JP5444128B2 - 冷蔵庫 - Google Patents
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Description
そこで、電磁弁あるいは脱気装置などが故障した場合であっても、冷蔵庫の内部に製氷用の水が溢れることを防止する冷蔵庫を提供する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態による冷蔵庫について、図1から図6を参照しながら説明する。
図2に示すように、冷蔵庫1の本体2は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して形成されている。本体2の内部には、上部から順に冷蔵室3、冷凍室4、製氷室5、最下部に野菜室6が設けられている。このうち、冷蔵室3および野菜室6は、いわゆる冷蔵温度帯の貯蔵室を形成している。一方、冷凍室4および製氷室5は、冷凍温度帯の貯蔵室を形成している。各貯蔵室の間は、断熱仕切壁により仕切られている。
図4は、本実施形態に係る冷蔵庫1の特に自動製氷に関わる電気的構成を示している。冷蔵庫1は、図示しないCPU、RAM、ROMおよびI/Oバスおよび時間を計測するタイマ51などを備えたマイクロコンピュータにより構成された制御部50を備えている。制御部50は、例えばROMなどに記憶されている制御プログラムを実行することにより、冷蔵庫1の全体を制御する。具体的には、制御部50は、コンプレッサ12などを駆動することにより、各貯蔵室が設定温度になるように制御している。この制御部50には製氷皿温度センサ30及び満氷検知スイッチ32からの信号が入力され、制御部50は、これらの信号に基づいて、また、上記した制御プログラムに従って、給水ポンプモータ20、製氷皿モータ29、受水弁35、給水弁38、減圧ポンプ39を制御する。
冷蔵庫1の制御部50は、電源が投入されると、図示しないメイン処理を実行し、主に冷凍サイクルの制御を行っている。また、制御部50は、本実施形態に関連して、図5に示す自動製氷処理を実行するようになっている。この自動製氷処理は、例えば割り込みルーチン等により実行される。なお、以下の説明においては、給水タンク13は、製氷用の水が補給された状態で冷蔵室3内に設置されているものとする。
脱気装置36を迂回するバイパス管部42を設けたので、例えば受水弁35や給水弁38が故障して給水経路26が水で満たされてしまった場合、あるいは、給水ポンプ17が故障して水の吐出が継続されたような場合であっても、給水タンク13から吐出された水は、バイパス経路45を流れて製氷皿14に供給される。したがって、製氷用の水が給水経路26から溢れて冷蔵庫1内、例えば収容室33内などのユーザが清掃を行うことが困難な場所に滞留することを防止できる。
バイパス管部42の内径(内側面積)を、給水管部25の内径よりも大きくしている。給水管部25の内径は、本来、給水タンク13から供給される水がスムーズに流れる大きさに設定されている。このため、バイパス管部42の内径を給水管部25の内径より大きく設定することにより、水は、バイパス管部42により形成されたバイパス経路45をスムーズに流れる。そのため、例えば給水ポンプ17が故障して水の供給が継続された場合、水は、給水経路26だけでなく、バイパス経路45にも流れ込む。したがって、給水経路26から水が溢れることを防止することができる。
本実施形態では、貯水部37および一時貯水部34を、下端側が先細りの円錐状に形成した。これにより、貯水部37内あるいは一時貯水部34内に水が滞留することを防止できる。また、バイパス管部42を、分岐部43から斜め下方に延びるとともに合流部44に向かって斜め下方に延びるように形成した。これにより、給水経路26からバイパス経路45への水の流れを促すことができる。
第2実施形態による冷蔵庫を図7に基づいて説明する。第2実施形態では、受水弁を三方弁で構成するとともに、受水弁がバイパス経路を構成している点が第1実施形態と異なっている。なお、第2実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
なお、図7では三方弁で構成された受水弁60と補助バイパス管部61とでバイパス経路45を形成した例を示したが、もちろん第1実施形態のように一時貯水部34から分岐するバイパス管部42(図6参照)をさらに備えた構成としてもよい。
第3実施形態による冷蔵庫を図8に基づいて説明する。第3実施形態では、減圧ポンプの排気口側をバイパス管部に接続している点が第1実施形態と異なっている。なお、第3実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
第3実施形態の給水径路26及びバイパス径路45では、図8に示すように、減圧ポンプ39の排気口39bは、補助バイパス管部70を介してバイパス管部42に接続されている。例えば給水弁38が故障した場合、貯水部37の内部が水で満たされると、減圧ポンプ39は空気だけでなく水も引き込むおそれがある。その場合、排気口39bが収容室33内に開放されていると、引き込まれた水が収容室33内に流出してしまう。そこで、本実施形態では、減圧ポンプ39の排気口39bを、補助バイパス管部70を介してバイパス管部42に接続している。これにより、給水弁38が故障して貯水部37内が水で満たされ、減圧ポンプ39がその水を引き込んでしまった場合であっても、その水は、製氷皿14に供給される。したがって、収容室33などに水が滞留することを防止できる。
第4実施形態による冷蔵庫を図9および図10に基づいて説明する。第4実施形態では、バイパス径路として、第1〜第3実施形態の複数のバイパス径路を組み合せた点、及び給水経路に水検出センサを設けた点が上記各実施形態と異なっている。なお、第4実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
なお、必ずしもバイパス経路45を複数設ける必要はない。例えば第1実施形態や第2実施形態で例示したようにバイパス経路45が1つで構成されている場合、水検出センサ80を、バイパス経路45の最下流側且つ給水経路26との合流部44より上流側に設ければよい。
第5実施形態による冷蔵庫を図11および図12に基づいて説明する。第5実施形態では、給水経路および脱気装置の下方にドレイン部を設けている点が第4実施形態と異なっている。なお、第5実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
上記した各実施形態で説明したように、受水弁35や給水弁38などが故障した場合には、バイパス経路45を設けることにより水が溢れることを防止できる。しかし、受水弁35や給水弁38の接続部などからの水漏れは、バイパス経路45を設けるだけでは対応できないことが考えられる。
以上説明した複数の実施形態に加えて以下のような構成を採用してもよい。
上記した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、例えば次のような変形または拡張が可能である。
各実施形態で示した数値は一例であり、これに限定されるものではない。
なお、脱気装置を、製氷皿に供給する水をヒータなどにより加熱する構成としてもよい。具体的には、給水経路の流れ方向において脱気装置の貯水部よりも下流側に受水弁を設け、この受水弁で給水経路を閉鎖することにより貯水部に水を貯留し、この貯水部をヒータなどで加熱することにより水の脱気を行うようにすればよい。このような構成であっても、脱気装置(貯水部)を迂回するようにバイパス管部を設けることにより、給水経路から水が溢れることを防止することができる。
また、各実施形態における給水管部25やバイパス管部42などの「管部」とは、内部が空洞で水を移動可能な構成であればよく、必ずしも丸く細長い形状(いわゆる管状や筒状)である必要はなく、さらには、水平移動時(水が略水平に移動する部位)には上方が開放されていてもよい。
Claims (9)
- 冷蔵庫の内部に設けられている製氷皿に供給された水を冷却して氷を生成する自動製氷機能を備えた冷蔵庫において、
前記製氷皿に供給する水が流れる給水経路を形成する給水部と、
前記給水部に設けられ、前記給水経路を開閉する受水弁と、
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給される水を脱気する脱気装置と、
前記脱気装置を迂回するように前記給水経路に連通し、前記脱気装置の上流側となる前記給水径路の水を前記製氷皿に迂回して供給するバイパス経路を形成するパイパス部と、
を備え、
前記給水部において前記受水弁より上流側に、前記給水経路を流れる水を一時的に貯留する一時貯水部を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 - 前記脱気装置は、
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給する水を上部に空間を有した状態で貯留する貯水部と、
前記給水部において前記貯水部よりも下流側に設けられ、前記給水経路を開閉する給水弁と、
前記受水弁および前記給水弁により閉鎖された前記貯水部内の前記空間を減圧する減圧手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 - 前記減圧手段は、前記貯水部内の空気を吸入する吸気口と、吸入した空気を排出する排気口とを有し、前記排気口が前記バイパス経路に連通されていることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
- 冷蔵庫の内部に設けられている製氷皿に供給された水を冷却して氷を生成する自動製氷機能を備えた冷蔵庫において、
前記製氷皿に供給する水が流れる給水経路を形成する給水部と、
前記給水部に設けられ、前記給水経路を開閉する受水弁と、
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給される水を脱気する脱気装置と、
前記脱気装置を迂回するように前記給水経路に連通し、前記脱気装置の上流側となる前記給水径路の水を前記製氷皿に迂回して供給するバイパス経路を形成するパイパス部と、
を備え、
前記脱気装置は、
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給する水を上部に空間を有した状態で貯留する貯水部と、
前記給水部において前記貯水部よりも下流側に設けられ、前記給水経路を開閉する給水弁と、
前記受水弁および前記給水弁により閉鎖された前記貯水部内の前記空間を減圧する減圧手段と、を備え、
前記減圧手段は、前記貯水部内の空気を吸入する吸気口と、吸入した空気を排出する排気口とを有し、前記排気口が前記バイパス経路に連通されていることを特徴とする冷蔵庫。 - 前記バイパス部は、前記給水部において前記受水弁よりも上流側に位置する分岐部で前記給水部に接続されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記受水弁は、前記給水経路を前記貯水部側および前記バイパス部側の何れか一方に切り替える三方弁で構成されていることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記バイパス部は、その内側面積が、前記給水部の内側面積よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の冷蔵庫。
- 前記バイパス部は、前記給水経路において前記脱気装置より下流側に位置する合流部において前記給水部に接続され、
前記給水経路において前記合流部よりも上流側に水を検出する水検出手段を設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の冷蔵庫。 - 前記給水部および前記脱気装置の少なくとも下方を覆うドレイン部を備えることを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の冷蔵庫。
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