JP2012093215A - 回転角度検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】励磁回路を簡略化することでコストを低減し、かつ出力信号にオフセットが発生した場合でも正確に角度を検出できるようにする。
【解決手段】回転角度検出装置100aは、励磁コイルL1、出力コイルL2、L3を有するレゾルバ1と、励磁信号を生成して励磁コイルL1に与える励磁信号生成回路53と、出力コイルL2、L3の出力信号の振幅を所定周期で検出し、当該検出値に基づいて回転角度を算出するCPU30aとを備える。CPU30aは、オフセット補正値が記憶されたオフセット補正値記憶部34を有しており、出力コイルL2、L3の各出力信号から得られる2つのサンプリング信号に対して、オフセット補正値によりオフセット補正を行う。角度算出部33は、オフセットが除去された各サンプリング信号に基づいて、回転角度を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、レゾルバを用いてモータ等の回転角度を検出する装置に関し、特に、単一の励磁回路を用いた片励磁方式の回転角度検出装置に関する。
レゾルバは、軸に連結されたロータの周囲に、励磁コイルと2つの出力コイルとを備えた回転角度センサである。回転角度センサには、レゾルバの他にロータリエンコーダがあるが、ロータリエンコーダは、光学素子や磁気抵抗素子を用いているため、温度、ノイズ、塵埃等の影響を受けやすく、耐環境性の点で劣る。これに対して、レゾルバは、基本的にコイルと鉄心だけで構成されていて、上記のような素子を用いないため、厳しい環境条件下でも使用することができ、例えば、自動車におけるモータやステアリングの回転角度の検出に用いられている。
レゾルバの励磁コイルに正弦波信号を印加すると、各出力コイルには、軸の回転角度に応じて、正弦波状に振幅変調された2相の電圧が誘起される。すなわち、一方の出力コイルからは、振幅のピーク値がsin関数で変化する信号が出力され、他方の出力コイルからは、振幅のピーク値がcos関数で変化する信号が出力される。したがって、各出力信号の振幅を所定周期で検出し、そのtan−1を求めることにより、軸の回転角度を算出することができる。
図6は、レゾルバを用いた回転角度検出装置のブロック図である。回転角度検出装置100は、レゾルバ1と制御部50とから構成される。レゾルバ1は、一次側の励磁コイルL1と、二次側の出力コイルL2、L3とを備えている。これらのコイルL1〜L3は、ロータ(回転子)11の周囲に配置されている。
図7は、レゾルバ1の概略構造を示した図である。ロータ11は、軸13に連結されていて、軸13と共に回転する。軸13は、モータ等の回転軸またはそれに連結された軸である。ロータ11の周囲には、ステータ(固定子)12が設けられている。ステータ12には、円周方向にわたって等間隔に磁極(図示省略)が形成されており、この磁極にコイルL(L1〜L3をまとめて符号Lで示す)が巻回されている。
ここに示したレゾルバ1は、可変リラクタンス型のレゾルバである。ロータ11とステータ12との間隙のリラクタンス(磁気抵抗)がロータ11の回転角度に応じて周期的に変化して、出力コイルL2、L3に正弦波状に振幅変調された電圧が誘起されるように、ロータ11の形状が設計されている。ここでは、ロータ11が楕円形であり、ロータ11が1回転する間に、正弦波状に振幅変調された2周期分の電圧が出力コイルL2、L3から取り出される。ロータ11の形状としては、他にも十字形など種々の形状がある。
制御部50は、CPU51、励磁回路52、信号増幅回路55を備えている。励磁回路52は、図8(a)のような正弦波信号sin(ωt)からなる励磁信号を生成し、この励磁信号を励磁コイルL1へ与える。ロータ11が回転すると、出力コイルL2からは、図8(b)のような振幅のピーク値がsin関数で変化する信号(以下、「sin信号」という。)が出力される。この信号は、α・sin(θ)・sin(ωt)で表される。ここで、αはレゾルバ1の信号変圧比、θはロータ11(軸13)の回転角度である。また、出力コイルL3からは、(c)のような振幅のピーク値がcos関数で変化する信号(以下、「cos信号」という。)が出力される。この信号は、α・cos(θ)・sin(ωt)で表される。
出力コイルL2から出力されるsin信号は、信号増幅回路55で増幅され、図8(d)のようなβ・α・sin(θ)・sin(ωt)で表される信号となる。また、出力コイルL3から出力されるcos信号は、信号増幅回路55で増幅され、図8(e)のようなβ・α・cos(θ)・sin(ωt)で表される信号となる。ここで、βは信号増幅回路55の増幅率である。増幅された各信号は、CPU51へ入力される。
CPU51では、入力されたsin信号およびcos信号に対して、所定周期でサンプリングを行う。その結果、sin信号に対して、図8(f)のようなβ・α・sin(θ)で表されるサンプリング信号が抽出され、cos信号に対して、図8(g)のようなβ・α・cos(θ)で表されるサンプリング信号が抽出される。CPU51は、各サンプリング時点における2つのサンプリング信号の振幅値の比、すなわちsin(θ)/cos(θ)=tan(θ)を演算する。そして、この演算結果に基づき、θ=tan−1[sin(θ)/cos(θ)]から回転角度θを検出する。
ところで、レゾルバの励磁方式としては、従来から両励磁式が一般的であった。両励磁式においては、励磁回路52に、励磁信号を生成する励磁信号生成回路と、励磁信号と180°位相の異なる反転励磁信号を生成する反転励磁信号生成回路とが設けられる(例えば、特許文献1参照)。
図9は、両励磁式を用いた回転角度検出装置200のブロック図である。図9では、図6と同一部分に同一符号を付してある。励磁回路52は、励磁信号生成回路53および反転励磁信号生成回路54からなる。励磁信号生成回路53で生成された励磁信号は、端子T1を介してレゾルバ1の励磁コイルL1の一端に与えられ、反転励磁信号生成回路54で生成された反転励磁信号は、端子T2を介して励磁コイルL1の他端に与えられる。励磁信号と反転励磁信号とは、振幅が同じで位相が180°異なっている。励磁コイルL1には、これらを合成した信号が印加される。
信号増幅回路55は、sin信号増幅回路56およびcos信号増幅回路57からなる。sin信号増幅回路56は、出力コイルL2から端子T3、T4へ入力されるsin信号を増幅する。cos信号増幅回路57は、出力コイルL3から端子T5、T6へ入力されるcos信号を増幅する。CPU51における回転角度の検出方法については、図6で説明したとおりである。
特開2008−304326号公報 特開平3−56818号公報 特開2004−45286号公報
上述した両励磁式の回転角度検出装置200においては、励磁回路52に、励磁信号生成回路53と反転励磁信号生成回路54の2つの回路を必要とするため、コストが高くなるという問題がある。また、上記特許文献2には、コイルを差動的に巻回した励磁突極対における2つの突極の各々を、互いに位相の異なる信号により励磁し、各コイルの中点から出力される合成信号に基づいて回転角度を検出するレゾルバが記載されているが、この方式でも、位相の異なる信号を生成する複数の信号源が必要となる。
本発明は、上述した問題点に鑑み、励磁回路を簡略化することでコストを低減した回転角度検出装置を提供することを課題とする。本発明の他の課題は、出力コイルから出力される信号にオフセットが発生した場合でも、正確に角度を検出することが可能な回転角度検出装置を提供することにある。
本発明では、回転軸に連結されるロータの周囲に励磁コイル、第1出力コイル、および第2出力コイルが設けられたレゾルバと、励磁信号を生成して励磁コイルに与える励磁信号生成回路と、第1出力コイルおよび第2出力コイルの各出力信号に対して所定周期でサンプリングを行い、その結果得られる2つのサンプリング信号に基づいて回転軸の回転角度を算出する回転角度算出手段とを備えた回転角度検出装置において、励磁信号生成回路が、単一の励磁信号を生成する片励磁式の励磁信号生成回路で構成される。また、各サンプリング信号に対して、第1出力コイルおよび第2出力コイルの各出力信号に含まれるオフセットの補正を行うオフセット補正部が設けられる。そして、回転角度算出手段は、オフセット補正部でオフセットが補正された各サンプリング信号に基づいて、回転角度を算出する。
このようにすると、1つの励磁信号生成回路を用いた片励磁式により、回路構成が簡略化されるので、コストを低減することができる。また、第1出力コイルおよび第2出力コイルからの出力信号に含まれるオフセットの補正が行われる結果、片励磁方式を採用した場合でも、オフセットに影響されずに、回転角度算出手段により正確な回転角度を検出することができる。
本発明において、オフセット補正部は、オフセットを補正するためのオフセット補正値があらかじめ記憶された記憶部を有していてもよい。
このようにすると、オフセット補正値を記憶部にあらかじめ設定しておくので、当該補正値をその都度演算して算出する必要がなく、回転角度算出手段における処理が軽減される。
また、これに代えて、オフセット補正部は、オフセットを補正するためのオフセット補正値を演算する演算部を有していてもよい。
このようにすると、オフセット補正値が演算により求められるので、記憶部にあらかじめ補正値を記憶しておく必要がない。また、オフセット補正値は固定値ではなく、リアルタイムに更新されるので、オフセットをより効果的に除去することができ、角度検出の精度が向上する。
本発明の好ましい実施形態においては、オフセット補正値は、2つのサンプリング信号の振幅が等しくなる第1タイミングにおける第1振幅値と、当該2つのサンプリング信号の振幅が等しくなる第2タイミングにおける第2振幅値との平均値である。
このようにすると、2つのタイミングにおける各サンプリング信号の交点を検出することで、最適のオフセット補正値を簡単に算出することができる。
本発明によれば、片励磁式の採用により回路構成が簡略化されるので、コストを低減することができるとともに、オフセットに影響されずに、正確な回転角度を検出することが可能な回転角度検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る回転角度検出装置のブロック図である。 励磁信号生成回路の具体例を示す回路図である。 信号増幅回路の具体例を示す回路図である。 サンプリング信号の一周期の変化を表したグラフである。 本発明の第2実施形態に係る回転角度検出装置のブロック図である。 一般的な回転角度検出装置のブロック図である。 レゾルバの概略構造を示した図である。 図6の各部における信号波形を示す図である。 両励磁式の回転角度検出装置のブロック図である。 線間容量の影響を説明するための回路図である。 オフセットを説明するための波形図である。 両励磁式の場合の角度誤差を説明する図である。 片励磁式の場合の角度誤差を説明する図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照しながら説明する。各図において、同一部分または対応する部分には、同一符号を付してある。
図1は、本発明の第1実施形態に係る回転角度検出装置のブロック図である。回転角度検出装置100aは、レゾルバ1と制御部10aとから構成される。レゾルバ1に関しては、図6および図7で説明した通りであるので、ここでは説明を省略し、以下では制御部10aの詳細について説明する。
制御部10aは、励磁信号生成回路53と、信号増幅回路55と、CPU30aとを備えている。制御部10aには、図9の反転励磁信号生成回路54は設けられておらず、励磁信号生成回路53のみが設けられている。すなわち、この回転角度検出装置100aは、1つの励磁信号生成回路53を用いて、単一の励磁信号を生成する片励磁式の回転角度検出装置である。
励磁信号生成回路53の出力(励磁信号)は、端子T1を介して、励磁コイルL1の一端に与えられる。励磁コイルL1の他端は、端子T2を介して、グランドに接続(すなわち接地)されている。出力コイルL2の一端は、端子T3を介して、信号増幅回路55におけるsin信号増幅回路56に入力される。出力コイルL2の他端は、端子T4を介して、グランドに接続されている。出力コイルL3の一端は、端子T5を介して、信号増幅回路55におけるcos信号増幅回路57に入力される。出力コイルL3の他端は、端子T6を介して、グランドに接続されている。
CPU30aは、サンプリング処理部31、オフセット補正部32a、角度算出部33を備えている。これらのブロックは、機能ブロックとして表したもので、各ブロックの機能は、実際にはCPU30aのソフトウェア処理により実現される。オフセット補正部32aは、オフセット補正値記憶部34、演算器35および演算器36を有している。CPU30aは、本発明における回転角度算出手段を構成する。
図2は、励磁信号生成回路53の具体的な回路の一例を示している。励磁信号生成回路53は、演算増幅器OP1と、この演算増幅器OP1の反転入力端子(−端子)に接続された抵抗R1と、演算増幅器OP1の出力端子と反転入力端子との間に接続された抵抗R2と、演算増幅器OP1の出力端子に接続されたコンデンサCとを備えている。演算増幅器OP1の非反転入力端子(+端子)は、グランドに接続されている。Vdは演算増幅器OP1の直流電源である。演算増幅器OP1の反転入力端子には、抵抗R1を介して、CPU30aから正弦波信号が入力される。演算増幅器OP1は、この正弦波信号に基づいて生成した励磁信号を、コンデンサCを介して励磁コイルL1へ出力する。
図3は、sin信号増幅回路56の具体的な回路の一例を示している。cos信号増幅回路57の構成も、これと同様である。sin信号増幅回路56は、演算増幅器OP2と、この演算増幅器OP2の反転入力端子(−端子)に接続された抵抗R3と、演算増幅器OP2の出力端子と反転入力端子との間に接続された抵抗R4とを備えている。演算増幅器OP2の非反転入力端子(+端子)は、グランドに接続されている。Vdは演算増幅器OP2の直流電源である。演算増幅器OP2の反転入力端子には、抵抗R3を介して、出力コイルL2からsin信号が入力される。演算増幅器OP2は、このsin信号を増幅して、CPU30aへ出力する。
以上の構成からなる回転角度検出装置100aの動作は、CPU30aでの回転角度の検出方法を除いて、図6で説明した動作と基本的に同様である。CPU30aにおける回転角度検出については、後で詳しく説明する。
ところで、片励磁式を採用した場合は、励磁回路として励磁信号生成回路53のみを設ければよいので、回路構成が簡略化される。しかし、その一方で、sin信号およびcos信号にオフセットが発生するため、このオフセットが原因で検出角度に誤差が生じるのを回避するための対策が必要となる。以下、これについて説明する。
片励磁式の場合は、図1のように、一次側の励磁コイルL1と、二次側の出力コイルL2、L3とが共通のグランドに接続される。このようにグランドが共通であると、図10に示すように、励磁コイルL1と出力コイルL2、L3との間に存在する線間容量Cxが問題となる。すなわち、レゾルバ1の一次側に流れる電流I1の一部が、Ixのように線間容量Cxを通って二次側に流れ、二次側の誘起電圧に基づく電流I2に影響する。このため、出力コイルL2、L3から出力されるsin信号、cos信号にオフセットが発生する。このオフセットに関し、図11〜図13に基づいて、更に詳しく説明する。
図11は、出力コイルL2から出力されるsin信号(細実線)とそのサンプリング信号(太実線)の波形を示している。図11(a)は、両励磁式の場合(図9)の波形、図11(b)は、片励磁式の場合(図1)の波形をそれぞれ表している。図中の破線は、励磁コイルL1に与えられる励磁信号の波形である。
両励磁式の場合は、励磁コイルと出力コイル間の線間容量が問題とならないので、sin信号にオフセットが発生しない。このため、図11(a)において、A1=A2となり、sin信号およびサンプリング信号は、振幅0に対して+側と−側とで対称となる。これに対して、片励磁式の場合は、前述の線間容量Cxに起因して、励磁コイルL1の電流が出力コイルL2の出力に影響するので、図11(b)のように、sin信号と励磁信号(破線)とが同じ振幅方向のときは、sin信号の振幅が大きくなる。一方、sin信号と励磁信号とが逆の振幅方向のときは、sin信号の振幅が小さくなる。このため、図11(b)において、A1>A2となり、sin信号およびサンプリング信号は振幅0に対して+側と−側とで非対称となる。この場合、A1−A2がオフセットとなる。以上のことは、cos信号についても言える。
図12は、両励磁式の場合の角度誤差を説明する図である。(a)はサンプリング信号の波形、(b)は角度誤差を表している。両励磁式では、サンプリング信号にオフセットが発生しないので、図12(b)のように、角度誤差が発生しない。
図13は、片励磁式の場合の角度誤差を説明する図である。(a)はサンプリング信号の波形、(b)は角度誤差を表している。片励磁式では、サンプリング信号にオフセットδが発生するので、図13(b)のように、角度誤差が発生する。この角度誤差は、ロータ11の回転角度に応じて変化する。
以上のように、片励磁式の回転角度検出装置では、レゾルバの出力(sin信号、cos信号)に発生するオフセットに基づいて、検出角度に誤差が発生するという問題がある。そこで、本実施形態の回転角度検出装置100aにおいては、CPU30aに備わるオフセット補正部32aにより、レゾルバ1の出力にオフセットがあっても、検出角度に誤差が生じないようにしている。
以下、回転角度検出装置100aにおける回転角度の検出手順について詳述する。
励磁信号生成回路53は、CPU30aからの正弦波信号に基づいて励磁信号を生成し、この励磁信号をレゾルバ1の励磁コイルL1へ与える。このときの励磁信号Viは、
Vi=sin(ωt) ・・・(1)
で表される。ロータ11の回転により、出力コイルL2からはsin信号(Vs1とする)が出力され、出力コイルL3からはcos信号(Vc1とする)が出力されるが、前述したオフセットのため、これらの信号Vs1、Vc1は、次式のようにオフセット項δを含んだものとなる。
Vs1=G・(sin(θ)+δ)・sin(ωt) ・・・(2)
Vc1=G・(cos(θ)+δ)・sin(ωt) ・・・(3)
ここで、Gはレゾルバ1の信号変圧比、θはロータ11(回転軸13)の回転角度である。
上記のsin信号Vs1は、信号増幅回路55のsin信号増幅回路56で増幅される。sin信号増幅回路56の出力Vs2は、
Vs2=β・Vs1=β・G・(sin(θ)+δ)・sin(ωt) ・・・(4)
となる。βは、sin信号増幅回路56の増幅率である。また、上記のcos信号Vc1は、信号増幅回路55のcos信号増幅回路57で増幅される。cos信号増幅回路57の出力Vc2は、
Vc2=β・Vc1=β・G・(cos(θ)+δ)・sin(ωt) ・・・(5)
となる。増幅された各信号は、CPU50aのサンプリング処理部31へ入力される。
サンプリング処理部31は、上記信号Vs2、Vc2に対して、所定の周期でサンプリングを行い、各サンプリング時点における信号の振幅値を検出する。その結果、信号Vs2から、
Vs3=β・G・(sin(θ)+δ) ・・・(6)
で表されるサンプリング信号が抽出され、信号Vc2から、
Vc3=β・G・(cos(θ)+δ) ・・・(7)
で表されるサンプリング信号が抽出される。これらの各サンプリング信号は、オフセット補正部32aに入力される。
オフセット補正部32aにおいて、オフセット補正値記憶部34には、オフセットδを補正するための補正値があらかじめ記憶されている。この補正値は、工場出荷時にオフセット補正値記憶部34に設定される。オフセット補正部32aは、この補正値を用いて、演算器35により、サンプリング処理部31から出力されるサンプリング信号Vs3(式(6))に含まれているオフセット項δを消去する処理を行う。この結果、演算器35の出力Vs4は、
Vs4=β・G・(sin(θ)) ・・・(8)
となる。また、オフセット補正部32aは、上記補正値を用いて、演算器36により、サンプリング処理部31から出力されるサンプリング信号Vc3(式(7))に含まれているオフセット項δを消去する処理を行う。この結果、演算器36の出力Vc4は、
Vc4=β・G・(cos(θ)) ・・・(9)
となる。演算器35、36の出力Vs4、Vc4は、角度算出部33へ入力される。
角度算出部33は、Vs4とVc4に基づいて、これらの信号の振幅比、すなわち、Vs4/Vc4=sin(θ)/cos(θ)=tan(θ)を演算する。そして、この演算結果に基づき、
θ=tan−1[sin(θ)/cos(θ)] ・・・(10)
から回転角度θを検出する。
このように、第1実施形態では、オフセット補正部32aにオフセット補正値記憶部34を設け、この補正値により、出力コイルL2、L3から出力されるsin信号、cos信号に対するオフセット補正を行うようにしている。このため、角度算出部33に入力される信号は、前記の式(8)および式(9)のように、オフセットが除去されたものとなる。したがって、片励磁方式を採用した場合でも、角度算出部33は、オフセットに影響されずに、式(10)に基づいて正確な回転角度θを検出することができる。
また、オフセット補正値をオフセット補正値記憶部34にあらかじめ設定しておくので、当該補正値をその都度演算して算出する必要がなく、角度算出部33における処理が軽減される。
次に、上述したオフセット補正値の決定方法の一例を、図4により説明する。図4は、sin信号から得られるサンプリング信号SPs、およびcos信号から得られるサンプリング信号SPcの一周期の変化を表したグラフである。横軸は時間、縦軸は電圧(振幅値)を表している。δはオフセットである。
図4からわかるように、各サンプリング信号SPs、SPcは、一周期の間で2回交差する。その交点が、図中のa点およびb点である。a点(第1タイミング)では、サンプリング信号SPsの振幅値と、サンプリング信号SPcの振幅値とが等しくなり、b点(第2タイミング)でも各サンプリング信号SPs、SPcの振幅値が等しくなる。a点の振幅値をVa(第1振幅値)、b点の振幅値をVb(第2振幅値)とした場合、オフセットδは、
δ=(Va+Vb)/2 ・・・(11)
となる。
このオフセットδを除去するには、オフセット補正値γをγ=δとすればよいから、式(11)より、オフセット補正値γは、
γ=(Va+Vb)/2 ・・・(12)
となる。したがって、a点およびb点の振幅値Va、Vbの平均値を算出することにより、オフセットδを消去するための最適のオフセット補正値γを取得することができる。
オフセット補正値γを得るには、上記の方法以外にも、サンプリング信号の最大値と最小値との平均値を算出する方法などがある(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、この方法では、信号の変化を追跡して最大値と最小値を検出しなければならないので、演算処理が煩雑となる。また、最大値と最小値の検出までに時間を要し、高速処理が困難となる。これに対して、図4の方法によれば、各サンプリング信号SPs、SPcの振幅が等しくなった点を検出すればよいので、演算処理が簡単で、高速処理が可能となる。
図5は、本発明の第2実施形態に係る回転角度検出装置のブロック図である。回転角度検出装置100bは、レゾルバ1と制御部10bとから構成される。レゾルバ1に関しては、図6および図7で説明した通りであるので、ここでは説明を省略する。また、制御部10bにおける励磁信号生成回路53と、信号増幅回路55は、図1におけるそれらと同じであるので、これらについても説明を省略する。以下ではCPU30bについて説明する。
CPU30bのオフセット補正部32bにおいては、図1のオフセット補正値記憶部34に代えて、オフセット補正値演算部37が設けられている。CPU30bのその他の構成に関しては、図1のCPU30aと同じである。オフセット補正値演算部37は、サンプリング処理部31から出力される各サンプリング信号に基づいて、オフセット補正値を演算する。このオフセット補正値も、図4で説明した方法によって演算することができる。そして、演算したオフセット補正値を、演算器35および演算器36へ出力する。以降の動作は、図1の場合と同様である。
このように、第2実施形態では、オフセット補正部32bにオフセット補正値演算部37を設け、このオフセット補正値演算部37で演算された補正値により、出力コイルL2、L3から出力されるsin信号、cos信号に対するオフセット補正を行うようにしている。このため、角度算出部33に入力される信号は、前記の式(8)および式(9)のように、オフセットが除去されたものとなる。したがって、片励磁方式を採用した場合でも、角度算出部33は、オフセットに影響されずに、式(10)に基づいて正確な回転角度θを検出することができる。
また、オフセット補正値は、オフセット補正値演算部37での演算によって求められるので、記憶部にあらかじめ補正値を記憶しておく必要がない。さらに、オフセット補正値は固定値ではなく、サンプリング処理部31からの出力に基づいてリアルタイムに更新されるので、オフセットをより効果的に除去することができ、角度検出の精度が向上する。
本発明では、以上述べた以外にも種々の実施形態を採用することができる。例えば、図1においては、オフセット補正値記憶部34をCPU30aの内部に設けた例を示したが、オフセット補正値記憶部34をCPU30aの外部のメモリに設けてもよい。
また、上記実施形態では、励磁信号生成回路53として図2の回路を例に挙げ、sin信号増幅回路56およびcos信号増幅回路57として図3の回路を例に挙げたが、これらの回路は一例であって、他の回路を採用してもよい。
また、図4では、サンプリング信号SPs、SPcの2つの交点a,bにおける各振幅値の平均値を算出し、これをオフセット補正値としたが、このことは、前述したサンプリング信号の最大値および最小値からオフセット補正値を算出する方法の採用を妨げるものではない。
1 レゾルバ
10a、10b 制御部
11 ロータ
13 回転軸
30a、30b CPU(回転角度算出手段)
32a、32b オフセット補正部
33 角度算出部
34 オフセット補正値記憶部
37 オフセット補正値演算部
53 励磁信号生成回路
55 信号増幅回路
L1 励磁コイル(第1コイル)
L2、L3 出力コイル(第2コイル)
100a、100b 回転角度検出装置

Claims (4)

  1. 回転軸に連結されるロータの周囲に励磁コイル、第1出力コイル、および第2出力コイルが設けられたレゾルバと、
    励磁信号を生成して前記励磁コイルに与える励磁信号生成回路と、
    前記第1出力コイルおよび第2出力コイルの各出力信号に対して所定周期でサンプリングを行い、その結果得られる2つのサンプリング信号に基づいて前記回転軸の回転角度を算出する回転角度算出手段と、
    を備えた回転角度検出装置において、
    前記励磁信号生成回路は、単一の励磁信号を生成する片励磁式の励磁信号生成回路で構成されており、
    前記各サンプリング信号に対して、前記第1出力コイルおよび前記第2出力コイルの各出力信号に含まれるオフセットの補正を行うオフセット補正部が設けられ、
    前記回転角度算出手段は、前記オフセット補正部でオフセットが補正された前記各サンプリング信号に基づいて、前記回転角度を算出することを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 請求項1に記載の回転角度検出装置において、
    前記オフセット補正部は、前記オフセットを補正するためのオフセット補正値があらかじめ記憶された記憶部を有することを特徴とする回転角度検出装置。
  3. 請求項1に記載の回転角度検出装置において、
    前記オフセット補正部は、前記オフセットを補正するためのオフセット補正値を演算する演算部を有することを特徴とする回転角度検出装置。
  4. 請求項2または請求項3に記載の回転角度検出装置において、
    前記オフセット補正値は、前記2つのサンプリング信号の振幅が等しくなる第1タイミングにおける第1振幅値と、当該2つのサンプリング信号の振幅が等しくなる第2タイミングにおける第2振幅値との平均値であることを特徴とする回転角度検出装置。
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