JP2012097832A - ダンパ装置 - Google Patents
ダンパ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012097832A JP2012097832A JP2010246346A JP2010246346A JP2012097832A JP 2012097832 A JP2012097832 A JP 2012097832A JP 2010246346 A JP2010246346 A JP 2010246346A JP 2010246346 A JP2010246346 A JP 2010246346A JP 2012097832 A JP2012097832 A JP 2012097832A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- torque
- elastic member
- elastic
- storage chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 60
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 55
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 3
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 abstract description 14
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract description 9
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 5
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 2
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
Landscapes
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
【解決手段】ダンパ装置11は、内燃機関12からのトルクを受けて回転するダンパプレート31,32と、ダンパプレート31,32と同軸上で相対回転可能なハブ20、ダンパディスク33及び支持部材71と、トルク伝達経路においてダンパプレート31,32とダンパディスク33との間に設けられ且つダンパプレート31,32に入力されたトルクの変動を吸収可能な第1のダンパスプリング34と、トルク伝達経路において支持部材71とハブ20との間に設けられ且つ支持部材71に伝達されたトルクの変動を吸収可能な第2のダンパスプリング72と、液体が収容された液体収容室21とを備え、第2のダンパスプリング72は液体収容室内21に収容され、第1のダンパスプリング34は液体収容室21外に設けられる。
【選択図】図2
Description
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、構成の複雑化と部材の摩耗と製造コストの上昇を抑制することができるダンパ装置を提供することにある。
上記構成によれば、第1の弾性部材と第2の弾性部材の弾性係数が異なるため、振動の大きさに応じて主に作用する弾性部材を変更することができる。すなわち、例えばトルクの変動が小さい場合には、弾性係数の小さな弾性部材が主に作用することにより、効率よく振動を吸収することができる。一方、小さな弾性係数の弾性部材では吸収しきれない大きなトルクの変動が生じた場合には、主に弾性係数の大きな弾性部材によって振動を吸収することができる。このようにトルクの変動の大小に応じて主に振動を吸収する弾性部材が変更になるため、いかなるトルクの変動に対しても全ての弾性部材が振動を吸収するべく弾性変形する場合に比べて、弾性部材の経年劣化を抑制することができる。
図1及び図2に示すように、第1のダンパ部30は、トルク伝達経路上において、内燃機関12側に配置される第1のダンパプレート31及び第2のダンパプレート32と、変速装置の入力軸15側に配置されるダンパディスク33とを備えている。また、トルク伝達経路において各ダンパプレート31,32とダンパディスク33との間には、トルク変動(「トルク振動」ともいう。)を吸収するための第1の弾性部材の一例としての第1のダンパスプリング34が設けられている。この第1のダンパスプリング34がトルク変動により弾性変形(収縮)すると、各ダンパプレート31,32とダンパディスク33との間で第1のダンパスプリング34の弾性変形量に応じた回転差(捩れ)が発生する。
図2に示すように、第1ヒステリシス部40は、各第1のダンパスプリング34の径方向内側に配置されている。こうした第1ヒステリシス部40は、ダンパディスク33の前側に配置される第1の摩擦部材41と、ダンパディスク33の後側に配置される第2の摩擦部材42とを備えている。これら各摩擦部材41,42は、回転軸線S1を中心とする平面視略円環状をなしている。また、第1及び第2の各摩擦部材41,42には、ダンパディスク33に面接触する摩擦発生面411,421が設けられている。
図2に示すように、第2ヒステリシス部50は、第1ヒステリシス部40を構成する第1及び第2の各摩擦部材41,42よりも径方向内側に配置されている。こうした第2ヒステリシス部50は、第2のダンパプレート32の後側に配置される平面視略円環状のスペース形成部材51と、平面視略円環状の第3の摩擦部材52と、押圧機構53とを備えている。スペース形成部材51は、第2のダンパプレート32にリベット54を用いて支持されることにより、該第2のダンパプレート32と一体回転可能となっている。こうしたスペース形成部材51を設けることにより、該スペース形成部材51と第2のダンパプレート32との間に、略円環状の設置スペース55が形成される。そして、この設置スペース55内には、第3の摩擦部材52が配置されている。
図2に示すように、リミッタ部60は、収容室形成部材22の筒状部221に前後方向に移動可能な状態で支持される複数枚の第1の摩擦プレート61と、前後方向に隣り合う第1の摩擦プレート61同士の間に配置される複数枚の第2の摩擦プレート62とを備えている。また、リミッタ部60には、上記蓋部材23に支持される付勢部材63が設けられている。この付勢部材63は、該付勢部材63の後側に位置する摩擦プレート(この場合、第1の摩擦プレート61)に対して後方への付勢力を付与している。こうした付勢部材63の付勢力によって、前後方向で互いに隣り合う摩擦プレート61,62同士の間で、摩擦力が発生する。なお、付勢部材63としては、例えば、皿ばねが挙げられる。
図1及び図2に示すように、第2のダンパ部70は、第2の摩擦プレート62を前後方向に移動可能な状態で支持する支持部材71を備えている。この支持部材71には、回転軸線S1を中心とする略円筒形状の筒状部711と、筒状部711の前端に設けられるフランジ部712と、フランジ部712の径方向内側にハブ20の凸部203と周方向において係止するように形成された凹部713とが設けられている。そして、トルク伝達経路において、支持部材71のフランジ部712と、ハブ20のフランジ部202との間には、トルク変動を吸収するための第2の弾性部材の一例としての第2のダンパスプリング72が設けられている。
さて、ダンパ装置11は、内燃機関12側からクランクシャフト13及びフライホイール14を介してトルクが入力されると、第1,第2のダンパプレート31,32が回転する。すると、第1,第2のダンパプレート31,32の第1伝達部及び第2伝達部323を介して第1のダンパスプリング34にトルクが伝達される。したがって、本実施形態では、第1,第2のダンパプレート31,32が回転軸線S1を中心として回転する入力部材としても機能している。
なお、図4に示す捩れ角とは、第1,第2のダンパプレート31,32と、ハブ20との、回転軸線S1を中心とした捩れの大きさ(回転差)を表すものである。そして、捩れ角0とは、入力されるトルクの大きさがゼロである場合のハブ20、第1,第2のダンパプレート31,32の状態を示すものとする。
(1)第1のダンパスプリング34と第2のダンパスプリング72のうち第2のダンパスプリング72を液体収容室21内に収容することにより、第2のダンパスプリング72については、その摩耗を抑制することができる。さらに、第1のダンパスプリング34については、これを液体収容室21外に設けるようにしたため、構成の複雑化を抑制することができる。そのため、第1のダンパスプリング34と第2のダンパスプリング72とを共に液体収容室21内に収容して湿式のダンパ装置同士にしたり、それらを共に液体収容室21外に設けて乾式のダンパ装置同士にしたりする場合に比べて、製造コストを低減することができる。したがって、構成の複雑化と部材の摩耗と製造コストの上昇を抑制することができる。
・実施形態において、液体収容室21内に収容された液体は、液体収容室21外から供給されると共に液体収容室外へ排出される循環式としてもよい。
・実施形態において、第1,第2のダンパスプリング34,72は、互いに弾性係数が同じものを用いるようにしてもよい。
Claims (5)
- 動力源からのトルクを受けて回転する入力部材と、
該入力部材と同軸上で相対回転可能な出力部材と、
トルク伝達経路において前記入力部材と前記出力部材との間に設けられ且つ前記入力部材と同軸上で相対回転可能な中間部材と、
前記トルク伝達経路において前記入力部材と前記中間部材との間に設けられ且つ前記入力部材に入力されたトルクの変動を吸収可能な第1の弾性部材と、
前記トルク伝達経路において前記中間部材と前記出力部材との間に設けられ且つ前記中間部材に伝達されたトルクの変動を吸収可能な第2の弾性部材と、
液体が収容された液体収容室と
を備え、
前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材のうち、一方の弾性部材は前記液体収容室内に収容され、他方の弾性部材は前記液体収容室外に設けられることを特徴とするダンパ装置。 - 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材は、それぞれの弾性係数が互いに異なることを特徴とする請求項1に記載のダンパ装置。
- 前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材のうち、前記液体収容室内に収容された弾性部材の弾性係数は、前記液体収容室外に設けられた弾性部材の弾性係数よりも小さいことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のダンパ装置。
- 前記入力部材と前記中間部材と前記出力部材のうち、前記トルク伝達経路において前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材のうちで弾性係数の小さな方の弾性部材が間に設けられる部材同士を直結状態に連結可能な連結手段をさらに備えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のダンパ装置。
- 前記液体収容室は、前記第1の弾性部材と前記第2の弾性部材のうち前記液体収容室外に設けられる弾性部材よりも前記軸側に設けられることを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載のダンパ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246346A JP5576245B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | ダンパ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010246346A JP5576245B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | ダンパ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012097832A true JP2012097832A (ja) | 2012-05-24 |
JP5576245B2 JP5576245B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46389970
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010246346A Expired - Fee Related JP5576245B2 (ja) | 2010-11-02 | 2010-11-02 | ダンパ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5576245B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115009123A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-09-06 | 贵州华阳汽车零部件有限公司 | 汽车及其汽车座椅翻转助力装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04249641A (ja) * | 1990-07-07 | 1992-09-04 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | トルク伝達装置 |
JP2010101456A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Exedy Corp | ダンパー機構 |
JP2010185493A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | 車両用トーショナルダンパ |
-
2010
- 2010-11-02 JP JP2010246346A patent/JP5576245B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04249641A (ja) * | 1990-07-07 | 1992-09-04 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Gmbh | トルク伝達装置 |
JP2010101456A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Exedy Corp | ダンパー機構 |
JP2010185493A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | 車両用トーショナルダンパ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115009123A (zh) * | 2022-06-14 | 2022-09-06 | 贵州华阳汽车零部件有限公司 | 汽车及其汽车座椅翻转助力装置 |
CN115009123B (zh) * | 2022-06-14 | 2024-01-19 | 贵州华阳汽车零部件有限公司 | 汽车及其汽车座椅翻转助力装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5576245B2 (ja) | 2014-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5533883B2 (ja) | トルク変動吸収装置 | |
JP2012067877A (ja) | トルク変動吸収装置 | |
US20150005079A1 (en) | Damper having torque limiter function | |
KR101251506B1 (ko) | 하이브리드 차량용 토션 댐퍼 | |
KR101195945B1 (ko) | 비선형 특성을 가지는 직렬 연결 토션 댐퍼 | |
US11619270B2 (en) | Lock-up device for torque converter | |
JP6965566B2 (ja) | トルク変動吸収装置 | |
JP4625791B2 (ja) | スプリングシート及びスプリング組立体 | |
JP2016145613A (ja) | ダンパーディスク組立体 | |
US20140069228A1 (en) | Torque fluctuation reducing apparatus | |
US20200096050A1 (en) | Power transmission device | |
JP5576245B2 (ja) | ダンパ装置 | |
EP2396566B2 (fr) | Double volant amortisseur a limiteur de basculement | |
KR101072610B1 (ko) | 차량용 토션 댐퍼 | |
JP2012067876A (ja) | トルク変動吸収装置 | |
JP2008280033A (ja) | ハイブリッド駆動装置用ダンパ | |
JP2012210937A (ja) | ハイブリッド駆動装置用ダンパ | |
JP5580717B2 (ja) | ダンパ装置 | |
JP5170047B2 (ja) | ハイブリッド駆動装置用ダンパ | |
JP5437711B2 (ja) | ダンパ | |
KR101552436B1 (ko) | 토크 리미터 기능을 갖춘 듀얼 매스 댐퍼 | |
JP5620791B2 (ja) | ダンパ装置 | |
KR101155608B1 (ko) | 하이브리드 차량용 토션 댐퍼 | |
JP7198145B2 (ja) | 動力伝達装置 | |
JP7002402B2 (ja) | ダンパー装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131021 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140430 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140617 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5576245 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |