JP2012096507A - 射出部とスプールブッシュとの接触構造 - Google Patents

射出部とスプールブッシュとの接触構造 Download PDF

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【課題】金型温度を低下させて冷却時間を短縮し、スプール孔内の成形樹脂を削減して、材料費および加工費を低減できる射出部とスプールブッシュとの接触構造を提供すること。
【解決手段】スプールブッシュ7の本体8の平面な端面27を、ノズル11との接触面13とする。本体8には、接触面13から端面37まで貫通するスプール孔19が設けられる。スプール孔19の径は、接触面13から遠ざかるにつれて増大する。スプール孔19の接触面13側の開口である樹脂注入口23の径は、ノズル11のノズル射出口15の径より小さいものとする。スプールブッシュ7の接触面13とノズル11の先端面29とを圧接したとき、ノズル射出口15の中心軸17に対して、スプールブッシュ7の接触面13が直交する。また、ノズル射出口15と樹脂注入口23とが連通し、ノズル射出口15の中心軸17とスプール孔19の中心軸21とが一致する。
【選択図】図1

Description

本発明は、射出成形機の射出部と射出成形金型のスプールブッシュとの接触構造に関するものである。
従来、合成樹脂を材料として種々の製品を成形する方法として、射出成形機の先端部に装着される射出部(ノズル)から成形金型に溶融樹脂を吐出する射出成形法が用いられている。成形金型には、ノズルから射出される溶融樹脂の導入流路となるスプールブッシュが設けられる。
図5は、従来のスプールブッシュ101とノズル109の圧接部の断面図を示す。図5に示すように、スプールブッシュ101の端面103には、ノズル109との接触面105として球面状の凹部が形成される。スプールブッシュ101は、端面103から端面117までを貫通するスプール孔115を有する。スプールブッシュ7では、スプール孔115の接触面105側の開口が樹脂注入口107となる。ノズル109は、先端面113に球面状の凸部が形成される。ノズル109の先端面113には、ノズル射出口111が設けられる。
スプールブッシュ101の接触面105とノズル109の先端面103とは、樹脂注入口107とノズル射出口111とが連通するように圧接される。スプールブッシュ101とノズル109との圧接部では、ノズル109の先端面113よりもスプールブッシュ101の接触面105の曲率半径を大きくし、ノズル射出口111よりもスプールブッシュ101の樹脂注入口107の開口径を大きくすることにより、樹脂注入時の溶融樹脂の漏れを防止している。
他に、スプールブッシュとノズルの圧接部に積極的に空隙を設ける方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許公報第3768958号
しかしながら、従来のスプールブッシュ101とノズル109とを用いた場合、ノズル109の先端面113からスプールブッシュ101に成形機シリンダの熱が伝わり易く金型温度が高くなるため、成形樹脂の冷却に時間がかかり、成形サイクルが長くなる問題点があった。また、ノズル射出口111より樹脂注入口107を大きくするため、ロス部材となるスプール孔115内の成形樹脂の小型化が困難であった。
スプールブッシュとノズルの圧接部に積極的に空隙を設ける方法は、空隙に留まる樹脂により、冷却時間の不足によるスプール孔内の成形樹脂の糸引きを防止し、スプールブッシュ内の成形樹脂の冷却時間を短縮するものである。しかし、空隙に長く留まった熱劣化した樹脂が製品部に入り、製品の不良要因となる可能性があった。
本発明は、前述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的とすることは、金型温度を低下させて冷却時間を短縮し、スプール孔内の成形樹脂を削減して、材料費および加工費を低減できる射出部とスプールブッシュとの接触構造を提供することである。
前述した目的を達成するために、本発明は、射出成形機の射出部と金型のスプールブッシュとの接触構造であって、前記スプールブッシュは、本体の第1の端面に設けられた前記射出部との接触面が平面であり、前記本体を前記接触面から第2の端面まで貫通して設けられたスプール孔の径が前記接触面から遠ざかるにつれて増大し、前記スプール孔の前記接触面側の開口である樹脂注入口の径が前記射出部の先端面に設けられた射出口の径より小さく、前記射出口の中心軸に対して前記接触面が直交するように、前記接触面と前記先端面とを圧接させたことを特徴とする射出部とスプールブッシュとの接触構造である。
本発明では、スプールブッシュの射出部との接触面を平面とすることで、樹脂注入口の径を射出口の径より小さくしても、溶融樹脂がスプールブッシュと射出部との圧接面から漏れることがなくなる。また、樹脂注入口を小径化することにより、スプール孔内の成形樹脂の削減が可能となる。さらに、スプールブッシュの射出部との接触面を射出口の中心軸に対して直交する平面とすることで、射出部から金型への熱の伝達を抑制し、金型温度を低くできる。
スプール孔は、内周面に屈曲部を設けてもよい。この場合、スプール孔の中心軸とスプール孔の内周面とが成す角度は、接触面から屈曲部までの範囲の方が屈曲部から第2の端面までの範囲よりも大きいものとする。
内周面に屈曲部を設けることにより、屈曲部を設けない場合と比較して、スプール孔内の成形樹脂をさらに削減することができる。また、溶融樹脂が冷却固化しやすい小円形部分を最小限に留めることができ、成形性が向上する。
接触面は、例えば、第1の端面とする。または、第1の端面に設けられた凹部の底面を接触面としてもよい。
第1の端面に設けられた凹部の底面を接触面とすることにより、凹部を設けずに第1の端面を接触面とする場合と比較して、スプール孔の長さが短くなり、スプール孔内の成形樹脂をさらに削減することができる。
本発明によれば、金型温度を低下させて冷却時間を短縮し、スプール孔内の成形樹脂を削減して、材料費および加工費を低減できる射出部とスプールブッシュとの接触構造を提供できる。
射出成形金型1の断面図 スプールブッシュ7およびノズル11の断面図 スプールブッシュ7aおよびノズル11の断面図 スプールブッシュ7bおよびノズル11の断面図 従来のスプールブッシュ101とノズル109の圧接部の断面図
以下、図面に基づいて、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。図1は、射出成形金型1の断面図を示す。図2は、スプールブッシュ7およびノズル11の断面図を示す。ノズル11は、射出成形機(図示せず)のシリンダ先端部に装着される射出部に相当する。
図1に示すように、射出成形金型1は、固定型板3、移動型板5、取付板4、スプールブッシュ7、ロケートリング9等からなる。固定型板3は、片面に取付板4が配置され、他方の面に移動型板5が配置される。スプールブッシュ7は、取付板4および固定型板3を貫通して設置される。取付板4の表面には、ロケートリング9が設けられる。ロケートリング9は、ノズル11およびスプールブッシュ7の位置決めを行なう。
図2に示すように、スプールブッシュ7は、本体8の第1の端面27付近の外周に凸部10を有する。本体8は、例えば円柱状の部材である。スプールブッシュ7は、本体8の端面27をノズル11との接触面13とする。接触面13は平面である。
スプールブッシュ7の本体8には、接触面13から第2の端面37まで貫通する、断面が円形のスプール孔19が設けられる。スプール孔19の径は、接触面13から遠ざかるにつれて増大する。すなわち、スプール孔19は、接触面13から端面37の方向に断面積が漸次大きくなるように、内周面25にテーパが設けられる。スプールブッシュ7では、スプール孔19の接触面13側の開口が樹脂注入口23となる。
ノズル11は、従来のノズルと同様に、先端面29に球面状の凸部が形成される。ノズル11の先端面29には、ノズル射出口15が設けられる。スプールブッシュ7の樹脂注入口23の径は、ノズル射出口15の径より小さいものとする。
図1に示すように、射出成形金型1に設置されたスプールブッシュ7の接触面13は、ノズル11の先端面29と圧接される。このとき、ノズル射出口15の中心軸17に対して、スプールブッシュ7の接触面13が直交する。また、ノズル射出口15と樹脂注入口23とが連通し、ノズル射出口15の中心軸17とスプール孔19の中心軸21とが一致する。
合成樹脂の射出成形を行なうには、図1に示すように射出成形金型1とノズル11とを圧接した状態で、ノズル11のノズル射出口15からスプールブッシュ7の樹脂注入口23を介してスプール孔19に溶融樹脂を導入する。溶融樹脂は、固定型板3と移動型板5との間の成形面に流入し、所定の形状に成形される。
第1の実施の形態では、スプールブッシュ7のノズル11との接触面13が平面であるので、スプールブッシュ7とノズル11との圧接部が線接触となる。これにより、スプールブッシュ7とノズル11とが面接触していた従来の圧接部と比較して、ノズル11の先端面29からスプールブッシュ7への射出成形機のシリンダの熱の伝達が抑制され、金型温度が低くなるため、スプールブッシュ7内の成形樹脂の冷却時間を短縮できる。
第1の実施の形態では、スプールブッシュ7のノズル11との接触面13を平面とすることで、圧接部が線接触となり、圧接圧力を大きくすることができるため、樹脂注入口23の径がノズル射出口15の径よりも小さくても、溶融樹脂が接触面13と先端面29との圧接部から漏れることがなくなる。また、樹脂注入口23の径を従来よりも小さくすることで、スプール孔19内の成形樹脂を削減できる。樹脂の削減効果は、ロス部材の削減に留まらず、射出成形金型1の冷却に要する熱容量の削減にもつながる。
このように、第1の実施の形態によれば、材料費と加工費の両面においてコストを削減できる。
次に、第2の実施の形態について説明する。図3は、スプールブッシュ7aおよびノズル11の断面図を示す。第2の実施の形態では、図1に示す射出成形金型1において、スプールブッシュ7の代わりに図3に示すスプールブッシュ7aを用いる。
図3の(a)図は、スプールブッシュ7aの断面図である。図3の(a)図に示すように、スプールブッシュ7aは、本体8aの第1の端面27a付近の外周に凸部10aを有する。本体8aは、例えば円柱状の部材である。スプールブッシュ7aは、本体8aの端面27aに設けられた凹部31の底面をノズル11との接触面13aとする。接触面13aは平面である。
スプールブッシュ7aの本体8aには、接触面13aから第2の端面37aまで貫通する、断面が円形のスプール孔19aが設けられる。スプール孔19aの径は、接触面13aから遠ざかるにつれて増大する。すなわち、スプール孔19aは、接触面13aから端面37aの方向に断面積が漸次大きくなるように、内周面25aにテーパが設けられる。スプールブッシュ7aでは、スプール孔19aの接触面13a側の開口が樹脂注入口23aとなる。
図3の(b)図は、スプールブッシュ7aの接触面13とノズル11の先端面29とを圧接した状態を示す図である。図3の(b)図に示すように、スプールブッシュ7aの樹脂注入口23aの径は、ノズル射出口15の径より小さいものとする。
図3の(b)図に示すように、スプールブッシュ7aの接触面13aとノズル11の先端面29とを圧接した状態のとき、ノズル射出口15の中心軸17に対して、スプールブッシュ7aの接触面13aが直交する。また、ノズル射出口15と樹脂注入口23aとが連通し、ノズル射出口15の中心軸17とスプール孔19aの中心軸21aとが一致する。
合成樹脂の射出成形を行なうには、射出成形金型のスプールブッシュ7aとノズル11とを圧接した状態で、ノズル11のノズル射出口15からスプールブッシュ7aの樹脂注入口23aを介してスプール孔19aに溶融樹脂を導入する。溶融樹脂は、固定型板と移動型板との間の成形面に流入し、所定の形状に成形される。
第2の実施の形態では、スプールブッシュ7aのノズル11との接触面13aが平面であるので、スプールブッシュ7aとノズル11との圧接部が線接触となる。これにより、スプールブッシュ7aとノズル11とが面接触していた従来の圧接部と比較して、ノズル11の先端面29からスプールブッシュ7aへの射出成形機のシリンダの熱の伝達が抑制され、金型温度が低くなるため、スプールブッシュ7a内の成形樹脂の冷却時間を短縮できる。
第2の実施の形態では、スプールブッシュ7aのノズル11との接触面13aを平面とすることで、圧接部が線接触となり、圧接圧力を大きくすることができるため、樹脂注入口23aの径がノズル射出口15の径よりも小さくても、溶融樹脂が接触面13aと先端面29との圧接部から漏れることがなくなる。また、樹脂注入口23aの径を従来よりも小さくすることで、スプール孔19a内の成形樹脂を削減できる。さらに、スプールブッシュ7aの本体8aの端面27aに設けた凹部31の底面を接触面13aとすることにより、スプール孔19aの長さが第1の実施の形態のスプールブッシュ7のスプール孔19の長さより短くなり、成形樹脂をさらに削減できる。樹脂の削減効果は、ロス部材の削減に留まらず、射出成形金型の冷却に要する熱容量の削減にもつながる。
第2の実施の形態によれば、材料費と加工費の両面において、第1の実施の形態よりもさらにコストを削減できる。
次に、第3の実施の形態について説明する。図4は、スプールブッシュ7bおよびノズル11の断面図を示す。第3の実施の形態では、図1に示す射出成形金型1において、スプールブッシュ7の代わりに図4に示すスプールブッシュ7bを用いる。
図4の(a)図は、スプールブッシュ7bの断面図である。図4の(a)図に示すように、スプールブッシュ7bは、本体8bの第1の端面27b付近の外周に凸部10bを有する。本体8bは、例えば円柱状の部材である。スプールブッシュ7bは、本体8bの端面27bに設けられた凹部31bの底面をノズル11との接触面13bとする。接触面13bは平面である。
スプールブッシュ7bの本体8bには、接触面13bから第2の端面37bまで貫通する、断面が円形のスプール孔19bが設けられる。スプール孔19bの径は、接触面13bから遠ざかるにつれて増大する。すなわち、スプール孔19bは、接触面13bから端面37bの方向に断面積が漸次大きくなるように、内周面(内周面25bおよび内周面25c)にテーパが設けられる。
スプール孔19bは、内周面25bと内周面25cとの境界に屈曲部33を有する。スプール孔19bでは、接触面13bから屈曲部33までの範囲において中心軸21bと内周面25bとが成す角度の方が、屈曲部33から端面37bまでの範囲において中心軸21bと内周面25cとが成す角度よりも大きい。スプールブッシュ7bでは、スプール孔19bの接触面13b側の開口が樹脂注入口23bとなる。
図4の(b)図は、スプールブッシュ7bの接触面13bとノズル11の先端面29とを圧接した状態を示す図である。図4の(b)図に示すように、スプールブッシュ7bの樹脂注入口23bの径は、ノズル射出口15の径より小さいものとする。
図4の(b)図に示すように、スプールブッシュ7bの接触面13bとノズル11の先端面29とを圧接した状態のとき、ノズル射出口15の中心軸17に対して、スプールブッシュ7bの接触面13bが直交する。また、ノズル射出口15と樹脂注入口23bとが連通し、ノズル射出口15の中心軸17とスプール孔19bの中心軸21bとが一致する。
合成樹脂の射出成形を行なうには、射出成形金型のスプールブッシュ7bとノズル11とを圧接した状態で、ノズル11のノズル射出口15からスプールブッシュ7bの樹脂注入口23bを介してスプール孔19bに溶融樹脂を導入する。溶融樹脂は、固定型板と移動型板との間の成形面に流入し、所定の形状に成形される。
第3の実施の形態では、スプールブッシュ7bのノズル11との接触面13bが平面であるので、スプールブッシュ7bとノズル11との圧接部が線接触となる。これにより、スプールブッシュ7bとノズル11とが面接触していた従来の圧接部と比較して、ノズル11の先端面29からスプールブッシュ7bへの射出成形機のシリンダの熱の伝達が抑制され、金型温度が低くなるため、スプールブッシュ7b内の成形樹脂の冷却時間を短縮できる。
第3の実施の形態では、スプールブッシュ7bのノズル11との接触面13bを平面とすることで、圧接部が線接触となり、圧接圧力を大きくすることができるため、樹脂注入口23bの径がノズル射出口15の径よりも小さくても、溶融樹脂が接触面13bと先端面29との圧接部から漏れることがなくなる。また、スプールブッシュ7bの本体8bの端面27bに設けた凹部31bの底面を接触面13bとすることにより、スプール孔19bの長さが第1の実施の形態のスプールブッシュ7のスプール孔19の長さより短くなり、成形樹脂をさらに削減できる。さらに、樹脂注入口23bの径を従来よりも小さくすると同時に、接触面13bから屈曲部33までの範囲においてスプール孔19bの中心軸21bと内周面25bとが成す角度を、屈曲部33から端面37bまでの範囲においてスプール孔19bの中心軸21bと内周面25cとが成す角度よりも大きくすることで、第2の実施の形態と比較して、スプール孔19b内の成形樹脂をさらに削減できる。樹脂の削減効果は、ロス部材の削減に留まらず、射出成形金型の冷却に要する熱容量の削減にもつながる。
第3の実施の形態によれば、材料費と加工費の両面において、第1の実施の形態および第2の実施の形態よりもさらにコストを削減できる。また、スプール孔19bに屈曲部33を設けて溶融樹脂が冷却固化しやすい小円形部分を最小限にとどめることにより、成形性が向上する。
以上、添付図を参照しながら、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の技術的範囲は、前述した実施の形態に左右されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1………射出成形金型
7、7a、7b………スプールブッシュ
8、8a、8b………本体
11………ノズル
13、13a、13b………接触面
15………ノズル射出口
17、21、21a、21b………中心軸
19、19a、19b………スプール孔
23、23a、23b………樹脂注入口
25、25a、25b、25c………内周面
27、27a、27b、37、37a、37b………端面
29………先端面
31、31b………凹部
33………屈曲部

Claims (3)

  1. 射出成形機の射出部と金型のスプールブッシュとの接触構造であって、
    前記スプールブッシュは、本体の第1の端面に設けられた前記射出部との接触面が平面であり、前記本体を前記接触面から第2の端面まで貫通して設けられたスプール孔の径が前記接触面から遠ざかるにつれて増大し、前記スプール孔の前記接触面側の開口である樹脂注入口の径が前記射出部の先端面に設けられた射出口の径より小さく、
    前記射出口の中心軸に対して前記接触面が直交するように、前記接触面と前記先端面とを圧接させたことを特徴とする射出部とスプールブッシュとの接触構造。
  2. 前記スプール孔は内周面に屈曲部を有し、前記スプール孔の中心軸と前記内周面とが成す角度が、前記接触面から前記屈曲部までの範囲の方が前記屈曲部から前記第2の端面までの範囲よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の射出部とスプールブッシュとの接触構造。
  3. 前記接触面は、前記第1の端面に設けられた凹部の底面であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の射出部とスプールブッシュとの接触構造。
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