JP2012089707A - 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置 - Google Patents

半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012089707A
JP2012089707A JP2010235703A JP2010235703A JP2012089707A JP 2012089707 A JP2012089707 A JP 2012089707A JP 2010235703 A JP2010235703 A JP 2010235703A JP 2010235703 A JP2010235703 A JP 2010235703A JP 2012089707 A JP2012089707 A JP 2012089707A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
split
splitting
die bonding
semiconductor wafer
jigs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010235703A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Ishimaru
維敏 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2010235703A priority Critical patent/JP2012089707A/ja
Publication of JP2012089707A publication Critical patent/JP2012089707A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ダイボンディング層をX方向及びY方向において確実に割裂させることができる工程を備えた半導体チップのピックアップ方法を提供する。
【解決手段】ダイボンディング層を、半導体ウェーハのX方向に延びる切断線X1及びY方向に延びる切断線Y1に沿って、割裂させるにあたり、X方向において隔てられた一対の第1の割裂治具13,14をダイシングシート4に圧接させ、切断線Y1に沿ってダイボンディング層3を割裂させる工程と、Y方向において隔てられた一対の第2の割裂治具15,16をダイシングシート4に圧接させ、ダイボンディング層3を切断線X1に沿って割裂させる工程とを備える、半導体チップのピックアップ方法。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体ウェーハに貼り付けられたダイボンディング層をX方向及びY方向に割裂し、ダイボンディング層と共に個々の半導体チップを取り出すための半導体チップのピックアップ方法並びに該半導体チップのピックアップ方法に用いられるダイボンディング層を割裂するための割裂装置に関する。
半導体ウェーハから半導体チップを切り出す方法として、先ダイシング法と称されているダイシング法が用いられている。例えば下記の特許文献1には、先ダイシング法の一例が開示されている。
特許文献1に記載の先ダイシング法では、まず、円形の半導体ウェーハの一方面から、切込みを形成する。この切込みは、半導体ウェーハの面内における任意の方向であるX方向と、X方向と直交する方向であるY方向に延びるように形成する。次に、切込みが形成されている半導体ウェーハ面に、保護シートを貼り付ける。しかる後、半導体ウェーハの保護シートが貼り付けられた面とは反対側の面を切込みが形成されている部分まで研削する。このようにして、半導体ウェーハを個々の半導体チップに分割する。それによって、薄い多数の半導体チップを形成することができる。
他方、下記の特許文献2に記載のように、半導体ウェーハのダイシングすべき領域内に焦点を合わせてパルスレーザーを照射する方法も知られている。この場合には、上記X方向及びY方向に延びる分割ラインに上記レーザー光を照射し、改質する。この改質された領域の強度が低下するため、面方向に外力を加えることにより、半導体ウェーハを個々の半導体チップに分割することができる。すなわち、改質領域からなる割裂誘導ラインが形成されている。
ところで、特許文献2に記載のように、先ダイシングされた半導体ウェーハや、上記割裂誘導ラインが形成された半導体ウェーハから、個々の半導体チップを基板上に実装するために、ダイボンディングフィルムと称されている接着フィルムが従来より用いられている。
すなわち、先ダイシングされた半導体ウェーハや上記割裂誘導ラインが形成された半導体ウェーハの裏面にダイボンディングフィルムを積層し、さらに該ダイボンディングフィルムの反対側の面に拡張可能なダイシングテープを積層する。そして、ダイシングテープを拡張することにより、先ダイシングされた半導体ウェーハの半導体チップ間を広げたり、上記変質層からなる割裂誘導ラインが形成された半導体ウェーハに外力を加えることにより該半導体ウェーハを個々の半導体チップに分割したりする。この外力により、ダイボンディングフィルムもX方向及びY方向に沿って割裂される。それによって、ダイボンディングフィルムも個片化される。従って、半導体チップを、該半導体チップの下面の個片化されたダイボンディングフィルムごと取り出すことができ、基板上に実装することができる。
また、下記の特許文献3には、上記ダイボンディングフィルムの分割を容易とするために、ダイボンディングフィルムを、該フィルムを構成している樹脂のガラス転移温度以下に冷却する方法が開示されている。
特開2006−245467号公報 特開2006−80142号公報 特開2007−27250号公報
上記のように、半導体ウェーハにダイボンディングフィルムが積層されている構造から半導体チップをダイボンディングフィルムごとピックアップするに際しては、ダイシングテープを拡張し、ダイボンディングフィルムを割裂する必要があった。具体的には、環状のダイシングリングをダイシングテープに接着させ、ダイシングテープを円筒状の割裂治具により突き上げてダイシングテープを径方向外側に引っ張る。それによって、上記X方向及びY方向に延びるダイシングラインや割裂誘導ラインに沿ってダイボンディングフィルムを割裂させる。
この場合、図6に模式的平面図で示すように、ダイシングテープ101の上面にダイボンディング層102が積層されている構造において、ダイシングテープ101に径方向外側に広がる応力が加わることになる。この応力は、円筒状の割裂治具によりダイシングテープ101を突き上げることにより与えられる。従って、図示の矢印で示すように、上記引っ張り応力は、円形のダイシングテープ101の中心から径方向外側に作用することとなる。
他方、ダイボンディング層102の割裂すべきラインは、前述したように、X方向及びY方向に延びている。従って、上記ダイシングテープに加わる引っ張り応力によって、ダイボンディング層が割裂ラインに沿って確実に割裂されないことがあった。すなわち、図6の矢印X方向及びY方向がダイボンディング層102の割裂すべきラインの方向とすると、X1で示す方向に加わる応力が作用する部分では、Y方向に延びる割裂ラインの両側のダイボンディング層が確実に割裂される。これに対して、例えば矢印Aで示すように、X方向やY方向と斜め方向に交差する方向に応力が加わる部分では、該引っ張り応力によって、X方向あるいはY方向に延びる切込みの両側のダイボンディング層が充分に割裂しないことがあった。そのため、半導体チップのピックアップ不良が生じることがあった。
本発明の目的は、ダイシングテープに引っ張り応力を加えた場合に、ダイボンディング層をX方向及びY方向に沿って確実に割裂できる、半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置を提供することにある。
本発明は、半導体ウェーハと、半導体ウェーハよりも面積が大きいダイシングシートと、前記半導体ウェーハと前記ダイシングシートとの間に積層されているダイボンディング層とを備え、前記ダイシングシートの前記半導体ウェーハよりも外側に位置している外周領域の少なくとも一部が粘接着性表面とされている積層体がダイシングリングに、前記ダイシングシートの粘接着性シート表面に前記ダイシングリングが貼り合わされて固定されている構造を用意する工程と、前記ダイシングシートの前記ダイボンディング層が積層されている面とは反対側の面から割裂治具を圧接させて前記ダイシングシートを半導体ウェーハの径方向外側に引っ張り、ダイボンディング層をX方向及びX方向に直交する方向であるY方向に割裂させる工程と、前記半導体ウェーハから個片化された半導体チップ、割裂により個片化されたダイボンディング層と共に取り出す工程とを備える、半導体チップのピックアップ方法において、前記割裂工程が、前記X方向において隔てられた一対の第1の割裂治具を前記ダイシングシートに圧接させることによりダイシングシートをX方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、Y方向に延びる割裂ラインが形成されるように前記ダイボンディング層を割裂させる第1の割裂工程と、前記Y方向において隔てられた一対の第2の割裂治具を前記ダイシングシートに圧接させることによりダイシングシートをY方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、X方向に延びる割裂ラインが形成されるように、前記ダイボンディング層を割裂させる第2の割裂工程とを有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、割裂工程は、前記X方向において両側に位置している一対の第1の割裂治具を圧接させることによりダイシングシートをX方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、Y方向に延びる切断線に沿って前記ダイボンディング層を割裂させる第1の割裂工程と、前記Y方向両側に位置している一対の第2の割裂治具を圧接させることによりダイシングシートをY方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、X方向に延びる切断線に沿って前記ダイボンディング層を割裂させる第2の割裂工程とを有する。
本発明にかかる半導体チップのピックアップ方法のある特定の局面では、前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具は、円筒状の割裂治具をX方向及びY方向に切断することにより得られた4つの割裂治具である。この場合には、一対の第1の割裂治具及び一対の第2の割裂治具がそれぞれ、中心角90度の円弧状の断面形状を有するため、X方向における引っ張り応力と、Y方向における引っ張り応力を同等とすることができる。よって、X方向及びY方向に沿って、ダイボンディング層をより一層確実に割裂させることができる。
本発明にかかる半導体チップのピックアップ方法の他の特定の局面では、前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具の前記ダイシングシートに当接される端面の内周縁及び外周縁が中心角90度以下の円弧状の形状である。このように、第1及び第2の割裂治具の端面の内周縁及び外周縁は、中心角90度以下の円弧状の形状であってもよい。
本発明にかかる割裂装置は、半導体ウェーハに貼り付けられたダイボンディング層をX方向と、X方向と直交する方向であるY方向に沿って割裂し、割裂に個片化されたダイボンディング層を個々の半導体チップと共にピックアップするための割裂装置であって、前記X方向において隔てられた一対の第1の割裂治具と、前記Y方向において隔てられた一対の第2の割裂治具と、前記第1の割裂治具を、前記半導体ウェーハ面と直交するZ方向に移動させるように、前記第1の割裂治具に連結された第1の治具移動装置と、前記第2の割裂治具を、前記半導体ウェーハ面と直交するZ方向に移動させるように、前記第2の割裂治具に連結された第2の治具移動装置とを備える。
本発明にかかる割裂装置のある特定の局面では、前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具は、円筒状の割裂治具をX方向及びY方向に切断することにより得られた4つの割裂治具である。
本発明にかかる割裂装置では、前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具の前記ダイシングシートに当接される端面の外周縁及び外周縁が中心角90度以下の円弧状の形状であってもよい。このように、第1の割裂治具及び第2の割裂治具の端面は、中心角90度以上の円弧状の形状を有する端面を有していてもよい。
本発明にかかる半導体チップのピックアップ方法では、第1の割裂工程において、ダイシングテープがX方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張られる。従って、第1の割裂工程においてY方向に割裂ラインが延びるようにダイボンディング層が確実に割裂される。また、第2の割裂工程においては、ダイシングテープが、Y方向両側に引っ張られ、従って、割裂ラインがX方向に延びるように、ダイボンディング層が確実に割裂される。
従来の円筒状の割裂治具を用いたダイボンディング層の割裂工程では、前述したように、ダイシングテープの径方向外側に等しくダイシングテープが引っ張られるため、X方向に延びる切断線及びY方向に沿ってダイボンディング層を確実に割裂できないことがあった。
これに対して、本発明によれば、上記のように、X方向及びY方向に、それぞれ、第1及び第2の割裂治具により引っ張られるため、Y方向及びX方向に延びる割裂ラインを形成するようにダイボンディング層を確実に割裂させることができる。
従って、個片化されたダイボンディング層と共に半導体チップを確実にピックアップすることが可能となる。
本発明にかかる割裂装置は、上記のように、一対の第1,第2の割裂治具が、それぞれ、第1,第2の治具移動装置に連結されており、第1の割裂治具と第2の割裂治具とを独立にダイシングテープに圧接させることができる。従って、本発明の半導体チップのピックアップ方法により、Y方向及びX方向に沿ってダイボンディング層を確実に割裂させることができる。
本発明の一実施形態にかかる半導体チップのピックアップ方法に用いられる割裂装置を説明するための略図的斜視図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態の半導体チップのピックアップ方法において用意される、ダイシングテープ、ダイボンディング層及び半導体ウェーハを有する積層体を説明するための斜視図及び平面図である。 本発明の一実施形態にかかる半導体チップのピックアップ方法において、ダイボンディング層をダイシングする工程を説明するための部分切欠き正面断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態にかかる半導体チップのピックアップ方法において、ダイボンディング層を割裂させる工程を説明するための各部分切欠き正面断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態の半導体チップのピックアップ方法における第1及び第2の割裂工程における第1,第2の割裂治具の位置を説明するための模式的平面図であり、(c)は、本発明の変形例の半導体チップのピックアップ方法における第1及び第2の割裂治具の位置を説明するための模式的平面図である。 従来のダイボンディング層の割裂工程を説明するための模式的平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1〜図5を参照して、本発明の一実施形態にかかる半導体チップのピックアップ方法を説明する。
まず、図2(a)及び(b)に示す積層体1を用意する。積層体1では、半導体ウェーハ2がダイボンディング層3によりダイシングシート4に貼り合わされている。
半導体ウェーハ2は、円板状の形状を有し、適宜の半導体材料からなる。本実施形態では、半導体ウェーハ2から、個片化された半導体チップをダイボンディング層と共にピックアップする。
半導体ウェーハ2は、予め、先ダイシングされている。すなわち、X方向に延びる複数本の互いに平行な切断線X1及びX方向と直交するY方向に延びる複数本の互いに平行な切断線Y1に沿って半導体ウェーハ2が切断されている。
この切断は、周知の先ダイシング法により行うことができる。すなわち、支持シート上に半導体ウェーハを貼り付ける。半導体ウェーハに、切断線X1及び切断線Y1に沿って、ダイシングを行う。しかる後、半導体ウェーハの支持シートが貼り付けされている面とは反対側の面に保護シートを貼り付ける。そして、支持シートを剥離したのち、支持シートを剥離することにより露出した半導体ウェーハ面から研削する。それによって、半導体ウェーハの厚みを薄くし、切断線X1及びY1に沿って切断されている半導体ウェーハ2を用意する。
このようにして図3に示すように、保護シート5の片面に先ダイシングされた半導体ウェーハ2が貼り付けられた積層体6を得ることができる。図3に示すように、半導体ウェーハ2は先ダイシングされて複数の半導体チップ2aの集合体とされている。
上記保護シート5は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどの適宜の合成樹脂フィルムの片面に粘着剤層を形成することにより構成することができる。
図2(a)に戻り、積層体1では、ダイシングシート4の片面にダイボンディング層3が積層されている。ダイボンディング層3は、半導体チップ2aを基板や他の半導体チップ上に接合するためのダイボンディング材として用いられる。
ダイボンディング層3は、例えば適宜の硬化性樹脂などの硬化性化合物を含む硬化性樹脂組成物、又は熱可塑性樹脂等により形成される。硬化前の上記硬化性樹脂組成物は柔らかいので、外力により容易に変形する。ダイボンディング層3付き半導体チップを得た後に、得られたダイボンディング層3付き半導体チップをダイボンディング層3側から基板等の被着体に積層する。その後、熱又は光のエネルギーを与えて、ダイボンディング層3を硬化させることにより、ダイボンディング層3を介して、基板等の被着体に半導体チップを強固に接合させることができる。
上記硬化性樹脂組成物を硬化させるために、硬化剤が用いられる。該硬化剤としては、例えば、トリアルキルテトラヒドロ無水フタル酸等の加熱硬化型酸無水物系硬化剤、フェノール系硬化剤、アミン系硬化剤もしくはジシアンジアミド等の潜在性硬化剤、及びカチオン系触媒型硬化剤等が挙げられる。硬化速度又は硬化物の物性等を調整するために、上記硬化剤と硬化促進剤とを併用してもよい。
ダイボンディング層3の厚みは特に限定されない。ダイボンディング層3の厚みは、1〜100μmの範囲内であることが好ましい。ダイボンディング層3の厚みのより好ましい下限は3μm、より好ましい上限は60μmである。ダイボンディング層3の厚みが上記範囲内にあると、半導体チップの貼り付けが容易であり、更に半導体装置の薄型化に対応できる。
上記積層体1を用意するにあたっては、上記ダイボンディング層3がダイシングシート4に積層されている構造を用意する。ダイシングシート4は、半導体ウェーハ2よりも大きな面積を有する。また、ダイシングシート4は支持フィルム7上に基材層8を積層した構造を有する。
支持フィルム7は、ポリエチレンやポリプロピレンなどの適宜の合成樹脂フィルムからなる。
基材層8は、非粘着性を有する非粘着部8Aを有する。非粘着部8Aは、基材層8の中央の領域に設けられている。非粘着部8Aは、ダイボンディング層3の半導体ウェーハが貼り付けられる位置に対応する部分に設けられている。非粘着部8Aの平面形状は、円形である。平面視において、基材層8はダイボンディング層3よりも大きく、非粘着部8Aはダイボンディング層3よりも大きい。従って、非粘着部8Aは、ダイボンディング層3の外周側面よりも側方に張り出している領域を有する。このため、ダイボンディング層3に半導体ウェーハを貼り付ける際に、ダイボンディング層3の非粘着部8Aが貼り付けられている部分に、半導体ウェーハを正確に位置合わせすることができる。貼り付けの後には、半導体ウェーハが貼り付けられたダイボンディング層3の他方の面に非粘着部8Aを確実に配置できる。このため、ダイシングの後に、ダイボンディング層3付き半導体チップを、基材層8の非粘着部8Aから容易に剥離できる。このため、生産ロスを低減でき、歩止まりを向上できる。
なお、「非粘着性」とは、表面が粘着性を有さないだけでなく、表面を指で触ったときにくっつかない程度の粘着性を有する場合も含まれることとする。具体的には、「非粘着」とは、基材層8の非粘着部8Aをステンレス板に貼り付けて、基材層8を300mm/分の剥離速度で剥離したときに、粘着力が0.05N/25mm幅以下であることを意味する。
基材層8は、非粘着部8Aの外側部分の領域に、粘着性を有する粘着部8Bを有する。粘着部8Bは環状である。基材層8はダイボンディング層3を被覆しており、基材層8の粘着部8Bが支持フィルム7の上面に貼り付けられている。ダイボンディング層3の一方の面の全体に、基材層8の非粘着部8Aが積層されている。ダイボンディング層3の一方の面に粘着部8Bは積層されていない。ダイシング時に、基材層8の粘着部8Bにダイシングリングが貼り付けられる。
基材層8の非粘着部8Aと粘着部8Bとは一体的に形成されている。
基材層8は、例えば、活性エネルギー線硬化型又は熱硬化型の粘着性を有する組成物を用いて形成できる。活性エネルギー線硬化型の組成物の場合には、組成物に対する活性エネルギー線の照射量を部分的に調整することにより、基材層8の粘着性を部分的に異ならせることができる。基材層8が非粘着性を有するようにするためには、活性エネルギー線の照射量を多くすればよい。基材層8が粘着性を有するようにするためには、活性エネルギー線を照射しなかったり、活性エネルギー線の照射量を少なくすればよい。
基材層8は、アクリル系ポリマーを含む組成物により形成されていることが好ましい。また、基材層8の極性、貯蔵弾性率又は破断伸度を容易に制御及び設計できる。
上記アクリル系ポリマーは特に限定されない。上記アクリル系ポリマーは、(メタ)アクリル酸アルキルエステルポリマーであることが好ましい。(メタ)アクリル酸アルキルエステルポリマーとして、炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルポリマーが好適に用いられる。炭素数1〜18のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルポリマーの使用により、基材層8の極性を充分に低くすることができ、基材層8の表面エネルギーを低くすることができ、かつダイボンディング層3の基材層8からの剥離性を高くすることができる。
上記組成物は、活性エネルギー線反応開始剤及び熱反応開始剤の内の少なくとも一方を含むことが好ましく、活性エネルギー線反応開始剤を含むことがより好ましい。活性エネルギー線反応開始剤は、光反応開始剤であることが好ましい。
上記活性エネルギー線には、紫外線、電子線、α線、β線、γ線、X線、赤外線及び可視光線が含まれる。これらの活性エネルギー線のなかでも、硬化性に優れ、かつ硬化物が劣化し難いため、紫外線又は電子線が好ましい。
上記光反応開始剤として、例えば、光ラジカル発生剤又は光カチオン発生剤等を使用できる。上記熱反応開始剤としては、熱ラジカル発生剤等が挙げられる。上記組成物には、粘着力を制御するためにイソシアネート系架橋剤を添加してもよい。
基材層8の厚みは特に限定されない。基材層8の厚みは、1〜50μmの範囲内であることが好ましい。基材層8の厚みのより好ましい下限は5μm、より好ましい上限は30μmである。基材層8の厚みが上記好ましい下限を満たすと、エクスパンド性をより一層高めることができる。基材層8の厚みが上記好ましい上限を超えるとダイボンディング層が積層されている非粘着部が割裂時に変形しにくくなり、ダイボンディング層の割裂が出来ない部分が発生してしまう事がある。
図2(a)に示す積層体1を用意するにあたっては、図3に示すように、ダイシングシート4の基材層8の粘着部8B上に円環状のダイシングリング10を貼り付ける。しかる後、保護シート5及び半導体ウェーハ2からなる積層体6の片面にダイボンディング層3が積層されている構造をダイボンディング層3側から上記基材層8非粘着部8A上に貼り付ける。なお、図3に示すようなダイシングシート4の基材層8の粘着部8B上に円環状のダイシングリング10を貼り付ける方法は上記手順に限定されるものではない。すなわち、ダイシングシート4にダイボンディング層3が積層されたダイシング−ダイボンディングシートに、前記ダイシングリング10及び積層体6を同時に積層してもよい。
なお、本実施形態では、ダイシングシート4は、上記支持フィルム7及び基材層8を有しているが、ダイシングシートの構造はこれに限定されるものではない。単一層のダイシングシートを用いてもよい。このような単一層のダイシングシートは、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの後述する割裂治具13〜16によるエクスパンド性に優れた適宜の合成樹脂フィルムにより構成することができる。
もっとも、ダイシングリング10が当接される部分は、粘着性の表面を有することが好ましい。従って、例えば、基材層8のみをダイシングシート4として用いてもよい。
本実施形態の半導体チップのピックアップ方法では、上記積層体1に、図1に示す割裂装置11を用いてダイボンディング層3の割裂が行われる。
図1に示すように、本実施形態の割裂装置11は、一対の第1の割裂治具13,14と、一対の第2の割裂治具15,16とを有する。
第1の割裂治具13,14及び第2の割裂治具15,16は、図5(a)に模式的平面図で示すように、円筒状の割裂治具を径方向において4分割することにより得られた一つの分割部分に相当する。従って、第1の割裂治具13を例にとると、ダイシングシート4に圧接される端面の内周縁及び外周縁は、それぞれ、中心角90度以下の円弧状の形状である。もう一本の第1の割裂治具14及び第2の割裂治具15,16も、端面の内周縁及び外周縁は、中心角90度以下の円弧状の形状を有する。
本実施形態では、中心角は90度未満である。すなわち、図5(c)に示すように、第1の割裂治具13,14及び第2の割裂治具15,16において、円弧の半径は円筒状の割裂治具を分割した場合よりも大きくなり、結果として対向する割裂治具間の引張方向における距離の割裂治具内の位置による差は小さくなり、引張方向に沿った応力が掛かりやすくなる。
なお、第1の割裂治具13,14及び第2の割裂治具15,16は、そのダイシングシート4に当接される端面は円弧状の形状を有する必要は必ずしもない。
第1及び第2の割裂治具13〜16は、剛性を有する適宜の材料により形成することができる。このような材料としては、ステンレスなどの金属、あるいはセラミックスなどを挙げることができる。
本実施形態では、図3に示すように、割裂装置11の第1の割裂治具13,14上に、積層体1を配置する。次に、上記保護シート5を剥離する。図4(a)は、保護シート5が剥離された状態を示す。
一対の第1の割裂治具13,14には、エアーシリンダーからなる第1の治具移動装置17,18がそれぞれ連結されている。第1の治具移動装置17,18により、第1の割裂治具13,14を、上下方向に移動させることができる。
なお、図1の上下方向とは上記X方向及びY方向に直交する、すなわち半導体ウェーハ2の面と直交するZ方向である。
同様に、第2の割裂治具15,16にも、エアーシリンダーからなる第2の治具移動装置19,20が連結されている。第2の治具移動装置19,20により、第2の割裂治具15,16が、上下方向に移動可能とされている。なお、第1,第2の治具移動装置は、エアーシリンダーに限定されず、油圧シリンダーにより構成してもよい。また、上下方向に第1の割裂治具13,14あるいは第2の割裂治具15,16を移動させ得る限り、エアーシリンダーや油圧シリンダー以外の往復駆動源を用いてもよい。さらには、モーターなどの回転駆動源にラック及びピニォンを連結した構造により第1,第2の治具移動装置を構成してもよい。
次に、一対の第2の割裂治具15,16を下方の位置に配置し、一対の第1の割裂治具13,14のみを上方に移動させてダイシングシート4を突き上げる。この状態を図5(a)に略図的平面図で示す。図5(a)の実線で示す第1の割裂治具13,14は、ダイシングシート4を上方に突き上げるようにダイシングシート4に圧接されている状態にあることを示す。また、破線で示す一対の第2の割裂治具15,16は、ダイシングシート4から下方に遠ざけられている状態であることを示す。
このように第1の割裂治具13,14を上方に移動させ、ダイシングシート4を突き上げることにより、ダイシングシート4がX方向両側において、外側に引っ張られることとなる。従って、X方向において、隣り合う半導体チップ間が遠ざけられることになる。同時に、半導体ウェーハの切断線Y1の両側のダイボンディング層部分が遠ざけられるように外力が作用する。よって、図4(b)に示すように、割裂ラインが切断線Y1に沿うように、ダイボンディング層を確実に割裂することができる。
次に、第1の治具移動装置17,18を駆動し、第1の割裂治具13,14をダイシングシート4の下方に遠ざけ、代わりに、第2の治具移動装置19,20を駆動し、第2の一対の割裂治具15,16を上方に移動させダイシングシート4を突き上げる。この状態を図5(b)に略図的に示す。この場合、第2の割裂治具15,16の上面が、ダイシングシート4をY方向両側において外側に引っ張ることとなる。よって、割裂ラインが半導体ウェーハ2における切断線X1に沿うように、ダイボンディング層3を確実に割裂させることができる。
次に、第1の割裂治具12,13および第2の割裂治具15,16を同時に上方に移動させる事で個片化された半導体チップおよびダイボンディング層の間隔を広げることにより、隣接した半導体チップに接触すること無く、半導体チップをピックアップすることができる。
図6に示したように、従来のダイボンディング層102の割裂に際しては、円筒状の割裂治具を用いていたため、引っ張り応力がダイシングシートの径方向外側に均一に作用していた。従って、半導体ウェーハ2内の位置によっては、切断線X1や切断線Y1に斜め方向に交差するように引っ張り応力が加わっていたため、ダイボンディング層102を確実に割裂することができないことがあった。
これに対して、本実施形態では、X方向両側にする第1の割裂治具13,14と、Y方向に第2の割裂治具15,16により、それぞれX方向外側及びY方向外側にダイシングシート4を引っ張ることができる。従って、上記切断線Y1及び切断線X1に沿って、ダイボンディング層3を確実に割裂させることができる。よって、半導体ウェーハ2から半導体チップ2aを個片化されたダイボンディング層3aと共に、確実にピックアップすることができる。
上記実施形態では、第1の割裂治具13,14により先にダイシングシート4を突き上げ、Y方向に延びる切断線Y1に沿って割裂を行ったのちに、第2の割裂治具15,16によりダイシングシート4を突き上げていたが、この順序は逆であってもよい。
なお、上記実施形態では、先ダイシングされた半導体ウェーハ2、すなわちX方向及びY方向に延びる切断線X1,Y1に沿ってダイシングされている半導体ウェーハ2を用いた。しかしながら、本発明は、特許文献2に記載のように、X方向及びY方向に延びる変質層、すなわち割裂誘導ラインが形成されている半導体ウェーハを用いてもよい。このような半導体ウェーハに、上記実施形態と同様に、ダイシング−ダイボンディングテープを積層し、ダイシングシート4を径方向外側に引っ張ることにより、ダイボンディング層3を確実にX方向及びY方向に沿って割裂することができる。この場合には、ダイボンディング層3の割裂と同時に、半導体ウェーハ2もまた上記X方向及びY方向に延びる割裂誘導ラインに沿って割裂されることとなる。
1…積層体
2…半導体ウェーハ
2a…半導体チップ
3…ダイボンディング層
3a…ダイボンディング層
4…ダイシングシート
5…保護シート
6…積層体
7…支持フィルム
8…基材層
8A…非粘着部
8B…粘着部
10…ダイシングリング
11…割裂装置
13,14…第1の割裂治具
15,16…第2の割裂治具
17,18…第1の治具移動装置
19,20…第2の治具移動装置

Claims (6)

  1. 半導体ウェーハと、半導体ウェーハよりも面積が大きいダイシングシートと、前記半導体ウェーハと前記ダイシングシートとの間に積層されているダイボンディング層とを備え、前記ダイシングシートの前記半導体ウェーハよりも外側に位置している外周領域の少なくとも一部が粘接着性表面とされている積層体がダイシングリングに、前記ダイシングシートの粘接着性シート表面に、前記ダイシングリングが貼り合わされて固定されている構造を用意する工程と、
    前記ダイシングシートの前記ダイボンディング層が積層されている面とは反対側の面から割裂治具を圧接させて前記ダイシングシートを半導体ウェーハの径方向外側に引っ張り、ダイボンディング層をX方向及びX方向に直交する方向であるY方向に割裂させる工程と、
    前記半導体ウェーハから個片化された半導体チップを割裂により個片化されたダイボンディング層と共に取り出す工程とを備える、半導体チップのピックアップ方法において、
    前記割裂工程が、
    前記X方向において隔てられた一対の第1の割裂治具を前記ダイシングシートに圧接させることによりダイシングシートをX方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、Y方向に延びる割裂ラインが形成されるように前記ダイボンディング層を割裂させる第1の割裂工程と、
    前記Y方向において隔てられた一対の第2の割裂治具を前記ダイシングシートに圧接させることによりダイシングシートをY方向において半導体ウェーハの径方向両側に引っ張り、X方向に延びる割裂ラインが形成されるように、前記ダイボンディング層を割裂させる第2の割裂工程とを有する、半導体チップのピックアップ方法。
  2. 前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具は、円筒状の割裂治具をX方向及びY方向に切断することにより得られた4つの割裂治具である、請求項1に記載の半導体チップのピックアップ方法。
  3. 前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具の前記ダイシングシートに当接される端面の内周縁及び外周縁が中心角90度以下の円弧状の形状である、請求項1に記載の半導体チップのピックアップ方法。
  4. 半導体ウェーハに貼り付けられたダイボンディング層をX方向と、X方向と直交する方向であるY方向に沿って割裂し、割裂に個片化されたダイボンディング層を個々の半導体チップと共にピックアップするための割裂装置であって、
    前記X方向において隔てられた一対の第1の割裂治具と、
    前記Y方向において隔てられた一対の第2の割裂治具と、
    前記第1の割裂治具を、前記半導体ウェーハ面と直交するZ方向に移動させるように、前記第1の割裂治具に連結された第1の治具移動装置と、
    前記第2の割裂治具を、前記半導体ウェーハ面と直交するZ方向に移動させるように、前記第2の割裂治具に連結された第2の治具移動装置とを備える、割裂装置。
  5. 前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具は、円筒状の割裂治具をX方向及びY方向に切断することにより得られた4つの割裂治具である、請求項4に記載の割裂装置。
  6. 前記一対の第1の割裂治具及び前記一対の第2の割裂治具の前記ダイシングシートに当接される端面の外周縁及び外周縁が中心角90度以下の円弧状の形状である、請求項4に記載の割裂装置。
JP2010235703A 2010-10-20 2010-10-20 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置 Pending JP2012089707A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010235703A JP2012089707A (ja) 2010-10-20 2010-10-20 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010235703A JP2012089707A (ja) 2010-10-20 2010-10-20 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012089707A true JP2012089707A (ja) 2012-05-10

Family

ID=46260999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010235703A Pending JP2012089707A (ja) 2010-10-20 2010-10-20 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012089707A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204747A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Tokyo Seimitsu Co Ltd チップ分割離間装置、及びチップ分割離間方法
JP2013026544A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Disco Abrasive Syst Ltd ウェーハ拡張装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349519A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Tokyo Seimitsu Co Ltd 板状部材の分割方法及び分割装置
JP2005294470A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Disco Abrasive Syst Ltd テープ拡張装置
JP2006245103A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの分割方法
JP2009212290A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Disco Abrasive Syst Ltd デバイスの製造方法
JP2009231699A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Furukawa Electric Co Ltd:The ウエハ加工用テープ

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004349519A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Tokyo Seimitsu Co Ltd 板状部材の分割方法及び分割装置
JP2005294470A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Disco Abrasive Syst Ltd テープ拡張装置
JP2006245103A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Disco Abrasive Syst Ltd ウエーハの分割方法
JP2009212290A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Disco Abrasive Syst Ltd デバイスの製造方法
JP2009231699A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Furukawa Electric Co Ltd:The ウエハ加工用テープ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012204747A (ja) * 2011-03-28 2012-10-22 Tokyo Seimitsu Co Ltd チップ分割離間装置、及びチップ分割離間方法
JP2013026544A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Disco Abrasive Syst Ltd ウェーハ拡張装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006203133A (ja) チップ体の製造方法、デバイスの製造方法およびチップ体固着用粘接着シート
JP2013211438A (ja) 表面保護用シート
JPWO2015178369A1 (ja) ダイボンドダイシングシート
JP5613002B2 (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ
JP6067348B2 (ja) ウェーハの加工方法
JP5522773B2 (ja) 半導体ウエハの保持方法、チップ体の製造方法、およびスペーサ
JP4902812B2 (ja) 粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
JP2014165462A (ja) 半導体チップの製造方法
JP2011199008A (ja) 粘接着シート、ダイシング−ダイボンディングテープ及び粘接着シート付き半導体チップの製造方法
JP2012089707A (ja) 半導体チップのピックアップ方法及び割裂装置
JP5882577B2 (ja) フィルム貼付方法、裏面研削方法、半導体チップ作製方法及びフィルム貼付装置
JP5438522B2 (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ及びその製造方法
JP5767052B2 (ja) 転写装置および転写方法
JP5946650B2 (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ及び粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
JP2014165325A (ja) 積層ウェーハの加工方法
JP5612998B2 (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ
WO2012161069A1 (ja) 基板シートの製造方法
JP2008091839A (ja) 半導体チップの製造方法
JP5651051B2 (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ及び粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
JP2013065625A (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ、粘接着剤層付き半導体チップの作製キット及び粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
JP6423569B2 (ja) 接着シートおよびその使用方法
JP2012182313A (ja) チップ状部品のピックアップ方法
JP2015076422A (ja) 粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
JP2014060201A (ja) ダイシング−ダイボンディングテープ及び粘接着剤層付き半導体チップの製造方法
WO2015046069A1 (ja) ダイシング-ダイボンディングテープ及び粘接着剤層付き半導体チップの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130703

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140415

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140812