JP2012096611A - 鞍乗り型車両のスクリーン取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、スクリーンに所定以上の荷重がかかったときに、スクリーンを下方に移動可能にしつつ、スクリーンのデザイン自由度を高めることができる鞍乗り型車両のスクリーン取付構造を提供することを課題とする。
【解決手段】スクリーン38は、スクリーンステー50の支持座部60に取付けられ、この支持座部60にクリップ部材63が取付けられている。クリップ部材63は、前板部71と後板部72と、前板部71と後板部72を貫通して取付けたカラー部材80とを備える。カラー部材80は、フランジ部81と、カラー本体82と、このカラー本体82及びフランジ部81を貫通しボルト65が通るボルト穴83と、このボルト穴の端部83aでカラー本体82に埋設されるナット84とからなる。
【選択図】図11

Description

本発明は、鞍乗り型車両のスクリーン取付構造の改良に関する。
車両の前部に、スクリーンを上下移動可能に取付けた鞍乗り型車両のスクリーン取付構造が知られている(例えば、特許文献1(図6、図13)参照。)。
特許文献1の図6及び図13に示されるように、車両の前部に、スクリーンが取付けられる取り付けステー(20)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)が設けられている。取り付けステー(20)に、ナット(22〜22)が溶接されている。
取り付けステー(20)にウインドスクリーン(4)を取付ける要領として、取り付けステー(20)にウインドスクリーン(4)を当て、このウインドスクリーン(4)に開けた取り付け孔(9A、9B)にボルト(10A、10B)を差し込み、さらに、ボルト(10A、10B)をナット(22〜22)にねじ込む。
スクリーン(4)に下向きの所定値以上の荷重がかかった場合、上下のボルト(10A、10B)の締付力に抗して、ウインドスクリーン(4)(以下、単に、「スクリーン(4)」と云う。)が下方に移動することによって下向きにかかった衝撃力を緩和させることができる。
ところで、スクリーン(4)に開けた取り付け孔(9A、9B)(以下、「取付け孔(9A、9B)」と云う。)は、長孔状を呈する。これらの長孔状の取付け孔(9A、9B)は、車両の外観性を確保するため、スクリーン(4)に備えられているカバー(35)によって覆われている。
取り付け孔(9A、9B)が長い程、カバー(35)は大きくなる。カバー(35)が大きくなる程、カバー(35)の形状がスクリーン(4)のデザインに影響を及ぼす。そのため、スクリーン(4)のデザインは、カバー(35)を考慮する必要があり、スクリーン(4)自体のデザイン自由度が低下することが懸念される。
特許第4119209号公報
本発明は、スクリーンに所定以上の荷重がかかったときに、スクリーンを下方に移動可能にしつつ、スクリーンのデザイン自由度を高めることができる鞍乗り型車両のスクリーン取付構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両前部にスクリーンを支持するスクリーンステーが設けられ、このスクリーンステーにスクリーンを支持する支持座部が設けられ、この支持座部にクリップ部材が取付けられ、このクリップ部材とスクリーンとがボルトで締結されることでスクリーンステーにスクリーンが取付けられている鞍乗り型車両のスクリーン取付構造において、支持座部は、ボルトを挿通させる孔部と、この孔部から支持座部の下辺まで延びる溝部と、を備え、クリップ部材は、支持座部の前面に当接する前板部と、この前板部の下部から延ばされ支持座部の後面に当接する後板部と、前板部と後板部を貫通するようにして取付けたカラー部材と、を備え、このカラー部材は、弾性体であり、スクリーンに当接するフランジ部と、このフランジ部からスクリーンステー側へ延ばされるカラー本体と、このカラー本体及びフランジ部を貫通しボルトが通るボルト穴と、このボルト穴の端部にてカラー本体に埋設されボルトがねじ止めされるナットと、からなることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、クリップ部材は、下部に、支持座部の下辺を覆うカバー部を備えることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、スクリーンステーは、樹脂製のステー本体と、このステー本体に車両後方から合わせる金属製のステーベースと、からなり、このステー本体は、車両前方に突出してステーベースの前部を露出させる第1のボス部と、この第1のボス部の上方又は下方にて車両前方に突出する第2のボス部と、を備え、この第2のボス部とステーベースの前部とに、支持座部を備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、第1のボスの前面に、車両後方に凹む段部が設けられ、この段部によって凹んだ面に支持座部が設けられ、クリップ部材を構成する前板部の前面と第1のボスの前面とが略同一面上になるように設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、スクリーンの後方に、車両の走行状態を表示するメータが配置され、このメータの前方にてスクリーンステーの上部にメータカバーが一体的に形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、クリップ部材は、ボルトを締め付けるときに、支持座部の下辺に当接しクリップ部材が回らないようにする回り止め突起を備えることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、車両前部にスクリーンを支持するスクリーンステーが設けられ、このスクリーンステーにスクリーンを支持する支持座部が設けられ、この支持座部にクリップ部材を取付け、このクリップ部材とスクリーンとをボルトで締結することでスクリーンをスクリーンステーに取付けるようにした鞍乗り型車両のスクリーン取付構造において、支持座部は、ボルトを挿通させる孔部と、この孔部から支持座部の下辺まで延びる溝部と、を備え、クリップ部材は、支持座部の前面に当接する前板部と、この前板部の下部から延ばされ支持座部の後面に当接する後板部と、前板部と後板部とにボルトが挿通する孔部と、この孔部の位置にて後板部の後面に固着したナットと、を備えることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、スクリーンが取付けられる支持座部に、クリップ部材が取付けられている。クリップ部材は、前板部と後板部とで支持座部を挟むようにして支持座部へ取付けられている。加えて、クリップ部材は、前板部と後板部を貫通するカラー部材を備えている。
スクリーンを支持座部に取付ける要領として、支持座部にクリップ部材を取付け、スクリーンをクリップ部材のフランジ部に当て、クリップ部材に備えられているカラー部材に開けたボルト穴にボルトを挿入し、ボルト穴の端部にてカラー部材に埋設したナットへボルトを締め付けるようにした。
ボルトを締め付けることで、カラー部材のフランジ部とカラー本体に埋設したナットとの間隔を縮めると共に、ナットが埋設されたカラー本体をボルトの軸直角方向に膨張させ、支持座部をフランジ部とカラー本体とで挟持させスクリーンを支持座部に止める。
このようなスクリーン取付構造であれば、スクリーンの下方へ所定値以上の荷重がかかった場合には、スクリーンにボルトとカラー部材とクリップ部材とが一体のままの状態で、スクリーンは、スクリーンステーの溝部から下辺を超えて下方へ移動可能になる。
従来、外力を受けたときに、スクリーンを下方へ移動可能にしたスクリーン取付構造では、スクリーンに長孔を設け、この長孔の上端にボルトを挿通して、スクリーンステーにスクリーンを固定していた。このような構造では、スクリーンに締結部としての長孔を開けていた。長孔を開けた場合、外観性を維持するため、長孔をカバー部材等で覆うことが必要であった。
この点、本発明では、スクリーンステーに下方に開放する溝部を設け、この溝部にクリップ部材及びカラー部材を設け、スクリーンをスクリーンステーの支持座部に締結した。
このような構成によれば、スクリーンに設ける取付孔を長孔にすることなく、スクリーンを下方に移動させることができる。長孔が不要となれば、長孔にカバー部材等を設ける必要がないので、スクリーンのデザイン自由度が高められる。加えて、カバー部材を用いることなく、スクリーン取付部及びその周辺部の外観性を高めることができる。
請求項2に係る発明では、スクリーンステーの溝部は、クリップ部材のカバー部によって覆われている。支持座部の下辺は、カバー部によって覆われるため、スクリーンステー及びその周辺部の外観性が損なわれる心配はない。従って、車両の外観性が高まる。加えて、カラー本体の下部を保護することができる。
請求項3に係る発明では、ステーベースでスクリーンの支持剛性を確保しつつ、ステー本体に設けた第2のボス部でスクリーンの倒れを防止するように支持することができる。
また、ステー本体に金属製のステーベースを車両後方から合わせている。金属製のステーベースに、車両前方からステー本体を合わせたので、このステー本体によってステーベースが覆われる。ステーベースを覆うステー本体は樹脂製としたので、ステーベースに較べて形状がより柔軟に設定可能になる。従って、デザインの自由度が高まる。
請求項4に係る発明では、ステー本体を構成する第1のボスの前面とクリップ部材の前面とが略同一面上になるように設けられている。クリップ部材の前面と第1のボスの前面とで段差が形成される場合に較べて、クリップ部材を目立ち難くでき、車両の外観性を高めることができる。
請求項5に係る発明では、スクリーンステーの上部にメータカバーが一体的に形成されている。スクリーンステーでメータカバーを兼ねるようにすることで、部品点数を減らすことができる。
請求項6に係る発明では、クリップ部材は、回り止め突起を備える。このような回り止め突起をクリップ部材に設けることで、ボルトを締め付けるときに、クリップ部材がボルトと共に連れ回ることを防止することができ、締付に係る作業性を高めることができる。
請求項7に係る発明では、クリップ部材は、前板部と後板部とで支持座部を挟むように取付けられていると共に、後板部の後面にナットが固着されている。そして、クリップ部材に開けた孔部にボルトを挿入し、孔部の端部にて後板部の後面に固着したナットへボルトを締め付けるようにした。
ボルトを締め付けたときに、ボルトの頭と後板部の後面に固着したナットとの間隔が狭くなり、支持座部を挟持することでスクリーンを支持座部に止める。
スクリーンの下方に所定値以上の荷重がかかった場合には、スクリーンにボルトとクリップ部材とが一体の状態で、スクリーンは、スクリーンステーの溝部から下辺を超えて下方へ移動可能になる。
従来、外力を受けたときに、スクリーンを下方へ移動可能にするスクリーン取付構造では、スクリーンに長孔を設け、この長孔の上端にボルトを挿通して、スクリーンステーにスクリーンを固定していた。上記構造では、スクリーンに締結部としての長孔を開ける必要があり、外観性を維持するため、長孔はカバー部材等で覆われていた。
この点、本発明では、スクリーンステーに下方に開放する溝部を設け、この溝部にクリップ部材を設け、スクリーンをスクリーンステーの支持座部に締結した。
本発明の構成によれば、スクリーンに開けた取付孔を長孔にすることなく、スクリーンを下方に移動させることができる。長孔が不要となれば、スクリーンの設計自由度が高められる。加えて、長孔を覆うカバー部材等を設けることなく、スクリーン取付部及びその周辺部の良好な外観性が確保される。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 スクリーンの取付構造を説明する分解正面図である。 スクリーンステーの支持座部へクリップ部材を取付けることを説明する分解斜視図である。 (a)はクリップ部材の背面図、(b)は(a)の(b)−(b)線断面図、(c)はクリップ部材の正面図である。 メータカバーが取り外されたときのメータが取付けられているステーベースの正面図である。 スクリーンステーの構成要素としてのステー本体の後面図である。 ヘッドパイプに取付けられているスクリーンステー(ステーベース及びステー本体)の側面図である。 カラー部材の構造及びカラー部材を含むスクリーン取付構造の作用説明図である。 スクリーンの取付構造を説明する正面図である。 スクリーンの取付構造を説明する要部断面図である。 図10の11部拡大図である。 スクリーンに下向きの荷重がかかったときの作用説明図である。 図11の別実施例図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に設けられ前輪12を操向自在に支持するフォーク部材13と、このフォーク部材13に取付けられ運転者Rが握り車両を操向可能にするハンドル14と、車体フレーム11に懸架されるエンジン15と、車体フレーム11から車両後方へ延ばされるスイングアーム16と、このスイングアーム16の後端部に取付けられエンジン15によって駆動される後輪17とを主要素とし、車体の中間部から後部にかけて運転者Rを含む乗員19が着座するシート21が設けられ、このシート21に乗員19が跨って乗車する形態の鞍乗り型車両である。
次に、車両の外側を覆うヘッドライト及びカバー部材等について説明する。
自動二輪車10において、車体フレーム11の前方にヘッドライト23が配置され、このヘッドライト23の後方位置にて車体フレーム11の側方に左右のサイドカバー24L、24R(図手前側の符号24Lのみ示す。)が配置され、これらの左右のサイドカバー24L、24Rの上方に連続するように、各々、左右のアッパーサイドカウル25L、25R(図手前側の符号25Lのみ示す。)が配置されている。
左右のサイドカバー24L、24Rの下方に、各々、左右の下サイドカバー27L、27R(図手前側の符号27Lのみ示す。)が配置され、これらの左右の下サイドカバー27L、27Rの下方に、アンダカバー26が配置されている。
左右のサイドカバー24L、24Rの車幅方向内方に、車両側面視で、左右のサイドカバー24L、24Rによって一部が覆われている燃料タンク31が設けられている。この燃料タンク31は、車体フレーム11の先端部に設けられているハンドル14の車両後方位置にて、車体フレーム11に取付けられている。
左右のアッパーサイドカウル25L、25Rには、左右のフロントウインカ33L、33R(図手前側の符号33Lのみ示す。)が車幅方向外方へ突き出すようにして取付けられている。35はフロントフェンダである。
後輪17の上方にてシート21の下方に、リヤフェンダ36が取付けられ、このリヤフェンダ36の後部にテールライト37が取付けられている。リヤフェンダ36に、左右のリヤウインカ34L、34R(図手前側の符号34Lのみ示す。)が車幅方向外方へ突き出すように取付けられている。
ヘッドライト23の上方に、風防としてのスクリーン38が備えられている。
また、ハンドル14に後方確認用のミラー39L、39R(図手前側の符号39Lのみ示す。)が設けられている。
以下、スクリーンの取付構造について詳細に説明する。
図2に示されているように、スクリーン38の車両後方側に、このスクリーン38を支持するスクリーンステー50が配置されている。
スクリーンステー50は、樹脂製のステー本体51と、このステー本体51に車両後方から合わせる金属製のステーベース52とからなる。ステーベース52に第1ステーボルト53を介してステー本体51が取付けられている。なお、ステーベース52の上端部にメータユニット55が取付けられている。
ステー本体51は樹脂製であり、このステー本体51にスクリーン38を支持する左右の第1支持座部61L、61Rが設けられ、これらの第1支持座部61L、61Rに、各々、クリップ部材63、63が取付けられ、クリップ部材63、63とスクリーン38とがボルト65、65で締結可能になっている。
ステーベース52は金属製であり、このステーベース52にスクリーン38を支持する左右の第2支持座部62L、62Rが設けられ、これらの左右の第2支持座部62L、62Rに、各々、クリップ部材63、63が取付けられ、クリップ部材63、63とスクリーン38とがボルト65、65で締結可能になっている。
すなわち、車両前部にステー本体51とステーベース52とからなるスクリーンステー50が設けられ、このスクリーンステー50にスクリーン38を支持する支持座部60が設けられ、この支持座部60にクリップ部材63が取付けられ、クリップ部材63とスクリーン38とがボルト65で締結されることでスクリーンステー50にスクリーン38が取付けられている。スクリーンステー50は、第1支持座部61L、61Rと第2支持座部62L、62Rとからなる。
次に、支持座部とボルトの間に介在されているクリップ部材について説明する。
図3に示されているように、支持座部60は、ボルト65が挿通される孔部67と、この孔部67から支持座部の下辺68まで延びる溝部69と、を備えている。
支持座部60は、前述したように、ステーベース52が有する第2支持座部62Lと、ステー本体51が有する第1支持座部61Lとを有する。第1支持座部61Lと第2支持座部62Lは、いずれも、同一形状である。また、クリップ部材63は、同一形状であり共通の部品が利用できる。
なお、第1支持座部61Lと第2支持座部62Lと車幅方向反対側の右側に設けられている第1支持座部61Rと第2支持座部62Rの構造は、左右の向きが異なる他変わるところはなく説明を省略する。
次に、支持座部に取付けられるクリップ部材の構造について説明する。
図4(a)〜(c)に示されているように、クリップ部材63は、前板部71と、この前板部71の後方に前板部71と平行に設けられる後板部72と、前板部71の下部に後板部72側へ突設される2つの回り止め突起74、74と、後板部72から前方へ延ばされ前板部71の下端との間をつなぐ接続部73と、この接続部73の下方であって、前板部71の下端から斜め後上方へ延ばされるカバー部75とからなり、前板部71と後板部72とに、各々、後述するカラー部材(図8、符号80)を挿通可能にする前孔77と後孔78とが開けられている。後板部72は、前板部71よりも板厚が小さく且つ、サイズも小さい。
次に、クリップ部材各部の支持座部への取付関係について説明する。
図3に戻って、クリップ部材63の前板部71を支持座部の前面60aに当接させ、前板部71の下部から延ばされている後板部72を支持座部の後面60bに当接させ、2つの回り止め突起74、74を支持座部の下辺68に当接させることにより、支持座部60にクリップ部材63が嵌められる。
クリップ部材63に設けられている回り止め突起74、74は、は、ボルト65を締め付けるときに、支持座部の下辺68に当接しクリップ部材63が回らないようにする機能をもつ。
クリップ部材63に回り止め突起74、74を設けることで、ボルト65を締め付けるときに、クリップ部材63がボルト65と共に連れ回ることを防止することができ、締付に係る作業性が高められる。
クリップ部材63の下部に備えられているカバー部75は、第1支持座部61Lの下辺68及び第2支持座部62Lの下辺68を覆うことができる部分である。
次に、ステー本体が取付けられていない状態におけるステーベースの上部構造について説明する。
図5に示されているように、ステーベース52の上部は、車両正面視で、上方に開放した略C字状を呈しており、この略C字状を呈するステーベース52の上端部左右に渡されるようにしてメータユニット55が載置され、下方から締結ねじ91、91にてステーベース52に締結されている。
ステーベース52の上端部近傍の左右に、金属製のサブステー92L、92Rが備えられ、これらのサブステー92L、92Rを第2の支持座部62L、62Rとした。第2の支持座部62L、62Rはスクリーン38を支持する部分である。
次に、ステーベースに取付けられるステー本体について説明する。
図6にはステー本体51を車両後方側から見たときの状態が示されており、第1支持座部61L、61Rを有する第1のボス部93L、93R及び第2支持座部62L、62Rを有する第2のボス部94L、94Rが、車両前方へ、即ち図裏側へ向け突出している。
車両前方に突出する第1のボス部93L、93Rは、各々、第1の孔部67L、67Rを一部に含む。第1のボス部93L、93Rの上方に設けられ車両前方に突出している第2のボス部94L、94Rは、各々、第2の孔部96L、96Rを一部に含む。
第2の孔部96L、96Rは、ステーベース(図2、符号52)に設けた第2支持座部62L、62Rが臨み露出するように上部がアーチ状を呈している。第1の孔部67L、67Rは、第2支持座部62L、62Rの一部を構成し上部のプロファイルがΩ状を呈している。98は開口部である。
図7に示されているように、ステー本体51に車両前方へ突出する第1のボス部93L、93R(図手前側の符号93Lのみ示す。)及び第2のボス部94L、94R(図手前側の符号94Lのみ示す。)が形成されている。
第1のボス部93L、93Rに第1支持座部61L、61R(図手前側の符号61Lのみ示す。)が形成されている。また、第2のボス部94L、94Rに開けた第2の孔部96L、96R(図手前側の符号96Lのみ示す。)は、ステーベース52の前部に備えられている第2支持座部62L、62R(図手前側の符号62Lのみ示す。)が臨む位置に配置されている。つまり、第2の孔部96L、96Rにステーベース52の前部が露出されている。スクリーン(図2、符号38)を支持する支持座部60は、ステーベース52の前部に付設したサブステー92L、92Rとステー本体51に設けられている第2のボス部94L、94Rとからなり、異なる部材に設けられている。
図6を併せて参照して、第1のボス部93L、93Rは、車両前方へ向け突出している部分であり、第1の孔部67L、67Rは、各々、下方が開放されている開放部99L、99Rを有する。
次に、ステーベースへステー本体を取付ける構造について説明する。
車体フレーム11の構成要素としてのヘッドパイプ101に、第2ステーボルト54、54を介してステーベース52が取付けられ、このステーベース52の上部に第1ステーボルト53を介して車両前方から後方に向けステー本体51が取付けられている。
詳細には、ステー本体51に設けた第2のボス部94L、94Rの車幅方向内方位置に、左右の取付座部103L、103Rが設けられ、これらの左右の取付座部103L、103Rが、ステーベース52に設けた左右の支持座部113L、113Rに合わせられ、第1ステーボルト53、53を介してステーベース52にステー本体51が取付けられている。
次に、クリップ部材に備えられているカラー部材の構造等について説明する。
図8(a)に示されているように、クリップ部材63は、前板部71と後板部72とに各々開けられている前孔77及び後孔78を貫通するようにして取付けたカラー部材80を備えている。
カラー部材80は、弾性体(例えば、ラバー)である。カラー部材80は、スクリーン38に当接するフランジ部81と、このフランジ部81からスクリーンステー側へ延ばされる筒状のカラー本体82と、このカラー本体82及びフランジ部81を貫通するように形成されボルト65が通るボルト穴83と、このボルト穴83のフランジ部81が設けられている端部83bと反対側に位置する端部83aにてカラー本体82に埋設されボルト65がねじ止めされるナット84と、からなる。
図8(b)に示されているように、ボルト65をねじ込んだときに、ナット84とカラー本体82に埋設されたボルト65の頭66(又はフランジ部81)の間の距離が短くなると共に、ナット84が埋設されている近傍のカラー本体82がボルト65の軸直角方向に拡がり、クリップ部材63及び支持座部60を挟持することにより、スクリーン38が支持座部60へ取付けられる。
次に、スクリーンステーの支持座部にスクリーンを取付けた状態について説明する。
図9に示されているように、スクリーンステー50に4つのボルト65を介してスクリーン38が取付けられている。スクリーン38の後方に、車両の走行状態を表示するメータ(ユニット)(図5、符号55)が配置され、このメータ55の前方にてスクリーンステー50の上部にメータ55の前方を覆うメータカバー104が一体的に形成されている。メータカバー104は、スクリーンステー50の上端を上方へ延ばしたものでもある。
スクリーンステー50の上部にメータカバー104が一体的に形成されている。スクリーンステー50でメータカバー104を兼ねさせることで、部品点数を減らすことができる。
図10に示されているように、スクリーンステー50は、金属製のステーベース52と、このステーベース52に取付けられる樹脂製のステー本体51とからなる。ステー本体51に設けた第1支持座部61Lとステーベース52に設けた第2支持座部62Lとにスクリーン38が取付けられている。スクリーン38の下方に、ヘッドライト23がその前面23aがスクリーンの前面38aと面一になるように配置されている。
図11に示されているように、樹脂製のステー本体51に設けられている第1支持座部61Lに、下方からカラー部材80を備えたクリップ部材63が挿入されている。また、金属製のステーベース52に第2支持座部62Lが設けられ、この第2支持座部62Lに下方からカラー部材80を備えたクリップ部材63が挿入されている。
上下のクリップ部材63、63に各々備えられている上下のカラー部材80、80に、車両前方からスクリーン38が当接され、車両前方から後方へ、ボルト65、65をクリップ部材63、63に各々埋設されているナット84、84に締め付けることでスクリーン38がステー本体51及びステーベース52に締結されている。
ステーベース52は金属製であり、ステー本体51は樹脂製である。金属製のステーベース52でスクリーン38の支持剛性を確保しつつ、ステー本体51に設けた第2のボス部94Lでスクリーン38の倒れを防止するように支持することができる。
なお、車幅方向右側に設けられている第1支持座部61R及び第2支持座部62Rの構造は、第1支持座部61L及び第2支持座部62Lの構造と同様なものであり説明を省略する。
図7に戻って、スクリーンステー50は、ステー本体51に金属製のステーベース52を車両後方から合わせたものである。すなわち、金属製のステーベース52に、車両前方からステー本体51を合わせたので、このステー本体51によってステーベース52が覆われる。ステーベース52を覆うステー本体51は樹脂製としたので、ステーベース52に較べて形状がより柔軟に設定可能になる。従って、デザインの設定自由度が高まる。
図11を併せて参照して、第1のボス部の前面93aに、車両後方に凹む段部106が設けられ、この段部106によって凹んだ面に第1支持座部61Lが設けられ、クリップ部材63を構成する前板部の前面71aと第1のボス部の前面93aとが略同一面上になるように設けられている。
ステー本体51を構成する第1のボス部の前面93aとクリップ部材の前面となる前板部の前面71aとが略同一面上になるように設けられている。クリップ部材の前面71aと第1のボス部の前面93aとで段差が形成されている場合に較べて、クリップ部材63を目立ち難くでき、車両の外観性を高めることができる。
以上に述べたスクリーン取付構造の作用を次に述べる。
図12(a)において、クリップ部材63は、前板部71と後板部72とで支持座部60を挟むように取付けられていると共に、前板部71と後板部72を貫通するカラー部材80を備えている。
スクリーン38を支持座部60に取付ける要領として、支持座部60にクリップ部材63を取付け、カラー部材80をクリップ部材63の前孔77及び後孔78にこの順に挿通する。次に、スクリーン38をクリップ部材63のフランジ部81に当て、カラー部材80に設けられているボルト穴83にボルト65を挿入し、カラー部材80に埋設したナット84へボルト65を締め付けるようにした。
ボルト65を締め付けたときに、カラー本体82のフランジ部81とカラー本体82に埋設したナット84との間隔が狭くなると共に、ボルト65が埋設されたカラー本体82がボルト65の軸直角方向に膨張して、支持座部60を挟持することでスクリーン38を支持座部60に止める。
図12(b)において、スクリーン38の下方(矢印s方向)に所定値以上の荷重がかかった場合には、スクリーン38にボルト65とクリップ部材63とが一体の状態で、スクリーン38は、スクリーンステーの溝部69から下方へ移動可能になる。
従来、外力を受けたときに、スクリーンを下方へ移動可能にするスクリーン取付構造では、スクリーンに長孔を設け、この長孔の上端にボルトを挿通して、スクリーンステーにスクリーンを固定していた。上記構造では、スクリーンに締結部としての長孔を開ける必要があった。この場合に、外観性を維持するため、長孔をカバー部材等で覆っていた。
この点、本発明では、スクリーンステー50に下方に開放する溝部69を設け、この溝部69にクリップ部材63及びカラー部材80を設け、スクリーン38をスクリーンステーの支持座部60に締結した。
本発明の構成によれば、スクリーン38に開けた取付孔48を長孔にすることなく、スクリーン38に所定以上の荷重が下方にかかったときに、スクリーン38を下方に移動させることができる。長孔が不要となれば、スクリーン38のデザイン自由度が高められる。加えて、取付孔48は長孔ではないので、カバー部材等を設ける必要がないため、スクリーン取付部及びその周辺部の良好な外観性が確保される。
スクリーンステーの溝部(図3、符号69)は、クリップ部材のカバー部75によって覆われている。支持座部の下辺(図3、符号68)は、カバー部75によって覆われるため、スクリーンステー50及びその周辺部の外観性が損なわれる心配はない。従って、車両の外観性が高まる。加えて、カラー本体82の下部を保護することができる。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図13に示されているように、スクリーン取付構造に、スクリーンステー50に設けられスクリーン38を支持する支持座部60と、この支持座部60に取付けられるクリップ部材63と、が備えられている。
図3を併せて参照して、支持座部60に、ボルト65を挿通させる孔部67と、この孔部67から支持座部の下辺68まで延びる溝部69と、が備えられている。つまり、支持座部の構造については、実施例1と変わるところはない。
クリップ部材63には、支持座部の前面60aに当接する前板部71と、この前板部71の下部から延ばされ支持座部の後面60bに当接する後板部72と、前板部71と後板部72とにボルト65が挿通する孔部67と、この孔部67の位置にて後板部の後面72bに固着したナット84と、が備えられている。
クリップ部材63は、前板部71と後板部72とで支持座部60を挟むように取付けられていると共に、後板部の後面72bにナット84が固着されている。そして、クリップ部材63に開けた孔部67にボルトを挿入し、後板部の後面72bに固着したナット84へボルト65を締め付けることでスクリーン38をスクリーンステー50に取付けるようにした。
ボルト65を締め付けたときに、ボルトの頭65aと後板部の後面72bに固着したナット84との間隔が狭くなり、支持座部60及びクリップ部材63を挟持することでスクリーン38を支持座部60に止める。
スクリーン38の下方に所定値以上の荷重がかかった場合には、スクリーン38にボルト65とクリップ部材63とが一体の状態で、スクリーン38は、スクリーンステーの溝部69から下方へ移動可能になる。
本発明では、スクリーンステー50に下方に開放する溝部69を設け、この溝部69にクリップ部材63を設け、スクリーン38をスクリーンステー50の支持座部60に締結した。その際、スクリーン38に開けた取付孔48を長孔にすることなく、スクリーン38を下方に移動させることができる。長孔が不要となれば、スクリーン38の設計自由度が高められる。加えて、取付孔48は長孔ではないので、カバー部材等を設けることなく、スクリーン取付部及びその周辺部の良好な外観性が確保される。
また、カラー部材を省くことができるので、部品点数の削減及び組付工数の削減を図ることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、38…スクリーン、50…スクリーンステー、51…ステー本体、52…ステーベース、55…メータ、60…支持座部、63…クリップ部材、65…ボルト、66…、67…孔部、68…支持座部の下辺、69…溝部、70…、71…前板部、72…後板部、74…回り止め突起、75…カバー部、80…カラー部材、81…フランジ部、82…カラー本体、83…ボルト穴、84…ナット、93…第1のボス部、94…第2のボス部、93a…第1のボス部の前面、104…メータカバー、106…段部。

Claims (7)

  1. 車両前部にスクリーン(38)を支持するスクリーンステー(50)が設けられ、このスクリーンステー(50)に前記スクリーン(38)を支持する支持座部(60)が設けられ、この支持座部(60)にクリップ部材(63)が取付けられ、このクリップ部材(63)と前記スクリーン(38)とがボルト(65)で締結されることで前記スクリーンステー(50)に前記スクリーン(38)が取付けられている鞍乗り型車両のスクリーン取付構造において、
    前記支持座部(60)は、前記ボルト(65)を挿通させる孔部(67)と、この孔部(67)から前記支持座部の下辺(68)まで延びる溝部(69)と、を備え、
    前記クリップ部材(63)は、前記支持座部(60)の前面に当接する前板部(71)と、この前板部(71)の下部から延ばされ前記支持座部(60)の後面に当接する後板部(72)と、前記前板部(71)と前記後板部(72)を貫通するようにして取付けたカラー部材(80)と、を備え、
    このカラー部材(80)は、弾性体であり、前記スクリーン(38)に当接するフランジ部(81)と、このフランジ部(81)から前記スクリーンステー(50)側へ延ばされるカラー本体(82)と、このカラー本体(82)及び前記フランジ部(81)を貫通し前記ボルト(65)が通るボルト穴(83)と、このボルト穴(83)の端部にて前記カラー本体(82)に埋設され前記ボルト(65)がねじ止めされるナット(84)と、からなることを特徴とする鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  2. 前記クリップ部材(63)は、下部に、前記支持座部の下辺(68)を覆うカバー部(75)を備えることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  3. 前記スクリーンステー(50)は、樹脂製のステー本体(51)と、このステー本体(51)に車両後方から合わせる金属製のステーベース(52)と、からなり、
    このステー本体(51)は、車両前方に突出して前記ステーベース(52)の前部を露出させる第1のボス部(93)と、この第1のボス部(93)の上方又は下方にて車両前方に突出する第2のボス部(94)と、を備え、
    この第2のボス部(94)と前記ステーベース(52)の前部とに、前記支持座部(60)を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  4. 前記第1のボス部(93)の前面(93a)に、車両後方に凹む段部(106)が設けられ、この段部(106)によって凹んだ面に前記支持座部(60)が設けられ、前記クリップ部材(63)を構成する前板部の前面(71a)と前記第1のボス部の前面(93a)とが略同一面上になるように設けられていることを特徴とする請求項3記載の鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  5. 前記スクリーン(38)の後方に、車両の走行状態を表示するメータ(55)が配置され、このメータ(55)の前方にて前記スクリーンステー(50)の上部にメータカバー(104)が一体的に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  6. 前記クリップ部材(63)は、前記ボルト(65)を締め付けるときに、前記支持座部の下辺(68)に当接し前記クリップ部材(63)が回らないようにする回り止め突起(74)を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
  7. 車両前部にスクリーン(38)を支持するスクリーンステー(50)が設けられ、このスクリーンステー(50)に前記スクリーン(38)を支持する支持座部(60)が設けられ、この支持座部(60)にクリップ部材(63)を取付け、このクリップ部材(63)と前記スクリーン(38)とをボルト(65)で締結することで前記スクリーン(38)を前記スクリーンステー(50)に取付けるようにした鞍乗り型車両のスクリーン取付構造において、
    前記支持座部(60)は、前記ボルト(65)を挿通させる孔部(67)と、この孔部(67)から前記支持座部の下辺(68)まで延びる溝部(69)と、を備え、
    前記クリップ部材(63)は、前記支持座部(60)の前面に当接する前板部(71)と、この前板部(71)の下部から延ばされ前記支持座部(60)の後面に当接する後板部(72)と、前記前板部(71)と前記後板部(72)とに前記ボルト(65)が挿通する孔部(67)と、この孔部(67)の位置にて前記後板部(72)の後面に固着したナット(84)と、を備えることを特徴とする鞍乗り型車両のスクリーン取付構造。
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