氷皿24を収容しており、前方が扉25によって開閉される。図示しない切替室は、図示しない切替容器を収容しており、前方が図示しない扉によって開閉される。冷凍室15は、冷凍容器26、27を収容しており、前方が扉28によって開閉される。これら、扉23、扉25および扉28は、いずれも冷蔵庫本体11の前後方向へ移動することにより、各貯蔵室を開閉する。また、野菜容器22は、扉23とともに前後へ移動する。これにより、野菜容器22は、冷蔵庫本体11から引き出し、または冷蔵庫本体11へ収容される。製氷室14は、製氷皿24に加え製氷容器29を収容している。製氷容器29は、野菜容器22と同様に扉25とともに移動する。さらに、切替容器および冷凍容器26、27も、野菜容器22および製氷容器29と同様に各扉とともに移動する。
冷蔵庫10は、冷蔵室12の扉21、野菜室13の扉23、製氷室14の扉25、切替室の扉、および冷凍室15の扉28の開閉を検出する扉スイッチを備えている。冷蔵庫10は、製氷室14に製氷皿24および製氷容器29とともに氷を製造する製氷装置30を備えている。この製氷装置30は、特許請求の範囲の水消費部に相当する。
冷蔵庫10は、冷蔵用冷却器31、冷蔵用ファン32および冷気ダクト33を備えている。冷蔵用冷却器31は、冷蔵室12の後方において冷蔵室12の下方に設けられている。冷蔵用ファン32は、野菜室13の後方に設けられている。冷気ダクト33は、冷蔵室12の後方に設けられている。冷気ダクト33は、複数の冷気吹出口34を形成している。冷気ダクト33を流れる冷気は、冷気吹出口34から冷蔵室12へ流出する。上記の構成により、冷蔵用ファン32が作動すると、冷蔵用冷却器31で冷却された空気は、冷気ダクト33と冷蔵室12および野菜室13との間を循環する。
冷蔵庫10は、冷凍用冷却器35、冷凍用ファン36および冷凍ダクト37を備えている。冷凍用冷却器35は、冷凍室15の後方に設けられている。冷凍用ファン36は、製氷室14および切替室の後方に設けられている。冷凍ダクト37は、製氷室14、切替室および冷凍室15の後方に設けられている。冷凍用ファン36が作動することにより、冷凍用冷却器35で冷却された空気は、製氷室14、切替室および冷凍室15と冷凍ダクト37との間を循環する。冷蔵庫10は、冷蔵庫本体11の後部の下方に機械室38を有している。この機械室38に冷凍サイクルを形成するコンプレッサ39が設けられている。コンプレッサ39は、冷蔵用冷却器31および冷凍用冷却器35で共用され、冷蔵用冷却器31および冷凍用冷却器35へ供給する冷媒を圧縮する。
冷蔵庫10は、図1に示すように給水部としての給水タンク41、水受け容器42および水供給部43を備えている。給水タンク41は、冷蔵庫本体11が形成する冷蔵室12の下方において仕切板16の上方に設けられている。給水タンク41は、この仕切板16の左端部に着脱可能に設けられている。水受け容器42は、給水タンク41の後方に設けられている。水供給部43は、給水タンク41の水を水受け容器42へ供給する。水供給部43は、ポンプ44、ポンプ用モータ45および給水パイプ46を有している。ポンプ用モータ45は、水受け容器42の下方に設けられ、ポンプ44は給水タンク41に設けられている。ポンプ44は、ポンプ用モータ45により非接触で駆動される。ポンプ用モータ45は、先端に設けられている永久磁石47を回転駆動する。これにより、給水タンク41に設けられているポンプ44の図示しないインペラが回転し、ポンプ44は給水タンク41の水をくみ上げる。ポンプ44によってくみ上げられた水は、給水パイプ46を経由して水受け容器42へ供給される。水受け容器42へ供給された水は、水受け容器42を経由して製氷装置30の製氷皿24へ供給される。
冷蔵庫10は、ミスト発生部としての霧化装置50を備えている。霧化装置50は、例えば静電霧化装置であり、冷蔵室12と野菜室13との間を仕切る仕切板16の後端側に載置されている。霧化装置50は、霧化ユニット51および貯水タンク52を有している。霧化ユニット51は、通電することにより貯水タンク52に貯えられている水からミストを発生する。貯水タンク52は、水供給部43、すなわち給水タンク41から製氷装置30までの間に設けられている。
貯水タンク52は、図3に示すように底部53および天部54を有する容器状に形成されている。貯水タンク52の底部53は、地面すなわち冷蔵庫10の設置面に対し傾斜している。すなわち、図3に示す第1実施形態のように、貯水タンク52は側面視が台形状の容器として形成されている。具体的には、貯水タンク52は、短辺側の壁部55と長辺側の壁部56とを有しており、この壁部55の下端部および壁部56の下端部に底部53が接続している。このような貯水タンク52の場合、底部53が壁部55側から壁部56側へ傾斜し、貯水タンク52に貯えられた水の深さは壁部55側ほど浅く壁部56側ほど深くなる。貯水タンク52は、底部53、天部54、壁部55および壁部56を含む全体が例えば樹脂で一体成形されている。なお、天部54は、他の部分から着脱可能に設けてもよい。
水供給部43は、図1に示すように給水パイプ57および給水パイプ58を有している。給水パイプ57は、水受け容器42と貯水タンク52とを接続している。また、給水パイプ58は、貯水タンク52と製氷装置30とを接続している。水受け容器42に接続する給水パイプ57は、図3に示すように貯水タンク52の天部54を貫いて端部が貯水タンク52の内側に位置している。これにより、給水タンク41から供給された水は、貯水タンク52へ上方から流入する。一方、製氷装置30に接続する給水パイプ58は、図3および図4に示すように壁部56に形成されている給水口61と接続している。そして、この給水口61の下端部62は、図3に示すように壁部56において底部53よりも上方に位置している。そのため、貯水タンク52に水を貯えているとき、貯えられている水の液面63は給水口61の下端部62と一致、または下端部62よりも下方となる。
上記のような貯水タンク52に給水パイプ57から水を供給すると、供給された水の大部分は壁部56の給水口61に接続する給水パイプ57を経由して製氷装置30へ溢出する。そして、貯水タンク52における水の液面63が給水口61の下端部62まで低下すると、貯水タンク52からの水の溢出が停止し、残存する水の液面63は給水口61の下端部62とほぼ一致する。このように、給水タンク41から貯水タンク52へ水を供給すると、貯水タンク52の水は交換されて大部分が製氷装置30へ流出する。これとともに、貯水タンク52の液面63が給水口61の下端部62まで低下すると、製氷装置30への水の流出は停止する。その結果、貯水タンク52には、霧化装置50で使用される分の水が残留する。
霧化ユニット51は、ミストの原料として貯水タンク52に貯えられている水を吸入するための吸入部64を有している。吸入部64は、天部54を貫いて端部が給水口61よりも下方まで伸びている。なお、吸入部64は、貯水タンク52の天部54ではなく、壁部56、底部53あるいは図4に示す側壁部65を貫く構成としてもよい。但し、天部54を貫く本実施形態の構成の場合、吸入部64周辺からの水の漏出が低減され、防水性を高めることができる。霧化ユニット51は、吸入部64から貯水タンク52に貯えられている水を吸入し、吸入した水を原料としてミストを発生する。
冷蔵庫10は、水位センサ66を備えている。水位センサ66は、貯水タンク52に貯えられている水の量を検出する。水位センサ66は、例えば図示しないフロート、およびフロートともに移動する図示しない移動部材を有している。この図示しないフロートは、貯水タンク52に貯えられている水の液面63に浮遊する。すなわち、フロートは、貯水タンク52における水位に応じて上下へ移動する。移動部材は、図示しない電極と接している。移動部材は、移動することにより電極との間の電気抵抗が変化する。水位センサ66は、フロートとともに移動する移動部材と電極との間の電気抵抗の変化から貯水タンク52に貯えられている水の水位を検出する。なお、水位センサ66の構成は、上記の例に限らず、液面63の位置を検出可能であれば上記の例に限らず周知の構成を利用することができる。また、水位センサ66は、貯水タンク52の水位を検出するのに代えて、貯水タンク52の質量を検出し、検出した質量に基づいて貯水タンク52に貯えられている水の量を検出してもよい。
次に、冷蔵庫10の電気的な構成について図5に基づいて簡単に説明する。
冷蔵庫10は、制御装置70を備えている。制御装置70は、例えばCPU、ROMおよびRAMからなるマイクロコンピュータで構成されており、ROMに記憶されているコンピュータプログラムにしたがって冷蔵庫10の全体を制御する。制御装置70は、図2に示すように冷蔵庫本体11の後壁側に設けられている。制御装置70は、冷蔵用ファン32、冷凍用ファン36、コンプレッサ39、ポンプ用モータ45および霧化ユニット51に接続している。制御装置70は、冷蔵用ファン32、冷凍用ファン36およびコンプレッサ39への通電を断続することにより、冷蔵室12、野菜室13、製氷室14、切替室および冷凍室15への冷気の供給を制御する。制御装置70は、ポンプ用モータ45への通電を断続することにより、給水タンク41から水受け容器42への水の供給を制御する。また、制御装置70は、霧化ユニット51への通電を断続することにより、霧化ユニット51からのミストの発生を制御する。
制御装置70は、上記に加え、冷蔵室12の扉21の開閉を検出する扉スイッチ71、製氷室14の扉25の開閉を検出する扉スイッチ72、および水位センサ66と電気的に接続している。扉スイッチ71および扉スイッチ72は、それぞれ扉21または扉25の開閉を検出し、それらの開閉に応じた電気信号を制御装置70へ出力する。水位センサ66は、検出した貯水タンク52の水位を電気信号として制御装置70へ出力する。さらに、制御装置70は、離氷センサ73、満氷センサ74、給水センサ75、温度センサ76、カバーセンサ77およびタイマ78に接続している。離氷センサ73は、製氷皿24で製造された氷が製氷皿24から離脱すなわち離氷したか否かを検出し、離氷の有無に応じた電気信号を制御装置70へ出力する。満氷センサ74は、製氷装置30で製造され製氷容器29に貯えられている氷が製氷容器29において満杯になっているか否かを検出し、製氷容器29が満杯であればこれに対応する信号を制御装置70へ出力する。給水センサ75は、給水タンク41に水が入っているか否かを検出し、給水タンク41に貯えられている水の量に応じた電気信号を制御装置70へ出力する。温度センサ76は、冷蔵室12の温度を検出し、検出した温度に応じた電気信号を制御装置70へ出力する。カバーセンサ77は、霧化ユニット51を覆う図示しないカバーが装着されているか否かを検出し、カバーの有無に応じた電気信号を制御装置70へ出力する。静電タイプの霧化ユニット51は、部分的に高電圧が印加される。そのため、霧化ユニット51は、安全性の観点からカバーを装着した状態でなければ通電されない。カバーセンサ77は、このカバーの装着の有無を検出する。タイマ78は、制御装置70からの指示に応じて時間を測定する。
次に、上記の構成による冷蔵庫10の作動について図6に基づいて説明する。
制御装置70は、まず製氷装置30へ水を供給する時期になったか否かを判断する(S101)。制御装置70は、例えば満氷センサ74の出力値から、製氷容器29に貯えられている氷の量が減少または製氷容器29の氷が空になると、製氷装置30へ水を供給する時期であると判断する。制御装置70は、製氷装置30へ水を供給する時期であると判断すると(S101:Yes)、貯水タンク52における水の残量に応じて給水を開始する(S102)。具体的には、制御装置70は、水位センサ66から貯水タンク52に残留している水の残量を検出する。そして、制御装置70は、検出した水の残量に応じて製氷装置30へ供給する水の量を算出し、算出した水の量に応じて給水タンク41から貯水タンク52へ水を供給する。貯水タンク52から製氷装置30へ溢出する水の量は、貯水タンク52における水の残量によって変化する。例えば貯水タンク52における水の残量が少ないとき、貯水タンク52から製氷装置30へ溢出する水の量は減少する。そのため、製氷装置30へ一定量の水を供給するためには、貯水タンク52における水の残量を考慮する必要がある。そこで、制御装置70は、水位センサ66で検出した貯水タンク52における水の残量に応じて供給する水の量を設定する。制御装置70は、水の量を設定すると、設定した水の量に応じてポンプ用モータ45を駆動する。ポンプ用モータ45は、制御装置70からの通電によってポンプ44を駆動する。これにより、ポンプ44は、給水タンク41の水を貯水タンク52へ供給する。
制御装置70は、ポンプ用モータ45が駆動され給水が開始されると、所定時間が経過したか否かを判断する(S103)。すなわち、制御装置70は、S102において算出した水の供給量に基づいてポンプ用モータ45の駆動時間を算出する。そして、制御装置70は、ポンプ用モータ45を駆動してからの経過時間をタイマ78において測定し、その経過時間が所定時間すなわちS102で水の供給量に応じて算出した駆動時間に達したか否かを判断する。
制御装置70は、所定時間が経過していないと判断すると(S103:No)、給水条件が成立しているか否かを判断する(S104)。ここで、給水条件とは、冷蔵室12の扉21が閉鎖されているか、製氷室14の扉25が閉鎖されているかを含んでいる。すなわち、制御装置70は、冷蔵室12の扉21および製氷室14の扉25がいずれも閉鎖しているか否かを判断する。また、制御装置70は、給水条件として離氷センサ73により製氷皿24から氷が離氷しているか否かも判断する。これは、製氷皿24から氷が離氷していないまま製氷皿24へ水を供給すると、製氷皿24から水が溢れるおそれがあるためである。さらに、制御装置70は、給水センサ75から給水タンク41に水が貯えられているか否かを判断し、満氷センサ74で製氷容器29の氷が満杯であるか否かを判断する。
制御装置70は、給水タンク41に貯えられている水が不足または枯渇しているとき、扉スイッチ71により冷蔵室12の扉21が開放および閉鎖されたか否かを検出するとともに、給水センサ75で給水タンク41の水の量を検出する。給水タンク41に水を供給するためには、冷蔵室12の扉21は開放および閉鎖される。そのため、制御装置70は、冷蔵室12の扉21の開閉を検出した後、給水センサ75で給水タンク41の水の量を検出することにより、給水センサ75で給水タンク41の水の量を常時監視する必要がない。すなわち、制御装置70は、扉21の開閉がされたときだけ給水センサ75で給水タンク41の水の量を検出すればよい。また、制御装置70は、製氷容器29の氷が満杯であるとき、扉スイッチ72により製氷室14の扉25が開放および閉鎖されたか否かを検出するとともに、満氷センサ74で製氷容器29の氷の量を検出する。製氷容器29から氷を取り出すためには、製氷室14の扉25は開放および閉鎖される。そのため、制御装置70は、製氷室14の扉25の開閉を検出した後、満氷センサ74で製氷容器29の氷の量を検出することにより、満氷センサ74で製氷容器29の氷の量を常時監視する必要がない。すなわち、制御装置70は、扉25の開閉がされたときだけ満氷センサ74で製氷容器29の氷の量を検出すればよい。さらに、給水中における扉21または扉25の開閉は、予期せぬ水の溢れなどを招くおそれがある。以上の点から、制御装置70は、給水条件として、冷蔵室12の扉21および製氷室14の扉25が閉じているか否かを判断する。
制御装置70は、給水条件が成立していると判断すると(S104:Yes)、S103へリターンし、所定時間が経過するまでS103およびS104の処理を繰り返す。一方、制御装置70は、S103において所定の時間が経過したと判断したとき(S103:Yes)、およびS104において給水条件が成立していないと判断したとき(S104:No)、ポンプ用モータ45を停止する(S105)。そして、制御装置70は、タイマ78による時間の計測をリセットし(S106)、S101へリターンする。
制御装置70は、S101において製氷装置30へ給水する時期でないと判断すると(S101:No)、霧化装置50へ給水する時期であるか否かを判断する(S107)。制御装置70は、衛生面から例えば製氷装置30を含め貯水タンク52へ水を供給してから1週間が経過すると、霧化装置50へ給水する時期であると判断する。制御装置70は、タイマ78によって先に水を供給してから1週間が経過したか否かを取得する。
制御装置70は、霧化装置50へ水を供給する時期であると判断すると(S107:Yes)、貯水タンク52における水の残量に応じて給水する(S108)。具体的には、制御装置70は、水位センサ66から貯水タンク52に残留している水の残量を検出する。そして、制御装置70は、検出した水の残量に応じて霧化装置50へ供給する水の量を算出し、算出した水の量に応じて給水タンク41から貯水タンク52へ水を供給する。制御装置70は、貯水タンク52の水の残量に応じて、貯水タンク52から製氷装置30へ水が溢出しない程度の水の量を設定する。制御装置70は、水の量を設定すると、設定した水の量に応じてポンプ用モータ45を駆動する。ポンプ用モータ45は、制御装置70からの通電によってポンプ44を駆動する。これにより、ポンプ44は、給水タンク41の水を貯水タンク52へ供給する。
制御装置70は、ポンプ用モータ45が駆動されると、所定時間が経過したか否かを判断する(S109)。すなわち、制御装置70は、S108において算出した水の供給量に基づいてポンプ用モータ45の駆動時間を算出する。そして、制御装置70は、ポンプ用モータ45を駆動してからの経過時間をタイマ78において測定し、その経過時間が所定時間すなわちS108で算出した駆動時間に達したか否かを判断する。また、制御装置70は、駆動時間の経過の判断に加え、水位センサ66で貯水タンク52に供給された水の水位を検出し、所定の水位すなわち貯水タンク52から製氷装置30へ水が溢出しない程度の水位に到達したか否かを判断してもよい。
制御装置70は、所定時間が経過していないと判断すると(S109:No)、給水条件が成立しているか否かを判断する(S110)。ここで、給水条件とは、冷蔵室12の扉21が閉鎖されているか、製氷室14の扉25が閉鎖されているか否かを含んでいる。すなわち、制御装置70は、冷蔵室12の扉21および製氷室14の扉25がいずれも閉鎖しているか否かを判断する。また、制御装置70は、給水センサ75から給水タンク41に水が貯えられているか否かを判断し、カバーセンサ77から霧化ユニット51の図示しないカバーが装着されているか否かを判断する。給水中の扉21および扉25の開閉は、予期せぬ水の溢れなどを招くおそれがある。そのため、制御装置70は、給水条件として冷蔵室12の扉21および製氷室14の扉25が閉じているか否かを判断する。
制御装置70は、給水条件が成立していると判断すると(S110:Yes)、S109へリターンし、所定時間が経過するまでS109およびS110の処理を繰り返す。一方、制御装置70は、S109において所定の時間が経過したと判断したとき(S109:Yes)、およびS110において給水条件が成立していないと判断したとき(S110:No)、ポンプ用モータ45を停止する(S111)。そして、制御装置70は、タイマ78による時間の計測をリセットし(S112)、S101へリターンする。この場合、制御装置70は、タイマ78により給水時期である1週間をセットしてもよい。
以上説明した第1実施形態では、給水タンク41と製氷装置30との間の水供給部43に設けられている貯水タンク52は、給水タンク41から供給された水の一部が溢出する。貯水タンク52から溢出した水は、水供給部43を経由して製氷装置30へ供給される。一方、貯水タンク52に残存する水は、霧化装置50の霧化ユニット51でミストの原料として用いられる。このように、給水タンク41から供給された水の一部を貯水タンク52に残存させることにより、給水タンク41から供給された水のうち貯水タンク52から溢出した水は製氷装置30へ供給され、霧化ユニット51で用いる水は貯水タンク52に貯えられる。その結果、給水タンク41の水は、例えば弁手段などの機械的または電気的な構成を必要することなく製氷装置30および霧化装置50へ供給される。したがって、簡単な構造で特別な制御を必要とすることなく、製氷装置30および霧化装置50へ水を分配することができる。また、製氷装置30に水を供給する際に貯水タンク52の水は交換される。したがって、霧化装置50では新鮮な水からミストを発生させることができ、衛生面からの安全性を高めることができる。
また、第1実施形態では、水供給部43は貯水タンク52の壁部56に給水口61を有している。この給水口61は、給水パイプ58を経由して製氷装置30へ接続している。そして、この給水口61は、下端部62が貯水タンク52の底部53よりも上方に位置している。そのため、貯水タンク52に供給された水の一部は、給水口61から流出せず、貯水タンク52に残留する。これにより、貯水タンク52から溢れた水は製氷装置30へ供給され、貯水タンク52に残留した水は霧化装置50へ供給される。したがって、弁手段などの機械的または電気的な構成を必要とすることなく、簡単な構成で製氷装置30および霧化装置50へ水を分配することができる。
さらに、第1実施形態の場合、貯水タンク52には水位センサ66が設けられている。制御装置70は、水位センサ66で検出した貯水タンク52の水位に基づいて、給水タンク41から貯水タンク52へ供給する水の量を制御している。すなわち、制御装置70は、貯水タンク52の水の量が少なくなるほど、給水タンク41から貯水タンク52へ供給する水の量を増加させる。したがって、貯水タンク52からの不必要な水の溢出を回避しつつ、最適な量の水を供給することができる。
(第2実施形態)
第2実施形態による冷蔵庫の貯水タンクを図7に示す。
第2実施形態の場合、冷蔵庫10は水除去手段としてのヒータ81を備えている。ヒータ81は、貯水タンク52の底部53の下端に設けられている。ヒータ81は、貯水タンク52に残留する水を加熱し、この水を気化させる。貯水タンク52に貯えられている水のうち霧化装置50の霧化ユニット51で消費される水の量は、比較的少量である。そのため、給水タンク41から貯水タンク52へ供給する水の量は、精度よく調整する必要がある。
一方、第2実施形態のようにヒータ81で貯水タンク52に残留する水を除去する構成を採用すると、給水タンク41から貯水タンク52へ水を供給するとき、貯水タンク52に残留する水は除去される。そのため、貯水タンク52は常に空となり、給水タンク41から貯水タンク52へ水を供給するとき、貯水タンク52における水の残量は考慮する必要がない。その結果、給水タンク41から貯水タンク52へ供給する水の量は、精密な制御が不要となる。また、貯水タンク52に残留する水を除去することにより、水の量の精密な制御が不要となるため、貯水タンク52の水位センサ66の廃止が可能となる。その結果、より構造を簡略化することができる。さらに、ヒータ81などの除去手段を設けることにより、貯水タンク52に残留している水は新たな水が供給される前に除去される。そのため、貯水タンク52に水が長期間残留することがなく、衛生面からの安全性をより高めることができる。
なお、貯水タンク52の水を除去する除去手段は、上述のヒータ81に限らない。例えば、除去手段として貯水タンク52の底部53の下端に給水パイプ58とは別に排水パイプを接続し、この排水パイプの弁を開閉することにより貯水タンク52の水を排出する構成としてもよい。また、除去手段として貯水タンク52を回転駆動して傾斜させる駆動部を設け、駆動部で貯水タンク52を傾斜させることにより、貯水タンク52の水を機械的に排出する構成としてもよい。
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態では、貯水タンク52の断面形状を台形状する例について説明した。しかし、貯水タンク52は、上述した目的が達成可能であれば、すなわち貯えられている水の深さが位置によって異なり、かつ供給された水の一部が製氷装置30へ溢出可能な構成であれば、例示した形状に限らず適用することができる。また、複数の実施形態では、水消費部として製氷装置30を例に説明した。しかし、水消費部は、冷蔵庫10において水を消費する部位であれば製氷装置30に限るものではない。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
図面中、10は冷蔵庫、11は冷蔵庫本体、12は冷蔵室(貯蔵室)、13は野菜室(貯蔵室)、30は製氷装置(水消費部)、41は給水タンク(給水部)、43は水供給部、50は霧化装置(ミスト発生部)、52は貯水タンク、53は底部、56は壁部、61は給水口、66は水位センサ、70は制御装置(制御手段)、81はヒータ(水除去手段)を示す。

Claims (4)

  1. 複数の貯蔵室を形成する冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体に設けられ、水を貯える給水部と、
    ミストを生成し、生成したミストを前記貯蔵室へ供給するミスト発生部と、
    前記給水部に貯えられた水を消費する水消費部と、
    前記給水部に貯えられている水を前記水消費部へ供給する水供給部と、
    前記給水部と前記水消費部との間に設けられ、前記給水部から供給された水の一部が溢出可能であり、溢出した水が前記水消費部へ流出し、残存する水を前記ミスト発生部で用いる水として貯える貯水タンクと、
    を備えることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記貯水タンクは、傾斜する底部、および前記底部から上方へ立ち上がる壁部を有し、傾斜する前記底部によって貯えている水の深さが一方の端部側から他方の端部側へ変化し、
    前記水供給部は、前記貯水タンクに貯えられている水の深さが深い側の前記壁部に、前記貯水タンクから前記水消費部へ水が流出する給水口を有することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯水タンクの水面位置を検出する水位センサと、
    前記水位センサで検出した前記貯水タンクの水面位置に基づいて前記給水部から前記貯水タンクへ供給する水の量を制御する制御手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 前記給水部から前記貯水タンクへ水が供給される前に、前記貯水タンクに残留する水を除去する水除去手段をさらに備えることを特徴とする請求項1、2または3記載の冷蔵庫。
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